大樹町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月5日
生ごみの減量化と資源化の取組
2024年9月5日、大樹町議会の一般質問で、西山弘志議員が「生ごみの減量化と資源化の取組」について質問し、町長 黒川、住民課長 牧田、企画商工課長兼地場産品研究センター所長 伊勢が答弁しました。
- 質問者
- 西山弘志 議員
- 答弁者
- 町長 黒川、住民課長 牧田、企画商工課長兼地場産品研究センター所長 伊勢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 西山弘志
さきに通告してあります、生ごみの減量化と資源化の取組についてお伺いします。令和10年度から可燃ごみの処理は中間処理新施設へ移行されることから、町では、一般家庭から排出される生ごみの減量と資源化を推進するため、家庭用生ごみ処理機の購入に対し補助を始めている。その点で次の点について伺う。1、生ごみ処理機の補助に対する問い合わせ、購入件数、補助期間、今後の補助の在り方について。2、移行後の運営管理費に関わる分担率の見直しについて。また、町の可燃ごみの減量目標について。3、町の資源循環型社会の構築に向けての施策展開についてお伺いします。
答弁 町長 黒川
西山議員ご質問の生ごみの減量化と資源化の取組についてお答えいたします。1点目の生ごみ処理機の助成に対する問い合わせ、購入件数、補助の期間、今後の補助の在り方につきまして、問い合わせの件数は、おおむね20件程度で、主に購入希望者からによるものとなっております。7月末の時点で、実際に制度を活用して処理機を購入された方は、乾燥式19件、コンポスト式13件の32件で、助成額は78万4,300円となっています。この事業は、今年度から令和10年度までの5年間実施することとしておりますが、制度開始から5か月ということもあり、当面見直しをする予定はありません。2点目の広域処理移行後の新中間処理施設の運営管理費に係る分担率の見直し、町の可燃ごみの減量目標につきまして、令和10年度の新中間処理施設への移行後、令和15年度までは、本町の運営管理費分担率は、建設費分担率と同じ2.25%となります。運営管理費分担率の再算定は、直近5年間の排出実績を基に、令和15年度に行われ、新たな分担率は令和16年度から適用されます。町の可燃ごみの減量目標につきましては、令和2年度に策定した大樹町一般廃棄物処理基本計画に定めており、令和元年度の排出量1,616トンに対し、目標年である令和11年度は1,400トン、約14%の減量を図ることとしております。3点目の、資源循環型社会の構築に向けて、今後どのような施策を展開していくのかにつきまして、大樹町一般廃棄物処理基本計画の基本方針、町民、事業者、行政による協同、ごみ処理の適正化による循環型社会の形成、環境への負荷低減の3点を念頭に、町民、事業者、行政のそれぞれが役割と責務に応じて相互に連携し、排出抑制策を推進してまいります。町においては、住民のリサイクル活動に対する支援、具体的には、広報紙や町ホームページなどを通じての啓発や町内会、各種団体、企業向けに説明会を実施するなど、環境意識の醸成に努めていくものであります。
質問 西山弘志
大樹町はごみの排出量が多く、19市町村で人口が12番目に対して、過去5年間の排出量の実績から分担率が2.25と管内で5番目に高い数値になっています。町は、家庭ごみの減量、削減の施策として、家庭用生ごみ処理機の購入に対し、補助を交付し、交付金を活用して家庭から出るごみの減量、資源化に協力を求めています。そこで、町民が住民課に行き、「生ごみ削減に協力したいので、どのように購入したらいいのか」と。ところが担当は、「購入先は指定されていない。自分で調べて探しなさい。インターネットでも購入ができる」と言われましたと。また、補助金の申請の説明が非常に難しかった。なぜ町が購入窓口にならないのか、ごみの減量化に協力したいが、この内容では無理だ。高齢者から不満の声が上がっている。高齢者などに対して、このような対応でいいのか、お伺いします。
答弁 住民課長 牧田(住民課長は2025年6月まで)
ただいまの議員からのご質問で、生ごみ処理機の購入補助の問い合わせに対する対応の件でございますが、購入希望者からの問い合わせが主に多いということで、町長からも答弁がございました。実際、窓口に来られて、私も対応することがございますが、問い合わせに対しましては、個別に対応しております。まず、購入予定者からの相談ということで、どういうふうな申請方法、それから、購入先というところの問い合わせがございますが、今回の補助金のほうは、購入先については町内に限定しておりませんので、まだ購入先が決まっていない希望者の方につきましては、町内のお店、それから帯広市内の電気量販店、それからインターネットでも購入できますということでご説明しているところでございます。そのほか、申請した後、購入に至るところの手続きも個別に丁寧に説明しているつもりでありますが、一部で不適切との声があったようですので、今後はそのような指摘を受けないように、さらに丁寧に対応していきたいと考えているところでございます。
質問 西山弘志
役場に行って話を聞いてきた人が直接うちに来て、かなりの剣幕で怒っていました。何でこんなことをやる、年寄りいじめかと。分からないもの、どこかへ行って探せという言い方。説明も難しいので、結構怒ってしまって、もうこんなことは協力しないと帰ったのだけれども。こういうこともないようにお願いしたいと思います。そこで、先ほど町長からくぎを打たれているのですが、当分見直す予定がないという制度に対してですが、見直すことはないけれども、今後検討してもらうということで、ちょっと言わせてもらいたいと思います。大樹町中小企業・小規模企業振興基本条例を制定しています。中小企業の成長、発展、地域経済の活性化のため、中小企業等振興を総合的に推進する条例とあります。この中で、地域経済の活性化とあります。これは町内で買物をしたり、いろいろなことをして町内にお金を落として、町内の経済を盛り上げるということでよろしいでしょうか。
答弁 企画商工課長兼地場産品研究センター所長 伊勢(企画商工課長兼地場産品研究センター所長は2025年3月まで)
この条例につきましては、基本条例でございまして、まず、理念を定めているものでございまして、町民におかれましては、今、議員おっしゃったように、町内で購買をしていただいて、町の経済の活性化に努めていただくという役割、そういったものもこの基本条例の中に理念として盛り込まれているところでございます。
質問 西山弘志
これで理解ができたのですが。例えば住宅リフォーム支援事業などで、町内で決められた業者が行うのだけれども、これからの話なのですけれども、処理機も町内で販売できたらということです。そのことによって、補助金を利用したお金が町外に流出しないと、町内でお金が落ちることではないか。これで町内の経済にメリットがある。よそで買うことによってメリットがないのではないかと私はそう考えるのです。また、先ほど町長答弁にあったのですが、見直し、今後のこととして、町から商工会や販売店など、町からの販売、打診がなく、販売することは可能だと言っているのです。今後、町内の販売での購入に限定し、町外での購入は対象外にするように、このようなことを考えていただきたい。今後取り組んでいただきたいと思います。
答弁 町長 黒川
今回の助成に関しましては、町内に限定しなかったというところは、中小企業の振興条例もありますので、町内で買っていただきたい気持ちはもちろんあるのですが、ケース・バイ・ケースかと思っておりまして、この場合、例えば町内で売っていないものを町内で買ってくれというのはナンセンスなのですけれども、町内で売っているのは分かっています。私も町内で買いました。町内で買いましたけれども、ただ、いろいろバリエーションを考えますと、いろいろな機器があって、価格も非常に幅広いと、結構安いものから結構高額なものまであるというところでは、町内の取扱っている電気屋に聞きますと、扱えるのは何種類かだということだったので、もちろんそこで買っていただくのは結構なのですけれども、それ以外に、安い製品で買いたいという方にもチャンスを広げるべきであろうと。今回の趣旨は、町内の商工業の振興発展ということよりも、生ごみの減量化で皆さんに取り組んでいただきたいというところに重きを置きまして、幅広に対象を広げてあるということでございまして、金額も、助成額、今78万4,300円でありますので、2分の1の助成でありますから、全体の事業費はこの倍程度かと思いますけれども、今のところ年間このぐらいの額で推移していると。制度が始まってすぐだったので、そう大きな額が動くというものでもないので、なるべく幅広い購入のチャンス、機会を設けるという意味合いを重視しまして、今回は町外も認めております。これは、ケース・バイ・ケースかと思うのです。助成の趣旨に沿って、町内に限定して、町内でも十分買えるものであれば、町内で限定して町内の振興にも寄与するということも必要だと思うのですけれども、今回の場合は、いろいろな機種が多いという部分で、限定をしていないということでございます。
質問 西山弘志
分かりました。今後そういうことでお願いしたいと思います。そこで、助成額78万4,300円だったのですけれども、最大で5万円ですよね。32件ということは、この金額になるのかな。また、コンポストも13件、それは半額なのですが、そこの辺の中身を教えてください。
答弁 住民課長 牧田(住民課長は2025年6月まで)
生ごみ処理機の助成の中身ですけれども、具体的に電動の乾燥式のタイプと、コンポスト式のタイプに、大きく分けて二つに分かれるわけですけれども、電動の生ごみ処理機、乾燥式のほうですと、どちらも補助は2分の1の補助となっております。生ごみ処理機、電動の乾燥式ですと、補助限度額が5万円までですので、本体機器10万円に対して半分の5万円というところが上限になっております。コンポスト式につきましては、大体ですけれども、値段が一つ1万円程度のもので、容量によって多少金額が上下されるもので、それに対する2分の1ということになってございます。2分の1の助成ですけれども、100円未満につきましては、端数は整理させていただきますので、そういった形での支給となってございます。失礼しました。現在で78万4,300円ということで端数が出ていますけれども、100円未満の端数整理の部分で端数が出ているということと。上限に達しない場合、先ほど10万円が機器本体の上限ということで説明しましたけれども、10万円に満たない機器もありますので、そういった部分で、上限に達しないということでの金額になっております。
質問 西山弘志
まだ購入件数がかなり少ないということです。そこで、購入拡大のために、例えば乾燥方式、乾燥機を使用した場合、生ごみの量が10分の1にまで落とせるというデータがあるわけです。そういうPRをしないと駄目だと。そうすると、10分の1で済むということは、指定ごみ10枚が1枚で済むということ、極端に言うと。そういうことになるわけです。だから、家計の節約にもつながるメリットがあるということで、拡大に対して、しっかりとこういうことをPRして、ただ、買ってくれ、50%も必要だけれども、こういうメリットもあるということを公表していただきたいのです。
答弁 住民課長 牧田(住民課長は2025年6月まで)
ただいま議員からご指摘のございました、補助金を使用して導入した方々の声、そちらですけれども、こちらの補助金交付要綱の第3条の3号なのですけれども、町が行う使用状況の調査等に協力できるものというところで、補助対象者の要件として、そちらを項目の一つに追加というか、規定させてもらっています。制度が始まってまだ5か月ですので、実際に購入した方の使用状況とか感想とか、そういったレビューをいずれアンケート等で調査しまして、そういった声を町民の皆さんに広めて、普及を進めていきたいと考えておりますけれども、そういったことで、今後取り組む予定で考えてございます。
質問 西山弘志
そういうことで、やはりこういうPRとか、町民向けというのは大事だと思うのです。町は広報たいきでごみの減量を呼びかけているのですが、町民は、管内19市町村で人口12番目に対して分担率が2.25と高い、こういう数値は分かった。ところが、そういうふうに書かれていても町民は内容が分からない。何でこういう数値なのかということなのです。そこで、他の町とやはり比較して数字を出す。それを広報たいきでも何でもいいから、そういう形をつくる。だから、削減をお願いしたいと。例えば、ちょっと比較してみたいと思うのですが、他の町とごみ量、金額を比較するとね、例えば人口12番目、これに対して分担率も同じ12番目。12番目に大樹がいたとしたら、その分担率が12番目のところというのは足寄町なのです。だから、人口は7番目に多い町で、大樹と足寄を比較すると、大樹町の人口5,400人で、足寄町は6,400人、1,000人多いのです。人口の多い町。まず、可燃ごみの量、大樹町は年1,631トン、1人当たり302キロ。足寄町765トン、1人当たり119キロ、こんなに差があるのです。まずそこで、数字、なぜかといったら、この中の企業系ごみが、大樹町が約950トン、足寄町330トン、ここでまた、企業系のごみが多いということが分かると思うのです。それはごみの重さの話です。次に、例えば負担額にしても……。
質問 西山弘志
とりあえず、これだけの差があるということ。また、金額にしても、維持管理費5億円です。ところが1人当たり約9万何ぼです。足寄町、1人当たり4万2,000円、数字が違う。そういうことで、こういう数字を、何で5番目に高いのかと。こういう数字を出して町民に見せないと。ただ下げれ下げれではなくて。それをお願いしたいと思います。
答弁 町長 黒川
議員ご指摘のとおり、これまでは自己処理、大樹と広尾の2町で、その前は忠類も入っていましたけれども、それで完結していたので。町民サービス、住民サービスだということで、持込みごみの無料化、事業系のごみもいいですということでやってきたということのしわよせといいますか、弊害がこの仕組みの中では出てしまったということもあろうかと思います。そこで、減量化を進めていかないと、ずっとこの高い比率で行くというのは負担が大きくなりますので、最初、出だしが高いというのは、もう既に決まっている数字でありますので、これはやむを得ないのですけれども、今後に向けては減らしていって、先ほど言いました足寄ぐらいのレベルまで減量化するということが必要だろうということで、まずは持込みごみの有料化を始めたということであります。これは、事業系のごみも有料化でありますので、大樹町でも今回補正予算を認めていただいておりますけれども、結構な額になるということでございまして、これにまず有料化ですというところで、事業所でも家庭でも、まずは分別なのです。資源に回るものを燃えるごみに出してしまうと負担がかかると。資源は、資源だと出すほうも無料ですし、受取るほうもリサイクルに回して、幾ばくかのお金になるものもありますし、無料で引取ってもらうものもあるということでありますので、まずは分別をしていただく。それから、生ごみは軽量化していただくということの取組を進めていって、減量。人口1人当たりの負担が平均に近づくように努力していきたいと思っております。そのために、議員言われるように、なぜ高いのか、今どういう状況にあるのか、ほかの町はどうなのかというようなことを比較して出すというのは非常に有効だと思います。そういったことで、広報等でPRをしていきたいと思っております。ごみの減量化につきましては、ずっと去年からキャンペーンのように、広報紙で毎月のように出し方とか、いろいろ分別のこととかを出しているのですけれども、その中で、今現状こういうことで、ほかの町よりもこんなに多いのですということを出すことも有効かと思いますので、やっていきたいと思います。
質問 西山弘志
そういう取組が大事だと私は感じています。そこで、第6期大樹町総合計画第4章の2、ごみの減量化、未来につながる町ということですが、これは産業廃棄物、要は企業系ごみ。また数字出して申し訳ないのですが、大樹町のごみが6,301トンあるうちの家庭ごみが552トンで、企業ごみ949トン、町のごみと比較したってとんでもない、2倍、3倍多いです、企業系が。そこで、同じ南十勝衛生センターに広尾町も同じように持込んでいるのです。そこで、広尾町は大樹より人口が多い、6,300人ぐらいかな。そこで、大樹町は、さっき言った949トン、広尾町は208トンとなっているのです。ただ、家庭ごみは広尾町のほうが多いのは確かです。合計すると大樹のほうが多いということなのです。そういうことで、これだけの差が出るということは、事業ごみの削減対策、町は、急務として取り扱うべきだと私は思います。だから、排出指導の強化と今後の取組、家庭ごみを減らしても企業系ごみが減らない、これでは削減にならないと思うのです。企業系ごみもこれから重さで払っていく。だから、削減されないのなら負担金も考えるべきではないかと思います。
質問 西山弘志
企業ごみだって、ごみはごみとして出しているのです。
質問 西山弘志
また止められてしまうかもしれないのですが、ちょっと言わせてもらいますけれども、駄目ですか。
質問 西山弘志
生ごみに限定、資源ごみに限定になってまったのだけれども、文章で1行あったのですけれども、それ削除してしまったから、こういうことになってしまって、申し訳ないです。この削除でちょっと困った。10月から南十勝衛生から持込みが有料化になるということは、触れて駄目なのですか。それで、今後、不法投棄が始まるのではないかと。この対策も考えていただきたいのと。例えば持込みごみ10キロ150円。例えば粗大ごみ用の袋が120円。例として、30キロをそこにやったら450円。でも、ごみステーションの横に置いたら120円ということで、ごみステーションのごみが増えるのではないかということで、これはやめます。先ほど、町長がごみの数字を出してもらいました。総合計画の中の達成度を図るための試算、一般廃棄物で、令和4年度、実績が1,984トン、5年では目標が1,743トンとうたわれているのです。ところがこちらでは違うのだけれども、総合計画のほうを見ると、量、10年で244トンしか削減されないと。人口減少分を計算した数字なのかと思うのだけれども、数値の見直し、この数値で削減14%、ちょっと甘いのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 黒川
ごみの減量につきましては、令和2年に作成しております一般廃棄物処理基本計画というのがございまして、そちらがあるのと、令和5年度につくった総合計画の数字目標というものがあります。どちらも高いレベルの目標ではないかという感じで、現実的な数字というところになっているかと思いますが、そこを超えるように努力してまいりたいと思っております。
質問 西山弘志
私の質問事項がちょっと甘かったので、生ごみのほうをやっていましたのけれども、本当はまだまだ聞きたいことがいっぱいあるので、次回、改めてそちらのほうの一般質問をしたいと思います。そこで、最後にですが、ごみの排出量の削減対策、これは町の急務である。これは、よろしくお願いして一般質問を終わります。