みんなの議会

大樹町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月11日

ウィズコロナと子育て支援

2022年3月11日、大樹町議会の一般質問で、船戸健二議員が「ウィズコロナと子育て支援」について質問し、町長 酒森、保健福祉課参事 瀬尾が答弁しました。

質問者
船戸健二 議員
答弁者
町長 酒森、保健福祉課参事 瀬尾

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 船戸健二

それでは、先に通告していますウィズコロナと子育て支援ということで町長に伺いします。新型コロナウイルス感染症の長期化、オミクロン株の感染拡大に伴い、特に子育て世帯、保護者や子どもにとって様々な点において負担が増加し、感染拡大防止の取組の中で収入の減少等、肉体的にも、精神的にも、経済的にも厳しい状況が続いております。町として、今後の子育て支援についてお聞きします。1点目は、子どもの居場所づくりや遊び場、子育て支援団体のサポート体制について。2点目は、家事負担軽減設備に対する助成について。3点目は、妊産婦支援事業の拡充、メンタルヘルスケア体制と心の未病防止対策についてお聞きします。4点目ですが、現在検討している子育て支援施策について。以上、4点についてお伺いします。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

答弁の前に、一言申し上げます。大きな被害をもたらしました東日本大震災から11年が経ちました。改めて被害に遭われた全ての皆さまにお見舞いを申し上げます。また、復興にご尽力されている方々に敬意を表するとともに、大樹町は、これからも復興支援を、復興に対するご支援を続けていくことをここにお伝えをしたいと思います。それでは、船戸議員ご質問のウィズコロナと子育て支援についてお答えをいたします。1点目の子どもの居場所づくりや遊び場、子育て支援団体のサポート体制についてでありますが、法人認定こども園が本年4月1日に開園するにあたり、南北保育園の後利用について協議を進めており、その中では子育て支援団体にもご参加いただき、ご意見などをいただいております。まだ結論には至っておりませんが、遊び場も含めて検討しているところであります。子育て支援団体のサポート体制でありますが、子育て支援センターや保健福祉課児童保育係、保健師がサポートできるものと思っております。2点目の家事負担軽減設備に対する助成についてでありますが、設備の内容によってはリフォーム支援事業の対象になる場合もありますので、個々にご相談をいただければと思っています。3点目の妊産婦支援事業の拡充、メンタルヘルス体制と心の未病防止対策についてでありますが、妊産婦支援事業では、妊婦健診日の女性や出産に係る交通費と宿泊費の一部を助成しているほか、出産に対する不安解消に向けた母親学級の開催、栄養士による妊婦栄養指導を行っております。また、令和3年度から産後ケア事業に取り組んでおり、出産後に支援が必要な母子に対し助産婦が心身のケアや育児サポートなどを行い、安心して子育てができる支援体制づくりを進めているほか、出産後は育児座談会を開催し、母子の交流を図るとともに保健師や栄養士による相談も行っていることから、今のところ事業の拡充は考えておりません。4点目の現在検討している子育て支援施策についてでありますが、子どもの遊び場の整備や4月の法人認定こども園開園に合わせた土曜保育の時間延長と保育標準時間の導入、さらには町内の全ての子どもとその家庭及び妊産婦を対象に福祉に関する支援業務を行う子ども家庭総合支援拠点の設置を検討しております。

質問 船戸健二

課題であった子どもの居場所づくりや遊び場、子育て支援団体のサポートとして、南北保育園の後利用が進めば、管理方法や細かな修繕、現在使用している行政区との調整等ありますが、大きな一歩になると思っております。南北保育園跡だけではなく、現在、利用頻度の低い施設の利活用の見直しも含めて検討していただきたいと思います。コロナウイルス感染症の収束の見通しがきかない状況は、まだまだ続くことが予想されますが、子育て支援団体だけではなく、民間事業者等にも広く募集し、子どもと保護者にとって安心して時間を過ごせる遊び場、居場所づくり、習い事や学習環境の支援についても検討していただきたいと思います。2点目の質問に移らせてもらいます。家事負担軽減設備というものは、食洗機や乾燥機付洗濯機、掃除しやすいトイレなどがありますが、既存のリフォーム支援事業において対象になる場合があるということなので、個々のケースによって対応してくれると理解しました。家事負担軽減設備導入加算というものが理想ではありますが、今後、検討材料の一つとしていただきたいなと思います。現在、多くの家庭が共働きという状況の中で、まだまだ女性の家事労働時間というものは、減少しているどころか増加していっているものだと思っています。家事負担軽減、省力化、家事の分担の推進が、日々の負担が増加しているこのコロナ禍でも、暮らしの質の向上、精神的な負担の軽減につながると私は思っております。今後、町広報紙やホームページなどで周知に努めていっていただきたいと思いますが、その点についてお伺いします。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

今、議員がご指摘のとおり、若い世代等で共働きされている世帯が多いのかなと思っており、コロナ禍の関係もありますが、家事の負担の関係でも日々の家での家事についても大変な思いをしている世帯もあるのかなという思いではおります。今、議員のご発言の中にもありましたとおり、何らかの設備を入れることによって家事の負担が軽減されるということであれば、先ほどお話したとおりリフォームの支援事業等をうまく活用してやっていただければと思っておりますし、何よりもやはり母親に家事が集中してしまうという傾向が、私どもも戒めも含めてですけれども、多々あるのではないかなと思いますので、分担、家のみんな、父親も含めて全体で担っていくということも必要かなと思いますので、そういう部分も含めて、私どもで発信できる情報があれば、ホームページや広報紙等でも発信をしていければなと思います。

質問 船戸健二

ありがとうございます。それでは、3点目の質問に移らせていただきたいと思います。妊産婦支援事業の拡充についてお聞きしましたが、現在、大樹町妊産婦安心出産支援事業の中で、帯広の病院や里帰り出産時の通院支援は実施されておりますが、札幌や旭川などの専門的な高度小児医療を必要としている家族へ交通費や滞在費等の経済的な支援がありません。晩婚化に伴い、出産時期の高齢化や不妊治療の保険適用により、子どもを持ちたいという方にとってチャンスは広がっていますが、支援体制が整っていないと感じています。私は、ハイリスク妊婦支援事業が必要だと思いますので、現在の当町の通院支援内容とハイリスク妊婦についてお聞きします。

答弁 保健福祉課参事 瀬尾

大樹町における妊産婦安心支援事業につきましては、帯広市内の産科医療機関までの交通費の助成及び出産前に産科にかかる際の交通、その日、出産間際という方についての宿泊費の助成を行っております。現在、ハイリスク妊産婦ということで、札幌ですとか、十勝管外で医療を受けられる妊産婦の方についての交通費ですとか、宿泊費の支援は行っておりません。近隣町村の状況も調べてはいるところですが、十勝管内では行っているところはないように思っております。青森県がそのハイリスク妊産婦の交通費支援ですとか宿泊支援をしているというのは、調べたところでは承知しているのですが、詳しい内容までは分かっておりません。ですので、まずは十勝管内、あと道内のそういう支援事業をどのようなところがやっているかというようなところの情報収集をまずはしていきたいと考えます。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

今、ハイリスク妊産婦に対する考え方というか、私どもの今の状況については、担当から説明をしたところです。大樹町安心・安全のまちづくりという部分では、子どもを産み育てられる環境が整っているということも重要でもありますし、まずは子どもというのは、大樹の未来を担ってくれる重要な子どもたちでもありますので、ハイリスク妊産婦の通院または出産に関係する費用については、管内はそういう状況だというところでもありますが、国内では既に取り組んでいる自治体もありますので、その辺の情報も調べた上で、導入に向けては検討すべきではないかと思っております。

質問 船戸健二

先進自治体の事例を参考に、これから大樹町で進めていただきたいと思いますが、例で挙げますと、ハイリスク妊婦の状況によっては、2カ月から6カ月管理入院し、退院後も子どもが退院できる日まで、病院が提携するファミリーハウスや民間住宅など賃貸し、病院近くの宿泊施設を借り、病院まで母乳を届け、いつでも子どもに駆けつけられる場所にいる必要があります。状況によっては、もっと長い方も、症例によってはもっと長く1年とか、子どものために頑張っている家族もいます。未熟児、低体重児、超低体重児、多胎妊娠や障がいの疑いがある乳児や幼児、NICU、GCUで高度な専門医療が必要な子どもを持つ家族への支援を行い、経済的な負担と精神的な負担を軽減して、安心して周産期に望む体制をつくっていただきたいと思いますので、ぜひご検討いただきたいなと思います。次の質問に移らせてもらいたいと思います。メンタルヘルスケア体制、心の未病対策については、産後ケア事業の取組の中で、助産師が心身のケアや育児サポートの充実、母子の交流、保健師や栄養士による相談など、コロナ禍で厳しい面も多々あると思いますが、メールや電話、オンライン受診、オンライン相談によってお母さんの気持ちに寄り添い、今後も支援を実施していただきたいと思います。また、妊婦に限らず幅広い世代に対し相談体制が整っているということを今後も周知に努め、情報発信をし、1人でも多くの方に目に止まることを期待しております。そして、親しい人の気づきや見守りの強化という点を強めていっていただきたいなと思います。最後になりますが、オミクロン株が大樹町でも感染が拡大し、感染防止対策として学級閉鎖や休校措置、濃厚接触者や家庭内感染、学校も保育園も、保護者の皆さんも子どもも感染防止対策を最大限努力はしていますが、小さい子どもがいる共働きの子育て世帯にとって、働きたくても働けない、休みたいけれども休めないという厳しい状況が続いております。最後に町長にウィズコロナ、コロナ禍での子育て支援と仕事の両立支援について、最後お考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

今、議員のご発言にもありましたとおり、大樹町でもコロナウイルス感染症の発症が見られるという状況が続いており、お子さまをお持ちの保護者の皆さまも大変な思いをされているのではないかと思っております。私どもでどういう対応ができるかというところについては、状況を見ながら、または国の制度等もあると思いますので、そういうところ、または制度で足りない部分について、私どもがどういう補完をできるかというところについても、状況を見ながら判断をしていきたいと思っております。今々、ウィズコロナの対策としての具体的な子育て支援の新たな取組ということは、今、明言はできませんけれども、取組については今後も注意深く推移を見守りながら検討していきたいと思ってはおります。

質問 船戸健二

これで、僕の一般質問は終わりたいと思います。

出典:大樹町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月11日 議事録 PDF(141ページ) 間違いを知らせる