大樹町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月4日
ごみ排出量の削減対策について
2025年12月4日、大樹町議会の一般質問で、西山弘志議員が「ごみ排出量の削減対策について」質問し、町長 黒川、住民課長 西尾、副町長 松木が答弁しました。
- 質問者
- 西山弘志 議員
- 答弁者
- 町長 黒川、住民課長 西尾、副町長 松木
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 西山弘志
先に通告しております、ごみ排出量の削減対策についてお伺いします。令和10年度から開始予定の可燃ごみ広域化処理に関し、ごみ排出量の削減対策について、以下の点をお伺いします。1、新中間処理施設の建設費分担金について、資材価格や労務費の上昇動向を踏まえ、当町の分担金見込みに増減が生じるのか。見直しの有無及び時期、現時点の見込額、増減要因を示されたい。2、広域後の可燃ごみの収集・運搬体制(回収頻度・ルート・費用等への影響等)の基本方針について示されたい。3、分担率算定の過程で、事業系ごみの割合が多いことが確認された。これを踏まえ、事業者向けの減量・分別の取組について、これまでの実施内容と今後の取組を示されたい。4、持込みごみ有料化の導入から1年が経過した。持込み量の推移や減量効果などの検証結果について、いつ、どのような方法で住民に公表するのか、町長の見解をお伺いします。
答弁 町長 黒川
西山議員ご質問の「ごみ排出量の削減対策について」お答えいたします。1点目の「新中間処理施設の建設費分担金」につきましては、契約書のスライド条項に基づき、契約額の変更が予定されており、その要因は、賃金及び物価の上昇によるもので、現段階での町の負担額は、令和9年度までの合計で4,500万円程度の増と見込まれております。2点目の「広域化後の可燃ごみの収集・運搬体制」につきましては、令和8年度中に新中間処理施設の分別方法が決定することから、これと並行して具体的な収集運搬体制の検討を進めてまいります。決定内容につきましては、広報紙やホームページで周知いたします。回収頻度は、これまでと同様の回数としたいと考えておりますが、帯広市までの運搬が必要となることから、運搬委託業務の費用は増加するものと考えております。3点目の「事業系ごみ」につきましては、年に2回ほど広報紙において減量に向けた周知・啓発を行っておりますが、事業系ごみの減量にはつながっておりません。今後につきましては、引き続き広報紙での周知・啓発を行うほか、減量に向けて効果的な方法がないか検討を行ってまいります。4点目の「持込みごみ有料化による効果」につきましては、実績等について早めに広報紙でお知らせいたしたいと考えております。
質問 西山弘志
まず、大樹町は、十勝管内19市町村の中で人口12番目に対し、負担額は5番目で、分担率は2.25%と高い数値になっています。また、新くりりんセンターは、当初の全体事業費は、約344億円だったのが現時点では371億円で、整備負担金が約7.9%の増が見込まれていると聞いています。当町の建設負担金は2億円から令和9年度まで2億4,500万円でよろしいのか。また、今後、物価高騰に合わせ、完成の令和10年まで工事負担金を変更するインフレスライド条項で適用していくのか、お聞きします。
答弁 住民課長 西尾
ただいまの事業費につきましては、先ほど町長の答弁にございましたとおり、当初の予定から3年間で4,500万円ほど増加した額になる見込みとなっております。今後のスライド条項の適用については、これから物価がどのように上がるかによって事業者からの申込み等が検討されることになるのかと思いますが、今のところそのような情報は聞いておりません。以上です。
質問 西山弘志
ちょっと分からなかったのですが、要は、今まで2億円ということが、先ほど言われたように、令和9年度は4,500万円プラスの2億4,500万円ということでよろしいのか、そこら辺が曖昧に聞こえたのですが。
答弁 副町長 松木
大樹町の当初契約に基づく負担金の額は7.8億円でございます。その内訳として、国からの交付金が2.27億円、起債が5.53億円、一般財源が約500万円という形になってございます。2億円という数字は、実質負担という部分で見ているのかもしれませんけれども、今回4,500万円上がったことに対して、これは町の持ち出しなのです。交付金を除いた額なのですが、ほぼ過疎債が使えますので、そのうちの3割、大体1,350万円から1,400万円くらいの真水での持ち出しが増加するという状況でございます。以上です。
質問 西山弘志
1,400万円、何かそこら辺がちょっと、いろいろな資料を見ると2億円で……。
質問 西山弘志
建設負担金というのは、いつ支払われるのか。
答弁 副町長 松木
毎年度支払います。例えば今年に関しても、来年に関しても、毎年度、その事業費に合わせて払ってまいります。
質問 西山弘志
今、毎年度と言われたのですが、毎年度というのは来年から、令和8年度からでいいのか。(発言する者あり)分かりました。では、2番目になりますが、広域後の可燃ごみの経費等についてちょっと確認なのですが、町の収集ごみは、町が請け負っている業者が運搬車でくりりんセンターに持ち込んで重さで処理する。そして、事業系ごみはくりりんセンターに持ち込み、同じように処理費を払うということでよろしいのでしょうか。
答弁 副町長 松木
一般の可燃ごみにつきましては、今現在、地元の収集業者に直送していただきたいと考えてございます。可燃ごみにつきましては、先ほど申し上げました、2.25%が運営事業費として徴収されます。それから、事業系のごみにつきましては、今現在、広尾町と取扱いを協議しているところでございますけれども、大樹町は直送できるのか、広尾町は直送がなかなか難しいかもしれないので既存施設を中継施設として活用したいという意向もございまして、そこの最終部分は決定してございません。ただ、いずれにしましても、事業系のごみにつきましては、私どもの一般家庭からのごみと別で、自らの責任において収集して処分場に持ち込むということでございますので、中継施設を使うか直送するか、今年度、若しくは来年度にかけて広尾町と協議しながら最終決定をしてまいりたいと考えているところでございます。
質問 西山弘志
当町が収集したごみと企業系ごみが出て、要は、そのごみがくりりんセンターに持ち込まれるわけなのだけれども、そこで、町が収集したごみと企業ごみは合算で町の排出量になるのか。
答弁 副町長 松木
排出量としてはなりますけれども、今のくりりんセンターもそうなのですが、事業系は持込みになりますので、持込み料に関しては現在、有料化されています。ですから、持込みごみの処分する額を負担金として、事業者の責任にすると、かかるのはかかるのですが、その分で一般ごみの処理よりは自己負担分を取られるということで軽くなるだろうと。実際その持込みをいくらにするか。今現在170円なのですが、それをどうするかというのは……。(発言する者あり)広尾は150円で、くりりんセンターは170円なのですが、これをどうするかというのは、今後、十勝管内の関係者が集まってその辺の見直しを進めていくということになっております。
質問 西山弘志
私が聞いたのは、企業ごみと町の収集ごみが合算されて、それぞれにお金を払うのは分かったのだけれども、そこで、企業系のごみも大樹町のごみとして扱うということは、大樹町のごみのトン数になるのかを聞きたかったのです。
答弁 副町長 松木
なります。
質問 西山弘志
それでは、南十勝環境衛生センターに勤めている方の雇用は、そういうふうになると今後変わると思うのです。それは、影響ないのかお聞きします。
答弁 副町長 松木
当然、自分の施設での焼却がなくなりますので、影響はあろうかと思います。ただし、焼却自体はなくなるのですが、リサイクルであるとか、粗大ごみであるとか、持込みごみであるとかという対応がございますし、若しくは持込みごみをもし新くりりんセンターの中継施設において直送するという可能性が残ってもおりますし、なおかつ埋立て処分場もまだまだ稼働しますので、どれくらいの余力が生まれてくるかというのは、担当者の話をしっかり聞きながら、今後の検討事項になろうかと思ってございます。
質問 西山弘志
それでは、3問目になりますが、町のごみ減量対策に対して、生ごみ処理器購入補助金、購入をお手伝いするということですが、その購入内容をお聞きしたいと思います。また、町長が以前、「ごみの減量化は非常に大事なこと、分別が徹底されていない、生ごみに水分が多い、水分までお金を払う、水分を含んだままだと大変な料金がかかり、それが全て町民の負担に跳ね返ってくる」と答弁されたわけですが、実際にごみステーションのごみを見ていると、分別が本当に悪いです。それと、水分を含んだ袋で下に水が溜まっているのも見当たります。生ごみの七、八%は水分と言われているわけです。そこで、例えばいろいろな方法があると思うのですが、ネットを利用して水分を絞り出すという方法があって、そういう工夫が必要だと思います。例えば水切りネットなどを町民に配布してはと思います。いろいろなアイデアがあると思いますがいかがでしょうか。
答弁 町長 黒川
ごみの減量については、大変重要なことであるというのは答弁したとおりでございまして、その啓発事業として、毎月キャンペーンのように広報紙でごみの出し方、分別、資源ごみ、今まで燃えるごみに出していたものも資源ごみになる部分がたくさんあるのですよという周知はしているのですが、なかなか徹底が進まないというところがあります。辻説法ではないですが、高齢者の集会ですとか、あるいは町内会の会合のときに説明するというようなことも、若干やっているのですが、まだまだこれからも必要かなというふうに思っております。ネットで水を切るというのは、家庭でされているのかなとは思うのですが、そういったことの方法も有効ですよということも啓発していきたいなと思います。生ごみ処理機につきましても、一定程度導入が進んだところではありますけれども、収集量の数値にはなかなか跳ね返ってくるところまでいっていないかなという感じであります。まだまだこれからも続けていきたいと思っておりますが、ネットで絞る、ネットを配るというのも一つの方法というのはありますので、その方法がいいかどうかというのをちょっと検討してみたいと思いますが、何せ啓発、周知というところにまだまだ努力していかなければならないと思っているところであります。帯広の新しい処理センターの収集方法が若干変わるかもしれないというところがありますので、そこがはっきりしたときには、またその周知も含めて一緒に減量の周知も強力にやってもらいたいなと考えております。
質問 西山弘志
いろいろな方法はあると思います。そこで、当町の可燃ごみは、家庭系ごみで約550トン、事業系で950トンです。他の町村と比較すると、家庭ごみより事業系ごみが多いのは当町だけなのです。結局よその町だったら、家庭ごみの半分ぐらいが事業系ごみです。調べたら分かると思います。また、大樹町より事業者の皆さんへということで、事業系ごみの持込みの有料化の中で、収集ごみは減少しているが、持込みごみは増加、事業系ごみは大幅に増加し12%の増です。そこで、家庭ごみをなんぼ削減、削減と言っても、事業系ごみが増加しているという状況は、町のごみ排出量の削減にはならないのではないかと思うのです。家庭ごみの量は、よその町と比べたらそれほど高い数値ではないのですが、事業系ごみは非常に高い。そのために、1人当たりのごみ排出量は管内で一番になっています。これは、今後、町にとって厳しい財政の中で大きな負担になると思います。そこで、運営維持管理が令和10年度から14年までごみ処理の実績に基づき、令和15年に新しい分別が見直されるわけです。令和10年までのごみの排出量対策に対して事業系のごみの削減、徹底、指導は、先ほど町長から広報とありましたけれども、そうではなくて、やはり出向いてでもお願いしたい思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 黒川
事業系のごみが多いというところで、後ほども出ますけれども、有料化にしてもあまり減らないというようなところが、どうしても出さなければならないごみが出ているのかなというところは思います。実は、町の施設で出ている部分も結構あるかなと思っていまして、要は、生ごみで、残さがそのまま出ているというところでは、重さで測りますので残さが大きなウエートを占めているのではないかと思っております。その点では、残さが出る施設、給食センター、特養、病院に関しては、まず生ごみ処理器の導入を考えていきたいと。結構経費がかかるのですが、それはごみとして出さないで、そこで堆肥化するのだというようなことも取り組んでいこうと思って、今予算の審議に入っているところであります。そういったところで、町の施設から出るごみを減らすことの努力をまずしていって、それを手本になるようにほかの事業所にも広めていくというようなことを取り組んでいきたいなと思っております。
質問 西山弘志
町長が今言われたとおり、そういう施設からの生ごみをいかに減らすかと。今後、生ごみをくりりんセンターに持ち込んでいくわけですが、そのごみをまず減らすことが大事だと思うのです。それにより運営管理費、分担率を下げることが大事だと思うのです。ごみ排出量の削減のアイデアがいろいろとあると思うのです。私の考えとか例として、生ごみのリサイクルです。独自処理、肥料化施設などで減量化、いわば地産地消の取組です。そういうものを使って、堆肥化して独自の処理施設、例えば今使われていない堆肥場をお借りして、これは一つのアイデアで、そういうことはちょっと考えたらそんなに難しいことではないと思うので、いかがでしょうか。
答弁 町長 黒川
一つの方法だと思います。実は、生ごみリサイクルをやっている町もありますので、そちらのほうに視察もしております。一長一短あるというところの報告を受けております。生ごみだけが出てくればいいのですが、どうしてもいろいろなものが混ざっていて、なかなか堆肥化に結びつかないとか、悪臭がするとか、いろいろあるのはあるのです。ただ、いい面ではごみ全体が減るというところと、リサイクルという考え方がいいというのは承知しているのですが、町全体で生ごみの処理センターをやるかどうかというのは、ちょっと先の議論になっていまして、まずは、自分のところのものは自分のところで処理するということをやろうかなと思っておりますが、将来的に一括してやるということも踏まえて検討を進めていきたいなと思っております。
質問 西山弘志
そこで、広報たいきでは「今こそみんなでごみを考えよう」とナンバー32まで配布されているわけです。いつも見るのですが、同じような内容でマンネリ化していると思うのです。もっとインパクトのある内容で、町民の方の目を引く内容を考えていただきたいと思います。そのためには、よその町との比較や内容などを載せるのもよろしいかと思います。それで、最後に、町長に令和10年までのごみ排出量の削減目標について伺います。
答弁 町長 黒川
具体的に、何トンにするとか、何%減らすという目標を掲げてはおりません。なるべくやれるだけやるということで進んでいるのですが、ある程度数値目標を持って、そこに向かってということも必要かもしれませんので、ちょっと検討してみたいなと思います。まずは10%削減とか、そういった10%とかはぬるいかもしれませんけれども、目標として掲げることも必要かもしれませんので、今後のごみ減量対策の中で検討していきたいと思います。
質問 西山弘志
管内の人口が12番目であれば、ごみの排出量も12番目を目指す。令和10年までに目標12番目という数値を出していただきたいと思います。これで一般質問を終わります。