みんなの議会

砂川市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月12日

(1)義務教育学校の教員の在り方について/(2)市立病院について

2025年3月12日、砂川市議会の一般質問で、小黒弘議員が「義務教育学校の教員の在り方について」「市立病院について」について質問し、市長 飯澤明彦、指導参事 堤雅宏、病院事務局長 朝日紀博が答弁しました。

質問者
小黒弘 議員
答弁者
市長 飯澤明彦、指導参事 堤雅宏、病院事務局長 朝日紀博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

市のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 小黒弘

それでは一般質問を行います。私は大きく2点の質問です。まず、1番目は、義務教育学校の教員の在り方についてお伺いをいたします。義務教育学校は、令和8年4月に開校します。砂川市は、これまでの小学校6年間、中学校3年間の6・3制から小中一貫の9年制へと移行しようとしています。砂川市で義務教育学校導入に関する議論が行われた令和元年の小中学校適正配置計画検討委員会の中で、小学校と中学校の先生にはそれぞれの意識や感覚に相入れない部分が現実としてあり、文化の違いほどであるとの心配が多数挙がっていました。開校まであと1年となった今、その心配は解消されているのか、以下について伺います。まず、1番目、義務教育学校にふさわしい教員確保へのめどは立っているのか。2点目は、規模が近いとうべつ学園を視察したと聞きますが、特に教員の在り方について視察後どのように感じられたのかを伺います。3点目は、義務教育学校の教員像についてお伺いをいたします。大きな2点目としては、市立病院についてです。厳しい経営を強いられている市立病院ですが、病院を核としたまちづくりを進めてきた砂川市にとって市立病院経営の健全化にあらゆる努力を傾注しなければならないと考えますが、以下について伺います。1点目、経営の再建計画の策定について、再建計画を策定し、入院患者数の増、収益的支出の減など、外部の意見を取り入れながら組織全体で取り組むべきと思いますが、策定の考えについてを伺います。2点目は、病院事業債の適用についてです。総務省は令和7年度に病院事業債を創設すると公表していますが、その詳細と市立病院への適用についてを伺います。最後に、病院の駐車場についてを伺います。患者サービスの一環でもある病院駐車場ですが、とても混んでいます。現状と対策についてを伺います。

答弁 市長 飯澤明彦

指導参事。

答弁 指導参事 堤雅宏(指導参事は2025年3月まで)

それでは、私から大きな1、義務教育学校の教員の在り方についてご答弁申し上げます。初めに、(1)義務教育学校にふさわしい教員確保へのめどは立っているのかでありますが、小中学校の教職員数については公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律によって定められており、その人事については北海道教育委員会により行われることとなります。部活動指導や入試業務の有無といった小中学校で異なる教育環境はありますが、これまで活動を推進してきた各ワーキンググループでの協議を通して、砂川学園で教育実践を重ね、砂川学園で子供たちの成長を支えていこうという熱意と意欲を持った教員により開校を迎えられるものと考えております。続いて、(2)とうべつ学園の視察後、教員の在り方についてどのように感じたかでありますが、とうべつ学園は令和4年度に開校した義務教育学校であり、令和6年4月6日現在、各学年2学級、全校児童生徒数が426名の道内では比較的規模の大きな義務教育学校であります。本市では令和5年度から北海道教育委員会学校種間連携サポート事業の指定を受けており、その取組の過程において数回、とうべつ学園の校内体制や教育活動、開校に向けた活動等について管理職から情報提供を受けるなどの交流を行っていました。このたびのとうべつ学園の視察については、教育課程ワーキンググループの会議における一般教員からの前向きな意見を受け、教育委員会で設定したものでありました。本市からは各小中学校の教員6名と教育委員会事務局職員4名が参加したところであり、参加した教員は見聞した学校行事の実施方法や教育活動を推進する上で工夫すべき点などについて視察報告書を作成し、所属するワーキンググループで情報共有を行いました。視察を通して感じた教員の姿につきましては、とうべつ学園は開校後、今現在も前期課程と後期課程の教員それぞれが互いの役割分担や教育活動の成果と課題を常に検証し、協働体制について実践を重ねている状況にあり、9年間を通してどのような子供を育てていくのか、子供にどのような力をつけていくのかといったことを全教員がしっかりと認識していくことが何より肝要であると感じたところであります。続いて、(3)義務教育学校の教員像でありますが、砂川学園が目指す学校の姿は、全ての子供が輝き、教職員が最大限の力を発揮することができる保護者や地域住民に信頼される学校であります。これは、今年度学校経営ワーキンググループにおいて市内6校の校長と議論を重ね、小中一貫教育推進委員会で決定した目指す学校像となっております。学校という学びの場において子供に自らの可能性に気づかせ、将来への希望と生きることへの意欲を持たせ、前向きで能動的な行動変容を促していくことができるのは、何より子供と最も近い場所にいて子供の個性を把握し、様々な気づきを与えることができる教員であることは言うまでもありません。このことから、砂川学園に所属する教職員には、倫理感や使命感はもちろんのこと、教育的愛情に裏打ちされた指導力を何よりも期待するところです。教員がそのように最大限の力を発揮することが保護者や地域住民からの信頼を生み、学校と家庭、地域社会が一体となり、ベクトルをそろえながら子供と向き合うことで全ての子供を輝かせることができる目指す学校像の実現につながると考えております。

答弁 病院事務局長 朝日紀博

私から大きな2の市立病院についてご答弁申し上げます。初めに、病院の経営は患者数の減少や診療報酬制度、人件費や物価の高騰など年々厳しさを増しており、日本病院会をはじめとした5つの病院団体でも人件費がかなり高騰しており、物価高騰や為替変動による光熱水費、材料費、委託料もかなり増加していると分析し、厚生労働省に緊急要請を行っており、とりわけ400床以上の急性期病院が一番の影響を受けているとされています。また、国立大学病院長会議では、非常に末期的、危機的な現状で、この状況が二、三年続くと経営破綻となり、高度医療の提供ができなくなると窮状を訴えております。当院においても同様であり、圏域の人口減や患者の受療動向の変化などにより入院患者が減少したことで収益が減少し、人事院勧告の影響に伴う給与費や物価高騰、最低賃金上昇による燃料費、委託料など経費が増加するなど、厳しさを増している状況です。そこで、ご質問の(1)経営の再建計画の策定についてでありますが、当院では令和6年度から令和9年度を計画期間とする経営強化プランを策定し、経営の強化、改善の取組を進めているところでありますが、総務省が策定した公立病院経営強化ガイドラインでは、目標達成に向けた取組として外部アドバイザーの活用を積極的に検討すべきであるとされています。昨年12月の第4回定例会の病院事業会計補正予算の総括質疑において、外の目、外の声、外の分析をしっかりしてほしいとのご意見をいただいた際に、病院経営にたけたコンサルタントと既に接触をしており、調整中である旨をご答弁申し上げたところであります。その後、病院事業管理者、院長とも協議の上、コンサルタントの活用を決めたところでありますが、一刻も早く取り組まなければならない課題であったことから、令和7年2月に令和6年度予算の範囲内で契約を締結し、2月下旬には病院幹部、各部門の長を対象にコンサルタントから病院の経営状況の簡易分析結果が報告され、現状の認識及び今後の課題の共有を図り、現在はコンサルタントによるデータ分析を行っております。現時点ではデータ分析の段階であるため、分析後のデータを基に経営再建の改善策が示されると思いますが、この改善策と当院の現経営強化プランの見直しを一体的に行い、新たな経営強化プランとすることとし、危機感とスピード感を持って組織全体で経営再建改善を進めてまいりたいと考えているところであります。次に、(2)病院事業債の適用についてご答弁申し上げます。令和7年度に創設される病院事業債の経営改善推進事業につきましては、厳しい経営環境に直面している病院事業について経営改善実行計画を策定し、収支改善に取り組む公立病院の資金繰りを支援し、経営改善を促進することを目的としております。対象事業は資金不足が生じている病院事業であって、経営改善の実行計画を策定し、収支改善に取り組む公立病院となっております。発行可能額については、資金不足額または収支改善見込額の最大5年間の合計額のいずれか小さい額となっております。事業期間については令和7年度から令和9年度までの3年間となっており、償還年限については15年以内、地方交付税措置はございません。なお、当院へのこの病院事業債の適用については、現時点で国が想定しているスケジュールでは取扱いについては4月初旬に通知が発出される予定となっており、現時点ではこの通知を待っている状況でありますが、先ほど申し上げたコンサルタントの活用とともに、この病院事業債を活用し、経営改善に向け、取組を進めてまいりたいと考えております。次に、(3)病院の駐車場についてご答弁申し上げます。駐車場の現状と対策につきましては、現在駐車可能台数は患者用348台、職員用470台、合計818台分を確保しておりますが、冬期間については除雪で押した雪山を排雪しているものの、一時的に駐車スペースが狭くなることや連休明けの診療日などは受診患者が多いため、駐車場が混雑している状況であります。1日の駐車場利用者数につきましては、季節や曜日により変動がありますが、令和6年4月から令和7年1月までの1日平均実患者数は664名で、令和6年2月に行った患者満足度調査において自家用車にて通院される方が76.4%おりましたので、1日500台程度、職員は日勤者が1日470台程度、合計で970台程度であり、駐車可能台数より多くなりますが、自家用車での通院の中には家族による送迎で駐車場を利用されない方や受診時間の違いによる出入りもあることから、一時的には混雑しますが、駐車はある程度可能であると考えております。混雑時の対策としましては、事務職員等の車を看護師宿舎前や医師住宅跡地などへの移動、冬期間は雪山による狭隘化を防止するため、小まめな排雪作業を実施することにより駐車スペース確保に努めているところであります。

質問 小黒弘

それでは、順次質問を行っていきますけれども、珍しく堤指導参事にしてはすごく表向きな答弁だったなと思っていますけれども、私が今回義務教育学校の教員の在り方という形でお伺いしようとしたのは、実は私も議員を長くやっているので、市内外にも知り合いの学校の先生がいます。そのたびに、砂川の義務教育学校もできるので、「どうだろう、うちに来てくれない」なんていう話をちょっと声をかけたりすると、まず100%と言っていいぐらい、行きたくないと言う人が多いんですよ。何でそうなんだろうなとちょっと聞くと、やはり義務教育学校としての規模が大き過ぎるということみたいなんです。考えてみれば、歌志内も義務教育学校ですけれども、本当に数少ない児童数の中でのということだったり、月形もやろうとしていますがみんな小さい学校で、砂川市みたいに、700人ぐらいになる児童数がいるような義務教育学校なんていうのは道内でもなかなかなくて、先生方も予測もつかないという状況のようなんです。今回私が1番目に聞いているのは、教員の数とかという意味じゃなくて、義務教育学校にふさわしい先生の確保はどうなんだろうとお伺いしています。その点についてのお答えが何もなかったので、ふさわしいを強調して今もう一度質問したいと思います。

答弁 指導参事 堤雅宏(指導参事は2025年3月まで)

ただいまのふさわしいを強調した教員の確保ということでございますけれども、確かに北海道内で砂川学園が開校しますと最大の義務教育学校となります。現在道内にある義務教育学校で最も大きい規模につきましては、帯広にあります大空学園ということになってございますが、その学校よりもはるかに児童生徒数が多い学校ということになります。今し方規模の大きさが来たくないネックになっているというようなご指摘もございましたけれども、逆に言いますと規模が大きい義務教育学校だからこそ、ほかにできない教育活動が行えるチャンスもたくさんある学校とも言えます。ただ、そういった学校で勤務している教員というものが、どんどん今学校の規模が小さくなっている実情がございますので、想像がしづらいというところも確かにあるのかもしれませんけれども、例えば開校したときに市内の6校の子供たちが1校に集まることで不安感を抱える子供がいたときに、しっかりとそういった子供たちの心理的不安を緩和させるケアに努められる教員、また今砂川では全ての学校で授業のスタイルをそろえて、子供たちが市内各校から集まっても授業の進め方に戸惑わないように、また前学年で学んだことが次のどの学年につながるかという系統性をしっかり把握して子供に学びを提供していこうというような取組も行っていますので、一定程度市内から今ワーキンググループ等で議論していることを理解して義務教育学校に来てもらうという先生も必要だと思いますし、また最初に申し上げました今までにない教育活動にチャレンジできる環境で自分も砂川の子供のために教育実践を積んでみたいと、そういう思いを抱いた教員を確保するという視点も重要だと思います。そういった意味から言いますと、ふさわしいという視点で言えば、実際に市内でワーキンググループの議論を重ねていく中で、自分は砂川学園に異動して子供の指導に携わりたいという声を私は聞いておりますし、また市外からも砂川学園に興味があるという教員の声も聞いているところではありますので、決して周りに砂川学園、後ろ向きなといいますか、そういったような教員ばかりではないと私は認識しているところでございます。

質問 小黒弘

今のお話を聞いて少しは安心したところなんですけれども、とうべつ学園の関係にしても、指導参事が今おっしゃられたのはまた総務文教委員会でのお話とはちょっと違うお話をされていて、とうべつ学園はもう始まっていますけれども、なかなか前期と後期の先生方が一枚岩になっているような状況はまだないというようなお話が委員会でされていたと思うんですけれども、その辺は1回目のご答弁では何もなかったんですけれども、どうだったんですか。

答弁 指導参事 堤雅宏(指導参事は2025年3月まで)

私は、とうべつ学園とは、令和5年5月だったかと思いますけれども、教育委員会の事務局としてとうべつ学園の開校に向けた取組についていろいろとレクを受けに実際当別の教育委員会に行かせていただきました。また、北海道教育委員会の学校種間連携サポート事業も、オンラインではありますけれども、実際にとうべつ学園の管理職からもろもろの取組を教えていただくというようなことをこの2年間重ねてまいりました。そして、このたびの視察ということなんですけれども、とうべつ学園が開校に向けて様々な準備を進めていく時期がちょうどコロナ禍であったことから、なかなか教員同士が参集して意見交換をしたりですとか議論を重ねるということができなかったということを伺っています。どうしても書面でのやり取りになっていたり、オンラインで一部の教員が打合せをしたりするというような形で、そういった部分で開校前の準備段階から小と中のそごがあったのではないかということは実際教育委員会からも伺っています。ただ、視察の段階で、そういった違いをどう乗り越えるかということで、例えば前期課程と後期課程の全ての子供たちが一堂に会した学校行事を企画して、そこで意見交換をしながら、こうしていこう、こうすることで子供たちのこういう力が育つはずだというような議論を今まさに積み重ねながら学校が一体になる取組を行っているというようなことでありましたし、例えば今まで6年生が小学校でいう最高学年なのですけれども、そこで育つはずのリーダーシップが9年間になると育たないんじゃないかという疑問を視察に行った教員が投げかけたんですけれども、特別学園からは、「いや、そういう心配はないですよ」と、それぞれの学年に応じた仕掛けをしてあげることでその学年で育まれるリーダー性というものはきちんと育っていますよというお言葉をいただいたりですとか、まさにそういった取組を毎日の教育活動を検証しながらブラッシュアップしている状況にあるというような実情もお伺いしましたので、そういった違いというものについては本市においてもしっかりと、こういう子供を9年間を通して育てるんだ、子供にこんな力を育ててあげるんだ。そして、そういった子たちを将来こうしてあげたいということをしっかりと理解し合って教員が教育活動に向き合うことで乗り越えていけるものと考えてございます。

質問 小黒弘

砂川市議会もとうべつ学園に視察に行かせていただいてもいるんですけれども、やはり道内でもなかなか人数の多い、子供の数が多い義務教育学校はない。とうべつ学園が一番近いところだということで砂川市議会も行ってみたんですけれども、とうべつ学園と砂川学園をちょっと比較してみると、大分近いといっても違うんですよね。これは参事にちょっとお伺いしたいんですけれども、児童数としてはとうべつ学園が426、それから砂川学園は想定される人数としては768、大分違います。それから、学級数も、学級数全体、特別支援も含めていくととうべつ学園が24、砂川学園は36の予定ということになっていると思うんです。問題はというか、お伺いしたいところは教職員数なんです。今とうべつ学園は49名います。砂川学園は、前から義務教育学校になったら何人ぐらいになるのとお話を聞いている中での話は49名なんですよ。これ不思議なことに、先ほど言ったように児童数300人以上違うんです。だけれども、教員の数は一緒なんですよ。これは、何でこんなに違うんでしょうかというのをお伺いしたいんですけれども。

答弁 指導参事 堤雅宏(指導参事は2025年3月まで)

こちらにつきましては、先ほど1回目のご答弁で申し上げましたとおり、教職員の定数につきましては公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律というものによって定められておりまして、学校の学級数に対する定数、それと学校課題の解決に向けて特別的に措置される加配定数から成っております。今小黒議員がおっしゃったとうべつ学園の教職員数については、恐らくこの教職員定数に加配定数も加わった形の人数算定ということになっているかと理解するところなんですけれども、砂川学園については現状、見込みですけれども、通常学級と特別支援学級の定数として考えられているのが49名、そこに加配が加わりますので、それ以上の教員が配置になるだろうということは想定されます。ただ、その人数につきましては、法で決められた中で道教委によって措置されるものでありますので、そこについてはなぜと言われてもなかなか、法によって定められているのでとしかちょっとお答えできないような部分になってございます。

質問 小黒弘

もう少しとうべつ学園と砂川学園の比較をしたいんですけれども、何でそんなことをしたいのかというと、子供たちが本当に安心して教育を受けられるような状況を砂川学園でもしてもらいたいからなんです。とうべつ学園の児童のクラス編制を見ていくと、大体40人から50人ぐらいで2クラス、各学年ですけれどもね。ですから、大体1クラスで、20人ちょっとぐらいなんですよ。多分先生方も教えやすい状況の人数だろうと思うんです。ところが、砂川の基本設計書から割り出していくと、やはり33人、35人、各クラスがそういう状況になっていきます。これは、やはり大きなことだなと思うわけです。先生方にとってみれば、1クラス20人ぐらいの生徒たちを教えるのと35人の生徒たちを教えるのというのは、やはりその大変さは違うだろうなと正直思うんです。子供たちにとっても同じことで、特に小学校の子供たちにとってみれば、今5校あります。30人いる学級は今はないぐらいになっています。もっと言えば豊小、それから北光小は複式にしないと駄目というような状況になっているわけですから、その子たちが新しい義務教育学校になったときに1クラス一気に30人を超えて35人に近いぐらいのクラス編制になっていくということです。それは、なかなかそこになじんでいけない子供たちも出てくるのは間違いないだろうと思うんです。そうしたときに、やはり先生方がどうやって子供たちを落ち着かせてもらって、どう砂川学園の生活を楽しく過ごさせてもらえるのかといえば、やはり先生方がしっかりと子供たちに向き合ってもらわないと駄目なんだろうと思うんです。でも、先生もなかなか大変なんじゃないかなと思うんですけれども、先ほどお話しになっていた加配、今でいえば同じとうべつ学園49人、砂川学園も49人という先生の人数ですから、先ほどおっしゃったように加配が今後どうなっていくかということで、先生の数が多ければ多いにこしたことないと私は思うものですから、その辺の確実性というのはどうなっていくんでしょうか。

答弁 指導参事 堤雅宏(指導参事は2025年3月まで)

加配の見込みといいますか、見立てといいますか、そういった部分でございますけれども、まず前段としては確かに議員がおっしゃるように教師が、先生が子供としっかり向き合うということが子供の学習や生活の安定に関わるということは間違いないだろうと思います。そういう意味でも、学校の先生が抱える業務というのは本当に子供に向き合う以外のものが非常に多くございますので、今広く言われています学校における働き方改革というものも着実に進めながら、子供に先生がしっかりと向き合うことができる時間と環境を整えるということも念頭に今開校に向けた準備を進めてございます。加配ということでございますけれども、教職員の加配につきましては道教委から、その前年度に加配の申請に関わる書類が通知されます。それを踏まえて、本市または本校でどのような取組を行って子供にどのような力をつけていくかということを勘案しながら加配の申請を行うということになります。その申請した内容について教育局とその際に協議をしながら、最終的には国ですとか道でその配分が決められて、それぞれの申請した市町村教育委員会に通知がされるというものとなってございますので、現段階としてはまだ令和8年度のものですので、申請が済んでいるとか、そういったことにはなってございませんけれども、学校経営のワーキンググループで今年度どのような加配を申請することでより開校時に効果的な教育活動ができるかというあたりについては議論を進めておりますので、そういったことも踏まえた加配の申請を次年度行っていきたいと考えております。

質問 小黒弘

私がずっと感じているのが、この砂川の義務教育学校、髙橋教育長が一生懸命やってこられた事業なんですけれども、前から言っているんですけれども、すごく急いで急いで、急ぎ切ってやってきたと思っています。本当に準備がしっかりとこれまで整ってきているかというと、私は建築の関係も併せて同じなんですけれども、やはり大急ぎでやってきてしまっているという実感しかないんです。本当に大丈夫かということなんです。私は本当に大丈夫じゃないと思ってはいるんですけれども、義務教育学校がとてもいいということは今まで髙橋教育長も話をいっぱいされてきました。でも、いいことばかりじゃないのは、全国的にも義務教育学校が増えているとしても爆発的に増えているわけではないんですよ。今まで一番先進地だったというまちも、つくば市が今まで一番義務教育学校の先進地。ところが、ここがもう義務教育学校はこれ以上はつくらないと言い始めているんです。何でかといえば、私はこれから少し義務教育学校のデメリットみたいなところをお話をするんですけれども、つまり中学生といったら、3年生になったらもう本当に大人みたいな体格をしている子供たちですよね、その中学生と今まで幼稚園、保育所へ行っていた新入生、小学1年生が同じ学校にいるわけです。先ほどちょっと指導参事も言われていましたけれども、これまでは小学生が6年生になって卒業式を迎えて、私も来賓で何回も行っていますけれども、中学校の制服をきちんと着て卒業式に臨んでいるあの姿を見ると、本当に小学校1年生からよくここまで育ってきたのだなと。子供たちはここから巣立って中学校に行くという、すごく環境の違うところに向けていくという高場感というか、そういうのがすごく見られているなと思うんですけれども、9年制になった場合にはそれが全くなくなっていくということになると思うんです。よく言われるのが小学校卒業の達成感がなくなっていくのではないか、先ほど言ったことですね、制服を着て、これから違うところに行くという、これが果たしてどうつくり出していけるのか、今度の義務教育学校ですけれどもね。結局は中学生になっていく新鮮さややる気とか、「よし、今までとちょっと違うふうにやっていくんだ」という、まさに心機一転というようなことも多分なくなっていくんだろうと思うわけです。また、先ほどから言っていますけれども、今市内小学校は5校あって、それこそ小規模の学校が5校あって、この子供たちが一気に集まってくるわけです。ここは、やはり落ち着きというのはなかなか最初のうちは取れないだろうなと思うんです。今までも市内で統合というのはありましたし、私も現場にいたことがありますけれども、2つ、3つの学校が統合するだけでも子供たちがなじんでいったりPTAがなじんでいったりするまでにはかなりの年数がかかるよと言われてきました。今度は5校が一遍に1校になるわけですし、本当にこんな小さい小学1年生からから6年生まで、今までは小さい学校でやっていた子供たちが一気にというのは、本当にこの環境の違いというのは子供たちにとってみたら相当なストレスになるだろうと思うわけです。また、ずっと9年間一緒なものですから、人間関係は固定してしまいますよね。これをどうやって新鮮さを保って教育が行われていくのかというのも大事なポイントだと思うし、仮に中学校のお兄さんたち、お姉さんたちがどこかで暴れ始めたら、小学校1年生まで影響を受けてしまうんですよ、同じ学校ですものね。前だったら、中学校が何か荒れているみたい。でも、小学校は一緒にいないから、また違う対応の仕方もあると思うんですけれども、そういう心配も実際のことを言ったらあるだろうと思っています。でも、その心配をもう乗り越えていかなければ、来年に始まってしまうのですから、心配ばかり言っていられないとは思うんですけれども、だけれども、じゃあそこをどうするのかといったら、やはり子供たちと直接接する先生たちがより優しくて、子供たちにいわゆるふさわしい先生方がいらっしゃって、人数がやはり欲しいなと思うわけです。今まで砂川市は、教育費がこの近隣でも少ないと言われてきたまちなんです。これは、よく先生方から聞いた話なんです。実は砂川市はこの義務教育学校に100億近いお金をかけるわけですから。これから借金返しをしていかなければならないし、6つを1つにしていくんだから、経費として下がる部分もたくさん出てくるだろうなとは思うんですけれども、私はここで教育費をけちってはもらいたくないんですよ。これはこちら(市長部局)側を向いて言わないと駄目かもしれないんですけれども、先ほど指導参事もおっしゃったように加配の先生といってもなかなか難しいと。そういうときに、私は市が直接お金を出してもいいから、いわゆる市費ですよね、市費での教員、先生方を集めるというような努力もやはりしてほしいと思います。お金を使ってほしいんです。支援員の方々も決して減らさないでいてほしいんです。そうしないとみんなが落ち着きがないままで新しい学校が始まっていってしまう。だけれども、先生方が本当に大変だ、大変だとなっていったら、子供たちを見る余裕もなくなってくると私は思うんです。だからこそ、ここは砂川市も少し教育にお金をかけて、借金返しもあるかもしれない。だけれども、その借金、過疎債をほとんど使うわけですよね。先ほどちょっと聞いたんですけれども、普通過疎債は12年の返済じゃないですか。でも、教育に関するものは25年だそうなんです。借金返しの猶予期間も5年間あるんだそうです。私は、少なくともこの5年間はお金をかけてほしい。集まるかどうか分かりませんよ。市がお金を出すから先生を募集するといってもすぐ来てくれるかどうかは分からないけれども、ここは教育にけちらないでほしいなと本当に思います。最初の何年間かをしっかり義務教育学校を何とかやっていければ、その後はきっといいことが待っているだろうと私は思います。多分指導参事もおっしゃられるとおりに、これから義務教育学校が砂川の子供たちにとっていい学校になっていくと思います。だけれども、そのためにはやはり市長部局も一緒になってしっかりとした子供たちに向けての投資をしてほしいなと思います。これは、この質問を指導参事に僕が聞いても多分お答えはし切れないと思いますので、ここは私の要望を、本当は一般質問を要望で終わらせてはいけないんですけれども、市長に振ってもきっと答えてくれないだろうし、そういう意味でいえば要望します。本当にけちらないでください。子供たちに、教育にお金を使ってください。お願いします。次に、市立病院にいきます。再建計画の関係なんですけれども、どんなことをやっていくのかなというのは再建計画を見ないことにはどうしようもないんですけれども、私がここに持っているのは江別市立病院の再建計画があるんですけれども、やることは大体多分一緒だろうなと思います。ただ、砂川市立病院で今一番ネックというか、これは事務局長と私が一致しているところなんですけれども、これまでの話の中で。人件費比率です。つまり職員に係るお金と医業収益を割り算して比率を出すことなんですけれども、ついこの前に可決した令和6年度の補正予算、決算見込みの補正予算の人件費比率が68.3%です。医業収益の約7割が人件費に使われているうちの市立病院です。これから審議する新年度予算、65.1%、大して下がらないんですよ。先ほど例に出した江別市、これはちょっと古い再建計画なんですけれども、目標値が何%かというと51.1%なんです。考えてみれば、今砂川市の人件費は大体80億円ぐらいになりますよね。10%減っただけでも8億円ですということを言ってしまうと、給料が下がるのかと心配されても困るんですけれども、ただそのぐらい大きな比率としての人件費というのはうちの市立病院の大きなところだと思うんです。そういうことをどうこの再建計画の中でやっていくのかということが非常に大切なことになっていくだろうと思います。それで、先ほどからコンサル、これは私もぜひやってほしいと言ったんですけれども、これは今まで委員会や何かの発言を聞いていると、何か今までやってもらっているコンサルみたいなお話なんです。ここのところはどうなんでしょうか。

答弁 病院事務局長 朝日紀博

それでは、今までのコンサルと同じなのかどうなのかという趣旨のご質問かと思います。当院は今までもいわゆるコンサルというところに業務を委託して病院運営をやってまいりましたが、これまではどちらかというと診療報酬を中心とした収益増、そこに主眼を置いたコンサルというのがこれまででした。今回コンサルをお願いしているのは、大きく言えば経営改善に主眼を置いています。具体的には当然収益増という部分、当然収益を上げながら費用をどう削減するのかという話になりますので、収益増という部分もあるんですが、費用でいいますと例えば先ほど人件費というお話もありましたが、ダウンサイズした後の人員の適正配置をどうすべきなのか、ほかの病院と比較して当院は、ベンチマークという言い方をしますけれども、人数的にどのぐらいまで下げられるのかというあたりの検証であるとか、あとは看護師さん1人当たりの収益はどうだとか、全ての職種での生産性がどうなのかというような、そういったところも検証していかなければならないと思っていますし、あとは委託料であるとか材料費の購入価格の部分もありますので、そういった部分も併せて収益の増と費用の削減全般についてコンサルをお願いしようと思っておりますし、今回コンサルをお願いしている会社の当院に来る統括責任者という方は過去に厚生労働省の地域医療課に出向した経験もある方ですし、現在総務省の経営財務マネジメント強化事業アドバイザーも務められている方で、過去に当院がBSC、バランススコアカードの業務を入れるときに委託した、当院とは古いというか、過去にもお付き合いのある方で、今総務省のアドバイザーもやっている方で、そういったことで当院の内部事情もある程度理解しているというか、現状を認識している方ですので、その人をトップとしたおよそ10人ぐらいが入ってくるということで今契約をしているところであります。

質問 小黒弘

私が心配するのは、これまでの方々だということだと思うんですけれども、何回も今まで相談していたと思うんですよ。それで、この結果になっているんですよ。だったら、このコンサルに相談しても何も変わってこなかったということじゃないですか、はっきり言って。だったら、全く違う見方をしてもらわない限り、うちの市立病院がいい方向に私は向かうとは思わないわけですよ。病院の望んだような方向でもしコンサルにアドバイスを受けていってしまったら、これは無理でしょう。病院が嫌なこと、今までどうしても手をつけられなかったこと、そこについてきてもらわなかったら本当の意味で病院改革になっていかないだろうと私は思うんですけれども、何で違った見方でもう一回見てもらうとはしなかったのだろうと思いますが。

答弁 病院事務局長 朝日紀博

ちょっと私の説明が悪かったのかもしれませんが、これまでのコンサルは診療報酬を中心とした診療報酬の収益増に主眼を置いたと言っていたコンサルと、今回経営改善に主眼を置いたコンサルは全く別会社であります。ただ、別会社と今回契約を結びますが、そのチームリーダーで来る人は過去にうちのBSCの導入支援を担当していた方ということでありまして、過去に経営改善のコンサルを、人は同じですけれども、コンサルをした内容は全く別なので、今回は当院と過去にBSCの導入支援をやっていた方で、うちの内部にも詳しくて、総務省のアドバイザーもやっている方と、経営改善については当院として経営改善のコンサルは初めてですので、そういう方との今回の契約です。

質問 小黒弘

そこは信じていくしかないですけれども、砂川市がかかっていますから、お願いしますね。病院事業債のことは、多分私が持っている資料と同じ内容、これで話したんですよね。やはり借りられるということはいいことなのはいいことなんですけれども、一借よりははるかに償還年限もあって、いいかなということだとは思うんですけれども、過疎債みたいに地方交付税の措置もないということで、でも間違いなく苦しい中でこれがもし借りられるようになるとしたらいいことかなと考えていいものかどうか、これに関してここをお伺いします。

答弁 病院事務局長 朝日紀博

まだ総務省から起債の詳細の部分については示されておりませんが、この制度がなければ一借で資金不足を補うということになります。そうなると、一借は年度内で償還しなければならないということになりますので、資金不足分を幾らまで借りられるのかというあたりが今ちょっとはっきりしませんが、その分を借りて、15年以内での返済ということになっていますので、毎年の返済額が少なくなるというのとある程度時間の猶予ができるということで、我々としてはここに今は注目をしております。

質問 小黒弘

時間がないので、最後に駐車場のことなんですけれども、本当に混んでいますよ。ここ、よく見えるんですよね、昨日もここから見ていると、立体駐車場の屋上はえらいことになっていましたけれども、先ほど総台数としては800台ぐらいあるんだけれども、職員の台数が多過ぎませんか。これだったら、一般で止める人は本当に大変だなと思うぐらいです。写真を撮ってきたんですけれども、立体駐車場もこの平場の駐車場も、まずはワイパーが上がっている車は多分患者さんじゃないだろうなと思うんですけれども、数が多いこと。また、車の中に駐車場利用許可書というのをみんな置いてあるんです。これは、職員のものでしょう。とにかくこの平場まで見てみると、3分の2ぐらいは職員じゃないかなと思うんです。果たしてきちんと管理できているんですかね。ずっと置いている人はまさかいないでしょうね、職員で。前はかなりチェックをしてやっていたと思うんですけれども、ここまで患者さんが止めるのに苦労するということになってきたら、やはり病院経営にまさに響いてきますよ。しかも、サービスの最たるものじゃないですか。そこを患者を後回しにして職員がということでもし考えているんだとすれば、これは病院経営と同じような結果になってしまいますよ。どう思いますか、何か改善策はありますか。

答弁 病院事務局長 朝日紀博

駐車場の管理の中で職員が置きっ放しなんじゃないのかというようなお話もありました。不定期ではありますが、事務職員が朝通勤する職員より前に来て、駐車場の入り口で駐車場の許可証を確認しながら、本来職員の止める場所というのは決めてありますので、本来止めてはいけない場所に止めていないかというようなチェックもやっておりますし、あとはこれ以上は駐車場を確保するというのは周辺の状況からいってもなかなか難しい。今回経営のこともありまして職員はこれから少し減っていきますので、職員が減ると当然車に乗ってくる方も減りますので、今予定している分でいきますと今度の4月には50人ぐらいは車で来る人が減りますので、スペースとしては50台ぐらいは空くだろうという見込みを今立てているところであります。

出典:砂川市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月12日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる