砂川市議会 平成30年第1回定例会 2018年3月7日
(1)人口ビジョンから見た人口動態について/(2)救命救急病院だから困ることについて/(3)石山中学校の多人数学級について
2018年3月7日、砂川市議会の一般質問で、小黒弘議員が「人口ビジョンから見た人口動態について」「救命救急病院だから困ることについて」「石山中学校の多人数学級について」について質問し、総務部長 熊崎一弘、病院事務局審議監 山田基、教育次長 河原希之、市長 善岡雅文、教育長 髙橋豊が答弁しました。
- 質問者
- 小黒弘 議員
- 答弁者
- 総務部長 熊崎一弘、病院事務局審議監 山田基、教育次長 河原希之、市長 善岡雅文、教育長 髙橋豊
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 小黒弘
それでは、通告に従いまして一般質問を始めます。まず、1、人口ビジョンから見た人口動態についてお伺いをいたします。砂川市の人口は毎年200人以上減少しています。砂川市人口ビジョンによりますと、人口動態、社会動態において人口減少の傾向にあり、将来的にも減少し続ける推計が出されています。そこで、以下について伺います。まず1点目、人口ビジョンによると、2014年は自然減138人、社会減は205人となっていますが、その後それぞれの減少はどのようになっているのかを伺います。2点目に、社会動態の人口減少の主な要因についてを伺います。3点目には、自然減、社会減をとどめる施策についてをお伺いいたします。大きな2点目といたしまして、救命救急病院だから困ることについてを伺います。砂川市立病院には、市外各市町からいろいろな患者さんが救急車で搬送されてきます。これまでに市立病院で以下のような事例があったのか、またあった場合どのように対応したのかを伺います。まず1点目、他市町の身寄りのない方が運ばれて亡くなった場合。2点目は、他市町の介護施設から運ばれて、もとの施設に戻れなくなった場合。大きな3点目ですが、石山中学校の多人数学級についてを伺います。石山中学校の授業参観に行って驚きました。1年生、2年生は1学級ずつで、体格のよい生徒で教室はいっぱいでした。平成29年4月1日現在の学校基本情報を見ると、1年生39名、2年生39名です。また、新1年生も40名が予想され、何とか改善できないものかを伺います。以上です。
答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)
私のほうから大きな1点目、(1)の自然減と社会減の状況がどのようになっているかについてまずご答弁申し上げます。住民基本台帳の人口推移によりますと、2015年から2017年までの推移は、出生数から死亡数を差し引いた自然動態が、2015年では142人、2016年では176人、2017年では167人の減で推移しております。一方、転入数から転出数を差し引いた社会動態は、2015年で162人の減、2016年で58人の減、2017年は35人の減で推移しているところでございます。次に、大きな1の(2)社会動態の人口減少の主な要因についてご答弁申し上げます。人口ビジョンを策定した28年1月当時に行った人口動向の分析では、大学、短大等を卒業後の就職を機に砂川市を離れる方が多いことから、社会減の主な要因として捉えていたところでございますが、平成27年から29年までの直近3カ年における年齢別社会動態の推移におきましても20歳から25歳世代の社会減が最も大きいことから、主な要因はその当時と同様であると考えているところでございます。しかし、ビジョン策定後につきまして、その減少幅は減少傾向になっているものでございます。次に、大きな1の(3)自然減、社会減をとめる施策についてご答弁を申し上げます。本市における自然減、社会減をとめる施策としては、平成28年1月に策定した砂川市まち・ひと・しごと創生総合戦略を中心とした施策を推進しているところでございます。具体的には、1つ目は、子育て支援の充実により安心して産み育て、働き続けられる環境づくりとして、砂川出会い創出支援、妊婦健診費用助成、多子世帯保育料負担軽減、病児・病後児保育など、結婚から妊娠、出産、子育ての切れ目のない一貫した支援を行っているところであり、2つ目の住環境の整備、住み替え支援等の実施による移住定住の促進としては、まちなか住まいる等住宅促進、永く住まいる住宅改修の助成の拡充、また財務省旧公宅を改修し、市外から通勤している市内企業等に勤務する方を対象として4世帯9名が転入いたしました移住定住促進住宅の整備、住み替え支援、移住に係る体験事業等々を実施し、また3つ目の地域の安心を支える医療福祉サービスの充実として、地域包括ケアネットワーク事業、地域高齢者見守り事業、さらにはいきいきシニアプログラム、地域サロン活動支援などの介護予防支援事業など、高齢者が生き生きと暮らせる施策を実施しているところであります。さらには、平成30年におきましても子育ての応援事業、また住み替え支援事業等、さらなる充実を図っていく予定でございます。これらの取り組みを通じまして、人口の流出に可能な限り歯どめがかかるよう施策を推進していきたいと考えているところでございます。
答弁 病院事務局審議監 山田基(病院事務局審議監は2020年3月まで)
私から大きな2の救命救急病院だから困ることについてご答弁申し上げます。当院は、平成22年4月に救急科を開設し、平成23年12月に地域救命救急センターの指定を受け、軽症の1次医療から重症の3次救命救急まで24時間365日、原則断らない救急患者の診療に当たっています。特にドクターヘリの受け入れやドクターカーの導入などにより救急医療の強化、拡充を図ってきたところであります。救急搬送されてくる患者さんの中には、付き添いもなく、意識不明の状態であったり、身元不明のまま搬送されてくる場合や、氏名などはわかっているが身寄りがないなど、さまざまなケースがあります。ご質問の(1)他市町の身寄りのない方が運ばれて亡くなった場合についてでありますが、このようなケースは年間に数件あるところです。こうした患者さんが搬送されてきた場合は、まず持ち物などで氏名等の確認を行います。不幸にも亡くなった場合には、看護師や医療ソーシャルワーカーなどが身内の連絡先を確認いたしますが、当院で連絡先などを調べることには限界があり、他市町の協力を得なければならないことが多い現状にあります。最終的に亡くなった方に身寄りがなかった場合については、病院長が届出人となり、死亡届を市役所に提出し、ご遺体を火葬することになります。次に、(2)他市町の介護施設から運ばれて、もとの施設に戻れなくなった場合についてでありますが、運ばれてくる介護施設には、特別養護老人ホームや介護老人保健施設などさまざまな施設があります。もとの施設に戻れなくなっている要因の1つは、当院における急性期治療を終えた中、介護施設では対応が困難な医療処置がある場合で、こうしたケースにあっては、もとの施設ではなく、療養型の病院などに受け入れていただいています。また、他の要因としては、入院期間によるものがあります。特別養護老人ホームについては、要介護度の高い方が入所する居住系の施設で、長期入所が可能となっており、病院などに長期入院する場合でも、基本的には3カ月を超えなければ戻れることになっています。しかし、3カ月を超えて入院することが予想されるときは退居手続がとられることもあるなど、入院する期間によって対応が変わってくる場合があります。また、介護老人保健施設は、医療ケアやリハビリを必要とする要介護者が入所する医療系の施設で、在宅復帰を前提としており、入所可能な期間は基本的には3カ月から1年となっています。介護老人保健施設は、必ず医師を配置し、必要に応じて診察することになっています。ただし、施設において必要な医療を提供することが困難な場合は病院などに入院させることになっており、こうした場合は施設を退所した取り扱いとなるため、退院時にその施設にあきがなければ戻ることができない状況となり、他の施設等を探すことになります。いずれにしましても、施設入所者が当院に運ばれて入院となった場合は、入院時から退院支援担当者が本人やご家族、医師、看護師などの医療従事者、施設相談員などと協議し、入院期間にもよりますが、できるだけもとの施設に戻れるよう調整を図っています。しかしながら、介護施設では対応が困難な医療処置があることや、入院期間が長期になってしまうことなどがあります。その場合は、再度速やかに療養先の調整、転院支援を行っているところであります。
答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)
私のほうから大きな3、石山中学校の多人数学級についてご答弁申し上げます。小中学校における教室の床面積につきましては、国が作成いたしました鉄筋コンクリート造校舎の標準設計において63平方メートルという基準が示され、全国各地の小中学校の多くはこれを利用した施設整備が行われてきたものであります。石山中学校におきましても普通教室の床面積は63平方メートル以上となっていることから、当該基準を満たした校舎の設計となっているところであります。また、公立学校の学級編制につきましては、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律において、単式学級の場合、一学級の児童または生徒数を40人とすることが定められており、教育委員会といたしましては、この法令に基づき学級編制を進めるよう各小中学校へ通知しているところであります。北海道教育委員会では、中学校第1学年に関し、初等教育から中等教育への継続する学習のための基礎的学力の向上を図るため、一学級当たりの生徒数を40人ではなく35人を超えるものとする少人数学級実践研究事業を実施しておりますが、当該事業につきましては第1学年の生徒数が71人以上となる場合に限られており、石山中学校で当該事業に係る道教委の指定を受けることはできない状況であります。このような状況から、国の法令に基づく学級編制により、平成30年度の石山中学校における通常学級は第1学年が38人の一学級、第2学年が38人の一学級、第3学年が38人の一学級となる見込みでありますが、今後は生徒数の減少も想定されることから、現段階において多人数により教室内が狭隘となる点につきまして、抜本的な解決手段は難しいものと考えております。現状といたしまして、教室内においては、整理整頓の上、できるだけ机の間が確保されるよう努めておりますが、平成30年度からは通常学級が1学年一学級となることから、他教室の併用を含め、教室の空間、スペースの確保を図るなどの改善を行い、よりよい学習環境の創出に配慮してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 小黒弘
まず、1点目の人口減少の関係ですけれども、今総務部長のほうからお話をいただいたのですけれども、もうちょっと詳しく、私も北海道住民基本台帳人口移動報告というので平成28年までは調べているのですけれども、特に出生と死亡の関係で、先ほどは差の部分だけでお話があったので、今言った年度でいいのですけれども、そこがわかったら教えてください。
答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)
平成28年の自然増減で、詳しくは出生数が90、死亡者数266。追加しますと、平成29年ですと出生数84、死亡数251という数字になっているところでございます。
質問 小黒弘
実は今まで人口ビジョンを見ていたときに、人口ビジョンというのは2014年までだったのです。その後砂川市に若干の変化があらわれてきているなと思っています。それは特に社会動向と言われている転入、転出の関係の、今までは減少が200人を超えていたり150人を超えていたりというところだったのですけれども、今のお話でも、平成28年度では57人、29年では35人と減ってきていることは非常にいいことだなと思うのです。多分そこの原因というのは、若い層の人たち、いわゆる大学や就職で離れていった人たちが、若干人口も減ってきてしまっているものですから減少幅というのが少なくなってきているのかなと思われるところなのですけれども、そこは少し社会動向に関していえば減少がとまってきているので、ここはいい結果になってきているなと思うのです。問題は、出生と死亡の自然動向の関係なのですけれども、今もお話のとおりで、1年間での出生数、近いところでいうと平成26年は102人、平成27年90人、28年90人、そして昨年、平成29年は何と90を割って84人で、お年寄りが亡くなっていく。死亡の数は確実にふえていってしまっているという、ここですよね。ここが砂川にとってみると何とかしたいところだと思うわけです。全体的にも平成29年は、私はずっと人口の増減を調べてきているのですけれども、200人を超えてしまう減少ということになっています。200人を何とか切らないと、今までよく言われてきている人口の推計にとって一番厳しい、社人研と言われるのですけれども、ここの調査によっての減少率と、なかなかそこよりもいい状態で持っていくということができないので、何とか1年間の減少人口数が200人を割るような施策をとっていかないと、まさに人口ビジョンで一番悪い人口減少の推計になってしまうということになるわけです。これまでもいろいろな政策というのは打たれてきていると思いますし、市長も子育て支援についてはいろいろなことが行われてきていると思うのですけれども、残念ながら出生をふやすということには今のところつながっていないなと思うのですけれども、この辺のところ、特に先ほども自然減、社会減をとめる施策ということでお話を伺いましたけれども、出生の数を何とかふやしていくことができないのかというところをもう少し詳しくお伺いをしたいと思います。
答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)
出生数を劇的にふやす施策というのはなかなか難しいのかなと思っておりまして、人口ビジョン、総合戦略をつくった当時もお子さんの数というのは減ってくる可能性が強いですというお話もございました。その中で砂川市の状況として一番考えられたものとして、第2子、1人の子供はいるのですけれども、2人目の子供の人数が少し少なかったなということがございました。そういうこともありまして、その後の施策として多子世帯の保育料の関係、国に先んじて年齢撤廃をして、まずは半額にというところをやって、経済的にも2人目でも大丈夫ですよというメッセージを出していったのではないかなと思っています。あわせて、お母さんが働き続けられれば2人目もということで、安心してお子さんを預けられますよということで病児・病後児保育という施策も打ったところでございます。子供をつくる、という部分につきましては、1年とかそういう即効性はないものと思っております。子育て支援を断続的に、あらゆる場面で砂川市は子育てに優しいまちだという部分を発信しながら、安心して産んでもらわなければならないなという地道な活動をしている、施策を打っているところでございますので、即効性はなかなかないのですけれども、引き続き子育て支援というところで進めていかなければならないのではないかと思っているところでございます。
質問 小黒弘
砂川市には大きな病院があって、前もよく言っていたのですけれども、看護師さんたちというのは相当な数がいらっしゃるのです。以前に砂川市内でどのぐらい住まれているのかということを調べてみた結果があるのですけれども、実は若い看護師さんたち、未婚の方々が市内に住まれている場合は、80%以上が未婚の場合は市内に住まれているのですけれども、残念ながら結婚されるとそのパーセントは64%に下がってしまうのです。最近もう一回病院のほうに聞いてみたのですけれども、そのときは既婚の数がないデータをもらったのですけれども、残念ながら滝川や新十津川や奈井江の数字が上がっているのです。ここは残念なところでありますよね。せっかく若い女性の皆さんがいらっしゃるのだけれども、結婚すると砂川市内を離れてしまうということがあるわけです。とにかく何とか人口をふやしたいということでもあるわけですけれども、今までも移住定住のほうも、社会動向、そっちの関係も含めてなのですけれども、移住定住のいろんなこともやってきてはいると思うのですけれども、まず何を言われるかというと、砂川市は仕事がないというのと家賃が高い、これが最大のネックのようなのです。砂川市に住もうとしたときにですけれども。意外と今、何とか人口減少をとどめたり、もしかしたらふやしたりという部分というのはそう難しくない、わかりやすい状況になってきているのではないかなと思うのです。出生を上げること、それからなるべくならば、今言う移住定住で難しいと言われている仕事がないということと家賃が高いということを何とかクリアできていった場合にはそこの施策が打ちやすくなるのではないかと私は考えているのですけれども、出生の関係でいくと、今総務部長おっしゃったように、1世帯でいわゆる多子世帯が少ないという状況は、いろいろ調べていくとはっきりわかってくるのです。人口ビジョンの中でも、結婚しても子供を持つ人が少ないという結果ももちろん出ていますし、もう一つ、これも人口ビジョンの中にあるのですけれども、理想の子供の数の達成状況という資料があります。その中には、既婚されている方の中でも特に、既婚者全体の中で自分が持ちたいと思っている子供の数に達していないという方々は60%を超えるのです。もっと言うと、25歳から29歳あたりの女性の方、既婚されている方ですけれども、もっと子供が欲しいけれども、事情があって今のところ産めていないと思っている人の数は何と70%を超えてくるのです。本当は皆さん、もう少し子供を産みたい。2人も3人も欲しい。だけれども、何がそこの要因になっているかというと、子育てや教育にお金がかかり過ぎること、それと経済的に厳しいということが、本当はもう少し兄弟が欲しいのだと思っているのだけれども産めないという原因になっているということなのです。私はもっともっとここのところ、なかなか看護師さんたちも既婚するとよそに行ってしまうという傾向もあるという状況の中で、今子供が1人生まれている世帯に、もう1人、もうあと2人というアクションというか、そちらに向けての施策をもう少し厚目にする必要があるのではないかなと考えています。この辺のところも含めて、せっかく今までやってこられているのですが、多子世帯に対しての施策も打たれているとは思うのですけれども、さっきも言ったように、子育て、教育にお金がかかり過ぎたり経済的に厳しいというこの状況に、わかりやすいような施策というのが必要なのではないかなと思っています。例えば、今までありましたよね。多子世帯に向けての支援の取り組み事例というのは結構たくさんあったり、出生時に子育て応援券を配布するだとか、今砂川で一番は、市長は余りやりたがっていないのですけれども、子供に対する医療費の補助という枠をもう少しふやしてあげるべきだと思います。特に多子世帯の場合にまず第1段階としてやったらどうかなと私は提案したいところなのですけれども、例えば、今は未就学児までしか無料化になっていない砂川市なのですけれども、第2子までは小学生まで無料にするとか、あるいは第3子以上は中学生まで医療費を無料にするとか、段階的に多子世帯の方々がふえていくような状況をつくれば出生の数もふえていくのではないかと私は考えています。そんなようなことは今後考えていかれないのかなと、まずそこら辺のところをお伺いをしたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)
個別施策の内容については、担当がそれぞれ部署ごとにいるということもあるので、なかなか答えづらい部分もございます。また、議員さんのご指摘ありました28年1月につくった総合戦略、人口ビジョン等々でのアンケートを踏まえてのお話をいただきました。このアンケートを踏まえて、27年から前倒しでやっていますけれども、27年、28年、29年と多子世帯も含めて子育て支援における施策、先ほども答弁させていただきましたけれども、施策を数多く打たせていただいております。これからその成果も出てくるのではないかなと思います。先ほども話しましたけれども、出生数、子供が生まれるには日数が当然かかりますし、今独身の人がいても、その方が子供を授かるまでは月数、年数というのがかかるものですから、即効的な部分ということでは数字はあらわれてこないと思いますけれども、少子化対策、多子世帯に対する施策というのを十分今までは受けていますので、まずはその様子を見なければならないのではないかなと思います。個別の部分についてはなかなかコメントできないかなと思っていますけれども、市全体としては引き続き子育て支援というところは手をおろさずに進めていかなければならないなと思っておりますので、その辺で理解いただけないでしょうか。
質問 小黒弘
出生数の減少というのは、教育やなんかにもいろいろな意味で大きな影響をもたらしますよね。北光小学校は複式化になっていくということ、それから新聞でも取り上げられましたけれども、新1年生が90人を割った。10年前の半分になってしまっているという状況があるわけですから、今の多子世帯に向けての支援策というのが確実に今後効果を上げていけるのかどうかというのはまだまだ、そこに向かって打つ手というのはどんどん打っていってわかりやすい施策をしていかなければならないのではないかと思うのですけれども、それから先ほどの社会動態の中でも1つ提案をしたいと思うのですけれども、砂川には本当に仕事がないのかということなのですけれども、女性に向けての専門的な仕事というのは十分あるのだと私は思っているのです。例えば看護師さんたちは、いつも少ないと病院のほうは言われています。それから、介護職も不足しているという状態もあると思います。また、よく市のホームページを見ると、保育士さんたちだとか学童の指導員の募集なんかがいつもいつも載っている状態ということになっていますよね。そんなことを考えると、そういう専門的な部分の仕事というのは、まだまだ砂川市ではニーズがたくさんある。ここを何とか移住定住の中でもしっかりとアピールする必要もあるのではないかと思うのですけれども、聞くところによると、都会では3組に一組が今は既に離婚をしているそうなのです。シングルマザーが急増しているらしいのです。札幌でも、ついこの前新聞でありましたけれども、認定保育所で6,000人申し込んだのだけれども、2,000人以上がそこに落選しているという状態があるわけです。うちからも近いあの札幌で、シングルマザーで仕事もしたいのだけれども、子供を保育所に預けられないと、こんな状態があるのです。砂川なんかは待機児童はゼロです。ここに着目をしたらどうかなと思うのです。前にテレビを見ていたらたまたまやっていたのが、シングルマザーを移住させようと。シングルマザーに限っていろいろな有利な助成策とかというのを打ちながらやっているということがありました。今言った看護師さん、例えば介護職、保育の関係、これはみんな女性の方々が合う職種だと思うわけです。近い札幌でも、子育てをしながら仕事をするというのが難しいシングルマザーの方々が多いという話も聞けば、何とかこの方々を砂川に呼んだらどうかと私は考えるのですけれども、実はチ・カ・ホでいいパンフレットをもらってきました。きのうも話題になっていたのですけれども、このパンフレット、市立病院が手づくりでつくったパンフレットらしいのですけれども、チ・カ・ホに置いてあるパンフレットなのです。砂川にはとても大きな病院があって安心できると書かれていて、もう一つ、このパンフレットのいいのは、ここで看護師さんたちを募集しているのです。私がさっき言ったように、もしも札幌でチ・カ・ホを歩いている人がこのパンフレットを見たときに、砂川にはこんな大きな病院があったのだと。ここで働いてみるかと。私はシングルマザーで看護師なのだけれども、札幌で働くにしても子供を預けられないし、こんなちゃんとした病院がある砂川だったら行ってみてもいいのではないかななんて思ってくれるようなこともあるのではないか。その1つの動きが出たのが市立病院がつくったパンフレットかなと私は思うのですけれども、こんなことをどんどん、どんどんぜひやってもらいたいと思っていまして、これは所管がどうのではなくて、総務がしっかりと全体を把握しながら移住定住、出生数を上げるということをしっかりやってほしいと思うのですが、市長、この辺のことで何かご発言はありませんでしょうか。
答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)
小黒議員と子育てについては私が市長になってから何回も論議しているわけでございますけれども、私が市長になったときに言ったのは、砂川の魅力はどこにあるのだと。要するに、ほかのまちがやっているからこれをやるなんていう考え方はしないと。砂川がほかより秀でている部分はどこなのだと。それに特化しながら砂川の状況に合わせてまちづくりをしないと、金太郎あめのようにほかもやっているから同じようなことをやって本当に効果はあるのかと。その1つには、医療費の無料化。本州の県ではみんながそろってやって、お互いに医療費を上げて、経費も出ていって、効果はなかったと。医療費の無料化だけで人はふえるのかといったら、現実にはこの近隣もなっていないと。それで、私がよく言ったのは、今、日本で一番の課題は、医療費が上がっているのをどう抑えていくか。総務省が今考えているのは、医療費を削減するのは、実際に担っている地方が削減しないと落ちないと。何を言いたいかというと、地方が下げるような努力をしているところにある程度交付税なりなんかを変えようかという状況になっておりまして、医療費の無料化をやったところでは、みんながやって自分のところの経費が、結構かかりますからすごくふえていて、国に何とか助成してくれという動きもあるけれども、国のほうは冷淡で、自分たちの政策で医療費を上げておいて補助しろとはどういうことだという状況になっているので、私は医療費の無料化というのは、効果がないとは言いませんけれども、それをやることによって自分のところも医療費もさらに上げていって、さらに支出をふやす、そういう政策はすべきではないと。だから、医療費の無料化をやらないで、ほかのほうの政策をやるのだと。例えば保育所、2子目は半額にして、3子目はただにしようと。それは国がやる前からうちはやっていた。また、お母さんたちとヒアリングしたときに何がネックですかといえば、共稼ぎ世帯がほとんどですから、保育所の問題であったり、共稼ぎしやすいような体制をつくってくださいと。職安のほうで若いお母さんの募集がない。なぜかというと、子供が病気になると休まれるので採用しないと。ですから、うちは病児保育をやった。病後児保育もやった。病児保育をやっているのは数は少ないですけれども、砂川市は市立病院がありますから、共稼ぎしやすい環境を徐々に整えていく。子育てに関していえば、私は医療費の無料化は未満児しかしていませんけれども、ほかのほうの政策は決して他市より引けをとっていないと。ただ、そういうことをすることによって、うちの出生数がどうしても落ちていくのをとめることはできません。だけれども、落ち方をすごく少なくしていると。100人切ったとかどうのこうのと言われますけれども、そうしたら他市の砂川市より人口の多いところの出生数がうちよりも少ないという現実もあるのは、私のやってきたのは間違いなく効果が出てきている。20代、30代の女性の割合が空知では一番砂川市が高い。ですから、消滅可能都市としては砂川は一番下位にいると。それだけ条件が整っているから、そこの人たちの婚活をやったり、何とか子供を産んでもらう、住みやすい状況をつくるというのが私の政策であり、その中から少しずつでも効果を出していこうと。また、財務省の建物がありますけれども、小黒議員は余り賛成していなかったみたいですけれども、買い取ってやったところにはすぐ4組9人の方が入って、そのうち1世帯は子育て世帯が入ってきましたので、少しずつでも減少に歯どめをかけるような努力は私はしてきたつもりで、数字にもそのような結果が出てきていると。ただ、死亡する人をとめるというのは、高齢化ですからふえていくのはとめようがございませんけれども、出生のほうを何とかしようと。それから、看護師さんが滝川のほうからといっても、もともと滝川の人が採用になって来ている場合もあったりして、なかなかその辺は難しいのですけれども、住むところの問題があったり、家を建てる時代でもなくなるから、住む場所をどうマッチングさせていくかということで、いわゆる移住定住の空き家対策ですか、それをうちの職員を2名専属で配置して、全戸把握しましてデータベース化しました。そして、持ち主なり、その子供たちのデータもやりとりも全部記録で残しておりまして、そこをマッチングしながら空き家と若い人たちが、家は建てられないけれども改修して、買うだけのお金で条件が整うかどうかというのはこれから行っていけば、ある程度そういうところで定住をふやすことができるのではないかと。単身の人はアパートが、小黒議員言ったとおり、私はずっと言っていますけれども、市内の相場は高過ぎで、なかなか砂川に住むのは厳しいから、滝川の安いアパートに入って通ってくるというのは私が以前から言っているところで、そこは民業圧迫という難しい問題もございますから、他市から来る人たちの受け皿として住宅をつくるとすぐ埋まったということは、そういうニーズは間違いなくあると。そこは空き家の中で何とか対応できないかなとやってきていまして、その成果は正直言って、先ほど総務部長言った数字の中から私は確実に出てきていると読んでおります。ですから、うちの実態に合わせた政策を着実に、ほかの市町村に惑わされることなくうちの特徴を生かしてしっかりやっていけばうちはしっかり生き残っていくと、そう思っているところでございますけれども、足りなければまたご質問してください。
質問 小黒弘
市長のお話しになっていることは大体私もわかるのです。わかるから今回はもう少し違う、もし私が市長になったらどうしようかなと考えてご提案をしているのですけれども、まず第1点、先ほどから言ったように、せっかく産もうとしている人たち、現実に砂川に住んでいるこの人たちへもう一頑張りしていただいて、子供を産むきっかけになってもらえるような施策を打つこと。その1つとして、医療費については市長はどうしても嫌みたいなのですけれども、さっき言ったのは、2子目の場合は小学生まで、3子目以降になったら中学生までを無料にしたらどうかというご提案です。それから、ほかに住んでいるシングルマザーの人たちに施策をちょっと厚目にして、この人たちが砂川に来て働こうと。もちろん子供も一緒に連れてくるわけですから、これはぜひやっていただいたらいいのではないかなと思うわけなのですけれども、今まで何もしていないなんて決して言っていないのです。なかなか出生数が伸びていけていないので、これをさらにもう一歩というところの、私は今ご提案をしているのですけれども、この辺について市長はどんなお考えになりますか。
答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)
先ほども言ったのですけれども、今の国の一番の課題は、黙っていても1兆2,000億ぐらいずつ毎年、何もしなくてもふえていく社会保障費、その中でも一番大きいのが医療費、それをどう抑制していこうかというときに、医療費の無料化をすることによって、国レベルでいえば8,000億以上の金が、単純に医療費がはね上がっていくと。そういう状況の中で市町村が、無料化するのはその市町村の考えでいいのですけれども、することによってさらに自分のところの医療費を上げて、自分の財政も圧迫しながらやるのなら、私はそこにお金をかけるのではなくて、違うところの子育て支援のほうにどんどんかけるべきだと。皆さんすぐ医療費無料化と、猫もしゃくしもといったら怒られますけれども、どこの市町村もやっていて、恐らく空知でやっていないのは滝川と砂川ぐらいで、医療費を無料にして本当に人口はふえたのかといったらそういう結果は出てこない。まちの魅力を出してあげないと人は集まらない。一番最初に言われるのは教育と買い物。その次はいろんな政策なりまちの魅力をどう上げていくか。例えば高齢者が住みやすいだとか、共稼ぎしやすいだとか、そういうメニューをいっぱいそろえるとか、まちの基盤を整備するだとか、無電柱化も含めてそういう魅力をあわせていくことによって人が集まってくる。ただ無料化だけで人がどんどん集まるのなら、ほかのまちの人口はもっとふえていってもいい。でも、現実にはうち以上の勢いで落ちていっている。だから、そこではないと思うのです。やり方は、無料化にしなくても、それにかわる、例えばもっと小さい子、いわゆる手のかかる子供たちにいろんな施策をやることによって、子供にそんなにお金はかからないのだよという見せ方というか、施策が必要だというのは、若いお母さんたちとヒアリングすると必ず言う言葉でございまして、確かに無料化の話もございましたけれども、私はそれはどうしてもできないのだと。それをやるのなら、違うほうでお金をかけてやるからという話を直接しております。みんなそろって無料化にして、効果がなかったという結論がほかの県で出ているやつを今やるのなら、違うほうに出すべきだと。もっと違う方法はいっぱいありますから。今回、新年度の予算でまた出しますけれども、お母さんたちが言うのは、それにかわるのなら、わかりましたと。こういうところをやってくださいというほうの選択を私はしたというだけで、そこをやるのなら違うものでかえれると。要するにお母さんたちが産むときにかかるような経費、産むときに必要とするもののところに手をかけるべきだという考えでございますから、医療費にかわるもので負担軽減になるような方法、違う方法を選択しているということですから、効果としては私はそんなに違わないと思うのです。保育所をただにするとかそういう施策をやることによって負担はもっと軽減できるわけですから、それが子供を産むための動機づけに恐らくなっていくだろうと。出生率が100切ったとかどうのこうのと言われますけれども、ほかのまちの落ち方と、人口が多いのにもっと少ないところがあると。うちはそれだけ今までやってきたのが少しずつ効果が出ていると。落ちるのをとめるのは至難のわざかもしれませんけれども、落ち方を少なくしながら何とかこのまちをもたせていこうと。うちのまちの特徴に合わせた施策をやりながらという考えですから、医療費無料化については、何回言われても私はやる気になれません。
質問 小黒弘
この話はなかなか平行線というか、ただ何かのときに私の今2つ言った、多子世帯への補助を厚くさせること、それからほかに住んでいるシングルマザーの人たちを砂川に何とかという話、ふと思い起こしたらまた考えていただきたいなと思います。2点目のことに話を変えていくのですけれども、そもそも他市町の人が救急車で運ばれてきて市立病院で亡くなってしまったときに、何で病院で最後の火葬までしていかなければならないのかというところというのは、根拠というのは何があるのかお伺いしたいのですけれども。
答弁 病院事務局審議監 山田基(病院事務局審議監は2020年3月まで)
まず、今のご質問、なぜ病院が火葬までというお話がありましたけれども、病院としましては火葬までは行っておりません。最初にお伝えした死亡届を出すまでで、火葬等は市のほうにお願いしているというところでございます。なぜ途中まででも私たちの病院がしなければならないのかというところなのですけれども、身寄りを探すというところは当然私たち、死亡しなくても入院患者さんのいるときに手術等で同意をとらなければならない場合もありますし、確認しなければならないという仕事であります。その後不幸にもお亡くなりになったというところですけれども、その場合いつまでもご遺体を病院に置いておくわけにもいきませんし、先ほど言ったように、病院で火葬するということにもなりませんので、それは誰かに引き取ってもらわなければならないというところです。それを探して最終的に身寄りがいなかった場合は、墓地、埋葬等に関する法律というものがありまして、死亡地の市町村長がそれを実施することということになっておりますので、うちの病院長が死亡届を出して、市のほうにお願いしているという状況でございます。
質問 小黒弘
今言った墓地、埋葬等に関する法律、昭和23年に施行されている古い法律なのです。たまたま身寄りのない方がうちに救急車で運ばれてとなるのですけれども、なぜ他市町に限ったかというと、住んでいたところから救急車で運ばれてくるわけだから、住所はちゃんとわかっているはずだと思うのです。つまり、どこかのまちに住まれている方がうちの病院に来た。不幸にもうちの病院で亡くなった。亡くなったのだけれども、この人、実は身寄りがなく、あるいは身寄りがあったとしても、私はこの人とかかわりたくありませんといった場合であっても、市立病院が最後までお見送りをしなければならないというのは、どうも私わからないのです。市立病院ではなくて、住んでいたところ、救急車で運んできたもとの自治体がちゃんとやってくれればいいのではないのかと普通に思うのですけれども、そうはいかないということと、それからまたそういう事例も今現実にあるということなのですね。
答弁 病院事務局審議監 山田基(病院事務局審議監は2020年3月まで)
運ばれてくる方には本当に住所不明の方もいらっしゃるのですけれども、大体はそのまちから運ばれてきますので、居住実態というのはあろうかと思います。ただ、情報を仕入れるときに、戸籍とかそういうところでほかの市町に確認をさせていただいて、こういう方が今運ばれてきているのですと。身寄りはいませんかというところから始まるのですけれども、今議員さんおっしゃったように、もともと身寄りがいない場合と、身寄りはありますけれども、かなり疎遠になっていて私は引き取りませんという方もいらっしゃいますし、また身寄りがいらっしゃっても、例えば本州とかでご高齢の方で、引き取りに来るのはかなり難しいという場合で、拒否といいますか、される場合もあります。いろんな場合があるのですけれども、それらも含めて他市町の福祉サイドとかそういうところとお話はさせてもらうのですけれども、先ほど言った墓地埋葬等に関する法律の第9条の規定に基づいてそちらでやっていただければと言われますので、それ以上はどうしようもないのかなということで、私たちが届け出までは出して、砂川市のほうにお願いしているという状況です。
質問 小黒弘
いろんなところから砂川というのは救急車で運ばれてきますよね。センター病院だし、高度急性期の病院だから、いろんな状況でいろんなまちから運ばれてくると思うのですけれども、各自治体によってその対応というのは違うのでしょうか。
答弁 病院事務局審議監 山田基(病院事務局審議監は2020年3月まで)
各まちによって対応が違う場合もありますけれども、協力的に身寄りといいますか、親戚とかの身内でなくてもふだん近しくしている人を探していただいたり、そういう引き取っていただける方を見つけていただく場合もございますし、最終的に探してもどうしてもというところであれば法律ということでされる場合もありますので、まちなのか担当者によって若干変わるようなところがあるのは事実でございます。
質問 小黒弘
砂川市民ならわかるのです。市立病院だから、人命を大切にというその気持ちもよくわかるし、そのために仕事を一生懸命やっている皆さんの努力もわかるのだけれども、地域医療連携室というのは大変なところだと思うのです。忙しさというのは。そこに、他の自治体から運ばれてきた人が亡くなって、身寄りがなかったらうちのまちでお見送りをしなければならないというのがどうも私はわからなくて、確かに法律ではそうなのかもしれないけれども、今後ますますうちの病院というのは地域のセンター病院になっていくし、よそから救急車で運ばれる方々がすごく多くなってくる。この方々を救急車やその立場で即座に判断なんかできるわけでもないわけで、せめてそうなったときにはもとの自治体がちゃんと協力するということぐらいはあってもよさそうな気がするのですけれども、市長、広域的に考えていったときに、こういう病院を持っているからこそ大変なことというのが、今後高齢化もますます膨れていくときに首長さんたち同士でこの辺のことというのはできないものかなと思うのですけれども、どうなのですかね。
答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)
話をしても首長は乗ってきませんでした。わかるのです。今の法律とか状況からいくと、うちは3次医療圏の救命救急センターを持っていると。その分に伴って国から厚く特交なりお金が出て、不採算部門が何とかやれるようにしていると。また、病院にとっても、救急で来ることによって収益が上がる分野も現実にあって、プラス・マイナスどっちをとるかというのは難しいところなのですけれども、現実的にはその負担を違う圏域で求めようとしたら周りの自治体から拒否されたというのがございますし、恐らくその分の負担というのを求めるのは、そういうのを送るなとは各自治体の首長には言えますけれども、現実的にはなかなか、病気になって運ばれる人が大惨事の生きるか死ぬかというときには3次医療圏の救命救急センターに持ってくるという、そういうことにはなるのだろうと。それをうちは受けざるを得ない立場にあって、東京とか大都市へ行くと、民間の病院は一切受けません。そういうのがあるから受けないのです。踏み倒されたり、子供を産んでいなくなる。救急で来る場合は大体そういう場合が多いので、大都会では民間の病院は受けないと。どこが受けているかといったら、自治体病院なり公的病院がそれを受けざるを得ないという役割になっているのは現実としてある程度やむを得ないかなと。自治体間同士でそういうのはやめてくれと言っても、首長は誰が病気になって、どんな人が行くかも把握できない状況にあるので、ある程度砂川市立病院の立場としては、そこは受けざるを得ないのだろうなとは思っています。
質問 小黒弘
次の質問、石山中学校の関係の質問に移っていきたいと思うのですけれども、授業参観に行ったときに驚いたのです。先ほど次長は教室の広さ等もお話しいただいたのですけれども、今の中学生は体格がいいですからあふれんばかりで、いい言葉で言えないぐらい熱気むんむんで、しかも荷物もたくさんあるものですから、あふれ返っているという状態です。法的には確かに40人というのは私もわかるのです。ただ、砂川市としてこの現状をこのまま見過ごしていていいのかなという思いがあって今回の質問になっているのですけれども、先ほどの答弁ではこれ以上はどうにもなりませんみたいなお話になっています。先ほど次長もお話しになっていたとおりで、この石山中学校、来年含めて3学年だけなのです。その後というのは一気に本当に下がっていってしまうのです。砂川市がお金を出せば、この38人、39人の学級を2つに分けることはできるのです。そういうことは全く考えられないのかどうかお伺いしたいと思います。
答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)
砂川市の学校の学級編制につきましては、国で定める40人という学級のもとにこれから編制をしていくということで変わりございません。
質問 小黒弘
国が定めると言ったら、砂川市独自の教育、教育行政というのはないのかという話です。ほかの小中学校というのは、今の砂川の現状でいくと、それぞれ20人から、多くて34人ぐらいかな。適正な学級規模になっているのです。偶然と言ったら偶然なのですけれども。ところが、石山中学校だけが40人ぎりぎりという状態です。3年間だけ、この状態が続くのは。これを過ぎれば周りの学校と同じような状況になる。3年間だけ何とかならないのかということなのです、私が言うのは。教育長、国でこう決まっているのだから砂川はこのままなのですと、こういう冷たいお答えしかないのですか。
答弁 教育長 髙橋豊(教育長は2025年3月まで)
ただいま40人学級ということでのご質問ですが、こちらのほうは今、冷たいということではなくて、この基準の中で今までも行っていると。つまり、40人ですと40人が1学級、41人になると20人と21人の2学級と。これは、小学校でも中学校でもそれに応じた教育を行ってきたということであります。例えば市費教員を入れればできるかもしれませんが、ただそこは、教科云々というのがあれば、もしやるとすれば小学校から始めなければならない部分です。石山中学校がこの3年間だけだからここを入れるというのは、教育の継続性としてもなかなか難しいです。それと、現実的な話をさせていただきますと、市費教員を確保して担任を持っていただくというのは非常に大変です。人材も、市費教員というのは期限つきですので、正職員ということにはなりませんので、そこのところを踏まえていくと、全市的な小中学校の考え方から持っていって、そして最終的に中学校まで上がっていくかどうかということになりますので、現在の石山中学校だけということについては、国の基準どおりやりたいという考えでございます。
質問 小黒弘
先ほども言ったとおり、ほかの学校は、適正というのはどこが適正かというのはまた別な話なのですけれども、20人からせめて三十数人の、それなりの平均した砂川の。ただ、さっきから言っている石中だけが今こういう状態なので、ここを何とかということは別に何にも不思議ではないなと私は思っているのですけれども、1つだけお伺いしたいのですけれども、何とかならないのかなと思って文科省のホームページを開いてみたら、学級編制の弾力的な運用というのが実はあるらしくて、市町村別の教職員定数等の範囲の中で学級編制の弾力的な運用が可能という1行を見つけたのですけれども、この辺というのは石中では適用ができないのかどうかお伺いしたいのですけれども。
答弁 教育長 髙橋豊(教育長は2025年3月まで)
この弾力的な運用を現在行っているのは北光小学校ということになります。これは、人数が多いというよりは少ない複式の関係で市の単費を入れているということになっていますので、実際にはそこに入ってはいますが、ここだけは基準外ということになっています。ただ、何回もお話しするように、市全体で小中学校含めて考えていかなければならないという市教委としての考え方ということになりますので、ここの石山中学校だけを抜き出してという考えはございません。
質問 小黒弘
普通の学級の授業そのものもあふれているのですけれども、例えば理科の実験、これだって砂中の子供たちと石中、これだけの人数が一遍にそこに入っていろいろ授業をやらなければいけない。これは本当に教育機会の均等が奪われてしまっているのです。家庭科だって家庭科室の中の広さ、これはスペースがあるわけでしょう。今のうちの新しい小学校みたいにオープンスペースだったら廊下まではみ出ても構わないのだけれども、砂中は古い学級だから、コンクリートでそれ以上延びないのです。理科とかそういう学科の場合、これからもぎゅうぎゅうであってもそのまま続けるというおつもりなのでしょうか。
答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)
社会と数学、音楽、これにつきましては基本的に特別教室というのが別にございまして、そちらのほうで授業を行う。さらに、理科、技術は必要に応じて使用するということで、そちらのほうに移動して授業を行うということで今実際も行っております。
質問 小黒弘
ここは本来9学級ある学校なのです、石山中学校というのは。それを3クラスだけ使って今授業をしている。せめて何らかの支援員なりを補強するなりするというお考えはないのか最後お伺いして、終わりたいと思います。
答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)
支援員というのは、特別教育支援員というのを石山中学校に配属しておりますので、その支援員は現状のまま引き継いで、授業のサポートに入っていただくということで考えております。