みんなの議会

砂川市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日

(1)地方自治法改正に伴う監査機能の充実、強化について/(2)大学等の機関との地域振興等につながる包括連携の推進について/(3)北朝鮮のミサイル発射時の対応等について/(4)砂川市立病院改革プランに基づく病院経営について

2017年9月12日、砂川市議会の一般質問で、武田圭介議員が「地方自治法改正に伴う監査機能の充実、強化について」「大学等の機関との地域振興等につながる包括連携の推進について」「北朝鮮のミサイル発射時の対応等について」「砂川市立病院改革プランに基づく病院経営について」について質問し、監査 栗井久司、総務部長 熊崎一弘、病院事務局長 氏家実、市長 善岡雅文が答弁しました。

質問者
武田圭介 議員
答弁者
監査 栗井久司、総務部長 熊崎一弘、病院事務局長 氏家実、市長 善岡雅文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 武田圭介

おはようございます。それでは、既に通告してありますように、大きく4点について一般質問を行います。大きな1点目は、地方自治法改正に伴う監査機能の充実、強化についてであります。地方公共団体等における適正な事務処理等の確保並びに組織及び運営の合理化を図るため地方自治法の一部が改正されました。その中には監査機能の充実、強化も盛り込まれています。改正法の全部施行は平成32年4月1日ですが、監査機能の充実、強化については一部が平成30年4月1日から施行されます。そこで、以下の点について伺います。(1)法改正に伴い、制度的にも監査機能の充実、強化が行われますが、砂川市監査委員として今後の監査に対する考えについて。(2)監査を行う際の監査基準については、その策定と公表が義務づけられました。その内容や進捗状況及び公表に向けてのスケジュールについて。(3)地方公共団体における適正な事務処理等の確保並びに組織及び運営の合理化を図るという法改正の目的からして、従前以上に行政監査の必要性が高まってきていますが、これを機に行政監査を積極的に活用する考えについて。(4)このたびの法改正では監査委員のもとに監査専門委員の創設も盛り込まれましたが、この監査専門委員の採用についての考えについて。次に、大きな2点目は、大学等の機関との地域振興等につながる包括連携の推進についてであります。地域がこれ以上衰退しないためにも外部機関等との連携は重要です。砂川市は市内に大学等の学術、研究機関がありません。さまざまな分野に関する地域の課題解決、振興、活性化を図るために豊富な知的資源を有する大学等の機関と協力して連携していくことは、協働を基調としたまちづくりを構築するためにも学術、知的な面から力強い支援になるものと考えます。そこで、市から積極的に大学等の機関に対して包括的、継続的な連携ができるように働きかけていくべきと考えますが、市としてどのように考えるか。次に、大きな3点目は、北朝鮮のミサイル発射時の対応等についてであります。8月29日の早朝、北朝鮮から発射された弾道ミサイルが北海道上空を通過しました。直接砂川市が目標とされていなくても、上空をミサイルという兵器が通過するリスクについては万が一に備えての対策を考えておかなければなりません。全国瞬時警報システムJアラートについても各地でトラブルが相次いだという報告もありました。危機管理の一環として、大事な市民の生命を守るための対策は万全にしておかなければなりません。そこで、以下について伺います。(1)今回の事態における市の対応と今後に向けての検証等について。(2)市民の安全確保を第一として、砂川市国民保護計画の見直し、関係機関との連携、情報周知のあり方、住民が参加する避難訓練の実施等についてどのように考えているか。最後に、大きな4点目は、砂川市立病院改革プランに基づく病院経営についてであります。本年3月に平成29年度から平成32年度までの期間を対象とした砂川市立病院改革プランを策定し、今後も安定した病院経営を続けていくための方向性が示されました。改革プランの中でも触れられていますが、域内の人口減少等の要因により、今後入院、外来ともに患者数の減少が想定されています。患者1人当たりの単価を上げていくことで当面は収益の確保を図っていくことは可能と考えますが、診療報酬の改定状況によって流動的であること、ここ3カ年の医業収益と医業費用の収支状況を見ると、医業収益がほぼ横ばいである一方、医業費用は増加傾向にあり、収益性が低下しつつある傾向が見られるといった不安材料もあります。改革プランにおいては、病院経営の安定のために目標達成に向けた具体的な取り組みを、①、財務の視点、②、顧客の視点、③、業務プロセスの視点、④、学習と成長の視点から検討して取り組んでいます。この中には従前から実施してきたことを引き続き行うもの、新しく力を入れていくものとがあります。具体的な取り組みについて現在までの進捗状況や今後の進め方について伺います。以上のことを伺いまして、1回目の質問といたします。

答弁 監査 栗井久司(監査は2023年9月まで)

それでは、大きな1番の地方自治法改正に伴う監査機能の充実、強化についてご答弁申し上げます。(1)の法改正による今後の監査に対する考え方についてでございますが、最初に地方制度調査会設置法により第31次地方制度調査会は、内閣総理大臣の諮問に応じて、地方行政体制、議会制度及び監査制度等のあり方について専門委員会を通じて審議が進められ、内閣総理大臣に答申されたところです。このたびの地方自治法改正において、地方公共団体等における適正な事務処理等の確保並びに組織及び運営の合理化を図るため、都道府県、指定都市には内部統制に関する方針の作成が義務づけられ、その他の市町村については努力義務とされたところです。さらに、監査制度を充実、強化することもうたわれ、監査委員による監査基準の策定、また勧告制度や監査専門委員の創設なども含まれております。これまで当市における監査等は、全国の都市及び一部事務組合が会員となっております全国都市監査委員会が制定した都市監査基準準則に基づき監査、検査及び審査等を実施してまいりました。このほどの法改正により、各地方公共団体の監査基準は監査委員がつくることと新たに定義されましたので、砂川市においても監査委員が策定する監査基準に従い監査等を実施し、適正な事務処理等の確保など、限られた監査体制の中で監査機能を十分に発揮できるよう実現させてまいります。次に、(2)監査基準の策定のスケジュール等についてでございますが、最初に改正法に基づき国、総務大臣は、普通地方公共団体に対し監査基準の策定についての指針が示されます。これに基づき全国都市監査委員会が統一的な監査基準のガイドラインの策定を行い、地方公共団体共通の監査基準が示されますので、砂川市監査委員はこれを参考に監査基準の策定を進め、策定後は直ちに市議会、市長及び教育委員会、農業委員会、選挙管理委員会に通知するとともに、この監査基準を公表することといたします。これら一連のスケジュールにより、平成32年4月1日より新たな監査基準による監査等が実施されることとなります。次に、(3)行政監査の積極的な活用についてでございますが、これまでの監査委員による監査等の種類及び内容については、地方自治法による義務的な監査等として定期的な財務監査、決算審査、例月出納検査、基金運用審査及び健全化判断比率審査であります。ご質問いただきました行政監査は、現行法的には随時、任意による監査とされておりますが、毎年定期的に実施しております財務監査時にあわせて適正な事務処理による事務事業の実施内容等を精査し、最小の経費で最大の効果が上げられているかどうか、また今後の課題や問題点に係る取り組み状況や改善対策なども含めて、昨年の実績では定期監査時に25課・事業所の全担当者からそれぞれ聞き取り調査を行っております。行政監査の単独実施は積極的に検討していかなければならない課題でありますが、限られた事務局職員数と監査委員による効率的な監査体制を運営、維持するためにも、現行の定期監査時の体制の中で取り組んでまいりたいと考えております。法改正後は地方公共団体における人口減少社会において合意形成が困難な課題等についてこれを解決することが求められており、市長、議会、住民及び監査委員等がそれぞれ役割分担の方向性を共有しながら事務の適正性を確保することが重要であると認識しているところであります。次に、(4)監査専門委員の採用についてご答弁申し上げます。今回の改正により、監査制度の独立性、専門性を高める外部の視点から体制強化を図るため、監査委員が特定の事件につき常設または臨時の監査専門委員を置くことができると定められたところです。監査専門委員は代表監査委員が議会選出監査委員の意見を聞いて専任するとされ、監査委員の委託を受けて特定の事件に関する事項の調査を行う非常勤の専門委員であります。監査専門委員の採用に当たっては、住民監査請求などのうち専門性の高い特定な事件の請求があった場合などに必要になると考えられます。監査専門委員を置く場合には、市監査委員条例及び特別職の職員で非常勤の者の給与及び費用弁償に関する条例の改正と、報酬を支給するための予算措置も必要となりますので、市長に対し監査体制の充実強化の要望として、監査専門委員の採用の必要性など十分な協議が必要になると考えております。

答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)

私のほうから大きい2と3についてご答弁申し上げたいと存じます。まず、大きな2、大学等の機関との地域振興等につながる包括連携協定の推進についてご答弁申し上げます。大学と地域との連携協定につきましては、平成15年に出された文部科学省の科学技術学術審議会の答申、さらにその後平成19年の学校教育法の改正により教育研究成果を積極的に社会に貢献、還元していくことが求められるようになったこと、加えて平成24年度から開始された大学生と大学教員が地域の現場に入り、地域の住民やNPO等とともに地域の課題解決または地域づくりに取り組む、総務省が提唱したいわゆる域学連携、地域づくり活動などの動きを契機として大学等との連携が進んでいるものと承知しているところでございます。その内容については、共同研究の推進、まちづくり、産業、観光振興等の地域経済発展、人材育成、保健福祉医療の向上、キャンパスの開放など多岐に及んでいますが、その多くは、枠組みを決定してその後の連携方針を確認する形で協定の締結を行っている例が多いものでございます。大学と自治体との協定では、大学側から立地している地元の自治体と協定を結ぶ例が多いことから、大学などとの地縁があること、また人的な交流が継続的にあったことなどが連携協力に取り組む契機として大きな要素を占めている現状でございます。人口減少、少子高齢化を初め市町村を取り巻く行政課題は多様化しており、その課題を解決するための手段の一つとして、知的、人的資源を有する大学等との連携、協力を推進していくことは大変有効であると考えております。砂川市の行政課題の中で高度な知見が必要なものは何か、その課題を解決するために有効な知的、人的資源を有する大学等の学術研究機関はどこなのかを見きわめつつ、そうした機関との人的交流を構築するなど連携に向けた研究を行ってまいりたいと考えているところでありますので、ご理解を賜りたいとお願い申し上げます。次に、大きな3、北朝鮮のミサイル発射時の対応についてご答弁申し上げます。初めに、(1)の今回の事態における市の対応と今後に向けての検証等についてでありますが、平成29年8月29日午前5時58分ごろ、北朝鮮より弾道ミサイルが発射され、6時2分に全国瞬時警報システム、Jアラートですが、により12道県の自治体へミサイル発射が通知され、同時にエリアメール、緊急速報メールによりその地域の国民へ警報が通知されました。その後、6時6分襟裳岬上空を通過し、6時12分ごろ襟裳岬の東約1,180キロの太平洋上に落下し、6時14分に全国瞬時警報システムJアラートによりましてミサイル通過の通知、同時にエリアメール等により通知されたところでございます。基本的にリスクに対する対策の考え方として、今回の弾道ミサイルの発射に関しては、北海道内に着弾した場合と北海道の上空を通過した場合では国、道、市の対策のとり方が全く違ってまいります。今回は後者の場合の対応となりました。弾道ミサイル発射から渡島半島上空を通過し、襟裳岬上空まで8分、発射から約14分後に着弾という経過の中での対応といたしましては、担当職員がエリアメール受信後6時15分に登庁し、砂川警察署、消防との連絡をとり合い、被害状況等の情報収集、その後6時30分に北海道へJアラートの受信状況と被害状況の報告をしたところでございます。基本的には、ミサイルがどこに落ちたのか、どのようなミサイルなのか、砂川市に脅威があるのかなどのミサイルに関するNHKテレビなどによる情報収集を主に対応したところでございます。今後に向けての検証でございますが、携帯電話をお持ちの方にはエリアメール等で警報が瞬時に伝達されましたが、お持ちでない方への対策についての情報伝達手段の拡充について、あらゆる機器のメリット、デメリット、費用的な面を含めて検討しているところでございます。なお、情報伝達手段の拡充として今すぐにできる方法として、Jアラートでミサイル発射情報が通知された際には、消防署にあるサイレンを使って火災時とは異なる吹鳴方法で伝達する方法を検討中であり、10月には吹鳴方法を広報やホームページで周知する予定となっております。また、今回のエリアメール等で頑丈な建物や地下に避難してくださいといった通知に対し、屋内にいるにもかかわらず屋外に出て避難していた国民もいたことが報道されております。屋内と屋外では避難行動にどのような違いがあるのかなど、弾道ミサイル発射時の行動が4月より国、道、市であらゆる媒体を使用して広報していましたが、市民に十分に伝わっていなかったのではないかと認識しているところであります。次に、(2)市民の安全確保を第一として、砂川市国民保護計画の見直し、関係機関との連携、情報周知のあり方、住民が参加する避難訓練の実施等についてでありますが、1点目の国民保護計画の見直しについては、平成19年3月に策定し、策定後10年が経過しており、国や道の計画修正を踏まえ、見直しに向け洗い出し作業を行っており、修正する方向で検討しているところでございます。2点目の関係機関との連携ですが、引き続き国、道等の関係機関との連携を行っていきますが、陸上自衛隊滝川駐屯地との連携につきましては、ブロック攻撃事態等の種類によって連携方法が変わってきますので、有事の際の連携方法について再度確認したいと考えております。3点目の情報周知のあり方ですが、前段にもありますが、消防署にあるサイレンを使って情報伝達手段の拡充に努めていきたいと考えております。4点目の住民が参加する訓練につきましては、9月1日に滝川市と岩見沢市で内閣府、北海道、市が共同で弾道ミサイルの飛来を想定した訓練を実施されました。この訓練につきましては専門家でも評価が分かれているところであり、被害を軽減する行動を起こす心構えなり、やらないよりはやったほうがいいといった肯定的な意見や、着弾地の距離で必要な行動は異なり、想定があいまいな訓練では意味がない、不安をあおるだけといった否定的な意見もあったようでございます。前段とも重複いたしますが、屋内と屋外では避難行動にどのような違いがあるのかなど、弾道ミサイル発射時の行動が市民に十分に伝わっていなかったのではないかと認識しているところであります。現在弾道ミサイルの飛来を想定した訓練の実施は考えておりませんが、ことしにつきましては10月1日に豊沼小学校で開催予定の地域防災訓練時には、国民保護関連のブースを設けて、弾道ミサイル発射時の行動についてパンフレット等を使い広く市民へ周知していきたいと考えておりますし、次年度以降も地域防災訓練時に広く周知できるように取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

