砂川市議会 平成27年第3回定例会 2015年9月9日
(1)子育て支援のさらなる拡充について/(2)子育て世帯専用公営住宅等の整備や空き家の利活用について/(3)米、野菜などの地元産農産物の消費拡大の取り組みについて/(4)起業、創業支援について
2015年9月9日、砂川市議会の一般質問で、武田圭介議員が「子育て支援のさらなる拡充について」「子育て世帯専用公営住宅等の整備や空き家の利活用について」「米、野菜などの地元産農産物の消費拡大の取り組みについて」「起業、創業支援について」について質問し、市民部長 高橋豊、建設部長 古木信繁、経済部長 田伏清巳、市長 善岡雅文が答弁しました。
- 質問者
- 武田圭介 議員
- 答弁者
- 市民部長 高橋豊、建設部長 古木信繁、経済部長 田伏清巳、市長 善岡雅文
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 武田圭介
おはようございます。それでは、既に通告してありますように、大きく4つの項目について市長の見解を伺ってまいります。大きな1点目は、子育て支援のさらなる拡充についてであります。現在砂川市が取り組んでいる子育て支援をさらに厚くすることにより、子供を安心して産み育てられる環境をより一層良好なものとするために、社会全体で支援を行っていくことが大切です。そこで、以下の点について伺います。(1)として、子育てには経済的な負担が伴います。子育て世帯の支援のために、例えば学資ローンなどといった子育てにかかわる費用について民間金融機関等と砂川市が協定を結び、学資ローンなどの利子補給を通じた経済的支援を導入することは、家計の負担を軽減することにつながります。子育て世帯の所得がなかなか上がりにくい環境の中で、これを市の施策として検討して、民間金融機関等と協議して実施していくべきではないかと考えますが、その導入の考えについて。(2)として、金銭的な支援以外に、子育て支援米として地元の農協や生産農家等と連携して子育て世帯に支援米を給付することは、米の消費拡大と子育て支援という2つの目的を同時に行うことができるため、結果的に子育て支援だけにとどまらない効果が見込まれますが、市長の見解について。次に、大きな2点目は、子育て世帯専用公営住宅等の整備や空き家の利活用についてであります。(1)として、砂川市には現在子育て専用の公営住宅がありません。砂川市の民間アパート等の家賃相場を見てみると、経年劣化している建物であっても比較的高どまりであり、経済的基盤が弱い若年層が市外に流出する要因ともなっています。そこで、既存の公営住宅の利活用を含め、将来的に子育て専用の公営住宅等を整備して、安定して砂川市に住んでもらうための取り組みが必要と考えますが、市長の見解を伺います。(2)として、市内にはこれからも一戸建ての空き家がふえていきます。空き家をそのまま放置しておくことは、防犯、防災、景観等の観点からも好ましいものではありません。そのような空き家に子育て世帯が入居した場合の改装費などの助成等といったことを通して、子育て支援と空き家の利活用を同時に考慮した施策を取り入れるべきと考えますが、市長の見解を伺います。大きな3点目は、米、野菜などの地元産農産物の消費拡大の取り組みについてであります。砂川市は、現在砂川市農業再生協議会水田フル活用ビジョンを平成26年度に策定し、砂川産農産物の作物全体の今後の作付予定などについて目標を立てて取り組んでいます。生産からその先にある地元産農産物の消費拡大もあわせて行っていく必要があると考えますが、砂川市として大切な産業の一つである農業を守っていくためにどのように取り組んでいるのか伺います。最後に、大きな4点目は、起業、創業支援についてであります。砂川市にこれからもずっと定住していただく、あるいは移住していただく上でも、経済的な基盤の整備は必要不可欠です。アイデアがあっても、資金がなく断念することも少なくありません。既存の起業、創業支援策の対象範囲の拡大や、ほかにもクラウドファンディングといった手法を取り入れることで、担保も実績もない方が資金を募ることに成功することもあります。先進的な自治体では、自治体が地元の金融機関や専門業者等と連携などを通してそのような活動を支援している例も徐々にふえつつあります。食と観光の魅力がある砂川市においても、このシステムが活用されればさらに市内にお店がふえたり、観光客がふえたりする効果が見込まれると思いますが、導入についての考えを伺います。以上のことをお伺いいたしまして、演壇からの初回の質問といたします。
答弁 市民部長 高橋豊(市民部長は2016年3月まで)
私から大きな1の子育て支援のさらなる拡充についてご答弁を申し上げます。初めに、(1)子育てにかかわるローン等の利子補給による経済的支援でありますが、子育てに関しては、出産時の医療費や入院用品、マタニティー用品から出産後のベビー用品、子供の成長に合わせた衣服や用品などのほか、子育て環境の充実のための住宅や車の購入、さらには子供の進学等にかかわる教育費など、子育て世帯にはさまざまな経済的な負担があるものと認識しております。現在民間金融機関における子育てに関する借り入れとしては、高校や大学、予備校、学習塾、専門学校等の受験、入学、在学に必要な費用のための教育資金のためのローンが主なものとなっており、その他の子育てのための資金としては住宅ローン、自動車ローンなどの目的に合わせて借りるローンのほか、使い道が自由なフリーローンとなっているようであります。市がこれらの子育てにかかわる費用の借り入れについて利子補給をすることにつきましては、福祉目的として生活困窮者や低所得者も含めた全ての子育て世帯の経済的支援のあり方を考えていくとともに、子育てに関する費用として教育目的以外の借り入れ需要やそれらに対する民間金融機関における貸付制度等について調査研究を行いながら、必要性について検討してまいりたいと存じます。続きまして、(2)子育て支援米の給付についてでありますが、子供にとってお米は体のエネルギーのもとになる糖質とたんぱく質などを含む栄養バランスのとれた食べ物であり、特に成長期にある子供は食欲も旺盛で、家庭における米の消費も多くなっていると思われます。子育て支援米の給付につきましては、秋田県男鹿市や山形県庄内町などにおいて、米の生産地ということもあり、子供たちの健やかな成長を図るとともに成長期の子供を持つ家庭の支援と地産地消を推進する事業として実施されているところであります。本市においては、子育て支援策として現在さまざまな分野で取り組みを進めているところでありますが、米の消費拡大にもつながる子育て世帯への米の給付につきましても給付の対象や実施に当たっての米の必要量など、先進地の取り組みなどを研究しながら、有効性も含めて検討してまいりたいと考えているところであります。
答弁 建設部長 古木信繁(建設部長は2016年3月まで)
大きな2、子育て世帯専用公営住宅等の整備や空き家の利活用についてご答弁申し上げます。初めに、(1)子育て世帯専用の公営住宅等の整備についてご答弁申し上げます。公営住宅は、住宅に困窮する方に低廉な家賃で住宅を供給することを目的として、市営住宅と改良住宅で1,365戸、そのうち子育て世帯に対応可能な3LDK、3DKの住戸については1,002戸管理しており、現在入居を希望される方については一部の団地を除き、待機なしで入居できる状況にあります。また、公営住宅の整備と維持管理につきましては、公営住宅等長寿命化計画で定めた目標管理戸数と団地別、住棟別の活用方針及び改善事業等の維持管理計画に基づき行っており、現在屋根、外壁改善等の長寿命化改善事業や団地環境整備として公園の整備事業等を進めているところであります。ご質問の子育て世帯専用の公営住宅等の整備につきましては、現在のところ計画していないところでありますが、子育て世帯の入居の促進と空き住居の解消策の一つとして、子育て世帯に対する入居条件の緩和等について検討してまいりたいと考えております。次に、(2)子育て支援と空き家の利活用を同時に考慮した施策を取り入れるべきではないかについてご答弁申し上げます。砂川市では、定住促進を柱として、民間住宅の良質な住宅ストック形成と中古住宅の利活用を促進することを目的に、リフォーム工事を対象とした「永く住まいる」と、新築と建て売り・中古住宅の購入を対象とした「まちなか住まいる」補助制度を実施しております。この制度については、昨年策定した砂川市住生活基本計画において従来からの制度を拡充し、継続することとし、本年4月から補助率と上限額の引き上げなどの見直しを行っており、さらに本年6月には制度の一部を改正し、子育て世帯における世帯所得制限の緩和と子育て支援補助金等を追加し、子育て支援と空き家の利活用に寄与する施策を実施しております。なお、現行の制度は持ち家を対象としたものであり、空き家の賃貸物件を対象としていないことから、砂川市住生活基本計画で掲げた住みかえ支援プロジェクトの仕組みづくりを進める中で、リフォーム工事への支援を検討いたしますが、「永く住まいる」は住宅の主要な構造部分の耐久性を向上させるための改修工事、断熱改修工事、ライフスタイルの変化に合わせた増築や間取りの変更のために行う工事などを対象としており、軽微な修繕的な工事を対象としていないことから、賃貸住宅で想定されるような軽微なリフォーム工事の扱いをどのようにするかなど、制度間の整合性と均衡に配慮した検討を進めてまいりたいと考えております。
答弁 経済部長 田伏清巳(経済部長は2016年3月まで)
大きな3、米、野菜等の地元農産物の消費拡大の取り組みについてご答弁申し上げます。水田フル活用ビジョンは、地域の特色のある魅力的な産品の産地を創造するため、今後3年から5年後の水田活用の取り組み方針を定めた地域の作物振興の設計図となるもので、砂川市農業再生協議会において平成26年度に策定しております。当該ビジョンは、地域の作物作付の現状、地域が抱える課題、作物ごとの取り組み方針や作付予定面積及び平成28年度に向けた取り組み目標などを定めており、平成26年度からはビジョンの策定及び公表が経営所得安定対策事業の産地交付金の交付要件となっております。ご質問の地元農産物の消費拡大の取り組みについてでありますが、近年安価な輸入農産物の増加による国産農産物価格の低迷や産地間競争による米価の下落などにより農業所得が減少し、厳しい農業経営を強いられており、さらに輸入農産物や食品に関する不祥事事件の発生もあり、食の安心、安全、品質といった消費者ニーズにかなった生産体制への転換や付加価値の高い農産物の生産が重要と考えているところであります。これまでも水稲につきましては、幼穂形成期後のケイ酸肥料の追肥に係る経費の一部を助成し、低たんぱくでおいしい米の生産を推進しております。また、化学肥料や化学合成農薬の使用を慣行レベルの5割以下で栽培する特別栽培米の作付をする圃場には補助率を上げて助成を行い、安心、安全で付加価値の高い米づくりを推進することにより新砂川産米のブランド化を図り、消費の拡大に取り組んでところであります。さらには、平成27年度から実施しておりますJA新すながわ特別栽培米生産組合による環境保全型農業直接支払交付金事業の取り組みの支援など、自然環境の保全に効果の高い農業生産方式を導入することにより、環境に優しい農業による安心、安全な農産物の生産を推進しているところであります。トマトやキュウリなどの施設野菜につきましても、良質で安全な農産物を安定的に生産するための土づくりに欠かせない堆肥の購入に係る経費の一部の補助を実施し、化学肥料使用の低減を図ることによる高付加価値化、安心、安全な農産物の生産を推進しております。また、新砂川農協では、Aコープ新すながわでのもぎたて市や農協食堂による10割そばの販売、女性部によるトマトジュースの販売などの地産地消の取り組みを実施しており、地元農産物の消費拡大の一翼を担っております。今後も関係機関と連携を図り、地元農産物の消費拡大につながるよう取り組みを進めてまいりたいと考えているところであります。続きまして、大きな4、起業、創業支援についてご答弁申し上げます。市としてこれまでも起業、創業について支援してまいりましたが、国では地域経済の活力を高め、雇用を創出していくため、産業競争力強化法により地域の創業を促進させる施策として、市町村が民間事業者と連携し、創業支援を行っていく取り組みを応援しております。具体的には、地域金融機関や商工会議所等民間の創業支援事業者と市が連携して、ワンストップ相談窓口の設置、創業セミナーの開催等の創業支援を実施する創業支援事業計画を策定し、これを国が認定することで創業者、創業支援事業者、市が、補助金や融資制度を初め、登録免許税の軽減など関係省庁の各種施策やメリットを活用できるという内容であり、現在計画策定に向けて北海道経済産業局と協議をし、準備を進めているところであります。また、市では、商業地域等で空き店舗を購入、または賃貸借などにより小売商業店舗などを開店する際の店内改装費や店舗の賃借料を助成するなど、砂川市中小企業等振興条例により中小企業者等の創業等を支援しておりますが、元空き店舗ではない、あるいは対象区域外のケースも見受けられ、そういった個店による活性化も話題性、回遊性につながるものと考えられることから、より一層新規出店等を促すための支援として建物要件、地域要件などの拡充について調査検討しているところであります。なお、インターネットを使った創業支援のための資金調達方法であるクラウドファンディングにつきましては、資金を募るだけではなく、出資の状況でマーケティングにもつながるものであり、起業、創業に向けた取り組みの一つとして、砂川商工会議所や金融機関とも連携して情報収集、研究してまいりたいと考えているところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。
再質問 武田圭介
それでは、再質問を行ってまいりますけれども、この質問をするに当たって、子育て支援について市長はどのようにお考えになっているのかなということを聞こうかなと思いましたら、昨日多比良議員の答弁の中で市長の考えが示されましたので、それが非常に参考となりましたので、それも踏まえて再質問を行っていきたいというふうに思っております。市長、昨日の市長の子育てにかける思いを述べられたときに、砂川では共働きをしたいけれども、働く場所がなかなかない、それから賃金が上昇していかない、それから子育てに係る費用というものが非常に多額のお金がかかっているというようなことも述べられて、その対策を何とか考えたいというお話もありました。今回私が質問した子育て支援のさらなる拡充の(1)と(2)、これは先ほど市民部長から答弁いただきましたけれども、両方とも秋田県男鹿市で実施しております。東北は子育てとか学力向上とか、そういった支援が非常に充実していることも多いのですけれども、それとあわせて食べ盛り、育ち盛りの子供たちを地元の農産品で支援できないかということで子育て支援米というようなことも実施しておりますし、これはいろんな物事の効果というものがありますけれども、砂川にもおいしいお米をつくっている農家もあります。ただ、米の消費量というのは全国的なベースで見れば年々落ち込んでいるわけであって、これも何とかしていかなければいけないと思い、この質問を今回考えたわけであります。まず、(1)なのですけれども、今ほど言いましたように、子育てにはいろんなお金がかかってきます。先ほどの答弁であった項目もいろいろあるのですけれども、それに付随して進学とか、それからスポーツをやらせたり習い事をやらせたりとなったときにはお金がかかるのですけれども、行政の範疇とか我々議会の所管のくくりでいうと、それは教育委員会だ、社会福祉だということになるかもしれません。しかし、実際にそういうような支援を受ける方々にとっては、行政からの支援ということには変わりはないわけであります。今回この地域の経済的な実情とか、我々同世代あるいは下の世代は経済的基盤が脆弱なところがあるというのもまた事実であります。よく低所得者層とか非課税世帯にはほかの福祉分野で、生活保護はもちろんなのですけれども、例えば福祉灯油といったようなものもありますけれども、税金を納めている人間にとって直接給付的なものというのは非常に少ないと、それが富裕層であれば痛痒感は感じませんけれども、所得が大体300万から800万ぐらい、税金を払いますから、可処分所得になると大分少なくなりますので、そういった方々に対する支援というのは意外にありそうでないというのが実情であります。ここで通告したことが今すぐここでやりますという話にはならないのでしょうけれども、ただこういったようなことを民間の金融機関さんとも連携をしながら砂川市から投げかけるというのは、本来は違うと思うのかもしれませんけれども、こういったようなことをやっている自治体と金融機関もあるというようなことをぜひとも、市内にも複数の金融機関がありますので、金融機関にとってもこれは商機につながると思います。そういった働きかけも庁内の検討とあわせてやっていただきたいと思いますので、そういった情報提供、連携のあり方についてどう考えるかということを再質問でお伺いしたいと思います。それから、(2)の子育て支援米についてでありますけれども、これは先ほど述べましたように、地元の農家の皆さん方というのは、今JA新すながわの水稲振興会と、ゆめぴりかの生産協議会、ここが年間1回だと思いましたけれども、学校給食センターに米を130キロ寄贈していますが、これはあくまでも給食でありまして、そうではなく食育ということも考えれば、地元の安全でおいしいお米、先ほど経済部長の答弁の中であった低たんぱく米とか、あるいは特別栽培米という、砂川にはとてもおいしいお米をつくっているという例もありますので、幼少期のうちからそういうお米になれ親しんでいただいて、農家の手助けにもなりますけれども、ちゃんと安全でおいしいお米が食べられると、これは別に複数回継続することも私はないと思いますけれども、そういったような支援策というものもほかの自治体でも先行してやっています。ほかの自治体でやっていることが全てうちの自治体でまねしてできるわけではないのかもしれませんけれども、子育て支援というだけではなく、経済的な観点からも市内にお金を循環させることにもつながりますので、ぜひともここは政策としてしっかりと考えていただきたいなと思いますけれども、改めてこの点について、先進地の事例、男鹿市の事例を把握しているということでしたので、どのように考えるかについてお伺いしたいと思います。
答弁 市民部長 高橋豊(市民部長は2016年3月まで)
それでは、順次お答えをさせていただきたいと思います。まず、(1)の民間金融機関と砂川市が協定を結んで利子補給についてということでありますが、こちらのほうは子育て世代に本当にその需要あるいはニーズがあるかどうかと、このところを少し調べさせていただきたいと思います。例えば民間金融機関でもそうですが、所得の少し低い方におかれましては社協さんでも無利子の貸し付けというのを行っています。ただ、社協さんのほうは、出産したときですとか、あるいは高校以上ということになっていますので、その間の関係で、いずれにしても元金は借りて、返さなければならないと、利子補給でそういう需要があるかどうかというのは調べさせていただいて、その上でもし必要があれば、これは庁内の連携は市民部、教育だとかは関係ありませんので、そういう需要があると見込められれば、連携をしながら検討はさせていただきたいというふうに思います。それから、2点目の関係でございますが、これは先ほども議員さんのお話があったように、市長のほうで少し思いを既に話させていただいておりますので、婚活から始まって結婚、妊娠、それから出産、子育て支援と、こういう流れの中で何を優先的に取り組むかということになってくると思いますので、これが全体の中で子育て支援米をどうするかと、それが砂川市の農業の米の地産地消にもつながるということでありますから、これについても全体の中で少し検討させていただきたいということでございます。
再質問 武田圭介
利子補給のことに関しては、実際に仮にそれができたとしても、ローン審査するのは金融機関の皆さんですし、いろんな要件というものもまた詰めていかなければならないので、ぜひともこの件に関しては先進地の事例を研究されまして、今ほど答弁にもありましたように、市内のニーズ等もあるのかないのかも含めまして検討していっていただきたいと思います。子育て支援米についてですけれども、なかなかユニークな発想だったと思うのですね、意外にコロンブスの卵的に。先進的な自治体は、米どころだから真っ先にそういうことに気づいたと思うのですけれども、お金で支援をするというやり方は確かに一番いいやり方かもしれませんが、実際にお金がなければできませんし、そのお金がもしとんでもない親に当たってしまったら、子供にまで回らないことだってあり得るわけです。お金持ちであろうが低所得者であろうが、生きていく上ではやっぱり食べていくということは非常に大切なことでありますし、お米の利点は長期間の保存がきくということと、絶対需要がなくならないということなのです。この目的、主眼をどちらに置くかということもありますけれども、今農業もTPPの問題があります。それから、農家の皆さんが苦しいということもありますけれども、人が生活をしていく上で食というものは非常に大切なことでありますから、そこは地元の農産品、地元の恩恵を地元の人たちに、しっかりと食べて地元の人たちに応援をしてもらうという好循環につなげていっていただきたいと思うのですけれども、これもすぐここでやるという話にはなりませんけれども、ぜひとも市長、今後の政策を考える上で、なかなかユニークな政策、ほかの自治体のまねをそのままするわけではなくて、砂川市オリジナルなものにアレンジしながらでもいいので、ぜひとも検討していっていただきたいと思うのですけれども、その辺のお考えについてお伺いしたいと思います。
答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)
子育て支援米につきましてご答弁を申し上げます。議員が言われるとおり、大変ユニークな発想ということで、私どもそのようには思っておりますけれども、子育てに関していろんな政策はたくさんアイデアとしては出てくると。ただ、きのう申し上げたとおり、本当にそれが子育てで出産で子供をふやしていく直接的な要因になるかどうかというところで絞らざるを得ないと。たくさんやりたいのはあるけれども、それをやってしまうと、扶助費ですから一度やると削るということはなかなか難しいと、それは財政硬直化につながるおそれもある。地方創生、少子化と言われているけれども、余り身の丈を超えていってしまうと厳しい。後でどうなるのだろうというおそれもあるわけでございまして、そこが市長として非常に悩み深いところでもございます。この話は確かにユニークですし、私はどちらかというと経済対策的な要素の比重が大きいのかなと、お母さんたちはもっと切実なところで子育ての要望がたくさんあってきているというのを私は実態を知っているだけに、もっとそちらに近いほうに私は力を入れるべきだろうと。それで、砂川の安心、安全なお米をアピールしたり内外に発信したりするのは、経済対策としてもっと違う方法をとったほうがよろしいのではないかなと。お母さんたちは恐らく、ここよりももっと切実な子育ての要望というのは、私が聞いている限りではもっとたくさんございました。ただ、それを全部やりたくてもできない、状況を見ながら、把握しながら、結果も見ながら次の手をというふうに考えておりますので、これもどっちかというと私は、砂川の頑張る農家、いろんな方がやっています。それをどう内外に経済部含めて発信をしていくかと、そっちのほうがより重要なのだろうというふうに思っておりますけれども、これらも踏まえながら、子育てのメニューはたくさんございます。その中でより有効度を判定しながら、限られた財源の中でどこを選択するかというのは少し検討させていただきたいと、このように思っております。
再質問 武田圭介
それでは次に、大きな2点目の公営住宅のほうの話に移りますけれども、先ほど答弁をいただいたときに、既存の公営住宅等にも政策空き家等も含めていろいろとありますけれども、入居要件の緩和ですとか、今は入居希望の方は一部を除いて待機なしで入れるというようなお話もありました。確かにあいているところに人が入ってもらうというのはいいのですけれども、ご承知のように、砂川市内というのは公営住宅に限らず、民間のアパート、マンション等が次から次へと建っていると。しかしながら、家賃相場で見てみると、民間のアパート、マンションというのは、砂川市は近隣に比べると高どまりとなっています。では、安ければ公営住宅に入っていただけるのかというと、公営住宅は時間がたっていますので、中には若い世代であっても高層階に行くのは嫌だ、嫌だというか、引っ越しの手間がかかりますので。今の砂川市の公営住宅は5階建てだとエレベーターはついていませんので、新しくできたものは別ですけれども、東町団地とかはついておりませんので、 そういったようなところというのはなかなか難しいのかなと思います。であるならば、私は今回質問した中で、やっぱり子育て世帯というのは一つのコミュニティを形成するべきだと思いますので、いろんな多種多様な世帯がいるというのも子供の成長を考える上ではいいのかもしれませんけれども、子育て世帯には子育て世帯特有のコミュニティがあって、情報交換がいつでもできるような形で、近所の方とも同じような境遇でお話ができるような、そういう意味では今ある公営住宅の例えば特定の棟だけを子育て専用の世帯が入るような公営住宅に転換するという方法もあると思いますし、支援の仕方というのはいろいろとあると思うのです。例えば京都府なんかでは、中の壁紙とか床材などを子育てをしやすいような住居にするために公営住宅を改装するというようなこともできますので、新たに棟を建てるということになれば確かに大きな予算を伴うことで、なかなかハード整備は難しいと思いますが、そうではなくて既存の公営住宅の活用ということについてもう少し、ただの要件緩和ではなくて、例えば子育て世帯が集約できるような形で特定の棟だけを限定してそういうような施設に整えていく、整備を図っていく、あるいは公営住宅の中に子育て世帯が入ろうとしたときに子育て世帯用の床材とか、改装をするというようなことを整備していく、そういったような取り組みというものももしかすると今の段階でもすぐできるのではないかと思いますので、その点についてのお考えをお伺いしたいのと、それから先ほど答弁にもありましたように今検討しているというお話でありましたけれども、6月議会で通った中古住宅を取得する際には確かに補助の要件は拡大されましたが、答弁でもありましたように、賃貸借についてはこれは対象外となっております。空き家であっても、それを購入するということについてはハードルが高いのかなというふうに感じておりますので、転勤族の方もいらっしゃいますし、とりあえずは購入ではなく賃貸借で様子を見るという方もいらっしゃるでしょうから、ここについては今後賃貸借に備えての軽微な補修等についても検討してまいりたいという答弁でしたので、これについては早急に検討して結論を出していただきたいというふうに思っておりますので、1点のみ再質問としてお伺いいたします。
答弁 建設部長 古木信繁(建設部長は2016年3月まで)
ご質問の既存の公営住宅を、一部子育て専用公営住宅にできないかというご質問だと思います。議員さんが言われるように、長所といたしまして子育て世帯のコミュニティですとか、それから子育て世帯の中で問題だとかなんとかをそのコミュニティの中で相談できるですとか、そういう部分の長所もあろうかと思います。ただ、逆に、子育て世帯専用住宅としてしまいますと、一般の方が入居できなくなることで、本来住宅に困窮する人が入っていただく市営住宅の性格上、そういう部分のデメリットも出てくるのかなというおそれもございます。また、例えば子育て世帯専用住宅に入った子育て世帯の子供さんが大きくなって、条件ですから小学生、中学生、18歳未満というようにどこまでの条件でそこにいられるかという部分もありますけれども、子供さんが大きくなったときにそこを出ていかなければならない、そういうようなデメリットもございますので、この辺につきましてもいろいろ長所、短所がありますので、その辺についてはもう少し研究させていただきたいと、そのように考えてございます。
再質問 武田圭介
公営住宅はいろんな制約等が多分法で定められていていると思いますので、なかなかその判断というのが難しいところもあろうかと思いますけれども、そうであるならば、今回質問で公営住宅等と等をくっつけましたけれども、民間の住宅を利活用するという方法もあるのです。これは、地域優良賃貸住宅制度というものが国にありまして、自治体などが、そこはいろんな目的がありますが、高齢者世帯とか障害者世帯、子育て世帯等、各地域における居住の安定に特に配慮が必要な世帯の居住の用に供する居住環境が良好な賃貸住宅に対する補助なのですけれども、自治体がそれを国等に申請することによって、公営住宅ではなく民間の住宅についても同じようにそういうふうに対象を限定した住宅に対してのいろんな改装費の補助とかが出る制度もありますので、そういったようなものも利活用しながら子育て支援ということも多分できると思うのです。先ほどの答弁では公営住宅ではなかなか難しいというお話もありましたけれども、そうであるならば、砂川市全体の人口に直結する話ですから、人口は税収にも関係してきますので、そういったようなことを総合的に考える上で民間の住宅をどうしていくのかということを、直接は行政が民間のマンション、アパートの運営にはタッチできませんが、こういった制度を使うことによってある方向性に誘導していくというか、同じように一緒にベクトルを向けて取り組んでいくことができるわけでありますので、こういった制度の周知ですとか、自治体として新たな施策として検討して取り入れていくというようなことも検討項目に加えていただきたいと思いますけれども、その点についてどうお考えになるのかお伺いしたいと思います。
答弁 建設部長 古木信繁(建設部長は2016年3月まで)
今地域優良賃貸住宅というようなお話もいただきましたし、あと民間の住宅を利用してというようなお話もございました。その中で、私ども昨年住生活基本計画も策定いたしまして、そこでいろいろな住宅施策の整備のことにつきましても協議をしてきたところでございますけれども、この計画の中で今住みかえ支援の関係ですとか、そういう部分についても協議をしてございます。今後関係する機関、例えば宅建業者ですとか、それから建設業関係ですとか、介護事業者関係ですとか、そういうところでいろいろな住みかえ支援も含めた住生活のことについての協議をする場も設けていくところでございますので、そういう場の中ででもこのことについても協議をしてまいりたいと、そのように考えてございます。
再質問 武田圭介
いろんなチャンネルを持って、いろんな諸団体と協議をしていただきたいと思いますし、既存の公営住宅とかアパート以外にも、例えば今空知太にはコメリさんが出店されていますけれども、あの近隣にはまだ広大な土地が余っております。私が注目しているのは、住所でいえば空知太の東2条1丁目になる国有財産でありますけれども、あそこの建物も昔は職員用、道職員などのアパートで利用されていましたが、ああいった建物を改装すれば、あそこは非常に国道にも近いし、コメリさんが出てからにぎやかになってきたところでもありますから、今は国有財産なので、市の管轄は及びませんけれども、あそこをもし利活用できるのであれば、それこそ今回提案しているような子育て専用住宅にできるのではないかとかねがねずっと思っていたのですが、ここは相手があることですし、砂川市のほうで今ハード整備は難しいので、そこを取得して云々という話は難しいのかもしれませんが、いずれにしてもあそこが空き家のままでずっと使われていないというのはもったいない話であります。人口対策の問題を考える上で、高齢者の移住というような話も国のほうでは何か進めておりますけれども、活力ある、それから持続ある砂川にしていくためには子育て世帯とか、あるいは生産年齢人口をふやしていかなければなりませんので、そういった方々にもうちょっと傾斜をしても私はいいのかなと思いますけれども、これは担当部局の判断ではできませんけれども、市長としてここを何とかできませんか、それについてお伺いしたいと思います。
答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)
難しい質問でございますけれども、地方創生の中でいかに市町村が少子化対策、定住化対策を図っていくか、それを通して地域の活性化を図っていくかというのが命題になってございます。それで、昨年私もいろいろ調査しまして、砂川のある程度の企業の中で従業員の出身別、どこから来ているかという調査を職員にしてもらいましたところ、従業員の6割ぐらいは砂川以外から通ってきている。それは、調べていきますと、もともと親の家が滝川にあると、だからそこから通っていると、または滝川でアパートを借りて、そこから砂川に通っていると、こういう実態が結構、これは滝川に限りません、近隣からも来ておりますけれども、大部分が滝川の方が多かったのは人口割合からいったら恐らくそうなるであろうと。それで、その理由としては、1つは世帯向きの民間アパートの数が余りにも砂川には少ない。それから、砂川の単身用のアパートの単価が滝川と比べると平均1万円ほど高い、だから、滝川から通うというような状況もございました。これは正式なものではありませんけれども、ある程度銀行の支店長と何かいい案はないですかといろいろ話したことがございまして、例えば民間の企業にアパートでも建ててもらって、利子補給を市がする、そんな方法もあるのではないですかと。ただし、市のほうでそこはきちんと入る人に責任持つとか、ただなかなかそういう話では企業のほうは乗ってこなかったという経過もございまして、なかなか難しい問題がいっぱいあるのだろうなというふうに思っておりますけれども、何とか定住対策はやっぱり図っていかなければならない。それは少子化の定住と同じで、砂川の特徴を考えると家賃構成がちょっと違う。それをどう解決したらいいのだろうと、ただ公営住宅では一定の限界があると、制限を公営住宅法で受けてしまうと。しからば、そうでない方法を何とか図れないかというのは内部に問いかけてございまして、何らかの方法、それはどうあるかというのはまた難しいところでございますけれども、そうでもしないとなかなか定住を図る、砂川に来ていただくというのは、私は企業に勤めている人が若い人だったら、砂川に来てもらって企業に通ってもらったほうが単純にいいのでないかなと、そんな方策を、いろいろと難しい面もございますけれども、今具体的中身というのはいろんな方面から検討していますので、ここでお話しするところまではいっていませんけれども、子育て世代も含めてうまく理論構成できるなら、そんな手法を用いないとなかなか定住化、定住化と口で言っても現実的には難しいので、その辺も踏まえて検討をしているところでございます。この辺でよろしいでしょうか。
再質問 武田圭介
総合的な答弁をいただきましたけれども、地の利とかというものもいろいろとあると思いますので、どこにでもそういったようなものができたらいいというわけではなくて、これも調査が必要なのでしょうけれども、交通の便がいいとか、あと買い物の利便性がいいとか、そういったようなことはしっかりと考えて、もちろん考えていらっしゃると思いますけれども、間違いのないような政策を示していただいて、出てきた段階で我々議会もそれをまた審議していきたいと思います。今の段階では市長はまだ、いろんな案は持っているというようなお話で、具体的に議会に提示できるような話ではないというようなことだったと私は受け取っておりますけれども、ぜひとも早急に、今でも検討されていることをまとめて出していただきたいというふうに思っております。次に、大きな3点目でありますけれども、水田フル活用ビジョンを見ると、一生懸命目標を立てて取り組んでいくのだなということはよくわかります。主食用米はもちろんなのですけれども、今年度からは飼料用米も作付していくということでありますけれども、飼料用米を直ちに人間が口にすることはありませんが、家畜がそれを餌として食べて、それを食べたものが消費者のところに回ってくるということであれば、それも地産地消の一つとしてつながっていきますので、こういったような拡大というのはどんどんと、どんどんといっても、農家の皆さんはボランティアではありませんので、きちっと利益が出るような形でやっていかないといけないと思っております。ここの議会でも何度も取り上げられたことでありますけれども、生産だけではなかなか所得の向上にはつながってはいかない。6次産業化と言われるように、販売、流通、マーケティング等を含めて、加工もそうですけれども、あらゆる分野がかかわって、それで市内にお金が落ちてくると思いますし、地元産農産品を地元だけで回すというのは非常にもったいない話だと思うのです。せっかく砂川はお米もおいしいし、トマトやリンゴ、それからタマネギとか、ほかにもキュウリとかいろんな野菜がありますけれども、そういったようなものを外貨を稼ぐために外に積極的に出していくといったようなことというのはやっていかなければならないわけでありますし、つい先日私がコメリさんに行ったときに、どこでもやっていることですけれども、軽トラ市みたいなのをやっていました。これも昨日小黒議員がオアシスパークの利活用の話をされていましたけれども、ああいったところでもし利活用できるのであれば、そういったところにこの近隣の作物を持った農家の方に来ていただくと、それでそこで販売しているいただく市を開いてもいいと思いますし、これはオアシスパークの話でありますから、ここでは直接ではないのですけれども、ただ何としても消費を拡大しようとすると、いろんなところ、人の集まるところに人を誘導することももちろんですけれども、今までいいものがあっても使われていなかったところにそういうことをすることによって人を集めるという方法もあると思いますので、ぜひともこういったようなことも検討していただきたいと思いますし、これに付随して、砂川は内陸のまちですから、以前も議会で取り上げたこともあると思うのですけれども、この辺だと留萌になりますか、漁協さんと農協さんが提携をして、お互いの産品を交換するような市を開いている自治体もあります。ですので、そういったようなこの辺ではなかなかないような取り組みというものもこれからは考えていかないと、ただ生産しても生産したものをそのまま販売するだけでは大幅な所得の向上につながりませんし、それが農家の皆さんの意欲を減退させるとか、あるいは農家の廃業につながるということであれば非常にもったいない話でもありますので、ぜひともそういうことも、砂川市が全てそういうことをやるというのもどうかという問題は確かにありますが、経済部として地元の農協さんですとか生産農家さん、それから商業をやられている方、あるいは工業をやられている方といろんな接点を持っていると思いますので、金融機関も含めてそういう情報連携をするような仕組み、今ある仕組みだけではなくて、そういう仕組みというようなことも、SuBACoもありますから、考えていっていただきたいと思うのですけれども、その辺の考えについてだけ再質問としてお伺いいたします。
答弁 経済部長 田伏清巳(経済部長は2016年3月まで)
議員さんがおっしゃるとおり、砂川の農業者の皆様がつくっていらっしゃる農産物は非常にレベルが高い農産物がたくさんとれております。先般もタマネギ農家さんを回るタマネギの作況調査なんかもありましたけれども、本当に良質のタマネギです。球も大きいですし、つくっている農家の方も胸を張って、うちのタマネギを見てくださいという非常に心のこもった生産をされているなと思います。さらに、お話にありましたように、生産して、その次の展開というのは販売する先をしっかり確保していかなければならない。つまり農業も商業といいますか、起業だと思うのです。商行為だと思います。ですから、それをトータルとして6次産業として育てていくのは非常に大事なことであろうかなと思います。一つの例としましては、砂川のある農家さんがつくっていらっしゃるトマトは、実は道内の非常に大手のお菓子屋さんのトマトの製品の原材料になっているですとか、それから近場でいいますと、上砂川温泉さんのお土産売り場等で砂川の農家の野菜のほうをご活用いただいている。また、きのうですか、多比良議員のご質問でもお答えしましたけれども、9月にハイウェイオアシス館で中空知収穫祭というのがありますが、そこにも砂川からは農業の若手、担い手の皆様が商品を出している。また、先般新聞にも載りましたけれども、砂川の若手後継者の方が自分のところのお米を米粉にして、さらに仲間の後継者の方とイタリア料理にすると、それが非常に好評なのです。まだ不確定な要素ですけれども、あの新聞記事を見て、食堂といいますか、そちらでという興味を持った方もいらっしゃるというお話もお伺いしております。したがいまして、これは農業者の皆様、さらには農協さんと力を合わせて砂川の農産物の消費拡大、外貨導入につなげていきたいと、今後も努力していきたいというふうに考えているところでございます。
再質問 武田圭介
今答弁で米粉というお話も出ましたけれども、私も以前議会で米粉の話をして、当時と全然状況が変わったなというふうに思っています。もちろん技術の進歩もあるし、意識も変わった。それからあと、そういうことで取り組んでみようという意欲のある方々があらわれてきたということもあるのですけれども、こういった芽をもっともっと大きく育てていくということが大切なことだと思いますので、ぜひとも経済部としても農業に限定せず、農業と関係するところっていっぱい出てきますので、取り組んでいっていただきたいと思います。次に、最後に大きな4番目の話ですけれども、実は今回この質問をするに当たって、起業、創業支援だけではなく、質問通告をする前の段階ではここに新規就農についてというものもくっついていました。ただ、新規就農に関しては、いろいろと調べてみたのですけれども、クラウドファンディングで成功している例もあるのですが、農業というのはお金を集めればすくできるものではありませんので、難しいというところも結構あったものですから今回は外しましたけれども、いろんな可能性があるのです。起業、創業だけではなくて、もっと広い意味でいえば自治体がやる事業で予算がつかない、しかし原課の思いが強いものであれば、資金を募って、一般の人から募ってやるというようなこともできるわけですから、これからどんどん、どんどん可能性が広がってくると思うのですけれども、今こういうことを聞いて、すぐ砂川市でやりましょうとならないのはもちろんわかります。ただ、今後の進め方として総務省も、国にお金がないものですから、こういった手法のあり方を推奨するような動きも出ておりますし、現段階で道内の自治体では夕張市さんがこういうことに取り組んでいる。あそこはちょっと特殊な事情がありますので、篤志家の方とかいろいろと支援をされているというのがありますけれども、ほかには大阪市さんが大阪城の石垣を直したいと、あそこは市有財産なので、しかしそうすると市の財政から持ち出すと大変なので、それに共感する市民の方、一般の方に募ってお金を集めるというようなこともやっております。これは、そういったような活動だけではなくて本当に幅広く、自分の地域に帰って、例えば東京とか大阪に出ている人間が地元に帰って起業したい、創業したいと、今インターネットがあれば世界を相手に商売できる時代でありますので。ただ、そうなると、地元では自分の信用、実績、担保が何もない。金融機関さんにそのままお話を持っていっても、いいアイデアだけれども、それは難しいよねではねられてしまう。そうではなくて、その事業計画などがしっかりしたものであれば、それに共感して、一般の方から出資を募って事業を展開するということは地域にとっても人が張りついてくれるし、経済的な効果も出てきますので、自治体が率先してこのプロジェクトを利用するということも一つの手法でもありますけれども、起業、創業でこれから何かをやりたいという方に今までだったら金融機関を紹介しますみたいな話しかできなかったと思うのですが、そうではなくて、こういう手法でお金を集めることができますというようなことを、もちろんこれは自治体だけの判断ではできませんから、地元の金融機関さんやこういうことを専門にコンサルタント業としてやっている業者さんもありますので、そういったところとの話し合いで、自治体が一つのワンストップ窓口となって支援をしていくということが必要となると思います。先ほどの産業競争力強化法による創業支援のガイドラインというのが今インターネット上でも見られるのですけれども、ここで砂川市もその計画をつくって取り組んでいくということが先ほど答弁でありましたけれども、それからあと6月議会の総括で聞いたように、今あるものから拡大していくというお話もありましたけれども、起業、創業の支援というのは際限なくいろいろあってもいいと思うのです。皆さんそれぞれ背景が違いますから。ですのでこういったクラウドファンディングということを知らない方もいらっしゃる。知らない方に行政のほうから情報、こういうのがありますよと、行政が何かをやるのではなくて、ありますよという情報提供をするだけでも変わりますので、創業支援計画もさることながら、さらにクラウドファンディング、あるいは今あるものの拡充を図っていくというようなことについての周知をしていっていただきたいと思うのです。その周知についても、きちっと確定した段階でないと出せないと思いますけれども、しかしながら小出しでもいいので、決まったものは次から次へと出すような形でやっていっていただきたいと思いますけれども、その点についてだけの答弁を求めて、最後を終わります。
答弁 経済部長 田伏清巳(経済部長は2016年3月まで)
先般総務部のほうで主催をしてもらいました地方創生に係る意見交換の中で、金融機関の支店長さんたちとの意見交換の場に出席をさせていただきました。その際、どうでしょうかと、砂川の金融機関さんに新規に創業したいと、起業したいというご相談はありますかと、やっぱり大小あわせればあるとおっしゃるのです。ただ、金融機関さんいわく、実績のない方に融資をするのは非常に難しいということなのです。結果に私どものほうへご紹介いただいて、家賃の補助ですとか、そういうような補助は私ども持っていますけれども、私どもも融資として実績のない方に補助をするのはなかなか難しいというところなのです。その中で、議員さんにご提言いただきましたクラウドファンディングというのは、私ども存在はわかっておりました。インターネット上でご自分の企画をプレゼンといいますか、広く周知をして、それに対して資金を募集する。それには寄附型という、寄附するよと、頑張れよという形式もあれば、資金を集めた後に何らかの見返りがあるという方法もある。いろんな手法があるということです。それが実はまだまだ、使っていらっしゃる方は使っていらっしゃるのですけれども、まだまだその存在をわかっていらっしゃらないし、私どもも表面的にはわかっているのですけれども、まだ研究不足といいますか、踏み込んでは勉強していなかったということでございます。今回ご質問、ご提言いただきましたので、経産局からも情報をいただきながら、しっかりと勉強させていただいて、この手法の利点、メリットをしっかり認識した上で、創業支援を目指している方への周知を意識していきたいなというふうに考えているところでございます。