砂川市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月8日
(1)コロナ禍における災害時の避難所について/(2)砂川市立病院におけるお見舞い対応について
2020年9月8日、砂川市議会の一般質問で、多比良和伸議員が「コロナ禍における災害時の避難所について」「砂川市立病院におけるお見舞い対応について」について質問し、総務部長 熊崎一弘、病院事務局長 朝日紀博、市長 善岡雅文が答弁しました。
- 質問者
- 多比良和伸 議員
- 答弁者
- 総務部長 熊崎一弘、病院事務局長 朝日紀博、市長 善岡雅文
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 多比良和伸
それでは、通告に基づきまして一般質問させていただきます。大きな1点目、コロナ禍における災害時の避難所について。いまだ終息の見えない新型コロナウイルスとの闘いが続いていますが、そんな中でも昨今の異常気象による集中豪雨や震災の危機に直面した際には避難所を開設し、市民の安全を確保しなければなりません。しかし、避難所でのクラスターの発生の防止を同時に行わなければならない今、3密を避け、安全に避難していただくことが果たして可能なのか、全国的にも喫緊の課題となっています。そこで、以下についてお伺いいたします。(1)現行の地域防災計画の見直しについて。(2)感染症対策を考慮した避難所開設に向けた訓練の実施について。(3)分散避難への取組について。大きな2点目、砂川市立病院におけるお見舞い対応についてです。コロナ禍において、現在砂川市立病院ではお見舞いを制限しています。不特定多数の方々が病院内に出入りすることによる院内感染のリスクから病院を守るという措置は、これからも必要不可欠ではあります。しかしながら、入院されている患者さん、またそのご家族や親族にとっては、会いに行きたくても会えないという現実が続いています。全国的に見ても同様の現状ではありますが、我が子が生まれても会うことができない。親のお別れにも立ち会えないといった嘆きや、入院し、これから手術に向かう子供が不安の中、孤独に過ごさなければならない。また、高齢者や体が不自由な患者様が頼りにしていた入院中の身の回りのお世話をしてくれる人がいなくなったり、不自由な入院生活を余儀なくされたりしています。また、誰にも会えない、話ができないというストレスから病状の改善が遅れているなどの様々な弊害が出ています。そこで、現在の市立病院のそれぞれの点において状況はどうなっているのか、またそれに応じて何か対応策を行っているのかをお伺いいたします。
答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)
大きな1点目、コロナ禍における災害時の避難所についてご答弁申し上げます。初めに、(1)の現行の地域防災計画の見直しについてでありますが、砂川市地域防災計画の見直しにつきましては、国の災害対策基本法や防災基本計画が改正され、この改正に基づき、次に北海道の北海道地域防災計画の改正がなされることから、国や北海道との整合性を図りながら、修正内容を反映し、砂川市地域防災計画を見直すこととしているところでございます。国の防災計画は、令和元年東日本台風に係る検証を踏まえ、本年5月に新型コロナウイルス感染症対策を考慮し、一部修正をされておりますが、北海道地域防災計画はいまだ修正されておりませんので、北海道地域防災計画が修正された段階で速やかに砂川市地域防災計画を見直す予定としております。なお、コロナ禍における災害時の避難所運営につきましては、5月に北海道版避難所マニュアルが改正され、この改正に基づきまして7月に砂川市の避難所運営マニュアルを感染症対策を加味したものに改正済みであることから、今後災害発生した場合にはマニュアルに従い、感染症対策を加味し、避難所を開設、運営することとなります。2点目の感染症対策を考慮した避難所開設に向けた訓練の実施についてであります。8月24日に中空知5市5町で構成する中空知定住自立圏構想推進会議の防災専門部会の主催で新型コロナウイルス対策を踏まえた避難所準備訓練を行っておりまして、本市からは防災担当や避難所対策班が参加し、受付、検温、トリアージ、段ボールベッドや仕切りの組立て等を実際に体験しており、間仕切りをすることで間隔やプライバシーを確保できるが、収容人数は大幅に減る。災害時には、避難所にこだわらず、親戚、車内泊などの必要性もあることなどを実感したところであります。また、平成27年度から各指定避難所で実施しております防災訓練を今年度は条件の厳しい冬期間における避難所運営や宿泊を体験する訓練として実施する予定でありまして、この訓練時には受付、検温、トリアージなど感染症対策を含めて実施する予定でございます。3点目の分散避難への取組についてであります。大きく2つの取組を行っております。1点目は、分散避難がコロナ禍において3密を避けるために非常に有効であることから、避難先は、小中学校、公民館など指定避難所だけではなく、安全な親戚、知人宅等に避難することも選択肢として準備していただくことなどを市民へ周知する取組であり、5月19日に市のホームページ、砂川市ライン公式アカウントによる情報発信、7月には全町内会へビラを配布するとともに、広報すながわ6月1日号、8月15日号でも周知を行っているところでございます。2点目は、できるだけ多くの避難所の開設を行う取組であり、民間等の施設を避難所として使用できる協定先を増加させることやコミュニティセンターや老人憩の家などの公共施設を、災害の規模、種類にもよりますが、避難所としての活用も視野に入れていることを指定管理者へ情報提供しているところでございます。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
私から大きな2の砂川市立病院におけるお見舞い対応についてご答弁申し上げます。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、全国的にも病院での面会が制限される中、当院においても入院患者さんの安全を第一に考え、院外からの感染リスクを減らすために本年2月28日から全ての方の面会を制限させていただいており、ご家族などの皆様にはご不便、ご迷惑をおかけしております。当院の現在の面会状況につきましては、当院で作成している新型コロナウイルス感染症の発生レベルと対策指針に沿って対応しておりますが、現在の発生レベルでは面会は原則禁止となっているところであります。ご質問の出産時や終末期、手術の患者さん、症状の急変した患者さん等につきましては、主治医の判断により面会を可能としている場合もあります。その場合は、感染予防策として問診や発熱の有無の確認、マスクの着用、手指消毒の徹底をお願いしており、さらには院内で感染が確認された場合に追跡できるよう、面会記録を作成しているところであります。また、高齢者や体が不自由な患者さんの付添いについては、従来より原則許可しておらず、身の回りのお世話を含めて看護師や介護福祉士が行い、入院生活が不自由にならないよう、また患者さんのストレスを少しでも軽減できるよう、各病棟において日々努めているところであります。なお、面会につきましては、今までも面会時間など一定のルールがございますが、いまだに新型コロナウイルス感染症の終息の気配が見えない中、例年秋から冬にかけて流行するインフルエンザなども含めた院内感染防止を視野に入れ、今後の対応を検討しているところであります。
再質問 多比良和伸
それでは、順次再質問をしていきます。まず、避難所の関係の(1)現行の災害時避難計画の見直しですけれども、実際結局のところ災害が起きたときに何を基準に行動していけばいいのかというものが今どういう状況になっているのかということを聞きたかったわけなので、今マニュアルがもう既につくられているということで、防災計画の見直しについては道の動向を見ながら今後速やかにというお話がありましたので、迷うことなく皆様が受ける何かがあるのなら、それで問題ないかと思います。2番目の感染症対策を考慮した避難訓練の実施なのですけれども、こちらは一部の職員がということで、広域での防災訓練に参加してコロナ時の防災、避難所の開設のノウハウを得てきたのだろうと思いますけれども、それを実際開設する人たちに下ろしていかなければいけないのだろうと思うのです。得た知識、経験というものを、これで実際すぐ来週にでも台風が来て避難所を開設しなければならないといったときにそれが行き届いているような状況にあるのかどうなのか、その辺りについてお聞かせ願いたいと思います。
答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)
避難所開設に向けた取組ということでございます。今年になってからのコロナ禍における避難所の新しい開設の仕方ということで、開設を担当する職員が100%その部分を十分理解しながらやれるかというと、なかなかそこまではいっていない。もし明日あった場合はどうなのだといったときには、なかなかそこまではいっていないというのが現実としてはございます。ただ、先ほどご答弁しましたけれども、通常開設、今までの開設だけであれば、受付をして、名前を書いてもらって、いてもらうというところが、その場でこういう指示でお願いしますというところが少しチェックする数が多くなるという部分がございます。ただ、うちの職員にそれを指示、ペーパーで渡しても一定程度は理解できる範疇のものでないかと、受付、検温、トリアージ、こういう場合はこうするのですというところはペーパーにしておけば、職員であれば見れば一定程度は対応できるだろうとは思っていますけれども、経験に勝るものはございませんので、できるだけ今後、今年の冬の部分もありますけれども、今まで避難訓練といいますと、こういう被害があって逃げてくるのだ、それからこういうものがあります、こういう被害がありましたという啓発の部分があったのですけれども、実際に避難所を運営する部分というところで特化した訓練はしていません。全部の部分を網羅的にやらなければならないという部分の啓発はあるのですけれども、その中でも今までは段ボールベッドの組立て方というところを防災訓練でやったりというのがあったのですけれども、その辺は今皆さんが注目されている部分でございますので、今年の冬にやる部分についても、寒さに耐えるにはどうすればいいというところの冬期訓練なのですけれども、冬期というのは当然インフルエンザも含めて感染症の対策という部分もありますので、少しそういう部分を厚めに訓練をしながら、それから来年度以降になりますけれども、その訓練の在り方については十分内部検討をして、もしものときの本当の訓練という言い方はおかしいかもしれませんけれども、私どもの職員側の訓練の一つとしてもしっかりとやっていきたいと思っているところでございます。
再質問 多比良和伸
刻一刻と状況が変化する中で、防災避難所の在り方というのが、今は大分こう避難所を開設したらいいのではないかというのがいろいろな事例が出てきておりますので、その辺りも開設する担当の皆さん、もしくは職員全員になるのかもしれないのですけれども、一度目を通すような仕組みづくりというものをお願いしたいと思います。事前にある程度予備知識というか、そういうものがあると、実際に訓練はまだしていなかったときに避難所開設ということになったとしても、ある程度ビジョンというか、避難所のイメージというものが共有できているとスムーズに開設に向けて取り組むことができるのではないかと思います。今北海道のほうで、Do防災という、避難所での感染症対策検証結果に係る動画の配信についてということで、日赤看護大学の根本教授が出演されている合計15本に及ぶ動画が作成されております。項目だけ挙げますと、検証概要、車両避難の受付、検温スペース、体育館レイアウト、段ボールベッドのゾーニング、簡易網戸の設置、テントスペース、食事スペース、清掃、消毒、次亜塩素酸ナトリウムの希釈、臨時手洗い場、携帯トイレ、体調不良者受付、経過観察室、体調不良者専用室という15個の項目、これを見ると感染症の対策をしながら避難所を設置するためにはこういうことに気をつけなければいけないというのがすごく易しく説明されているという感触は受けます。そして、1本当たり3分から5分という動画なので、そんなに負荷がかかることなく、空いた時間で見ていただくことができるのではないかと思います。この辺りを職員の中で共有していただいたりとかして、いわゆる感染症対策を講じた避難所の設営ということで見ていただくということは可能でしょうか。
答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)
道で編集してユーチューブに、私も1話というか、最初の15項目あった部分だけはさっと見た部分でございます。まさに避難所を運営する職員向けの説明に特化したようなユーチューブ画像だという理解をしているところです。四、五分からの15本ということなので、それを掛け合わせると1時間、2時間かかってしまうので、それだけで職員の皆さんを集めて見ましょうというのは、組織の中で業務を持っている中ではなかなか難しいというところもあります。紹介する分については積極的に紹介したいですし、時間が許す限り見ていただきたいというのは避難所、防災担当としてはあるのですけれども、どの程度できるかというのは、せっかく道がつくってくれているものですので、当然防災のメインの総括班については熟読するというか、見せていただきながら有効に活用する。活用される部分は、詳細はこちらにありますという紹介をしながらも、職員にも見てもらえるような手はずをどうにかつくりながら活用していきたいと思っております。
再質問 多比良和伸
マニュアルの紙ベースででも共有できるのかもしれませんけれども、映像という、自分たちでこういうのをつくろうと思ったら大変なので、せっかくこういうものをつくっていただいているので、それぞれが一度空いているときに目を通していただくと、見ていただくということは必要なのかとは感じます。ただ、この中で一部気になるのは、体調不良者の受付から、経過観察室と体調不良者専用室というものが項目としてあるのですけれども、確かに避難所においてそういう部分というのは別室という形に恐らくなるのだろうと思うのですけれども、その辺りに関してはマニュアルの中でもう既に検討されているのかどうか、その辺りを確認したいと思います。
答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)
体調不良者については、前段のトリアージする段階で熱がある方についてはいっとき、学校が避難所になる場所については教室を活用して、少し別な場所にいてもらって経過を観察したり、専門家の意見を伺いたいという部分については新しい避難マニュアルありますし、今までも避難所の中で体調不良の場合については福祉避難所というところを活用しようかという判断材料もありますので、そういうところは十分気をつけながら運営に当たっていきたいと思っております。
再質問 多比良和伸
分かりました。避難所の設営に向けてということでもう一つ、職員だけではなくて考えなければいけないのは、例えば消防の方たちであったり、消防団の方たちであったり、または防災協定を結んでいる地域の団体、そういったところも情報の共有というものが必要になるのかという気はしますけれども、その辺りについて新しいマニュアルができたことによってそれは周知されているのかどうなのか。また、今後の訓練において協力体制というのはどうなっているのかお伺いしたいと思います。
答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)
防災上の協力団体等との部分については、これは今までどおり変わらないということでございます。また、避難所の運営につきましても、基本的には職員が配置されるというところはあるのですけれども、避難所自体が長期にわたる場合については、避難所を活用されている皆さんに自主運営をしていただくというのが基本的な考えになっています。ただ、自主運営までいかないところであれば、当然防災上の協力団体も含めてご協力を願わなければならないことは出るかもしれないのですけれども、そこまでまだ前提としては準備はしていないところでございます。今ほどお話があったように、消防団も含めてですけれども、団体の役割というのはメインの役割がございます。それを終えた後のその後の役割については災害によっても変わると思いますけれども、十分連携を取りながら、市民の方に不安のないような防災対策をしていきたいと思っているところでございます。
再質問 多比良和伸
役割がそれぞれ違うというのも当然ありますけれども、そういった方たちは基本的には防災意識の高い人たちでありますので、その辺りにこういった動画があるということを周知したりとか、それぞれに予備知識があることは非常に大切だと思いますので、情報提供等を行っていただきたいと思います。それでは、3番目の分散避難についての取組なのですけれども、これは何度か市の広報等でも、それから防災ラインでも出していただいてはいるのですけれども、市民の皆様が広報すながわをどれだけ読んでいるかというのとか、ラインの登録数というのもありますけれども、ちょっと難しい、周知するのは難しいという気がするのです。紙ベースとかということに慣れてきていない世代とかというのも当然ありますし、その辺りも、分散避難は結局たくさんの人に知ってもらって、意識してもらって考えてもらっておかないと、すぐに行動は恐らくできないだろうと思うのです。後になってから分散避難を考えておいてときちんと広報したではないと言ったって、見ていなかったら難しいのだろうと思うのです。そこは命に関わることなので、徹底した周知はしていかなければいけないのだろうという気がするのですが、その辺の分散避難、それぞれ考えてもらうきっかけづくりというものも具体的に何かしたほうがいいという気はするのです。今後どういうあれになるか分からない。例えば全市民を対象にしたアンケート調査を行うとか、災害だけでなくてもいいのですけれども、何かのきっかけと一緒にそういうものを組み入れるとか、そういった形でそれぞれ個人個人に、いざ避難しなければいけないときに例えば親族は砂川市内とか近隣にいらっしゃいますかとか、避難所に行くことが第一義的に優先されるのか、車中泊ということが可能なのかどうなのか。その辺も含めて市民一人一人に何とかして考えてもらうきっかけをつくりたいと思うのですけれども、その辺りに踏み込んだことはできないでしょうか。
答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)
分散避難の部分でございます。今年からこういう取組ということであります。今回九州での台風被害の前段で、大規模な災害になりますというときに、ニュースの部分で見ると、ホテルが満室になっていたというのを聞いて、一定程度理解されている方もいるのだというのが今回初めて分かったというところです。私どもも、広報でお知らせする。それは、1回ではなく2回、3回していかなければならないということでお知らせはしていますし、私たちだけでなくて、北海道の区域だとか、日本全国で避難所の在り方の部分、コロナ禍における部分で避難所に入れないのではないかというところからの分散避難でございますので、結構注目されている部分も多いのではないか。今回の九州の例を見るとそういうことが動きとしてあるということは、ある程度広くはなってきているのだろうとは思います。ただ、砂川市が砂川市民に対して発する部分として、全員にどうしましょうというところはなかなか難しいのですけれども、広報紙、チラシも一緒にしましたけれども、広報紙を断続的にですとか、あと今ライン通知の中で広報紙を出しているときにお知らせさせていただいていますけれども、そのお知らせのピックアップの部分ではそういうお知らせもしていますというところを文字で伝えたりだとか、細かに発信をしながら、なかなか全員の方に行っているかどうかというところまでは確定はできませんけれども、いろいろな種類を考えながら、こういう避難の方法もあるのだというところは周知させていただきたいと思っております。
再質問 多比良和伸
分散避難、あと次の場所の拡大ということで、避難所を少し数多くしていく取組ということでもお話がありましたが、先日、北泉岳寺さんでしたか、防災協定を結んで、避難してきてもいいということでの協定があったかと思うのですが、そういう形で、あれは経費が分からないので、これから広げていくという段階で市からアプローチしていくのか、それとも公募していくような形になるのか、どういう形で拡大に向けて努めるのかというのを教えていただければと思います。
答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)
今回北泉岳寺さんの申出、非常にありがたい申出でございました。お寺の会があって、今代表をされているというところで、仲間にも話をしながら、できるのであればという情報もいただいているところでございます。避難所に使うということは、一定程度サイズがないと、一軒家に住んでいる人が私の家をどうぞということにはならないものですから、企業さんですとか、寺院さんもそうですけれども、あとは私どもが持っている公共施設というのは、先ほども答弁しましたけれども、コミセン、老人憩の家というところは、避難所になっているところもありますけれども、指定避難所でないところもあります。そういう活用も含めて数多くの避難所を確保していかなければならないのが今の状況でございます。大きい施設をお持ちのところについては、言っていただけるのが一番ありがたいのですけれども、それぞれの使い方もありますので、その辺は重々避難所になるべき施設の状況を見ながら、物によっては私どもから働きかけるという方法も必要なのかと思っているところでございますし、管理をされている皆さんから申入れいただけるのが一番ありがたいと思っているところでございます。
再質問 多比良和伸
言っていただけるのが一番ありがたいということですけれども、そういうのを求めているということ発信しないと向こうもアクションを起こせないと思うので、どの辺りも含めて周知徹底ということになろうかと思います。結局広げていくとか場所をいろいろやっていくということになると、それぞれにまた今度備品が必要になってくるのかという気がしますし、マニュアルは順次更新、そういうところができるたびに更新していかなければいけないのだろうと思うのですが、その辺りは今現在の感じだと備蓄品関係で心配はないのかどうなのか、その辺をお伺いしたいと思います。
答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)
備蓄品の量については、市民1人、避難されている方1人当たりに用意する食料ですとか水というのは一定程度、分散避難になっても避難する数というのは基本的には変わっているのですけれども、12か所に対して1個なり2個なりを予定している備蓄品というのは、当然避難所が多くなれば多くなるほど足りなくなるというのが現状でありますし、今私どもが用意しているのは12の避難所を基本に考えているものですから、12の倍数を確保している備品とかがあります。それらについては、今後、一気にそろえるということにはならないのですけれども、順次よく準備をしながら備蓄していきたいと思っているところでございます。
再質問 多比良和伸
考えれば考えるほどいろいろなものが必要になっていったり、順次準備していかなければいけないものが出てくるのだろうということは思いますけれども、異常気象というのか、もう常習的になってきているところもありますし、今のこの暑さも異常といえば異常なのかという気もしますが、すぐにでも対応しなければいけない事態を想定しながら準備を進めていただきたいと思います。また、難しいのは、自主防災意識とか、それから市民一人一人の防災意識を高めるということが非常に大事になってくるのかと思います。ただ、市の広報やラインを使ってということの限界も感じますし、もっと報道の皆様のお力をお借りするだとか、また今後一番市民の中に出てお話しされるであろう市長なんかもこの辺りのことを市民の皆さんに、挨拶のときにでも少し加えていただきながら市民の防災意識を高めていただきたいと思うのですけれども、その辺りの協力を市長にお願いしたいと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)
私がいろいろなところに出かけたときに、その中で分散避難等について挨拶の中で触れたらいかがですかということですね。今年コロナで私の出番もすごく少なくなっているのですけれども、先ほど言われた日本赤十字北海道看護大学の根本教授の講演会、2時間か3時間ぐらい、すごく長かったのです。私も7月に受けてきまして、なかなか分散というのは難しいと、正直言って訓練したりある程度周知していないと、みんながばらばらで行くので、総体を把握できるのだろうかというのは実感としてあって、それが訓練してある程度動向を把握していないと難しいかと。また、災害の規模によっても、こちらが想定するような災害が起きてくれないというのがございますけれども、昨日の台風10号の場合ですと気象庁が風速60とか、すごいことを言っていますので、みんなあの辺の家は古いですから、木造で吹き飛ばされると、それで自発的にホテルに入っていったというのがございますけれども、気象庁の報道で流す役割というのは非常に大きいと思うのです。砂川市が平成28年の災害のときには避難率が6%ですから、なかなか避難してくれないという現状ですけれども、分散とか、いわゆるマンパワーの問題だとか、備蓄品は全部そろえているのですけれども、実際には課題はまだ山ほどありますので、それらも踏まえて、私が出かけるところで時間が許す会合であれば、私からもその研修を圧縮したところで、市民の意識を高揚するようなところでは挨拶の中で言っていきたいと思います。
再質問 多比良和伸
よろしくお願いいたします。次に、病院の関係のお見舞いについてですけれども、今ご答弁いただいて、状況によってはがちがちではないですというお話をいただきましたので、ほっとしたのですけれども、一部面会についても当然リスクを抱えながらということで、徹底した管理の下でやられなければいけないのかと思うと、ただでさえ大変な中でこういうことまで考えていかなければいけないというのは非常に大変だ。ご苦労さまですというところで、医療従事者の皆様には感謝したいと思います。ただ、全国では、結局終息がいつになるのか分からないというところから、いつまでもこのような状態でいくのは難しいのかと。また、さらに今後もこういった制度、仕組みをつくっておけばいろいろなことにこれからも対応できていくのかということで、全国でいろいろな事例があるので、その辺りのところで砂川市は今後どうしていくのかというのを聞いていきたいと思うのですが、まずは空いたスペースを利活用して面会室を新たに設置しているというところも少しずつ出てきていると。コロナ対策を施して、パーティションで仕切るですとか、部屋の中に透明なクリアな間仕切りをして、いろいろな方法はあるのでしょうけれども、顔が見られる安心というか、そういったものはすごくありがたいのだろうな、双方にとってというところで、面会室を設置するところが出てきているのですけれども、その辺りは予算もかかることですし、それからスペースの問題、いろいろあろうかと思いますが、砂川市立病院としては可能性としてどうなのかをお聞きしたいと思います。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
コロナに関連して、これまでの面会方法ではなくて新たな面会、その中でも面会室の件についてでございますが、病院は新しいとはいえ、全ての用途で今スペースを使っている中で、新しいところをつくるというのは現状としてはなかなか難しいところはあるのですが、例えば病棟の中のデイルームというか、食事談話室の横に家族控室というのがあるフロアもあるのです。そういったところの活用ですとか、あとは病棟まで上がらないにしても、病棟とオンラインでつなぐようなことも今計画していますので、相談室を一時そういった面会の場にしようとする考えでいるところであります。
再質問 多比良和伸
面会室はそれなりに、イメージとして一番いいのはベッドごと移動できて、ベッドが入るスペースがあって、緊急な対応もすぐできるような状況になっていて、そのかわり透明なカーテンだとか、アクリル板だとかで間仕切りをされて感染症対策を施した上でというのが全国でやられている事例ではあるのですが、そのようなものも難しいということで、今ほど言われたオンラインでというお話がありましたけれども、なかなかそこまで設備的に難しい、スペース的に難しいとなると、今オンラインでの面会というのが整備されつつあるようなのです。やり方は様々なのですが、患者さんと、それからオンライン面会場所というものを設置したり、もしくはそれぞれのご家庭からの相互的なオンライン面会。いろいろな手法があるのですけれども、これには病棟内や、もちろん自由に動けない患者さんを想定すると、寝泊まりしている病室の中からオンライン化しなければいけないのかという気がするのですが、基本的には院内というのはペースメーカー歩誤作動だったりだとかということで電波の使用機器がなかなか難しいと従来から言われておりますけれども、その部分も踏まえた上でオンライン面会のこれからの在り方について、もし検討されているものが今あるのであれば教えていただければと思います。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
オンライン面会につきましては、コロナ禍においてなかなか面会ができないということで、病棟を管理している看護部を中心に、病院の中の事務部門のシステムを担当している者も併せてこの間協議をしてきております。先週ぐらいで大体必要物品もある程度整ったということでございますので、先ほど申しましたが、1階の面会室を使ってまず試験的に、デモといいましょうか、試験運用といいましょうか、2つの病棟ぐらいを選定をして、全面運用に向けて今デモをやろうという段階に来ております。それが今日とか明日ぐらいにできるかという状況まできていますので、まずはそこの状況でどのぐらいの需要があるのかとか、そこの場所を決めることによってどういった弊害が出るのかとか、あと病棟側のほうは個室の人であればほかの患者さんにも迷惑をかけずにオンラインでやり取りができると思うのですが、多床室、4人部屋とか、そういう人の場合は先ほど言った家族控室であるとか、周りの人に迷惑がかからない、なおかつプライバシーにも配慮できるというところを見つけながらやろうと思っております。問題がなければ10月ぐらいから全面的にできればいいという今の段階です。オンライン面会のやり方ですが、どこの病院さんもだ大体似たようなやり方をやっているのですけれども、基本予約制で、1人20分間ぐらいを想定しております。それには終わった後のパソコンの消毒の時間とかも全部ひっくるめて1人20分ぐらいを想定しております。1時間に3人、平日の午後の3時間ぐらいを予定しておりますので、大体10人ぐらいはご要望があればお答えできるのではないかと今考えているところであります。
再質問 多比良和伸
病院でそこまでもう既に準備されているというのはありがたいと思います。ただ、職員の皆さんもまた仕事が増えていくのだなということ考えると心苦しいところもありますが、患者さんの心身状況、要するに心の状況というのも治療の効果が上がる、上がらないということに大きく寄与するということもありますので、考えられる範囲でぜひお願いしたいと思います。ちなみに、今考えられているオンライン面会に関しては有償になるのか、無料でサービスとして行われるつもりなのか、その辺りだけ教えてください。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
無償でやろうと思っております。
再質問 多比良和伸
無償でやっていただけるということで、ありがたいと思います。あとは、携帯電話なんかをお互いに持っていれば、ある程度ビデオメッセージ等の機能を使いながら、病院のものを使わなくても個人のものを使用しながらオンライン面会を随時やっていただける部分も出てくるのかと思うのですが、そこも原則携帯電話は禁止ということで入院の説明の概要の中には書いております。その辺りは、携帯電話の使用を段階的にというか、場所を選定して、個室であればオーケーですよとか、いろいろな形で緩和していただきたいと思うのですが、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
かつて電子機器というか、医療機器に影響があるということで、携帯電話の使用につきましては院内全面禁止というような、もう10年以上前でしょうか、旧病院のときからあったのですが、デバイスというか、携帯電話と例えばペースメーカーの距離が20センチぐらいでしたか、そのぐらい距離が離れていればそんなに影響はないということも分かってきましたし、ただエレベーターの中で近接、ぎゅうぎゅう詰めの中で誰かが着信をしたらということもあるので、どこでもフリーでオーケーですとは今はまだなっていませんが、病棟でいけば、デイルームであるとか、もともと公衆電話が入っていた電話ボックスみたいなものがあるのですが、そういった2つがあって、今電話ボックス、公衆電話2台のうち1台撤去していますので、そういったところも、携帯電話、スマホを含めて許可というか、使えるようにしていますし、個室であれば周りの方に迷惑がかからないということもあって、そこら辺も今柔軟に対応しているところであります。
再質問 多比良和伸
分かりました。私がネットの中で市立病院のホームページから入院に対する注意事項みたいなものを見ていたときに、携帯電話はいまだに原則禁止と書かれていると思うのですけれども、それはそのままでいいのですか、直したりとかは、今の状況を教えていただければと思います。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
それは、入院案内の在庫がどの程度あるのか、今分からないのですけれども、実態に即したように表現は今後変えていきたいと思います。
再質問 多比良和伸
こんな時期なので、入院をこれから控える方も非常に不安な気持ちを持っているのだろうと思いますので、何ができて何ができないのか、その辺りではっきり伝えられるものがあるのであれば、入院時の説明ですとか、ホームページ上でも構いませんので、このような対応をしているということで周知いただきたいと思いますし、またそのオンラインの面会が可能な状況になるのであれば、その辺りもこれから入院を控える、もしくは体調に不安を抱える人の安心にもつながろうかと思いますし、また入院されている方も利活用をどんどんされていただきたいと思いますので、広報活動についてしっかり行っていただきたいと思いますが、最後にその辺りをどのような形で広報していくつもりなのかというのを聞かせていただければと思います。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
先ほど言った入院案内もそうですが、入院時に配付するようなペーパーもそうですし、実際今お産で来られるお母さん方は比較的若い方が多いので、スマートフォンとかも皆さん持っていますので、ご本人の希望があれば出産時の動画をお母さんのスマホで撮影をしてあげて、生まれたばかりの赤ちゃんの動画を撮ったりとか、お母さんのメッセージをご家族の方にお母さんのほうから配信してもらえるためのお手伝いも今しておりますし、あとは病棟内でもある程度SNSを使った動画の配信というか、動画を撮ってというのはほかの方に迷惑のかからない範囲の中で認めておりますので、そこら辺も患者さんに十分伝わるように周知していきたいと考えておりおります。