砂川市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日
砂川市立病院のあり方について
2019年9月10日、砂川市議会の一般質問で、小黒弘議員が「砂川市立病院のあり方について」質問し、病院事務局長 朝日紀博、市長 善岡雅文が答弁しました。
- 質問者
- 小黒弘 議員
- 答弁者
- 病院事務局長 朝日紀博、市長 善岡雅文
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 小黒弘
それでは、一般質問を始めます。私は、1点のみ、砂川市立病院のあり方についてお伺いをいたします。市立病院の広報紙「ひまわり」2019夏号に以下のように書かれています。砂川市立病院は、地域センター病院、救急指定病院に指定されており、中空知圏外からも救急患者が搬送されています。少子高齢化により、患者集中と医師不足問題は当院にも医師の過重労働という深刻な状態としてあらわれています。このまま患者数がふえ続け、医師の増員が困難な状態が続くと、当院は地域センター病院としての役割を担うことが困難となり、中空知医療圏の医療提供体制崩壊につながってしまうと言っても決して過言ではありません。医師数をふやすことが困難である以上、当院では外来患者数を減らすしか方法がないという結論に至りました。このことは今後の市立病院のあり方に不安を感じさせることでありますので、以下についてお伺いをいたします。まず、1点目、医師不足による医師の過重労働についてを伺います。細かい1点目としては、現段階において医師数をふやすのは困難なのか。2点目は、医師不足は各診療科に見られる状況なのか。(1)の3点目としては、国の進める医師の働き方改革が市立病院に及ぼす影響についてを伺います。2点目として、外来患者を減らさなければならない現状についてを伺います。まず、1点目は、各診療科で外来患者を減らさなければならないのか。2点目、外来患者を減らすにはどうしようと考えているのか。3点目、外来患者減少は経営を悪化させることにはならないのか。4点目は、平成30年度決算における外来患者数は25万7,530人だが、どのくらい減らす必要があるのかを伺います。3点目として、中空知の医療体制が崩壊しないための方策についてを伺います。まず、1点目、中空知地域医療構想調整会議の現状についてを伺います。2点目は、今後中空知の医療を守るために調整会議はどのように進んでいくのか。そして、最後、3点目として、中空知地域医療構想の中心を担う北海道の動きはどうなのかを伺います。以上です。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
大きな1の砂川市立病院のあり方についての(1)医師不足による医師の過重労働についてご答弁申し上げます。初めに、①、現段階において医師数をふやすことは困難なのかについてでありますが、当院の医師確保は主に道内の医育大学である北海道大学、札幌医科大学、旭川医科大学の協力のもと医師確保に努めておりますが、平成16年の新医師臨床研修制度の導入以降、研修医は大学医局に属することなく自由に研修病院を選択できることになったことにより、医育大学の医局員数が減少し、当院のみならず多くの病院が医師確保について苦慮しているところであります。当院においても近年医師の異動後後任が着任されない診療科もあり、現段階において医師数をふやすのは困難な状況にありますが、安定的に医療提供できるよう、医育大学への働きかけのほか、当院のホームページでの募集掲載や民間求人サイトを活用して引き続き医師確保に努めてまいります。次に、②、医師不足は各診療科に見られる状況なのかについてでありますが、当院の標榜診療科は25科で、医師数は9月1日現在で常勤医師数が74名、非常勤医師3名、臨床研修医18名、合計で95名で診療を行っているところであります。各診療科において決して全診療科が医師不足となっている状況ではございませんが、診療科別による時間外労働の1人当たりの平均が多い診療科は内科、循環器内科、脳神経外科、放射線診断科、麻酔科となっております。また、配置人員が1人体制の診療科については、乳腺外科、放射線治療科、放射線診断科、救急科、リハビリテーション科で、このような診療科においては医育大学や他の医療機関からの出張医師を要請し、診療に支障がないよう体制を図っているところであります。次に、③、国が進める医師の働き方改革が市立病院に及ぼす影響についてでありますが、本年4月1日から働き方改革関連法が施行され、労働基準法の一部が改正されました。国が進める医師の働き方改革の勤務医の時間外労働の上限規制は、医師法に基づく応召義務や宿日直許可基準、自己研さんに係る労働時間の考え方などの対応が必要であることから、改正法の施行日の5年後をめどに規制を適用することとされております。当院の医師の時間外労働に関しましては、労働基準法第36条に基づく時間外労働に関する協定、いわゆる36協定にて通常月45時間以内、年間360時間以内とされており、臨時的に限度時間を超えて行うことができる時間外労働は月100時間以内の年6回まで、年間においては960時間以内と特別条項で定めております。国は、医師の時間外労働規制について、医師も一般労働者と同等の働き方を目指すという視点に立って、36協定の限度時間と同じ月45時間以内、年間360時間以内としておりますが、臨時的に限度時間を超えて行うことができる時間外労働として全ての医療機関を年間960時間以内とした上で、救命救急センターや年間に救急車1,000台以上を受ける医療機関など、地域医療確保に欠かせない医療機関と研修医など短期間で集中的に症例経験を積む必要がある場合は期限つきで時間外労働の上限を年間1,860時間以内と定めるとされております。当院は救命救急センターに指定されていることから、臨時的に限度時間を超えて行うことができる時間外労働の上限は年間1,860時間以内になると考えられますが、年間1,860時間の時間外労働は月平均に換算すると155時間となり、月の時間外労働が100時間を超えると健康確保等の勤務環境改善として連続勤務時間制限や勤務間インターバルの確保などの制限がかかるとされております。このことから、院長が中心となり、時間外労働の多い医師に対して面談し、勤務実態や診療体制の見直しなどの聞き取りを行い、医師の時間外労働の縮減に向けた取り組みを行っているところでございます。次に、(2)外来患者を減らさなければならない現状についてご答弁申し上げます。当院の外来の状況につきましては、1日1,000人以上という多くの患者さんにお越しをいただいておりますが、4月から8月までの昨年とことしの1日平均外来患者数を比較すると、昨年の1,040.5人に対し、ことしは1,062.7人と22.2人ふえている現状であります。特に内科、循環器内科においては医師の負担が大きく、平成30年1月からは紹介状を持たない初診患者さんについては初診時選定療養費を3,780円と見直すことに加え、内科における午後の新患受け付けを中止することや症状の安定した方へ地元の医療機関へ逆紹介を行ってきており、一時的には効果がありましたが、現状ではまたもとに戻りつつあり、非常に苦慮しているところであります。また、当院が地域で果たす役割は救急医療や専門医療、手術、急性期の入院治療などを提供することでありますが、圏域内での医師不足と周辺医療機関の縮小による患者集中などの背景から、当院の医師の負担が非常にふえており、これらの負担を軽減させる唯一の手段として外来診療に係る負担を減らすことが最適であると考えているところであります。ご質問の①、各診療科で外来患者数を減らさなければならないのかについてでありますが、医師数の違いや診療内容の違いなどそれぞれ違うことから、一概には言えませんが、特に内科、循環器内科、整形外科などは1日平均患者数が100人を超えている診療科であるため、医師の負担を軽減させたいと考えております。なお、病院としては、急性期を脱した方や軽い症状の方などはかかりつけ医で受診をしていただき、手術が必要な患者さんやがんの治療、精密な検査が必要な方などを当院で見ていくという方針であります。次に、②、外来患者数を減らすにはどうしようと考えているのかについてでありますが、患者さんのご理解をいただきながら、ふだんからかかりつけ医を持ち、ぐあいが悪くなった場合にはまずかかりつけ医を受診していただくこと、また症状の安定している方には逆紹介の上、地元の医療機関を受診していただくことなど、地域での機能分化を推進し、逆紹介をふやすなど、今まで行ってきたことを引き続き行ってまいりたいと考えております。次に、③、外来患者数減少は経営を悪化させることにならないのかについてでありますが、外来患者さんを制限することにより患者数の減少に伴う外来収益の減少も想定されますが、極端な減少とは考えておらず、定期的な検査や精密な検査の実施、重症な患者さんなどを診ていくことから、診療単価が上がることになり、収益の減少は抑えられると考えております。次に、④、平成30年度決算における外来患者数は25万7,530人だが、どのくらい減らす必要があるのかについてでありますが、病院としてはそれぞれの診療科にもよりますし、内科など同じ診療科でも病気によって違う場合もあります。また、配置されている医師数によっても違うことから、何人という数字であらわすのは非常に難しいことであります。人数的には何人とは言えませんが、基本的にはそのときに配置されている医師が当院の役割である専門的な診断、治療がスムーズに行える状況となる数と考えております。次に、(3)中空知の医療体制が崩壊しないための方策についてご答弁申し上げます。初めに、①、中空知地域医療構想調整会議の現状についてでありますが、今年度におきましては本年3月に更新された地域医療構想推進シートに基づき、この地域の実情を踏まえた重点課題への具体的な取り組みに向けた集中的な議論を行っていく予定となっております。本年度第1回目の調整会議は7月24日に滝川市で開催され、当院からは北海道病院協会空知支部長として平林事業管理者、砂川市立病院院長として田口院長が委員として出席しております。調整会議においては、国や北海道が提供するデータについては数値上は理解しているが、もう少し踏み込んだ議論を進めていかなければならない。また、この圏域において一番の問題である医師不足やそれに伴う医師の過重労働により住民や患者から求められる医療を続けられないのではないかなどの発言を行ったところであります。また、この地域の医療機関の中で役割分担を進めることについても提言したところであります。これらのことについて他の自治体病院長からは、当院の現状を踏まえ、逆紹介は歓迎する旨の発言もあったところであります。全国的に調整会議での議論は本音を言いにくいとされておりますが、引き続き積極的な意見交換の場となるよう、調整会議においては発言していきたいと考えております。次に、②、今後中空知の医療を守るために調整会議はどのように進んでいくのかについてでありますが、今後この圏域における重点課題を設定した上で、2025年に向けての医療提供体制の構築に向けて議論が進んでいくものと思われます。あわせて、地域医療構想は入院に対する議論が中心でしたが、効果的な医療提供体制を構築するに当たっては外来医療も含めて議論を深めることが重要であるとのことから、北海道では令和2年度から5年度までの4年間を見据えた外来医療計画を策定することとなりました。今後は、圏域における外来を含めた医療全体の議論となることからも、この圏域全体による地域完結型医療を実現すべく議論が進んでいくものと考えております。次に、③、中空知地域医療構想の中心を担う北海道の動きはどうなのかについてでありますが、地域医療構想につきましては、国や北海道の提示する資料をもとに、圏域の関係者が集まり、主体的に議論していくものと認識しております。最近の北海道の動きとしまして、先ほどご答弁申し上げました外来医療計画の策定、調整会議の議論に用いるための国民健康保険や後期高齢者医療のレセプトを分析し、各市町村の医療機関別の受療動向や疾患別の受療動向、また診療行為別の受療動向のデータ化が進められており、調整会議における積極的な議論を推進しております。また、各医療機関の役割、医療機能に関する対応方針について、地域医療構想の推進に関する意識調査をもとに調整会議で情報の共有、意見交換を行い、具体的な対応方針としての地域医療構想推進シートの見直しを図り、進捗状況と今後の方針の見える化を推進することとなっております。
質問 小黒弘
私がこの一般質問の最初のほうに書いている「ひまわり」というのは、市立病院が出している広報紙の一番新しい号になると思うのですけれども、ここの1ページ目に書かれている内容なのです。私のところにも、これを読まれた方だとは思うのですけれども、何人かの方からとても不安な声が寄せられています。結局ここでは、先ほども言ったとおりに外来患者を減らすしか方法がないのだというような書かれ方がされていて、実際今かかっている人にとってみれば、私はもう市立病院に行けなくなるのではないかとか、不安になるような書かれ方になっているとは思うのです。質問の中でお医者さんは結構いるのかと、今の答弁の中でも25科の中でお医者さん95名いらっしゃる。この辺では結構お医者さんが来ていただいているのだろう。研修医も18名もいらっしゃってくれているということもあれば、かなり病院としても努力をしながらもお医者さんに来ていただいているということは現実としてはあると思うのです。ところが、私も先ほどのお話の中で国が今後医師の働き方改革を強力に進めていくという話を聞いて、ここでお伺いするのは、今現在医師の働き方改革を国が本腰でやってくるのだろうと思うのですけれども、現実的には5年後がある程度の一定の期間というか、この辺までにはしっかりやるというような内容になっているとは思うのですけれども、現実的に今の市立病院のお医者さんの働き方は国が求めていくものとは離れているぐらい働き過ぎているのかどうかという点をまずお伺いしたいのですけれども。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
当院の医師が国が言っている働き方の水準の中におさまるのかどうなのかというような質問の内容かと思います。最終的に国が今求めている基準をオーバーしているドクターは、現実に今います。それは、いろいろな病院の話を聞くと、砂川市立病院にも当然いるし、急性期をやっている大きな病院って大体どこも今のところ皆さん超えているというような話をよく聞きます。それで、法律では5年後というか、4年半後ぐらいになるのですけれども、そこに向けてどう縮減していくのかというところで今どこの病院も頭を悩めていると。先進的に取り組んでいる病院の講演を聞きながらだとか、そういったものでこれから時間外の縮減に向けた取り組みが今後進んでいくと思われます。
質問 小黒弘
お医者さんの中には自分のスキルを高めるためにもいろいろな研究、あるいは手術でも患者さんを診るにしても積極的に、時間外といいながらも喜んでなんていう言い方は全然失礼な話になるのですけれども、やっていらっしゃる方々も結構現実にはいるのだろうと思うのですけれども、国がこう決めてきてしまったとすると、今市立病院としても現実的にそれをオーバーして働いているお医者さんもいるとなると、それを国が確実にやってくることになれば、お医者さんの数を結局ふやしていくしかない。お医者さんのことに関して言えばです。これは、現実的にそうなっていくと病院としては思われて今後対応されようしているのかどうか、ここも確認させてください。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
今議員さんからご指摘があった話は、医師の働き方改革の問題が出たときに医療界の中では大注目されていた項目の一つに、労働時間なのか、自己研さんの時間なのかという、病院に滞在している時間イコール労働時間ではないと、学会発表のために自分が資料をまとめているのは、それは自己研さんではないのかとか、そういった労働時間と自己研さんの切り分けをどこでどうするのかというものが当初から問題として挙がっていました。7月だったと思いますが、厚生労働省から、そこの労働とはこういうもので、自己研さんはこういうものですというのはある一定のものが示されました。それと同時に、宿日直は日直として認められるのか、一般の労働に当たるのかというところも非常に問題で、日直として見るのであれば、日直として認められているのでいいのですけれども、例えば当院のような救急患者さんが常時来るような、そこで医師の当直を今やっているのですが、それは通常の労働と変わらないという扱いになるという見解です。ただ、例えばとりあえず管理当直のように、俗に寝当直とかという言葉があるのですが、たまに患者さんが数人来て、それに対して診察をしてお帰しするとか、それぐらいのものであれば日直として扱っていいでしょうというものがあります。もちろん診療が何もなしで、ただ病院にいるだけというような、そういったものもあるので、日直、宿日直の基準と労働と自己研さんのところは非常に当初から問題視されていましたので、そこら辺が今徐々に見えてきていますので、それを見据えて今度どのような体制で、例えば当院の場合だと当直をどうするのかだとか、そういったものを考えていかなければならないというところに今なっております。
質問 小黒弘
1点目で素人は余りよくわからないといえばわからないので、基本的に私が1回目の質問で挙げている砂川市立病院として医師数をこれからふやすことが困難であってと言われているわけで、またそれプラス国の医師の働き方改革があってとなっていったとき、医師数をなかなかこれ以上はふやすことができない現実なのだということは間違いないことであるのかどうか、ここを確認させてください。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
絶対ふえないということではないと思います。というか、絶対ふえるという確約は今のところ全くないです。では、確実にふえないのかと言われると、それはそのときの5年後の情勢がどうなっているのかは実は我々もよく今の段階ではわからない。ただ、医局から先生に来てもらうための準備はきちんとやっておりますが、その結果として医師がふえるかどうかを今何年か先のことをどうだと言われても、そこはなかなか答えにくいのが実態です。なので、ふえる見込みがない中で、対策を何もしないで今のままいくと働き方改革の5年後の実施だけを迎えてしまいますので、今からできることは手をつけていきましょうということです。
質問 小黒弘
今の答弁だと医師の数については何だかよくわからない状態ですよね。ただ、広報紙では、その結果として患者数を減らすしかもう方法がないと言っているわけです。ここが一番私がこれから聞きたいところでもあるし、今現在の患者さんあるいは市民の皆さん方が不安に思うところだと思うわけです。今回の同じことは、先ほども局長が答弁の中で答えていたのですけれども、平成30年1月1日から内科、循環器だけを初診料1,080円から3,780円に、これも同じような理由だったと思うのです。ただ、このときは内科と循環器だけと限りました。どうやら今回はそうではないような感じなのですけれども、実際こうやったときに、先ほどの答弁の中で最初は患者さんが減ったのだけれども、今またもとに戻ってきているのだというお話を聞いたのですけれども、そもそもそこはどうしてそうなってしまったのか分析をされているのでしょうか。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
1回目でたしかご答弁した中で、1日平均の外来患者数が全体で去年とことし、4月から8月で比較すると22.2人ふえているというお話をさせていただきました。では、それは何でふえているのかは、正確な分析になるかどうかは別にして、我々の周知不足も、30年1月にやったときには大々的にやっていたのですが、それ以降一定の効果で下がってきたのですが、その後の周知が足りなかったのかという部分は正直なところあります。ただ、どうしても、地域の住民の皆さんというか、これは日本全国どこでもそうなのですが、患者さんの大病院志向は当然ありますので、そういったものの影響があるのではないかと考えております。
質問 小黒弘
最初の30年1月1日ですけれども、1,080円だったものが3,780円になるのは大きな値上がりだったはずなのです。最初は減ったのだけれども、だんだんそれがまた戻ってきている。こうだとすると、1,080円ではなくて今が3,780円なのだけれども、これを5,000円、6,000円、8,000円にしたらどうなるかということなのですけれども、金額によって。ただ、もしそうなっていってしまったら、お金に余裕のある人しか来れないという話にもなってしまうので、全然そこはいい案ではないとは思うのですけれども、ただ先ほど外来患者を減らすにはどうしようと考えているのか、今現実として。このときに初診料をもう少し上げようという話は全然なかったので、多分今はそういう考え方はなく、いわゆる逆紹介をしていこうという思いはあるのかと思うのですけれども、そこはそうなのでしょうか。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
今議員さんおっしゃったとおりで、当時30年1月に初診時選定療養費を値上げしようという内部議論があったときに、確かにそのときも5,000円にしたらどうだというような話もありましたが、病院としてはそこで値上げをして収益を上げるということは余り考えていなくて、要は外来の患者さんの数を多少減らして、それは当院で治療しなくても済むであろう、例えば薬だけをもらっている方であるとか、あとは診察だけして、変わりないですねで終わる方とか、検査や治療は余りない方、症状が落ちついて経過観察だけの方とか、そういった方に地域に帰っていただく、そちらがメインだったので、今回も初診時選定療養費の値上げというような話は内部でもしておりません。今言われたように、逆紹介をどんどん推進して、それで外来の患者さんの数を少し減らそう。それが医師の負担の軽減になるという、そういう考え方です。
質問 小黒弘
逆紹介は、ある程度症状が安定した人はまちのお医者さんに行ってくださいという話になるのだろうと思うのです。そこで砂川市民として考えるのは、市内のどこに行くのという話がすぐ出ると思うのです。症状が安定したのはいい。だけれども、まちのお医者さんといっても、最近は高齢化と、少なくなってきているのも確実に間違いないことであって、逆紹介されたものの、市内に診療科がない場合はどこかへ行かなければならなくなるわけではないですか。せっかく我がまちに大きな総合病院があるのに何でよそのまちまで行かなければならないのというのは、砂川市民としては持って当たり前の話だと思うのです。私、最近の患者数を調べてみたのですけれども、市内の患者さんは入院も外来も減少傾向にあるのです。そもそもが砂川市立病院に来る患者さんは砂川市民の場合は、前からよく言われているのですけれども、砂川市立病院の患者、外来、入院含めての全体のパーセントとしては30%ぐらいしかないのです。それ以外は、よそのまちから来られている方がほとんどになるわけです。だから、病院経営もやっていられるということでもあるのかもしれないし、地域のセンター病院としての役割を果たしているということでもあるのですけれども、ここでもう少し、外来あるいは入院の患者数の平成25年から30年までの資料しかありませんから、ここを調べてみました。先ほど言ったように、砂川市民は外来、入院含めて30%ぐらいしか来ていない。では、どこから来られているのだろうと調べていくと、実は美唄市と滝川市の患者さんが最近ふえ続けているのです。これは、外来、入院とも同じようにふえています。美唄の救急車がここに来ることを最近よく見るようになってきているのですけれども、何で美唄って実は思うわけです。そこで調べてみようと思ったきっかけではあるのですけれども、美唄から外来は4.9%、それから入院は8.8%という数になります。入院、外来全体の美唄から来る患者さんという意味ですけれども、滝川はもっと多いのです。外来で滝川の場合は平成25年で3万8,000人ぐらいだったのが最近は4万2,000人も外来患者さんが滝川市から来られていることになっています。この両方を合わせていくと20%を超えていくのですよ、美唄の患者さんと滝川の患者さんが。僕は何で美唄の患者さんと滝川の患者さんを抽出して調べたのかというと、まず美唄は中空知の広域医療圏の範囲外です。そして、滝川の場合は、先ほど出している「ひまわり」のその隣にかかりつけ医の一覧があわせて出ているのですけれども、全部一覧表になっていまして、砂川市のいわゆるかかりつけ医になり得る市内の病院、お医者さんの数ですけれども、7つしかないのです。ところが、滝川市は27の病院、クリニックを含めてですけれども、という表になっています。何で滝川を調べたかといったら、かかりつけ医になり得るところがうちの何倍になるのでしょうか。砂川市は7つしか医院、病院がない。でも、滝川は27もある。27もあるところからわざわざ何で砂川市立病院に行って、余りにも砂川市の身勝手な言い方になってくるかもわからないのですけれども、砂川市民としてみれば、もし砂川市立病院がおかしくなったら砂川市民の税金で何とかしていかなければならないわけです。ほかのまちの人たちがお金を出してくれるかといったら、そういうわけには多分ならないでしょう。うちにとってみれば、急性期としては非常に安心感があるのです。市内から10分、15分でまずはセンター病院に来られるという安心感はあるのですけれども、その逆にもしも慢性期になっていったり症状が落ちついてきたときになると、この皆さん方は市内にいられないで、市外に大体転院をしていくことになるのです。最後は、亡くなって市外から市内に戻ってこられるという方々も結構いらっしゃるわけです。そう考えていったときに、(2)の4のところで今後どのぐらいの患者数を減らさなければならないのですかと私が聞いたときに、何をどうしたらいいのかというのは難しいというお話があったのです。これは、難しいのではなくて、患者さんの数を今後減らしていかなければいけないのだとするならば、どのくらいの数を減らしていけるのかということ。その地域、地域でどのくらいの患者さんがそういう対象になっていくのか、つまりかかりつけ医に戻っていただける逆紹介をしていける患者さんがどのくらいなのかはきっちりとある程度調べていかない限りは次の一手が打てないと私は思うのですけれども、なぜ何人が外来からかかりつけ医に行ってもらえたら砂川市もいい状況になるということがわからないのか、その理由を聞きたいと思います。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
平成30年度で年間25万7,530人の外来患者さんをどのくらい減らすのかというご質問に対して、科の医師数による診療科の違いもあります。治療の中身の違いもあります。なので、どのぐらいの数を減らすという具体的な目標設定はしていない。あくまで症状が安定している方で当院でなくても治療が可能な方を逆紹介していくのだと、そういう考え方であります。ただ、その数字は出せないとはいいつつ、一つの考え方としては、我々はレセプトのデータを持っていますので、レセプトのデータの中で診察料だけの人、診察料と処方箋料だけの人ってどのぐらいいるのかという数字は出しています。それらの砂川市以外からお越しの患者さんで診察だけの人と薬だけの人というのは、患者数が多いのが内科と循環器内科と整形外科と1回目で答弁申し上げましたが、その3科で見ると内科で6.3%ぐらいいる、循環器内科では10%ぐらいいるというような数字は押さえております。では、砂川以外の方で当院ではなくてもレセプトの点数上余り治療の中身がないような方の総合計は何人なるかというと、9,500人ほどが年間で想定されます。それを科別で見ていくと、仮にその人たちが全員当院で治療しないで逆紹介したとすると、これは仮定ですけれども、内科で大体1日平均で10人ぐらい減るでしょうと、循環器内科でいくと11人、整形外科でいくと18人、トータル38人とか39人とか、それぐらいの数は一つの考え方としてそういう計算式では出していますが、そこには先生の治療方針もありますし、先生の受け持つ許容範囲もばらばらですので、その数が全部なくなるのかと言われると、私は計算上の数字のごとくはうまくいかないだろうとは思っております。
質問 小黒弘
今の話を聞いていると、患者さんの善意ですよね。善意と言ったら変だ。こうやって言われているから、私は市立病院に行くのを控えようかと思うようなところに頼っていくしかないような私は気がするのです。それでは今の現状というのはなかなか改善されていかないとは思うのです。私は絶対ここではないとだめだと言ってしまわれたら、一体病院はどうするのだろうと思うわけです。仕方なく診ていこうかと考えていくものなのか、どうするのかということなのですけれども、先ほど少し美唄と、滝川のお話をしました。私は、できれば砂川市民が、よく医療の世界でトリアージとかと言うではないですか。重症なところからまず診ていこうとか。それは、私はあってもおかしくないのではないかと思うのです。患者さんをどう減らしていこうかと思ったときにです。つまり逆紹介をどうしていくかといったときに、まずは中空知の医療圏外の方、それからかかりつけ医がより多くいる地域の方々にまずはそこをやっていただいて、いざというときの砂川市民の方々には、砂川市民なのだからということがあっても全然おかしくないと私は思っているのですけれども、病院の立場としては患者を選ぶなんていうことをそうですとは言えないのかもわからないのですけれども、現実的に今私が言ったように滝川、美唄がふえていることについては、病院としても私が言ったことに間違いはないという、その傾向かということについて伺いたいと思います。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
滝川市、美唄市からの患者さんは、小黒議員の言うとおりここ数年間でふえているというのは事実だと思います。その要因として、滝川であると小児科のクリニックが閉院をしただとか、産婦人科が入院を取りやめた。あるいは、ことしでしたか、滝川の市立病院が病棟を1つ閉鎖しているとか、1回目の答弁では周辺の医療が縮小しているという表現をしましたが、この周辺で医療機能が、だんだん少なくなってきている分が当院に来ているというのは事実だと思います。それと、もう一点、砂川市立病院で診なくなった、あなたはどこかへ行ってくださいと言ったときに、私は砂川市立病院でなければ嫌だという患者があらわれたらどうするのかというようなお話もありました。ここにつきましては、我々は患者さんの同意をいただいて逆紹介するというのが大前提でありますので、患者さんの同意が得られないものはなかなか難しいと思っておりますが、極力同意をいただけるような説明を十分してまいりたい。それから、砂川市内の方につきましては、砂川に診療科があるのであれば、それはまた話は別なのですが、砂川市内に診療科がないのに違うまちのどこかのクリニックに行けというようなことは、そこまでは考えていなくて、市外からお越しいただいている方で治療が落ちついているのであれば、どうぞ地元で通常のかかりつけ医にかかってください。何かあれば、みまもりんくだとか、そら-ねっとというネットワークで当院のカルテも見られるようになっていますので、どうぞご心配なさらないでください、そういう考えです。
質問 小黒弘
そういう考えでやっていってくれるのであるならば、まずは砂川市民は安心はできていけるのかと思うのですけれども、結果的に言うと、それを患者さんに伝えるのはお医者さんしかいないのではないかと思うのです。お医者さんが患者さんと接しているときに、そろそろお薬だけだったらわざわざ遠いところからではなくて地元でも出せるのではないかと思うので、そちらに紹介状を書きますかということを言えるといったら、お医者さんしかいないですよね。お医者さんたちが結局そういう意識をしっかり持っていただかない限りは、もうそろそろかかりつけ医にかかっていただいていいという、この場面の設定がきちんとできないし、実現もできないと思うのですけれども、院内ではこういう意識はきちんと今後できていこうとする何かがあるのでしょうか。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
こういった方針につきましては、医局会議等を通じて事業管理者あるいは院長から各診療科の先生方に伝えますし、そもそもこれから4年半後には医師の働き方改革の中で就業時間の制限、時間外の制限がかかってくるので、どこか楽できるという言い方は悪いですけれども、負担を軽減できる部分は、病院としては救急をやめることはできない、入院診療や手術を減らすこともできない。それはこの地域における当院の役割でありますから、唯一負担軽減できるのは外来診療だという考え方ですので、そこを十分各ドクターに理解していただいて、実践していきたいと考えております。
質問 小黒弘
結局うちは急性期、それから救急指定の、今も救急車の音が聞こえていますけれども、その病院を砂川市立病院でやるということを決めているわけですよね。先ほども言ったように、砂川市民にとってみると医療という意味での安心感、急性期での安心感は本当にある。ただ、ここがある程度の急性期を脱して安定期あるいは慢性期になってきたときには、なかなか厳しい状況が現実的にもあることでは間違いないわけです。それで、最後の中空知の医療体制が「ひまわり」にも結局は書かれていて、このままだと市立病院も大変な状況になるし、中空知の医療体制の崩壊にもつながるとも書かれているわけです。市立病院の今後にしても、それから砂川市の市民にとってみても、急性期を抱えている砂川市民であるからこそ、先ほども言ったようにずっと治療を受け続けることがなかなかできない現状があるわけです。ここで、うちは急性期を受け持つ、だけれども急性期を脱した場合にはほかのまちに行かなければならない砂川市民というものがあるときに、中空知全体がどんなふうに今後なっていくのか、医療がどんなふうになっていくのかは非常に大事なことだと思っているのですけれども、中空知の全体の調整会議が現実的にしっかりと行われているのかどうかというのが私は不安でいるのです。なぜ不安かといったら、医療の中空知の調整会議は、私は中空知の合併協議会の中でいろいろな現場を見てきはしたのですけれども、広域で何かをやることについて非常に難しい中空知だと思っているのです。そこに加えて、医療のことになっていったときにそれぞれが、合併がだめになったきっかけも病院だというようなことをよく今まで言われてもきているのですけれども、ただ命にかかわる医療の関係というのが広域でしっかり行われない限りは今後大変なことになってくると思うのですけれども、現実的に今どんな話し合いがどんなふうに進んでいるのか、これも最終的な目標は近いうちにあるわけですよね。そもそもが今現在病床数が多くなっていて、2025年までには300床ほど落としていかなければならないし、高度急性期から回復期へどこまで移していかなければならないかということも道の計画としてはあるわけなのです。だけれども、結果的にそれぞれ今後2025年にどう予定を組むかという各病院の表もあるわけですけれども、ほとんど今と変わらない現状があるのです。ということは、みんな道の方向性では進んでいきたくないというまさにあらわれであるわけで、ここのところは今後うまく話し合いは進んでいけるのかをお伺いしたいと思います。
答弁 病院事務局長 朝日紀博
調整会議の中では病院関係者以外にもたくさんの方が出席されておりますので、これまで開催した感じを見ていると、なかなか発言しにくいというのも、これは中空知だけではなくて全国的にそんな話はよく聞いております。ただ、2025年、そういうことをしているとどんどん迫ってきますので、それで1回目で答弁申し上げましたが、7月に開催された調整会議においては平林事業管理者や田口院長から、今のままではよくないのではないのかと、きちんと話し合ったほうがいいのではないのかというような問題提起をさせていただいておりますそれとあと、2025年に向けてそれぞれの病院が今のベッド数をそのまま数字を今載せている状況にありますが、それは診療報酬が2025年にどのようになっているのかも今の段階では全くわからないですし、医者の数がそのときに回復しているものなのか、さらに減っているのか、看護師さんもきちんと確保できているのかというようなこともわからない中で、恐らく皆さん今の現状と変わらないだろうというか、数字を変えられないでいると思うのです。その数字が今姿として残っておりますので、そろそろ今年度から具体的な話をしていかないとなかなか難しい。2025年に向けてソフトランディングできないと思いますので、そこらは相手があることですので、我々がきちんと話を進ますということは言い切れませんが、そうなるようにしっかり議論を進めていきたいとは考えております。
質問 小黒弘
ここで市長にお伺いをしたいと思っているのですけれども、首を横に振られても困るのですけれども、なぜ市長にという話をするかというと、それぞれの病院は自治体の病院であるわけですよ、今ここに話が出ている中空知の医療圏の関係の病院は。それぞれ設置者というのは首長になるわけです。お医者さん方ってかわっていかれるし、院長先生、あるいは事業管理者という名前でいるのはうちの事業管理者だけですよね、ほかは院長先生になるわけですけれども、先ほど言った事務局長は砂川の市内の患者さんはなるべく動かさないようにというような話があったので、少しは安心しているのですけれども、美唄から、ほかの医療圏からもある程度慢性期になった方でも来ている可能性もあるし、滝川からでも多くの患者さんが来ているとなったときに、そこはそこの医療圏の方、あるいはかかりつけ医がいっぱいいるまちではそこのまちでかかっていただくということがいいことだと私は思うのです。これを病院だけで何ぼ話していたって、こういうところで書いてみたって、なかなかそれぞれの市民の皆さんには伝わっていかないだろうと思うのです。そういうときには、それぞれの首長さんたちが、そこのまちで自分たちの医療をどうするのか、そして中空知全体の医療をどうしていくのかというのを真剣に考えていかないとだめな今後になっていくと思うのです。ところが、今の首長さんたちを見ていくと、合併のときのことなんて全くわからない首長さんたちがほとんどになってきていると思うのです。合併あるいは広域で何かやることのなかなか難しい点というのを知っている方は、善岡市長しかもう今はいないのではないかと思っているわけですけれども、ここは善岡市長のリーダーシップを発揮していただいて、安心、安全な医療体制、中空知の医療体制をしっかりとリードしていっていただきたい。先ほど道はどういう動きがあるのですかと話を聞きましたけれども、中空知の合併のときでもそうですけれども、道なんて何の役にも立ちません。僕は一回道の職員に聞いたことがあります、合併の席上で。あなたは何をしてくれるのですかと、あなたがリーダーをきちんと発揮してくれない限りはこの合併ってうまくいきませんよという話をしたことがあったのですけれども、今回だって同じことだと思うのです。地域医療会議にも市長は出席もされているでしょうし、全体の雰囲気もわかっていると思いますので、私のお話をした市立病院、市内の市立病院の患者さんの話も含めて市長はどんなふうに考えているのか最後にお伺いして、もう時間もないので、市長のお話を聞いて終わりたいと思います。
答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)
小黒議員はいろいろなことを言われたものですから、どれを答えていいのか。基本的に朝日事務局長が話したのが全てで、今の医療問題を考えると不確定要素が余りにも大き過ぎると、それを一体誰が整理できるのかといったら、恐らくどの人もできる状況でなくて、一番砂川がつらいのは砂川が5市5町のセンター病院であると、3次医療圏の救命救急センターであると。だから、急性期の運ばれてくる人は受けざるを得ないと。だけれども、慢性期までいってしまうと、いわゆる働き方改革というか、医者が疲弊して、医者を引き揚げるという大学からの通告もあるので、働き方改革で医者の仕事を軽減しないと新しい医者を呼べない。もし軽減するのなら派遣するというところもあるのです。だけれども、今のままでは共倒れしそうなことになっているので、何とか患者を制限しようと。それは、急性期ではなくて慢性期の人たちをどう制限していくか。例えば初診料を上げる方法もあれば、先ほど何で美唄が来るのだという話もありましたが、私がそこに口挟むわけにはいかないのですけれども、美唄は5市5町の圏域でないので、急性期で来る分については3次医療圏ですから断れないけれども、慢性期はあの圏域で処理していただいたほうが私はいいのでないかと。調整会議には入っていないところですから、5市5町の。それは、私は直接美唄の市長から頭を下げられたけれども、急性期はいいけれども、慢性期はうちが倒れるから勘弁してという話はしていますけれども、それがどこまで通じたのか。病院には何か話があったみたいですけれども、私自身は急性期は役割として3次医療圏ですから仕方ないけれども、慢性期については違うのではないかと、岩見沢へでも行ったらみたいなあれですけれども、5市5町の関係でいくと一番心配するのは、医療がわかっている首長がいない。首長同士で話をしてもまないたの上に上がらない。それと、医師会と市立病院の関係も、砂川は一つなのですけれども、難しい面があって、あの会議で本音の話ができるのかと。私は、もう今は出ていません。2時間、3時間拘束されてこんな調子では、とてもではないけれども、行っても意味がないと。もう少し話が整理されて、その中でどうだというのなら行ってもいいけれども、基本論議のところでやっているうちは入ってもしようがないかなというのが私の感想でございますけれども、余りにも地方の現状が動かないものですから、厚生労働省と総務省がある程度、このままでは進まないということで、2020年までにどうのこうのというのを総務省で言っておりましたけれども、それの外圧によってある程度話は進んでくるのだろうと思うのですけれども、いろいろな問題、先ほど言った医者の働き方改革で軽減すると医者が来る。内科医が来るとまた状況も変わる。かつては医者もいて、外来にこんなに人がいないから、高齢化で人が減っていくから、美唄もさりげなく圏域に入れましょうかという論議をした時代もあったのです。ところが、それから数年たったころに医者が急に内科医が来なくなったと。そしたら状況が変わって、今度は制限しなければならないと。余りにも短い期間の間に状況が変わり過ぎるのが今の医療の世界であって、誰がそれを整理して先を見通せるのかというのは、正直言って恐らく病院の先生方も見通せないところがあって、ずっとかかわっていた私でも、こんなに世の中変わってしまうのだと。ただ、慢性期を制限しないとうちは生きていけない。とりあえず慢性期を制限して医者の軽減しないと、うちはこけると規模の大きい分だけ大変なことになってしまうと。それはなりふり構わず、とりあえず働き方改革の中でやるためには初診料を上げてもいいと。決定権は私にあるわけではないですけれども、上げてでも慢性期を制限して、町医者の中で、薬だけの人はそこに行って、もし悪くなったらすぐそこから市立病院に来られるシステムはつくっていますので、その協力をお願いするとともに、ほかから来る分野についてを慢性期のやつをどう整理していくか、ここが厄介で、滝川にしてみれば砂川に行かないで自分のところに来てというスタイルですから、収益が落ちていくので、赤字がふえるだけですから、その中で新たな仕組みをつくれるかどうかは、正直言って私も何ともこの場では責任あることは言えません。もう少し見えてきて、追い込まれたときにどういう案ができてくるかというところなのだろうと思っています。正直にここまでは言いますけれども、それ以上はもう言えません。以上でご理解願いたいと思います。◎延会宣告