みんなの議会

大樹町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月9日

宇宙のまちづくり、町民向け情報発信の強化の取組について

2023年3月9日、大樹町議会の一般質問で、西山弘志議員が「宇宙のまちづくり、町民向け情報発信の強化の取組について」質問し、町長 酒森、企画商工課参事 菅が答弁しました。

質問者
西山弘志 議員
答弁者
町長 酒森、企画商工課参事 菅

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 西山弘志

先に通告した質問についてお伺いします。宇宙のまちづくり、町民向け情報発信の強化の取組についてお伺いします。1点目、大樹町の宇宙開発のスタートアップ企業IST社が「第9回ものづくり日本大賞」経済産業大臣賞を受賞しました。また、大樹町は、宇宙のまちづくり、北海道スペースポート構想の実現に向けた企業版ふるさと納税を活用した取組が評価され、内閣府の今年度「地方創生応援税制に係る大臣表彰」を受賞しました。累計寄附額は10億円を突破しました。この受賞の経緯と今後の取組についてお伺いします。2点目、大樹町の未来について考える住民ワークショップで、宇宙の取組に対し、人口増など地域活性化につながっていると評価する反面、町民向けの情報発信が少ない、町民は蚊帳の外、置いてきぼりなどの不満の声が聞かれます。北海道大学の学生による宇宙のまちづくりの中でも、住民が宇宙を身近に感じていない点を取り上げています。広報たいきの中の「こちら航空宇宙推進室」で情報発信していますが、もっと町民が「ここからそらへ」を身近に感じ、共有する場や視察、見学会などが必要ではないかと思います。宇宙のまちづくり、町民向け情報発信の強化の取組について、町長にお伺いします。よろしくお願いします。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

西山議員ご質問の「宇宙のまちづくり、町民向け情報発信の強化の取組について」お答えをいたします。インターステラテクノロジズ社が「第9回ものづくり日本大賞」の経済産業大臣賞を受賞されたことにつきましては、大変嬉しく思っておりますし、次期ロケット「ZERO」の開発にも弾みがつくものと思っております。1点目の「地方創生応援税制に係る大臣表彰の受賞の経緯と今後の取組について」でありますが、令和2年度から始めました企業版ふるさと納税の取組ですが、これまで100社以上の企業から10億円を超えるご寄附をいただいております。今回の受賞に関しましては、北海道の推薦により進めていただいたものになりますが、令和3年度において、目標としていた5億円を大きく上回る寄附を受け入れ、北海道スペースポートの整備に着手したこと、寄附等を通じてつながりをもった企業等とHOSPOサポーターズを組織し、継続的な関係を構築していること、町内の宇宙関連産業に若者が就職、移住することで、人口減少に歯止めがかかり始めていることなどを評価していただき、道内市町村では初となる受賞となったところであります。今後は、この大臣表彰をPRしながら、これまでと同様に企業版ふるさと納税の取組を進めていきたいと考えております。2点目の「宇宙のまちづくりに対する町民向け情報発信の強化の取組について」でありますが、西山議員ご指摘のとおり、町民に対する情報発信や宇宙を身近に感じ、共有する場が少ないという声を聞いております。今後は、町民向けのHOSPO見学ツアーや地域での説明会、イベントでの出展PRなど、スペースコタン社と協力しながら積極的に実施していきたいと考えています。

質問 西山弘志

1点目の質問なのですが、この受賞は道内市町村で初、令和3年度の寄附件数では1位、全国では2位、寄附金額では道内2位と聞いております。また、北海道スペースポートニュースレターで号外を発行し、広報たいきNo.659、「こちら航空宇宙推進室」では、企業版ふるさと納税で大臣表彰を受賞したと大きく取り上げております。この表彰は、これまで多くの人達が長きにわたり粘り強く進めてきた結果が実を結び受賞につながったと思います。町民から驚きの声が上がっております。そこで、この受賞にあたって町長の思いがあれば一言お願いしたいのですが。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

今回の大臣表彰は、私どもが長く取り組んできた取組に対し、そして、現在企業版ふるさと納税を活用した地方創生のまちづくりに対する評価をいただいたというふうにも思っております。これもひとえに、長年にわたって取り組んできた成果がこういう形で実を結んだのかなと思っておりますので、今後この大臣表彰を受けたということを含めて、広く国内に情報として発信し、さらなる企業版ふるさと納税をいただけるような取組に拡大していければなと思っております。大変嬉しく思っております。

質問 西山弘志

ありがとうございます。それでは、2点目に行きます。町民からは、広報たいきも、宇宙関連事業は新聞など報道で知ることが多く、詳しく内容も説明されております。町民からは、外向けの発信が多いと。蚊帳の外とか、置いてきぼりとか、予算は大丈夫なの、という声が上がっている、これも事実です。また、企業での講演活動、IST社の、それもコロナの影響で中止状態になっていると聞いております。これでは町民と宇宙の溝がどんどん広がっていくような気がするのですよね。宇宙を身近に感じ、溝を埋めていく対策があればお聞きします。

答弁 企画商工課参事 菅

私のほうにも、そういった声が聞こえているところであります。それを受けまして、来年度の事業として、先ほどの町長の答弁にもありましたように、積極的に実施していきたいということで、内部でやるべきことを検討しておりますので、その検討内容を今お伝えできればなと思っております。まず、「こちら航空宇宙推進室」ということで、広報紙に掲載しているところですけれども、なかなか広報紙の中にあると埋もれてしまうのではというところもありまして、そこの広報の一部の記事ではなくて、今の工事の進捗状況ですとか、イベントですとか、なかなか町民の目につきづらいプレスリリースの内容ですとか、それらを一つにまとめてニュースレターという形で、広報に折り込んで別で見ていただくことを検討しております。また、先ほど答弁にもありましたとおり、町民対象のHOSPOツアーというものを考えておりまして、これは単発ではなくて、年に複数回できればと考えております。もう1点としましては、町民の親子対象のモデルロケット製作教室ということで、スペースポートでモデルロケットを作っていただきまして、そこで打ち上げるという形のイベントも年2回程度やりたいと考えております。またもう一つは、町民対象の講演会、また宇宙フェスティバルという形で、ただの講演会ではなくて、町に事業所や設備を有している企業にも協力いただいて、そのイベントにブースを出展していただいて、広く周知していただくところであったり、パネルディスカッションの実施なども考えていきたいと。また、町民との交流会ということで、町内企業や団体の会合等に参加して、宇宙の取組の説明やふだん疑問に思っていることなどに対してディスカッションとか、そういう形でできればなと考えており、まずトライアルとして、観光協会とそういったことができないかを検討しておりまして、その評価を踏まえて、ほかの団体とも実施方法等を考えていきたいと思っています。またもう一つ、周知の方法としましては、宇宙ポスターの作成ということで、今まで航空公園の観光ポスターとして、航空公園のアップに写真をポスターとして作っておりましたけれども、射場やロケットのPRではなくて、それができることによって、町民であったり町内がどのように変わっていくのかをPRできるポスターが作れればいいなと、今検討しているところであります。以上です。

質問 西山弘志

大樹町でも町内施設めぐりというのを行っていますが、平日実施しているのですよね。そこで、過去3年、コロナになって2年は休んでいますが、この3年の内容ですが、参加人数62名です。内容は、町職員21名、学校関係者31名、企業、農協などが9名、そして一般町民1人なのですよ。これはなぜかということですよね。町民が宇宙を身近に感じていただくために、平日やっているからなので、それを避けると。子どもから年寄り、家族ぐるみで参加できる町民対象の宇宙関連施設、宇宙交流センターSORAとか、射場とか、新射場、滑走路の工事現場だとか、ISTの工場などの視察、見学会、先ほども言われたようにバスツアーとかということを実施していただきたい。そのときだけではなくて定期的に企画して、そういう場をつくるのが大事だと思うのですよ。それで、宇宙を身近に感じてもらうと。本当に溝を埋めていく対策を取っていかなければ駄目だと。定期的に宇宙関連施設の見学ツアーなどをやっぱり積極的に実施していく。それについてもう少し詳しくお願いしたい。

答弁 企画商工課参事 菅

町内施設めぐりにつきましては、航空宇宙関連の施設だけではなくて、町内の施設を全部めぐっていますので、そこら辺は私は担当でありませんので、別に回答になるかと思うのですけれども、宇宙の先ほど申したようなイベントにつきましては、夏休みであったり、土日であったりと、町民が参加しやすい日時の設定を今検討しておりますので、平日にやることはないということで、しやすい環境で進めていきたいと思っておりますし、単発ではなくて複数回実施していきたいと考えているところです。

質問 西山弘志

そこで聞きたいのは、滑走路周辺の住民の方から情報発信がないという話があったので、聞きにいったのですよね。美成地区なのですが、地域懇談会の中で、滑走路周辺の住民から、自宅の近くの狭い、農道6号だと思うのですが、砂利道で交通量が多く、ほこりが舞い上がると。家の中の窓が開けられないという質問が前にあったと思うのですよ。ところが、その後、何の説明や対策などの情報発信がなく、不安の声が上がっている。また滑走路、射場など工事がどんどん進んでいくと、今後これ以上に交通量が増え、ここに住み続けることが困難になるのではないかと、そういう不安の声も上がっています。農道6号でいいのですよね、あそこは。自信がないのですが。今はとてもひどい状況になっています。一度現場を確認して、今後、農道6号の対策をしっかり情報発信して、これからも地域の方が安心して住み続けることができる対策、これをお聞きしたい。

答弁 企画商工課参事 菅

地域の懇談会等で、そういう意見をいただいております。今、農道、砂利の道を使っているのは、主に工事関係車両であったり、インターステラの実験のためにインターステラ職員が通うという形になるかと思うのですけれども、工事に関しては今やっておりませんが、また雪解け以降に始まるということになりますので、工事JVのほうには、きちんと乾燥してきたときには塩カルなどをまいて、ほこりが立たないようにというところの指導もしておりますし、JV側からの提案のときもそういうことを対応しますということでいただいておりますので、再度JVのほうにはお願いしているところであります。また、釣りの時期などで一般の方もあそこを通る形になって、かなりのスピードで通るということも聞いておりますので、徐行看板の、設置している場所はあるのですけれども、もっと見やすい場所に設置するというところ、また地域住民の敷地内で車を転回させるなどといったことも聞いておりますので、今、進入禁止という看板の手配も進めておりますので、手配が済み次第、設置させていただくということで進めております。

質問 西山弘志

私も気になって見に行ったのですけれども、実際うんで、トラックが走っているのかなんかね、ひどい状態になっています。やっぱりこれは改善しないと駄目だと。本当に近隣の人がたが、本当に窓は開けられない。分かりますよ、あそこからね、舗装から家に行く間、泥が一杯になって汚くてね、それを解消してほしい。それで最後に聞きたいのが、滑走路や新しく造っている射場、工事現場へ行くルートについて、最後にお聞きしたい。

質問 西山弘志

結局、今これから現場工事が始まるときに、どのルートを通っていくのかなと。大きい道路はないと思うのですよ。新たに造るという予定もないでしょう。そういうことを聞きたかったのです。

答弁 企画商工課参事 菅

令和4年度に行われた工事車両につきましては、ほぼ浜大樹側からの海岸線の砂利道をトラックが通行しております。今後、滑走路の延伸工事などが始まったときには、一部はあそこの美成の7号から入って砂利道を使う予定で計画はしております。以上です。

質問 西山弘志

ありがとうございました。これで、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

出典:大樹町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月9日 議事録 PDF(71ページ) 間違いを知らせる