みんなの議会

砂川市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日

(1)持続可能な行政運営のための人材戦略について/(2)小学校の閉校に伴う公共施設としての利活用方針等について

2025年6月17日、砂川市議会の一般質問で、武田真議員が「持続可能な行政運営のための人材戦略について」「小学校の閉校に伴う公共施設としての利活用方針等について」について質問し、総務部長 三橋真樹、教育次長 玉川晴久、教育長 板垣喬博が答弁しました。

質問者
武田真 議員
答弁者
総務部長 三橋真樹、教育次長 玉川晴久、教育長 板垣喬博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

市のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 武田真

それでは、通告に基づきまして私からは大きく2点について伺います。大きな1、持続可能な行政運営のための人材戦略についてであります。近年、若手職員の離職や採用活動の困難な状況が全国の自治体で顕在化しており、本市においても同様の傾向が見られます。人口減少・高齢化、そして多様化する市民ニーズに的確に応えるためには安定的な人材確保および専門性や即戦力を備えた職員による組織運営が不可欠です。これまでも、社会人経験を有する民間出身者の採用など、柔軟な人材確保策については議会において議論がなされてきました。しかしながら、若手職員の離職及び他自治体・民間企業との採用競争に対応するためには、より実効性のある施策を再検討する必要があると考えます。そこで、次により伺います。(1)若手職員の離職傾向とその背景について。(2)新規採用の現状と今後の見通しについて。(3)社会人経験者の積極的な採用の考えについて。(4)人材定着、活躍のための環境整備の状況について。大きな2点目として、小学校の閉校に伴う公共施設としての利活用方針等についてであります。現在、本市では令和8年度に義務教育学校の開校が予定されており、それに伴い5つの小学校が閉校となる見込みです。この状況を踏まえ、これらの校舎や敷地の利活用に関しては、市として計画的に取り組むべき段階にあると考えます。すでに空知太小学校については学童保育所としての活用が示され、中央小学校および豊沼小学校ではプール施設の活用が予定されています。しかしながら、プール施設は老朽化が進んでおり、活用の継続性や費用対効果に課題があるのが現状です。また、その他の校舎や敷地についても、指定緊急避難場所および指定避難所としての活用方針が示されているものの、それ以外の利活用方針が明確にされていない状況です。このため、地域住民からは不安や疑問の声が寄せられています。このように、閉校施設の利活用は、今後の地域の活力維持や市の財政にも関わる大きな課題であることは明らかです。そこで、次により伺います。(1)現在の閉校施設活用の検討状況について。(2)閉校施設の活用における維持・修繕の見通しについて。(3)地域住民等との協議状況について。(4)全校共通の基本的な利活用方針の策定の考えについて。以上、第1回目の質問といたします。

答弁 総務部長 三橋真樹

私から大きな1、持続可能な行政運営のための人材戦略についてご答弁申し上げます。初めに、(1)若手職員の離職傾向とその背景についてでありますが、本市の市役所若手職員の離職傾向につきましては、直近5年間、令和2年度から令和6年度の35歳以下の職員ということで申し上げますと、令和6年度が7人、令和5年度は4人、令和4年度は5人、令和3年度は2人、令和2年度は3人の離職となっており、5年間の合計離職者数は21人、1年平均での離職者数は4.2人となっております。離職の背景につきましては、個別の事例を挙げることは難しいですが、直近5年間の離職者21人のうち約半数の11人が民間企業への転職となっており、今後のキャリア形成について個々が考え決断したケースや出身地が砂川市外である職員が親の将来的な介護などを考慮し、地元へ戻ることを選択し、転職をするといったケースが近年増加傾向にあると認識しております。次に、(2)新規採用の現状と今後の見通しについてでありますが、職員の新規採用に当たっては、毎年度定年及び自己都合の退職者数、定年退職予定者に係る再任用の意向、派遣職員の増減、各部署における事務事業量の増減、育児休業や介護休暇の取得など職員の柔軟な働き方を実現するためのワーク・ライフ・バランスの推進、新たな行政課題への対応や総合計画に掲げる重点課題を推進するための体制などを勘案した中で、行政サービスの水準の維持及び人件費の抑制といった観点も考慮の上、最低限必要となる職員数を見定め、新たな職員採用計画を立て、採用試験の実施を行っております。令和7年度4月1日の新規採用については、複数回の試験実施を行うなどの工夫をしながら必要な人員の確保が実現できたことから、欠員を生じることなく新年度をスタートしております。近年全国の自治体で職員の新規採用が思うように進まず、欠員の補充ができず苦慮しているという実態がクローズアップされておりますが、本市において現時点ではそこまでの状況には至っておらず、何とか新規採用による人員確保を維持し続けているという状況であります。今後の新規採用についても現状の取組を継続していきますが、試験応募者の動向を注視しつつ、特に専門職については今後さらに確保が難しくなることが想定されますので、状況に応じて要件の変更なども考慮しながら、必要な人材の確保に努めていきたいと考えております。次に、(3)社会人経験者の積極的な採用の考えについてでありますが、社会人経験者の採用につきましては、組織の活性化や多様化する様々な行政課題に対応するため、民間企業等で培った経験や知識を有した即戦力となる人材を確保することなどを目的に、道内の自治体においても、名称や要件は様々ではありますが、そのような試験を実施していることは承知しているところであります。本市におきましては、採用試験に当たっては年齢要件として一定の枠を設けており、一般事務職のうち高校卒業程度の学力を有する方については採用時の年齢を21歳まで、4年制大学卒業程度の学力を有する方については同じく年齢を25歳までとし、受験者数の確保が難しい保育職などの専門職については年齢を30歳まで引き上げ、建築技術職や事務職の身体に障がいのある方については年齢を35歳まで引き上げているところであります。これらの年齢要件に該当していれば社会人経験を有する方についても応募は可能であり、これまでも民間、公務員問わず社会人経験者の応募があり、採用を行ってきた実績があることも踏まえ、社会人経験者のみに限定した形での採用試験については新卒者の間口を狭め、市内及び近隣の高校出身者の就職機会を十分に確保できない懸念が生じることも考慮し、実施をしていないところであります。本市としましては、現時点においてはそれぞれの職種における職員の年齢構成のバランス等を勘案しながら、年齢要件の引上げを基本に受験者数及び優秀な人材の確保に努めていく考えでおりますので、ご理解を賜りたいと存じます。最後に、(4)人材定着、活躍のための環境整備の状況についてでありますが、持続可能な行政運営を目指し、組織力の強化を図る上では、確保した人材の十分な育成を進め、しっかりと定着し、活躍していくための環境を整備することが重要であると考えます。本市では平成21年2月に、職員一人一人が自覚して職員研修に積極的に取り組み、能力の向上に努め、組織としてもこれらを支援する職場環境づくりを推進していくという方針の下、砂川市職員人材育成基本方針を策定しましたが、その後の急速な社会的変化とともに、特に若手職員のライフスタイルや価値観も多様化するなど、市職員を取り巻く状況が大きく変わってきたことを踏まえ、より柔軟で多様な働き方を目指していくため、令和4年3月に方針の改定を行っております。この砂川市職員人材育成基本方針に基づき、毎年度職員研修計画を策定し、各職階に応じて必要となる知識、技術の習得が図られるようにするとともに、職場外で実施される様々な研修を活用し、職員としての能力開発、キャリア形成や自己啓発意欲のニーズに応える機会を確保することで職員が自身の将来像を描くことができるような職場環境を整えているほか、子育て世代でもある20代から30代においてはワーク・ライフ・バランスを重視する職員も多いことから、時差出勤や育児休業などの制度整備や制度周知、その制度を使いやすい職場風土の醸成など、人材定着、活躍に向けた環境整備に努めているところであります。

