砂川市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日
(1)ヘルプマーク・ヘルプカ-ドの取組みについて/(2)認知症ヘルプマークの導入について/(3)路線バスの滝川奈井江線廃止について
2025年12月9日、砂川市議会の一般質問で、沢田広志議員が「ヘルプマーク・ヘルプカ-ドの取組みについて」「認知症ヘルプマークの導入について」「路線バスの滝川奈井江線廃止について」について質問し、保健福祉部長 畠山秀樹、市民部長 堀田一茂、市長 飯澤明彦が答弁しました。
- 質問者
- 沢田広志 議員
- 答弁者
- 保健福祉部長 畠山秀樹、市民部長 堀田一茂、市長 飯澤明彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
市のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 沢田広志
おはようございます。それでは、通告に従いまして一般質問を始めてまいりたいと思います。今回は、大きく3点でございます。初めに、大きな1点としてヘルプマーク、ヘルプカードの取組についてであります。外見からは分かりにくい障がいや難病、妊娠初期などの理由で援助や配慮を必要としている人たちが周囲の人に知らせるためのヘルプマーク、周囲の人に支援を求めやすくするためのヘルプカードがあります。心のバリアフリーを推し進めるためにも普及啓発が必要と考えますが、市の取組を伺います。続きまして、大きな2点目であります。認知症ヘルプマークの導入についてであります。認知症の方が身につけることで周囲の人がこの方は助けが必要かもしれないと認識し、支援しやすくなるようにすることを目的として愛知県大府市が作成して全国の自治体に利用を呼びかけております。導入への取組について市の考えをお伺いいたします。大きな3点目といたしまして、路線バスの滝川奈井江線廃止についてであります。北海道中央バスが運行している滝川奈井江線の路線バスが2026年9月30日の運行を最後に廃止されるようですが、廃止に至る経緯、住民への影響や今後の対応など、市はどのような考えをされているのかをお伺いいたします。以上、一般質問といたします。
答弁 保健福祉部長 畠山秀樹
私から大きな1及び大きな2についてご答弁申し上げます。初めに、大きな1、ヘルプマーク、ヘルプカードの取組についてご答弁申し上げます。ヘルプマーク及びヘルプカードは、平成28年4月に施行された障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律の趣旨を踏まえ、外見からは配慮を必要としていることが分かりにくい方の意思表示を支援するために作成されたものであります。ヘルプマークは人工関節を使用されている方や知的障がい、内部障がい、難病の方、妊娠初期の方などが周囲に配慮を必要としていることを知らせ、援助を得やすくするために身につけるもので、またヘルプカードは緊急時の連絡先やかかりつけ医の医療機関等を記載できる紙製のカードで、援助を必要とする方が携帯し、必要な支援や配慮を依頼するときに掲示するものとして活用されております。北海道においては、平成29年度に導入し、道内市町村のほか、交通事業者や民間事業者と連携し、普及啓発の取組を進めており、砂川市においては平成29年11月に砂川市ヘルプマーク配布要領を作成し、社会福祉課窓口において希望者に配付を行っているところであります。令和7年12月1日現在の配付の状況といたしましては、ヘルプマークは345個、ヘルプカードは412枚の配付を行っているところであり、令和3年9月の第3回市議会定例会においてご答弁申し上げた時点と比較するとヘルプマークが238個、ヘルプカードが61枚の増加となっているところであります。普及啓発の取組といたしましては、日常的に福祉担当窓口においてのヘルプマークの周知を図る掲示物の掲示や砂川市ホームページや広報すながわへの掲載のほか、市内の商業施設、医療機関、薬局、小中学校等に対してポスターの掲示を依頼しており、また令和5年度から令和14年度が計画期間である第4次砂川市障がい者計画や障がい者福祉のしおりにおいてもヘルプマーク及びヘルプカードについて記載をし、普及啓発に取り組んでいるところでございます。次に、大きな2、認知症ヘルプマークの導入についてご答弁申し上げます。認知症ヘルプマークは、愛知県大府市が認知症になっても不安のないまちづくりの一環として認知症の方の意思表示を支援するためのツールとして外出時に身につけることで困り事があった際に周囲の方々が配慮や支援を行いやすくすることを目的として令和6年9月に作成したものであり、本年6月に大府市から全国の都道府県、市町村に対して認知症ヘルプマークの案内、普及の呼びかけがされたところであります。現在認知症の方の意思表示を支援するためのツールといたしましては、前段でご答弁いたしましたヘルプマーク、ヘルプカードがあり、実際に認知症の方にも活用していただいておりますが、ご質問の認知症に特化したヘルプマークにつきましては、認知症の方は外見から認知症であるかどうかの判断がつかないため、これを身につけることにより周囲の方々が認知症の方に対して配慮や支援を行うことができるという有効性の高いものであると認識しているところでございます。一方で、認知症であることを周囲に知らせることにもなるため、ヘルプマーク、ヘルプカードに比べてプライバシーに関することへの懸念や悪質商法及び特殊詐欺等、悪用されるおそれも想定されるところでございます。また、現時点においては導入している自治体は少数であり、全国的な認知度はまだ十分ではないと考えられ、身につけていても理解されないことも想定されます。そのようなデメリット的な要因も考えられることから、現在認知症の方やその家族、ボランティアなど多くの市民の方に参加をいただいております認知症カフェや認知症の方とその家族を支援するチームオレンジすながわミーティングなどにおいて認知症ヘルプカードについてご意見等を伺いながら検討してまいりたいと考えているところでございます。
答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)
私から大きな3、路線バスの滝川奈井江線廃止についてご答弁申し上げます。北海道中央バスの滝川奈井江線は、国道12号沿いを滝川駅前から砂川市を経由して奈井江高校バス停までを結ぶ路線で、平日5.5往復、土日祝日5往復が運行されており、令和6年10月から令和7年9月までの令和7補助年度1年間の利用者数は5万6,703人となっております。滝川奈井江線については、滝川駅前から砂川市、奈井江町を経由し、美唄駅前までを結ぶ滝川美唄線が昨年9月末に廃止になった際、運行経路が重複していることから廃止後の代替的措置として1日4往復から現在の運行数へ増便されております。ご質問のこれまでの経過でありますが、今般北海道中央バスからは、全道的に乗務員確保が困難な状況が深刻化しているため、運行便数の見直し、削減を行わざるを得ず、利用状況やJR函館本線が並行している沿線環境も鑑み、路線廃止を検討するに至ったとの説明を受けたため、令和7年11月の社会経済委員会で報告したところであります。また、市内を運行している路線バスに関しては、滝川奈井江線のほか、歌志内線について沿線自治体で協調して運行収支不足額に対する支援を行っておりますが、乗務員不足が路線廃止を検討するに至った最大の要因であり、資金的支援が強化されたとしても厳しい状況であるとも伝えられているところであります。廃止に至った場合の影響でありますが、北海道中央バスが実施している10月の乗降調査では利用の少ない便では滝川奈井江間での利用者が1名、通勤等の利用者が多い便では23名となっており、平日、休日や時間帯で利用状況に大きな差が見受けられるところでありますが、滝川奈井江線は沿線市町間での移動はもとより砂川市内での乗降なども相応にあることから、一定程度路線廃止による影響はあるものと考えております。今後の対応及び市の考え方につきましては、当該路線に限らずバス路線は地域公共交通を支える要素の一つであることから、沿線住民の利便性が著しく失われることがないよう、本市、奈井江町、滝川市の沿線市町、北海道空知総合振興局、北海道運輸局、北海道中央バスなどの関係機関で構成する検討会議などにより継続して対応を協議してまいりたいと考えております。
質問 沢田広志
