砂川市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日
(1)ヒグマ出没時における砂川高校との情報連携と安全確保等について/(2)砂川高校の学習環境等の改善に関する支援策について
2025年12月9日、砂川市議会の一般質問で、武田真議員が「ヒグマ出没時における砂川高校との情報連携と安全確保等について」「砂川高校の学習環境等の改善に関する支援策について」について質問し、教育次長 玉川晴久、教育長 板垣喬博が答弁しました。
- 質問者
- 武田真 議員
- 答弁者
- 教育次長 玉川晴久、教育長 板垣喬博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
市のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 武田真
それでは、通告に基づきまして私からは大きく2点について伺います。大きな1、ヒグマ出没時における砂川高校との情報連携と安全確保等についてであります。今年、市内ではヒグマの出没が相次ぎ、小中学校では休校措置やジャンボタクシーによる送迎など児童生徒の命を最優先とした対応が迅速になされました。一方、市内唯一の高校である砂川高校には市内のみならず市外からJR・バスを利用して通学する生徒が多数在籍しています。市外からの生徒は、当市の地理や危険箇所、最新の出没情報に関する知識が十分でない場合があり、危険にさらされるリスクが高い状況にあります。小中学校が厳重な警戒態勢にある中、事情を知らない高校生が通常どおり徒歩で登下校し、言わば情報の空白地帯、安全のエアポケットに置かれかねない状況を非常に危惧しています。管轄が市、道の違いはあっても砂川市内にいる子供たちの命を守るという点では同じであり、教育委員会として砂川高校との情報連携をどのように図るのかが重要と考えます。そこで、次により伺います。(1)小中学校における今年のヒグマ出没時の対応状況について、教育委員会としてその総括と課題について。(2)砂川高校との情報連携の現状について。(3)砂川高校の生徒を対象としたヒグマ出没時の注意喚起や安全行動に関する情報提供を教育委員会として行う考えはあるのか。大きな2点目として、砂川高校の学習環境等の改善に関する支援策についてであります。砂川高校は、当市にとって唯一の高校であり、市内の教育機関として極めて重要な役割を担っています。しかしながら、特に近年の猛暑により、夏季における学習環境の悪化が顕著となっています。空調設備の不足は、生徒の健康被害のみならず学習効率の低下を招き、ひいては砂川高校の魅力や入学者確保にも影響を及ぼす課題です。道立高校であるため、教育委員会による直接的な施設整備が困難であることは承知しています。しかし、今後の砂川高校の魅力向上、入学者確保のためにも教育委員会が可能な範囲での協力、連携は急務であると考えます。そこで、次により伺います。(1)砂川高校における空調設備の整備状況について教育委員会としてどの程度危機感を共有し、把握しているのか。(2)教育委員会として道教委に対し、空調設備の強化の必要性を訴える要望活動を強化する考えはあるのか。(3)今後砂川高校の魅力向上に向けて教育委員会として学習環境を補うためのソフト面での支援強化に向けた考え方について。以上、第1回目の質問といたします。
答弁 教育次長 玉川晴久
大きな1、ヒグマ出没時における砂川高校との情報連携と安全確保等についてご答弁申し上げます。初めに、(1)小中学校における今年のヒグマ出没時の対応状況について、教育委員会として総括と課題についてでありますが、全国の様々な地域において市街地など人の生活圏で熊の被害が発生しており、熊出没に対する学校生活や登下校の安全確保など、これまであまり熊の出没が見られなかった地域も含め、対応が求められているところであります。このことから、文部科学省において本年11月17日付でクマ被害対策パッケージが取りまとめられ、全国の教育委員会へ通知があったところであり、具体的には学校及び登下校の安全確保に関する取組の周知等について、また学校における安全対策の強化についての大きく2点が示されており、この2点を踏まえ、教育委員会といたしましては小中高等学校間や市長部局及び警察等の関係機関との危機管理体制は図られていたものと考えておりますが、一方で通学路の見守りを行う教職員が自分の身の安全を確保できる方法については我々市職員と同様、その方策について具体的な指針がないことから、どのような方策が実施可能なのか検討してまいりたいと考えております。続いて、(2)砂川高校との情報連携についてでありますが、ヒグマが出没した際に事実とかけ離れた情報が錯綜することも考えられることから、教育委員会で情報を一元化して管理し、情報提供を行っているところであります。具体的には、市ホームページの熊情報が早急に見られるようアクセスの周知、市内各小中高等学校の校長や教頭、天使幼稚園園長や教育委員会事務局で構成されたLINEグループによる情報連携を行っているとともに、登下校時における児童生徒の安全確保に向けた対応状況についても砂川高校と情報の共有化を図っているところであります。続いて、(3)砂川高校の生徒を対象としたヒグマ出没時の注意喚起や安全行動に関する情報提供を教育委員会として行う考えはあるのかについてでありますが、教育委員会では危機管理における情報管理は一元化しており、砂川高校へは校長及び教頭を通じて情報提供を行い、学校において生徒へ注意喚起などを行っている状況であります。このことを踏まえ、教育委員会といたしましては、熊の出没地点により対応状況が異なること、また道立学校における授業時数や教育課程を踏まえた中での対応であることから、生徒への情報提供については学校を通じて行うものと考えているところであります。続きまして、大きな2、砂川高校の学習環境の改善に関する支援策についてご答弁申し上げます。初めに、(1)砂川高校における空調設備の整備状況について教育委員会としてどの程度危機感を共有し、把握しているのかについてでありますが、近年の猛暑により教室内の温度上昇といった学習環境への影響が懸念されているところでありますが、教育委員会としては校長や教頭、管理担当者との連携を通じ、情報共有を図っております。また、令和6年度に整備された簡易型空調設備における稼働状況、電力負荷、換気機能の有効性など様々な観点での聞き取りを行い、状況を把握しているところであります。特に普通教室における授業といった利用頻度の高い空間については、エアコンと比較して冷却能力は劣るが、簡易型空調設備での冷房効果は限定的であることから、扇風機やサーキュレーターを活用しながら運用での工夫が必要と考えているところであります。このことからも、現状把握を基にどこにどの程度の設備が必要なのかという優先順位を明確にし、費用や電力供給能力といった課題もありますが、快適で安全な学習活動空間を確保できるよう砂川高校と今後も連携してまいりたいと考えております。続いて、(2)教育委員会として道教委に対し空調設備の強化の必要性を訴える要望活動を強化する考えはあるのかについてでありますが、教育委員会としては生徒の健康と学習環境の確保を課題の一つとして認識しており、空調設備の適切な強化は子供たちの健全な成長と学習機会の確保に資するものであることからも引き続き関係部署と連携を密にし、道教委に対し、北海道都市教育長会議など各種団体からの要望活動を通じて市町村学校整備支援に併せて地元高等学校の空調設備強化の実現に努めてまいりたいと考えております。続いて、(3)今後砂川高校の魅力向上に向け、教育委員会として学習環境を補うためのソフト面での支援強化に向けた考えについてでありますが、生徒が安心して学び、学習意欲を高められる環境づくりを優先に地域資源などを活用して効果的に結びつけることと考えております。具体的には、小中高等学校との連携として砂川市学習スタンダードによる授業づくりにより義務教育学校段階での授業、学びを高校にも取り入れ、学習方法を一貫させることや小中高等学校が道教委と連携して教員同士の授業交流など共同で進めること、さらには国際理解、国際交流事業による魅力化づくりへのサポートなどソフト面においても砂川高校と連携して支援強化に努めてまいりたいと考えております。
再質問 武田真
それでは、順次再質問していきたいと思います。まず、大きな1点目のヒグマ出没時の砂川高校との情報連携のことなんですけれども、私は前回9月定例会におきましてもヒグマの出没に関する通学路の安全強化と熊鈴、ヒグマスプレーの配置についての提案をしたところであります。その後もヒグマの出没が相次いだということもありますし、先ほどもヒグマの一般質問ありましたが、関係部署による様々な取組もなされていたのかなという状況であります。特に教育委員会におかれましては、登下校時の見守り等を含めて現場の教職員の皆様のご尽力には改めて敬意を表したいなと思います。そこで、これまでにないヒグマの出没状況だったということなんですけれども、恐らく現場も含めてなんですけれども、その都度、その都度緊急避難的にその場、その場で即決で様々な判断をされたというような状況も想像はできるわけなんですけれども、今年のこの出没、あるいは出没に当たって休校の措置もありましたが、こうした教訓を次年度に生かすためにどのような取組をされていくのかなと、例えば休校に当たってはこういう条件がそろったら休校にしますとか、恐らくこういった部分の知見あるいは知識というのは今回の出没多発によって様々に整理していく必要があるのではないかなと思うんですけれども、この辺来年度に向けた対応状況、出没に当たっての休校措置の考え方と来年度に向けてどのように今段階で整理されているのかをまず確認をさせてください。
答弁 教育次長 玉川晴久
今回の数多くの熊の出没ということで、まず学校の休校の判断基準というところになるんですが、こちらは北海道から通知が来ておりまして、下校、待機時のご判断ということが示されておりまして、通学路に熊が出没した場合は、そのような危険がある場合は保護者の自家用車による送迎ですとか、臨時休業または自宅でのオンライン授業というような一定程度の基準は示されておりますが、明確な基準があるわけではなくて、やはり現場の状況を確認しながら学校と教育委員会が相談して決めていかなければいけないということを考えております。今回現に豊沼小学校で1回休校したんですが、そのときも相談して決定しているところであります。また、今年は職員が巡回するに当たっては、熊スプレーですとか鈴等は特段、必要に応じて農政課に熊スプレーを借りたりですとか、秋には鈴を購入しまして北光小学校に配付した例もございますが、また来年度に向けては学校も統合されて各スクールバスのバス停とかの巡回とかもございますので、それに必要な熊スプレーの購入ですとか、追加して鈴を購入するというところをまず考えております。その見守り体制についてですが、先ほど1回目の答弁でも申しましたけれども、教職員、また私たち、いろいろそういう基準といいますか、指針がまだ示されていないような状況もありますので、そこはしっかりと協議の中で内容を詰めて一定の決め事を決めた中で進めていきたいと考えております。
再質問 武田真
文科省の基準等は一応示されているというところなんですけれども、来年度の雪解けの時期に向けて様々な今回経験、知見がたまったと私は思っているんですよ。人事異動等もありますから、こうした知識、経験が途切れないようにしっかり文書化するなりして対応していただきたいなと思います。そこで、(2)の砂川高校との情報連携の現状、(3)も関係ありますので、2と3まとめてお伺いしようかなと思うんですけれども、私がこれを質問した理由は、先般、先月砂川高校との議会懇談会を実施しまして、私の担当は安全対策ということで、内容は熊対策だったんですけれども、そこで意見交換をしたんですが、そうしますと高校生の皆さんから登下校が怖いということと、あとは小学校が休校しているのに高校生は大人だと思われていると、どうにか自分で対処できると思われているのが不思議だというご意見、あるいは市外から通学している方が非常に多いので、地名を言われてもここはどこ、例えば学校近辺でいえば吉野だと思うんですけれども、吉野何丁目に熊が出ましたと言われても分からないというようなご意見がありました。そこで、私は情報連携と伺った次第です。ここで、先ほどの答弁を伺いますと高校と連携、学校の校長先生、教頭先生に情報を伝えているということだと思うのと、あとは教職員のLINEグループで情報が共有されているということは分かりました。ちょっとここで言葉を私は整理をしたいと思うのは、私はここで情報共有と情報連携というのは実は使い分けているんですよ。共有というのはあくまでも情報の共有、文字どおり。例えば熊の出没でいえば何月何日何時に何条何丁目に熊が出ましたという情報があったとして、これをグループ内で共有する。これが情報共有であって、その先の情報連携というのはその情報を基にどう能動的に動くかということが私は情報連携だと理解しております。この場合でいえば、情報連携というのはその情報を基に目的である生徒、児童の命を守るためにどう能動的に動くのかというのが私は情報連携だと思っております。これでちょっと言葉の定義を一旦整理したんですけれども、この場合、先ほどの答弁を伺っていると教職員関係には情報は共有されているけれども、その先はあくまでも学校内部の話と私は聞いて思いました。その先は、学校内で先生たちが生徒の皆さんにここ、ここに出ましたから気をつけてくださいというような形の情報は伝わっているのかなと思ったんですが、一方では先ほどの議会懇談会で生徒の皆さんと話をした限りではきちんとそれが伝わっていないと私は受け止めました。というのは、先ほどもあったとおり、地名を言われても分からないんだということで、本来はこういうところであれば例えば砂川市の公式LINE、熊の出没情報が出て、そこにはきちんと住所も出るし、地図も出てきますよね。そうした情報が徹底されていないのではないかなと私は受け止めました。こうした場合、単に学校間、学校の教職員間で情報共有するということではなく、その先に踏み込んだ形での情報連携ということを取らなければ生徒の皆さんにそこは私は伝わっていないと思いました。例えば今回JRで通学している子供たち、砂川駅に降りると思うんですが、砂川駅から高校まで通学路は何通りもあると思うんですよ。どこを通るかはあれですけれども、行く先は高校ですけれども、その間に今年の場合は実際に熊が出没した状況がありました。吉野で2件ですか、川の中を歩いていたというのもありましたけれども、まさにあの場所は中学生も通学路として使っている場所だと思うんですけれども、そうした情報がきちんと皆さんにじゃあ伝わっていたのかなと思うんですよね。そうした意味で、生徒の皆さんに共有ではなくその先、学校間、教職員間の情報共有ではなくその先です。生徒に対してきちんと情報を伝える。まさに生徒の皆さんの命を守るための情報連携、私はここが不十分だったのではないかなと思うんですけれども、この状況を教育委員会としてはどのように受け止めているのか伺いたいと思います。
答弁 教育次長 玉川晴久
情報連携というところのご質問かと思うんですが、まず市からの熊出没の情報につきましては校長LINEも使っていきますし、当然砂川の公式アプリというところからも、各校長先生とかは登録しているので、いっております。その先なんですけれども、現在高校で学習用のタブレットを使っているかと思うんですけれども、その中にスタディサプリという機能がございまして、こちらは、保護者間というか、先生、学校との連絡ツールとしても使われておりまして、まずそちらに情報が送られるというように学校から確認をしています。それも基本的には学校から生徒に送って、それを生徒が見るか見ないかという話にもなるかとは思います。一方で、市で公式LINEがございまして、そちらに登録いただいて、セグメント機能という機能を使えば自動的に送られてくるという機能もありますので、こちらの機能を例えば高校生の皆さんがスマホに入れていただければ当然タイムリーに届くということは承知しております。そこで、広報広聴課でもたしか高校に行った場合に防災とかの授業で行ったときにそういう市のLINEについてこういうものがあるからということで登録を普及しているというような状況もありますけれども、なかなか生徒の皆さんが入れていないような状況なのかもしれません。そういうことを考えると教育委員会として入学説明会ですとか、そういう機会を通じて実際の現状、熊が増えて非常に危険な状態ということもあって状況も変わってきていますので、そういうところで説明なりに行って再度その登録をお願いするですとか、そういうことは費用もかからないでできますので、何せ学校と協力を得ながらやっていかないといけないと思いますので、必要があればといいますか、積極的にそういうところはやっていきたいと考えているところであります。
再質問 武田真
まさに私がそこをお願いしたいなと思っているところで、高校生たちあるいはその保護者が情報を取りに来るということではなく、やはり市から積極的に情報を入れる仕組みというのが必要で、現状あるインフラを使ってそういうことをやるといえばやはり公式LINE等を、先ほど次長の答弁にもありましたけれども、例えば4月の入学のオリエンテーションのときにこういう状況なのでぜひとも入れてほしいという、先ほどの繰り返しになりますけれども、特に市外から来ている生徒さんが非常に多いので、砂川市の公式LINEを入れていない保護者の方も多いのかなと想像します。あともう一点は、来年度に向けてということでせっかくLINEでも推奨するということ、出向くというようなお話もありましたから、例えば今年のヒグマの出没状況、特に高校周辺の通学路近辺に出た事例もありますから、こういった場所が危険になるというようなことを改めて周知するような場面、ぜひとも市自ら情報連携ということで能動的に動いていただきたいなと思うんですけれども、その辺の考え方を伺いたいと思います。
答弁 教育次長 玉川晴久
熊出没の場所ですとかの周知という意味では、今議員さんおっしゃったように地図等で知らせるのがやはりこの付近は危険だなというようなことも生徒が知る一つのものになりますので、そういう情報を蓄積したものがございますので、そちらは整理した中で、どのようにまとめていけばいいかというところもちょっと考えながら取り組んでいきたいと思います。
再質問 武田真
ありがとうございます。情報連携の必要性については、教育委員会と私も認識は共通していると思いますし、市外から通う子供たちが砂川駅に降りた瞬間から、やはり我々は彼らを守る義務があると思います。そこが私たちの義務だと思っていますので、今後も能動的な情報連携を進めていただきたいということで、大きな1は終わりたいと思います。続きまして、大きな2点目であります。これについても同じく先月の議会懇談会で生徒の皆さんから声をいただきました。いわゆる簡易型のエアコンということで風量が微弱で調整できないんだということと、あとは普通教室にしかそれがないと。単位制高校ですので、選択授業の多い砂川高校の生徒としてはホームルームは使うんですけれども、その後はあちこち選択授業に移動してしまうということで、常に暑い中で授業を受けているというような状況を伺っております。それと、今は小中は既にエアコンが完備されている状況でありますので、高校を選ぶ場合の選択の理由として大きな理由になるということまで言われておりまして、私はこれは非常に重く受け止めました。高校を選ぶ理由の一つとして大きな要素ということになれば今後の間口の問題にも影響しますから、私はここは大きく受け止めたいなということで今回質問をさせていただきました。そこで、(1)の整備状況ということなんですけれども、簡易型を令和6年ですか、設置して、聞き取りもされているということとサーキュレーター等を配備しているというようなお話だったんですが、私も道あるいは文科省の統計を見てみたんですけれども、道教委の統計を見るとエアコンの普及率が100%となっていたんですが、実際調べてみるとまさに簡易型のものがほとんどであって、いわゆる設置型といいますか、きちんとした形のクーラーを設置しているというのはごく限られているのかなと見受けられました。そこで、現状市が把握している近隣自治体の高等学校におけるそうした簡易型ではない本格的な設置型のクーラーの設置状況について把握されているものがあればまずそこを伺いたいと思います。
答弁 教育次長 玉川晴久
近隣の空調設備の設置状況ということですが、まず中北空知周辺では設置はありません。公立高等学校の関係を全道的に調べますと、現在実施計画が進んでいて設計に入っているものとして5校があるようです。そちらは、浦河ですとか旭川、帯広付近というような確認が取れています。また、市立ではありますが、滝川西高等学校が今整備をしておりまして家庭用のエアコンを設置するように聞いております。
再質問 武田真
空調設備の近隣自治体の設置状況ということで答弁をいただきました。意外と少ないといいますか、本格的なクーラーを設置されている高校は少ないのかなという印象を受けたんですけれども、近隣自治体でも今年着工されたというような話も伺いますと、空調設備の不足が砂川高校の魅力を低減させる可能性があるという認識は私は重要かなと受け止めました。市内の中学生が学校を選ぶ際にそうした環境がきちんと整備された学校を選びたいという選択肢になる可能性、影響が出るということになると、やはり今後の間口の維持にも影響を及ぼすのかなという心配が増えてくるのかなと思いました。そこで、(2)の要望ということなんですけれども、これまでも様々な取組がなされてきたのかなとうかがえました。昨年も、これは市長のブログだったと思うんですけれども、12月18日付のブログに道議会に要望を出していったというような、砂川高校の課題の解決のための提案ということでだったと思うんですけれども、道議会に対しても様々な要望もなされたというようなブログの記事も読んだことがあります。様々な活動が必要なのかなと思うんですけれども、やはりその先、一番最初に申し上げたとおり、単位制高校の特色というのは私はここは重要なのかなと思いました。生徒さんのご意見からも、1か所の教室にとどまらないで様々な選択授業のために移動が多いという砂川高校の特色を踏まえた要望活動というのが私は重要でないかなと思いました。この辺は、市として今後こうした単位制高校の特色を踏まえた上の要望活動、空調設備の早期装備に向けての要望活動を行うという考えはないのか、まず伺いたいと思います。
答弁 教育次長 玉川晴久
特色を生かしたところで要望というところなんですが、先ほど道内でエアコンを設置している学校が5校というお話をさせていただいたんですが、こちらは大規模改造工事に基本的に併せて整備がされているというような状況を伺っております。ということで、なかなか単位制とかという特徴になれば、隣の滝川高校も今単位制ということになっておりますので、そういった意味では難しいのかなというところもあるんですが、砂川高校においてもその辺は単位制を生かしながら何とか生徒を獲得していかなければいけないというのは変わりませんので、そういう意味からいけば、そういったところで要望する機会がございましたら当然そこを前面に出しながら環境改善に向けては行っていきたいと考えているところであります。
再質問 武田真
やはり設備ということでいえば、道立高校ということもあってなかなか難しい部分もあるのかなと思います。そこで、であればソフト面での支援強化ということに持っていきたいんですけれども、先ほども様々な学習スタンダードを含めて連携を行っているという答弁があったと思います。今回は私は砂川高校の関係を質問しておりますが、明日以降も砂川高校の支援の関係の一般質問もありますので、今回は学習環境の面においては特に空調、夏の暑さ対策に論点を絞ってこの点についてちょっと質問していきたいと思います。まず、クーラーの設置等のハード面が追いつかない場合、ソフト面で何ができるのか。もちろん先ほどの学習スタンダードもありますが、夏の暑さをしのぐという意味では、私も各地の事例をいろいろ調べてみたんですけれども、例えば公共施設、当然砂川市も図書館等で高校生が勉強している姿を見ますし、場合によってはゆうでも勉強している姿を見るんですけれども、そうした部分はもちろん今とてそれが駄目だと誰も言っていません。高校生、中学生も含めて勉強にそうした場所を使っては駄目だとは全然言っていませんし、ただ問題は自由に長時間そこで勉強できるかといえば、他の利用者との関係もありますし、マナーあるいはルールの部分も考えて、そこは例えば夏休みの間ずっと高校生、中学生、子供たちが勉強のためにそこを占領するというのはなかなか私は難しいと思っているんですよ。そうした場合、市が現状保有している図書館を含め、教育委員会が所管している公共施設も含めてなんですけれども、快適に夏の特に一番暑い時期、夏休み等の期間に積極的に学習に使ってもらうような環境づくりというのは検討できないのかなと思います。もちろん現状でも誰も駄目とは言ってはいませんけれども、図書館にせよ、閲覧室しかないとは思うんですけれども、例えばどこか空いているスペースを学習用に使ってもらうとか、そういう形の周知をすることによって夏の暑さの、一時期だけだとは思うんですけれども、高校生たちが放課後あるいは夏休みの間に快適に学習ができるような機会の提供というのはできるのではないかなと思うんですけれども、この辺は市として、もちろん現状が駄目だとは誰も言ってはいませんが、積極的にそうした場を広く、これは今風の言葉で言えばクールシェアスポットと言うそうなんですけれども、そうした形で公共の場を開放できないかどうか、この辺の検討はできないかということについてお伺いしたいと思います。
答弁 教育次長 玉川晴久
涼しい環境の中で、長期休業中というところで教育委員会としてそういう部屋を用意できないかというところなんですが、市としては今クールシェルターとしては市役所とすないるということで指定はされておりまして、そちらにどうぞということになれば、受入れ可能人数にも限りがありますので、そちらはなかなか難しいのかなということはちょっと考えているところです。また、通常ほかのまちでしたら、先ほど議員さんがおっしゃったクールシェルターですか、そういうのは民間の大手スーパーですとか、そういうところがそういう施設もあるようなふうになっていますが、なかなか市内では普及しないというか、そういうところは見当たらないという状況もありますので、当然教育委員会としてもゆうですとか公民館ですとか、そういう公共施設を抱えていますので、今すぐに実現するということは申し上げられませんが、検討を進める中で何とか、子供たちも大事ですので、そういった環境を整えるように検討は進めてみたいと思います。
再質問 武田真
教育委員会に対する質問ですので、例えば市庁舎の空いているスペースを使っていいよなんて言えませんけれども、そういう提案もできないところですので、市にはそういうスペース、市が管理しているスペースがありますので、教育委員会も他の関係部署と連携しながらそうした場所、高校生の勉強のスペースとして使えないかという点でぜひとも検討を進めていただきたいなと思います。やはり道立高校であっても砂川の高校生には変わりないわけですから、そうした部分で市の教育委員会が高校生のためにこういうことも考えているんだという姿勢を見せることが私は大事なのかなと思っていますので、ぜひとも前向きに検討していただきたいなと思います。そこで、最後まとめということにしたいと思うんですけれども、要望活動の強化あるいはクールシェアスポットの面も含めてソフト面の支援については前向きな答弁をいただいたのかなと思います。繰り返しになりますけれども、砂川高校というのは本市にとってはかけがえのない教育機関でありますし、生徒の皆さんが砂川高校に来てよかったと思えるような環境づくり、我々がやはり責任を持ってやらなければならないのかなということと、先ほども質問しましたけれども、我々大人たちが子供たちを大切にしているんだと感じてもらえるような環境づくり、私は教育委員会が先頭に立ってやっていただきたいなと思います。最後に教育長に伺いたいのは、砂川高校の存続と魅力向上に向けてぜひとも教育長の決意を最後に伺いたいと思います。
答弁 教育長 板垣喬博
砂川高校の魅力向上、間口確保も含めて決意ということでございます。ご承知のとおり、砂川高校は平成16年に砂川南高、北高を統合して市内で唯一の高校となっております。道内初の単位制普通高校と位置づけられておりますし、地元には多くの卒業生がいて、歴史と伝統のある地域に本当に愛されている、根づいている学校だという認識をしています。高校につきましては、当然地域の教育の中核を担う、またまちの活力や文化の継承であったり地域コミュニティの育成といったものに寄与する重要な役割を果たしているものと思っています。しかしながら、少子化の影響によりまして入学者数年々減少してきております。開校時に6学級確保していた間口は今2学級に減少しておりますし、入学者数も開校時は213名いたんですけれども、令和7年度は51名というようなことで減少してきているということで、こうした状況は学校の存続と地域の教育機会の確保の観点から見ても深刻でありますし、魅力向上を図る施策が喫緊の課題であると私も感じております。その中で、暑さ対策を含む学習環境の改善というところでありますけれども、夏季の高温、猛暑といった部分は生徒の健康と安全を脅かすだけではなくて学習の質にも直接影響を与えます。私自身夏季も含めて現地確認、訪問しておりますけれども、普通教室には窓用のエアコンが設置されていますけれども、近年の記録的な暑さを考えますと十分対応し切れていないという現状があるのは事実だと思っています。そのような中で私どもも何とか改善をしたいという思いは強く思っております。ただ、一方で、先ほど議員さんもお話をされていたとおり、空調設備の整備、こういったハード面の整備につきましては多額の初期経費がかかりますし、保守や修繕や光熱費あるいは更新といった部分を考えますと長期的な財政負担も生じるということで、なかなか市の直接整備は難しいという現状があると思います。その中でも私ども何とか現状を少しでも改善できないかということで、一時的なものになってしまうかもしれませんけれども、来年砂川学園の開校に伴いまして小中学校を閉校いたしますので、その中で砂川学園へ転用を予定していないエアコンであったり、窓用のエアコンであったり、あるいはスポットエアコン、サーキュレーター、それから扇風機、送風機、学校備品や教材、こういったものについては何とか砂川高校で必要なものがあれば有効活用するようなことができないかということでこちらから砂川高校にも話を投げかけた中で現在協議しておりますので、それについては継続して協議を進めていきたいなと思っています。また、暑さ対策や学習環境の改善という部分でいけば、これは砂川市だけの問題ではなくて全道、全国的な問題でありますので、先日開催されました全道の教育長会議の中でも、空調設備の改善を求める交付金があるんですけれども、これは今義務教育だけが対象になっていますので、そこを何とか高校へ拡充することができないかですとか、あと1人1台端末の部分についても補助制度で何とか賄うようにできないか、また今正直地元高校の維持に向けてそれぞれの市町村で支援を競い合っているような状況にもなっていますので、それについては競い合わせるのではなくて、道教委としてしっかりとそこに対する補助なり、そういった支援ができないかというようなことを盛り込むようにということで道や道教委、それから国に対してもそういった要望をしていこうということで確認されておりますので、そういった要望活動については引き続き強化をしていきたいと思っています。また、ソフト面の部分でいけば、昨年7月に立ち上げました砂川市高等学校教育を考える会、こちらでも魅力向上や間口確保に資する具体的な支援案といったものが提示されておりますので、こちらについても実現に向けて具体的な検討といったものを進めていきたいと思っていますし、道教委への要請につきましても内容を精査した中で年内をめどに要望活動をしていきたいなと思っております。議員さんがおっしゃるとおり、砂川高校の学習環境を改善させることが学習効率の向上にもつながると思いますし、学力の安定的な向上、そして生徒の満足度といったものにもつながっていくと思いますし、結果としてそれが校風であったり魅力の向上にもつながっていくものと思っておりますので、その辺については私ども総合的な探求の時間の活用といった部分も含めたり、先ほど次長の答弁の中にもありましたけれども、情報提供する積極的な機会といったものも設けながら、市としての支援方針であったり支援内容をしっかりと職員や生徒の皆さんにも周知をさせていただいて、一方で今私ども校長先生と協議を中心的にしておりますので、その辺学校側としても生徒の意見を吸い上げて、それを集約してそれを学校の要望に反映できるような、そういった仕組みづくりといったものについても学校としっかりと双方で協議をしていきたいと思っております。市が直接的に支援できる範囲は本当に限られている部分があると思いますけれども、ハード、ソフトを問わずしっかりと生徒がよりよい学習環境で学べるように、今後とも関係者の皆さんとしっかりと連携を図りながら協議、検討を重ねてまいりたいと、このように思っております。◎延会宣告