答弁 病院事務局長 氏家実(病院事務局長は2018年3月まで)

大きな4の砂川市立病院改革プランに基づく病院経営についてご答弁申し上げます。初めに、砂川市立病院改革プランを用いた病院運営につきましては、本年4月から開始したところであります。この改革プランでは、地域に求められる役割の実現、プランの推進に当たっての経営管理手法として、バランスト・スコアカードを活用し目標の共有及び取り組みの進捗管理を行うこととしております。このバランスト・スコアカードでは戦略マップ及び戦略目標を掲げ、これらを実現する4つの視点と視点ごとに目標、指標、具体的な取り組みについて設定しております。1つ目の視点は財務の視点であり、主に病院の経営指標や急性期病院としてのあり方を、2つ目の視点は顧客の視点であり、患者さんや関連施設との連携を、3つ目の視点は業務プロセスの視点であり、人材確保や業務の質改善を、4つ目の視点は学習と成長の視点であり、職員の満足度の向上や人材育成をそれぞれ示しております。また、各視点に成功要因、評価指標、平成28年度実績見込み値、平成32年度目標値を設定しております。病院が掲げる目標を達成するために当院は、職員の満足度向上にウエートを置く中で、職員の満足度が向上すれば職員の定着が図られ、業務効率が向上し、診療の質も向上する。診療の質が向上すれば患者さん及び連携施設の満足度が向上し、最終的には病院の経営状況が向上するというように、4つの視点を関連づけ、バランスを保つことによって偏った経営判断を防ぎ、多面的な指標で業績を評価、管理することが重要と考えております。現在までの具体的な取り組み状況について申し上げますと、財務の視点では、戦略目標を地域中核病院として急性期医療の提供とした中で、急性期医療の継続的な提供を目指し重症患者の受け入れに努めるとともに、適正な利益確保や費用の見直しを行っているところであります。次に、顧客の視点では、戦略目標を中空知医療圏内の医療、介護関連事業との機能分担と密なコミュニケーションとした中で、昨年7月に稼働したそら・ねっとの活用を初め、各関連医療機関や介護事業所等との合同カンファレンスや研修会を通じた他職種、他施設間の連携した取り組みを行っているところであります。次に、業務プロセスの視点では、戦略目標を人材確保と診療プロセスの標準化、質指標設定と可視化とした中で、病院事業管理者、院長による道内3医育大学への医師の招聘活動を継続し、成果を上げているところであります。また、平成26年度から開始した医療の質及び収益向上を目的としたZプロジェクトでは、取り組みが軌道に乗り、職員にも深く浸透してきたところであります。次に、学習と成長の視点では、戦略目標を期待人材像の明示と全職員の経営参画、全職員のモチベーション、ロイヤリティー向上、次世代の育成とした中で、病院事業管理者、院長による部門長との面談や若手職員との座談会を開催するなど、風通しのよい組織風土になるよう努めており、また職員のスキルアップ支援を通じた人材育成にも取り組んでおります。現在行っている取り組みについては、第1四半期を終えたことから部署ごとに振り返りを行い、適宜見直しを図ったところであります。今後におきましても四半期ごとの振り返りを行いながら、半期及び年度終了時には院内全体で振り返りを計画しているところであります。また、外部有識者を含めた砂川市立病院経営改善評価委員会においても、実績と評価の乖離について評価をいただき、必要に応じて見直しを図ることとしております。この改革プランにおきましては、来年4月に実施される診療報酬、介護報酬の同時改定や地域包括ケアシステム等の動向を注視し、医療情勢の変化に迅速かつ的確に対応できるよう、新公立病院改革ガイドラインに沿った中で反映させていきたいと考えております。また、戦略マップの土台である学習と成長の視点にある職員意識改革やモチベーション等の向上には病院として総力を挙げて進めておりますが、すぐに結果があらわれるものばかりではなく、継続したさまざまな取り組みを通して働きやすい職場環境や組織風土を醸成していきたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。

再質問 武田圭介

それでは、順次再質問に入ってまいります。まず、最初の大きな1点目、監査機能の充実、強化でありますけれども、7年前にも私は一般質問を監査委員にしたことがあるのですが、当時も大きな制度改正があったときであったと。今回の制度改正も、全国的に見ると自治体内部のガバナンスの問題がいろいろと散見される中で、既存の監査委員あるいは我々議員もそうですけれども、しっかりと行政をチェックしていくための機関が十分な権能も持っている中で限界のあるところもあったという中で、法改正に伴って、より一層ガバナンスのシステムを強化して監査機能を充実していこうという取り組みでありますから、法で定められたところは法に基づいて従っていかなければなりません。今すぐに砂川市が単独でほかの自治体と違うことをするというような裁量幅はないとも思いますし、それから全国都市監査委員会の出している準則的なものに従ってやっていくというのが、砂川市みたいな一般市の場合にはそれが一番望ましい形なのかなと。政令市とか中核市になると権限が移譲されて大分違うこともできるのでしょうけれども、少ないマンパワーの中でしっかりとした監査を果たしていくためには、少なくとも最低限の基準、ガイドラインといったようなものが国から間もなく示されるようですから、しっかりと情報を入手して、全部が全部砂川市に取り入れるべきものではないかもしれませんので、その辺はきちんと無駄なところはそぎ落として、しっかりとした制度として構築をしていっていただきたいと思います。それから、策定と公表の義務づけの件に関しても、これから国から示されるもの、それから全国都市監査委員会ですか、そちらのほうから示される準則的なものが今内部で調整をしているというような話は、私も別のところから聞いておりますので、随時砂川市のほうにおりてくると思いますので、ぜひともおりてきた段階で、少ない人数で、通常の定期監査もあって大変でしょうけれども、迅速に策定をしたものは我々議会あるいは市民の皆さんに周知をしていっていただきたいと思います。それから、(3)の行政監査のところですけれども、たしか私の記憶に違いがなければ、平成3年の地方自治法改正で行政監査制度が制度化されたと。当時、制度がつくられたときに、監査は通常の財務監査だけではなく事業評価的な監査を行って、税金が無駄に使われていないかどうか、事業がしっかり行われているかどうかというようなことを明らかにして、改善を迫るところは改善を迫ってもらうという趣旨でできたのですけれども、ご承知のように、砂川市の今の監査事務局の体制は、専属の職員が局長と主幹の2名であるというようなことを考えれば、曲がりなりにも市ですから、市立病院もありますし、非常に監査の範囲が広範囲になっている。さらには、消防等の一部事務組合の監査も兼務で行っているわけでありますので、マンパワーで人をふやすというようなことはどこもなかなか難しいということを考えれば、少ない人数で行政監査的なものを専属にやるというのは、目標としてやりたいという思いは伝わりましたけれども、なかなか難しい現実があるというのも理解いたしました。そうであるならば、これも7年前に私触れたことがあるのですけれども、地域間の連携ということを考えれば、砂川市単独でやるのではなくて、地方自治法上監査事務局みたいなものの共同設置というようなことができるようになっています。これは、今ここで聞いても監査委員さんの一存でそれがそうだとは答弁として出せないと思いますので、この辺は市長部局であるところとしっかり協議をする、あるいは広域の監査委員同士が集まる会議があると思いますけれども、そういったようなところでぜひとも話し合いをしていっていただきたい。監査事務局の体制が強化されれば、もっともっと行政監査というようなものができてくるのだろうと思いますし、行政監査も今全くやっていないわけではなくて、財務監査の中で行政監査的なものが入っておりますけれども、より専門的になるものであれば、行政監査をしっかりやっていくというような目標を掲げてやっていっていただきたいなと。二律背反して、少ないマンパワーで行政監査まで手が回らないというようなこともあろうかと思うのですけれども、その辺も今後意識してしっかりやっていっていただきたいと思います。それから、4点目の監査専門委員制度の創設ですけれども、これは新しく制度ができ上がるので、今後具体的にこういった監査専門委員を入れているようなところがあらわれてくるまでは、先ほど答弁にもありましたけれども、常設というのはさすがに砂川市では難しいのかなと思っておりますので、その辺は先進的な事例をしっかりと情報収集して、監査の充実、強化というものをやっていっていただきたいと思います。大きな1点目はこの程度でいいのですけれども、次に大きな2点目、大学等の機関との地域振興につながる包括連携の推進ですけれども、先ほど答弁にありましたように、今は大学も社会貢献ということで、いろいろな地域貢献をいっぱい行っております。その中には、若い学生の方々に地域に入ってもらって、特に砂川市は高齢化率が非常に高いわけでありますから、そういう若い方とお年寄りとが接することによって何か新しいイノベーションというか、ふだん気づかないようなこと、特に外から入ってくる人間にとっては、砂川市内の我々が日常だと思っていることが日常ではないというような発見もあるかもしれませんので、そこからもしかすると新産業が生まれてくるかもしれないですし、あるいは新しいコミュニティのあり方というものが模索されるかもしれないと。自治体は受け身ではいけないと思うのです。これからの時代。今まで砂川市はどちらかというと、そういったようなものの連携の投げかけがあったときには割と積極的に乗っていくのですけれども、自分たちがみずから外に出ていってそういう人的な関係を築こうと。これは何も公式な会議に出ていくというだけではなくて、例えば大学等ではいろんなイベント等を行っております。つい8月19日でしたか、北海道大学のほうで北大マルシェというようなものをやっておりました。そういったような取り組みをやって、いろんな自治体やいろんな生産農家さんが集まって、大学と連携をして物販をしたり、新しい観光の力が発揮できないかどうかといったようなものを研究していると。知っている砂川市の職員の方と一緒に現場の様子を見てきましたけれども、学生さんは生き生きとして、さらに地元の生産農家さんとの結びつきを強めていろんな活動に取り組んでいると。当然そうなってくると、学生さんたちは長期休暇を利用してそこの自治体に行くわけです。過去的にはそこの自治体に移住定住をした方もいますし、そこで結婚をされて定住をされた方もいる。皮算用的かもしれませんけれども、そういったつながりを生むためには、公式的な行事でなくても市の職員が積極的に出ていくといったような形も必要になってくるのかなと思いますし、先ほど答弁でいろいろと平成15年、19年の取り組みとか総務省の平成24年の域学連携の話も出てきましたけれども、域学連携なんかはまさに総務省が推進していることであって、交付税をそれで上乗せするといったようなメリット等もあると聞いておりますので、公務として行くとどうしてもかた苦しくなるのですけれども、職員の皆さんの自助を求めて、年代の近い職員の方々が大学等に行って、関係するパイプを築いてもらうというようなことというのは、本当はあればいいのでしょうけれども、地域的な特性とかがあって、札幌とかに出ていくのは難しいといったようなことを考えたときには、そこは市として何らかの形でバックアップしてあげないと、まずは、先ほど答弁にあったように、地縁とか人的なつながりを築いていくことから始まっていくと思うのですけれども、いきなり連携の話で公の市と大学が話をする前に、まず人的関係、地縁のつながりをどう築いていくかというのは非常に重要だと思うのですけれども、その辺というのは市としてはどのようなお考えになりますか。

答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)

いかに大学とつながりを持っていくかという部分、今までもそれぞれの部署では、簡単に言うと、審議会関係で大学の先生をお招きして話し合ったという経過はあります。ただ、実際問題として、今議員さん言われるように、具体的に包括的な部分があったかというと、実際なかったということでございます。今ほど指摘あったように、個人ベースでそういう人的つながりが出てくれば、何らかの砂川市にとってプラスになるような事業展開ができるのであれば、積極的にこれから行っていきたいという思いを持っております。ただ、具体的なやる手法を職員みんなが持っているかというと、なかなか持っていないというのが実情でありますので、それぞれそういう関係部署がありましたら相談を受けながら、どういう方法がいいのか、まさに研究したいと思っておりますので、どういう方法で大学とつながりを持っていくのが一番手法としていいのか、これからも勉強していきたいと思っているところでございます。

再質問 武田圭介

これはここでの例え話の1つですから、これを絶対だと受け取らないでほしいのですけれども、今庁舎建設の審議会をやっていて、そこの会長さんをやられている方は北海道大学の准教授であると。過去的にはこの方は、地域交流センターゆうをつくるときにも砂川市の取り組みにかかわっていただいて、1回か2回でしたか、自分のゼミ生を20人ぐらい連れてきて砂川のまちづくりのデザインをして、そして一般の市民の方や市の職員の方の前で披露したということがありました。そういったようなことは一過性のもので終わるのではなくて、毎年と言ったら期待を持ち過ぎですけれども、そういったところからもつながりを持って、常に砂川市に学生さんや大学の先生方が入っていただけるような関係というのは、そういったところからの取っかかりでも人的つながりはできていくのかなと思いますし、砂川には幸いにして、道立の施設ですけれども、ネイパル砂川という施設があって、あそこは社会教育施設ですから、大学生の皆さんはかなり安く泊まれると。そうなると、そこに泊まりながら、砂川に合宿がてらいろいろと農村の実態を見てもらう。地域の実態を見てもらう。夜は、若手の職員だけではなくてもいいです。行政職員や我々議員、あるいはまちの人とも交流をしてもらうといったようなことを連携の中でやっていくと、もしかすると将来砂川市で働きたい、砂川市の職員になりたい、あるいは砂川市の議員になりたいというような方が出てくるかもしれません。ただ、それを受け身でずっと向こうから来るのを待っているだけでは来ませんし、よく経済部とかでも砂川には魅力があるといって発信をしていますけれども、そもそも今札幌市内にある大きな大学とか、私の調査ですけれども、見てみると、道外出身者が多い。道外出身者になると、残念ながら砂川のことを知っている方もいないですし、札幌生まれ札幌育ちになると、札幌に全てのものが集約していますから、なかなか地方にまで目を向けてくれる方がいないのですが、大学や、大学を今1つの例に出していますけれども、高専とか高校でもいいです。そういったようなものとの連携を生むことによって、砂川に関心を持つ若い人たちが一人でも多くふえればいいなと思っていますし、それに伴って地元の人たちもきっと、いろいろ交流を持つことによって、今までの自分たちにない何かを得ることができると思うのです。ですので、せっかくそういったいろんな審議会やいろんな市の公の会議とかで、学識経験者といったような形で札幌等の大学や研究機関から先生をお呼びするときには、それだけでとどまるところではなく、それとは別の目的ではあるのですけれども、そういったところに末広がりに広げていくというような働きかけもしていかないといけないのかなというふうに思うのですが、その辺どのようにお考えになるかということと、もう一つまとめて聞きますけれども、この近くでは栗山町がいろんな大学との連携協定を一生懸命やっていて、1カ月ぐらい前の北海道新聞でしたか、特集が書かれていましたけれども、ゼミ生を連れてきて、80人ほど長期滞在で入っていただいたと。農作業を一緒に体験しながら、農村の活性化等を生産農家の皆さんと議論しながらいろいろと活動をして、お互いがお互いの持っている知識と交流をフィードバックしていると。この関係が何十年にもわたって続いているわけですから、そういった関係をすぐつくるというのは難しいのですけれども、今まで言ったような、何かの取っかかりで人的な関係を持つといったような取り組みをしていかないと、受け身では難しいと思いますので、細かい話になりましたけれども、そういったきっかけをうまく使うといったようなこともしていかないと、当初の本来の目的ではありませんけれども、必要なのかなと思うのですが、その辺についてのお考えをお伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)

大学との連携に関する具体的なヒントをいただいたのかなと思っているところでございます。今まで砂川市、先ほどもお話ししましたけれども、ものを建設する際の大学の先生等々の審議会委員に就任とかというのはあったわけですけれども、確かにその後の動きとしては、交流センター後の中心街の、学生さんを使ってといいますか、学生さんに来てもらってという事業を実施していたのは存じ上げているのですけれども、具体的に市がどうかかわったかというと、なかなか積極的なかかわりはなかったなと思っております。その部分については、ノウハウを市では持っていなかったなという反省はしなければならないだろうと思っているところでございます。あと、栗山の例を捉えて、農学部の生徒さんがというようなことだと思います。一度そういう機会があれば、同じ方ではなく、学生さんですから、入れかわりながらかかわってくるというのは非常に有効な手だてだと思います。農学部の生徒さんを呼ぶに当たってはきっと、現場の栗山町さんは農業担当の部門との積極的なかかわりがあったと思います。砂川市にあってもそれぞれの部門でそういうつながりがある場合の情報があれば、そういう情報を次のステップにつなげられるように、当然予算措置の部分もこれから研究しなければなりませんけれども、方法論を考えながら積極的な対応をしていきたいなと思っているところでございます。

再質問 武田圭介

具体的な事業をやる話というのはもっと先の話になってくると思うのですけれども、まずは初動として人的な関係を築いていく。次に、いろいろと自治体を見ると、いろんな大学と包括的な協定を結んでいると。個別的な協定ではなくて。例えば健康、福祉に関すること、防災に関すること、教育、文化に関すること、環境保全に関すること、まちづくりに関すること、いっぱいあるのですけれども、個別具体的な事業をやるときには今答弁にあったように予算措置等が必要になると思うのですが、大学も具体的にそこの自治体で何がニーズとして求められているのかというのは十分把握し切れていないところがある。うちも連携協定を結ぶということに仮になれば、うちのまちの特色というのは、お菓子のまちであるとか、自然環境、公園が多くて豊かであるとか、そういったようなこともありますけれども、もう一つ、医療のまちであるということも考えれば、この近隣では岩見沢市ですか、北海道大学の保健科学院と健康関係の協定を結んで、学生が岩見沢市に入って、栗沢地区ですか、高齢者の健康状態等を調査しているといったようなこともやっていますので、うちのまちに合ったような形での大学との話し合いはしていっていただきたいと思いますけれども、ずっと今事務的な話をしてきましたけれども、将来的に協定を結ぶとなったら政治的な判断が必要になってくるのかなと。今具体的に何かをしろという話ではありませんけれども、ただ市長、どうしても高齢化率が上がっていて、なかなか砂川で生まれ育った方が砂川の地元に残っていただけない。それは仕事がないからだというのもありますけれども、既存の発想で同じ枠組みの中にいる者同士だけで考えていると、イノベーションはなかなか起こりづらいと思うのです。よそから人を連れてくるためには、そういった研究機関の知見というものが非常に必要になってくる。今までうちのまちは、来たらウエルカムで受け入れますよというような話はありましたけれども、市の職員だけではなくて民間の人に対してもそういう働きかけを市のほうからしてもいいと思いますけれども、そういった取り組みというのも市は側面、背面支援というのはできないのかなと思うのです。それが結果的に協定等に結びついて大学とのパイプになれば、定期的に大学から先生や学生とかが市内に入って、いろんな形で、それがどういった活性化につながるかはやってみないとわかりませんけれども、つながっていくと思うのですけれども、もうちょっと砂川市は積極的、能動的に、大きく言うと人づくり、地域づくりです、大学との協定というのは。協定を結ぶのが目的ではありません。そういったようなことを市が積極的にやっていくというのは、市長はもうちょっとそういった研究機関とのパイプづくりに力を入れていっていただきたいと思うのですけれども、具体的な事業のことではなくて、思いというようなものをぜひ市長に聞いてみたいと思うのですけれども。

答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)

大学との連携につきましては、今総務部長が答弁したことでほとんど内容については触れていると思うのですけれども、市長としての考えをということでございます。近年地方創生の中で、産学官金労、その連携が必要だと、このように言われています。砂川市がとった手法は、定住、少子化、さらには企業育成等、いろんな政策については行政主導というか、内部完結型で、それはそれで一定の成果は上げてきているというふうに思っているところでございます。現実的には、今後想定されるであろう事業等を勘案すると、内部だけで本当に効果があるのだろうか。今まで砂川市がやってきた事業の検証、発展、または交流を広げる。もっと幅を広げる。そういう観点からいくと、大学のどちらかというと専門の方の若い学生の意見を聞くこと、それは砂川を知らない人たち、私自身はかえって北海道出身者でないほうが冷静に見れるのではないかと、そんなふうにも思っていまして、それとの連携等については、総務部長も積極的にやっていきたいような答弁をしてございますし、私自身もそれは一回やる必要があるのではないかと思っておりますので、何でもかんでもということでなくて、ある程度事業限定の中でいかないと焦点がぼけてしまって、ただやっているということには余りしたくないというのがございますので、事業限定の中でそういう専門の学生さんまたは先生との連携を図ってまいりたいと思っております。

再質問 武田圭介

次に、大きな3点目のミサイル発射時の対応等についてに入りますけれども、先ほど時系列で経過のお話がありました。国民保護計画、私が議員になった1期目のときですけれども、平成19年3月に砂川市国民保護計画がつくられて配付されたのですが、実際10年前とは非常に状況が変わってきていると。当時は、法に基づいて計画はつくったのですけれども、正直、私も含めて本当にそういうような事態が起こるのかなというような懐疑的な面はありました。しかし、砂川市がピンポイントで狙われることはなくても、ものですから、万が一壊れて途中で落下するということもあり得ますし、かといって民族も文化も違う、考え方の価値観も違う国家があるということで、無差別に撃ってきた場合にどうなるのだというような話も現実にこれからは想定していかないといけない。砂川市の場合は、市内に病院もありますし、発電所もあります。狙われることはないのではないかといってもそれはわかりません。そういう有事の際には。過去的には、過去の大東亜戦争のときに、昭和20年5月26日から北海道は空襲が始まりますけれども、砂川にもアメリカ軍機の偵察機が来ました。それは砂川に東洋高圧があったというようなことが一番大きいのですけれども、近隣では深川と妹背牛が空爆を受けました。ですから、砂川市は絶対これから未来永劫ミサイルは飛んでこない、あるいは攻撃を受けないといったようなことはあり得ないわけです。いたずらに市民の皆さんの不安をあおる必要はないのですけれども、万が一に備えてのマニュアル的なものはしっかりつくっておかないといけないわけでありますし、国民保護計画もこの10年間、残念ながら棚の隅に消えていたと。これは決して非難をしているわけではなくて、私も見る機会がなかったので、今後はしっかり見るようにしますけれども、市の管理職の方に聞いても、計画はあるのだけれども、しまい忘れていて、実際には見るところになかったといったような実情が、あのミサイルが発射した後、私もいろんなところを回って聞いてみるとそういう例がありましたので、これからの時代はすぐに計画を出せるようにしておく、それから計画は実効性のあるものにしていくといったようなことはやっていかないといけないだろうと思っております。9月8日付で市のホームページにも弾道ミサイルについてということで市民の皆さんへの周知がなされていますけれども、どうもミサイルが飛んでくる前の対応でJアラート云々という話に終始しているのですが、正直申し上げて、ミサイルが仮に砂川以外、近隣の地域ですけれども、狙われて発射された際には防ぎようがないと。ですので、着弾後の対応を考えるしかないのかなと思っております。実際に発射する兆候があれば事前準備もできますけれども、Jアラートが鳴ってから市職員が参集して市民周知をしていては、とてもではないけれども、サイレンを鳴らしたからといって逃げられるわけでもありませんし、逆に、先ほど答弁にもあったように、逃げて被害が拡大しても困ります。しかし、残念なことに着弾してしまったら、着弾後には迅速な救出あるいは救助ができるような体制というようなものも考えていかないといけないので、特に砂川市立病院は災害拠点病院であります。砂川に飛んでくるような事態があれば、大都市である札幌、それから自衛隊の司令部のある旭川は当然落ちてくるでしょう。そうすると、その間にある砂川市が一番大きな病院なのです。ここに傷病者がどんどん逃げてくることも考えないといけない。通常の災害と同じように自衛隊や警察を頼りにすることもできないわけでありますから、ここはやっぱり市の職員や市立病院の職員が万が一に備えていろんなことを考えていかないといけないわけでありますので、この計画を早急にいろんな情報収集をして見直しをかけていかないといけないのかなと思っているのですけれども、今後市のとり得る対応として、先ほど総論的には計画の見直しもあるといった話があったのですが、具体的にどのように進めていこうとされているのか。それから、消防のサイレンが変わるということになれば、当然1回は鳴らして市民の皆さんにそれをしっかり教えないといけないわけでありますから、その周知のあり方も、ただ鳴らして、これが弾道ミサイルが飛んできたときのサイレンですよという言い方では困ると思うのです。ですので、場合によっては住民説明会等を開くような、いたずらに不安をあおるわけにはいかないのですけれども、そういったような丁寧な説明がないといけないと思いますので、その辺の考えをお伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)

国民保護計画の関係でご指摘がまずありました。議員さんおっしゃるとおり、10年を超えた計画なものですから、各部長も含めて実際のものを持っていないというのは議員さんおっしゃるとおりでございます。ただ、先ほども答弁させていただきましたけれども、その間、19年につくった後にJアラートの制度ができたりもしております。その辺も当然書き加えながら、Jアラートの広報関係をどうするかという部分も修正的には必要になりますし、10年たったものですから、その間に直すべきもので積み残しになっている部分があると思いますので、事務的には結構な事務量もありますし、また協議会ですとか、それから道のほうの審査とか、もろもろの行為があると思います。最初立てたときも、道にものを出しますと、近隣市町との兼ね合いをもって結構時間がかかったという経過もございます。なので、いつまでできるというところは明言できませんけれども、修正しなければならない部分がありますので、すぐ手をつけていきたいなと思っているところでございます。それから、各部課長、議員さんにもそれぞれ修正したものを渡せるような体制づくりをしながら進めたいなと思っているところでございます。それから、サイレンの吹鳴の関係をご答弁させていただいた中でお話がございました。訓練が必要だろうというお話でございます。Jアラートもそうなのですけれども、訓練で1度そういう音を聞いて、訓練というのを理解していないと混乱するという部分もございます。今回消防のほうにサイレンを吹鳴してもらうということなのですけれども、火災と全然違うような長さをサイレンとして鳴らしていただこうと考えております。具体的には6秒、間を置いて30秒というのを何度か続けるというような形でございまして、30秒が5回、その間6秒ずつ休止するということで、3分以上の時間がサイレンとしては鳴ります。それを訓練としてやってしまいますと混乱すると思いますので、そういうものが流れるということを紙面で紹介させていただきたいなと思っているところでございます。また、どんな音が鳴るのだろうか、実際に聞いてみたいなという部分もあろうと思いますので、ホームページ上でこういうサイレンが鳴りますよというご案内ができないかどうか、その辺は研究しているところでございます。どちらにいたしましてもその辺のサイレン関係の部分については、先ほどお話ししたとおり、10月をめどに消防と連携しながら、あわせて管内といいますか、上砂川、奈井江、浦臼とも一緒に実際に鳴るような体制づくりをしたいなと思っておりますので、実際に鳴るような状況になれば、また同じようなミサイルが飛来するおそれがある段階、Jアラートが鳴った段階では、一定程度市民の皆さんにも耳に入るのでないかなという思いをしているところでございます。

再質問 武田圭介

実効性のある計画を、近隣も含めて、国、道とも連携して早期に立てていただきたいと思っておりますし、今ほどサイレンの関係、ホームページだけではなくて、お年寄りでホームページを見られない方もいらっしゃると思うので、そういうのはテープか何か、今はCDでしょうけれども、そういったようなものに落として、老人クラブですとかそういったところで聞けるような体制も一緒に考えていっていただきたいと思っております。この辺については非常に大事なことでありますので、実際の訓練等を行うというのはなかなか難しいのも理解しておりますけれども、一方で、今ある国民保護計画以外では、通常の災害に備えてのマニュアルといったようなものも、市の担当のほうでは昨年の大雨を踏まえて改定しているということもありますので、その辺との連携のあり方というのも考えていかないといけないのかなと。特にこういうような弾道ミサイル等の場合には自衛隊は戦地のほうに行ってしまいますので、通常の自衛隊や、あるいは警察が札幌とか大都市圏の警備のほうに行ってしまうと、この辺が手薄になってしまう。そうすると、公務員として残るのは市職員であり、市立病院職員であるということを考えれば、そういったことは起こってほしくないのですけれども、そういったことも常に想定した中での計画づくりといったようなものも考えていただきたいと思いますし、同時に市立病院のほうにも傷病者が多数搬送されてきたり、あるいは避難民として流れてくることも想定されますので、そういったようなことも踏まえて、市立病院も関係部局に当然入ると思いますので、そういったことも含めて総合的な対応をしていっていただきたいと思います。それから最後に、市立病院の関係でありますけれども、先ほど来答弁をいただきました。私も総務文教委員時代に改革プランというのをいただいたのですけれども、非常に医療職、それから事務方の皆さんがご努力をされて、経営の安定化に尽力されているなと思うのですが、一方で、職員の満足度を上げる、それは非常に重要なことであります。職員が定着をしていただけますし。ただ、残念ながら住民の皆さんというのはそういう頑張りをなかなか理解していただけないところもあるので、職員の皆さん方の頑張りを住民の皆さん方にお知らせするという周知のあり方も大きな財産としての市立病院を守っていくことにつながりますので、ぜひともそういったような交流を持てる場、この前病院祭をやりましたけれども、病院祭以外でもいろんな講演会等もあります。そういったようなものを随時企画して、どうしても住民の皆さんというか、患者さんになられる方というのは待ち時間が長いですとかいろんな不満に思うこともあるのでしょうけれども、中のスタッフも一生懸命頑張っているといった、そういったようなことをやっていかないと、病院経営というのは医療職がただ診て終わり、患者さんが受診して終わりではなく、みんなで大事な市立病院を守っていこうという意識を持たないといけないと思うのです。ですので、その辺というのは、改革プランは病院の内部的なものの話として書かれていますけれども、住民との協働のあり方というのも改革プランをつくっていく上では一緒に取り組んでいかないといけないのかなと思っております。ぜひともその点だけ、住民の皆さんと一緒に地域の大事な資源である市立病院を守っていこう、そして病院経営を守っていこうというようなことを、市立病院のほうとも積極的に連携してやっていきたいなということも周知していっていただきたいと思いますし、いろんな連携の方法を模索していっていただきたいと思うのですけれども、その点を最後お伺いして、質問を終えたいと思います。

答弁 病院事務局長 氏家実(病院事務局長は2018年3月まで)

改革プラン、今年度からスタートといった中では、ご質問の中にもあった収益の部分、さらには費用がふえているのではないかということもありましたが、実は今年度に入りまして非常に収益が伸びているというのがこれまでの実態でございます。総務文教のほうから離れられていらっしゃいますので、細かな資料がお手元に行っているかどうか私も存じ上げませんが、特に8月も、せんだって上がってきましたが、これまでにない収益を確保できたといったこと。これらは、26年度にかなり収益的に落ち込んで、増収対策プロジェクトであるZプロジェクト等も始め、27年度でキャッシュベースでは何とか黒、そして28年度ベースにおきましてもさらなるキャッシュベースで黒字が確保できたといったことからすれば、これまでやってきたことがある程度患者さん、地域住民の方にご理解いただけているものと考えているところでございます。日ごろ武田議員さんの場合、病院のほうにお越しいただいて、特にご意見箱などをよく注視していただいておりますが、近年、ことしに入りましてもご意見箱の中ではやはり、批判というか、病院の職員の態度が悪いという、そういったご指摘はあります。ですが、そこではかなり感謝、そしてお褒めをいただいている件数はふえていると、そういったことでございますので、それらについて実は地域連携のほう、後ろにいる審議監が担当しておりますが、そういったものも今度情報発信できないか、そういったことはかねてから私も彼に話しておりますので、今後そういったことも鋭意検討してまいりたいと、そのように考えております。ことしの収益、このまま夏枯れせず進むとどうなるか、それに注目していただきたい、そういったことでご答弁にかえさせていただきたいと存じます。

出典:砂川市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる