みんなの議会

砂川市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月20日

(1)砂川市予約型乗合タクシーについて/(2)ヒグマ対策について

2023年6月20日、砂川市議会の一般質問で、山下克己議員が「砂川市予約型乗合タクシーについて」「ヒグマ対策について」について質問し、市民部長 堀田一茂、経済部長 野田勉が答弁しました。

質問者
山下克己 議員
答弁者
市民部長 堀田一茂、経済部長 野田勉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 山下克己

それでは、私から生まれて初めての一般質問をさせていただきます。大きく2点についてお伺いいたします。大きな1点目といたしまして、砂川市予約型乗合タクシーについて。現在砂川市では利便性に優れた交通環境が整ったまちづくりを目指して予約型乗合タクシー事業を実施しており、自宅とまちなか乗降地をドア・ツー・ドアで運行する大変便利な交通手段として多くの方が利用しています。交通弱者、特に高齢者にとっては必要不可欠な事業となっていますが、市民の中からはさらなる利便性の向上を求める声も多く聞かれるところであります。そこで、以下の点についてお伺いいたします。1点目、予約型乗合タクシーの利用状況の推移とその評価について。2点目、市民や事業者からの意見聴取の状況について。3点目、運行便の増便や時間設定、予約方法など利便性向上に取り組む必要があると考えるが、市の考えについて。4点目、予約型乗合タクシーを含め様々な交通機関を連携させることにより地域公共交通の活性化を図る必要があると考えるが、市の考えについて。次に、大きな2点目としてヒグマ対策について。北海道内において近年ヒグマによる農業被害や人的被害、市街地への出没などが増加しており、砂川市でも一の沢地区などで頻繁にヒグマの出没が確認され、また北海道子どもの国が一部閉鎖されるなど、人が住む地域のすぐそばまでヒグマが迫っているという不安な状況が続いています。そこで、現在行っているヒグマ対策や市民に向けての注意喚起、広報活動の状況についてお伺いいたします。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

大きな1、砂川市予約型乗合タクシーについてご答弁申し上げます。初めに、(1)予約型乗合タクシーの利用状況の推移とその評価についてでありますが、利用人数につきましては開始年度であります平成27年度は10月から3月までで行き帰り合わせて3,138人、平成28年度は7,294人となり、平成29年度以降は令和元年度まで増減はあるものの年間延べ9,000人を超える方の利用があったところであります。コロナ禍であった令和2年度は、感染症等の影響により利用人数がそれまでと比較して約1,000人の減少となったものの、令和3年度からは利用人数が再び増加に転じ、令和4年度では過去最高となる1万158人の利用があったところであります。利用状況の評価につきましては、利用登録人数も年々増加し、昨年度には過去最高の利用があったことなどから、予約型乗合タクシーが日常の移動手段として市民に定着してきているものと考えているところであります。次に(2)市民や事業者からの意見聴取の状況についてでありますが、予約型乗合タクシーの運行に当たっては砂川市地域公共交通会議において運行方針等の協議が行われており、この会議には北海道運輸局、北海道空知総合振興局のほか、自動車運送事業者としてタクシー事業者、路線バス事業者、地域住民の代表として町内会連合会、老人クラブ連合会、砂川社会福祉協議会などから委員としてご参加いただいており、老人クラブ連合会からは乗降地の増設、利用料金の統一化、運行本数の増便についてなど意見として寄せられたところであります。また、平成29年度には全利用登録者を対象にしたアンケート調査、令和2年度には実際の利用者を対象に乗合タクシーの車内に回答用紙と回収箱を設置し、アンケート調査を実施したところであります。次に、(3)運行便の増便や時間設定、予約方法など利便性向上に取り組む必要があると考えるが、市の考え方についてでありますが、これらの利便性向上への取組に際して、その内容によっては人員の確保や車両の増車、予約システムの構築など様々な調整が必要となるものと考えられ、さらには運行事業者との協議や他の公共交通事業者との協議も必要となるものでありますが、町内会連合会、老人クラブ連合会、砂川市社会福祉協議会のほか、利用者のニーズなど意見反映することができるよう、引き続き砂川市地域公共交通会議などで検討協議してまいりたいと考えているところであります。次に、(4)予約型乗合タクシーを含め様々な交通機関を連携させることにより地域公共交通を活性化させる必要があると考えるが、市の考えについてでありますが、砂川市の予約型乗合タクシーは国の地域公共交通確保維持改善事業地域内フィーダー系統補助を受け、交通空白地域の改善、交通弱者の生活交通の確保、交通不便地域の移動の確保を目的として、交通機関の乗り継ぎを容易にし、公共交通の利便性向上とともにまちなかへのアクセス向上を目標に運行を行っているものでありますので、今後も予約型乗合タクシーの継続的な運行を行うことで他の交通機関との効果的な連携が図られると考えますが、さらに効率的な連携について今後も研究してまいりたいと考えているところであります。

答弁 経済部長 野田勉(経済部長は2026年3月まで)

私から大きな2、ヒグマ対策についてご答弁申し上げます。近年のヒグマ出没状況でありますが、令和3年度の目撃情報は57件、足跡、ふんなどの痕跡が14件、令和4年度の目撃情報は50件、足跡、ふんなどの痕跡が18件であり、令和5年度は6月15日時点で目撃情報が13件、足跡、ふんなどの痕跡が14件であり、目撃情報は多発しております。現状のヒグマ対策といたしましては、例年ヒグマの目撃情報が多く、住宅密集地に近い空知太地区、北光地区、焼山地区、北吉野地区に対し、熊の忌避装置18か所、その他啓発看板8か所、監視カメラ5か所を4月21日までに設置しております。ヒグマの目撃情報があった場合には、市職員、警察、北海道猟友会砂川支部砂川部会員の鳥獣被害対策実施隊員が目撃地点へ赴き、目撃情報から現場を検証し、移動経路等を想定した後、市と警察で連携し、近隣周辺のパトロールを実施しております。また、市ホームページ及びライン公式アカウント、看板の設置、チラシの配布などにより速やかに周知するとともに、市ホームページにおいて日付ごとに目撃、足跡などの情報を地図上に示すなど注意喚起に努めているところであります。広報活動につきましては、新しい取組として、令和4年度は石山中学校と北光小学校、令和5年度は北光小学校においてヒグマの生態と対応の学習会に協力し、小中学生や地域住民と共にヒグマについて学ぶ機会を設けたところであります。

質問 山下克己

それでは、まず大きな1の砂川市予約型乗合タクシーについてお聞きいたします。第7期総合計画では、最終目標として令和12年度の利用者を8,631人と見込んでいましたが、先ほど利用人数が令和4年度で既に1万人を超えている。そして、評価として市民に定着してきているとのことでした。この数字は延べ人数ですので、利用登録人数と実際に利用している人数や割合などがもし分かればお伺いしたいと思います。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

予約型乗合タクシーの利用登録人数と実際に利用している人数というご質問でございます。令和5年3月31日現在の数字を申し上げますと、利用登録をしている人数が1,817人、男性が617人、女性が1,200人となってございます。また、このうち60歳以上の年代でいきますと1,656人、男性が557人、女性が1,099人、割合としましては91.1%が60歳以上となってございます。実際に利用している方の人数でございますけれども、これは令和4年4月から令和5年3月末までの1年間で496人、男性が136人、女性が360人となってございます。

質問 山下克己

今ほど登録人数が1,817人とのことでしたが、砂川市の65歳以上の人口は5月末時点で6,339人となっております。もちろん65歳以下の方も利用されておりますし、自分の車に乗られている方やまちなかに居住されている方など65歳以下の方でもいっぱいいるので、この数字が多いか少ないかというのは簡単には判断はつかないところだとは思うのですけれども、ただ実際に利用している人数が496人というのはまだまだ潜在的な利用者はいるのではないかとは思います。予約型乗合タクシー事業が開始後に行ったという先ほどのアンケートについてですけれども、こちらはあくまで利用中の方ですとか、そういう方に取ったということで先ほどお聞きしましたけれども、今後そういう利用されていない方を対象としたアンケート調査を実施する予定などはないのかお伺いしたいと思います。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

予約型乗合タクシーを利用していない方についてのアンケート、例えば一般市民についてのアンケートをするかということでございますけれども、予約型乗合タクシーの運行については砂川市公共交通会議で運行方針を協議しております。その中で様々な代表の方がその会議にご参加いただいて、各地域の意見を集約して、その場で意見を述べられているという状況もございます。その中で地域の高齢者の意見も代表として述べられているというところでもありますし、必要があれば随時運行事業者との意見交換ができるものと考えております。また、今アンケートというご質問でございましたけれども、一般市民に対してというのも一つの方法でございますけれども、今例えば考えているのは予約登録をされている方で実際に使われていないという方が何人、差引きすれば人数が出るのですけれども、登録をされているけれども、使っていない理由は何かとか、そういう方に対してアンケートするのも有効な手だての一つかという考えもあります。アンケートの方法については様々な方法があると思いますので、どういう手法が効果的、また効率的にできるのかということも今後考えてまいりたいと思っております。

質問 山下克己

今ほど登録はされているけれども、利用していない方に聞くということで、大変大事なことかと思います。間違いなく使いたいのだけれども、使えないですとか、何かの事情で使えないという、そういう事情が見えてくると思うので、ぜひそういう調査をしっかりして今後につなげていっていただきたいと考えます。ところで、1回目の答弁の中で地域公共交通会議で乗降地についてですとか利用料金について、運行本数について意見があり、利用者の意見を反映できるようにこの会議の中で検討協議していきたいとのことでしたけれども、今までにこの会議ですとかアンケート結果を基にこの事業について改善されてきた点などがあれば教えてお伺いしたいと思います。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

今まで地域公共交通会議やアンケート調査などの意見を基に予約型乗合タクシーの改善項目というご質問でございます。この会議やアンケートの結果を基に改善された項目としましては、車両の臨時増便ということで、予約型乗合タクシーについては出発地から最終乗降地までおおむね30分で運行できるようにしております。利用人数が多いエリアの部分を一部エリア替えして、時間的に全てのエリアがおおむね30分で出発地から最終乗降地まで運行できるように改善しております。また、予約時間について、これは前日の午前8時から16時までであったものを行きの12時以降の便については当日の8時から10時までの間で予約可能とする改善をしております。また、運行日についても当初の運行便より時間帯を二、三便増やしているということもございます。さらに、乗合タクシーに先ほど答弁でお話をしました敬老ハイヤー券を利用できるようにしたとか、運転免許証自主返納サポート事業開始に伴って乗合タクシーの利用券を進呈している。大体このようなことで改善しております。

質問 山下克己

今予約の方法などいろいろ改善されたというお話もお聞きしましたけれども、事業の改善に当たっては、先ほど言った会議ですとかいろいろな市民の方の声を聞いて、そういうものを基に市がまずいろいろな方法を検討して、市が事業者と調整、連携を図って改善していっているというものだと思います。今タクシー会社は大変乗客も減っており、また非常に人員不足で大変困っているというお話も私も実際にお聞きしたことがございます。ただ、事業者もまちのため、利用者のため、市民のためという部分と、もちろん事業者ですから営業活動、企業の活動としての部分を両方意識してきちんと対応していただいているというところだと思いますけれども、この予約型乗合タクシー事業は市民生活を支える利便性に優れた公共交通としてその一つの手段として市がしっかりやっている事業だと思いますので、その辺は積極的に責任を持って市がきちんと対応するということを心がけていただければいいと思っております。ここから私が市民の方から聞いた要望について具体的な話をさせていただきたいと思います。まず、1点目が運行便を増やしてほしいということです。特に行きの午前8時や9時、こちらを利用している方については実際に着いてから、帰るという時間が帰りの最初の便が12時30分ということになっておりますけれども、それまで待つのが大変で、一般のタクシーに乗って帰っているというお話も聞いております。そういう方はもちろん理由があって乗合タクシーを頼んでいるのに帰りは一般タクシーということは、いろいろな負担になっていたり、趣旨とずれている部分が出てきているのかと思います。特に令和4年度の4月から12月の資料を見てみますと、行きの利用者が4,748人に対して帰りの利用者というのが2,679人と大きく差が出ているのです。もちろんこの時間だけのことではないとは思うのですけれども、増便の検討ですとか、例えば増便が無理であれば運行時間を精査することで昼の運行時間を少し変更するだとか、そういうことで往復利用できるような時間設定について検討いただきたいと考えております。次に、予約の方法です。先ほど改善をされたということだったのですけれども、朝まちへ行く用事ができても午後からの便しか頼めないという状況もあるということです。事業者の準備の関係、配車の関係とかがあるので簡単なことではないのでしょうけれども、昨日の市長の市政執行方針でもほかの部分でICTの活用という言葉もいっぱい出てきていましたけれども、今後将来を見据えていろいろな予約の仕組みを検討する必要があるのかと考えます。次に、乗降地についてなのですけれども、アイアイとスーパーふじまでの間で降りられる場所が欲しいということですとか、地域交流センターゆうですとか総合体育館まで行きたいという声も聞きます。これも昨日の市長の市政執行方針でありましたけれども、高齢者が体操や運動などを気軽に楽しめたり、芸術文化に触れられたり、そのようなことを支援していきたいということも出ておりましたので、例えば全ての便でなくても構わないので、体操や文化の事業が地域交流センターや体育館であるようなときはそこで乗り降りできるような融通を利かすというか、臨機応変な対応、そういうようなことも高齢者の充実した生活への支援にもつながると思いますので、検討できないのかと考えます。次に、料金についてですけれども、現在300円と500円という設定で、差をなくしてほしいという意見ですとか、逆に遠くまで使っている人で500円で1人で乗ってしまって申し訳ないわという意見もございます。この辺は、受益者負担の考えですとか、この制度が持続可能な制度になるということも必要ですので、一定の負担はもちろんしようがないと思いますけれども、現在経済状況も大変な状況で、高齢者の生活もかなり圧迫されていて大変な状況等もございますし、その辺はどのくらいが今現在適正な金額なのかというところは精査していく必要があるのかと考えます。このようなことから、先ほどの答弁では地域公共交通会議の中で検討協議するということでしたけれども、市のまちづくりの大事な施策だと思いますので、いきなり会議で協議するということではなく、まずは市がある程度の方向性や改善点などを検討して、その上でこういう会議等においていろいろな方の意見を広く聞いたり、事業者の意見を聞いたりしていくという流れにできないのかと考えます。今私が挙げた点などを含めて、改めて市としての予約型乗合タクシーの利便性の向上について取り組む考えなどについてお伺いしたいと思います。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

予約型乗合タクシーの利便性向上という点で議員さんに何点かご指摘いただきましたけれども、このタクシーの運行については交通空白地域の改善、交通弱者の生活交通の確保、また交通不便地域の移動手段の確保など、さらには交通機関への接続を容易にして公共交通の利便性向上、まちなかアクセスの向上などを目標にして運行しているものでございます。地域公共交通会議の中で様々な意見を集約して利便性向上に反映しているところでございますけれども、市としても現状を把握しながら、財政面も含めてですけれども、今後の地域公共交通の一つである予約型乗合タクシーの利便性向上に努めてまいりたいと考えているところでございますし、少しずつでも、1つずつでも改善できるような項目を増やしていければいいかという考えでいるところでございます。

質問 山下克己

前向きな検討ということで私は捉えさせていただきたいと思いますけれども、高齢者にとって大事な足、大事な交通機関となっておりますので、いろいろな面でできること、できないことは当然あると思います。そういうことはきちんと説明をしながら、できることを少しずつ積み上げていって、より使いやすい交通機関にしていただければと思います。1回目の(4)の答弁の中で他の交通機関との効率的な連携についても研究していきたいというお話があったと思います。現在ある交通機関とそれを補完する形の交通機関が密接に連携することでまち全体として交通弱者を生まない仕組みというのができてくると考えております。予約型乗合タクシーはその中でも今のところは一番重要な手段だと思いますので、今後さらに高齢化が間違いなく進んでいきますので、今の制度のままでいいのかという、そういう視点もしっかり持ちながらいろいろな検討を進めていってほしいと思います。また、現在砂川市もメンバーに入っていると思うのですけれども、中空知地域公共交通活性化協議会、こういうところがあるようですけれども、そういうところで他市町との連携なども視野に入れた団体だと私も把握しておりますので、そういう部分も市民の生活交通の確保に努めるという点からしっかり連携を図って進めていただきたいと思います。砂川の市街地方面へ来る交通手段が便利になれば、これは例えば商店街の活性化という面も期待できることだと思います。ですから、地域交通の課題解決はまちの活性化にもつながることだと思いますので、本日は市民部にお聞きしておりますけれども、ぜひ市全体の課題として皆さんで取り組んでいただければいいと思います。それでは次に、大きな2のヒグマ対策についてお伺いいたします。ヒグマ対策といっても、駆除などについては先ほど辻議員の一般質問でもお話がありましたので、私は市民に向けての注意喚起ですとか広報活動など事前の対策についてお聞きしていきたいと思います。実は昨年、私は石山中学校のPTA会長を務めさせていただきまして、そのときに校区内にヒグマが結構出没して、何回かそういう事案がありまして、子供たちの安全確保のために何かできないかということで、声をかけさせていただきまして、同じ校区内の石山中学校と空知太学校、北光小学校の校長、教頭、PTA会長、それと市役所の農政課の職員の方、警察署員の方、そして地域住民の方、こちらの方にお集まりいただいて情報交換会を行いました。その際、実際にヒグマに遭った話などを聞くと、自分が全然ヒグマのことを知らない、ヒグマの生態などについて知らないのだということをとても実感しましたし、その場でいろいろなお話を聞いていろいろな知識を得ることができて大変有意義な集まりだったと考えております。そういう中でも話し合ったのですけれども、結局今できることは例えばごみ出しのルールを守るとか、ヒグマが隠れるような場所の草を刈るとか、そのようなヒグマが出没しやすい環境をできるだけつくらないことではないかという話もお聞きしましたけれども、これは実は誰にでもできることだと思うのです。ヒグマ対策というと専門の方の対策みたいなイメージがあると思うのですけれども、多くの方が情報共有を進めていくこと、みんなが当事者意識を持つことが一番大切なのかと思います。まず、その一歩は何よりヒグマを知ることだと思いますけれども、中学校や小学校でもヒグマの学習会を開いて子供たちの啓発活動を行っているというところで、そういうお話もお伺いしましたが、そこでヒグマの出没が少しずつ人の住む地域へ近づいてきているように感じる今、私たちができることや注意事項などについて広報を通じて周知したり、学校の学習会でそのとき配付されたヒグマ・ノートというのが、こちらはヒグマの会というところで発行しているものなのですけれども、こういうような冊子を、そのとき私も聞かせてもらったので、いただいたのですけれども、このような資料やパンフレットなどを市民に配布する考えはないかお伺いしたいと思います。

答弁 経済部長 野田勉(経済部長は2026年3月まで)

ヒグマ対策についてのご質問だと思います。まず、1つ目の地域住民に対して啓発活動ということで、私どもができることというので、実は令和4年度にも鳥獣被害防止総合対策事業補助金というものを使って、これは奈井江と砂川の協議会を経由してきますので市の予算は通らないのですが、これで地域住民に対してヒグマの防止等講習会、どうやってヒグマを寄せつけないようにしようかというのを考えるための講習会を開こうといたしました。しかし、コロナの関係で講師を呼ぶことができず、中止してしまいました。今年もその補助金を使ってやる予定となっておりますので、その事業で地域の住民の方にどういった形でヒグマを寄せつけないか、皆さんに協力していただけることは何かということを啓発していきたいと考えております。その講師の方は恐らくヒグマの会に所属している方々で、そういった方々の資料はとても分かりやすくいいものだと思いますので、ヒグマ・ノートが今在庫がもしかしたらないかもしれませんので、何かいいものがありましたら、それを機会に住民の方に配布する、またはホームページ等を使って周知するなどを考えていきたいと思います。以上です。

質問 山下克己

ぜひ様々な方法で周知や広報を図っていっていただきたい。今後も検討を続けていってほしいと思います。あわせて、対策を協議する場ですとか情報交換の場も重要だと思います。農業被害や山間部の対策はもちろんのこと、市民生活や児童生徒の安全確保、観光やスポーツ事業への影響なども考えられますので、その辺りは市役所内でも全庁的な取組が必要になってくると思うのですが、また学校や警察などの関係機関、町内会などの地域組織などと情報共有できる体制などもつくっていく必要があると思いますけれども、その辺りについて今現在市役所内でそういう連携体制を構築しようという動きがあるのかとか、関係機関と連携した組織などをつくって情報交換の場をつくるとか、そういうような考えが今のところあるのかお聞きしたいと思います。

答弁 経済部長 野田勉(経済部長は2026年3月まで)

ヒグマ対応に係る会議、協議会等の話かと思います。まず、1つは、市役所内の協議の話でございますが、これは経済部が中心ではないのですが、それは地域住民、農村部ではなく市街地対応なので市民部が中心となっていただいてはいるのですが、何かあったら全庁的に対応するということで、ヒグマ対策会議を開催して、各部署に協力いただきながら対応していくということでやっております。今年も既に先日1回開催し、対応しているところです。それから、ヒグマが出たときに関係機関との対策でございます。協議でございますが、それにつきましては農政課が中心となって、ヒグマが出て、啓発だけではなく、防除ですとか、例えば駆除だとか、そういったことを考えるときには、市、警察、猟友会、それから空知総合振興局などが集まりまして、どうやって対策をしたらいいかということを協議する場を設けるようにしております。これは、実際ヒグマが出て駆除を過去にしたことがあるのですが、そのときにも実際開催して対応しているところでございます。

質問 山下克己

今ほどの連携の体制については熊が出てからということではありましたので、出る前に何か起きたらみんなでやろうねみたいな、そういうような組織づくりみたいなことができるのがいざというときに備えるためには大事なのかと思いますので、なかなか難しいところはございますけれども、何らかのそういう検討ができるような協議、連携ができるような体制づくりについて今後もぜひ検討していっていただきたいと思います。ヒグマによる被害を未然に防ぐ対策として何よりも大切なのは、先ほどから言ったように地域社会全体で取り組むことだと思います。例えば河川清掃ですとか、河川内の木の伐採などを町内会などが協力して行うなど、可能なこともあると思うのですけれども、そのような地域活動にも市がその調整役みたいな形でぜひ積極的に関わっていっていただければありがたいと思いますし、そういうことで市全体でヒグマの対策を進めていっていただきたいと思います。以上で終わらせていただきます。

出典:砂川市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月20日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる