みんなの議会

砂川市議会 平成23年第4回定例会 2011年12月7日

(1)砂川市立病院の患者サービスについて/(2)家庭教育サポート企業について

2011年12月7日、砂川市議会の一般質問で、水島美喜子議員が「砂川市立病院の患者サービスについて」「家庭教育サポート企業について」について質問し、市立病院事務局長 小俣憲治、教育次長 森下敏彦が答弁しました。

質問者
水島美喜子 議員
答弁者
市立病院事務局長 小俣憲治、教育次長 森下敏彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 水島美喜子

通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。大きな1番、砂川市立病院の患者サービスについてです。私たちの念願でありました市立病院の建設も昨年10月に本館、本年10月に南館が完成し、あとは24年秋ごろに向け立体駐車場の建設を残すのみとなりました。中空知地域センター病院、災害拠点病院等の各種指定を受け、診療圏人口も約12万人、常勤職員数約760人、506床の病床数を有し、外来患者数1日約1,000人を受け入れる市立病院は、まさに医療のまち砂川として市民の誇りでもあります。そこで、ホスピタリティーも含めて患者サービスについて伺います。(1)、全国的に医師、看護師などの不足が問題になっています。市立病院においても医療スタッフ確保に苦慮されていると思いますが、その現況と方策について伺います。(2)、地域医療連携の構築を強化されようとしていますが、具体的にはどのようなことを考えているのか。(3)、待ち時間の状況につきましては、どのように把握され、どのような対応をされているのか伺います。大きな2番、家庭教育サポート企業について。平成23年度教育行政執行方針に、市民一人一人が生涯にわたって生き生きと学び、豊かな心をはぐくんでいく教育の実現を目指した施策が示されました。子供の成長を見据えながら、学校、家庭、企業、地域がこれまで以上に連携し、まさしく協働による社会教育事業として家庭教育サポート企業に取り組まれていますが、次の点について伺います。(1)、この事業は、平成18年度より北海道全体でスタートしましたが、砂川市においては家庭教育の現状や課題をどのようにとらえて推進していくのか。(2)、家庭教育サポート企業の現在までの経緯と現況について。(3)、企業等との協定を締結し、家庭教育を支援するための職場環境づくりに取り組む企業にお願いをしているサポートの内容と教育委員会との連携についてでございます。よろしくお願いいたします。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

大きな1、砂川市立病院の患者サービスについての(1)、医療スタッフ確保の現状と方策についてご答弁申し上げます。初めに、医療スタッフの現状でございますが、当院は地域救命救急センターや地域周産期母子医療センター、災害拠点病院など、急性期の基幹病院として救急医療の拡充など診療体制の充実を図ってきたところであり、それに伴う医療スタッフについては、医療の施設基準に見合った人員を配置し、現在は医師85名、看護師433名、医療技術職96名となっております。現状では十分な配置となっていない部門もあることから、今後も人員の確保に努めてまいりたいと存じます。続きまして、医療スタッフの確保の方策でございますが、医師については道内の3医育大学と連携を密にした中で協力を得ております。また、医学生に対し、施設概要、研修プログラムなど情報提供する機会を設け、臨床研修医の確保に努めております。これにより、全国的に見られる臨床研修制度の導入に伴っての医師の引き揚げや、勤務医離れなどの影響で医師確保に苦慮している病院も多いと言われておりますが、当院は診療科の休診、病床の閉鎖などのような影響は受けていないところであります。看護師などの医療スタッフについては、当院附属看護専門学校の卒業生を確保するとともに、道内各地の大学、専門学校に赴き、募集活動を行っており、また全道の看護専門学校生などを対象に砂川市、砂川市立病院の魅力を説明する目的で病院見学会を開催するなどして、医療スタッフ確保対策に取り組んできたところであります。また、職場定着及び育児休業者の早期復職支援を目的として院内保育所の設置などの環境整備を行うことや、潜在看護師の発掘、復帰支援として手ならし研修などにも取り組んでいるところであります。続きまして、(2)、地域医療連携の構築についてご答弁申し上げます。地域医療連携とは、各医療機関の機能や規模により、例えば地域の診療所やクリニックなど、いわゆるかかりつけ医や、当院のような救急医療や高度専門医療を提供する急性期病院がその医療機関の機能を有効利用するために、地域の各医療機関同士が連携し、患者さんに効率的で適切な医療を提供することを目的としております。そのような中で、当院といたしましては、医療計画に基づく中空知2次医療圏を中心に幅広く医療連携の対象を拡大し、個々の診療データの情報共有システムを構築し、患者さんにとって安心、信頼のできる医療環境を整備してまいりました。現状としましては、医師の派遣事業、認知症のサポート事業、急性期を脱した患者さんのスムーズな退院支援、地域がん診療連携拠点病院としての活動、脳卒中などの連携パスによる患者支援、紹介、逆紹介での連携による友好的な医療資源の活用など、当院を取り巻く医療環境の中で中心的な役割を担ってまいりましたが、今後におきましても個々の連携強化を図るとともに、連携対象の拡大に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。最後に、(3)、待ち時間の状況についてご答弁申し上げます。待ち時間については、幾たびか問題点としてご指摘されております。予約制であっても時間が守られていない、待っている時間が長過ぎるなどの指摘を受けており、懸案事項となっております。そのような中、本年6月、新病院における外来待ち時間調査を2診療日にわたり実施したところであります。調査結果としましては、受け付けから診療開始までの診療待ち時間では、全外来患者の平均で1時間7分となり、内訳としまして予約患者59分、初診患者1時間40分となり、旧病院での調査結果と比較しまして、予約患者では25分、初診患者では10分程度待ち時間が延長した結果となりました。この要因といたしましては、外来患者数の増加及び外来診療の専門性に伴う諸検査の多様化による所要時間の延長などが考えられるところであります。少しでも待ち時間を短縮するために、電子カルテの導入やブロック受付の設置など、診療全体の流れをスムーズに行う対策を図っているところでありますが、大きな改善に至っていない状況であります。特に患者さんが多い診療科などでは、外来を担当する医師数が十分でない状況となっていることから、ご迷惑をおかけしているところでもありますが、少しでも待ち時間がストレスとならないよう、各ブロックにおける受け付け体制の迅速な対応や、事前に検査結果が出るまで時間がかかる旨を患者さんに丁寧に説明することを心がけているところであります。また、待ち時間を利用して本やパンフレットなどを自由に読んでいただけるよう、1階ラウンジの図書室を開放しているところであり、今後も周知を含め、患者さんが利用しやすい環境を整備していきたいと考えております。診察順番の画面表示につきましても、表示人数枠をふやし、診察までの順番がわかりやすい表示となるよう、医師などからも意見収集を行い、検討を進めているところであります。今後におきましても、待ち時間対策につきましては十分に検討を重ねていくとともに、アメニティーの充実など多様化する患者サービスに対応できるよう、あわせて検討しなければならないと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。

答弁 教育次長 森下敏彦(教育次長は2013年3月まで)