答弁 教育次長 玉川晴久

私から大きな2、小学校の閉校に伴う公共施設としての利活用方針等についてご答弁申し上げます。初めに、(1)現在の閉校施設活用の検討状況についてでありますが、これまでの検討経過から申しますと、閉校施設活用の検討に当たり、まず教育施設として引き続き活用しなければならない施設、さらに現在学校施設として利用している団体等が引き続き活動できる場を確保することを優先に考えることとし、関係部署による会議で検討を進め、必要に応じて関係団体とも協議してまいりました。その結果として砂川市立砂川学園の授業で使用するプールとして現在も使用している豊沼小学校、中央小学校のプールを活用すること、北地区学童保育所は空知太小学校を活用すること、災害時の指定緊急避難場所、指定避難所は、これら3校の指定を継続するほか、校舎を使用する予定のない砂川小学校と北光小学校も当面は避難場所、避難所として利用できること、現在選挙の投票所として使用している小学校は、使用可能な間は投票所として利用できること、スクールバスの停留所として北光小学校と豊沼小学校の敷地を利用することなどの方向性を確認したところであります。現在の検討状況としましては、本年度は16の地域サークル団体が5つの小学校と砂川中学校で活動しておりますが、令和8年度以降は砂川学園のほか、閉校後も使用する豊沼小学校、中央小学校、空知太小学校を活用することについて、曜日や時間帯も含めて各地域サークル団体や砂川市スポーツ協会と協議をしているところであります。一方、市が活用する予定のない閉校施設の方向性は市長部局と共に検討していくべきものと考えており、以上の検討状況や課題については都度市長部局と共有化を図っているところであります。次に、(2)閉校施設の活用における維持修繕の見通しについてでありますが、閉校後も活用する施設は活用するために必要な維持修繕を行っていく予定であり、経費としては燃料費や光熱水費をはじめ火災保険料、機械設備の保守点検委託料、草刈り、除排雪に係る費用、必要に応じて修繕料、プールについては監視員に係る人件費なども見込まれるところであります。なお、活用する閉校施設は実際に使用するエリアが校舎全体ではなくプールや体育館など一部のエリアに限られるため、使用しないエリアにおける電気や水の無駄な使用や事故を防ぐためなどの改修工事を予定しております。次に、(3)地域住民等との協議状況についてでありますが、現在学校施設を使用している団体等と協議を行ってまいりました。具体的にはプールやスクールバスの停留所に関しましては各小中学校のPTA役員などで構成する砂川市立小中学校統合準備委員会で協議し、ご理解をいただいており、また北地区の学童保育所については、保健福祉部の取組ですが、空知太学童保育所父母の会の話合いや保護者を対象とした説明会などでのご意見を踏まえて開設場所が決定されました。さらに、地域サークル団体の活動場所等については学校施設を使用している各団体等と協議を重ねているところであり、引き続き調整を進め、各団体が活動場所等の見通しを持てるように進めていきたいと考えております。次に、(4)全校共通の基本的な利活用方針の策定の考え方につきましては、改めて利活用方針といったものの策定は予定しておりませんが、閉校校舎等の活用に関する基本的な考え方として、これまでの議会答弁でも申し上げておりましたとおり、閉校校舎等がこれまで活用されてきた経過を踏まえながら、地域の実情や意向をはじめ各施設の立地条件や老朽化の度合い、活用する場合の維持管理費などを総合的に勘案して、市が主体的に活用する施設、民間等へ貸与、売却を見据える施設、当面は活用予定がなく、最小限の維持管理をしていく施設といった活用の方向性を検討していくべきものと考えております。現在はこの考えの下、まず市が主体に活用する施設、すなわち現在学校施設を使用している団体等の活動場所を調整している最中であり、引き続きこの考えにより検討していくものであります。

質問 武田真

それでは、順次大きな1から確認していきたいと思います。まず、持続可能な行政運営のための人材戦略についてでありますが、1、2、3、4ということで、4番については答弁を伺って、これで分かりました。(1)、(2)、(3)について2回目の質問をしていきたいと思うんですけれども、離職者の傾向ということで数字を出していただきました。ちょっと予想より多かったのかなということと、最近がちょっと多めに増えてきているのかなという印象を受けております。そこで、その背景の部分も、もちろんプライバシーもありますので、詳細にはここでも伺えないんですけれども、全体的な話ということをさせていただきますと、総務省が2020年に実施した調査を見ますと、やはり20代、30代の離職というのがこの10年間で急速に増加しているということで、一般論ではありますが、人手不足を背景とした日本経済の状況、あるいは若い人たちの価値観の違い等、いろいろな様々な事情があるのかなと思うんですが、私は特徴的なことを1つ申し上げたいんですけれども、民間企業への就職ということが先ほど答弁があったと思うんですけれども、砂川市がどうかということではないんですが、全国的、道内の自治体の状況を見ていきますと、公務員から公務員の転職というのはかなり増えているという印象を受けておりまして、先ほどの答弁でもあったとおり、社会人採用枠を増やしている自治体が増えているということで、その枠の中に経験者、社会人ということで同じ公務員の方がそれを使って転職しているという状況、これが何か統計的な裏づけのあるということではないんですが、こうした傾向が恐らく顕著に見えてきているのかなということを私は、サンプル数は少ないですけれども、考えております。そうしますと、そこで(1)の2回目ということで伺うんですけれども、効果的な対策というのはなかなか正直難しいのかなとは思うんですけれども、こうした背景、当市にとって特徴的な事情もあろうかと思いますが、現状若手職員の離職対策としてどのような対策を取っているのかということをまずお伺いしたいなと思います。

答弁 総務部長 三橋真樹

離職対策ということでございますけれども、議員ご指摘のとおり退職の理由というのは今は深掘りをして確認をしない時代でございまして、原因が分からないものですから、具体的な対策が取れないということにはなるんですけれども、なぜ辞めるのかというのを離職される職員から口にされた傾向ということで1回目のご答弁をしております。多くは地元に戻るということなんですけれども、11名の民間企業の就職者もそうです。今ほどお話のあった公務員から公務員へというお話がありました。過去直近5年間の21人の離職者のうち、公務員として引き続き就職をされた者が6名おります。いずれも地元に戻った者、結婚を契機に旦那さんと一緒に転出をされたんですが、そこでご指摘のとおり社会人枠を活用して公務員になったという者もおります。ですので、公務の仕事が嫌になったから辞めたということではどうも背景にはないであろうということ、あと民間企業の就職が増えているということは、最近では報道にもあるとおり人材獲得競争が激しくなって、初任給を30万円に上げますよという報道がなされていたり、令和7年度についてはデータとして賃上げを検討している企業が61.9%、調査以来初めて6割台に達したという報道もございます。こういった賃金条件の影響ということで選択肢が増えて離職をしているのかなということがあります。ですので、こちらは本人の選択でございますので、引き止めることは当然できないわけでありますけれども、そういった部分と比較したときに砂川市の役所がいかに働きやすいのか、今後キャリアアップをしていくときに自分がどういった人生を歩むのかと、そういったことを具体的にイメージできる環境づくりというのが大事であろうということで制度整備も図りながら対応しているというのが現状でございます。

質問 武田真

私自身もやはりそういった部分からやっていくしかないのかなと。いわゆる組織へのコミットメントを高めるとか、あるいは副業をはじめとする柔軟な働き方改革といいますか、それを認めるなどの方策しかないのかなと私も思います。(1)については終わりまして、(2)の新規採用の部分に行きたいなと思うんですけれども、現状新卒者ということで賄われているという答弁だったと思うんですけれども、先ほどの答弁でもありましたが、定年退職等、あるいは途中退職等、出た欠員といいますか、足りなくなった人員というのは基本的に現状は新規採用で全部埋めていくという考えでいいのかということと、砂川市はどうかという部分もあるんですけれども、公務員試験を実施して、合格したけれども、辞退率が非常に高いという問題、各自治体で問題になっているところでありますが、場合によっては5割を超えているという自治体もあるという話があります。この辺は砂川市、昨年、過去の実例を見ながら、いわゆる辞退率というのがどのような状況になっているのか、またその辞退者の行き先はどうなっているのか、もし調べているものがあれば伺いたい。もう一点は、いわゆる辞退者を増加させない取組というのは現状何かなされているのかどうかについての3点、まずお伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 三橋真樹

まず、人員採用の考え方ということでございますが、こちらは現状新規採用によって補充をしていくという考えでございます。この点については過去の議会でもやり取りがありました。その場でご答弁させていただいておりますけれども、当市の場合には高校卒業年齢相当、大学卒業年齢相当プラス3年ということで補充をしていると、それを計画的に継続をしながら補充に努めているというところでございます。また、近年辞退者が増えているということでございますけれども、令和7年度から令和3年度までの5か年間のデータが手元にありますので、そちらでご説明をいたしますと、令和7年度の辞退者はゼロ人でございます。令和6年度は2人、令和5年度は5人、令和4年度は2人、令和3年度はゼロ人ということになります。パーセンテージでいいますと、6年度で20%になります。5年度の5人は31%、4年度の2人は20%ということで50%を超えるという辞退率にはなっていないという現状ではありますが、一定数辞退が生じていると。辞退の理由でございますけれども、やはりほかの自治体の試験と併願をしていて、希望するのがそちらだったんだということでの辞退が一番多い状況だということで把握をしているところでございます。辞退者の対策という、行き先ということでのご質問だったかと思いますけれども、そちらについては、今ほど申し上げたとおり希望する他の自治体に採用となったがために辞退をされたと把握をしております。

質問 武田真

新卒者の動向ということで答弁をいただきました。新卒者の採用で退職者を補充していくという考えについて何点か確認をさせていただきたいんですけれども、これまでの答弁、過去の答弁も踏まえますと、私自身は人員の補充を全て新規採用に頼ることについては幾つか問題点があろうかなと思っております。これは行政職に限定しますけれども、先ほども年齢構成のバランスを取りながらという話が最初の答弁でもあったと思うんですけれども、年齢構成、若手に偏る形で、現状は明らかにいびつだとは言い切れませんけれども、そうしたことが先ほどの若手の退職の動向を見ていきますと明らかに、徐々にですが、ゆがみというのが出てくるのではないかなと私は考えています。これがまず1点目の問題点、新卒に頼る部分。2点目は、当然のことなんですけれども、新卒者というのは即戦力にはならないですよね。時間をかけて育てていくといいますか、研修をしていくということで、まず育成に時間がかかる、コストがかかるという2点目としての課題があります。3点目は、育成中に退職されるリスクというのは高いです、他の年代に比べて。先ほども35歳以下ということで答弁がありましたが、この年代で辞められるというのは相当痛いと思います。こうした部分で、せっかく30代、35歳といったら恐らく中堅中の中堅だと思うんですけれども、この世代に辞められるというのは相当当市にとっては痛いのかなと思うんですが、この辺の3つのリスク、私は新卒者を中心に雇うことについてはそうしたリスクというのは避けられないと思うんですけれども、これらの問題点について現状市ではどのように考えているのかお伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 三橋真樹

新卒採用を続けることのゆがみ、育成に時間がかかるのではないのかと、また中途退職、離職のリスクがあるではないかという3点の問題があるではないかということでございますけれども、確かに現状級別の職員数というのを見たときに若干ゆがみはあるのかなと思っております。直近5か年間で若い職員が離職をしているということで申しますと、級別でいうと1級、2級が多いんですが、実は係長職、3級ですとか4級ですとかの辞退者が2名ほど含まれている状況もございます。当市の級別の在職者数というのは市のホームページなども通じて都度公表させていただいているところなんですけれども、令和6年度については3級の占める割合が少なくなっているという級別のゆがみ、在級年数に伴う配置人員のゆがみというのはご指摘のとおりあるところでございます。ただ、長期的な視点に立ちますと、令和8年度、令和9年度において、翌年度、翌々年度において不足している級に上がっていく候補となる、その在級年数の資格を持っている職員というのが一定数おります。8年度についても9年度についてもいると。その者が上がっていけば、さらに上に上がる者が何人いるかによって充足される人数等も変わってくるかもしれませんが、充足されるという見込みが立っておりますので、そういった部分も計画的に判断をした上で採用計画を立てているのだということでご理解いただきたいなと思います。また、年金制度の関係から、退職から年金への接続ということで退職年齢の延長ですとか、再任用制度を活用して職員を配置しているという部分もございます。そういった職員については、まさにそういった手薄となっている職場、年齢層のところに配置をさせていただいております。こういった職員は長い行政経験を持って知見と経験を十分に備えている職員でございまして、そういう若い職員についても指導をしっかりとしていただきながら業務の継承もしていただいているという部分での対応もできているのかなと考えているところでございます。離職のリスクということでございます。若い職員が今後も同じ形で、先ほど申し上げましたとおり6年度は非常に多かったということが、これがどういった背景によるものかどうか分析はできておりませんが、こういった状況が続けば年齢構成も含めて採用をどうしたらいいのかということは当然考えていかなければならないということでございます。過去の議会でも答弁しているとおり、高卒枠、大卒枠、社会人枠と採用枠を設けるのではなくて、当市の考え方としては年齢要件を拡大することで社会人経験者の採用にもつながるし、新規採用、新卒者の採用にもつなげるという形での対応を考えているというところでご理解をいただきたいと思います。

質問 武田真

私も同じ資料を見ているんですけれども、これは全国、総務省が調査かけているものですから、全国で比較するのは容易なものなので、私も使っているんですけれども、砂川市の給与、定員管理等というところで他自治体の状況も調べてみたんですが、いわゆる類似団体、あるいは近隣自治体とも比較してみると、先ほどあった3級がかなりバランスが悪いということで、令和6年4月1日現在ということで8.5%ということで、通常の他の自治体の事例を見ていきますと、少なくとも1桁というのはほぼなかったのかなという状況で、3級というのは文字どおり中堅職員、主任ということになると思うんですけれども、極端に少ないという状況であります。機構図もざっと見ていきますと、確かに係長の下に主事しかいない係もありますということで、普通は私の経験では大きめの係になると主任が2人ぐらいいてもおかしくはないという構成になっているとは思うんですが、やはり主事の数が割合がかなり多いのかなと思っています。まさにここは私の指摘するところのゆがみかなと思うんですけれども、先ほどの答弁からいうと、まさにそうだとしか言いようがないんですけれども、そのうち1級、2級の人たちが上がってきますよという答弁だったと思うんですけれども、これもなかなか見込みが、100%そうなるかというのもなかなか難しいところですよね。いきそうな人に限って転職されてしまうということも間々ありますし、現状の1桁パーセントの3級職、職員の1桁パーセントというのはちょっと見過ごせない私はゆがみではないのかなと思います。やはりこうした部分をいわゆるリバランスするには、年代のリバランスをするために中途採用、経験者採用ということにつながるのが砂川市以外の周辺自治体の状況なのかなと私は見ております。そこで、近隣自治体の状況についてちょっとお伺いしたいなと思うんですけれども、以前も、前回も私が同じような質問をしたときに近隣自治体の社会人採用枠の状況ということでお伺いしたと思うんですが、同じように現状の近隣自治体における社会人採用枠の状況についてまず確認をさせてください。

答弁 総務部長 三橋真樹

近隣の社会人採用枠ということでございますけれども、中空知管内5市においては芦別市と滝川市が社会人枠を設けて試験を実施しているという状況であります。道内35市で見ますと19市が実施をしておりまして、割合でいうと54.3%という状況になっているという状況でございます。

質問 武田真

近隣自治体、道内各自治体も当市と同じような問題か、それぞれの地域に応じた様々な課題があって、そうした採用枠を設定しているのかなという想像はするんですけれども、私自身は過去から同じことを言っているんですけれども、当市においても社会人枠、経験者枠で公務員または民間企業の経験者を採用するのが私は合理的だと考えている理由がありまして、私が合理的と考える理由の一つがまず即戦力ということです。仮に公務員であれば何の違和感もなくスムーズに仕事ができるのかなと思いますし、あとは研修に係るコストです。あとは業務停滞のロスも基本的にはないだろうと私は考えます。また、市民サービスの面からも見ましても、新人育成にかかる時間が減ることでより業務の質が向上するのではないかなと思いますし、まして中途採用ということであれば離職率も、客観的な数字は今すぐ出せませんが、基本的には新卒者に比べて中途採用、社会人枠採用の離職率は低いという傾向もあるやに伺っております。そうしますと、私が今説明したのはメリットの部分ですよね、コストの部分、即戦力の部分、市民サービスの部分ということで。経験者枠、社会人枠のメリットと私は考えるんですけれども、逆にお伺いしたいのは、市としてそうした社会人枠、あるいは経験者を設けることによるデメリットというのはどのように認識しているのかと、どのようなデメリットがそこにあるのかなというところを改めてお伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 三橋真樹

社会人を採用する上でのデメリットということでございまして、思いつくままに説明を申し上げますけれども、組織文化への適応の難しさ、民間と行政では仕事のやり方が違います。例えば1つは決裁ですとか、そういった事務手続の進め方、意思決定のプロセス、そういった部分でデメリットといいますか、社会人経験者がどのように感じるかという部分でのデメリットとなってしまうのかもしれないですけれども、そういった部分で戸惑いを感じる方もいるのかなと。また、キャリア形成において不整合が生じるのではないのかということも心配をしています。近隣のまちでは社会人枠、初任給については加算をしますよということでホームページで周知をしながら採用しているということも拝見をしているところでありますけれども、やはり年齢の高い方が新規採用者と同期ということで机を並べる状況になったときに若い職員がどのように感じるのか、また社会人枠として採用された方が周囲、同期と見たときに若い職員しかいないといった状況をどう見るのかという部分がキャリア形成において何かしかの影響、また人間関係の部分で問題が生じるのではないのかなという部分があります。先ほど社会人枠、離職率が低いのだというご指摘もありましたけれども、長期的視点で見ると定着のリスクがあるのではないのかと私は考えておりまして、これは実は近隣ですけれども、2市しかないわけなんですけれども、お話を聞きますと、逆に離職した経験をお持ちの方であるがためなのかもしれませんが、実は離職されている割合が多いというお話を私は伺っております。キャリアアップするにつれどんどん、どんどん転職して違うまちに行ってしまうということも見受けられて、社会人枠でずっと採用し続けている状況もあって、そういった部分で苦慮しているということ、あと勤務年数3年以上とか、5年以上とか、通年で5年働いた方ですよという条件を付している自治体がすごく多いんですけれども、人事評価をしていない、勤務年数が5年あるというだけで採用してしまうことのリスクという部分もあるのかなと感じております。

質問 武田真

そのようなリスク、大変もっともだなと思うんですけれども、伺っていると近隣2市の状況ということで、私が思ったのは、やはり転職者を受け入れる経験が浅いのではないかなと思いました。新規にそうした枠を設けた自治体は急増していますよね。公務員の転職というのはこれまで一般的でなかったなと思います。このようなルートができたのはごく最近ではないでしょうか。公務員から公務員、公務員の転職策として公務員、それは恐らくは民間であれば出入りが割と頻繁だということで、行く先も受ける先もお互いにあうんといいますか、呼吸といいますか、分かっている部分があるのかなとは思うんですが、事公務員に関しては恐らくそういった経験、転職者を受け入れる、転職するというのが恐らくまだまだ成熟していないのかなという感想を今受けて思いました。なかなか一般的ではないなと。当然私はもう転職していますけれども、私の時代においてもそれは一般的ではなかった、技術系公務員は割と多かったとは思うんですが、恐らくその辺の双方のコミュニケーション、公務に対する考え方、双方のコミュニケーションの部分、根本の部分もありますし、職業に対する考え方、恐らくそれは事前のマッチングといいますか、その辺は考えなければならない、そこはお互いに模索していく段階なのかなと思いました。最後に、答弁は不要なんですけれども、私から提案をしていきたいなと思うのは、既に当市においても医療職あるいは技術職においては転職が当たり前、社会人採用が当たり前ということになっていると思います。そういう意味ではある意味経験があるのかなと思います。ただ、行政職に関してはまだまだ受け入れた事例がないということかと思います。そうしますと、やはり大々的にいきなり今年は3人、社会人を採用しますということではなく、モデルケースということで例えば1名から始めていくと。また、先ほどもありました年齢の部分、経験年数の部分ですよね。その辺についても制度設計をきちんとしていくということからスタートしてはどうでしょうかということです。大々的に導入するよりはまずは少しずつ、場合によっては1人から、未経験の部分はありますけれども、そういった調査研究を進めながら受け入れていくということを試行的に導入してはいかがでしょうかと思いました、先ほどの答弁を受けて。この提案をして、まず大きな1については終わりたいと思います。そこで、次に大きな2点目について伺いますが、先ほどの答弁を受けて幾つかご指摘をしたいなと思うんですけれども、まず小学校の活用の議論、これまでもう既に何度も議会で取り上げられてきたのかなと思うんですけれども、遡れば令和3年の第3回定例会に私からまず一般質問しました。その後令和5年の第4回、令和6年の第2回ということで沢田議員が活用について、小学校の活用について、閉校舎の活用について一般質問してきたと思います。そもそも令和6年の第2回定例会において、沢田議員の質問に対して廃校活用検討準備会議を行っていると、その第3回の会議を経て全庁的な会議へ移行する予定だという答弁があったと思います。実はこの時点でも検討が遅れているのではないかという指摘が議会から出されていたんですけれども、それを受けて団体の使用条件の変化や新たなシミュレーションが必要となり、準備作業に時間がかかっていますという答弁だったと思います。この答弁を踏まえますと、当然6年度中に何らかの私は方針が出されるものなのかなと当時のそのやり取りを見ていましたが、現状は先ほどの答弁を伺っていますと何らかの方針が示されたという状況ではないのかなと。個別の案件については、先ほど次長の答弁のとおりプールの活用、学童保育所の利用というのは個別には出てきますが、全体の方針というのは出ていないように思います。さらに、使い道がまだ決まっていない校舎のその先をどうするかという議論、当然これからもしていかなければならないとは思うんですけれども、現状教育委員会としてどのようなタイムスケジュールで廃校、あるいは閉校舎の活用について進めようとしているのか、この辺の考え方をまず最初に伺いたいと思います。

答弁 教育次長 玉川晴久

これから進めるに当たってのタイムスケジュールというところかと思いますが、まず6年6月頃に第3回目の準備会を開催しまして、それ以降沢田議員の一般質問も当時重なりましたので、そのときに今後全庁的な会議に移行するという答弁をさせていただいたんですけれども、それ以降も学校の体育館をどの程度利用するかというのを協議は続けておりました。それで、相手方さんもいることなので、どのぐらいの時間ですとか、そういう中で、学校の体育館を使う数も分からないとその辺の整理がつかないということで進めてきたんですけれども、今回体育館については3つの体育館をまず使うことに決まったので、今地域サークルとは最終的な協議ができる状況になりましたので、そこは今後進めていきます。それで、今使う学校が決まって、使わない学校が決まりましたので、今後使わない、利用しない学校について処分なり進めていく方向にはいくと思うので、その辺は教育委員会もそうなんですが、市長部局と連携を図りながら、当然全庁的な協議の中で進めようというところで今後進めたいと考えております。

質問 武田真

若干かみ合わない部分もあるんですけれども、私がイメージしているのは全体の見取図なんです。分かりますと、今後協議していきますと。でも、最終の落としどころはあると思うんです。暫定的に利用していくというのも当然ありますし、ではそれをいつまで使えるんだというゴールというのは当然出てくると思うんです。もう使わなくなったよ、それで終わりではないですよね。では、さらに使わなくなった校舎をどうするんだという課題が出てくると思うんです。そうしますと、本来であれば事案が出てから考えるということではなくて、既に閉校というゴールは見えているわけですから、それに向かって全体でこの校舎の行く先、恐らく10年以内にゴールが、5年か10年か分かりませんけれども、そこを目指して私は閉校舎の扱いというのは持っていくべきなのかなと思っているんです。今のお話を伺っていきますと、そのゴールが全然見えないんです。どこまで進むんだと。これから考えるんだという答弁だったと思うんですけれども、そうは私はならないのかなと思います。当然先ほど経費の、費用のお話も答弁があったと思うんですけれども、こうした費用はかかっていくんです。使わないにもかかわらず、出る費用というのは必ず出てきますよね、維持管理。使わなくても出てくる費用というのは当然出てくるわけです。こうした費用をそのままというわけにいかないですよね。長く使わないのにかかわらず、費用が出ていくという、そういうことが私としては心配しておりますし、これまでの議会議論も恐らくそういうところが根底にあって、今後どうするんだということが何回も議会で上げられてきたのかなと思います。これは以前の、令和6年の沢田議員の一般質問でもあったんですが、文科省で幾つかアイデアといいますか、提案がされていたと思います。みんなの廃校プロジェクトですか、そういった資料等を見ていきますと、文科省のモデルケースは5ステップぐらいありまして、最後は廃校と同時に活用が進むんだと、これは理想形です。廃校と同時にその校舎の行く先が決まると、なくすのか、活用するのか、継続するのか。その段階に至るまで4ステップあるわけです。様々な協議をする、情報発信をする、地域と協議するというステップがあるわけです。その流れの中で各校舎の行く先というのは見えてくるのかなと思うんですけれども、現状最初のステップから全然踏み出していないと見えるんです。そうすると、この問題、ある程度期限を決めて考えていかなければ、ずるずると後に後に、これから全庁協議しますという形でいつまでたっても私は解決しないんではないのかなと。そして、何より費用面で、そうした費用が垂れ流しという言い方は品がないですけれども、そういうことになりかねないのかなと思っているんです。改めてこの辺、全庁協議、所管がとかいろいろなるとは思うんですけれども、今は教育委員会が所管ということになっているわけですから、今後の見取り、タイムスケジュール、最終的なゴールに向けてのスケジュールというのは教育委員会としてどのように考えているのでしょうか。

答弁 教育次長 玉川晴久

今のところ利活用する部分は決まりましたので、活用しない部分についてこれから協議を進めていくものなんですが、それに向けては当然進め方など協議しながらスケジュール感を持って進めないといけないというところでは考えているところであります。

質問 武田真

これは総合的に考えていきますと、最終的には砂川市における公共施設等総合管理計画がございます。その趣旨を見ていきますと、公共施設の総量を下げていくんだという全市としての最終目標があるところであります。実は教育施設というのは、当市に占める建築系公共施設の占める割合の中では公営住宅に続くストック量があるものなんです。相当膨大な公共施設の量があるわけですけれども、これを計画的に処理といいますか、管理していかなければ当市の財政等にも大きな影響が出てくる案件なんです。私が心配しているのは、使わなくなった公共施設がいつまでも残ることによる当市にかかる財政の負担も含めて大分大きな影響が出てくるということを非常に心配している部分もありますし、何より学校施設というのはいわゆる地域のシンボルでもありますよね。地域住民にとってのシンボル、特殊な公共施設なんです。簡単に数字では割り切れない部分もあります。地域にとっての大事な施設ということで、これに至るまで、最終的に至るまではその地域の、先ほど恐らく体育施設を利用されている団体の方の協議の話をずっとされていましたが、それに関わる部分以外の地域全体の住民のご意見、ご意向というのもその施設のゴールに向けては必ず取らなければならないと私は考えております。そうしますと、確かに今後体育館等を利用する団体とのお話はしていますよと、それは方向性が見えてきましたよということかもしれませんが、さらにその外側に関わる地域の声というのは施設の閉校後の部分に関しては当然考えなければならないというわけです。文科省のプロジェクト等を見ていきますと、やはりかなり早い段階で地域住民の声等を受け入れている場面があるわけです。そういった部分も含めたスケジュールを見据えていただかないと、地域の方々にとっては、来年閉校になるけれども、今後どうなるんだろうねと。もちろんプールを使うところは分かりますよと、学童保育所として残るところは分かりますよねという話がありますよね。では、ほかの使わない学校はどうするんだ、使わない部分はどうするんだということについて、やはり地域に対して、利用している団体以外の地域に対して私は説明責任があると認識しております。それらも含めたトータルの方向性というのは私は必要かなということで、これは私以外の議員も繰り返し述べていたとは思うんですけれども、この辺の考え方を伺いたいということであります。

答弁 教育長 板垣喬博

今議員さんからご指摘のございました来年4月閉校となります学校施設、小学校5校をどう活用していくかということ、これはとても重要な課題でございまして、議員さんのご指摘のありましたとおり、学校施設は貴重な財産でありますし、地域の実情やニーズ、そういったものを踏まえながら有効活用していくことが求められているというところでございます。活用の次第によりましては町の振興やコミュニティの活性化、地域経済の発展など、市の財政にも大きな影響を及ぼす可能性があるものと考えておりますし、先ほどお話がありましたけれども、一方で売却や貸付けなど、そういった利活用を進めることで砂川市公共施設等の総合管理計画にあります施設保有量の最適化といった部分であったり、コストの抑制と財源確保と、こういった視点も持たなければならないということで、多分議員さんもご存じのとおり、公営住宅が保有量の約50%を占めておりまして、学校施設が大体21%ぐらい、また市民1人当たりの類似団体との比較でいくと砂川市の場合は1.5倍程度保有量が多いということもありますので、今後こういった公共施設がある一定のところで、20年、30年前に建設をしているものについては一定の時期に大規模修繕が必要になってくるということを考えますと、やはり全ての公共施設を維持していくというのは難しいということが当然出てくると思います。そういった視点を持って計画を立てていかなければならないというのはそのとおりだと思っています。その中で、今議員さんがご指摘いただきました利活用の方針、それからロードマップという意味合いなんだと思うんですけれども、その辺の策定につきましては、他の自治体においては方針を策定している自治体があるということは当然承知をしておりますけれども、本市においては今のところ、1回目の答弁でも触れましたけれども、正式なものは策定をしていないという状況でございます。利活用の予定のない閉校となった施設につきましては普通財産に最終的には移管することになりますので、教育委員会で判断し、策定というよりは全庁的な協議の中で必要性を検討して、策定するとなった際には当然様々な分野に及ぶものでありますので、教育委員会が主体的な役割を担いながら、総務部をはじめ関係部署と共同で策定をしていくものなのではないだろうかと思っております。ただ、現状正式な利活用の方針といったものは策定していないんですけれども、何も考え方がないかというと、それは違っておりまして、正式ではありませんけれども、市長部局とは都度情報共有を図っておりますし、協議した中で基本的な方針や考え方につきましては共通認識の下で幾つかの段階に分けて作業を進めていくということを確認しているところであります。まず、第1段階としては、当然今作業を進めているところなんですけれども、市として引き続き学校施設を利活用するかどうか、この検討、確認ということだと思っています。今ここの部分がようやくめどが立ってきましたので、次の段階に進んでいけるのではないかと思っております。その作業が終われば今度は市の施策による利活用が見込まれないもの、こちらについては、次の段階としては当然周辺町内会をはじめとする地域による利活用の要望の可能性があるか、こういった議論が出てくるんだと思います。こういった意向や確認といったことを当然次のステップではしていかなければならないと思っておりますし、その作業が終わって、もし市の施策による利活用も地域による利活用も見込まれないと、こういった施設につきましては、さらに次の段階で民間事業所等による利活用、こういったことが可能かどうかということでありますので、当然市内の民間事業者等の意向を確認している、そして売却や貸付け等について内部でしっかりと検討、協議をすると。市内で見つからないという場合につきましては、全国の民間事業所等に範囲を広げていくと。こういった中では公募型のプロポーザルであったり、あるいは先ほどもお話がありましたけれども、文部科学省のみんなの廃校プロジェクト、この中では全国の廃校情報といったものを集約して発信する場でもありますので、そういったところでのマッチングに期待すると、こういうことも考えていかなければならないんだろうなと思っています。この段階まで来ても利活用が見込まれないもの、これにつきましては最終的に現状のままでの利活用が困難といった施設だと思いますので、その段階になりましたら最終的には今度は閉校施設の維持管理費の問題であったり、防犯や安全面の問題もありますので、建物を解体、除却をして更地とした上で土地のみでの利活用を検討する段階に入るんだろうと思っています。この点につきましては国において平成29年度に自治体が施設の更新や統廃合や長寿命化を取り進めやすいようにということで公共施設等の適正管理推進事業債、こういった制度をつくっておりまして、事業期間も今回令和8年度まで延長されておりまして、その中ではさらに今年度から公共施設の集約化、それから複合化に伴う除却や解体事業が、今までは交付税算入がなかったんですけれども、ここの部分が拡大されまして、起債充当率90%に対して50%の交付税措置がつくということで制度も拡充されておりますので、そういった意味ではこのような有利な起債を活用する中で、これまでよりも少額の財政負担で除却が可能になってくるのではないかということで、除却というのも選択肢として検討しやすくなってきたという状況があります。これはちょっと市長部局に絡むんですけれども、このような段階を追って閉校施設の利活用の作業を進めていく考えというのは共通しておりまして、既に普通財産に移管しているんですけれども、令和5年3月末にもう既に閉校しております旧石山中学校、これにつきましては令和7年3月に一般質問の答弁で今年度中に避難所、避難場所をハイウェイオアシス館に移行しますということで現在市長部局において作業を進めている最中です。移行後の石山中学校の利活用の取扱いにつきましては、今ご説明した段階、4段階になると思うんですけれども、こういった考え方に基づいて、この後手順を踏みながら、総務部中心に全庁的な協議の中で方向性、結論を出していく予定であるということも市長部局から聞いておりますので、そういった意味では旧石山中学校のこれからの作業手順、手続が今後閉校となる砂川の各小学校の利活用の方向性を決定していく際の前例になると思っておりますし、様々な状況を総合的に勘案しながら、そういった可能なものからしっかりと方向づけをしていくということで、今の段階ではこの時期までに結論を出すというロードマップといったものは示せませんけれども、そういった考え方の下でこの後全庁的な協議の中に進んでいきたいと考えております。ただ、最後に、閉校施設……

答弁 教育長 板垣喬博

分かりました。

答弁 教育長 板垣喬博

いえ。廃校施設、課題がかなり多くあります。というのは、用途地域の問題があったりですとか……

答弁 教育長 板垣喬博

もうすぐ終わります。

答弁 教育長 板垣喬博

分かりました。廃校施設の課題というのは相当なものが正直ございます。なので、用途地域の問題だったり、費用の問題であったり、あるいは用途地域を見直した後も、もし売却するということになると測量の問題があったりですとか、そういった大きな問題がございますので、それは教育委員会だけでは実は解決できない問題でありまして、そういった課題の解決も含めて方針といったものは策定していかなければならないと思いますので、そういったことも含めて全庁的な協議の中で進めていきたいと考えております。

質問 武田真

教育長から聞きたいことは全て聞いてしまったので、あとはその確認ということになると思うんですけれども、事業債、たしか使うと何年以内に解体しなければならないという制限がついていた気がするんですけれども、それを含めて使えば何年以内ということで、そこは一応方向性が出てくるのかなと思うのと、私が聞きたいと思っていたことは全て当然考えられているなということは分かったんですけれども、やはりこうした状況というのは委員会等で随時私は報告してほしいなと思います。というのは、私も市民から問合せがあって困ったなと思ったのは、学校がなくなるけれども、今後どうなるんだろうねと、漠然とした市民の問いになかなか答えられないというのもあるんです。言わんとしているのも分かるんです。この学校がなくなったら、ふだんでさえ、中央小学校なんですけれども、鹿が来て花壇を荒らしていると。ここを例えば誰も使わなくなったら野生動物も入りたい放題になるし、防犯上も景観上も問題になるよねと言われたら、そうですよねとしか言いようがないんです。そういった部分で、やはり議会に随時何か進展があったらぜひ報告していただきたいなということを最後に要望して私の質問を終わります。以上です。

出典:砂川市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる