砂川市議会 平成29年第2回定例会 2017年6月14日
(1)選挙投票率の向上、維持対策と若年者に対する啓発活動について/(2)中学校における部活動支援について/(3)市立病院の診療体制と地域医療連携について
2017年6月14日、砂川市議会の一般質問で、武田圭介議員が「選挙投票率の向上、維持対策と若年者に対する啓発活動について」「中学校における部活動支援について」「市立病院の診療体制と地域医療連携について」について質問し、選挙管理委員会委員長 其田晶子、選挙管理委員会事務局長 熊崎一弘、教育次長 河原希之、病院事務局審議監 山田基、教育長 髙橋豊、市長 善岡雅文が答弁しました。
- 質問者
- 武田圭介 議員
- 答弁者
- 選挙管理委員会委員長 其田晶子、選挙管理委員会事務局長 熊崎一弘、教育次長 河原希之、病院事務局審議監 山田基、教育長 髙橋豊、市長 善岡雅文
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 武田圭介
おはようございます。それでは、既に通告してありますように、大きく3点にわたって一般質問を行います。大きな1点目は、選挙投票率の向上、維持対策と若年者に対する啓発活動についてであります。砂川市における国政選挙、地方選挙の投票率は、横ばいか微減傾向にあり、ほかの自治体と同じような傾向が見られます。選挙は、国政、地方選挙に限らず、有権者が代表を選び、その代表が多くの有権者にかわって政府や執行機関から示された予算等について多くの国民にかわって団体として意思決定を行い、日常生活に多大な影響を与えるものです。どんな人であってもその大事な権利をしっかりと行使できるように、投票率の向上や現行投票率の維持、今後有権者になるであろう若年者に対する啓発や対策は、選挙管理委員会の大きな使命です。そこで、以下の点について順次伺います。(1)直近の国政選挙では投票率が60%台前半、地方選挙の中でも市議選は前回は無投票、前々回でも70%を割り込み、60%台後半と市内有権者総数のおよそ4割が投票に行っていない状況です。先般18歳から投票できるように法律が改正され、未成年者が初めて投票を実行することができましたが、このままでいけばさらなる投票率の低下が予想され、今の段階から若年者に対する啓発活動とあわせて抜本的な対策を講じていかなければいけないと考えます。砂川市における現状を踏まえ、ほかの行政機関や団体等との連携、協力も含めて、選挙管理委員会としてどのように活動を展開していこうと考えているのか。従来からの取り組みに加えて新たなことを模索し、実践するためにも委員長の強いリーダーシップが期待されています。委員長の所見と決意について。(2)これ以上の投票率の低下を招かないためにも、過去の投票行動についての分析とそれに基づく対策が必要不可欠ですが、そのような分析の実施と対策について。(3)18歳以上の未成年者が投票できるようになって有権者総数がふえましたが、特定の世代や障害を持った方など全ての有権者が大事な1票の権利を行使できるようにするための各自の特質に合った期日前、不在者投票の拡充や投票所の場所の選定のあり方、移動投票所の導入などについて。(4)災害はいつ襲ってくるかわかりません。選挙期間中や選挙当日を含めて、災害時の投開票や選挙準備対応などについて、近年多くの自治体ではいろいろな対応策を事前に検討して、有権者に不便が生じないように対策を考えていますが、砂川市における現状の対応について。(5)有権者に対する啓発は、早い段階から行うことが重要だと考えます。18歳以上に投票権が認められましたが、中学生のうちから選挙に関心を持ってもらうために教育委員会と連携が重要です。先進的自治体では、直近の選挙の選挙公報を生徒に配付し、実際の投票箱を用いて模擬投票を行うなど、目で見て、行動で実践するなど、選挙管理委員会と教育委員会が相互に連携して啓発、教育活動が行われている例もありますが、選挙管理委員会として今後の連携や具体的な啓発などの考えについて。次に、大きな2点目は中学校における部活動支援についてであります。教員の業務負担を軽減するため、国においても部活動指導員が制度化されました。砂川市内の中学校でも特にチームプレーを必要とする部活動が、なかなか業務多忙な教員に顧問になってもらうことが難しく、部活動ができずに中体連の出場機会も危ぶまれるという声も聞こえています。そこで、以下の点について伺います。(1)制度化された部活動指導員の導入の考えについて。(2)部活動指導に当たっては、部活動指導員だけではなく、地域おこし協力隊の活用という選択肢もあると考えます。特に中学校教育におけるスポーツ振興は、スポーツの競技人口をふやし、将来における高校進学や高校のチーム編成などにも影響を与えます。スポーツ振興を担う人材は、内外部問わずに広く募れる体制が大切です。砂川市におけるスポーツ振興も意識して学校の部活動指導に地域おこし協力隊を活用することについて。最後に、大きな3点目は市立病院の診療体制と地域医療連携についてであります。市立病院は、地域中核病院として急性期医療を提供し、中空知圏域のみならず、隣接の圏域を含め高度な医療を提供できる病院となっています。一方で、先般市立病院が策定した砂川市立病院改革プランにも掲げられているように、病院が抱える課題として、1、砂川市、中空知医療圏の高齢化の影響、2、少ない回復期機能病床、3、開業医不足による弱いかかりつけ医機能の問題が指摘されています。地域の事情から急性期医療以外の1次医療の患者さんを診ることも大事ですが、特定の科の医師の診察に患者が殺到し、本来予定されている機能を十分に発揮できなくなるおそれも指摘されており、その対策は急務です。3月議会において、市としても今後は砂川市において求められる地域医療の将来像について市立病院を含む関係機関等と協議していくという話も出ていましたが、病院としては市とどのようにして連携を図り、病院本来の機能が最大限発揮できるような環境づくりを整えて、患者さんに支障が出ないように地域医療の連携の枠組みを維持、発展させていこうと考えているのか伺います。以上のことを伺いまして、演壇からの初回の質問といたします。
答弁 選挙管理委員会委員長 其田晶子(選挙管理委員会委員長は2017年6月まで)
それでは、大きな1、選挙投票率の向上、維持対策と若年者に対する啓発活動についてご答弁申し上げます。初めに、(1)投票率の低下が予想される中、選挙管理委員会としてどのような活動を展開しているのかについて選挙管理委員会委員長として所信を述べさせていただきます。砂川市の投票率は、国政選挙、地方選挙に限らず、北海道の都市の中では高い水準にありますが、平成27年の北海道知事選挙では67.21%、平成28年の参議院議員通常選挙では選挙区で62.58%とここ数年は減少傾向であります。この状況は、砂川市に限らず全国的な傾向で、どこの選挙管理委員会でも対策に苦慮しているのが現状でございます。投票率向上の対策といたしましては、啓発活動が中心となりますが、選挙期間中には社会福祉協議会、民生児童委員協議会、町内会連合会など市内主要団体で構成する砂川市明るい選挙推進委員会が、多くの人が集まる農協、生協、アシルで啓発活動を行っており、このほか市のホームページや広報紙、新聞折り込みなどさまざまな形で投票を呼びかけているところです。次に、若年者に対する活動でございますが、昨年の参議院議員通常選挙は、選挙権年齢が満18歳以上に引き下げられた初めての選挙でございますが、新たに投票を行う18歳、19歳の方に対し投票所入場券を送付する際、投票方法や投票を呼びかける案内文を同封したところであります。また、昨年9月には、選挙に対する意識啓発として市内小中学校、高校への働きかけも必要と考え、児童会、生徒会の役員選挙における投票箱や記載台などの選挙物件の貸し出しや出前講座の案内を行い、選挙をより身近に考えてもらおうと取り組んだところです。選挙管理委員会といたしましては、有権者一人一人が選挙制度を正しく理解し、主権者として一人でも多く投票していただくことが極めて重要なことだと考えておりますので、投票率向上のための取り組みを継続し、また既存の取り組みにこだわらず、検討しながら効果的な活動を行ってまいりたいと思っております。
答弁 選挙管理委員会事務局長 熊崎一弘(選挙管理委員会事務局長は2021年12月まで)
私のほうから2点目以降のご答弁をさせていただきたいと存じます。過去の投票行動の分析の実施と対策についてでございます。昨年の参議院通常選挙は、選挙の投票年齢が下げられたこともあり、選挙執行後に年代別の投票率を手作業で集計したところでございます。選挙区で申し上げますと、投票率は62.58%で、投票者数は9,655人でありました。傾向といたしましては、新たに投票することができることとなった18歳、19歳の投票率は52.88%で、全道都市において2番目に高い投票率となったところでございます。また、年代別で見ますと、投票率が高い年代の上位は70代が74.6%、次いで60歳代が72.1%、50歳代が64.8%となっており、一方投票率が低い年代は20歳代で45.9%、30歳代で51.1%、40歳代が59.6%となっております。投票率の向上対策は、全年代に対し啓発活動を行ってまいりますが、20歳代、30歳代の投票率に課題があるものと認識しておりますので、今後どのような方策が効果的であるかを検討してまいりたいと考えているところでございます。続きまして、(3)特定の世代や障害を持った方など各自の特質に合った投票所等のあり方についてでございますが、当市の投票所は現在広報区を基準に18の投票区を設定し、投票所はそれぞれの区域内の学校などの公共施設、町内会館、集会所など、生活圏に非常に近い施設で投票することができる環境の保持に努めているところでございます。公職選挙法の改正に伴いまして、各自の特質に合った投票環境向上のための施策として、先進地では自宅と投票所間のバスやタクシーでの送迎、投票所の設備を備えた車両による地域の巡回、投票区域を指定しない商業施設での共同投票所の設置など、工夫した取り組みを実施しているようでございます。これらの施策は、新たな投票システムの構築など、経費などの増加が発生するものであり、当市にあっては投票所につきましては現行の体制を維持した中で運営してまいりたいと考えているところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。続きまして、(4)災害時の投開票や選挙事務対応についてでございます。選挙の当日に地震、火災、水害、吹雪などの天災を初め、避けることのできない事故によって投票所を開設することができない場合、または選挙人が投票することができない場合には、公職選挙法の規定に基づき、当該選挙を管理する選挙管理委員会はさらに別の期日を定めて選挙人の投票を行わせる繰り延べ投票を行うこととなっております。天災等の状況が繰り延べ投票の事由に該当するかどうかの認定は、衆議院、参議院の国政選挙または北海道知事、道議会議員の選挙は北海道選挙管理委員会が行い、市長及び市議会議員選挙については当委員会が行うものでございます。選挙は、一旦告示された以上、その告示で定められた選挙の期日に必ず行うべきものという原則があり、選挙期日を繰り延べるかどうかの判断は慎重に行われるべきものでありますが、選挙の当日、または選挙期間中に地震や水害などの天災が発生するということは非常事態であり、選挙人の人命が優先されるべきものでありますから、そのような事態が生じた場合には当委員会においても繰り延べ投票の措置をとることといたしますので、ご理解を賜りたいと存じます。続きまして、(5)の選挙管理委員会として今後の教育委員会等との連携や具体的な啓発の考えについてでございますが、冒頭に委員長が申し上げたとおり、投票率の低下と若者の選挙離れに対応するため、選挙をより身近に感じることができるよう、各学校に対し、子供たちの発達段階に応じた取り組みが必要であると考えているところでございます。昨年度は、当委員会からの選挙物件の貸し出しの案内に対し、中学校で2校、小学校1校で貸し出しを行っており、ご案内の際にはあわせて選挙の出前講座の開催についてもお知らせしているところでございます。出前講座の開催につきましては、各学校の要望に応じ、対応してまいりたいと考えているところでございます。これらの取り組みは、今後においても教育委員会を通じ、各学校の協力をいただきながら継続して行っていくこととしておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)
私のほうから大きな2、中学校における部活動支援についてご答弁申し上げます。初めに、(1)部活動指導員の導入の考えについてでありますが、部活動につきましては学習指導要領の中で学校教育活動の一環として位置づけられており、市内中学校の現状として、学校内の教員を顧問として複数配置し、スポーツや文化及び科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等に資するよう取り組んでいるところであります。今般国は、中学校などにおいて地域のスポーツ指導者らを活用しやすくするための環境を整え、教員の負担軽減につながることを目的として、部活動指導員の制度を導入する内容で学校教育法施行規則の一部改正をし、本年4月1日より施行したところであり、この改正は既に市内中学校に対して周知をしております。部活動指導員は、学校の部活動において校長の監督を受け、スポーツ等の教育活動に係る技術的な指導に従事するものであり、その職務として部活動に係る実技指導、安全・傷害予防に関する知識・技能の指導、学校外での活動の引率等を行うとともに、部活動中の日常的な生徒指導に係る対応を行うことも想定されているところであります。当市においては、中学校における生徒数の減少に伴い、一部の部活動では継続的な活動について困難な状況が想定されるとともに、教員数も減少することで顧問としての負担の増加、指導内容における専門性の低下も懸念される状況にあります。部活動指導員は、教育現場からの要望に基づき任用するものでありますが、その適任者を発掘することが課題であるとともに、生徒や保護者、部活動に携わる関係者の理解を得ることも不可欠であります。現在中学校側からの部活動支援についてのニーズ、相談等はない状況ではありますが、今後とも部活動指導員の導入について中学校側とも十分に協議を行い、制度の活用を含めて部活動の指導体制の充実を図ってまいりたいと考えているところであります。次に、(2)スポーツ振興を意識した部活動の指導に係る地域おこし協力隊員の活用についてでありますが、地域おこし協力隊につきましては都市地域から過疎地域等へ生活の拠点を移し、地域おこし支援や住民の生活支援などの地域協力活動を行う者を募集、採用することで当該市町村への定住、定着を図る取り組みであります。教育委員会といたしましては、新たな視点である地域おこし協力隊を活用して学校の部活動支援に取り組むことにつきましても、今後引き続き中学校側と協議を行っていくとともに、他市町村における効果的な導入事例についても調査研究をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
答弁 病院事務局審議監 山田基(病院事務局審議監は2020年3月まで)
それでは、私のほうから大きな3の市立病院の診療体制と地域医療連携についてご答弁申し上げます。当院は、中空知2次医療圏において高度急性期、急性期の医療を提供する中核病院の役割を担っております。また、中空知地域においては回復期機能を持つ病床が少ないことから、地域包括ケア病棟を平成26年11月より開設しており、在宅復帰を目指す患者さんから高い評価をいただいているところであります。そのような中、公・民の適切な役割分担のもと、地域において必要な医療提供体制の確保を図り、安定した経営のもとで不採算医療や高度・先進医療等を提供する重要な役割を継続的にできるようにすることを目的に、砂川市立病院改革プランを策定しております。本プランの中では、課題の一つとしてかかりつけ医機能、在宅医療機能を担う医療機関が少ない状況であり、医師を初めとするスタッフの疲弊を招かない対策を講じる必要があるとしているところであります。当院の現状としましては、急性期や回復期の役割のほか、市内の診療所などの状況から、かかりつけ医としての役割、在宅医療を提供する役割、在宅療養を支援する役割など多岐にわたっており、医師も限られた人数の中でその対応に追われているところであります。また、外来機能の中でも特に内科や整形外科などは、医師1人にかかる負担がふえることを危惧しているところであります。そのような中、病院の取り組みとして、診療所などにはかかりつけ医の登録をお願いするとともに、患者さんにはかかりつけ医を推奨しているところであります。しかしながら、市内には診療所も少なく、開業医も減少していることから、当院以外でかかりつけ医を持つ患者さんはなかなかふえていかない状況であります。ご質問の市とどのようにして連携を図り、病院本来の機能が最大限発揮できるような環境づくりを整えて、患者さんに支障が出ないように地域医療連携の枠組みを維持、発展させていこうと考えているのかについてでありますが、病院本来の機能が発揮できるような環境整備といたしましては医師の確保が第一だと考えており、引き続き医師確保のために道内3医育大学への働きかけや医療機器の整備、労働環境等の整備などの対策を講じ、常勤医師の安定的な確保に努めてまいりたいと考えております。また、地域医療連携の枠組みを維持、発展させていこうと考えているのかについては、現在の医療は病院完結型から地域完結型とされており、当院としても地域完結型を目指し、医療情報を共有する地域包括ケアネットワークシステム、砂川みまもりんくを構築したところであります。このシステムを連携の一つの手法とし、当院とかかりつけ医でしっかりと役割分担し、病病、病診連携を推進するとともに、退院後に在宅に戻るという生活を重視した中では医療介護連携を図っていかなければならないと考えております。このため、今後も市や医師会などと協議し、砂川市の医療、介護、福祉との連携について維持発展させてまいりたいと考えるところでございます。
再質問 武田圭介
それでは、再質問に入りますけれども、まず其田委員長、答弁に出てきていただいてありがとうございます。私の調査ですけれども、砂川が町時代あるいは市に移行してから、選挙管理委員長が議会の本会議で答弁に立つというのは多分初めてのことであろうと。我々議員も独立した行政委員会の長の皆さんに一般質問はできるのですけれども、なかなかテーマを見つけて質問するのが難しいと。昨年ですか、18歳の選挙権が付与されるということで非常に大きな改革があって、これからの未来を担う人材がどんどん選挙権を行使できていくようにするためにも選挙管理委員会の役割というのは非常に重要なものになってくると思います。先ほど委員長から力強い所信をいただきました。今までの取り組みに加えて、やっぱり時代も環境も変わっていきますから、ぜひとも委員長の強いリーダーシップのもとに新たな取り組みも取り入れられるものは取り入れていって、やっていっていただきたいと思います。それから、(2)の先ほどの投票行動の話が出ておりましたけれども、これは先ほどの答弁では各年代別の投票率の現状というようなものが分析されているということなのですが、昨年参議院選挙があったときの投票行動の分析ということでありますけれども、私も砂川市の選挙管理委員会の事務局から砂川における投票率の現状のデータをいただきまして、見るとやはり投票率が横ばいか微減傾向にあると。こういった分析というのは、衆議院選挙は解散時期等がいつになるかわからないので不透明ですが、参議院選挙や市長選挙、市議会議員選挙といったようなものは3年に1度や4年に1度と必ず節目、節目に訪れるわけでありますから、その辺の分析というのはどこかピンポイントでやるのではなく、今後は継続的にやっていって、その都度委員会の中で新たな啓発活動や対策というのを考えていくべきではないのかなと思うのですけれども、その点についてどのようなお考えなのか。先ほどの答弁の中ではどうやら今回初めて行われたようで、スポット的に行っているのかなと思ったのですけれども、その辺の考えについて再質問としてお伺いしたいと思います。
答弁 選挙管理委員会事務局長 熊崎一弘(選挙管理委員会事務局長は2021年12月まで)
一昨年の参議院選挙の部分で細かくということで、手計算という作業で投票率の傾向について確認させてもらった結果を先ほどご答弁差し上げたところでございまして、議員さんおっしゃるとおり、微減、それから横ばい傾向の投票率というのは国、地方も含めて同じでございまして、政治課題が大きいときには若干投票率が上がったりする傾向はあるのですけれども、おっしゃるとおり若干低くなっていっているのかなと思っております。この後の分析につきましては、選挙と選挙の期間が比較的あけば、それらの手間についても業務的にはやっていけるかなと思うのですけれども、選挙と選挙の間が短くなるとどうしても選挙事務への臨戦体制といいますか、業務的にはそちらに手が回らないということもございます。また、機械でやるということになるとその分のコストがかかりますので、その辺を全体として検討しながら、決して投票率が下がったままでいいとは思っておりませんので、研究等々は進めてまいりたいと思っているところでございます。
再質問 武田圭介
選挙というものは、先ほども言いましたけれども、特に参議院選挙や地方選挙は3年に1回、4年に1回といったようなことが確定していますので、毎選挙ごとでなくても、10年の間に2回はあるわけですから、その中で1回は必ず検討するというようなことも考えていったほうがいいのかなと思うのですけれども、その辺もう少し検討の余地はないのかどうかということをお伺いしたいと思います。
答弁 選挙管理委員会事務局長 熊崎一弘(選挙管理委員会事務局長は2021年12月まで)
確かに参議院選挙というのは3年に1回ありますので、定点的にチェックできる間隔であるのかなとは思います。今ほど私も答弁しましたとおり、参議院選挙から次の選挙までの間に、参議院選挙はあるのですけれども、中に地方選挙が入っていたり、衆議院選挙が入ったりという期間が短い場合はなかなかできないというのがあるのですけれども、遡及して期間があいている間にそういう調査をするということは可能かなと思っておりますので、今後時期を見ながら検討して、その辺の分析も進めてまいりたいと思います。
再質問 武田圭介
国政選挙はどうしてもメディア等の影響によって、風が吹けばこの田舎であっても投票率の変動の要因というのは大きいのがあるかもしれませんけれども、身近な地方選挙というのは割と安定しているところもありますので、その辺は事務局の中でマンパワー不足というのは私も理解しておりますので、でき得る体制になれば、それから調査の必要性があれば、ぜひ調査を行っていただきたいと思います。それから、(3)番目でありますけれども、これはあらゆる世代の方が権利を行使できるようにするというのは非常に重要なことだと思います。幾つか、先ほどは現行18の投票所を開設しているところを今のところ見直す予定はないというお話でしたけれども、投票所の見直しというよりは、私は2つほど提案したいのは、1つは今現在砂川市では身体障害者であっても、知的障害者であっても、投票する際に投票所に来るときに何らかの助成といったようなものは行っていませんが、全国の自治体を見ると、複数の自治体ではそういった投票所に来る方に介護ハイヤーですとか、タクシー代を支給して投票を促しているケースもあると。あるいは、移動投票所ということで、ハイエースみたいな車両を借りて、期日前投票でありますけれども、期日前に何カ所か回って、住民の皆さんの近くに投票所のほうが寄っていくといったような取り組みをしている例があります。一番先進的なのは、昨年島根県の浜田市で移動投票所が導入されましたが、ことしの4月には大阪府の千早赤阪村、それからもう決定していることでありますけれども、宮崎県の都城市で移動投票所を導入するということで決定しておりますので、今後は交通弱者対策も考えるとそういったようなことをやっている例がふえてきておりますので、それも検討するに値するかなと。期日前投票がふえれば、全体の投票率が向上していくわけでありますから、やっぱり大事な1票を多くの市民の皆さんに行使してもらうためにはそういった取り組みも必要かなと思いますけれども、今2つの先進的な事例を挙げましたけれども、そういったような取り組みについてどのようにお考えになるのか伺いたいと思います。
答弁 選挙管理委員会事務局長 熊崎一弘(選挙管理委員会事務局長は2021年12月まで)
議員ご指摘のとおり、先進地ではそれぞれ送迎のタクシーを活用した事例とかがあるのも存じ上げているところでございますけれども、今現在砂川市的にはそこまでの考えはないのですけれども、投票機会をしっかり与えるということは投票率向上には必要なことだと思いますので、しっかり研究してまいりたいとは思っております。ただ、やはり経費の部分、それから公平な選挙の部分でどうなのかというところもあるかもしれませんので、その辺も含めて研究させてください。
再質問 武田圭介
特に移動投票所というのは、お年寄りがふえてきて、どうしても投票所に行くのがおっくうになっていたり、投票日の天候次第ではお年寄りの方は外に出るのがおっくうになる方もいらっしゃるかと思います。ですので、投票日に投票してもらうのが大原則でありますけれども、制度として期日前投票があって、その期日前投票にはどこの自治体も投票率の低下や微減傾向を嘆いて移動投票所を開設すると、こういったようなことに対しては国も積極的に推奨しているわけではありませんけれども、だからといって国も手をこまねいているわけではなく、そういったような活用事例ということで総務省の選挙管理委員会のホームページに掲載されているですとか、そういったような新しいことをやっていかないとなかなか投票率の向上にもつながっていきませんし、投票率の向上という数字の向上が目的ではなく、大事な権利の行使をしてもらうといったようなことに主眼があるわけであって、であるならば権利者の立場に立って、権利行使しやすい環境をつくっていくというのは非常に大切なことだと思いますので、これも始まったばかりの取り組みですから、いろいろと今後不都合等が出てくる可能性もあります。ですので、今回は情報提供という形ではありますけれども、ぜひとも先進的な自治体の取り組みを参考に、それを砂川市流にアレンジして、少しでも砂川市民の皆さんの投票率が上がるように、そして大事な選挙権が行使できるような取り組みを考えていっていただきたいと思います。次に、(4)でありますけれども、災害の関係は余り、今までは大災害が起こることはないだろうという希望的な観測できていたわけなのですが、2011年、統一地方選挙の年ですけれども、その1カ月前の3月11日に東日本大震災が発生しました。あのような激甚災害になると、国のほうで特例法をつくって選挙の繰り延べというようなことを行いますが、そうではなく熊本の地震でも大変な被害が出たのですけれども、熊本の地震のときもちょうど熊本の地方で選挙があったりですとか、いろいろと選挙事務に絡むようなケースが発生したと。最近は災害対応マニュアル的な、災害が発生したときの投開票事務についての事例集というか、事例を蓄積したようなものが市販をされていたり、あるいは総務省のホームページにまとめられていたり、いろいろと参考になる例も出てきています。幸いにして砂川はそういう災害時に選挙期間中や投開票当日を迎えることはなかったのですけれども、ただそれも自然災害ですから、いつ何どき砂川に襲ってくるかわからないと。先ほど答弁にあったように、確かに今の砂川市の選挙管理委員会の体制が十分かといえば、これはどこの小規模自治体も同じ悩みを抱えていますが、非常に体制は脆弱であると言わざるを得ません。ですが、答弁にもあったように、原則一回告示をして告示日に投開票をするというのは大原則でありますから、余りにも選挙を繰り延べるとまた住民の生活にも支障が出たりしますので、その辺もほかの自治体の例を参考に、被害に遭われた自治体の方には大変申しわけないのですけれども、先例として情報収集をし、砂川市としてそういったようなことが起こった場合の具体的な対応的なマニュアルというか、指針というか、それは災害によってころころ変わるものですから、そのとおりにいくかどうかはわかりませんけれども、今の何もない状況からは何がしかのものをつくっておいたほうがいいのかなとは思うのですが、その辺の考えについてお伺いしたいと思います。
答弁 選挙管理委員会事務局長 熊崎一弘(選挙管理委員会事務局長は2021年12月まで)
天災時の対応でございます。ご案内のとおり、ホームページ等々で苦労された自治体の事例等々も出ておりまして、うちの担当のほうも十分その辺は認識しているところでございます。国の選挙でありますと、その地域だけを繰り延べしてしまいますと当選の可否についての影響というのがあったり、投票行為にも影響するという問題点があるのではないかと私個人的にも思っております。ただ、投票所、それから開票所、そこが避難所になっていたり、それから自治体職員が天災に対する災害対策に当たるに当たって、投票所の運営についての人員の問題、非常に多岐にわたる問題を抱えているというのが参考文献等々を見るとわかってくるところでございます。その場になって慌てないようにということは私ども事務局としてもしっかりと考えていかなければならないと思いますし、もしあったときの対応についても柔軟に対応できるようなやわらかい頭で、お手伝いいただける範囲等々も考えながらこの後の業務を進めてまいりたいと思っているところでございます。
再質問 武田圭介
本当に災害っていつやってくるかわからないので、そういったようなものの備えはしておけば、その備えどおりにはいかないかもしれませんけれども、何もないよりはいいと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。それから、選挙管理委員会の最後ですけれども、教育委員会との連携の関係でありますが、これは委員会の所属がえがある前に、昨年の7月の総務文教委員会で教育委員会のほうには主権者教育という形で伺っていて、そのときに今現在選挙管理委員会と特別に連携をしていることはないというお話があったのですが、先ほど答弁の中で18歳選挙権になって、各生徒会選挙、児童会選挙に投票箱を貸し出すとか、あと出前講座があればその周知をして、学校現場でしてほしいという声があればそれに伺うというような話もあったのですけれども、ちょうど平成30年に学習指導要領の改訂が予定をされていて、そこでは、恐らくですけれども、当時の答弁では主権者教育にかかわってもっと踏み込んだ話が入ってくるのではないかというような答弁がありました。18歳に選挙権が引き下げられましたし、今中央のほうでは成人そのものの年齢を18歳に引き下げようかという議論も出ていますので、そういったようなことがのる可能性が極めて強いと思っております。であるならば、18歳になったからいきなり選挙権を行使してくださいといっても、そこに至るまでの過程でしっかりとした主権者教育がなされていなければ、判断をするに当たってはなかなか難しいのかなと。先進的な自治体では中学生のうちから、なぜ選挙が大切なのか、皆さん方が持っている権利がどういうものなのか、その裏側にある義務はどういったものなのかといったようなことをしっかりと教える。教えるに当たって、どちらが音頭をとるというわけではありませんけれども、選挙管理委員会と教育委員会が、そして学校現場が、この3者が共通の認識を持ってしっかりと相互に啓発、教育活動を行っている例もあります。先ほど登壇したときに、1回目の通告の質問を読み上げたときに選挙公報の話もしましたけれども、これも実は総務省のホームページに、全国のいろんな教育関係者や現場の学校教員が主権者教育用の教材をみずからつくって、その優秀例といったようなものが総務省の、正式名称は忘れましたけれども、中央選挙管理委員会ですか、そこのホームページ上に上がっております。ですので、先ほども言いましたけれども、どちらが音頭をとるというわけではありませんが、今まで連携がなかった部分をもう少し情報交換を密にして、学校現場の意向もあるかもしれませんけれども、学習指導要領の改訂も見据えて選挙管理委員会として教育委員会とタッグを組んで砂川の子供たちに主権者教育の大切さを教えていくべきではないのかなと思うのですけれども、その辺についてのお考えをお伺いしたいと思います。
答弁 選挙管理委員会事務局長 熊崎一弘(選挙管理委員会事務局長は2021年12月まで)
関係機関との連携ということで、教育委員会、小中学生を中心にということかなと思っております。先ほど答弁申し上げたとおり、投票箱の貸し出し等々をやり始めております。新たな学習指導要領でそういうようなお話ということがあるようでございます。選挙管理委員会では、一定程度お願いする立場かなとは思うのですけれども、やはり学校現場が第一だと思いますので、その中で投票率向上に向けての活動が私どもでできるのであれば、ぜひ協力を願いながら進めてまいりたいと思っておりますし、逆に無理強いをして教育現場を混乱させることがないような部分も十分考えながらいかなければならないと思っているところでございます。
再質問 武田圭介
行政の方は慎み深い方が多いので、どちらも譲り合いの精神になろうかと思うのですけれども、それも大切なことではありますが、一回は、学校現場に直接というよりは、当然間に教育委員会がありますので、そういったような話し合いをした中で、今局長の答弁もありましたけれども、押しつけになってもいけないわけでありますから、その辺のバランスって難しいとは思いますけれども、ぜひとも新たな取り組みとして砂川モデルになるような取り組みを進めていっていただきたいと思います。次に、大きな2点目でありますけれども、部活動指導員の関係であります。実はこれも総務文教委員会の中で取り上げたことがあるのですが、砂川市内の中学校の保護者の方から、石山中学校、砂川中学校、2校ありますけれども、その学校一つではチームを持った部活動がつくれない部があるというような相談を幾度となく受けたことがあります。先ほど学校からはそういう話がないというお話でしたけれども、国も教員の負担軽減だけではなく、全国の学習、学力、それから体力調査の中で最近のお子さんたちというのは体格はしっかりしておりますけれども、体力は低下している傾向にあるということで、スポーツ振興にも力を入れていこうと。これからラグビーのワールドカップもあります。オリンピックもあります。パラリンピックもあります。そういったようなスポーツ全体が日本で盛り上がっていこうという中において、教員の負担軽減と同時に、国も部活動指導員という制度を制度化したわけでありますから、ぜひとも学校現場だけではなく、保護者の皆さんに直接アンケートをとるとか、そういったようなことをして意向調査をされたほうがいいのかなと思うのですけれども、その辺のお考えをまず最初にお伺いしたいと思います。
答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)
ただいまご質問をいただきました後段のアンケート調査という保護者の意見の関係でございますけれども、まずこの制度の背景には、学校教育活動の一環という位置づけが部活動にあります。さらに、学習指導要領の中で教育課程に関連が図られるよう留意することということがございまして、教育現場という子供たちの教育の現場の部分ですから、この部活動指導員につきましては学校の経営の中でも必ず教員をつけて部活動を運営させると、共通して今そういう流れとなっておりますので、これにつきましては1回目のご答弁で申し上げましたとおり、保護者の声を聞くということよりも、学校の現場サイドでの指導員のあり方、そして今後の活用という部分については十分学校と協議をさせていただきたいというふうに市教委としては考えているところでございます。
再質問 武田圭介
どっちが主になって、どっちが従になるかという話だと思うのですけれども、学校って教育現場でもありますけれども、部活動も非常に重要な教育の場であると思っております。一方で、学校の先生も何から何まで業務を抱え込んで過労死してしまう先生がいらっしゃるということも聞いておりますので、その負担軽減ということも大切ではありますけれども、であるならば、少なくとも先ほど1回目の答弁の中で中学校から今のところニーズ等の相談はないという答弁もありましたし、今も同じような答弁がありましたが、学校現場としてはそうかもしれないけれども、保護者は保護者として部活動を学校につくってほしいという声も出てくるかもしれないので、それはそれで別に考えてやって、さらには担当の教員も張りつかないと部活動というものはつくれませんが、今回の部活動指導員は、教員は部長みたいな扱いであって、実際の顧問に部活動指導員が就任できるということにもなっているそうですので、そうすれば実際的に試合とかの引率も含めて、日常的な部活動の監督も含めてですけれども、部活動指導員の方が実際にはメインになってくるのかなというふうに思いますので、その辺バランスをとる上でも、再度お伺いしますけれども、学校現場だけではなく、保護者の皆さんの考えというか、意向というか、そういったようなものもぜひとも聞いていただきたいと思うのですが、いかがですか。
答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)
部活動指導員制度につきましても学校側からの意見は聞いております。その中で、議員さんのおっしゃられた保護者の方の要望という部分もございますけれども、これにつきましてはまず最初には学校現場の必要性というところに私たち市教委としては協議の観点を置きたいと考えておりますし、顧問につきましても今現段階で部活動指導員が顧問になることは可能です。ただし、今中体連の大会開催規定の中では正式な地区大会、全道大会、全国大会は必ず教員という規定のままに今なっておりますので、その辺も中体連事務局のほうで今後国の制度の改正に伴って協議がなされるという情報もありますから、その辺も見据えながら、まずは学校現場との協議を一番最初に進めてまいりたいと考えております。
再質問 武田圭介
そもそもこの制度そのものが本格稼働したのが今年度に入ってからで、1回目の答弁で出てきたスポーツ庁の通知だと思いますけれども、それもことしの3月になって出ているものですから、まだ制度の草創期ではあります。ですので、いろいろと今の段階ではなかなかなじみのない制度でありますから、難しいのは承知しておりますけれども、一方で誰のための学校かといったようなこともやっぱり考えないといけないので、その辺、これも陳腐な言葉になりますけれども、学校教育現場の教員側のほうと保護者側のほうとバランスを失してはいけないと思いますので、その辺も十分配慮していただきたいと思います。もし部活動指導員が難しいのであれば、もう一つの代替策として地域おこし協力隊という制度がありますけれども、これもただ単に外部の人間を入れるということになれば、生徒の安全確保上の問題とかいろいろ出てきますので、なかなか難しいのは承知しております。私は、昨年の一般質問ですか、農業と商業の分野、もっと限定をして地域おこし協力隊を入れたらどうかという話をしましたけれども、今回の地域おこし協力隊も、例えば近隣の北海道教育大学の岩見沢校は、芸術やスポーツに特化したスポーツのインストラクターや体育教諭を養成するような課程を持っております。ダイレクトにそういった指導者、体育指導者を養成しているようなところに対して地域おこし協力隊の募集を働きかけていくとか、地域おこし協力隊という、ただ誰でもいいよではなくて、しっかりとそういう基礎的なトレーニングを受けているところに対する募集の働きかけをしていけば、これは部活動指導員にかわって地域おこし協力隊であっても十分その任にたえ得るのかなと思うのですけれども、その辺のお考えをお伺いしたいと思います。
答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)
今ご質問いただきました、例えば岩見沢の教育大学、インストラクターを中心にやっていられるというか、それを目指している学生さんもいるということで、それに絞った働きかけ等の例をいただきました。今回の国の部活動指導員の制度につきましては、基本的にスポーツ、文化等の専門的技能だけではなく、生徒指導というある程度教員的な、そういう部分も対応した人材でなければというふうな内容も記載してございます。今ご質問いただきました部分でスポーツ等に限っていえば、文化もそうですけれども、専門的な技術があるという、そういう部分は理解いたしますけれども、最終的に生徒指導の事故対応も含めた中の人材の確保という部分でございますので、これについてはまだ先進事例というのは市教委のほうでも入手しておりませんから、これにつきましてはこれから先進事例を調査研究させていただいて、検討させていただきたいと考えているところでございます。
再質問 武田圭介
そうはいいながらも、全国の例を見ると地域おこし協力隊を学校教育現場に入れている例もあって、まさに体育指導ですとか、私が見たのはサッカーの例でしたけれども、そういった例もないわけではないので、その辺も情報収集をすればいろんな解決策になるものが見出せるのかなと思いますし、通告書にも書いてありますけれども、中学校の段階では遅いと言われる方もいますが、それでも高校よりは中学校、中学校よりは小学校というふうになっていくかと思いますけれども、スポーツを一生懸命やって、全国大会や世界大会、夢は大きな話ですけれども、そういったようなものに出場する選手が出てくると、それは砂川に行ったらそういうトレーニングを受けられるのだということになりますし、きょうは触れませんけれども、砂川高校も過去的には合併する前に砂川南高であっても砂川北高であっても特色のある部活動をやっているチームがあって、全国大会の常連だった部もあります。ですので、そういったような高校に進学するに当たっての母数がふえていくということにもなりますので、中学校における部活動支援というのは、本当はスポーツだけではないのですけれども、今回はスポーツに特化して言いますけれども、非常に重要なことだと思いますので、先ほどだとまだ先進的なものだから、なかなか解決策を見出すのは難しいし、よその自治体の情報収集をしてという話でありましたけれども、砂川においてもスポーツ振興は非常に重要なことだと思っておりますので、ぜひともこの辺は学校現場といろいろと折衝もしていっていただきたいと思いますし、中学校における部活動の支援の重要さというのは、私は今後の子供たちが大人に生育していく過程の上で非常に重要なことだと思っておりますので、何とか部活動指導員でも地域おこし協力隊でも少しでも早く砂川市に導入できるように検討していただけないかなと思うのですが、教育長にぜひそのお考えをお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 髙橋豊(教育長は2025年3月まで)
それでは、私のほうからご答弁をさせていただきたいと思いますが、まず部活動指導員の導入の考え方、これは今津々ご答弁をさせていただいておりますが、学校現場の教員の負担減というのがまず大原則でございます。アンケートのお話もございましたけれども、例えば生徒さんにしてみれば、小学校から行っているものであれば、これは本人でも、恐らく保護者の方でも中学校で続けさせたいと、そういうことで、各学校のほうには恐らくそういう要望は伝わっているとも聞いておりますので、それを踏まえての学校の検討ということになっていると思います。また、部活動の顧問の負担軽減については、例えば合同チームをつくるに当たっては、一つの学校が新たに部を創設しなければならない。その場合は、顧問をお願いしたとしても10割お願いできるということではありませんので、やはり何割かは学校あるいは教職員が負担を負うということになりますので、これをもし軽減させるとすると、一つの中学校で複数のそういった指導員を入れていかなければ、総合的に教員の負担減にはつながらないということがありますので、それからいきますと各学校においても十分にそれは考慮しなければならない。それから、答弁の中でもお話をさせていただきましたけれども、少子化というのが今もどんどん進んでおりますので、少なくとも今の中学生、既に小学校の1年生に入ったところぐらいまでは、どれぐらいの方が入学してくるのかというのは状況が大きく変わらなければ現状のまま、あるいは微減で推移していくということになりますので、大きな団体競技の場合は今後指導員以外に生徒さんを2つ合わせてもできるのか、できないのかというのが非常に重要な問題になっておりますので、そこのところは総合的に勘案をしなければならないと思います。ただ、制度として既に成立をしておりますので、情報は少なくとも中学校と共有をさせていただき、もちろん情報提供もさせていただきますし、必要があれば教育委員会としても協議はさせていただきたいと思っておりますので、今後においても少なくとも地域おこし協力隊についても調査研究をする、あるいは中学校との連携は密にしていくという流れの中でこの関係については考えてまいりたいと思っています。
再質問 武田圭介
ぜひとも一日も早くそういったようなことができたらいいなとは思っていますが、今言われた課題も私は十分承知した上で質問しておりますので、どっちが100かゼロかという話にはならないかと思いますけれども、一番いい解決策を模索していっていただきたいと思います。それから、最後に大きな3点目で市立病院の関係でありますけれども、今も一生懸命皆さんはやっていらっしゃるのですが、ただ私が心配しているのは、1次医療的なことも市立病院はやっていますけれども、本来の機能はそうではなく、高度急性期の医療を担うということで、診療報酬の単価もそちらのほうが圧倒的に高いと。それで、答弁でもあったように内科や整形外科が代表的なものでありますけれども、こういった先生の業務負担というのはすごく大変かなと思っておりますし、医師がどんどん確保できる状況であればその問題は解決できるのですが、医師確保にはどこも四苦八苦していると。そうなれば、やっぱり機能分担、病院完結型から地域完結型ということで、確かに中空知の圏域で考えると近隣の滝川市にも個人医院はいっぱいありますが、砂川が医療のまちを標榜するのであれば、私は砂川市内にもかかりつけ医が多くあったほうがいいのかなと思いますし、その辺は病院の事業管理者や院長とお会いしたときも、そういったようなものがあってもいいよねというような話は内々には伺っております。あと、医師会との関係もあって、砂川の場合は空知医師会、会員はほとんど市立病院のドクターが入っているかと思いますけれども、当然砂川市内で開業されているお医者さん等もその会員として入っていらっしゃいますので、今のままの状態で本当に地域完結型の医療体制が安定的にやっていけるのかどうかといったようなところの不安もあると。3月の議会でも聞きましたけれども、市内の開業医の方もどんどん高齢化等の影響があって閉院するところも出てきていますので、病院のドクターが先ほど空知医師会の会員に多いということもありましたので、その辺の内情等も含めて、もう少し病院のほうでも役割分担の徹底が必要かなというような話がどうドクターや医療職と共有されて、なされているのかをお伺いしたいと思います。
答弁 病院事務局審議監 山田基(病院事務局審議監は2020年3月まで)
お答えいたしたいと思います。まず、今空知医師会のほうのお話も出ておりました。私たちのほうも医師会の事務局のほうとかかりつけ医の関係、そういうことでもいろいろお話をさせていただいております。医師会としても、開業医の先生方が今は高齢化しているということ、実際に診療所も1つ減っているわけでございまして、そのままだと将来的には不安だというようなこともおっしゃっていました。また、ほかに市内の診療所の中では往診をしてくれる先生が1人しかいないということで、その先生が今はいいのですけれども、例えば往診ができなくなったとき、そのときにどうしていくかということが課題だというようなお話も医師会のほうではされているというところです。あと、うちの病院としてもかかりつけ医というものを推奨しているというところです。そういう中で、かかりつけ医が少ないと、現状もそうですけれども、1次医療の患者さんがたくさん来て、ふえて、先ほど内科、整形と答弁させてもらいましたけれども、診療科によっては医師が疲弊してしまうと、そういうことは心配しているような状況でございます。地域完結型医療というところで考えますと、医療と介護、そちらの連携も必要ですし、もちろん医療連携、病病、病診連携を行っていく上では連携先のクリニック、かかりつけ医というものは多ければ当然いいとは思います。ただ、そういうクリニック、診療所とか病院がふえるにしても、ただふえればいいということではないと思っています。当然のことながら、来ていただけるところがあるのであれば、行政、市ですね、行政とか医師会もそうですし、当院、あとは在宅に戻るということであれば介護、そういうほうときちんと連携が図れるような、そういうクリニックでなければならないと思いますし、そういうクリニックが来てくれるのであれば有益なのかなというようには考えております。
再質問 武田圭介
私は最後に市長に聞きたいのですけれども、問題意識は非常に市長と共有していると思います。ただ、考え方が違うところもありますけれども、3月の議会で私は開業医誘致の条例をつくったらどうかというようなことを聞きましたが、あれは一つの例示であって、条例でなくてもいいのです。ただ、砂川市立病院を維持していく上で、近隣の滝川市に開業医があるからいいではなくて、砂川市内の開業医も非常に重要な役割を担っているわけでありますから、何がしかの制度として開業医の方に来ていただく、非常に難しい命題だとは思いますけれども、どんな制度がいいのか、どんなことをしたら来てくれるのかというような話し合いというものはしっかりと今のうちからやっていかないと、そして制度をつくっていかないといけないと思うので、今病院の抱える課題の話もありましたけれども、ぜひとも市長にその辺の見解をお伺いしたいと思います。
答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)
個別な問題は、私は専門でないものですから余り詳しくはご答弁できないのですけれども、私が考えるに砂川市立病院は、第3次医療の救命救急センターでありながら、うちの市立病院の役割は高度医療をやる病院、そういう位置づけをされているわけですけれども、残念ながら過疎地にあるために高度医療から在宅医療まで、慢性期までを賄わなければならないと。地域包括ケア病床を持ちながら高度医療をやる3次医療圏の救命救急センターを持っている病院は、全国でも砂川が第1号、初の試みだと思うわけでございます。砂川市立病院に来る患者の6割は市外からと。市外から来る方は重複の病気を持っている方、または急性期の方がほとんどだと思うのですけれども、それは1つには病院の経営にとってはプラスに働く、地域の人たちにとっても非常に近くにあるから利便性が高い。片や一方、そのことで特定の医師、内科等については過大な負担がかかっていると。余りこれを放置してしまうと、全道でも例があるのですけれども、ある日医者が引き揚げられてしまうと、そういう厳しい状況にあること自体については私自身も十分に認識しております。ただ、今国のほうでは制度改正が急速に進んでおりまして、その一つについては診療報酬を下げながら医療費を上げないようにすると、それは国の会計を守るための手法だと思うのですけれども、それが地方の病院にすごく大きくのしかかってきていると。幸いにも砂川市立病院は黒字できておりますけれども、これがいつまで続くかというのは誰もわからないことであり、どこまで国が目指しているかというのは、私自身も国の制度改正を見なければわからない。毎年変わってくるものですから。そんな状況の中で私が思うのは、役割をしっかりやるとすれば、中空知というのは医療が一番恵まれている地域と言われております。それは、各市でそれぞれ市立病院を持っている。これが稚内であったり、根室であったり、道東、道北に行くと非常に医師の数が少ないと。ここは、すごく恵まれていると言われている。しかし、どこも経営に苦しんでいる。その中で一体ここの医療はどうやっていけばいいのだろうというのは、1つには国が目指しているのは医療再編であったり、役割分担をもっと明確にしなければならないというのが国の今の誘導策で、それは厚生労働省も総務省も同じ方向で動いている。総務省は何を言っているかというと、病院を赤字にして自治体が潰れるのは困る。自治体を守るためには病院を何とかしなさいと。厚生労働省は再編のほうで動いている。その真っただ中に今ありまして、その状況等を慎重に見きわめないと、簡単に動いてしまうと間違った道をいってしまうと。砂川市立病院が慎重かというと、私はそうではなくて、経営感覚というか、取り組みが、例えばうちは510床ぐらいの病床数がありましたが、500床を超えたところというのは大病院という位置づけがされていて、やっぱりそれなりの対応があるのですけれども、今は498床。なぜか。大病院の名前を捨ててでも経営的にすぐれたところ、診療報酬の点数のとれる体制をやっていこうと。それから、地域包括ケア病棟を全道で一番最初に導入したのも、そっちのほうで点数がとれると。経営と質の高い医療をマッチングさせるような方式でうちはやってきていると。すぐやらなければならないところはすぐ取り組むのですけれども、今医療再編の中でいろいろ動くときに、私は市内完結型でいくのがいいかどうかというのは難しいのでないかという認識を持っているものですから、武田議員が言われる課題については私も十分に理解しております。もう少し国の再編の動きを見させていただきたいと思っております。
再質問 武田圭介
十分認識は共有しておりますけれども、市内のかかりつけ医がそのまま閉院していくのは忍びないので、この問題についてはこれからも随時いろんな動向を見きわめながら取り上げたいと思います。終わります。