砂川市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月11日
(1)不登校児童生徒の居場所づくりについて/(2)市立病院にて電子マネー決済の導入について
2020年3月11日、砂川市議会の一般質問で、多比良和伸議員が「不登校児童生徒の居場所づくりについて」「市立病院にて電子マネー決済の導入について」について質問し、教育次長 河原希之、病院事務局審議監 山田基、教育長 髙橋豊が答弁しました。
- 質問者
- 多比良和伸 議員
- 答弁者
- 教育次長 河原希之、病院事務局審議監 山田基、教育長 髙橋豊
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 多比良和伸
それでは、通告に基づきまして一般質問させていただきます。大きな1点目、不登校児童生徒の居場所づくりについて。令和元年10月25日に文部科学省から、不登校は喫緊の課題として、それまでの取組を改め、新たな指針が各都道府県を通じ、各自治体の教育委員会へ通知されました。同年5月にNHKで放送されたドキュメンタリーでは、実際の不登校者数とその予備群を合わせると全国で44万人にも上ると放送されていました。砂川市では、現在スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーによる対応が中心となっていますが、常勤ではないため、通年対応できる状況にはありません。そのため、昨今小中学校の教師への負担が大き過ぎると問題になっている現状にもかかわらず、当該児童生徒の担任または教頭先生などにはさらなる大きな負担となっています。一方で、低学年の不登校児童を抱える家庭にとっては、働くこともままならず、たとえ高学年以上であっても安心して働ける環境にはないと聞いています。大きなまちでは民間のフリースクール等にて居場所が確保されて対応できていますが、本市においては現状学校か家にいるかの選択肢しかありません。そこで、教育支援センター(適応用指導教室)を設置する考えがないかお伺いいたします。大きな2点目、市立病院にて電子マネー決済の導入について。砂川市立病院での治療費、入院費などの決済方法は、現在現金かクレジットカードとなっています。昨今様々な電子マネーが登場しており、消費者のニーズは多様化しています。電子マネーは、その使い勝手のよさから年々利用者は増加しており、さらにはその決済スピードの速さから、支払いに混雑が多く見受けられる企業では積極的に導入しています。砂川市立病院も支払いのピーク時には度々混雑が見受けられ、患者にとってはストレスとなっています。しかしながら、地域柄高齢者も多く、まだまだ現金決済が主流な状況です。ただ、世界では既に主流となっているこの電子マネーは、政府も東京オリンピック開催に向け、手数料を初め様々な支援を行っております。いずれは必要となるであろうこの決済方法をそろそろ導入し、多様なニーズに対応し、少しでもスピーディーに支払いをしてもらうことで決済における待ち時間の解消と会計スタッフの負担軽減を図るため、導入する考えがないかお伺いいたします。
答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)
私から大きな1、不登校児童生徒の居場所づくりについてご答弁申し上げます。不登校につきましては、小中学校ともに全国的に増加傾向が続いており、生徒指導上の喫緊の課題とされ、平成28年12月に定められた義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律の施行状況についての議論を取りまとめる過程等において、これまでの不登校施策に関する通知を改めて整理し、まとめられたものが令和元年10月25日に不登校児童生徒への支援の在り方についてとして通知されております。この通知においては、不登校児童生徒への支援に対する基本的な考え方として、不登校児童生徒への支援は学校に登校するという結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて社会的に自立することを目指す必要があることと示され、さらに不登校児童生徒に対する教育機会の確保について、不登校児童生徒の一人一人の状況に応じて多様な教育機会を確保する必要があるとされ、その多様な機会として公的な教育支援センターや民間によるフリースクールなどが含まれているところであります。不登校児童生徒の要因については様々であり、砂川市においては学校が中心となり、家庭やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどが連携し、家庭訪問や空き教室を活用した別室への登校など、児童生徒の状況に応じた対応に努めているところでありますが、登校に至らないケースもあります。このことから、教育の機会の確保等に関する法律の趣旨に沿い、社会的自立に向けた支援を行う場としての居場所づくりが問われている教育支援センターの整備については、令和3年度以降の早い時期の実施に向けて検討していきたいと考えているところであります。
答弁 病院事務局審議監 山田基(病院事務局審議監は2020年3月まで)
それでは、私から大きな2の市立病院にて電子マネー決済の導入についてご答弁申し上げます。電子マネーにつきましては、大手流通会社やIT会社、また交通事業者などが発行しており、自社グループ以外でも電子マネーを使えるようにすることで普及の拡大を図ってきております。また、電子マネーにはお金をチャージして使うプリペイドタイプ、銀行口座からリアルタイムに取引されるリアルタイムペイや利用した分だけ後から請求されるポストペイタイプの3種類となっており、利用者の利便性を考慮し、選択できる仕組みとなっております。電子マネーの利用場所としては、コンビニエンスストアやスーパーマーケット、また電車やバスなどの乗車券としても多く利用されております。平成22年に総務省から国立病院や国立大学病院などに対し、医療費のキャッシュレス決済導入についての働きかけが行われ、当院においても平成24年4月よりクレジット決済を導入しているところであり、全国的にも医療費のキャッシュレス決済の導入が進んできております。しかし、厚生労働省が平成31年3月に発表したデータによると、病院のクレジット決済の導入率49.0%に対し、電子マネー決済の導入率は2.2%にとどまっており、電子マネーの導入については非常に低い導入率となっております。当院においては、高額な医療費の支払い時でも多額の現金を持ち歩く必要はなく、またリボ払いや分割払いを利用することで高額な医療費の負担を分散することが可能となるクレジット決済についてホームページや広報紙を通して通知しておりますが、当院の令和元年度2月までのクレジット決済の利用状況につきましては8.1%にとどまっております。これは、当院の入院、外来患者の大半が高齢者であり、高齢者にとってのキャッシュレス決済はいまだに抵抗感が強く、利用率が低いものと考えております。また、当院が電子マネーによる決済方法を導入するには、現在の医事会計システムや自動精算機のシステム改修費用や新たな決済手数料の負担などの費用も発生し、病院経営に少なからず影響が出るものと考えております。そのようなことから、現状では電子マネーの導入については考えておりませんが、会計窓口業務の効率化や会計待ち時間の短縮を図ることが可能となる効率的な会計処理の手法については引き続き調査研究していきたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。
再質問 多比良和伸
それでは、順次再質問をしていきたいと思います。まず、不登校の問題ですけれども、全国的に私もデータを見るとこの数年ですごく増えているのだというのは、これは都会も地方も関係なく伸びているということなので、恐らく砂川も伸びているのかと見ていたわけなのですが、実際問題のところ今現在、ここ数年で構わないのですけれども、全国に伴って砂川市もどういう状況にあるのかをまずお聞かせいただきたいと思います。
答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)
不登校の砂川市の状況というご質問でございますけれども、年間30日以上を休む児童生徒、これを不登校ということにいたしまして、本年含めて過去5年までのデータで申し上げたいと思います。平成27年度、小学生4人、中学生5人、平成28年度、小学生2人、中学生3人、平成29年度、小学生2人、中学生11人、平成30年度、小学生3人、中学生12人、本年度、これは集計が12月末現在という途中経過でございますけれども、小学生が2人、中学生が6人という状況でございます。
再質問 多比良和伸