それでは、1回目の答弁をいただきましたので、順次2回目の質疑に移らせていただきたいと思います。(1)の大きな1点のヘルプマーク、ヘルプカードの取組についてということでお話をいただきました。このことについては、私も令和3年9月の議会でヘルプマークについてということで一般質問をさせていただいた経緯がございましたので、今ほどの1回目の答弁についてはほぼ似たような答弁と受け止めさせていただきたいと思います。ただ、違ったのは、当時は配付件数が107であったものが今回は令和7年の状況も含めてということで355件あるということで、この件についてはあれ以来啓発活動も含めて積極的にやられていたと。私も公共施設だとか大型スーパーだとか、いろいろなお店のところ、または公共交通を見させていただいたときには常にマークのポスターが貼られていた、要するに掲示されていたということを見させていただいておりましたので、まさにそういったことの努力がここに至ったのかなと思います。ただ、前回の令和3年のときにお聞きしたときには107件で、障害者手帳等を交付している件数との比較の割合でいったときには1割にも満たない。計算すると約7%から9%程度であったということで、当時の部長の答弁の中にもほかの自治体も含めて交付自体はまだ少ないような状況であるということで受け止めておりますので、それからいくと件数が増えているということでありますが、ここで改めてデータとして持っているのだったら聞かせていただきたいと思うんですが、例えば身体障害者手帳の交付だとか、前回のときにお聞きした療育手帳だとか、精神障がい者の手帳交付を含めながら、障がい者という部分の交付件数をいただいていたところなんですけれども、直近のところでも構わないんですが、分かる範囲でその手帳交付の関係があれば件数含めて教えていただければなと思います。
答弁 保健福祉部長 畠山秀樹
障害者手帳等の交付件数ということでございますけれども、まず身体障害者手帳については今現在1,344名に対しまして交付をしているところでございまして、あとは療育手帳につきましては456名、それとあと精神障がいの方については1,139名、あとは自立支援医療の関係の方につきましては1,142名という数字になっているところでございます。
質問 沢田広志
今手帳の交付件数について教えていただきましたので、今聞いた数字を計算しながら、そうすると今回ヘルプマークの配付数については1割を超えているということで、おおむね3,000件の手帳交付で、ヘルプマークの配付数としては355件ですから1割を超えているということで、徐々にそういったことについては利用者も増えてきているのかなと思っています。私もここ最近まちなかを歩いていると、砂川市内はもちろん、市外のところでも時折ヘルプマークを持参している、もしくはかばんだとかリュックサックだとか常に携帯している方たちを見るケースが増えてきているなと思っていますので、そういったことについては市民または住民の皆さんもヘルプマークということについては認識をしてもらいながら、なおかつヘルプマークをつけている、持っている、持参している方たちに対する気持ち、何かあればお手伝いしますよといったことが少しずつ醸成されてきて成長してきたのかなということで受け止めております。そこで、ただ先ほど話がありましたように、ヘルプマークを携帯する、もしくは登録、申請するといったときには、その中で初期の妊婦さんも対象としてなっているということであるんですが、この辺、ちょっと細かいですけれども、市としては妊婦さん方含めてのヘルプマークの登録ということは現在あるのかどうか、もしあるんであれば件数が分かる部分で聞かせていただければと思うんですけれども。
答弁 保健福祉部長 畠山秀樹
妊娠初期の方のヘルプマークの配付ということでございますけれども、今まで交付いたしました345件になりますけれども、そのうち妊娠初期の方に配付したのは1件ございます。ただ、この配付した時期につきましては令和5年7月に配付をしておりますので、今現在は使用されていないということも考えられるというところでございます。
質問 沢田広志
妊娠初期の方も令和5年のときに登録、申請されて持参をされていたと、あれからもう年数がたちましたから、確かに部長の答弁のとおりなのかなと思いますが、障がいの方たちだけではなくて、このような妊娠初期の方、砂川は子育ては砂川だということでいろいろな支援もしておりますから、皆さんに周知してPRをして大いに活用してほしいなと思いますので、こういったことをしっかりとやっていただきたいなと思っております。もう一点お聞かせいただきたいんですけれども、そこで前回の令和3年9月で質問したときに障がいの関係、例えば身体障がいをお持ちの方だとか、知的障がいだとか、精神障がいといった部分の内容的なもの、難病の方、割合的にお話をいただいたところなんですが、そこで1点、先ほど次の2点目の認知症ヘルプマークのところでもちょっと話がありましたけれども、認知症や鬱病などの理由による方が令和3年のときには全体107件のうちの25%相当いたということであるんですが、これは今の現状の中で認知症、鬱病などによる方たちという部分で数字的に押さえているんだったら、ちょっと教えていただけないでしょうか。
答弁 保健福祉部長 畠山秀樹
いろいろな方々に配付をさせていただいておりますけれども、認知症の方、あとはその他の理由により配付をしている方についての割合につきましては今現在で15.9%の割合となっているところでございます。
質問 沢田広志
ありがとうございます。そうすると、令和3年、あれから4年ほどたっておりますけれども、当時はおおむね認知症と鬱病という2つの部分での理由でパーセンテージが25%でありましたけれども、今回は認知症の関係を含めてということで15.9%ということで分かりました。ですから、ヘルプマークは外見で分からない部分、外的な部分、内部的な部分、または精神的な部分とか、知的の障がいの方たちとか、いろいろ様々ありますので、今お話をしたように妊娠初期の方たちということも対象として登録できますよということですので、このことについてはより一層、今回ヘルプマークを中心にお話をしていますけれども、もちろんヘルプカードも含めてより一層啓発活動していただきながら、多くの皆さんに理解をいただいて登録が多くなることをお願いしたいなと思います。このことについては終わりたいと思いますが、続いて大きな2点目の認知症ヘルプマークの導入についてということでお話をさせていただきたいと思います。答弁もいただきました。これは、愛知県大府市で昨年作成をして、そして全国の自治体に利用してみませんかといったことの皆さんへの周知というか、やりましょうという声かけ。答弁の中には、今年の6月にも既に愛知県大府市からはこういう認知症ヘルプマークを作成しましたから、大いに活用しませんかというお話をいただいたと私は聞かせていただきました。先ほどのヘルプマークと同じようなことを言いますが、やはり認知症ヘルプマークというのは今後必要なんだなと思っております。と同時に、先ほどは長所、短所、メリット、デメリットのお話をいただきました。まさにこのデメリットをどのように払拭して、市民の皆さんに認知症ヘルプマークというものがどういうものなのか、さらにはこういうことで活用できますよということをしっかりと私はすべきなんだなと思っています。ただ、愛知県大府市のように同じようにできるかというと、それはやはり砂川市のまちの特性だとか特徴の部分を考えながらと、または状況も含めながらということがあるかもしれません。というのは、そもそも愛知県大府市は認知症不安ゼロのまちを目指しているということと、それと認知症に対する正しい理解を深めるということで、日本で初めてとなる認知症施策の基本条例として大府市認知症に対する不安のないまちづくり推進条例を制定して、本当に先進的なまちであると受け止めさせていただいていますので、砂川についてもこれからそういったことを1つずつ進めながらでも構いませんので、ぜひ認知症ヘルプマークということもしっかりと受け止めていただきたいなと思っています。先ほどの答弁の中には、ヘルプマークの中にも、先ほど聞きましたが、認知症の方たちも砂川のヘルプマークを携帯されていますよといったことがありました。先ほどと重複しますが、令和3年のときにはおおむね25%、今回は15.9%ということで、だからといってヘルプマークだけで全てが終わると私は思っておりませんので、この辺はいま一度認知症ヘルプマークといったことを考えていただきたいなと思っております。そのためには、先ほどありました認知症に関連して積極的に活動されているチームオレンジすながわを含めて多くの団体があるということですので、この辺は今後意見をもらって検討していきたいということですが、いろいろな場面があるかと思うんですけれども、今後この取組についてもう少し具体的なこういうこともやっていきたいといったことがあるのであれば聞かせていただけないでしょうか。
答弁 保健福祉部長 畠山秀樹
砂川市におきましては、認知症に関する施策につきましては、いろいろな認知症カフェですとか、またチームオレンジの立ち上げですとか、いろいろ先進的に積極的に認知症に対する事業を進めてきたところでございます。その中で、砂川市においては認知症に対する理解は高いものであると考えておりますし、それに関わる方、活動に関わっておられる方も多いと思いますので、まずはそのような認知症カフェですとか、またチームオレンジのミーティングのときですとかに課題等も投げかけながら、いろいろな意見をお聞きしたいと考えているところでございます。
質問 沢田広志
ぜひ積極的にというか、具体的なことを示しながら意見交換していただきたいなと思っております。それで、1点ちょっとお話をしておきたいと思います。認知症ヘルプマークを利用する際のポイントということで、基本的にはメリット、デメリットはしっかりと理解をしましょうということで、デメリットだけが先行されても私は困るなと思っていますので、そういったことで考えると自分自身、本人や家族の状況を踏まえながら利用の必要性といったことをしっかりと検討しなければいけないんだろうなということと、使い方についても工夫しなければいけないということがあるのかなと思っています。ふだんは、家にいる部分については認知症ヘルプマークがなくても、要するに携帯しなくてもいいのかなと思うんだけれども、やはり必要なときだけはしっかりと携帯し、何かの場面で提示できるような形、それと同時に、マークだけじゃなくて記入欄もありますから、そういった記入欄も活用するなどといった使い方のポイントもあるかなと思っていますし、それと最後はこの認知症ヘルプマークを携帯、持参しようかといった部分については本人が最後は納得していかなければいけないことであるだろうなということがいろいろ調べていくとありますので、この辺は今後砂川市として認知症ヘルプマーク、私は積極的に作成していくべきかなと思っていますので、そういったことを踏まえながら今後しっかりとやっていだたきたいと思うんですが、このことを含めて何か考えがあるんだったら聞かせていただきたいと思います。
答弁 保健福祉部長 畠山秀樹
認知症ヘルプマークにつきましては、1回目の答弁でも申し上げましたけれども、私どもといたしましても有効性は高いものと認識しているところでございます。しかしながら、先ほどからご答弁されておりますけれども、逆に悪用されたりといったおそれというデメリット的なものもございますので、まずは当事者であります認知症の方々、またその家族、ボランティア活動している方々などから積極的にご意見をお伺いした上で検討してまいりたいと考えているところでございます。
質問 沢田広志
今後それぞれ認知症に関連する各団体等の意見も集約しながらということが最大のことなのかなと思っていますので、この辺はしっかりとやっていただきながら、私的には理解をしてもらって認知症ヘルプマークということを砂川市でも取り入れることを願って、このことについてはこれで終わりたいと思います。それでは、大きな3点目の路線バスの滝川奈井江線についてであります。今ほどご答弁いただきました。来年2026年9月30日に運行を終えるということで、部長からは経緯だとか住民への影響やら今後の対応等を若干お話をいただいたところでありますが、改めてこのことについて私もお話をしながら市の考えも含めてお聞かせいただきたいと思います。まず、この滝川奈井江線、滝川市、砂川市、奈井江町、奈井江高校までの区間であるということで、滝川奈井江線があるのと同時に滝川発歌志内線もあるといったことで、この滝川奈井江線が廃止されたことによって最も影響を受けるのは南5丁目から南8号線、俗に言う上砂川に行く南2号線から奈井江と砂川の境界である南8号線、この間にバス停が基本的に廃止になったらなくなりますよと、ということはそこからはもう乗降もできませんよといったふうに私は受け止めています。ですから、最も影響を受けるのは今言ったここの区間なんですよ。確かに先ほどのお話の中には、平日では1名しか乗車しませんよねというのと、多いときには23人というお話がありました。ただ、この区間で乗り降りしている方たちはいるように私は受け止めています。ですから、全ての便とは言いません。私も地先の国道12号線にいますから、特にバス停が南9丁目にあって、よく見ていますけれども、夕方の便になると最近乗車する方たちがちょっと多いかなと思っています。ただ、それ以外の違う便のときには、申し訳ない、1人とか、場合によったら乗車している方がいないといったことも多々見受けることはあります。運営上、そうなると事業者としては大変なんだなということは受け止めますが、なくなったことによってその地域の住民の足が確保できなくなるということは大きな影響を受けるんだろうなと思っています。特に南4号線、宮川町のバス停のところは朝方の便になると市立病院方向、要するにまちなかに向けて結構バス停のところで乗られる方たちがおります。ですから、そういった部分では乗っている方たちがいて利用している方がいるんだと私は思っておりますので、大変なことだなと、なくなることは。要するに大きな影響だと思っておりますが、今の私の区間の話を、特に影響を受ける区間の話も含めてしましたが、このことを含めていま一度市の考え、どのようにそれを受け止めているのか聞かせていただけないでしょうか。
答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)
路線バスが廃止された場合の市民への影響ということでございますが、今沢田議員がご指摘になった区間で乗降されている方も一定程度おられるということは認識しております。この路線は滝川から砂川を経由して奈井江までということで、当市に限らず滝川市も奈井江町も影響を受ける市、町民がいると思っております。今後は、この路線が廃止された場合の代替的な措置等がどういうものになるか、どういうものが考えられるかというところは沿線自治体と関係機関とも協議しながらしっかりと適切に進めてまいりたいと考えております。
質問 沢田広志
1回目の答弁と同じように沿線の自治体と事業者と北海道との今後の検討、協議の話合いですよねということなのかなと受け止めました。そこで、1点ここで確認させてください。この区間を含めて今現在中空知地域公共交通会議というのがあって、これは滝川と奈井江線、本当は昨年の9月まであった美唄市も含めた会議があったかと思うんですけれども、今の今後沿線の自治体の皆さんも含めて検討しますよというのと今ある中空知地域公共交通会議、これは同等のものとして受け止めていいのか、違うんですよということなのか、ちょっと確認で聞かせていただけないでしょうか。
答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)
中空知地域公共交通会議と今回の路線廃止の検討会議というのは、まずは別物というところで、滝川奈井江線廃止を検討しているという情報提供を受けて、滝川市と奈井江町と空知総合振興局、北海道運輸局と事業者である北海道中央バスと当市というところで検討会議というものを開催したところでございます。これは、主宰は空知総合振興局が音頭を取っていただいて主宰したものでございます。
質問 沢田広志
今回の滝川奈井江線の路線バス運行廃止については、先ほどからお話しいただいているように、沿線の自治体の皆さん、空知総合振興局を含めてということで分かりました。先ほどの中空知地域公共交通会議とは別個のものだよということでも分かりましたので、確認させていただきました。今後、来年の9月30日廃止ですよねという部分については、来年はもうすぐそこだなと私は思っていますので、というのは令和8年度の新年度予算に向けて何がしかのいろいろな動きがある中で来年の9月30日はもうここの部分は廃止ですよとなれば、今現在収支の不足分の補償も含めてやられていますけれども、そういうことを考えるともう今からしっかりとした協議だとかをやりながら砂川市としての方向性を持っていかなければいけないような時期だと私は受け止めているんですけれども、この辺はいかがなんでしょうか。
答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)
先ほどから答弁させていただいていますけれども、この路線廃止になった場合の代替等を考えるのは当市はもとより当然滝川市と奈井江町というところになりますので、それぞれ情報共有をしながら、連携しながら適宜中央バス等にも意見や要望とかも伝えてまいりたいと思っていますし、どのような方法、方策があるのかというのも迅速に連携しながら協議を進めてまいりたいと考えています。
質問 沢田広志
お話を聞いているとこれから協議。協議をするしかないんだなというのは受け止めていますが、協議、協議だけでは、私はもうすぐそこだと思っていますので、間に合うんだろうか、もしくはもう廃止しますよというバス事業者まで入って何を協議するのかなということについては正直私も先が読めません。これは、今後市としてしっかりと沿線市民、住民の足を確保するといったことを前提に考えていかなければいけないのかなと思っていますから、期待はしたいと思いますが、そこでちょっと関連して確認も1点しておきたいと思います。北海道中央バスの場合は、都市間高速バスを走らせています。主に高速たきかわ号とかるもい号が滝川から砂川の国道12号線を利用して市街を通って奈井江、砂川、高速のインターチェンジへ抜けると、その間に砂川市立病院のバス停留所と南4号線の宮川町のバス停留所、ここで乗降できるんですよね。ある方だと、これも活用して可能だから、これでもいいんじゃないだろうかというお話をする方もいるようにはちらっと耳に入ったものですから、この辺はこの都市間高速バス、こういった関係のときに滝川奈井江線の廃止に伴ってバス移動ができる代替の考えということでなっていくのかどうか、市はこれをどのように受け止めているのか、それも聞かせていただければと思うんです。
答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)
高速バスについては、先日の検討会議の中で北海道中央バスさんにお話を聞いたんですけれども、高速バスと路線バスとは趣旨が違うというところで、拠点間移動を目的としている高速バスでありますので、その代替として活用できるかどうかというところは、そこは考えていないという話を伺っております。高速バス自体も運転手不足というところもあって、今後どうなっていくか分からないというところも話は聞いておりますので、現状路線バスの代替となるような形はできないのではないかと考えております。
質問 沢田広志
そうですよね。代替でなんて難しいですよね。私もそう思っています。確認させていただきましたけれども、札幌砂川方面の間は6便があって、朝一番の便で8時47分、宮川町ですから、やはり病院に行こうかとかいろいろな部分を考えるとちょっと利用の仕方が難しいのかなと思うし、砂川から札幌方面の最終便は午後5時31分、これは砂川市立病院発ですから、そう考えるとこの都市間高速バスでは代替というのは非常に難しいんだろうなと私も思いながら、今答弁いただきましたから、そういったことでは了解させていただきました。それで、もう一点、これは一つの提案でもありますけれども、私も先ほどお話をしたように国道12号線沿いに住んでおります。そこで、毎朝、特に冬の時期になると除雪で外に出ていますから、今日も見させていただいていますけれども、浦臼町で町営によるバス運行をされていますよね。その運行路線の中には浦臼町から奈井江町、そして砂川市立病院やJR砂川駅までの浦臼砂川線が走っています。これは国道12号線を利用して砂川の市街地を通っておりますので、他の自治体、浦臼町さんがされていることでありますけれども、砂川の地域の住民の移動手段としてこの浦臼砂川線のバスを活用させてもらえるようなことは、私はできる限り利用させてもらうような努力をしてもらいながら何とかならないのかな、何とかしてほしいなと思っているんですが、この私の提案、市としての考えを何か持っているんだったら聞かせていただけないでしょうか。
答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)
ご指摘のバスが奈井江町を経由して砂川市内を運行しているというのは私も認識しているところでございます。本市のみで判断できるわけではありませんので、当然奈井江町、浦臼町さんに提案できるかどうかというのはこれからの話になってくると思いますが、北海道中央バスによる運行ができなくなるとすれば当然その可能性やほかにもどのような方策があるかを含めて、先ほどからお答えしているとおり沿線自治体と関係機関との協議を続けてまいりたいと思っております。
質問 沢田広志
事浦臼町さんが努力されている町営バスのお話をさせていただきました。関係機関ということでは、正直浦臼町さんは今後の沿線の自治体も含めた検討、協議の中には路線としては入るのは非常に難しいのかなと私は思っているんですが、私は直接浦臼町さんともこういったお話で砂川市としてお願い、要するに地域の住民の足を確保するための方策としてご協力いただけませんかといった気持ちがあっていいのかなと思っています。ちなみに、浦臼砂川線は浦臼町さんがやっておりますけれども、大体浦臼奈井江砂川間で5便、砂川市立病院が7時22分とか9時57分に着いたりとかするという部分で、奈井江砂川浦臼間が6便と、市立病院の前が15時34分とか16時19分発とあって、ただ、今現在これは浦臼町さんの町営バスですので、残念ながら見ていると一部区間は乗降制限があって、JR奈井江駅から、たしか砂川市立病院の間かな、要は乗降できないんですよね、乗り降りできない。まさに路線としては、浦臼の町民の皆さんのための町営バスである以上はそれ以外の方たちが乗降するということの難しさなのかなと受け止めておりますが、残念ながら乗ることができない、また降りることができないといった区間があります。まさにこういったことが解消されて、地域連携じゃありませんけれども、ご協力をお願いしながらやっていくといったことで乗り降りができるようになると、今言ったように南5丁目から奈井江と砂川の境目の南8号線の砂川の路線がなくなるところも上手に連携を取って利活用できるということにつながると私は思っております。ですから、こういったこと、相手のいる世界でありますので、今後しっかりとやっていただきたいと思うんですが、そこで正直地域の住民の足の確保、これは最大の懸案であると私は受け止めておりますので、ここで市長にお尋ねしたいと思っています。地域住民の足の確保は最重要課題であると私は受け止めますから、基本的に市長としてどのような考えを持っていらっしゃるのですかということを聞かせていただきたいということと、今ほど浦臼町の町営バスのお話をさせていただきました、提案として。ただ、事これについては、やはり砂川市のトップとして先頭に立って取り組んでいただける課題かなと私は思っていますので、これも含めながら市長の考えをお伺いさせていただきたいと思います。
答弁 市長 飯澤明彦
今ほど沢田議員からありましたけれども、本当に地域の公共交通の確保というのは市にとっても重要な課題と認識してございます。沢田議員ご指摘のとおり、南5丁目から南側の路線が全てなくなってしまう。それを利用していた方々に多くの不便が生じてしまうというような状況で、何とかしていきたいなというのはあるんですけれども、何しろ来年の9月には廃止というのがもう既に決定事項としてなってございます。沿線の方々においては、砂川市ではまた乗合タクシー等もいろいろ市民の利便性を高めるために実施してございます。そういったものも一部では活用してもらうのも一つの手かなと思ってございます。また、浦臼町から臼子ねぇさんバスでしたか、が走ってございますけれども、その活用についても本当に事務方では何とかできないかということで検討もしてございますけれども、何しろ浦臼町さん、奈井江町さん、砂川市ということで、そういったいろいろな可能性を模索しながら地域にとって一番いい方法は何なのかということは検討しているところでございます。また、先ほど議員からもありましたけれども、中空知の地域交通会議、これは中空知でございますので、その中においてはやはりどういった形でできるかというのもまた検討の材料になってくるのかなと思ってございます。いずれにしましても、南5丁目から南側の路線がなくなった際の影響は非常に大きなものになってくると思いますので、市民部長も話しておりましけれども、沿線自治体、また振興局、各関係団体と協議しながら最善の方策を見つけるように検討してまいりたいと思ってございます。
質問 沢田広志
市長の言葉から、お話をいただいたところでありますが、市長も認識をされているんだろうなと私は重く受け止めております。しかしながら、やはり沿線の市町であったりを含めながら、協議も検討も相手のいる世界だから、確かに難しいところはあるかもしれない。しかし、私が先ほどお話をしたように、砂川市のトップとして先頭に立って取組をしてほしいなという気持ちを含めて市長にどのような考えをされているのかなということを聞かせていただいたところでありますが、私の責任をもって何とかこれをクリアして地域の住民の足の確保をしていきたいといった強い思いを私は聞かせていただけるのかなと思ったんですが、ちょっとトーンが低かったかなと思っています。今回を通して十分市長も受け止めているかとは思いますが、乗合タクシーもあるかもしれない、JRもあるかもしれない、都市間高速バスも使い方によってはあるかもしれない、でも路線バスとして皆さんの地域が必要としていた部分、確かに乗降客は少ないかもしれない。私も砂川から美唄まで路線バスに乗って行ったときにこういう状況なんだなということを見させていただきましたし、昨年の9月30日、美唄方面が廃止になった後も、美唄に行くときにはバス路線で奈井江の駅まで行って奈井江の駅からはJRを使って美唄まで行ってきました。そういうことを自分も経験しながらある中で、乗降客は少ないけれども、この路線はやはりなければ困るよなというのは改めて感じているものですから、そういったことを、市長、私はこれで答弁はいただきませんけれども、市長が先頭になって浦臼町さんとも、直接でもいいですから、お話をした中でこの浦臼砂川線、奈井江を通っての、これを何とか地元で乗り降りできるような方策を考えていただくことをお願い申し上げて、私の質問はこれで終わりたいと思います。