初めに、大きな2の(1)についてご答弁を申し上げます。砂川市における家庭教育の現状と課題でございますが、砂川市では10年間の教育行政の指針となる砂川市教育目標を定めており、現在の目標は平成23年度から平成32年度までの期間において目指すべき教育の姿を示す重要な指針となるものであります。このことから、現在の教育目標の策定に当たっては、市民の皆さんが教育に対してどのような考え方を持たれているのかを把握し、教育目標を初め、教育行政の推進に生かしていくことが重要であるとの認識に立ち、一般市民の皆様を初め、保護者、高校生を対象として、平成21年9月に砂川市教育目標に関する市民意識調査を実施いたしました。その中で市民の関心が最も多く寄せられたのは生命の尊重についてであり、複数選択方式における全回答者の63%以上がこの項目を選びました。それに続く項目としては、思いやり、集団としてのマナー、ルール、礼儀、あいさつなどがそれぞれ40%以上の数値を示しております。また、記述方式による回答では、家庭や地域の教育力の向上に期待する意見が多数寄せられるなど、現状において市民の皆様が家庭教育に対して高い関心を持たれ、今後の家庭教育充実に対する期待度が高いことが示される結果となっております。このことから、家庭教育の充実に向けた取り組みは重要な教育課題であると認識し、課題の解決に向けては学校、家庭、地域住民との相互の連携、協力のもと家庭教育を推進していくことが重要であるととらえ、現在このための体制づくりを推進しているところであります。次に、(2)の家庭教育サポート企業の現在までの経緯と現況についてご答弁を申し上げます。北海道では、家庭教育の一層の推進を図ることを目的に、企業が職場の子育て環境づくり、地域行事への協力支援、学校行事への参加促進などに積極的に取り組むことを目的とした北海道家庭教育サポート企業等制度を平成18年度から実施し、砂川市でも平成22年度までに5社がこの制度に登録したところであります。このことを受け、砂川市におけるさらなる家庭教育の推進を目指し、市内の学校、家庭、地域の協力連携のもと、砂川市全体で子供たちを見守り、育てていく独自の体制をつくり上げていくことを計画し、本年2月に砂川商工会議所の協力を得て、市内の企業385社を対象に、学校、家庭における教育活動の支援、協力に係るアンケート調査を実施いたしました。その結果をもとに3月に、社内見学、工場見学、職場体験などに小中学生の受け入れ可能との回答があった企業34社を掲載した冊子を作成し、市内小中学校に配布するとともに、家庭教育に興味があると回答した企業を中心に呼びかけを行い、9月に砂川市家庭教育サポート企業を立ち上げたところであります。現在この制度に市内の53社が登録し、そのうち50社が北海道家庭教育サポート企業へ登録したところであり、砂川市の家庭教育を推進するため、北海道、砂川市教育委員会、市内各企業がそれぞれの立場で連携協力する取り組みを進めているところであります。次に、(3)のサポートの内容と教育委員会との連携についてご答弁を申し上げます。砂川市家庭教育サポート企業へ登録した企業の皆さんに取り組んでいただく内容としては、町内会、老人クラブなど約50団体、延べ4,000人以上が参加し、子供たちの登校時におはようの声かけを実施しているあいさつ運動への参加、子ども110番の家への登録、小中学生を対象とした会社見学や職場体験の実施、家庭における早寝早起き朝御飯の推奨、「道民家庭の日」家族ふれあい協賛店への登録、企業間における情報交流などが挙げられます。また、教育委員会においては、登録企業に対して、あいさつ運動を盛り上げるための備品の整備と貸し出し、不審者情報や学校情報のお知らせ、学校、家庭、地域を結ぶコーディネート、広報紙やホームページを活用した教育関連事業の参加募集や活動報告などの周知、企業間のネットワーク化を図るための交流会の実施、「道民家庭の日」家族ふれあい協賛店のパンフレットの配布やPRなどを進めているところであり、今後もサポート企業と連携協力を図り、砂川市における家庭教育の一層の推進を目指してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 水島美喜子

砂川市も、医師を初め医療スタッフの確保に大変ご努力をされていることはわかりました。ホームページのほうでも総合内科医や後期研修医など医師の募集のほかに、看護師に関しましては、臨時看護師や時間的に融通をきかせることができる時間制の看護師は道内でも徐々にふえてきているようでございます。また、潜在看護師のための復帰支援研修会、手ならし研修を行っておりますけれども、砂川市立病院の看護師さんは非常にレベルが高いと言われております。ブランクのある方には必要な研修かとも思います。また、来春より院内保育所も始まりますので、子育て中の方はとても働きやすい環境となったのではと思っております。そこで、お聞きしたいと思います。時間制看護師や潜在看護師のための復帰支援研修会、手ならし研修によりそれぞれにことしは何人採用されたのか。また、その方たちは何を見て募集を知ったのか聞かれていらっしゃるでしょうか、伺いたいと思います。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

まず、看護師の採用の件でございますけれども、看護師の採用につきましては、当然年数回時期を見て募集を行っておりまして、さらにその間不足する分については、いわゆる臨時看護師、時間制看護師等を採用している状況であります。特に、職員化している現状の中で臨時看護師の採用も非常に重要なこととなっておりまして、これについては現在約40名が臨時及び時間制看護師ということであります。この方については、採用については募集方法としては先ほど申し上げましたホームページ、それからハローワーク、広報を利用しまして採用しておりまして、状況として最近は5月、6月、9月、それぞれ募集を行っておりまして、大体欠員分につきましては約5名ほどそれで補充しておるというような状況であります。それで、このためにも基本的に、手ならし研修というお話ありましたけれども、こういうことをしながら潜在看護師の掘り起こしを実際行っているところでありまして、この手ならし研修につきましても基本的には職場復帰の意欲を高めるということを目的に行っておりまして、中身的には現在の医療や看護の動向などを研修したり、それから今求められております医療安全対策、感染対策、それから技術研修、これらを含めて研修しながら、最近の医療情勢を教えながら、また働きやすい環境を整備するという意味で、こういうことを周知しながらそれぞれ採用を行っているというような状況でございます。

質問 水島美喜子

わかりました。履歴書などを持って申し込みをされる方たちに、どのような形で募集を知ったか調べていらっしゃるでしょうか。また、聞き取りなどしていないということでしたら、今後の参考のためにもぜひお聞きいただきたいと思います。また、来春から先ほども言いました院内保育所も始まるということを前提とした看護師募集に関しては、今どのように周知をされているでしょうか。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

先ほど申し上げましたように、基本的にはハローワーク等について臨時職員については常時募集を行っていると、いわゆる登録をしているということでありますので、それに基づいて応募してくる方、それから直接電話で申し込みされる方結構ございます。その中で、一応そういう対応を図りながら、時期を見て採用をしているというような状況であります。

質問 水島美喜子

ホームページとか見て、募集を見て申し込みをされる方とかも多いかと思いますけれども、また口コミだったり、こういうことを募集しているよ、院内保育所も今度できるよというような情報を知り合いの方から教えられて、ああ、それだったら応募してみようかなというような方もいらっしゃると思うのです。ですから、ハローワークも当然ですし、ホームページのほうも当然ですけれども、もっとポスターを張るだとか、例えばそういうような幅広い周知の仕方を今後検討していただきたいと思っておりますし、また今までどのような形で募集に応募される方が多いのかということを検討していただいて、それを十分に参考にしていただいての周知法を考えていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。あと、砂川には附属の看護学校があるのですけれども、1学年定員が35人ということでございます。23年の3月、ことしはそのうち何人の方が砂川の市立病院に採用になったか。また、卒業して市立病院に残らなかったという方はどういう理由の方が多いのか、わかる範囲内で結構ですので、教えていただきたいと思います。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

看護学校の卒業生の状況でありますけれども、22年度、いわゆる23年度採用になりますけれども、22年度の卒業生につきましては定員35名おりましたけれども、実際33名の卒業生がございまして、33名中25名、76%が当院の病院に就職しております。残り6名については当院以外の病院に就職しておりまして、そのうち2人が進学というような状況でございます。ただ、さかのぼりまして21年度の卒業生については、34人中22名、65%が当院に就職しまして、11人が当院以外の病院に就職し、1人が進学ということでございます。ただ、この残り、22年度の状況で申し上げますと6人が当院以外ということになっておりますけれども、このうち2名については、助産師を目指す方がいらっしゃいまして、それらは大体旭川の医大のほうに編入という形をとって異動しておりますし、さらに残りの方についてはどうしても都会志向、それから地元に戻りたいという方もいらっしゃいますので、背景的にはこういう状況になっております。

質問 水島美喜子

33名中25名ということで、8名、そのうち進学が2人ということですね。6人の方が砂川には残らなかったということなのですけれども、ぜひ砂川に大事な6名は残っていただいて就職していただきたいと思うのですけれども、例えば実家が札幌だからとか、ほかの地方にあるのでということで戻られた方が多いのかなと思いますけれども、逆に実家は札幌だけれども、この砂川に勤めたいと言われるような、そういう魅力的なまちづくりや、また住環境づくりもこれから必要になってくるのではないかなと思っております。そういうまちにぜひ砂川をしていきたいと思います。あと、看護学校のことや看護師という仕事、職業のことなど、地元の高校に出向いて、先ほどいろいろな学校に出向いて学校説明などをされているということでしたけれども、地元の高校に出向いての学校説明や職場見学会など実施してはいるのでしょうか。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

地元の学校に出向いてというよりは、実は毎年看護師さん募集するために看護の体験入学等をやっておりまして、当然地元の高校、それから近隣の高校からも応募される方がいらっしゃいます。そういう状況の中で対応を図っていますけれども、実際地元の高校については単位制の学校ということでありまして、看護の部門もあるということなので、当院といたしましてはそこに学校の教員が出向いたり認定看護師が出向いて講義をしたりと、そういうような支援を行っているのも現状でございます。

質問 水島美喜子

それは3年生を対象にしているのかなとも思ったりしているのですけれども、学校に出向いての説明のほかに職場見学会など、このような立派な砂川市立病院のこととか、またさっそうと働く看護師さんのすてきな姿、そういうのをぜひ高校1年生、2年生というふうに、3年生に限定せずに見ていただきたいと思うのです。そんな中で、ああ、私はこのすてきな市立病院で働きたいとか、あのような看護師さんに私はなりたいというような、そういうあこがれを持つ人がたくさん出てくるといいなと思っておりますので、そうやって頑張る生徒さん、どんなふうに勉強したらここに入れるのかなとか、そういうことを3年生になってからではなくて、1年生のうちからそれを目標とした勉強の取り組みだとか、勉強の内容の取り組みとかもあるかと思いますので、ぜひそのことも今後検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。あと、地域医療連携構築の強化についてでございます。砂川市立病院は、中空知2次医療圏の地域のセンター病院であり、地域の基幹病院として、また高度の専門的医療、救急や特殊医療等のほか、認知症患者さんを対象とした老人病棟の新設、高齢者認知症対策など、非常に質の高い、そして総合的な医療が求められ、取り組まれております。また、周辺の医療機関とはかかりつけ医制度を提案されまして、外来混雑の軽減や待ち時間の短縮を図られてもおります。市立病院と近くのとか希望のかかりつけ医との連携による診療でございますが、これは私の知人もとても安心だし、近くに行けるし、待ち時間もないしということで非常に喜んでいる制度でもございます。そして、病病や病診連携など、医療圏における役割分担を明確にしていくことなのかなと理解させていただきました。次に、待ち時間のことでございます。外来の待ち時間が約1時間ちょっとということでございました。私が病院のことを市民の皆さんといろいろ話していく中で、立派な病院になった、高度の医療をされる病院になったということのほかに必ず出てくるのが待ち時間がというようなお話なのです。これ何とかならないかとか、いろいろそれが出てくるのですけれども、実際には短縮に向けて長い年月をかけて皆さんで本当にいろいろ模索をされてきているのだなと、今のお話を聞いて思いました。また、限られた医療スタッフの中で医療体制の充実、また向上を図りながら1日約1,000人の患者さんの診療に当たるのは、相当大変なことなのかなとも思っております。お昼の食事をする間もなく、診療に当たられているときもあるというようなお話も聞いております。心身ともに本当に大変なことと思います。それだけに、待ち時間のことで病院のことを言われるというのはとてもつらい思いでございます。皆さんで本当にフル回転をされているというのがわかるからです。でも、病気でつらい身で何時間も待つというようなことも本当に大変かと思います。診療の、また検査の内容にもよるということですので、仕方ない部分もあるのでしょうけれども、一生懸命短縮に向けてスタッフの方たちが努力をされているということがわかりましたので、これからも一層努力を続けていただきたいと思っております。患者満足度というのがありまして、厚生労働省等の全国規模の満足度調査の結果なのですけれども、その中で不満割合というのが一番高いのがやはり何といっても待ち時間ということです。どこの病院もそうだということらしいのですけれども、総体の約30%ぐらいです。2位に費用ということが不満足というのが21%で、これで約半分を占めるそうでございます。患者満足度というほうでおもしろい結果が出ておりまして、満足度に対して重要な要因はというアンケートに対しまして、1位が医師とのコミュニケーション、相談しやすいとか、わからないことを聞きやすいということだそうです。2位にプライバシーが守られていることとか、3位になりましては診療、治療の内容ということです。この調査から、待ち時間に対しては大変大事なことですけれども、待ち時間が短かったからといって満足度が高いということではないのだという結果が出ているそうです。市立病院のほうも待ち時間短縮に先ほどもお話ししましたように、なお一層の努力として取り組んでいただきたいと思いますけれども、それと並行いたしまして、待ち時間の質を変えるという取り組みをしていただきたいなと思っております。質を変えるとか向上させるということは、患者さんの立場に立ったサービスの提供であるかと思います。待っていて患者さんが何が一番つらいのかなと考えたときに、それはどのくらい待つのかがわからないということだそうです。黙って我慢して待てるのが大体30分から40分なのだそうです。ですから、1時間以上かかりそうなときは、可能な限り、おおよそでも大体1時間ぐらいだよとか、2時間ぐらいだよとか、お昼からになるかもしれないよとか、そういうようなことを声をかけて、今もやっていらっしゃるようですけれども、なお一層そういうふうに声をかけていただきたいと思うのです。そのことによりまして、待ち時間の有効活用もできる。こんなに待ち時間があるのだったら、ちょっと銀行に行きたかったのにとか、ちょっと用事を足してきたかったのにとか、家に帰ってまた来るのだったのにとかというような声もいろいろ聞いておりますので、お願いしたいと思います。また、あと30分ぐらいですとかというふうに待っている人に声をかけたり、済みません、もう少し待っていてくださいねとかというふうに、気にかけてもらっているということが患者さんはとても安心感があるということですので、このあたりも、本当に忙しいかとは思うのですけれども、心にかけていただきたいなと思います。また、パソコンや携帯電話で順番待ちの状況をどこにいても確認できるというシステムがあります。また、各診療室の待ち人数が一目でわかるシステムとか、いろいろ検討されているかと思いますけれども、また予約のときに比較的すいている時間帯を、例えば午前中より午後2時ぐらいのほうが比較的すいているから、その時間に予約どうですかとかというようなことで、意外と午後からの診療をやっているということがわからない方って多いのかなと思うのです。ですから、そういう時間帯もちょっと教えてあげることも必要かなと思っておりますので、こういうことも含めまして病院のほうとしてもいろいろ検討されていることとは思いますけれども、こういうシステムのことなど検討していることがありましたら、お伺いしたいと思います。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

待ち時間につきましては、従来から旧病院、それから新病院におきましてもいろんな問題抱えておりまして、何とかこれらについては一応対策を講じてきたところですが、まだ大きな効果がないというのが現状でございます。ただ、1つ、病院としましては午前診療、午後診療、特に患者さんが多い科につきましては内科のように午後診療もやっていると、それから逆に全体的に患者さんに効率的に来ていただくために、ほかの科も当然として午後診療できないかだとか、いろんなことも検討してまいりました。ただ、ほかに内科以外も含めて特殊診療という部門、特殊外来ですか、そういうのを設けながら、それを午後に当てている科もありますし、そういった面ではまだまだ診療体制の工夫が必要かなというふうに思っています。それから、現在はそういう状況の中で、ただ1人にかかる診療時間だとか、検査のやり方とかいろいろありますので、それについても医師を含めて検討している最中でありますし、ただ先ほど申し上げたように診療前後の声かけなども非常に一つの要因としては大事なことかなということで、これについても外来専門の看護師、医師含めてこういうお話もさせていただいています。常時ですけれども、浸透して、何とか患者さんの不安を解消させてあげるべき対応については今後もいろんな方面で検討していきたいと思いますし、正直申し上げまして早急な対策も必要かなというふうに考えておりますので、いましばらくお待ちいただいて、私たちのほうでも医師も含めた中でこの待ち時間については十分な検討を進めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。

質問 水島美喜子

前向きによろしくどうぞお願いいたします。あと、そのほかに、待つことを苦と感じさせない方法ということも一つの方法としてあるのですけれども、例えば時間をつぶせることとか、気が紛れるものがあるということです。この間もあるお母さんが、少し子供も楽しんで見れるような絵手紙などがあったらいいのにねとかというようなお話もされておりましたけれども、例えばそういう展示物、作品の展示、場所をとるというようないろいろなこともあるかもしれませんけれども、そういう作品の、場所をとらない作品の展示、パネルなどを使いましての作品展示ですとか、またロビーに季節感のあるしつらえのコーナーを設けるなど、少しでも患者さんの心がいやされたり、楽しんで見てもらえるような工夫ということについてはいかがでしょうか。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

作品の展示というよりは、環境的にはいやしの空間は必要かなというふうには一応考えておりまして、現在作品の展示については、例年10月に市民の方のご厚意によりまして1週間ほど菊の展示をしながらいやしの空間をつくっているのが現状であります。今後においてもいろんなご協力いただける声もありますけれども、ただ展示等については、その管理だとか、それから展示場所とか、いろいろ工夫しなくてはいけないということもありますので、それについては前向きに考えていきながら、もうちょっといやしの空間をつくって患者さんの心をいやせるような体制をつくりたいと思います。そのほかに、年間通して二、三回になりますけれども、ロビーコンサートをやったり、それから各病棟のほうではデイルーム、そういった近辺に絵を飾ったり写真を展示したりということで、なるべくそういう環境づくりに努めておりますので、今後もなおかつそういうことも含めて研究していきたいというふうに考えております。

質問 水島美喜子

よろしくお願いしたいと思います。ご存じかと思いますけれども、看護師さんの中から患者サービス委員会というのを立ち上げておられます。その部署、部署で独自のやり方でアイデアを出しながら、季節に合った飾りつけをしているそうです。忙しい中、ほぼ手づくりで、聞いたら予算も本当に少しでした。でも、患者さんがとっても喜んでくれて、うれしいとおっしゃっておりました。患者さんに対するこの温かい思いとか、また10月に開催されました近隣にはない病院祭の開催など、ホスピタリティーの心そのものだと思っております。市立病院の理念でございます良質の医療、心通う安心と信頼の医療を提供する病院、そして地域に根差し、地域に愛され、貢献する病院、この理念に沿って歩み始めました新病院です。市民の皆さんの心、声、本当に耳を傾けていただきまして、ホスピタリティーの精神の伴った患者サービスをこれからもよろしくお願いいたしまして、大きな1番を終わらせていただきます。次に、大きな2番に入らせていただきます。家庭教育サポート企業に関してでございますが、先ほど教育委員会のほうから、保護者や高校生にアンケートをとりましたら、思いやり、マナー、ルールなどというアンケートの結果が出たということで、やはり家庭教育って本当に大事なのだし、皆さん望まれていることなのだなと改めて思いました。子供たちばかりではなくて、現在私たちを取り巻く環境というのは、地球規模で自然や経済など非常に厳しい状況下にございます。こういう時代だからこそ、将来を担う子供たちのために大事な家庭教育を支援するための職場環境づくりに改めて目を向けていくことが必要とされていると思います。北海道の制度に連動し、砂川独自の制度を立ち上げたということですけれども、具体的にはどのような部分でございますか。

答弁 教育次長 森下敏彦(教育次長は2013年3月まで)

1回目もご答弁をさせていただきました。その中では、これはあくまでも登録をしていただいた企業に強制ということではございません。幾つか取り組んでいただければというふうなことで例示をさせていただいたパンフレットをそれぞれ企業のほうに配布をさせていただきまして、その中で企業としてできることについて取り組んでいただいているということで、企業の皆さんにお願いをしているのは、平成12年から当市で推進をしてきております子供たちへのあいさつ運動、こういった部分にも参加をお願いをできればと考えておりますし、また子供たちの安全な見守りという部分のところでは、子ども110番の家、こういった部分に登録をしていただけないだろうか。あるいは、会社にそれぞれ体験的な、そういう学習の中で職場体験なども受け入れてもらえないだろうかと、そういった部分にも協力を申し出いただければというようなことで、以下、先ほども答弁いたしましたけれども、7点ほどご要望を申し上げてございます。そんな中で、制度自体はことしスタートしたところでございまして、次年度に向けてそういった取り組みの内容等も含めて企業にできるところから取り組んでいただければと、そういった思いでございます。

質問 水島美喜子

先ほどサポート企業にお願いしている内容ということでお聞きしましたけれども、その中で砂川で実施されておりますあいさつ運動の輪が今とても広がっているとお聞きしております。その内容等について教えていただきたいと思います。また、ことしの6月には登録企業が5社ということで、現在53社の協定締結は道内でも数少ないとお聞きしております。各企業さんに趣旨を説明し、ご理解をいただきながら、本当に大変なことだったと思います。この企業の方たちにご協力をいただいて、子供たちが市内の企業や親の職場などを知り、家庭で話し合うなどのきっかけにもなったらと思っております。今までに職場見学や体験など、またその成果など、何点かで結構ですので、ありましたら伺いたいと思います。企業が家庭教育に対して意識的に支援していくなど、今まで余り経験ないかと思いますけれども、企業側もサポートする側として意識改革や取り組み方、体験談などを通して理解していくことも必要かなと思います。これから研修とか講演など考えていることがございましたら、どのようにお考えなのかをお聞きしたいと思っております。

答弁 教育次長 森下敏彦(教育次長は2013年3月まで)

まず初めに、あいさつ運動の関係でございますけれども、先ほどもご答弁をさせていただきました。このあいさつ運動につきましては、地域の皆さんが朝のあいさつ運動を通じて、声かけを通して地域の皆さんとコミュニケーションを図っていただけるような、そういう環境を整えて、今子供たちを取り巻く環境の中では、やはり安心、安全といった部分もございます。そういったことから、そういうコミュニケーションをもとに地域全体で子供たちを見守り、そして育てていく、そういう環境が整えばというようなことでスタートした事業でございまして、年々取り組みの輪が広がってきてございます。平成21年度の春、秋のあいさつ運動の関係につきましては3,900名ほどだったと思いますけれども、本年度につきましては本議会で主要教育行政報告をさせていただきましたけれども、51団体、春、秋を通じて4,700名ほどのそういった協力をいただいているということで、年々こういった地域全体で子供たちを見守る、育てていく、そういった環境は整いつつあるのかなと、そのように考えてございます。また、市内の企業の皆さんに協力をいただいているという部分のところにつきましては、これまでサポート企業制度という部分につきましては本年度スタートしたばかりの事業でございまして、以降の部分の取り組みの実績、評価という部分についてはなかなか申し上げにくいところございますけれども、今までもやっぱり市内の企業に協力をいただきまして職場体験など、そういった取り組みを実践していただいている企業がございます。子供が参加した感想などを見ると、子供たちが職場の中で一つ一つ新たな発見をして感動を得たというような子供たちの声が聞かれておりまして、子供たちがお父さん、お母さんなどが働いている、そういう環境なり事柄について理解を深めていくという部分のところでは、家庭教育の充実に向けてやはり一定の効果があるということで認識をしてございます。また、今後家庭教育サポート企業の取り組みの中でより一層、今53社の企業の皆さんが協力をしていただいて、それぞれ取り組めるところから実践をしていただくような形になってございますけれども、毎年今後も1年に1回ぐらいはそれぞれお集まりをいただいて、取り組み、実践などを交流し合えるような、そういった場を設けて今後のサポート企業の活動の充実に向けて取り組みを進めてまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 水島美喜子

あいさつ運動の輪ですけれども、今51団体、4,700名の参加ということで、これからもサポート企業の方たちが加わっていくともっともっと大きな輪に広がっていくのではないかと本当に期待しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。また、職場見学や体験などですけれども、以前に北海道銀行さんでしたでしょうか、1億円というお金を用意していただいて子供さんたちに見せたときに、とても驚いたり感激したりしていたということでございました。そのようないろいろな職場を経験する、また見る、体験するということは子供たちにとってもとてもいい財産になるのではないかと思っておりますので、ぜひこちらのほうも推進のほうよろしくお願いしたいと思います。また、企業間の交流、研修とか、また情報交換等も含めましての交流というのもやはり大切なことかと思いますので、1年に1回ということでございますが、こちらのほうもよろしくお願いしたいと思います。立ち上がったばかりですので、全部はいろいろなことで整っていないとは思いますけれども、協力サポート企業向けのシールとかポスターなど、ご検討いただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。最後になりますが、いろいろな方に実はお願いをしているのですけれども、今時期とても日暮れが早くて、5時ぐらいになったらもう真っ暗になってしまいます。また、節電ということでまちの中がとても暗い状況です。防犯の意味からも、皆さんの家の門灯とか玄関灯をあと1時間か2時間つけていただければと思います。調べてみましたら、1時間で一月約30円ぐらいだということで、また全体から見た消費電力としてはそんな影響はないというふうにお聞きしました。節電、節電と言われており、またお金もかかることなのですけれども、できるだけの協力で、子供たちは今特に寒い雪道を帰っていきます。みんなで守っているよ、そんなメッセージとして、また事故の未然防止の意味からも、サポート企業の方たちにもご協力をぜひお願いしていただきますように、ご検討をよろしくお願いしたいと思います。温かい気持ちで見守られ、育った子供たちは、きっと大人になってもそのぬくもりを感じて、砂川で暮らしたいと思ったり、また砂川のまちづくりに頑張ってくれたりと、そんな郷土愛がはぐくまれていくことと思います。子供のためにをキーワードに、家庭、学校、地域、企業、行政の協働で子供、地域が輝く砂川市を築いていこうと考えて推進していくこの家庭教育サポート企業という事業、3月11日の東日本大震災以降、家庭の家族のきずな、そして人と人とのつながりの大切さを一段と叫ばれているこの時期、将来を見据えての大変大きな意義深い事業であると思います。コーディネートをされる教育委員会の皆様に大きく期待をし、お願いをいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:砂川市議会 平成23年第4回定例会 2011年12月7日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる