大樹町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月8日
保育体制の強化について
2022年12月8日、大樹町議会の一般質問で、船戸健二議員が「保育体制の強化について」質問し、町長 酒森、保健福祉課長兼南十勝こども発達支援センター所長兼町立尾田認定こども園長兼学童保育所長 清原が答弁しました。
- 質問者
- 船戸健二 議員
- 答弁者
- 町長 酒森、保健福祉課長兼南十勝こども発達支援センター所長兼町立尾田認定こども園長兼学童保育所長 清原
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 船戸健二
先に通告しています「保育体制の強化について」、町長にお伺いします。令和4年4月から新しい園舎と新しい保育体制となり、開園してから7か月が経過しました。子ども達も新しい園庭での初めての運動会や学習発表会など、毎日を楽しく過ごし、何より新しい交友関係により刺激を受け、大きく成長しています。町は、子育て世帯(共働き世帯、多子世帯等)への支援を更に充実させ、保育体制の強化を図る必要があると考えますので、以下の点についてお伺いします。1点目は、両認定こども園の土曜保育の充実について(園児の受入れ体制と申請手続)。2点目は、両認定こども園の園児のお迎えの拡充について(多子世帯の園児のお迎え状況)。3点目は、たいき認定こども園と尾田認定こども園の2園体制の今後の展望について。4点目は、次期総合計画作成における保育体制の強化についてお聞きします。よろしくお願いします。
答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)
船戸議員ご質問の「保育体制の強化について」、お答えをいたします。1点目の両認定こども園の土曜保育の充実についてでありますが、両園とも保護者が仕事などで子どもと一緒に過ごせない家庭に限って土曜保育を利用できることとしております。この場合、保護者の就労証明書により勤務状況を確認することとしています。2点目の両認定こども園の園児お迎えの拡充についてでありますが、保育標準時間及び保育短時間とも両園で定めた時間までにお迎えに来ることとしております。多世帯の場合も同様ですが、例えば、上の子どもは習い事などで早めに降園し、保護者が引き続き仕事をした後に下の子どもを迎えに来るような場合などは、柔軟に対応しております。3点目のたいき認定こども園と尾田認定こども園の2園体制の今後の展望についてでありますが、たいき認定こども園は、保育園児の保育環境及び保育士の指導環境の充実を図るために、南北保育園を統合して今年4月に開設し、現在の園児数は148名となっております。また、尾田認定こども園の現在の園児数は11名で、来年度の園児数は5名となる予定です。尾田認定こども園の今後については、利用している保護者や地域の皆さまと話合いを進めながら検討していくこととしております。4点目の次期総合計画作成における保育体制の強化の考え方についてでありますが、町では、赤ちゃん誕生祝金支給事業として、子ども1人につき10万円を支給しているほか、保育料の軽減、保育士配置に係る町独自の加算など、様々な子育て支援策を講じています。今後も安心して子育てができるよう、効果的な施策に取り組んでいきたいと考えております。
質問 船戸健二
1点目の質問ですが、保護者の就労証明書、勤務証明書、シフト表などを提出していても、自営業の方や急な勤務変更がある場合など、土曜保育が認められないケースや再提出をお願いされる場合もあります。現在は、新型コロナウイルス感染症により急な勤務変更や特別な事情を考慮し、保護者に寄り添った柔軟な対応が必要だと私は思います。手続の緩和や簡略化等、町とこども園と検討はされたのかどうかお伺いします。
答弁 保健福祉課長兼南十勝こども発達支援センター所長兼町立尾田認定こども園長兼学童保育所長 清原(保健福祉課長兼南十勝こども発達支援センター所長兼町立尾田認定こども園長兼学童保育所長は2024年3月まで)
就労証明書の提出の関係ですが、これは今年度から実施しておりまして、いきさつとしましては、過去に保護者がリフレッシュのために土曜保育を利用したというご家庭があるなどしたために、より厳しい取扱いをせざるを得なかったということがあったとお聞きしております。急なシフト変更があって、当初の届出と異なる勤務となった場合は、確認できる書類を後日提出いただくなど、やり方の工夫は可能ではないかと考えておりますが、その辺りの運用は、こども園たいき側とも相談してやっていきたいと考えております。以上です。
質問 船戸健二
それでは、両こども園の土曜保育の実人数について、概略や直近の数字でもよいので何人ぐらいお預かりしているのかお伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉課長兼南十勝こども発達支援センター所長兼町立尾田認定こども園長兼学童保育所長 清原(保健福祉課長兼南十勝こども発達支援センター所長兼町立尾田認定こども園長兼学童保育所長は2024年3月まで)
土曜保育の状況ですが、今年7月から10月の状況ですが、認定こども園たいきが述べ79名です。この期間の土曜保育開設日が17日間でしたので、1日平均4.6人になります。なお、尾田こども園の現在の土曜保育の利用者はおりません。以上です。
質問 船戸健二
たいきこども園で平均4.6人、尾田こども園ゼロ人ということで、園全体で159人中平均4.6人という非常に少ない方しか土曜保育を利用されていないというのが実情なのではないかと私は思います。コロナ禍ということで、できるだけ子どもを自分で見るという保護者の考えもあると思いますが、土曜保育が申請できなくて困っているという保護者も中にはいると思います。土曜保育が誰もが利用しやすい体制、空気感が重要だと思いますので、その点について再度お伺いします。
答弁 保健福祉課長兼南十勝こども発達支援センター所長兼町立尾田認定こども園長兼学童保育所長 清原(保健福祉課長兼南十勝こども発達支援センター所長兼町立尾田認定こども園長兼学童保育所長は2024年3月まで)
土曜日にかかわらず、保育所は、お父さん、お母さんが共働き家庭で、ご家庭で保育することができないお子様を預かるというのが保育園です。土曜日も同じで、お父さん、お母さんがお仕事されていてお子様を見ることができない場合に保育園がお預かりするというのが原則だと思います。土曜日につきましては、そのご家庭にもよりますが、普通の一般の会社員ですと土日はお休みで、どちらかがお休みの場合が多いのではないかと。農業者の場合はまた別になってきますが、そういうことで実態としては土曜日、日曜日は保護者の方が見られるという家庭が多いので、利用が少ないという状況であると思います。そして、就労証明書の提出というのは求めておりますが、あくまでもシフト変更などあった場合は後日提出していただくなど、やり方については柔軟な対応ができると考えておりますので、その辺りはこども園たいきとも打ち合わせしながら、より適正に運用できるようにやっていきたいと考えております。以上です。
質問 船戸健二
安心して子どもをお願いし、預けられる環境を推進するためには、最近では特に信頼関係の構築という点は非常に重要だと思っております。コロナ禍が長期化し、感染予防対策の観点からも、保護者と園、先生とコミュニケーションを取る機会や時間、特に保護者会や個人面談の機会、送り迎えの際に直接話す機会や時間が減っているということもあるので、町として保護者アンケートを実施し、保護者の思いを把握し、園と連携する体制が必要だと思いますので、その点についてお伺いします。
答弁 保健福祉課長兼南十勝こども発達支援センター所長兼町立尾田認定こども園長兼学童保育所長 清原(保健福祉課長兼南十勝こども発達支援センター所長兼町立尾田認定こども園長兼学童保育所長は2024年3月まで)
アンケート実施の関係ですが、尾田こども園では、今年8月に保護者に対してアンケートを実施しました。対象者が10名ですので、集計が比較的簡単だったと思います。こども園たいきの場合は園児数も多いので、それなりの業務量になろうかと思います。ただ、議員おっしゃったとおり、感染防止のため、父母会ですとか保護者面談といった機会がなかなかないという現状はあろうかと思います。アンケートを実施する、しないにつきましては、その辺のことも踏まえて、法人と相談させていただきながら、どういったやり方で保護者ニーズを把握したらいいのかというのは検討していきたいと考えます。以上です。
質問 船戸健二
可能かどうか是非検討していただき、保護者の声を集約して、今後の保育体制の充実のために協議していただきたいと思います。土曜保育は、共働き世帯の大樹町の子育てになくてはならないもので、働き手の不足、働き方の多様化はますます複雑化し、今後更に重要になってくると私は思っています。土曜保育を気持ち良く利用するためには、保護者も園と話合いのうえでルールをしっかり守ることも重要です。そして、保護者の皆さんには、平日だけではなく土曜日まで子どもの保育をしてくれている先生たちに感謝の気持ちを持って接していただきたいということと、一人でも多くの方が利用してもらえるよう、町としても園との連携を深めて、大樹町の実情に合った土曜保育体制を推進していただきたいと思います。その点について、再度、町長にお伺いしたいと思います。
答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)
認定こども園の保育園が行う土曜保育の目的があると思います。それは、もう先ほどから私どもの担当者が土曜保育の受入れの在り方について説明をさせていただいたとおりです。先ほど質疑の中で、土曜保育が受けられなかったというようなご発言がありましたが、それがどういう趣旨なのか、どういう意味なのかは、申し訳ありません、計りかねる部分がございます。単純に、子どもを土曜日に預かっていただきたいという思いであれば、それは保育園が行う土曜保育ではないと思いますので、そこら辺については認定こども園のほうとも確認をしていきたいと思います。いずれにしましても、保育園側と保護者の方々、又は保育士と園児の信頼関係の構築については、正に今、全国でいろいろな課題、問題が出ている状況も踏まえて重要なことだと思いますので、その信頼関係の構築については、私どもも保育園とともに、法人であろうと町立であろうと取り組んでいきたいと思っております。また、土曜保育についても、急な用事で保育がかなわない親御さんには、先ほど申し上げましたとおり、証明等については後日でもいいという対応を取っておりますので、今後も保育園の事業として行う土曜保育の在り方については、私どももしっかりと構築していきたいと思っております。
質問 船戸健二
ありがとうございます。保護者も町も園も一体となって進めていっていただきたいなと思います。2点目の質問で、両こども園の園児のお迎えの拡充についてお聞きします。先ほどの答弁で、柔軟に対応していただいているということで本当に有り難いということです。平日の延長保育について、本当に有り難いという保護者の声も聞いています。職場のシフト上いつもお迎えがぎりぎりになり、園に申し訳ないという気持ちで一杯だったという声も聞いています。コロナによって多くの人の業務が増加した中で、大変助かっていると思います。共働きで多子世帯の保護者は特に忙しく、仕事だけではなく、子どもの習い事や少年団の活動、学童のお迎え等、自分の時間もなく、時間的な余裕もなく、本当に大変なのは皆さん承知のとおりだと思います。そんな保護者の実情を踏まえ、今後も柔軟な対応をしていっていただくということをお願いするとともに、子どもを多く持つことで子育てが大変になるというだけではなく、喜びも増えるよう多子世帯の子育て支援を充実していっていただきたいと思いますので、お考えをお伺いします。
答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)
お迎えの拡充については、可能な限りいろいろな事情も含めて保育園のほうで対応していると思いますので、今後もいつまでもいつまでもということは、時間も含めてなかなか難しいこともあるとは思いますが、可能な限り突発的なそういうことについては対応していきたいと思っております。答弁の中でも申し上げましたが、私も子どもの保育環境の整備については、大変重要だと思いますし、何よりも子どもというのは町の貴重な財産、未来を担ってくれる子ども達でもありますので、町としてすべき対応については、今後も対策として事業として取り組んでいくということは当然だと思います。
質問 船戸健二
ありがとうございます。では、3点目の質問に移りたいと思います。尾田認定こども園については、11名中6名の園児が卒園し、来年度の園児は5名という厳しい状況であります。現在、たいき・尾田こども園の2施設あり、保護者としても保育園を環境や条件、子どもの特徴によって選択できる状況は非常に有り難いことだと思います。尾田認定こども園については、今後検討していく中で、利用している保護者や地域の皆さまと話し合いながら検討していくというご答弁をいただきましたが、現状だけではなく、大樹町の将来を見据えて検討していっていただきたいと思いますので、その点についてお伺いします。
答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)
3点目のたいき認定こども園と尾田認定こども園の2園体制の今後についてということで、先ほどの答弁のとおりであります。尾田についても、大樹から通っていらっしゃる子ども達も含めて現在11名、来年度の園児については5名になるということで、尾田地域のいろいろな住民の皆さまの会合等で私どもの担当も同席する場面がありますので、もう既に数年来、今後の保育園の子どもの数についてはある程度予測がつきますので、それについては情報としてお伝えしているところです。11名が5名になったから即などということは毛頭考えておりませんが、子どもの保育環境を考える中で、どういう形がその子どもにとっていいかというところについては、私どもも地域の皆さまと協議をした中で、尾田認定こども園の在り方について検討、又は判断していく必要があると思っております。
質問 船戸健二
たいき認定こども園が開園したことで、育児と仕事の両立、安心して預けられる環境が推進されたと思っております。可能であれば、統合してからもうすぐ1年を迎えるにあたり、保護者のアンケートを取っていただきたいなと私は考えていたのですが、その点についてはしっかりと協議していただき、来年度新しく入園する子ども達と保護者のためにも更なる保育体制の充実を目指していただきたいと思います。土曜保育や延長保育、多様化するニーズに対応していただいている園、先生には、保護者の皆さんも日頃より感謝の気持ちで一杯だと思います。先ほど4点目の次期総合計画における……。
質問 船戸健二
次期総合計画作成における保育体制の強化の考えについて、保育料の軽減、保育士の配置に関わる町独自の加算など、様々な支援策を講じていますが、やはり一番は、保護者の声が重要ではないかと私は思っております。そのことも十分に検討していただき、第6期総合計画策定に向けて子ども達の最善の利益を考え、大樹町の子育て支援、保育体制の強化を進めていただきたいと思います。質問を終わります。