ありがとうございます。人数的にぱっと見ると決してそこまで多くないというか、中学生の11人、12人は多いという気はしないでもないですけれども、全国に伴って砂川もという感じなのかということは見受けられます。年間30日以上というお話でしたけれども、これは文部科学省が不登校の定義として人数としてカウントする場合に用いる基準というところだとは思うのですけれども、先ほど申し上げましたとおり、ドキュメンタリーの中で、隠れ不登校ですか、そういった生徒を含めると、本来は27万人、28万人ぐらいの不登校、さらに隠れ不登校を入れると44万人になるというお話なのです。砂川の文科省の基準に満たない、いわゆる隠れ不登校と言われている実態というのをもし押さえられているのであればお聞かせ願いたいと思います。
答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)
隠れ不登校ということで、不登校に至る前のという状況だと思いますが、1か月に5日連続、または7日間断続してということの中で学校から上がってきているデータでご答弁させていただきたいと思いますけれども、平成27年度で中学生5人、小学生はございません。それから、平成28年度で小学生1人、中学生7人、平成29年度で小学生2人、中学生2人、平成30年度で小学生1人、中学生1人、今年度、これも12月末現在までの集計でございますが、小学生1人、中学生2人というのが1か月に5日間連続、または断続して7日間以上という児童生徒の状況でございます。
再質問 多比良和伸
これは確認ですけれども、先ほどの30日以上プラスこの人数ということ。全国的な数値と近いところがあるという実情なのかと受け止めさせていただきます。要因というのは本当にいろいろ、それぞれの家庭だったり、社会的な事情であったりと、様々な理由があるのだとは思いますし、いろいろな資料を見てもなかなか特定されていないというのが現状なのかという気はしています。ただ、増加傾向にあるというのには時代とともに何かしら理由があるということだとは思うので、何とかそれを少しでも、結局不登校の子たちが小学校から中学校になって増えて、その後高校になって立ち直って、社会にしっかり対応できる人になっていただけるのが一番いいのですけれども、そのまま放置された状態というか、改善されない状態のまま社会に出ていくということは、社会でもなかなか難しくなってくるのかというような気がします。そうなっていった場合には何が起きるかというと、今問題になっている社会保障であったりだとか、そういうところにいろいろな影響が出てくる。そういったことを早いうちからみんなで支えながら、何とか社会に通用する人になってもらうような手助けが必要なのかということで、適応指導教室、教育支援センターなりが必要なのかと思ったわけなのですが、実際問題今不登校の児童生徒、またその予備群という人たちの一つのよりどころになっているのが、いわゆる保健室登校という言葉が出ているぐらい、取りあえずまず学校には何とか行ける。だけれども、なかなか教室には行きづらい。また行っても、すぐなじめないから、別な居場所を探すということで保健室に行かれる生徒さんが少なからずいらっしゃるというお話を聞いております。先ほど別室だったりだとか空き教室を使ったりだとかということもありましたけれども、保健室も含めて今どのような流れというか、実態というか、そこで改善されて、普通にまた教室に戻れる方もいるのでしょうけれども、そのような実態をもし把握されているものがあれば教えていただきたいと思います。
答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)
それでは、保健室登校、それから保健室以外の別室の登校という現状でございますけれも、学校にまず登校できても教室に行けないと。それは、例えば友達関係の接触を断るだとか、それから一緒の授業にも参加したくないとか、そういった児童生徒が保健室並びに別室教室というところで過ごしております。保健室では基本的に養護教員がおりますので、養護教員が対応しておりますし、空き教室については、それぞれ中学校では教科担任制ですので、空いている先生がその対応をしていると。小学校につきましては担任制ですから、教頭と、それから校長、こちらのほうが主に対応しているという状況です。その中でも、改善をして普通教室に戻っていった子も中には、先ほどの不登校傾向にある子というところでは何人かいらっしゃるということで、そのような教室になかなか入れないところのフォローについては、今のような状況で担当の養護教諭や小学校では校長先生、教頭先生、中学校では教科が空いている先生の中で対応しているという状況でございます。
再質問 多比良和伸
現実的にそうみたいなのです。それも居場所が今のところないので、学校か家しかないというところで、その間にある部分が保健室であったり別な教室なら行ってもいいということだったりというところなのかという気はするのですけれども、先ほども文部科学省から通知があった中身というのが要は学校に行かせればいいということではなくて、その後社会に対応できる人材を育成しなければいけないという観点から、指導方法なり受入れ体制なりを見直さなければいけないという通知なわけで、本来であれば教室でみんなとやるのが一番いいのでしょうけれども、何とか保健室なり特別教室なりにまだ来られる段階でしっかりと食い止めなければいけない部分もありますし、そこで授業とまではいかなくても、しっかり学業や、それこそ人と人とのつながりの大切さだとかということ、いろいろなことを指導していかなければいけない部分というのがあるのだろうという気がいたします。特別教室並びに保健室等での指導内容というか、指導方法というか、そのあたりの実情というものが分かれば教えていただければと思います。
答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)
保健室並びに別室での指導内容ということですけれども、個々の児童生徒の状況については異なりますが、主にワーク、問題集です。それとプリント、これを中心に行っているという状況でございます。
再質問 多比良和伸
先ほどのお話では令和3年度以降の早い時期に実施する方向でとお話が出ておりましたので、つくっていただけるのなら、それにこしたことがないと思うのですが、令和元年度第7回教育委員会会議の中でも、こちらの適応指導教室、教育支援センターのお話が出ていたようです。その中で、もしそういうものを開所しても、使ってもらえないような、それからそこに行くニーズがあるのだろうかというお話もされていたようですけれども、だからといって、今現在そういう場所がない、さらには私はどちらかというと、適応指導教室というのもいいのですけれども、まず保健室とか空き教室を使った受入れ体制をしっかりと構築してもらいたいと思ってはいたのです。何でかというと、今小学校5校、中学校2校、狭い行政面積の砂川とはいえ、距離もそれなりに南北にありますし、そういう意味ではそれぞれの学校にそういった居場所がつくられるというのは大事なのだろうとは感じていたので、保健室なり空き教室を使った特別な部分を用意するということで何とか同学区内で見ることができるのが理想かとは思っていたわけなのですが、今後その制度設計していくに当たってぜひ検討していただきたいのは、生徒だったり児童だったり、それから引率というか、例えば市内で1か所という形の受皿にするのであれば、その送迎も含めた父兄の負担というものをしっかりと検討していただきたいと思っております。まだまだこれからの話なので、質問ということではないとは思うのですけれども、そういう対象の方たちに寄り添った制度設計をぜひしていただければと思います。最後に教育長にお伺いしたいのですけれども、全国的に増えている不登校、いろいろな問題はあるのだろうとは思いますけれども、その問題の根本的な解決というのは、それを解決していくのも一つの方策なのだろうとは思いますし、残念ながらそういう形になってしまった生徒さんたちをしっかりと救っていくということも次に大事なことなのだろうと思いますが、今後令和3年度以降に適応指導教室、教育支援センターの設立に向けて準備するというお話でありましたが、教育長の今後に向けた決意や今の現状に対する思いなどあればお聞かせ願いたいと思います。
答弁 教育長 髙橋豊(教育長は2025年3月まで)
それでは、私から不登校に対する考え方ということでお話をさせていただきたいと思いますが、まず不登校の要因は多種多様ということで、スクールカウンセラーがある程度相談に応じたということに加えて、平成29年度からはスクールソーシャルワーカーを入れて、家庭にも入っていくということで、こちらのほうは福祉部門と協力をしながら、家庭的なものを少しずつ解決に向けて行っているという実績は上がってきているとは思います。ただ、その内容は毎年複雑になっていったり、件数が多い年があったり少ない年があったりということがありますので、適応指導教室についてはそういったニーズを十分把握をすると。それから、質問にもございましたけれども、今各学校では学校まで来られる児童生徒については空き教室や保健室でかなり手厚く対応させていただいております。ただ、これも人数があまり増えると、少し限界があるということはありますので、今現実的に適応指導教室の設置に向けては、ご答弁申し上げたとおり、令和3年度以降の早い時期に検討する。もう一歩進めてお話をしますと、それに向けて既に検討を始めているということでご理解をいただきたいと思います。
再質問 多比良和伸
それでは次に、市立病院の電子マネーのお話にしたいと思いますが、今ほどご答弁いただいたとおり、この地域は高齢者、そもそも病院ですから高齢者が中心ということには当然なるのでしょうけれども、クレジットカードの決済も8%程度だというお話で、さらに今の電子マネーに関してはそもそもほかのところでも利用されている方がまだまだ少ないというのは全国的にも少ない。特に医療関係では少ないという話でお聞かせいただきました。私も調べる中で、現状そうなのだろうとは思っておりました。メリット、デメリットは多々あるのですけれども、早急に入れなければいけないかどうかは、また一つのタイミングを見てなのかという部分はあるのですが、電子マネーとかというのは若者向けのサービスって割り切っていいとは思うのです。ただ、昨今どの分野においても若者の人口流出がなんていう問題も社会問題としてなっている中で、地方とか我々が住んでるところは高齢者が多いから、ニーズがないからとかということで済ませていいのかどうかというところもあると思うのです。導入の仕方にもよるのでしょうけれども、いろいろなサービスが提供されていて、調べているとは思うのですけれども、ヘルシーワンとか、メディカルデータビジョンとかという会社は完全に医療向けのキャッシュレス決済サービスの会社だったりですとか、民間でいうとリクルートがやっているエアペイだとか、そういう決済端末というのは各社からいろいろ出てはいるのですが、それぞれ手数料の問題が医療機関には大きな負担になるということはどれを調べても書いてあるのです。実際問題今クレジットカードの手数料というのは、医療機関でいうと大体0.6%から1%ぐらいが全国平均だというデータがあるのですけれども、砂川の実際のクレジットカードの手数料というのは幾らなのか分かりますか。
答弁 病院事務局審議監 山田基(病院事務局審議監は2020年3月まで)
当院のクレジットカードの決済の手数料のパーセンテージなのですけれども、大体7%ぐらいということで進んでいまして、手数料的にも今年2月までに140万円ぐらいお支払いしているので、年間にするともう少し、百五、六十万円ぐらいは手数料として支払いしているという状況です。
再質問 多比良和伸
それは高いですね。それは、もう少し交渉したほうがいいかもしれないです。逆に言うと、私が提案するものに変えたほうが、今平均で3%前後なのです。しかも、今国の電子マネーの推進のための補助金でさらに1%程度補助されるので、実質2.5ぐらいの感じ、どの端末も。しかも、もちろんクレジットカードも各社使えますし、さらには電子マネー決済も各社使えるという内容ですので、クレジットカードサービスだけで7%払っているのであれば、サービスの在り方は考えたほうがいいかもしれないです。それは取りあえず別な問題として、クレジットカード、電子マネー決済というのが若い人からしてみたら何でそこまで魅力的なのかという話になると、私ももう現金はほとんど使っていませんが、コンビニでも何百円から電子マネーで決済していますけれども、何でわざわざ現金ではなくて電子マネーにするのかというのは、1つは楽だということなのです。レジへ行って財布を開けるでもなく、携帯でそのままぴっと支払って帰ってしまう。本当に便利だと思いますし、それを導入するきっかけというのが様々なポイントということになるのです。クレジットカードを使っていたときもクレジットカードだけのポイントというのはたまっていくような状況はあったし、いまだにいろいろな公共機関や年金等もクレジットカードで払って、どうせ支払わなければならない部分、それがポイントに変わるということで、私は航空会社か何かのカード一つに集約しているのですけれども、大体プライベートでどこかへ行くときはそのマイルを使ってただで飛行機を取ってという、それぞれ若い人たちはそんな感じでいろいろな自分の私生活に合わせたカードをつくって、ガソリンを安く入れたいとか、いろいろな形でポイントを利活用しながら生活しているというのが今の現状なのだろうと思うのですけれども、これが電子決済を使うことによって、いわゆるダブルポイントというか、そのポイント事業者、電子マネー決済をすることによって電子マネーのポイントも入る、さらにはそれの決済方法をクレジットカードにするとクレジットカードのポイントもたまる。要するにダブルポイントが入るということで若い人たちはそれを利用するというのも大きな理由にはなっているのだろうと。市内現在いろいろなところで少しずつ飲食店も電子決済を使うようになってはきているのですけれども、医療費はそこそこ高額になることもありますし、入院や手術なんかをするとたとえ自己負担が2割だ、3割だといっても、それなりの金額になってしまう。どうせ払わなければいけないものであれば、こういったものがあるといいなというのが若者の意見だと思うのです。パーセンテージでいうと人数は少ないのかもしれませんが、先ほど言いましたけれども、若者の人口流出がいろいろ問題になっている中で、若者向けのサービスが少ないのではそれは出ていくのもいたし方ないですよねというところの一つとして、これが全てではないです。こんなことで若者の定住につながるということではないと思うのですけれども、まち全体で若者は今どういう生活をしているのかとか、若者は何を基準に考えているのかとか、いろいろな利便性を含めたりとか、そういったことを少しずつ考える部分の一つとして考えてもらえればと思っております。電子マネーについては今すぐ導入ということはなかなか難しいということでありますけれども、さらに今の決済手数料7%というのは大きいと思いますし、それぞれほかのキャッシュレス決済並びに医療系のキャッシュレスデータが使える部分というのが、1つ、メディカルデータビジョンなんかは支払いの後払いができる全国的なシステム化だと思っていて、それは登録さえしておくと、全国どこの医療機関でも保険証と連動しているということなのです。そういったものを使うと支払いが家族まとめて後でできるとか、そういういろいろなサービスもあって、これも1つ、医療機関としてはありかと思いますし、ヘルシーワンに関しては、医療機関向けのキャッシュレスサービスに特化している部分で、データ管理も、現金の未収金だとかキャッシュレスの決済だとかというデータ管理も全部こちらのほうでやっていただけるサービスがあるという部分もありますので、近い将来に向けてぜひ検討していただきたいと思うのですが、最後に、私からいろいろ提案させていただきましたが、何かあればお聞かせ願いたいと思います。
答弁 病院事務局審議監 山田基(病院事務局審議監は2020年3月まで)
まず、うちの手数料7%、少し高いという、当然私たちもそれは考えておりまして、契約するときにいろいろ交渉はしております。ただ、利用料が増えてくるとそこは手数料が下がるとか、いろいろ条件がありますので、その辺も引き続き契約の中でカード会社と話していきたいと思います。それから、ポイントとかもそうですし、キャッシュレス、要はアプリ系ですけれども、考え方によっては、今は高齢者が多いので、現状ではクレジットカードで対応できるかと思っていますけれども、先ほど議員さんがおっしゃられたように、50代とか若い方がこれから年を取っていくということは、もうスマホの時代になっているのだろうとなります。そうすると当然要望とかも増えてくるでしょうし、そういうのを利用している率も高くなってくると思いますので、それは今後の課題としていろいろ考えていきたいと思っています。それから、後払いの関係も業者さんは幾つか当然あって、私たちも未収金の対応ということでもそういうのを利用できると思っていて、聞いているところもあります。ただ、そこも先ほどおっしゃっていたように、診療している間に登録をして、会計をしないでそのまま帰って、後から業者さんからうちのほうに支払われると。そこもかなり高い手数料が今のところ取られるようなので、その辺も含めて考えていかなければならないのかと。ただ、患者さんによっては結構高いというところでございますので、その辺も含めて今後キャッシュレスの決済が進むのは必然となっていくと思いますけれども、うちのほうでは会計窓口の効率化とか待ち時間の解消、そういう他院の状況とか道内の状況、全国の状況がありますけれども、大きい病院がどれぐらい対応していくのかというところで今後引き続き研究していきたいと思っています。それと、すみません、先ほどからパーセンテージの話でお答えしていたのですけれども、桁1つ違っていまして、7%ではなくて0.7%の間違いでした。大変申し訳ありませんでした。こちらについても、同じように契約するときにやっていきたいと思います。
再質問 多比良和伸
全国平均0.6から1%って言っている中で7%は高いと思ったので、実際問題はそうなのだろうと思いますし、だから電子マネーの普及もなかなか進まないというところの一つの要因となっておりましたので、ただこれからのニーズの部分も含めて、ぜひ将来的には少しずつ調査研究をしていただければと思います。終わります。