砂川市議会 平成22年第4回定例会 2010年12月7日
(1)公共サービス基本法施行による公共サービス提供に対する考え方について/(2)病院管理会計を活用した病院経営管理について/(3)小中学校におけるシチズンシップ教育の取り組みについて
2010年12月7日、砂川市議会の一般質問で、武田圭介議員が「公共サービス基本法施行による公共サービス提供に対する考え方について」「病院管理会計を活用した病院経営管理について」「小中学校におけるシチズンシップ教育の取り組みについて」について質問し、総務部長 角丸誠一、市立病院事務局長 小俣憲治、教育次長 森下敏彦が答弁しました。
- 質問者
- 武田圭介 議員
- 答弁者
- 総務部長 角丸誠一、市立病院事務局長 小俣憲治、教育次長 森下敏彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 武田圭介
それでは、既に通告してありますように、大きく3点について市長並びに教育委員会の見解を伺ってまいります。大きな1点目は、公共サービス基本法施行による公共サービス提供に対する考え方についてであります。昨年7月に公共サービス基本法が施行され、公共サービスに対する基本理念として5つの事項が公共サービスに関する国民の権利として明確にされるとともに、国や地方自治体の責務が明らかにされました。この法律の趣旨からすると、地方自治体においても内部管理事務を除く行政の行うすべての事務事業が公共サービスに該当し、今後公共サービスに関する施策の推進において国民が安心して暮らすことのできる社会の実現に寄与するとされています。この法律は、国会議員の議員立法による成立のため、法律が制定されても自治体の関心が低く動きが鈍いという話も聞かれますが、わずか11条しかないこの法律の施行に伴って影響を受ける自治体の条例、規則、契約などは膨大なものになることが想定されています。そこで、以下について伺います。(1)として、公共サービス基本法施行により、改めて公共サービスに対する考え方にどのような検討を加え、砂川市として公共サービスの提供を行っているか。(2)として、公共サービス基本法は第11条において公共サービスの実施に従事する者の労働環境の整備をうたい、この第11条を直接的な根拠法令として公契約条例を制定したり制定しようとする自治体もありますが、砂川市における公契約条例制定の考えについて。(3)として、公共サービス基本法は第3条第2号において社会経済情勢の変化に伴い多様化する国民の需要に的確に対応するものであることを基本理念としてあらわしています。行政が提供するサービスは無数にありますが、行政運営を支えていく上で必要な歳入の確保、つまり使用料や税金の納入方法などが多岐にわたることは住民の利便性の向上に資すると同時に安定した市の財源確保につながります。そこで、カード納税や郵便局における各種税の納付、税の納付回数の見直しなど、住民のニーズと利便性向上に寄与すると考えますが、この点についてどう考えるか。(4)として、公共サービス基本法は第3条第4号において公共サービスに関する必要な情報及び学習の機会が国民に提供されるとともに、国民の意見が公共サービスの実施等に反映されることを基本理念としてあらわしています。現在自治体の資産、債務改革等に資するツールとして新地方公会計制度導入に向けての取り組みが全国の自治体で着々と進んでいます。自治体財政健全化法施行以来、自治体の財政運営にも厳しい目が注がれる中で、この新地方公会計制度が導入される目的の大きな3本柱の一つが住民に対する情報開示と説明責任の履行ということからも早期の実現が望まれますが、その考えについて伺います。次に、大きな2点目は病院管理会計を活用した病院経営管理についてであります。公立病院の経営環境が国の診療報酬の改定動向により変化する中で全国の公立病院の経営は難しいかじ取りが行われています。一方で患者さんなどからは安心、安全な医療の提供が強く求められており、そのためにも病院経営基盤が安定し、医師などのスタッフが充実していることが必要不可欠です。砂川市立病院は、10月28日に新本館を開院し、地域の期待にこたえる機能を備えた病院として再出発しました。新病院が開院したと同時に、旧病院本館では対応し切れなかった物理的、ソフト面についても大きく改善されています。砂川市立病院がさらに地域の住民の皆さんの期待に添っていくためにも、それらに対応できる合理的な経営管理手法が必要となってくると考えます。医療分野においては、従来からも原価計算や指標の設定などによる比較検討が行われてきましたが、近年DPCの導入とその拡大の中で改めて病院管理会計のあり方とその活用が注目されていますが、それらを活用した病院経営管理についての考えを伺います。最後に、大きな3点目は小中学校におけるシチズンシップ教育の取り組みについてであります。小中学校における義務教育は、児童生徒に確かな学力を身につけさせることだけではなく、学校生活を通してさまざまな体験、経験を経て、豊かな人間性、社交性、社会における集団生活など、人との交わり方や規則や規範といった社会に接する上で必要なこともまた学んでいます。家庭における教育と異なり、児童生徒が学校という公共の場において親族以外の他者と交わっていく中で内なる社会と異なる社会があることをしっかりと意識させることが大切です。自分と異なる考え方や価値観を持つ人との交流、校則などの一定のルールに従うことの大切さ、なぜルールが必要であるのか、他者を思いやるなど、今後の児童生徒が成長していく上で社会とのかかわりは欠かせません。教育の早い段階から社会性を学んでいくことは、とても大切なことであると考えています。これからの学校教育において、市民の時間として年に数時間程度を、例えばルール、マナー、民主主義、自由主義、経済、キャリア、ユニバーサルデザイン、ノーマライゼーションといったように社会性のあるテーマの中から何分野かを選択して各教科や学校行事全般にわたって子供たち自身にさまざまな観点からいろいろと考え、思考力を鍛え、討議や社会にかかわる体験活動を通して価値観の異なる他者を知るなどといった協働社会における市民力の基礎を身につけてもらうシチズンシップ教育を砂川市独自の取り組みとして市内の小中学校において統一的な教育として実施できるように教育委員会から各学校に働きかけることはできないのか伺います。以上のことをお伺いして、演壇からの質問といたします。
答弁 総務部長 角丸誠一(総務部長は2011年3月まで)
私のほうから、大きな1の(1)から(4)についてご答弁申し上げます。初めに、(1)、公共サービスに対する考え方の検討と提供についてご答弁申し上げます。平成21年5月に制定された公共サービス基本法は、国や地方公共団体が実施する公共サービスに関し国民の権利として良質な公共サービスが提供されることやサービスに対する選択、学習の機会が確保されることなど基本理念として定め、国や地方自治体の責務を明らかにするとともに、公共サービスに関する施策の基本となる事項を定めることにより公共サービスに関する施策を推進し、もって国民が安心して暮らすことのできる社会の実現に寄与することを目的に制定されたものであります。また、基本的施策として公共サービスを委託した場合の説明の……失礼しました。責任の明確化、国民の意見の反映、公共サービスの実施に関する配慮や従事する者の労働環境の整備を定めており、信頼される公共サービスの提供に関する重要な法律であると考えております。現在砂川市の行っている公共サービスについては、同法の趣旨や理念に沿ったサービスを提供していると認識しておりますが、この法律の施行による今後の公共サービスに対する検討については、地方公共団体が公共サービスを委託した場合の委託を受けた者との間でそれぞれの役割分担や責任の明確化の再検討、公共サービスに関し広く住民の意見を求めるための新たな方法、現在実施している公共サービスが利用者目線に立っているのかの再検討、公共サービスの実施に従事する者の適正な労働条件の確保や労働環境の整備に関し必要な施策の確立などについて研究していく必要があるものと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。続きまして、(2)、公契約条例制定の考えについてご答弁申し上げます。公契約条例は、近年公共工事や業務委託などの公契約における入札において過度の競争による低価格での落札の結果、下請の事業者や業務に従事する労働者の賃金低下を招くとともに、公共工事あるいは公共サービスの品質低下につながる問題が懸念されています。公契約条例は、自治体が公共工事や業務委託を受注する元請企業に対し従事する労働者の賃金の最低基準額の支払い等を義務づける制度であり、公契約にかかわる業務に従事する労働者の最低基準賃金の確保と適正な労働条件を改善することによって公契約にかかわる業務の質の確保及び公契約の社会的な価値を向上させ、さらに地域経済の活性化や地域再生にもつながるものと考えられ、一部自治体で制定されております。公契約条例については、公契約の社会的な価値の向上を図るとの評価がある一方で、自治体が公共工事などを受注する元請企業に対し従事する労働者の賃金の最低基準額を義務づけるために、結果として契約金額の増加の問題などが指摘されており、また関係法令に基づく労使間の雇用条件や商取引などを条例で定めることには課題が多いとも言われております。公契約条例は、平成22年2月に全国で初めて千葉県野田市で施行され、予定価格が一定額以上の公共工事及び業務委託契約を対象に適用されておりますが、適用事例が少ないとともに、施行後まだ1年を経過しておらず、条例の政策的効果をはかり知ることができない状況であることから、直ちに導入の可能性を検討するということではなく、今後他自治体の制定状況等も注視しながら研究していく必要があるものと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。次に、(3)、カード納税や郵便局における納付、税の納付回数の見直しなどについてご答弁申し上げます。最初に、カード納税につきましては、平成18年に地方自治法施行令が改正されたことから全国の自治体で検討が始まりましたが、平成21年7月現在では全国で18自治体が導入しているにとどまっているところであります。カード納税は、定率の手数料がかかりコスト高であることや、いわゆるポイントサービスが設定されていることから、税の納付に利益還元が受けられるという他の収納手段の納税者と異なる利益を得てしまうことから、納税者の不公平……失礼しました。公平性を考慮しなければならないなど、導入に当たって検討しなければならない事項が多岐にわたることから、現状では導入することは難しいものと考えているところであります。次に、郵便局における税の納付についてでありますが、収納場所の拡大に向けシステムの入れかえの今年度、検討した経緯がありますが、この場合郵便局での収納には納付書がゆうちょ銀行に承認された様式とすること、ゆうちょ銀行が砂川市の税金を窓口で取り扱えるようになることが必要となります。納付書は変更可能でありますが、窓口で税金を取り扱うにはゆうちょ銀行が砂川市の収納代理金融機関になる必要が生じます。現状の砂川郵便局の体制では、指定金融機関である北洋銀行砂川支店との間で手形交換などの事務を実施していないことから、銀行間の資金及び情報の流れがスムーズにいかず、現状では郵便局の窓口で市の税金を取り扱うことは難しい状況であります。次に、税の納付回数についてであります。地方税法により納期が定められている税以外は、各自治体が条例により独自に納付回数を定めることができるようになっています。当市では、国民健康保険税、介護保険料、後期高齢者医療保険料について独自に納付回数を定めていますが、特に国民健康保険税の納付回数は保険税率の引き上げの際や限度超過額の引き上げの際にその都度検討しているところであります。納付回数を増加させることにより一回の納付額が少なくなり、納めやすくなるのメリットはあります。しかし、納期が多くなれば最終納期から出納閉鎖日までの期間が少なくなることから、最終納期後の未納額を解消する期間が短い難点があり、年度全体の収納率を考えた場合、現行の納期が最良であると考えているところであります。しかし、現行の納付回数では一回の納付額が大きいため納めることが厳しいという方には、積極的に分割納付の相談を受け、納期を延長し、分割で納付していただいており、そのような方法で対処してまいりたいと考えております。市税の納付方法、納付場所の拡大や納付回数の見直しは、住民にとって利便性の向上に寄与することとなり、公共サービス基本法に定められている国民の需要に的確に対応するものでありますが、コストを無視して導入することや歳入低下につながるもの等は導入するには問題があると考えているところであります。次に、(4)、新地方公会計制度の導入に向けた取り組みについてご答弁申し上げます。新地方公会計の整備につきましては、行政改革推進法において地方の資産、債務管理改革の一環として企業会計の慣行を参考とした貸借対照表などの整備が求められ、平成18年に示された国の地方公共団体における行政改革のさらなる推進のための指針により、原則として国の作成基準に準拠し、発生主義の活用及び複式簿記の考え方の導入を図り、貸借対照表、行政コスト計算書、資金収支計算書、純資産変動計算書の4表の整備を標準形とし、地方公共団体単位及び関連団体等も含む連結ベースで財務処理作成に係る基準モデル、または総務省改定モデルを活用して公会計の整備に取り組むこととされたところであります。この際、取り組みが進んでいる団体、都道府県、人口3万人以上の都市は平成21年度までに、取り組みが進んでいない団体、町村、人口3万人未満の都市は平成23年度までに4表の整備または4表作成に必要な情報の開示に取り組むこととされております。情報開示、説明責任の履行ということから、当市における財政状況の公表について申し上げますと、広報すながわあるいはホームページ上に決算状況、健全化判断比率に加え、新地方公会計モデルではありませんが、従来の総務省モデルによる貸借対照表、バランスシートになります。財務状況の比較分析表や一覧表などの情報を開示しているところであります。また、新地方公会計の導入についてでありますが、財政的な負担を考慮し、システム整備や外部委託による資産評価を行わず、平成21年度から資産台帳の整備等を進めており、指針で示されている平成23年度の公表に向けた取り組みを行っているところであります。しかし、国では本年9月に新地方公会計をさらに推進すべく4表の作成以来から3年が経過した財務書類の作成についての検証、国際会計基準及び国の公会計等の動向を踏まえた新地方公会計の推進方策などの検討のため、今後の新地方公会計の推進に関する研究会を発足させたところであり、会計基準や現行の複数ある財務書類モデルを統一し、他団体との財政状況の比較を可能とすることや既存の財務書類などの指標との役割分担を明らかにしていくこと、新地方公会計に何を求めるのか、何のために行うのかについての整理が必要など、さまざまな意見があることから作成基準が変わることも視野に入れ、膨大な作業が無駄になることのないよう、この点を注視しながら取り組みを進めてまいりたいと考えております。
答弁 市立病院事務局長 小俣憲治
大きな2、病院管理会計を活用した病院経営管理についてご答弁申し上げます。当院は、地域センター病院として地域における医療ニーズや国の医療政策を的確に把握しながら安定した病院経営を図るため企業会計を基本に医療等のデータ分析などにより健全な病院経営、運営に努めているところであります。悪化の道が続く医療の情勢においては、厳しい経営環境の中でもなおかつ経営の安定性を高め、質の高い医療サービスを提供しなければならないと考えております。ご質問の病院管理会計を活用した病院経営管理でありますが、一般的には部門別損益計算や指標管理、さらには行為別、疾病別原価計算などを主としたそれぞれの会計情報をもとに経営管理における意思決定や組織的内部の業績測定、業績評価に活用するとともに、職員の経営に対する意識改革にも活用されているところであります。また、病院の財政状況を把握する上では財務会計に基づく各種資料はもちろんのこと、管理会計分野の部門別損益計算、さらに原価計算などは病院運営に不可欠な情報となるとともに、費用対効果の面からも大変重要な情報となります。こうした中で、今後当院として取り組まなければならないことは、DPCにおいて実施しているベンチマークの比較、いわゆる診療内容の比較分析や電子カルテシステムを中心に各部門との連携を図り原価計算システムの構築を進め、病院経営における有効な資料として管理することを考えております。なお、これらの対応につきましては、国が進めている病院企業会計規則の見直しの時期を見ながら研究、検討をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
答弁 教育次長 森下敏彦(教育次長は2013年3月まで)
私のほうから大きな3の小中学校におけるシチズンシップ教育の取り組みについてご答弁を申し上げます。シチズンシップ教育とは、市民性教育とも訳され、社会や経済の仕組みを理解、実践するために必要な知識や技能を身につけ、社会人として望ましい社会を維持、運営していく力を養うことを目的として行われる教育であり、コミュニケーションや議論、体験、行動を通して学ぶことによって社会への帰属意識や認識力、問題解決能力、洞察力、変化への受容力や対応力を向上させ、問題解決に前向きな人間性を育成する取り組みであると認識しております。とりわけ学校教育においては、目まぐるしく変化する現代社会において子供たちが将来市民として十分な役割を果たせるように、よりよい社会づくりに積極的に参加しようとする意欲やそのために必要となるスキルを身につけることが主たるねらいとして想定されます。ご質問では、市内の小中学校における統一したシチズンシップ教育への取り組みについてでありますが、現行の学習指導要領及び平成20年3月に告示されました新しい学習指導要領にはシチズンシップという直接的な表現での記述はされておりません。しかし、先ほど述べましたシチズンシップ教育の意義、目的等を考慮しますと、その具体的な内容として選挙、裁判、消費、金融、租税、環境、福祉、社会貢献活動、モラル、マナーなど、さまざまなものが想定され、これらは学習指導要領上においても各教科や道徳、特別活動、さらに総合的な学習の中でそれぞれ段階に応じて適切に学習するよう規定されております。つまり学習指導要領の内容を適切に扱うことにより、シチズンシップ教育でうたわれている、いわゆる市民性についての知識や技能、または意識や意欲等の向上につながる学習が国の基準において履修されることとなるということが言えます。ご承知のとおり、現在新しい学習指導要領への移行が進んでおります。特に小学校においては来年度から本格実施となることから、現在教育課程の編成作業の最終段階を迎えております。各学校がそれぞれの特色を生かしながら各教科などすべての学習活動において新しい学習指導要領が掲げる目標の実現に向け、いかにしてより効果的な学習活動を展開するのか、その土台となる教育課程を適正に編成することが喫緊の課題であると、このように考えております。したがいまして、シチズンシップ教育で期待されるような具体的な学習内容については、各学校がそれぞれ教育課程の中に適切に位置づけ、各教科や道徳、特別活動、さらに総合的な学習の中で効果的に指導してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
再質問 武田圭介
それでは、再質問をしてまいりますけれども、まず私も一問一答方式の大項目一括方式ですので、1項目ずつ伺っていきたいと思います。最初に、公共サービス基本法についての答弁をいただきましたけれども、(1)から(4)まであるのですが、(1)は総論的なことであって、2から4までは一つの例示というか、公共サービス基本法は初回演壇でも言いましたように、自治体のあらゆる業務にかかわってくる理念法であるわけです。まだ法律の段階でも基本理念として国や自治体の責務としてあらわしたものであって、各論的な話というものは特に個別法といったようなものはできておりませんけれども、繰り返しにもなりますが、この法律の基本理念というものは行政の本当にすべてのサービスにかかわってくるものだということであります。つい先日、第6期総合計画で今後10年先の砂川市のまちづくりのことを話し合う特別委員会等もありましたけれども、その中においてはこれから国がどんどん地域の時代として、地域は自分たちのことは自分たちで決めていくというようになったときには、そこに住んでいる住民の皆さんはもちろんでありますけれども、やはり職員の皆さんもいろいろと新しいことに果敢にチャレンジしていかなければならない。当然今の現状においてもいろいろなことをなさっていると思います。ですので、この公共サービス基本法のことについて先ほどお伺いしたときも、当然のことは当然のようにやっているというような答弁もありましたけれども、常に時代はやはり動いているので、新しいニーズを的確にとらえて時々は振り返って自省をすることが大切であるというふうに思うわけです。時間もないので、余り詳細に法律の中身は触れませんけれども、わずか11条ばかりの法律の中には本当これからの自治体の進むべき基本理念が凝縮されておりまして、第3条の基本理念、5つの基本理念だけはちょっと触れておきたいと思いますが、1つは安全、良質なサービスが確実、効率的かつ適正に実施されること。それから、2つ目は社会経済情勢の変化に伴い多様化する国民の需要に的確に対応するものであること。それから、3つ目が公共サービスについて国民の自主的かつ合理的な選択の機会が確保されること。4つ目が公共サービスに関する必要な情報及び学習の機会が国民に提供されるとともに、国民の意見が公共サービスの実施等に反映されること。5つ目が公共サービスの実施により苦情または紛争が生じた場合には適切かつ迅速に処理され、または解決されること。一見当たり前のことを言っているのですが、これを個別的に、では具現化していくときにどういった解決策があるのだろう。これは、全国統一の方針が示されるというだけではなくて、やはり砂川市においては砂川市内のルールというものを公のサービスを提供する皆さんは考えていかなければならないのかなというふうに思っております。それで、この公共サービスの基本理念、今述べた基本理念を踏まえて、先ほど答弁にもありましたけれども、これからは公共サービスの担い手というのは単に公務員だけではなくて、この公共サービス基本法の概念によりますと、公共サービスにかかわること、つまり公共事業等で道路の補修とかを行っている方、または外郭団体の職員あるいは社会福祉法人職員、そういった方々も公共のサービスを提供しているといえば公共のサービスを提供しているわけです。こういった公共サービスの実施に従事する者の範囲が非常に広くなってくるわけなのです。つまり本当に狭義の公務員だけで公共サービスを支えるのではなく、広義の公務員、またはみなし公務員とか公務の仕事に準ずるような仕事でもいいのですけれども、そういった皆さん方で公共サービスを担っていこうといったようなことを考えていかなければならないわけであります。その中の一つとして、やはり地域で働く人たち、特に都市部と地方部の格差というものは大きいものがありますけれども、先ほど公契約条例の話というものも出ていましたが、なかなか公共事業が減少している中で、その公共事業に依存している業者さんもいらっしゃるわけなのです、特に地方部においては。そういったときに、その人方の生活を支えるのも、これも公ではないかというような考えも一つの考え方としてできるわけであります。先ほど個別の中では公契約条例についてはまだ千葉県の野田市が先進自治体として実施してから1年程度しかたっていなく、その効果を見きわめることができないというお話もありましたけれども、公契約条例に限らず、例えばこれも第6期総合計画の特別委員会の中でも触れられていましたけれども、自治基本条例等々の中にもやはり公に携わる者の責務または住民の責務といったようなものも盛り込んでいかなければならない。盛り込まなくても、こういった公共サービス基本法の基本理念に即してどういうふうに砂川市として判断していくのかを考えていかなければならないと思うのですけれども、まずこの点について、特に自治基本条例に関しては今後研究を進めて、制定についてもやぶさかではないというような答弁だったと思うのです、第6期の特別委員会の中では。それがすぐ早い段階かどうかはわかりませんけれども、やはりこの法律ができたことというのは結構、先ほど演壇で述べたように、なかなかまだ知らない自治体の方もいらっしゃるわけなのですけれども、やはり法律ができた以上はこういったことにも意識しつつ新しい砂川市なりの独自の条例、それが自治基本条例や公契約条例だけにはとどまりませんけれども、考えていくべきなのかなと。それから、今窓口や、窓口ではなくてもいろんなところで提供している行政サービスについても職員それぞれ一人一人が、当たり前のことですけれども、こういった基本理念に従ったことを日常的に行っていることが本当に今のままでいいのだろうかといったようなことも、やはりどこかの段階で自省していくような場面というものも研修の中でも必要になってくると思うのです。そういったようなことについて、今の段階でよろしいのですけれども、今の段階ではそれを管理する、人事を管理する執行部の、今幹部の皆さんいらっしゃいますので、どのようにお考えになっているのかということを再質問としてお伺いしたいと思います。
答弁 総務部長 角丸誠一(総務部長は2011年3月まで)
この公共サービス基本法というのは大変幅が広い、行政で行うものすべて、先ほど言われた業務委託等も含めて公共サービスに従事する者すべてに該当していくという基本法になるものであります。この法律の背景としては、小泉政権以降の小さな政府というのを目指して、民間にできることは民間にという、ゆだねる基本方針に基づいてきた結果、構造改革がいろいろ進められてきたのですけれども、財政再建のためのコストの削減を重視した手法によって公共サービスの質の低下がされてきたのではないかということがまた懸念されている部分でありまして、それから官と民との業務に関しての責任の分担があいまいになってきているというようなことが指摘されて、この公共サービス基本法が制定されてきた背景というふうに考えているところであります。大変大きな理念法でございますけれども、特に11条の条文の中の基本的施策というところの中では、当然私たちじかに携わる者もそうなのでしょうけれども、業務委託等あるいは工事もそうなのでしょうが、そういった労働者の条件あるいは環境にも配慮しなければならないというところが強くうたわれております。特に先ほども検討していかなければならない事項の中で申し上げましたけれども、仮に委託業務なんかをしている場合、例えば指定管理者だとか業務委託だとかというのを業者に、あるいは町内会等にお願いしているわけなのですけれども、そういった業務の内容が仕様書に準じたものであればいいという考えで物事が進んでいるのか。仮に現場でいろんな問題が生じても、その解決策がないだとか、そういった場合にはどうするかというような、文献を見るとそういったものの提起も解決策がない。それらを解決していくのも行政の責任だというふうにもまた言われておりますし、それから行政側だけの効率性ということを追及し過ぎて市民の目線がなくなっているというような部分も指摘されておりまして、そういった部分の意見反映だとか、それからさらに言われている部分でいけば11条関係で先ほど公契約のお話もありましたけれども、公共サービスを実施する、従事するそういう労働者の環境整備といったところで、ただ業務委託が経済性だけで、あるいは効率性だけで行われているのでないかという、そういった部分も検証していくのが行政の公共サービスを提供する側の責務であるというふうな解説がなされておりますから、私たちの今これまで行ってきたいろんな業務、事務事業がございますけれども、そういったものも一たん見直しをしながら、個別具体の方法、法律になるのか条例になるかちょっと定かではありませんけれども、そういったものを一回注視しながら、これは調査研究をしていかなければならないものだというふうに考えているところであります。
再質問 武田圭介
今答弁いただきましたけれども、やはりずっと惰性で行政サービスもいくのではなくて、例えば高齢化が進展していけば、やはり高齢者に対するニーズというのも高まりがありますし、午前中の一般質問等でもありましたけれども、病児保育とか新しいサービスの提供といったようなことも常日ごろからやはり考えていかなければならないことであると思っていますので、新しい施策、新しいサービスの提供のあり方、それから既存のサービスの提供のあり方であっても、方法を変えることによって、またそれを受益される方の市民の皆さんの印象が変わるといったようなこともあり得ると思いますし、そういったことの研さんというのは、やってもやり過ぎたとしてもやり過ぎるということはないと思うのです。私もここで常々言っていますけれども、市の職員の皆さんも砂川市民の一人であって、当然ご家族がいらっしゃる。職員をやめた後、定年退職や、または中途でやめられたとしても砂川に残っていれば砂川市の行政サービスの受益者になるわけなのです。ですので、一生懸命自分たちがやっている公共サービスというものは、いずれまた自分たちに返ってくるという意識を持って、その辺は常日ごろからそういう意識は持っていらっしゃると思いますけれども、何度も繰り返してくどいようですが、新しいニーズというのはいつ、どこから生まれてくるかわからないものでありますので、その辺は常に自省をしていろいろと職員研修の場あるいは日常的な中でいろいろと改善を加えていっていただきたいなというふうに思います。それから、この項目について最後の質問としますけれども、先ほど公会計の住民に対する説明で公会計の話、今は着々と進めているというお話もありましたが、その中でホームページ等の広報紙等の公開というような話もありましたけれども、これは総務省のほうの、ちょっと局長もどこの局長かというのは私は今失念してここでわからないのですけれども、局長通知で出されているものがありまして、新しい財務書類4表をただ単に住民の皆さんに公表するだけではなく、やはり財務書類4表によって何をわかってもらいたいのかということを常に念頭に置いた説明をあわせて行うことが必要であると。そのために、財務書類のわかりやすい公表に当たって留意すべき事項といったような通知が出されているというそうなのです。ですので、これに沿って会計に詳しくない住民の方であっても、そういった住民の方に配慮した開示を行うことも一つのこういった新しい公会計制度を導入する重要な要素になっていると。ですので、これも先ほどの話と絡んでくる話でありますけれども、今やっている住民の皆さんに対する説明の仕方、例えば予算の金額の単位とか一つとっても、つい我々議員とか行政の皆さんというのはなじみのある単位を使ってしまうのですけれども、一般の市民の皆さんからしたらなじみのない単位であるとか、そういったような話もたまに聞くことがありますので、そういったような細かい話かもしれませんけれども、検討もしていっていただきたいなと思いますし、先ほど来答弁の中で個別法や個別具体的な条例なのかどうなのかと。この公共サービス基本法が理念法でありますので、これを個別的に具体的に何かしようとした場合の根拠といったようなものが今現在法律ではないわけであります。ですので、自治体によっては公共サービス基本法ができたのだから、各自治体の裁量によって公共サービス基本条例なんかをつくったらどうだろう。そこまでは話はちょっと飛躍しているかもしれませんけれども、今後においてはやはりそういったようなことも視野に入れつつ、それが条例の制定を絶対しなければならないというものではないかもしれませんけれども、条例の制定の有無にかかわらず、やはり新しい公共サービスのあり方、それから既存の公共サービスの見直しといったようなことも常日ごろから考えていただきたいなと思いますけれども、今のところ細かい公会計制度の中の書類の公開のあり方等について、あと公共サービス基本条例の制定の視野というようなことについてだけ、この項目についての最後の質問といたします。
答弁 総務部長 角丸誠一(総務部長は2011年3月まで)
まず、公会計のほうの住民にわかりやすいというような局長通達というのは19年の10月17日に総務省の自治財政局長通達で出てきております。その中では、財政健全化法の指数ともあわせながらわかりやすい4表のそれぞれ説明を行いなさいという形で書いてございます。4表というのは、先ほど言いました貸借対照表でございますけれども、どれほど資産や債務を有するのかというようなことをわかりやすく説明書きをする、あるいは行政コスト計算書では経常的な活動に伴うコストはこの程度かかるのですよというような、そういう説明、解説を加えたものなどを表記しなさいというような説明、表記のあり方で通知文書が来ているところであります。それから、公共サービス基本条例の策定もというようなお話でございましたけれども、いかんせん何分私どももちょっとまだ知識が浅くて、どの程度のものをどのように盛り込めばいいのかということは、これは研さんして研究していかなければなりませんし、ちょっと道内の動きもまだ見えない状況もございますので、そういった状況も踏まえて、何をどういうふうにしていくのかということもあわせて研究、検討しながら進めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をお願いしたいと存じます。
再質問 武田圭介
それでは次に、病院のほうに移りますけれども、当然新病院が開院していろいろと物理的な面、それからソフト面のこと、細かいことではいろいろとまだ開院後のちょっと煩雑な今時期に差しかかっていて混乱もあるのかなというふうに思いますが、往々にして、やはり旧病院よりも施設も新しいものですし、それから中が開放感があって広々としているものですから、私が聞いている限りでは個々細かいことではやはり改善が必要な点もあるのですけれども、皆さん非常に喜んでいらっしゃるというところがあるのです。ここから現実に戻ると、やはりあれだけの大きな病院をつくった以上は当然借金を抱えているわけですから、その借金を返していかないといけないということは、もちろん市長も病院長も含めだれもがわかっていることであります。その病院の経営ということを我々はやはり考えていかないといけないわけであって、本来これも議会等でもいろいろと発言していますが、患者さんがふえるということが社会的に考えるとそれはいいことなのかといえば、病人がふえるということなので余りよくないことかもしれませんが、やはりこれも一つの公共サービスですけれども、公立の病院、特に砂川は大きな病院というものが砂川の市立病院しかないものですし、さらには地域のセンター病院として急性期医療を担う大きな病院であります。ですので、病院の経営はやはり今新病院が開院したと同時にしっかりとそれは見ていかなければならないと。そのためにも、先ほど答弁であって、これからその病院会計規則の見直し等も含めて、それから管理会計等についてもいろいろと検討していきたいというお話でしたので、財務会計というものは様式が決まっていて、これは例えば我々議会等、またはあるいは公のところに示されるものでありますけれども、管理会計というものは病院の経営者が把握すれば、極論を言えばどんな形式であってもいいわけなのです。これは、財務会計と管理会計異なりまして、当然ご承知かもしれませんけれども、管理会計は公表を前提とするようなものではありませんので、あくまでも内部資料として病院の経営者、さらには部門の責任者、それがさらに進めば末端に至る者のだれもが病院全体の経営状態にアクセスをして、自分一人一人が一体何をすればいいのかと。意識の覚せいにもつながりますし、今の病院の経営状況が各セクションの責任者だけではなく、本当一人一人が理解することができるのです。ですので、これも先ほどほかの議員さんが一般質問されていましたけれども、例えば病院の中ですべてをお金に換算するのは私はいいとは思いませんが、ただ病院経営という今立場からいえば、待ち時間がふえてしまうとか、そういったところにどこかロスが出てきてしまうのではないかと。そういったようなことがやはりちりも積もればではありませんけれども、病院経営に与えてくる影響というものも大きくなっていくのかなというふうに思うのです。ですので、経営というとお金の面ばかりが強調されるのですが、そういった人の配置ですとか、いろんな細かな病院に関するいろんな備品ですとか、またはソフト面についてもそういったようなことについても全体的に事細かくいろいろ分析をして、やはり効率的な病院の経営運営ができ、さらには安定的な病院の経営ができるような体制というのを取り組んでいかないといけないのかなというふうに思っております。具体的な質問になると、管理会計についても原価計算についても多分なかなか公立病院でここまで手が回っている病院って今の段階ではないと思うのですが、今後こういったような取り組みをしていかなければならないというような多分環境に置かれてくると思うのです。現在今DPCを導入していますけれども、DPCというのは、これも一つの考え方ですが、医療のそこの部門担当者が大体の額というか、必要な標準の治療の枠組みを決定して、それが各個別、いろんなDPC群があって上がってくると思うのですが、先ほど答弁にもあったように、そういったDPC群についてもやはり事細かに、これは外に出さない情報、本当管理会計の情報でいいのですけれども、横のセクションとのつながりの情報共有が図れる体制というものをやはり早期に構築していかなければいけない。その中に原価の計算というものも入れていかないといけないのですけれども、なかなか新しいこういった取り組みというのはよそもやっていませんから難しいことでありますけれども、よそがやっていないからやらないとか、よそがやっていることを参考にするということは大切ですけれども、よそがやっていないから先鞭をつけてやろうといったようなことも大切だと思うのです。ですので、そういった新しい管理会計のあり方ということをうちの病院としてまだやっていませんから、入れていこうとした上で、これからの病院がどういう、どういう方向というのは管理会計を導入するということの方向性は見えているのですけれども、今後どういった流れの中、スケジュール的にどういったスケジュール的な中で、それが5年先なのか10年先なのかわかりませんけれども、どういった段階で今の管理会計をみんなで共有しようかといったようなことを考えているのかという考えが今の時点でわかる段階でいいのですけれども、あればお示ししていただきたいなと思います。
答弁 市立病院事務局長 小俣憲治
地方公営企業会計、これについては基本的に今総務省のほうで24年度もしくは25年度をめどに一応改正するということで、それぞれ検討されているようです。それに合わせまして、基本的にはこの時期までには、今強化しなければいけないというのは原価計算システムを何とか強化していこうという考えでございます。それから、DPC、それぞれ現状ベンチマークなど、そういうことを活用しながら病院の経営、運営に生かしておりますけれども、これらをあわせてこれらを強化する意味では原価計算、それぞれ医療指数を含めて原価計算システムの強化をここ1年、もしくはその会計制度が変わるまでには何とか強化していきたいという考えであります。ただ、いずれも幾らデータそろったとしても、これをいかに活用するかが問題でございますので、それらもあわせて研究していきたいというふうには一応考えております。
再質問 武田圭介
本当新しい病院に対する期待が高いので、こういった新しいシステムを、その年次年次の計画はいろいろあると思いますけれども、中央の動向等を、中央の動向というのは制度の改正という意味なのですけれども、そういったようなことを踏まえて的確なシステムを納入して、あとデータの分析についても内部で検討するだけではなくて、場合によっては外部の有識者というか、医療コンサルといったような話も今までも出ていましたけれども、そういったものを有効に活用しながら病院の安定した経営につなげていただきたいなと思います。時間がないので、次に教育委員会のほうに移ります。シチズンシップ教育といったようなことで、なかなかこういった教育はなれない言葉かもしれませんけれども、文部科学省のモデル事業として京都府の八幡市なんかでそういったようなことは取り組んでいますが、そもそもこれの起源というものは、外国になってしまうのですけれども、10年ぐらい前にイギリスのほうでも若者の政治的無関心がふえたと。ちょうど今の日本と同じようにというと語弊があるかもしれませんが、中央政界のほうの腐敗というか、いろいろと国民から見ていると、ちょっと右も左もわからないような迷走しているような状態にあったときに、やはり若者たちが政治に対する意識というものが軽んじられたというか、結局だれがなっても同じだと。それから、自分たちには余り影響がないと、まだ小さい子供たちでしたので。テレビを通じて、そういったような影響を受けてしまったと。そういったようなものをまた是正し、政治がなぜ必要であるのかというようなことの再認識、それから社会性を持たせることの大切さということを意識する上でも、そういったものに特化した教育が必要になるだろうといったようなことで導入されてきた。それが10年か15年おくれで日本に入ってきたものなのですけれども、先ほど答弁にもありましたように、道徳とか普通の日常の総合の学習の時間とかではいろいろとやっていると思うのです。それは、私もいろいろと学校の地域参観やいろんな普通の参観日等に行って校長先生やいろんな先生とお話しした中ではそういうことは聞いています。ですが、今回一般質問で言いましたように、これも先ほど病院でも言ったように、それから総務の話でもそうなのですが、よそがやっているところを見てやるというのは確かに安全かもしれません。ですが、私としてはやはりこれからの時代、砂川市であれば砂川市の独自の取り組みとしていろいろなことに果敢に各組織がチャレンジしてもいいのかなと。それが莫大な予算と借金を生むようなものであれば困りますけれども、ですが本当に将来の子供たちのことを考えたときに社会性ということは、学力の向上も大切ですが、他者を思いやる、それからなぜ社会性といって規則や規範がなければならないのかを知るといったことは非常に大切なことであると思うのです。ですので、この辺なかなか教育委員会から学校現場に直接というような話が難しい事情も承知しておりますけれども、その辺は先生方もやはり突き詰め合わせれば、その中の論議の中で本当に子供たちのためにと。砂川の子供たちが将来就職や進学で砂川から出るかもしれませんけれども、もしかしたらまた砂川に帰ってくるかもしれない。そういった未来の人づくりのためにもしっかりとした人格、高潔な人材を育成していくといったような崇高な理想、理念があってもいいと思うのです。ですので、その理念、理想といったものを掲げた上で、教育委員会としてはやはり学校現場にもうちょっと強く働きかけていただきたいなというふうに思いますけれども、この点についてどう思うかということを最後の質問としたいと思います。
答弁 教育次長 森下敏彦(教育次長は2013年3月まで)
武田議員さんのほうから子供たちの、将来を担う子供たちにはそういった市民性、いわゆる社会性も含めて身につけることが重要であると。そういうご提言でございました。シチズンシップ教育でうたっている、そういう各項目につきましては、それぞれ新たにそういう特化した教育という部分のところでは行っておりませんけれども、やはり学習指導要領が目指している、そういう将来を担う子供たちの育成に当たっては、それぞれ義務教育、それから高等学校教育もありますけれども、やはりその中で社会に出て必要な知識、そういったものをしっかりと培った中でその知識を生かして社会に出た段階でそれぞれよりよく判断をしていく能力、こういったものを育てていこうという、そういう崇高な理念のもとに教育を行っておりまして、モデル的に取り組んでいる、そういうところもありますけれども、基本はやはり今回学習指導要領の改訂がございましたけれども、改訂の内容に沿って将来を担う子供たちに必要なそういう知識等についてはぐくんでいく、そういうことを目標としながら教育を進めてまいりたいと、そのように考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。◎延会宣告