みんなの議会

砂川市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月10日

(1)通学路における安全対策等について/(2)人口減少対策について

2025年9月10日、砂川市議会の一般質問で、武田真議員が「通学路における安全対策等について」「人口減少対策について」について質問し、指導参事 神島亘基、総務部長 三橋真樹、教育次長 玉川晴久が答弁しました。

質問者
武田真 議員
答弁者
指導参事 神島亘基、総務部長 三橋真樹、教育次長 玉川晴久

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

市のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 武田真

おはようございます。それでは、通告に基づきまして私からは大きく2点について伺います。大きな1、通学路における安全対策等についてであります。本市においては、本年度通学路付近にヒグマが出没し、小学校が休校する事態が発生しました。児童生徒の安全が最優先であることは言うまでもなく、地域全体で改めて通学路の安全確保を考える契機となったものと認識しております。また、北海道教育委員会においては、道内各地でヒグマの出没が相次いだことを受け、令和7年8月18日付で学校における危機管理の手引、改訂第3版にヒグマ出没時の対応例について追録した旨、各教育委員会へ通知を行いました。道内外では、学校において熊鈴や撃退スプレーを配置するなど児童生徒の安全を守るための取組を進めている自治体もあります。来年度には義務教育学校が開校する予定です。開校後は通学範囲も広がることから、現状を踏まえた通学路の安全対策は急務であると考えます。そこで、次により伺います。(1)本市におけるこれまでの通学路の安全対策の取組状況とヒグマ出没を踏まえた今後の対応について。(2)学校への熊鈴や撃退スプレーの配置など具体的な安全器具を導入する考えについて。(3)義務教育学校開校に向け、通学範囲の拡大を見据えた安全対策の強化について。大きな2点目として、人口減少対策についてであります。本市では、第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき人口減少対策を進めてきましたが、他自治体同様に顕著な成果が得られているとは言い難く、依然として厳しい状況が続いております。人口減少対策には大きく分けて社会減への対応と自然減への対応があり、本市においても移住定住促進事業、UIJターン新規就業支援事業、各種の子育て支援事業等が進められております。しかし、こうした各事業にはKPI、重要業績評価指標が設定されているものの、現状では参加者数といった事業の活動量、アウトプットは把握できてもそれがどれだけ人口減少抑制や定住促進に結びついたのかという政策の成果、アウトカムを十分にはかれていないものが多いと考えられます。既に平成28年に策定した砂川市人口ビジョンの目標値と大幅な乖離が生じている状況において、今後新たな施策を立案、または施策の見直しをするに当たっては、まずは既存施策の効果を検証することが重要となります。その際には、KPIについても移住者数、移住者の定住率など成果や効果を直接測定するアウトカム指標へ転換していくことが重要ではないかと考えます。そこで、次により伺います。(1)人口ビジョンと実際の人口動態との乖離についてどのように分析しているのか。(2)現行のKPIの達成状況をどのように評価しているのか。(3)KPIをアウトカムベースに転換していく必要性についての市の見解について。(4)今後のまち・ひと・しごと創生総合戦略の改定に当たり、KPIの見直しを検討していくのか。以上、第1回目の質問といたします。

答弁 指導参事 神島亘基

それでは、私から大きな1、通学路における安全対策等についてご答弁申し上げます。初めに、(1)本市におけるこれまでの通学路の安全対策の取組状況とヒグマ出没を踏まえた今後の対応についてでありますが、通学路の安全対策の取組状況といたしましては、平成30年に策定された砂川市通学路交通安全プログラムに基づいて教育委員会や建設部が中心となり、児童生徒が安全に通学できるよう通学路の合同点検を毎年行っております。合同点検の結果に基づき、明らかになった問題点については具体的な安全対策を検討し、これまで登下校時の警察による巡回の強化、児童生徒への注意喚起や安全指導を行ってまいりました。また、合同点検結果やその後の安全対策としては対策一覧表及び対策箇所図を作成し、関係者間で共有するなど次年度以降の点検の際に活用できるよう取り組んでおります。次に、ヒグマの出没による対応についてでありますが、北海道教育委員会が作成した学校における危機管理の手引に示されているヒグマ出没時の対応のポイント、今後の対策のポイントを踏まえて児童生徒の安全の確保を図っております。具体的には、登下校時に熊が出没する可能性がある場合、保護者の自家用車による送迎の依頼、臨時休校の措置及びオンライン授業の実施、教職員や教育委員会職員、警察などの関係機関による巡回などを行っております。続いて、(2)学校への熊鈴や撃退スプレーの配置など具体的な安全器具を導入する考えについてでありますが、北海道で策定されているヒグマ対策の手引において、鈴等の携帯についてはヒグマと不意の遭遇を避けるために音の鳴るものを携帯することは大切であり、人間との遭遇を避けるよう行動する熊に対して有効とされています。また、撃退スプレーについても人間に対するヒグマの危険な行動を抑制できると考えられていることから、児童生徒や通学路の見守りを行う教職員が自らの安全を確保する観点から学校と協議の上、見守り時の携帯について検討してまいりたいと考えております。続いて、(3)番、義務教育学校開校に向け、通学範囲の拡大を見据えた安全対策の強化についてでありますが、本市では砂川市通学路交通安全推進会議において令和2年度に市内各小学校区、中学校区ごとの通学路安全マップを作成し、危険箇所や交通量が多く通行に注意が必要な場所などを示しており、毎年道路状況の変化や児童生徒の実態に応じて見直しを図り、各学校でこの安全マップを活用して児童生徒への交通安全指導を行っております。現在令和8年4月の義務教育学校開校に向けて、小中一貫教育推進委員会の指導活動ワーキンググループが中心となり、通学路安全マップの修正作業を行っております。ワーキンググループの構成員や各学校の校長から出された意見を踏まえて内容の見直しを図り、自宅からスクールバス停留所までの経路や自転車で学校に向かう際の経路を示し、通行する際に注意が必要な地点を明記しております。砂川学園の校区は市内全域となりますので、校区全体の安全マップとは別に5つの旧小学校区ごとの安全マップも作成しております。今後新しい安全マップを活用して登下校時の安全に関する児童生徒への指導の徹底を図ってまいります。

答弁 総務部長 三橋真樹

私から大きな2、人口減少対策についてご答弁申し上げます。初めに、(1)人口ビジョンと実際の人口動態との乖離についてどのように分析しているのかについてでありますが、砂川市人口ビジョンは本市における人口の将来を分析の上、人口に関する地域住民の認識を共有し、人口の将来展望を提示するものとして平成28年に策定され、まち・ひと・しごと創生の実現に向けて効果的な施策を企画立案する上での基礎資料と位置づけられております。推計人口については、平成22年の国勢調査の結果を基点に以降の合計特殊出生率を国の長期ビジョン及び北海道人口ビジョンに併せて平成28年の策定当時の1.30から令和2年に1.60程度、令和12年に1.80程度を目標とするほか、国立社会保障・人口問題研究所の推計方法に準拠した推計を行っております。人口ビジョンと実際の人口動態との乖離については、令和7年7月末の住民基本台帳人口が1万5,089人であるのに対して令和7年の推計人口が1万6,068人となっており、現状として既に1,000人近くの乖離が生じており、その要因としては年齢3区分別の比較においてもゼロ歳から14歳人口の乖離が大きいことから、合計特殊出生率の目標値と実績値の差が大きく影響しているものと考えられます。続いて、(2)現行のKPIの達成状況をどのように評価しているのかについてでありますが、砂川市まち・ひと・しごと創生総合戦略は、人口減少に歯止めをかけるとともに東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して将来にわたって活力ある日本を維持することに国を挙げて取り組むとするまち・ひと・しごと創生法の考えに基づき、平成28年に第1期計画を策定し、現在は令和3年からの第2期計画を展開しているところであります。KPIの達成状況の評価については、毎年度民間有識者等で構成する総合戦略推進委員会において実施しており、令和6年度時点での達成状況としてはKPI数42に対して23事業が達成しており、達成率は54.8%となっております。また、未達成の19事業のうち目標値を80%以上達成したものが10事業あることから、全体としてKPIを80%以上達成した事業は78.6%となり、KPIの達成率40%未満の事業についても前年度より減少していることから、全体としては一定の成果が上がっていると評価しているところであります。続いて、(3)KPIをアウトカムベースに転換していく必要性についての市の見解についてでありますが、現行計画のKPIについては、例えば豊かな労働環境の充実支援事業では砂川高校からの市内企業就職率、新規就農者支援事業では新規就農者数、創業支援事業では創業支援事業に基づく新規創業件数及び事業承継件数などアウトカムベースで設定している事業はあるものの、多くの事業は利用者数や利用率などアウトプットベースで設定しているところであります。また、アウトプットベースでのKPIでは個別事業の達成状況の評価はできても人口減少対策としての達成状況をはかる指標としては適当ではない側面もあり、アウトカムベースのKPIをある程度取り入れていく必要性は認識しているところであります。一方で、アウトカムベースのKPI設定ができない事業もありますが、これら事業の実施、評価の積み重ねがアウトカムにつながるプロセスになることから、アウトプットベースでのKPI設定も一定程度必要になるものと考えております。続いて、(4)今後のまち・ひと・しごと創生総合戦略の改定に当たり、KPIの見直しを検討してくのかについてでありますが、現行計画のKPIは最上位計画である総合計画との整合性を図っており、総合計画期間中の個別事業のKPIの変更は難しいところではありますが、本年6月に閣議決定された地方創生基本構想では、これまでの東京圏への人口の過度の集中の是正や人口減少に歯止めをかけるといった視点ではなく、人口減少を前提とした上で都市と地方の住民が継続的に関わる関係人口の増加などを通じて地方を活性化するとし、新たに創設されるふるさと住民登録制度では登録者数を実人数で1,000万人、複数自治体への登録で1億人を目指すとされております。国は、新たな総合戦略を年内に策定するとしていることから、国の戦略に基づき、例えばふるさと住民登録者数などを新たなアウトカムベースのKPIとして設定することが可能なのかなど、次期計画策定に向け、今後も国の動向を注視してまいりたいと考えております。

再質問 武田真

それでは、順次再質問していきたいと思いますが、まず通学路の安全対策についてお伺いしていきたいと思うんですけれども、合同点検をこれまでもずっとやられていたということで、かつても道外の事件、事故のあった場合緊急に点検を行ったという事例が過去もあったと思います。今回については熊出没ということで、熊出没に応じた何か特殊な点検、例えば北光小学校の周辺、昨日の熊の議論でもあったとおり、やぶが多いような地域でありますが、それを特にこの辺は危険であるというような今回のヒグマ対応に限定したといいますか、特化したような感じの点検等は行われていないのかどうかをまず確認したいと思います。

答弁 指導参事 神島亘基

9月に入ってからの熊の出没が相次いでいることを踏まえてのそれに特化した通学路の点検についてご質問だったかと捉えておりますけれども、9月、今日はもう10日ですけれども、昨日は出ておりませんが、一昨日まで連日北光小校区を中心に出没しているということで、先ほどご説明させていただいた例年行っております通学路合同点検、これとは別に9月に入りましてからは教育委員会ですとか関係機関による通学路における巡回、パトロールを強化しておりまして、児童生徒、主に北光小学校の児童が中心になりますけれども、安全の確保を図っているところであります。登下校時の保護者による送迎というものを先週1週間お願いしておりまして、今週に入ってからは、下校時のみですけれども、タクシーによる12号線の西側までの下校時の送迎というか、タクシーの手配ということも行っておりまして、例年この通学路の合同点検は11月上旬頃、積雪期に入る前に行っているものなんですけれども、当然今年度の点検におきましては熊出没という状況も踏まえた、先ほどおっしゃっていたササやぶの状況ですとか、そういったところも含めての点検ということで点検項目の見直し等を図ってまいりたいとは考えております。

再質問 武田真

この通学路の特に今回熊出没に関する点検というのは、恐らくそもそもが当市全域が注意報を発令されている状況でありますし、北光小学校以外にも奈江川のほうで熊が出たということで豊沼小学校が臨時休校になった事態があります。あそこもその通学路付近ということでありまして、当然それら既に把握されている部分もありますし、北光以外にも空知太はどうなんだとか、中央小学校はどうなんだという部分はあると思うんですよ。特に熊出没が危ぶまれる箇所というのは既に幾つか経済部でも把握されていると思いますし、道路の管理をしている建設部でも把握されておりますし、そういった部分で現状において既に危険な箇所というのは明らかかなと思うんですけれども、それについて周知するとか、タクシーで送迎しているというのもありますけれども、そういった部分を改めて11月を待たないうちにできることというのは何かないのでしょうか、その確認をしたいと思います。

答弁 指導参事 神島亘基

今おっしゃっておられましたとおり、11月上旬の点検を待たずして、ある程度熊が出没する傾向のある場所というのも特定されてきている状況ですので、そのことを踏まえた日々行っている教育委員会や関係機関によるパトロール、そういった部分の強化についても取り組んでまいりたいと考えております。

再質問 武田真

これから秋が、もう秋の入り口に立っておりますけれども、これから熊の出没がより予想される時期が近づいているのかなというのを感じておりますので、11月上旬と言わず、できることならなるべく早め早めでその点検を進めていただきたいなということを要望したいと思います。それと、先ほどタクシーの話が出ていたと思います。ジャンボタクシーだと思うんですけれども、これは現状のヒグマ注意報が発令されたということで恐らく臨時的にやられたと思うんですけれども、これはいつまで続くか分からない熊の状況がありますから、これを臨時的ということではなくて、例えば来年の義務教育学校開校した以降も何らかのヒグマの課題というのは出る可能性があるところなので、これを臨時的なものではなく既存の事業の枠組みに取り込んでいくということも私はあり得るのかなと思うんですけれども、これはあくまでも臨時的なものであって、以降については既存の仕組みの中に取り込んでいくという考えはないのかということをお伺いしたいと思います。

答弁 指導参事 神島亘基

現在ジャンボタクシーで下校時のみ対応しているという部分について、これが臨時的な措置であり、来年義務教育学校開校後の対応についてはどのように考えているのかというご質問だったかと捉えておりますが、今相手が熊といういつ出没するか分からないという動物であるということもあり、まず当面連日出ているということで下校時のみという対応を取らせていただいているところです。1週間単位程度で次の週の対応をどうするかということは教育委員会内部でも協議しながら、早め早めで対応していこうということは内部でも確認しております。次年度、雪解け以降に今度は砂川学園に北光地区からも通学するということで、多くのお子さんがスクールバスを利用するということになりますので、今度はスクールバスの停留所の場所、そこまで徒歩で移動するということになると思います。そのルート上で熊の危険性等がないかどうか、その部分をしっかり確認した上で状況に応じて必要な対応というものはしっかり取っていきたいとは考えております。

再質問 武田真

子供たちの安全に関わる部分ですので、しっかり対応していただきたいなと思います。(2)に移りたいんですけれども、熊鈴、撃退スプレーの配置ということで、教職員もパトロール、巡回に当たっては検討するというような答弁だったのかなと思うんですけれども、今般の熊出没、北海道以外にも東北地方等いろいろ出ているというような状況で、ニュースで見た限りでは東北地方がこの点、熊スプレーあるいは熊鈴を臨時的に補正予算等を組んで配付したというような話を聞いているんですけれども、道内、当市も含めて、熊鈴等はそれほど値段の高いものではないと思うんですけれども、これを児童生徒に貸与、貸出し等、あるいは配る、その他そういった形の事業を展開しているような自治体で何か把握されているものがあればまずお伺いしたいと思います。

答弁 教育次長 玉川晴久

ただいまの他自治体での取組について私からご答弁したいと思います。まず、道内、道外、私どもでちょっと調べましたところ、まず道内につきましては初山別村で、ここはスプレーとかを持たせたというところじゃないんですが、学校の周辺に熊が出没したということで電気柵を設けるような措置を取ったというような状況を確認することができました。ほかについては、購入助成とかというところではちょっと確認できませんでした、道内では。あと、道外につきましては、青森県の弘前市で撃退スプレーを2本ずつ各学校に配備しているということを確認しております。また、岩手県の花巻市になりますが、こちらは68本ほどスプレーを配備しているというような状況を確認しているところでございます。

再質問 武田真

私がちょっと聞き漏らしたかもしれませんので、1点確認したいんですけれども、スプレーについては携帯を検討していくというお話だったと思うんですけれども、鈴については生徒さんに貸すとか配るとか、そういったことは現状検討されていないということでよろしかったでしょうか。

答弁 教育次長 玉川晴久

今回の鈴の対応ということですが、北光小学校において今回緊急的に鈴を10個ほど買って登下校の見守りする際につけるようにということでお配りはしております。

再質問 武田真

鈴は10個と言わずもっとたくさん買っていただきたいなと思うんですけれども、この辺は拡大する考えはないのかということがまず1点と、もう一点はスプレーの関係なんですけれども、配付を検討するという答弁だったと思うんですが、これは配付の範囲、どの範囲、例えば教育委員会所管でいえば放課GO!GO!とかありますけれども、あれは民間の方がボランティアでサポーターとして来ていただいて下校のお手伝いをしていただいているという話も聞いております。その辺の巡回、あるいは登下校の見守り、そもそも今回の緊急事態、注意報発令ということで教育委員会の職員さんも付添いしているような話も聞いております。当然その方は配付の検討になるとは思うんですけれども、この辺の考えを2点ほど今私は確認したいなと思います。

答弁 教育次長 玉川晴久

まず、熊鈴の購入の範囲というところなんですが、こちらは購入に当たっては学校と協議をしまして、当面その程度というところでまずは伺った中で購入をしたところであります。今後再度学校と調整していく中で、その辺必要であればこちらとしては用意したいと思っております。あと、放課後子ども教室、そちらの引率の対応になるんですが、こちらについても実際熊が出没した段階でその事業をやっているかと考えますと、中止というか、まずは安全対策としてそういうような状況を取る形にはなろうかと思います。それでも、熊がいなくなって再開したときにはいつ出てくるか分からない状況の中での対応になろうかと思いますので、当然付添いの方にも安心してもらうためにはそういう熊スプレーの携帯等を考えなければいけないというところもありますので、そちらについても携帯について行うように取り計らいたいと考えております。

再質問 武田真

それと、やはりここで心配になるのは、例えば熊スプレー、恐らく購入するとしたら10本単位になるのかなと思うんですよ、単位としては。これは今1本、高騰していて1万円以上するというような状況で、財源的な部分でいろいろ心配になってくる部分が出てくると思うんですけれども、これは対応できるのかどうかということと、あとは今回の注意報は道から発令されたということで、私は応分の財政の応援があってもいいのかなと思っているんですよ、当然あるのかなと。例えば物品、今回の熊鈴10個ですけれども、今後追加もあるかもしれませんし、熊スプレーの購入も考える。あとは、今回の対応で、教育委員会に限らない話ではありますけれども、例えば職員の時間外等も発生しているということも予想できますし、恐らく今回の対応で多くの財政負担が生じていると思うんですけれども、この辺の財政的な負担の部分、あるいは道、国あたりから何か支援がないのかも含めて伺いたいなと思います。

答弁 教育次長 玉川晴久

熊対策に係る財源のご質問なんですが、調べましたところ文科省サイドの補助金につきましては特にないような状況だということを確認しております。また、農林水産省サイドの法律に基づいて取組を行った際には、特別交付税、有害鳥獣の駆除に要する経費というところで該当するというところもありますので、まずはその要望をしっかりとしていきたいと考えておりますし、先ほども申し上げましたが、文科省ではそういう制度がないというところですので、教育委員会としても年に数度、上部団体にそういう制度等を要望する機会もございますので、そちらを通じて生徒の安全対策については要望をしてまいりたいと考えております。

再質問 武田真

実際この問題は、我々市民にとっては降って湧いた災害に近いものがあるのかなと認識しております。特別交付税ということで、一種の災害に近いものかなということで申請されるのかなと思っておりますので、今回の件でかかった経費について様々な財源を使って対応していただきたいなと思います。3番目なんですけれども、通学範囲の拡大に向けた安全対策ということなんですけれども、これは以前も令和5年の第4回定例会でも小黒議員から質問があったと思うんですけれども、そのときの答弁では夏頃をめどに通学路を決定していくということと、安全プログラムは通学路が決まり次第関係機関と協議していくという答弁だったんですけれども、今ほどの答弁についてはそれに基づいて順調に進捗しているということでいいのかどうかを確認させてください。

答弁 指導参事 神島亘基

次年度砂川学園開校後の通学路、その策定に向けての取組の進捗状況ということでご質問があったかと捉えておりますが、私も前任者からそういったスケジュールで進めていくということを引き継いでおりまして、そのスケジュールに従って今予定どおり進んでいるところで、ほぼ通学路安全マップ来年度用については完成しております。ただ、先ほどのご質問でありましたように、そのとき想定していなかった熊の出没という部分がありますので、必要に応じてそういった部分の注意喚起に関する記載等も加えながら、次年度の開校時に児童生徒が安心して、保護者の方も安心して通学させられるというような体制をしっかりつくってまいりたいと考えております。

再質問 武田真

当然義務教育学校ということで通学路が全面的に変わるということになろうかなと思います。これは恐らく解決済みだとは思うんですけれども、個別の事例ということでちょっと分かりやすい事例を申し上げたいんですけれども、南1丁目線ありますよね、昔クランクのあった交差点があるんですけれども、そこを私が以前社会経済委員会にいたときに、あそこに横断歩道があるんですけれども、車が止まらないんですよ、児童生徒さんが待っているにもかかわらず。特にああいった場所というのは、恐らく今般の義務教育学校開校に当たって使う児童生徒さんが増える路線なのかなと思っております。そういった部分も含めて恐らくもう検討済みなのかと思うわけですが、ぜひともこの辺しっかり対応していただきたいなということと、もう一点私が気になっていたのは冬の問題です。冬の通学路の問題というのは、やはり夏とは状況が全く異なる部分が多々出てくると心配しております。夏は安全だった道路も冬になれば民家の軒先の雪が載っているようなところがあったり、あるいは降雪の状況に応じて、大人なら見えるけれども、小さな子供たちにとっては見通しが利かないような場所というのも多々出てくると思うんですけれども、この辺の冬に向けた対応というのは非常に心配しているところなんですけれども、どのような形でそこは検討しているのかを最後に伺いたいと思います。

答弁 指導参事 神島亘基

冬の通学時の安全確保についての対策というご質問だったかと捉えております。今年度、来年度用に修正を図った通学路安全マップの中にも米印をつけて、冬は雪で道幅が狭くなったり見通しが悪くなったりしますので、車に十分注意して歩きましょうという文言を今まで入っていなかった部分は全てのマップに記載するようにしました。あわせて、これから2か月ぐらいすると雪が降ってきて、学園が開校する前に雪が降った状態の通学路の様子というものを再度教職員の側でも確認できる時期がありますので、その中でここは雪山が大きくなって見通しが悪い、ドライバーからも子供の様子が見えない場所だというようなところが出てくれば、それを新たに安全マップの中に盛り込んでいくということは引き続き取り組んでいきたいと考えております。今回の安全マップもかなり現場の教職員の意見というもの、校長や教職員の意見を反映させて改訂版をつくっておりますので、開校までその取組は継続して続けてまいりたいと考えております。

再質問 武田真

大きな1については分かりました。続きまして、大きな2点目の人口減少対策についてお伺いしていきたいと思います。先ほどの1点目の答弁ですけれども、乖離について分析いただきました。合計特殊出生率が計画値を大きく下回っているのが主な要因だというような答弁だったと思うんですけれども、私は人口ビジョンを改めて読み直していたんですけれども、これの結論といいますか、将来展望の最終ページ、60ページですけれども、見ていきますと純移動率についてもかなりプラスに見込んでいると見受けられました。純移動率というのはつまり転入と転出の差を人口で割ってパーセントにした数字なんですけれども、端的に言えば転入者数が多いとプラスになる数字なんですけれども、この純移動率についてかなり転入、転出の差が少ないといいますか、転入が多いといいますか、もちろんマイナスではあるんですけれども、プラス方向で設定しているということが見受けられます。そうしますと、人口ビジョンではそう設定しておりますが、実際現実の今のこの時点の純移動率を見ていきますと特に人口ビジョンを作成してきた時点より、さらに若者層の流出が増えているような状況になっております。そうしますと、やはり合計特殊出生率プラスこうした純移動率についても私は相当の乖離の原因になっていると思うんですけれども、この辺の分析というのはどのようにされているのかをまずお伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 三橋真樹

将来人口を推計するに当たりまして国から推奨パターンというものが幾つか示されたと、その中で、人口ビジョンに記載のとおり移動率については実際の移動率を5年間で0.5%に縮小する。要は2分の1に縮小させていくんだというようなことで純移動率を推計しているということでございます。この純移動率なんですけれども、国勢調査の人口を基に社人研で精緻な推計をされているものでございます。策定当時も国からワークシートが配付をされて、そこに数字を打ち込むことによって数値を積算するという手法になっているものですので、私どもで正確な数値を分析することはできない状況であります。ですので、住民基本台帳を基にして転入者数から転出者数を除いて、それを年度末の人口で割り返すという単純な簡素な方法で移動率というものを見ていったときにどうなるかということでございますけれども、計画を策定しました平成27年度から令和元年度までの5年間ではマイナス2.22、これを2分の1に縮小するということであれば1%台に縮小していくということになってくるわけなんですけれども、実際は令和2年度から令和6年度の5年間でマイナス2.8に微増しているという状況がございます。こういった純移動率の状況も人口推計には影響しておりますので、合計特殊出生率だけが人口推計との乖離を生んだということではなくて、移動率についても少なからず影響はしているものと考えております。ただ、今ほどお話があったとおり、若年層の流出と、人口が減っているということは明らかです。ですので、合計特殊出生率及び出生数が減ってきているということが一番大きな影響を生んでいる要因であろうと私どもとしては分析をしているということでございます。

再質問 武田真

実は私も同じように分析してみたんですけれども、限界があるのが分かったものですから、同じく簡易な方法で私も電卓をたたいてみたんですけれども、非常に私の大ざっぱな計算で申し訳ないんですけれども、恐らく2割か3割は純移動率が影響しているなという概算であります。非常に大ざっぱな、先ほど申し上げたとおり、部長がおっしゃったとおり単純な計算でやってみたんですけれども、せいぜい3割ぐらいが純移動率が影響しているのではないかなと週末ちょっとエクセルで計算してみて思いました。合計特殊出生率のほうがやはり多かったのかなと私も思います。ただ、現状そうなっているということでありますから、既に人口ビジョンをつくられてから9年たっているわけでありますし、その基礎のデータというのはさらに古いデータです、実際のところ。現状の状況とはかなり異なっているかなと思いますし、現状の実態を踏まえた計画ということを作成しなければ、この人口ビジョンの当初目的がビジョンが基礎で、このビジョンに向かって計画、まち・ひと・しごと総合戦略をつくっていくというのが基本形になっておりますから、やはり基礎の部分がしっかりしないと今後様々な分野に影響してくるのではないかなと考えます。この辺は、市としては人口ビジョンの基礎的な部分、この数字を今後も使っていく、これを今後もこのまま使っていくのかどうか、この辺の考え方を改めて伺いたいと思います。

答弁 総務部長 三橋真樹

まず、人口ビジョンの取扱いについてでございますけれども、人口ビジョンは厳密に申し上げると計画ではない。将来展望であるということでございます。国も策定をし、都道府県も策定をしていると、そういった流れを酌んで準拠しながら、一部準じながら当市としても人口ビジョンを策定したという経過がございます。国でも今地方創生2.0基本構想というのを示されておりますけれども、国がつくった長期ビジョンを見直すかといいますと、それを見直すという議論は今のところは出てきていないという状況もありますし、国の長期ビジョンの中では合計特殊出生率については変わらず2.07、人口置換水準とよく言われている数値を維持していくのだということが読み取れている状況にあります。ですので、私どもとしては人口ビジョンはそのまま将来展望、そして数値がどう推移をしていくのかという目安としてはこのまま見直しをせずにやっていきたいなと思っております。一方で総合戦略につきましては、今第2期ですけれども、令和7年度で計画の終期を迎えます。第3期の計画に向けて現在作業を進めているというところもございますし、第7期総合計画については令和12年度に計画終期を迎えるということになりますので、人口推計についてはその都度やっていきます。人口推計は各種計画の基礎となるものでございますので、そこは精緻に作業を進めていく、その上で総合戦略などを、直近では総合戦略を見直す場面においてKPIとか人口推計を落とし込んでいくという作業をしていこうと考えておりますので、人口ビジョンについては、繰り返しになりますが、現時点においては国の動向を見定めるという作業はしていきますけれども、見直しをするというようなことは現状考えてはいないということでございます。

再質問 武田真

国の方針もあるというようなお話だったと思うんですけれども、私としては非常に分かりにくくなってきているなと思います。恐らく政策を決定するに当たって現状の人口動態をベースに政策とかを組み立てていくのは当然のことでありまして、仮定の数字を基に政策を組み立てていくことはあり得ないと私も思うんです。それは実務的にはそうなのかなと思うんですが、ただ非常に私は分かりにくいなと思うのはその点なんです。現状とかけ離れていますよねと。一般の方、あるいは議会に対してもこの推計値がずっと残ってしまっているような状況なのかなと思います。私は、考え方としては、そうであるならば例えばこの人口ビジョンに対する補足資料的なものがあってもいいのかなと思います。現状の人口動態はこうなっていますと、将来に当たっては現状ベースで考えればこうなりますというような、このような大部の60ページもあるカラー判のような大げさなものではなくて、現状について説明した補足資料的な部分でそれを公開するというのも一つの考え方なのかなと思います。この辺は、このまま改定しなければずっとこれが残っているわけですから、現状ベースの分かりやすい対議会、市民向けに対する説明ということを含めて、改訂版までとはいかないですが、補足資料的な部分は作成することは私はできると思うんですけれども、この辺の考えを伺いたいと思います。

答弁 総務部長 三橋真樹

直近で総合戦略の見直しが控えているということがございます。ですので、改訂版ということではなくて、例えば第3期の総合戦略の中で人口推計に関する記述をする際に、現行の人口ビジョンとはこういった部分で推計値が変わってきている。なので、第3期の総合戦略においては最新の数値を基にした推計によって下記のとおり指標を定めた事業展開をしていくというような記述を盛り込んでいくということができるのかなと思っておりますので、そういった部分で検討させていただきたいと思います。

再質問 武田真

ぜひそうした方向で進めていただきたいなと思います。続きまして、KPIの関係だったんですけれども、答弁を伺っていますと現行のKPIについては半数以上が達成できているし、残りの部分についても進捗が進んでいるというような答弁だったのかなと思うんですけれども、ただそうしますと私はそれを聞いて思ったのは、KPIの目標はかなり達成しているにもかかわらず、現状の人口抑制にそれがつながっていないのではないかなと、非常に意地悪かもしれませんが、そのような疑問が当然出てくると思うんですよ。これは、つまりは現状の設定されたKPIが人口ビジョンの基本目標、人口減少の緩和という部分に関しては相関関係が低いのではないかなと思ってしまうんですよね。この辺について、KPIとビジョンが目標としている人口動態の変化との相関関係が低いということについて市としてどのように分析しているのかをお伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 三橋真樹

現在のKPIでございますけれども、まち・ひと・しごと総合戦略に掲げているKPIは第7期総合計画との整合を図って設定をしているものでございます。第7期総合計画については、ずっと住み続けたい、これから住みたい、帰ってきたいということで目指す都市像を具現化する取組をしていっております。それを実現するための事務事業ということで登載をしているということでございます。第7期総合計画が目指すものというのは、人口減少カーブを緩やかにしていく取組の一つでもあると、長く住み続けていただく、そしてまた市内に人を呼び込んでいくという考えの下でこのKPIを引き続き設定をさせていただいているということでございまして、人口減少対策を直接その成果をはかるためにKPIを設定しているものではないということでご理解をいただきたいと存じます。

再質問 武田真

今の時代、いろいろな全ての面においてそうなんですけれども、やはり分かりやすさというのは私は重要なのかなと思っています。一見すると評価と結果が一致していないように見えます。そこで、非常に分かりにくいかなという感想を持つ方もいらっしゃるのかなと思います。我々議員、議会はそうなんですけれども、やはりその数字というのが実際どう市民の暮らしあるいは人口動態、将来の人口に影響したのかというのを知りたいと思っているんですよ。これは必ずしも執行側を批判するという意味ではなく、より実効性のある施策にしたいという思いから聞いているという部分があります。例えばの話なんですけれども、前回第2回定例会でも山下議員が同じように人口減少ということで一般質問をして、お試し暮らしの話を聞いたと思うんですよ。KPIでは5年間55組の利用があったというKPIが出ていますけれども、我々が本当に知りたいのは、じゃあ何人が定住したんですかというところが一番知りたい数字だと思うんですよ。第2回でもその趣旨で質問があったと認識しておりますし、過去に遡って考えてみれば、どの委員会というのは私も記憶が定かではないんですが、常任委員会あるいは特別委員会、予算審査あるいは決算審査の場面で必ずこの課題、話題は聞かれていたと思います。では、実際何人が定住されたんですかというのは聞かれたパターン何通りもあったと思います。そこが我々が一番知りたいところであります。どうその事業の効果があったのかというところです。答弁を伺っていると、その必要性は認識しているという答弁でありましたし、現行のKPIの中でも市内高校生の就業者数等、まさにそこは直結している数字のKPIもありますから、できるだけ分かりやすい数値、市民にとっても理解しやすい、我々議員、議会にとっても評価しやすい指標というベースにぜひとも転換していく。できないものは当然あるのも百も承知でありますから、分かりやすいものに転換していくのが現在の流れ、他自治体の人口ビジョンを見ていてもアウトプットベースからアウトカムベースにあえて宣言して転換しているような自治体も見受けられます。それは、やはり行政の透明性であったり、あるいは説明責任が求められている時代の流れなのかなと思います。(3)については、今後検討していくというお話でしたので、終わります。(4)、最後に、まち・ひと・しごと創生総合戦略の改定なり見直しを検討していくのかというところでありますが、総合計画との整合性というところが答弁にあったと思いますし、計画期間中に変えるのは難しいという答弁だったということと、新たな国の制度を組み込んでいくというような答弁だったと思うんですが、そうしますとあとはそれらについてどういうスケジュール感でそれを進めていくのかな、それをどう取り込んでいくのか、次期計画はまだ期間中でありますけれども、そのスケジュール感についてまずお伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 三橋真樹

総合戦略の関係でございますけれども、民間の有識者の皆様にお集まりをいただいて事業検証しているわけでありますけれども、次期計画の策定についてということでの議論を既にスタートしているところでございます。国においても基本構想の段階で示されておりますけれども、これが戦略にどのように落とし込まれていくのかは今のところ示されていないという状況にありますし、国は年内に策定をすると言っておりますけれども、昨今の政治情勢を見ると間に合うのかどうかも分からない。文書も発出されていない状況がありますけれども、私どもとしては次年度切れ目なく計画は策定していくのが理想であると思っておりますが、総合戦略につきましては国や都道府県計画との整合というものも求められておりますので、スケジュールについては切れ目なくといかない可能性もあるのかなということも想定しながら、現在国が発出する情報を注視しているという状況でございます。

再質問 武田真

この課題については、恐らく執行側と我々の認識というのはぶれてはいないと思っておりますし、我々はあくまでも数字というのは分かりやすさ、市民生活に直結した形の数字を求めていきたいという部分もありますし、一方では既存事業、計画等の整合性もあるということも十分理解しておりますので、今後についても時代の変化に合わせた形、あるいは人口動態もそうですけれども、現状に合わせた計画の策定について努めていただきたいということを要望して終わりたいと思います。以上です。

出典:砂川市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月10日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる