みんなの議会

当別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月19日

(1)公共施設等総合管理計画について/(2)学級編成における当別町独自基準について

2024年6月19日、当別町議会の一般質問で、佐藤立議員が「公共施設等総合管理計画について」「学級編成における当別町独自基準について」について質問し、町長 後藤正洋、教育長 三澤吏佐子が答弁しました。

質問者
佐藤立 議員
答弁者
町長 後藤正洋、教育長 三澤吏佐子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 佐藤立

それでは、議長の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問を始めます。今日は、公共施設等総合管理計画について、学級編制における当別町独自基準についての2点を質問いたします。お手元に資料を6点お配りをしております。該当箇所でご説明をいたしますので、併せて御覧ください。初めに、公共施設等総合管理計画について質問をいたします。当別町の公共施設等のこれまでの老朽化対策の成果や北海道医療大学の移転という社会情勢の変化を踏まえ、公共施設等の現状及び将来の見通しの再検討を始める必要があるのではないかとの視点からお尋ねをするものです。まず、資料1の1を御覧ください。公共施設等総合管理計画は、当別町の全ての公共施設等の状況を把握し、長期的な視点を持って更新、統廃合、長寿命化、施設除却を計画的に行い、財政負担の軽減、平準化を図り、最適な配置を行うことを目的としています。この検討イメージを示しているものが資料1の1です。現行の計画期間は平成28年度から令和7年度までの10年間です。計画期間内であっても上位関連計画や社会情勢の変化などの状況の変化に応じて適宜見直しを行っていくこととされています。次に、資料1の2を御覧ください。これは、公共施設等総合管理計画に掲載されている耐用年数表です。縦軸に施設名、横軸は2015年から2066年までの時間軸です。表で色がついている部分が減価償却耐用年数を超え、条例上の耐用年数までの期間、つまり建て替えや長寿命化などを実施する目安の期間です。また、大きな矢印がついておりますが、ここがちょうど2024年、今の時点を指しております。これらの施設のうち表の上のほうにあります旧当別小学校、旧当別中学校やふとみ保育所、役場庁舎などは現在検討が具体的に進んでいる、もしくは既に老朽化対策が完了をしているものとなります。直近で対策が必要な施設については着実に対応してきている一方、耐用年数に近づきつつある施設もまだまだ複数あります。また、長寿命化の対象とされている公営住宅については、北海道医療大学の移転という社会情勢の大きな変化により改めて検討が必要だと考えられます。そこで、1点お尋ねをいたします。公共施設等総合管理計画について、これまでの老朽化対策の成果、各施設の経年劣化や北海道医療大学の移転などの社会情勢の変化を踏まえ、新たな計画の策定に速やかに取り組む必要があるのではないでしょうか。次に、学級編制における当別町独自基準について質問いたします。なお、質問通告で学級編制のセイの字が誤っておりまして、正しくは制限の制という字になります。こちらはおわびをして訂正をさせていただきます。昨年度の西当別小学校1年、今年度の西当別小学校1年、2年で当別町一体型義務教育学校基本構想に掲載されている学級編制における当別町独自基準による学級編制が行われず、いずれも2クラスとなるべきところを1クラスで編制されていることを踏まえ、独自基準による学級編制が行われなかった経緯を解明するとともに、遅くとも令和7年度からは独自基準による学級編制を行うことを求めるものです。先月西当別小学校に在学中の児童の保護者から、1年生は1クラス35人、教室が狭く、通路も通れないぐらい。クラスの半分は荷物を隣の空き教室に置いている。あと1人いたら2クラスになれたのに残念だというお話を伺いました。1、2年生は特別基準をつくったはずなのに少しおかしい話だなと思い、どうして35人学級になっているのだろうか教育委員会に問合せをいたしましたが、経緯や理由について納得できる説明を得られませんでした。なお、質問に入る前に1点申し上げます。学校現場では、担任の先生を中心に教職員の方々が子どもたちによりよい学びの環境を提供するために日々最大限の努力を積み重ねていらっしゃいます。今回言及する各学年についても、今の環境の中では最適な教育が行われていると承知をしています。その点はお聞きの皆様も誤解のないようにお願いをいたします。まず、資料2の1を御覧ください。これは、平成30年度、2018年度から今年度までの各学校の学年ごとの児童生徒数、学級数などと当別町一体型義務教育学校基本構想に掲載されている学級編制における当別町独自基準、文部科学省及び北海道の基準を示したものです。表の下段で白抜きとなっている西当別小学校、昨年度1年、今年度1、2年にご注目ください。独自基準では1、2年生は1クラス29人までとされていますので、2クラスの学級編制を行うべきところ、いずれも1クラスで編制されています。次に、資料2の2を御覧ください。これは、当別町一体型義務教育学校基本構想に掲載されている学級編制における当別町独自基準です。小学校1、2年生が29人と明記をされています。独自基準については、議会でも委員会や一般質問で繰り返し取り上げられてきました。2018年6月定例会では、独自基準の前倒し実施を求める鈴木議員の一般質問に対して教育長が、当別町独自基準につきましては、小中一貫教育の研究実践を始めた当初からの施策の柱の一つとして挙げておりました。特に小学校1年生の35人学級は指導上困難性を感じることが多く、30人以下、できれば25人程度が適切ではないかと私は捉えておりますと答弁されています。2019年3月定例会では、山﨑議員の一般質問に対して教育長は、少人数による丁寧な指導をしていくということは、当別町の教育を進める上での根幹となるということだというふうに思っております。特に低学年は、社会性の基礎を養いつつ、きめ細かく目の行き届く指導が欠かせません。そのため、1、2年生の学級が30人を上回らないという独自基準を設定しているところですと答弁されています。さらに、令和3年度、2021年度の教育行政執行方針、教育予算編成の概要でも独自の学級基準設定と言及されています。なお、学級編制における当別町独自基準が掲載されている当別町一体型義務教育学校基本構想は、2018年8月1日に開催された平成30年第9回当別町教育委員会臨時会で議決をされているものです。そこで、以下のとおり伺います。1、学級編制における当別町独自基準は存在するのか。2、学級編制における当別町独自基準は教育委員会で議決されたものであるのか。3、文部科学省及び北海道の基準を上回る町の独自基準で学級編制を行う場合、教育委員会及び当別町が行う必要がある事務並びに文部科学省及び北海道との間で行う必要がある事務は何か。4、前項の各事務の実施状況を明らかにされたい。5、令和5年度の西当別小学校1年、令和6年度の同1、2年で独自基準による学級編制が行われていないのはなぜか。6、学級編制における当別町独自基準を変更するとの決定は行われているのか。7、前項の決定が教育委員会で議決されているのであれば、その日時と議事の概要を明らかにされたい。教育委員会で議決されていないのであれば、いつ、誰により決定されたのか及びその決定の法的根拠並びに教育委員会での議決を行わなかった根拠を明らかにされたい。8、来年度から独自基準による学級編制を実施する予定はあるのか。以上です。

答弁 町長 後藤正洋

佐藤議員の一般質問にお答えをいたします。まず最初にというか、私の質問に対してですけれども、当別町公共施設等総合管理計画について新たな計画の策定に速やかに取り組む必要があるのではないかとのご質問でありますけれども、現行の公共施設等総合管理計画期間は議員ご発言のとおり令和7年度末までとなっていることから、7年度中に本計画の改定作業を実施をいたします。なお、改定内容の方向性といたしましては、社会情勢の変化に伴い、他の関連計画との整合を図る必要性があることから、施設等の追加や削除を行うほか、これまでに実施した長寿命化対策といった投資的経費を反映させ、今後の維持管理を前提とした費用の試算などの更新を予定しております。以上、佐藤議員の一般質問に対する私からの答弁といたします。

答弁 教育長 三澤吏佐子

それでは、佐藤議員の一般質問にお答えをいたします。学級編制における当別町独自基準についてのご質問ですが、初めに当別町一体型義務教育学校基本構想にある独自基準について、この基本構想を教育委員会で決定した以降に各種計画や規則等で独自基準として定めたことはありません。したがいまして、今の学級編制は北海道の基準をもって行っております。次に、北海道の基準を上回る基準を用いる場合の事務とその実施状況ということですが、現在まで北海道の基準を用いた学級編制を行っているため、そのような事務を行っておりませんが、北海道の基準以外を用いる場合には北海道との協議や町で規則を定めるなどの業務が必要になることが想定されます。また、西当別小学校の学級編制についても同様に北海道の基準による学級編制となっています。次に、独自基準の変更の決定とその決議についてですが、平成30年の当別町一体型義務教育学校基本構想の中で少人数、習熟度別による丁寧な指導を充実させるために独自基準を設定するとしています。この構想の後、令和2年第5回の教育委員会定例会で決定した当別町教育基本計画では、目指す学校像として少人数、習熟度別によるきめ細やかな指導を実践する学校とし、今後の取組を個に応じたきめ細やかな指導体制を確立するため町独自の人的配置を積極的に進めますとしています。この計画に基づき、令和3年3月に決定した令和3年度当別町教育推進計画では学びを支える人的支援として学力向上推進講師の配置や特別支援教育支援員の配置を行うこととし、その人件費を令和3年度の予算に計上しています。このような経過から、基本構想にある少人数、習熟度別によるきめ細やかな指導の充実を実現させるための手法を独自基準の設定から学びを支える人的支援へシフトして、その年の学校状況を学校長から聞き取り、必要に応じた人的配置をする今の体制になったと考えておりました。しかしながら、佐藤議員のご指摘のとおり、令和3年度の教育行政執行方針、教育予算の概要では独自基準の設定などの準備を進めているとの発言をしている一方で、その発言に基づく予算措置や事務を進めていないことから、ご指摘を真摯に受け止め、この独自基準の設定の可否については教育委員会として改めて方向性を示す必要があると考えておりますので、委員会内での協議を進めてまいります。なお、来年度から独自基準による学級編制を実施するかとのことについてですが、まずはこの独自基準の可否について改めて教育委員会で協議した上で判断してまいります。以上、佐藤議員の一般質問に対する答弁といたします。

再質問 6番 佐藤立

それでは、再質問をさせていただきます。公共施設のほうにつきましては、来年度見直しに向けてということでしたので、町の状況等を把握しながら今後の取組に期待をさせていただきます。再質問につきましては、独自基準のほうにつきましてさせていただきます。項目を細かく分けて出させていただいていますので、なるべく項目に沿った形で質問をさせていただきますが、まず大前提として今後改めて可否を検討してというご答弁がありましたので、その部分については一応頭の中に入れた上でですけれども、幾つか確認も含めて質問をさせていただきたいと思います。まず、学級編制における当別町独自基準が存在するのかというところに対して、その後特に設定をされていないというご答弁がございました。極めて衝撃的なといいますか、当時の議会にいらっしゃった方がここにもまだ多くいらっしゃると思いますし、町長も議長として恐らく様々な会議にもご参加をされていた中でこのやり取りがあったかと思います。総務の委員会ですとか、当時ありました公共施設在り方の特別委員会でも独自基準を設定しというお話があり、さらに独自基準の根拠についての質疑に対して、先ほど私が冒頭で申し上げましたけれども、教育長からも熱い思いのお話があり、さらにそれが西当別に適用されるのかというところの議論もあり、当然それを受ければ独自基準は既に設定をされていて、あとはとうべつ学園の開校、当時でいいますと平成34年です。それに合わせての独自基準だが、さらに議論としてはその前倒しというほうに移っていたというふうに承知を、私は少なくとも認識をしておりましたが、教育委員会としては全くそれを進めていらっしゃらなかったと。確認なのですけれども、まず教育委員会の基本構想の議決ございますね。平成30年8月1日の基本構想の議決の中で独自基準が書き込まれたものが議決をされていると思いますけれども、それであればまず1点目のところ、独自基準はあるのかと、存在するのかというところの質問ですけれども、その議決に基づいて教育長並びに教育委員会の事務局は事務をしなければいけないのではないでしょうか。それがなぜ行われていなかったのかというところがまず不思議でならないところでありますが、そこはいかがでしょうか。

答弁 教育長 三澤吏佐子

お時間を頂戴して申し訳ございません。平成30年の基本構想の後、令和2年第5回の教育委員会定例会で決定した基本計画では独自基準の設定から個々に応じたきめ細やかな指導体制を確立するため町独自の人的配置を積極的に進めますとしており、この時点で独自基準の設定を行う必要がなくなったものと解釈をして事務手続が行われなかったものと思われます。

再質問 6番 佐藤立

今教育長ご指摘のあった教育委員会の議事録は私も拝見をいたしました。その議事録を見る限りでは独自基準を設定しない、もしくは独自基準を撤回するというような議事上の記録はございません。基本計画には確かに独自基準についての記載はありませんが、学級編制については地方分権の一括の改革の中で各市町村が都道府県の標準を基に学級編制を行うといういわゆる自治事務になっているものでありますから、道の基準が当然に適用されるものではなくて、あくまでも町として実態を見て編制をするというところであると考えております。そうしますと、基本構想の議論のときには独自基準についての説明もあり、質疑もあり、独自基準というのが念頭に置いた中で議決がされているのに今お話のあった教育基本計画の中では独自基準に関しての言及が一切ない状態で、計画の中にその文言がないから撤回をしたと推定するというのはちょっと私はどうにも理解がし難いところであります。仮にその教育委員会の議決の中で独自基準を撤回したというのであれば、それが確認できる具体的、公的な記録は存在をするのか、また独自基準の撤回が決まったその経緯と撤回すると決断した理由、それを具体的な根拠をもって明らかにしてください。

答弁 教育長 三澤吏佐子

お時間を頂戴いたしましてありがとうございます。撤回した、または変更した公的な記録はありませんが、先ほど申し上げました基本計画及び推進計画の内容から変更があったものと推測されるものでございます。

再質問 6番 佐藤立

では、確認で、1問目のところのこれ最後の質問になりますので、今記録はないということでしたので、もしかしたら当時、今はもうないというふうに聞いていますけれども、当時行われていた教育委員会の勉強会なる活動の中で何らかの議論が行われていたのかもなというふうには思いますが、これは教育長も十分ご存じのことだと思いますけれども、教育委員会の公開の部分については平成13年に義務づけが行われまして、その後議事録の公開についても努力義務とされていますけれども、住民に対して開かれた教育行政を推進する観点から会議の透明化を図るということが文科省からの通知が出ているのは十分ご承知のことと思います。現時点での体制のことではない話ではありますけれども、これほど重要な件が公的な記録もなく、今教育長からも恐らくぎりぎりのご答弁だと思いますけれども、推察されるということで、このような変更が行われているということは私が当別町議会に入らせていただいてから初めての経験であります。正直信じ難いところがございます。その上でですけれども、1点確認ですが、このような記録の残らない会議で何らかの意思決定が行われるということは現在の教育委員会ではない、そして今後においても一切ないということは間違いないのかというのを最後にここの点での確認をさせていただきたいのと、もう一点、冒頭にも申し上げましたが、この点議会でも様々な議論があったところであります。しかし、今教育長がおっしゃった教育基本計画、これについても議会報告が定例会の中で行われています。その定例会での報告についても独自基準の撤回もしくはなくなるに関して全く触れずにその他の部分についての説明をされています。これは、もはや意図的に説明をしなかったとしか私は理解ができないのですけれども、なぜ重要な決定について教育委員会の外部、例えば議会をはじめとした教育委員会の外部に一切のご報告等がなかったのでしょうか、それも併せてご説明お願いします。

答弁 教育長 三澤吏佐子

お時間をいただきましてありがとうございます。それでは、質問にお答えさせていただきます。議会等への説明について、都度十分に行われていなかったことにつきましては深く受け止めまして反省をいたします。教育委員会として今現在、また今後とも記録に残らないような意思決定を行うことはありません。

再質問 6番 佐藤立

今の点については4点目ですので、次の質問にさせていただきますけれども、最後にお話のあった今後に向けてのお話のところは私も重く受け止めさせていただきます。4回目になってしまったのであれですけれども、報告は十分にではなく、十分にというのはある程度の報告はしていたけれども、足りていなかったということだと思いますけれども、これは十分にではないです。全くです。全くしていなかったということなので、そこに十分にという修飾語を付け加えられるのは非常に残念でありますが、ちょっと質問項目がいろいろあるのと時間の関係もありますので、先に進ませていただきます。この先の項目ですけれども、実施に向けての事務に関するところに関しては行っていなかったということなので、質問のしようもないかと思いますので、ここは飛ばさせていただきます。また、基準にのっとった学級編制が行われていない理由についても、その基準がなかったという認識で動かれていたということなので、理由はそれに尽きるのであろうと思います。その次ですけれども、学級編制における独自基準を変更する決定云々、ここの部分についての再質問ですけれども、一応この部分でシフトをしていったと、2020年3月の教育基本計画等を見つつ、シフトをしていったという認識であったけれども、改めてその可否について今後検討をしていくということなので、非常にこれもまたぎりぎりのご答弁をされているのではあろうかと思いますが、先ほど申し上げた議会への報告ですとか、例えば2020年の3月25日の基本方針を設定したその後で令和3年度の教育行政執行方針があり、もちろんそれも教育委員会の中で協議案として一切の質問、この件についての質疑がなく同意がされている。さらに、教育基本計画の説明の際にも特段基準についてのお話がされていない。これらのことから考えると、むしろ当時の認識としては基準はそのまま残っているというふうに考えたほうが私はその一連の動きは自然なのではないのかなというふうに今回も調べていて思っていました。ただ、教育委員会としてはそこは緩やかにシフトをしていったということなのですけれども、質問としては、改めて方向性を検討ということですけれども、これは独自基準については既に一回なくなっているが、改めて1、2年生の29人の編制について新しい案といいますか、ということとして議論をするということなのか、緩やかにシフトをしていったという解釈自体が非常に綱渡りな解釈であるので、立ち止まってもう一度基本構想に書いてある独自基準というのがある前提でそれをどう実施していくのかというところの方向性を協議をしていくのか、現状としてはどこの立ち位置に立たれているのかというところを教えてください。

答弁 教育長 三澤吏佐子

お答えをさせていただきます。基本構想に立ち返り、改めて独自基準の可否につきまして協議をしてまいります。

再質問 6番 佐藤立

一応これ学級編制における当別町独自基準を変更するとの決定は行われているのかというところから独自基準に関して3つの小問があるかと思いますけれども、基準変更についての。そこのところのまとめての質問というふうに見ていただいて大丈夫ですので、2回目の再々質問ですけれども、今基本構想に立ち返って可否をということでありました。そうしますと、基本構想についてはまず設定するという書き方がされていますし、この基本構想をつくるに当たって当時の教育長、教育委員会が特に1、2年生の少人数のところについては非常に大きな意義を置いて、その必要性を強く力説をしながらこの基本構想の説明をされていました。今後可否をということですけれども、そこの検討を基本構想に立ち返ってということであれば今基本構想に書いてあることがまず大前提になるということ、さらにそこを、もちろん教育の方法に入っていきますと様々な方法論があるということは私も承知をしております。決して少人数のクラスというのは目的ではなくて手段であるということも十分承知をしておりますけれども、少なくともこの基本構想はそこに非常に大きな意義を置いてつくられたものですので、仮にそれを違う方向にするということであれば相当程度説得的な説明が必要でありますし、恐らく教育委員会の中でもそれについての様々なご議論が公開の場であった上で、記録が残る場であった上でしっかりとした方向性を出していただくということになるのだというふうに思っておりますけれども、基本構想に立ち返るというのはそういうふうに今基本構想に書いてあるところがまずベースになるというふうに理解をして間違いがないのかもう一度確認させてください。

答弁 教育長 三澤吏佐子

それで結構です。

再質問 6番 佐藤立

ありがとうございました。これは私の理解違いでなければありがたいのですが、大変前向きなご答弁をいただいたというふうに思っております。基本構想の中では学級編制における当別町独自基準として特に1、2年生29人というところも明記しながら書かれておりますので、当時の必要性の議論等もしっかり踏まえた上で当別町教育委員会としても立ち位置を改めて明確にしていただきたいと思います。そして、今後についての質問になります。まずはここに立ち返っての方向性の議論というところからというお話がございました。とはいえ、学校の現場は日々動いておりまして、子どもたちも毎日学校に通っている状態であります。冒頭にも申し上げたとおり、今本当に先生方のご努力によってしっかりとした教育がされているというのは大前提でございますけれども、結果としてとうべつ学園と比べて狭い西当別小学校の教室で1クラス当たりの人数は西当別小学校のほうが多いというのが現時点での状況であります。加配等によって習熟度別、少人数の教育等かなり柔軟に対応はされているというふうには伺っていますけれども、教室の環境には課題があることは、これは事実であるというふうに思っております。まず、教育長としてこの教室の環境の部分、この部分を課題として正面から認識をされているのかというところ、また今後まずは今年度の中でも取り得るような対応策というのはないのか、例えばこれもやられているかもしれないですけれども、科目等、授業の状況、またお子さんの進度によって空き教室を利用してグループに分けての授業を行うですとか、現時点ではぎりぎりの教室であるけれども、その中でよりよい学びの環境をつくるために最大限特別な配慮というのをされていることがあればご報告いただきたいですし、今後どういうふうにされていくのかというところもお知らせをいただきたいと思います。それから、検討の部分、可否を検討という部分ですけれども、教育基本計画には確かに記載されておりませんで、この計画は令和6年度までの計画なので、仮に次期計画に向けての検討というようなことになってしまうと、これは時間がまたかかってしまう話になるかと思います。この検討はなるべく速やかに始めて結論を得る必要があるかと思っていますけれども、すぐに可否の検討といいますか、基本構想に立ち返っての検討というのをすぐに始めるのか、それとも基本計画の改定に合わせてというようなスケジュール感をお持ちなのか、そのスケジュール感についても併せて教えてください。

答弁 教育長 三澤吏佐子

お時間いただきありがとうございます。教室の狭さについての件でございますけれども、取り出し授業でしたり、それから少人数指導、そういうようなことにつきましては状況に応じて行っております。また、独自基準の可否につきましては、次期の基本計画に合わせることなく進めてまいりたいと考えます。

再質問 6番 佐藤立

分かりました。まず、現場の子どもたちの環境と学びの環境というのをよりよいものにしていくために、そこは教育委員会としてもしっかりと引き続きサポートをしていただきたいと思います。また、検討については次期計画を待つことなくということでありました。立ち戻りと言いつつ、可否というような表現をされているので、どういう方向でこれからご議論をされていくのかというのは、これは教育の中にも関わることですので、何かこちらから申し上げるような話ではないとは思っておりますけれども、当時の議会議論、また当時の教育委員会からの発信、この辺りのところは相当重いものでありますので、そこについて何か方向性を変えるということであればそれを上回る当別町の教育の魅力であったり、本当に実際今35人で2クラスに分ければ17人、18人かもしれないところが35人で学んでいるわけでありますので、その場にいる一人一人のお子さんにとってどれだけ具体的にプラスがあるのか、いい教育ができるのかというところを相当強くご議論をいただいた上で納得ができる形でしっかりと議論を進めていただきたいと思います。結論についてはこちらからどうこう申し上げるところではないかと思いますけれども、その上で方針が決まったときにはまた改めて議論はさせていただきたいと思います。過去の経緯とかも含めて様々なことはあるかとは思いますが、本当に衝撃を受けていることが多々ありますが、今回の議論がまた当別町の子どもたちの学びの環境をつくるのに一歩でもいい方向につながっていただければいいかと思っております。最後もし教育長のほうから何か意気込みといいますか、お気持ちがありましたら、最後お答えいただいて終わりにしたいと思います。

答弁 教育長 三澤吏佐子

それでは、お答えをさせていただきます。私ごとになりますが、私が以前在住をしておりましたまちでございますけれども、今から20年余り前、当時構造改革特区の認定を得まして小学校低学年における20人程度の少人数学級の編制を導入した北海道において少人数学級の先進地というふうに言われまして、非常にたくさんの視察等も受け入れたまちでございます。そういう中で、私は教育委員、教育委員長、また教育長としてこの歩みとともに経過を見てきたところでございます。少人数学級のメリット、デメリットにつきましても一定の知見があるというふうに思っております。そういう中で、現在今あるべき当別町の子どもたちの教育の環境にとって最も適したものを教育委員の皆さんとしっかり議論をして、そしてまたその議論の結果を行政にしっかり反映をしながら、またこの一般質問におきましてご指摘いただきましたように説明の不足につきましても、説明のなかったことにつきましても細かく適時に議会への説明もさせていただきながら進めてまいりたいというふうに思います。ご理解をいただきますようよろしくお願い申し上げます。

出典:当別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月19日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる