砂川市議会 平成22年第3回定例会 2010年9月14日
(1)自治体の監査機能の充実強化について/(2)地域密着型図書館づくりについて/(3)新たな患者さんの確保策と患者さんの満足度の向上について
2010年9月14日、砂川市議会の一般質問で、武田圭介議員が「自治体の監査機能の充実強化について」「地域密着型図書館づくりについて」「新たな患者さんの確保策と患者さんの満足度の向上について」について質問し、監査 奥山昭、副市長 小原幸二、教育次長 森下敏彦、市立病院事務局長 小俣憲治が答弁しました。
- 質問者
- 武田圭介 議員
- 答弁者
- 監査 奥山昭、副市長 小原幸二、教育次長 森下敏彦、市立病院事務局長 小俣憲治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 武田圭介
おはようございます。それでは、既に通告してありますように大きく3点について砂川市監査委員、教育委員会の見解を伺います。大きな1点目は、自治体の監査機能の充実強化についてであります。自治体監査は、公共サービスの提供と、そこに投入される税金などの資源が適切に使われているか、行政の適法性、妥当性、能率性を保障し、行政の事業執行や管理に法令違反や不正があれば指摘し、公表する大変重要な機関であるとともに、地方自治法上市長と対等の立場において監査を実施する機関とされています。監査機能については、これまで幾多の地方自治法改正により監査権限の充実強化が図られてきたところですが、今後さらなる自治体監査の機能強化と厳格化に向けての話し合いが現在総務省で進んでおり、目標として来年の通常国会において地方自治法の一部改正案を国会に提出することを目指しています。時代の変化とともに行政の役割も変遷、多様化し、それに伴い、監査の役割が一段と高まっている中で、時代の要請として砂川市においても監査体制の機能強化と充実が求められていると考えますが、以下について伺います。(1)として、平成3年の地方自治法改正により、従来の財務監査に加え、監査委員が必要であると認めるときは、事務事業の執行が効率的に行われているかなど一般行政事務についても監査の対象とする行政監査も行えるようになりましたが、今後における行政監査の積極的活用について。(2)として、平成9年の地方自治法改正により、監査機能の専門性、独立性の強化や監査機能に対する住民の信頼をより一層高めるため、外部監査制度が導入されました。現在では、中核市以上は義務づけとなっている制度で、特例市以下の自治体は任意採用による制度ですが、現行の監査委員制度と相まって外部監査制度が導入されると地方自治体における監査機能の強化につながることからも、今後の監査のあり方として外部監査の積極的導入が求められています。したがって、今後の砂川市における外部監査制度導入の可能性について。(3)として、小規模自治体では監査体制の機能強化といっても人員や予算の制約からなかなか監査体制の機能強化が難しいとされていますが、監査機能強化のために自治体同士が広域で連携することによって、監査体制をより充実させていこうとする考えもあります。砂川市においても単独での監査体制の機能強化が困難であれば、広域での連携についても考慮する必要があると考えますが、その点についてはどのように考えるか。次に、大きな2点目として、地域密着型図書館づくりについてであります。インターネット等が普及し、手軽に情報の検索が家庭でもできるようになった時代において、図書館が単に本を貸し出し、勉強する場として活用されるだけではなく、地域に根差した特色ある図書館として、地域づくりや人づくりのための役割を担っていくことが期待されており、全国各地に存在する特色ある図書館ではさまざまな取り組みが行われています。そこで、砂川市立図書館においても地域に密着した図書館づくりを志向していくことが今後は大切なことであると考えますが、以下について伺います。(1)として、限られた予算での蔵書の購入についても、砂川市にゆかりある分野を取りそろえることで、画一化された図書館ではなく、地域の特色を十分に出して、この分野ではほかの図書館には負けないという図書館をつくることができます。砂川市の場合、自然環境、医療、食べ物、食べ物の中でも特にお菓子やラーメンなどといった分野が特徴的ですが、こういった分野、あるいは別の分野であっても、地域の特色を踏まえた蔵書の重点配架などの取り組みについてどのように考えるか。(2)として、砂川市内においても年間を通してさまざまな講演会、発表会等が開催されていますが、そういったところで使用された資料等を地域資料として散逸させることなく、図書館に資料を集約し、多くの方の目に触れる機会を提供していくことも大切であると考えますが、その点についてどのように考えるか。最後に、大きな3点目は、新たな患者さんの確保策と患者さんの満足度の向上についてであります。来月28日には、待望の新病院が開院し、旧病院では難しかった課題などの解消が期待されており、それに伴い、新しい患者さんが来院される仕組みづくり、現在も通院されている患者さんの病院利用時における満足度を向上させる取り組みがとても大切であると考えます。過去幾多と触れてきたこれまでの質問等を踏まえ、以下について伺います。(1)は、新たな患者さんの確保策についてであります。①、連携先のさらなる新規開拓のための取り組みや関係強化のために、連携先との交流の促進と相互の院内誌などをそれぞれの待合所やロビーなどに配布する等の取り組みについて。②、一部混雑が予想される特定の診療科目などの診療日や診療時間を工夫することによって、患者さんにとって受診しやすい環境を整備することについて。③、ブログやツイッターを活用し、対外的な情報発信機能を強化することについて。④、地域に根差した病院として、医療従事者による学校等への出張講演や市民向けの出前講座などの開催や活用の拡大について。⑤、院内誌を農協、生協、地域交流センターなど人の集まるところでも配布し、病院の取り組みや特徴などを広く周知する活動について。(2)は、患者さんの満足度向上についてであります。①、待ち時間対策として診療の効率化、院内に滞在する時間の短縮、診察順の柔軟な運用と説明の工夫の向上について。②、患者さんに対して受診後の状態確認の連絡を入れることで患者さんの不安の解消や疑問の解消等につながり、一層の信頼が高まると考えますが、受診後のアフターケアについて。③、近年では携帯電話等を保有している人の率が非常に高いので、メールマガジンを創設し、患者さんに医療情報等を定期的かつ継続的に提供することについて。④、患者さんを対象とした夏祭りや院内コンサートなどの既存のイベントのさらなる充実と、地域住民と患者さんや医療従事者等の病院関係者が一緒になった市立病院祭りなどのようなイベントの開催について。⑤、現在の病院においても物忘れ専門外来といったように特色ある専門外来がありますが、今後の患者さんのニーズや地域ニーズに応じて、高度医療に特化した病院として専門医療を提供し、医療の質向上のためにもさらなる専門外来の設置についてどのように考えるか。以上のことをお伺いしまして、壇上からの質問といたします。
答弁 監査 奥山昭(監査は2015年9月まで)
大きな1番の自治体の監査機能の充実強化についてのうち、(1)の今後における行政監査の積極的活用についてご答弁申し上げます。自治体の監査機能については、住民が信頼できる行政運営を担保する意味合いにおいて強化が図られており、議員がおっしゃるとおり平成3年の地方自治法の改正により行政監査が導入されたところであります。監査委員は、普通地方公共団体の財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理を監査するほか、必要があると認めるときは普通地方公共団体の事務の執行についても監査をすることができるとされたところであります。これは、政令で定めるものを除き、組織、人員、事務処理方法、その他行政運営全般についての監査であります。この行政監査については、特定の事務または事業について法令等に従って適正に処理されているかという観点に加えて、費用対効果に配慮したものとなっているか、所期の成果を上げているかなど経済性、効率性、有効性の観点を主眼として実施するものですが、市長部局で行っている行政評価及び総合計画における事業評価とも重複するところがあり、毎年の監査委員協議の中でも課題となっているところであります。当市においては、全課及び事務組合を対象に毎年行う定期監査に加えて、財政援助団体に対する監査も隔年で実施しておりますが、昨年施行の地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の審査が新たに加わり、全会計の決算審査と並行する形で集中審査を行っている実態にあります。このほかに定例的なものとして毎月全会計の出納検査及び基金運用状況審査等を行っているところであり、これまではテーマを設けずに定例監査の中で行政監査的要素を付加して進めてきたところであります。ご指摘のように昨今の監査委員制度はさまざまな改革が期待され、地方自治法の改正も視野に入れた議論をされておりますが、総務省の地方行財政検討会議の第1分科会では自治体の基本構造のあり方、住民参加のあり方を、第2分科会では監査制度のあり方、財務会計制度のあり方を検討しているところで、最近示された監査機能の見直しの方向性、たたき台の中では行政監査について議会の監視機能や首長部局の行政評価にゆだねる方向性が示されたところであります。全国都市監査委員会を通じて、このたたき台に対する意見の照会がありましたので、当市監査委員としては現場における実情を反映させ、その地域や規模に見合う細やかな制度に見直していくことが不可欠であると考える旨の意見を提出したところであります。監査機能の見直しの方向性を見きわめるとともに、現行の現行法のもとにおける実施の方法等については、積極的に検討していかなければならない課題であると認識しているところであります。
答弁 副市長 小原幸二(副市長は2011年3月まで)
私から大きな1の自治体の監査機能の充実強化、このうちの(2)、外部監査の導入の可能性、(3)、監査の広域体制についてご答弁を申し上げます。初めに、外部監査の導入の可能性について申し上げますが、ご指摘のように外部監査制度は平成9年の地方自治法の改正により創設された制度であります。包括外部監査と個別外部監査があり、いずれも外部監査人との契約によるもので、都道府県や指定都市、中核都市においてはその実施が義務づけされておりますが、その他の市町村においては条例の定めるところにより任意に実施することとされております。義務づけのない自治体での包括外部監査の実施状況は平成21年度で全国で15自治体、義務づけのない自治体での個別外部監査の実施状況は全国で平成21年度43自治体であります。これらの外部監査制度は地方公共団体の監査機能の独立性と専門性を強化するため創設されたものであり、この点においては一定程度その目的を達しているとの評価がある一方、弁護士や公認会計士は必ずしも地方公共団体の財務に精通しているわけでもないという専門性の限界、地方公共団体との契約に基づく監査であるという独立性の限界、さらには外部監査人となる人材の確保の問題等々が指摘されております。本年6月22日に閣議決定された地域主権戦略大綱においてもこれらの課題を踏まえた上で抜本的に監査制度を見直すこととされ、総務省の地方行財政検討会議において現在見直しが進められているところであります。これらの状況を踏まえまして、砂川市における導入の可能性についてでありますけれども、国において監査制度の見直しが進められている中、直ちに導入の可能性を検討するというのではなく、今後監査制度の見直し、改正状況を見きわめていく必要があるものと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。続きまして、大きな1の(3)、広域での連携についてご答弁を申し上げます。地方自治法第252条の7で、地方公共団体は協議により規約を定め、共同して機関等を置くことができると規定しております。監査機能の充実、人材の確保、あるいは事務の効率化を図るため、この規定に基づき、監査委員を共同で設置することができることとされておりますけれども、今現在この規定に基づき、監査委員を共同設置している事例は承知してございません。現状当市におきまして、監査機能が十分に発揮されていると認識しておりますけれども、ご指摘のように単独での監査体制の機能強化が困難という判断に至った場合におきましては、広域での連携につきましても研究していく必要があると考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。なお、現在地方行財政検討会議の中で、都道府県と市町村が共同で設置する方法という部分についても地方自治法に、中にうたい込む案、この案も実は検討されているという状況がございます。以上でございます。
答弁 教育次長 森下敏彦(教育次長は2013年3月まで)
私のほうからは、大きな2の地域密着型図書館づくりの(1)と(2)についてのご質問にご答弁を申し上げます。初めに、大きな2の(1)のご質問についてご答弁を申し上げます。ご質問の地域の特色を踏まえた蔵書の重点配架につきましては、利用者の利便性に重点を置いた図書の均衡に配慮すべきことから、蔵書が特定の分野に極端に集中過ぎないように配慮しつつ、砂川市にゆかりのある分野の資料につきましては、現在図書館の書棚の中央部分に砂川の資料コーナーを設け、砂川関連の書籍、冊子、資料約150冊を増設しているところであります。さらに、同列の書棚に北海道関連の書籍を配置した北海道の郷土資料コーナーを配置し、砂川、そして北海道に密着した特色ある図書館づくりを進めているところであります。今後におきましても郷土愛をはぐくむ心を養うことを視野に入れ、砂川の歴史や砂川市が掲載された図書を積極的に紹介するなど砂川にかかわる資料のさらなる充実と活用を目指してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。続きまして、大きな2の(2)についてご答弁を申し上げます。議員ご指摘のとおり市内において開催されている講演会、発表会等に関連する資料を図書館に集約し、利用者の目に触れる機会を提供していくことも特色ある図書館の手法の一つだと認識しているところであり、現在図書館内の新聞コーナーに新聞で見る砂川のコーナーを設置し、講演会、発表会を含む砂川が取り上げられた新聞記事のスクラップを過去5年間にわたり閲覧できるようにしているところであります。さらに、新聞で見る砂川は、昭和58年2月からの記事を保存しており、利用者の希望に応じて閲覧していただけるよう対応しているところでございます。そのようなことも含め、本市図書館といたしましては、大きな2の(1)でご答弁申し上げましたとおり、蔵書の充実はもとより読書の普及推進を図るための事業展開による地域づくりや人づくりの役割を担う施設を目指しているところでございます。ご質問の講演会、発表会等の催事に関する資料を図書館に集約することは、資料館的な要素が強まり、資料の収集範囲が広範囲にわたることや、限られた施設の中で配架スペースを確保すること、さらにはお客様の必要な資料を検討、提供、回答するレファリングサービスへの対応などの課題があり、現段階での着手は慎重を期するところであり、今後における研究分野とさせていただきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
答弁 市立病院事務局長 小俣憲治
私のほうから大きな3の(1)と(2)についてご答弁申し上げます。大きな3、新たな患者さんの確保策と患者さんの満足度の向上についての(1)、新たな患者さんの確保策についての①、連携先の新規開拓のための取り組みや、連携先との交流の促進、院内誌など配布等の取り組みについてご答弁申し上げます。まず、現在の医療は地域の医療機関相互の機能分担の推進と、かかりつけ医等の医療機関との関係を密にしながら、患者さんへよりよい医療が提供できるような医療連携が強く求められております。その中で連携先との交流促進についてでありますが、現在当院においては退院を支援する後方支援のみならず、他病院等からの患者、紹介患者さんの促進を図るために、医師を初め看護職員等が近隣市町の医療機関を訪問し、当院における医療の特徴や医療体制等について概要説明を行いながら、相互の医療情報や実務上の課題等についての情報交換を図り、交流の促進につなげているところであります。また、院内誌などの配布等の取り組みにつきましては、さきにご答弁いたしました医師や看護師などによる医療機関等の訪問時に当院の医療の特徴や医療情報等の概要を掲載した冊子を配布し、医療の情報提供に努めているところであります。また、院内誌「ひまわり」による病院の医療情報の提供につきましては、市内への広報範囲を広げており、連携先、医療機関等へ配布対応につきましては、交流促進の中で検討を進めてまいりたいと考えております。(1)の②、特定の診療科目などの診療日や診療時間の工夫など環境を整備することについてご答弁申し上げます。当院は総合病院として22診療科を有しており、限られた医師により外来診療、検査、手術、入院治療等の医療を午前、午後にわたって展開しております。これまでも受診しやすい環境として予約診療などを取り入れ、実施してまいりましたが、まだまだ課題は多くあることは認識しております。特に外来診療につきましては、受診患者数の関係から午前、午後に行っている診療科や、週のうち数日間のみ診療を行っている診療科もあります。これらは、いずれも検査や手術等の関係、特殊専門外来の実施、外来対応医師数の問題や課題等もあり、総体的に検討すべき事項として現在も新病院開院に向け、検討中であることをご理解賜りたいと存じます。次に、(1)の③、ブログやツイッターを活用し、対外的な情報発信機能を強化することについてご答弁申し上げます。今や医療業界においてもインターネットの活用はホームページだけではなく、ブログやツイッター等複数のツールを使い分けて、患者の増加対策を行っている一部の民間病院や診療所があり、患者さんにとってもインターネットは病院選びのツールとして大きな役割を担っているところであります。ブログやツイッターでのさらなる細かい医療情報の提供による受診等につきましては、受診される患者さんの年齢層や地域性、さらに都市型の医療地域との差などによっても異なるものと考えられます。しかしながら、医療情報の発信については病院選びや患者満足度への重要なメッセージとなり得ますことから、現在の当院ホームページの見直しを図りながら、親しみと魅力ある適正な医療の発信となるよう内容の充実等を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。次に、(1)の④、医療従事者による学校等への出張講演や市民向け出前講座などの開催や活用の拡大についてご答弁申し上げます。現在当院では、北海道大学や札幌医科大学からの要請による出張講演のほか、地域への医療情報提供として市民向け出前講座や、がんに対する市民公開講座などにつきましても定期的な開催を行っております。また、砂川高校へは附属看護専門学校の専任教員や当院の認定看護師等が看護専門課程への授業支援として看護学の医療情報提供を行っており、今後におきましても学校等の要請状況や地域市民の要望に対しまして、十分に踏まえた中で対応を図ってまいりたいと考えております。次に、(1)の⑤、病院の取り組みや特徴などを広く周知する活動についてご答弁申し上げます。当院広報紙「ひまわり」は年4回発刊し、来院、来訪者の方のほか、より多くの市民の方々に当院の取り組みや現状などについてお知らせしているところであります。現在病院窓口を初め、公民館や交流センターゆうに配置させていただいており、本年度からは市内各町内会にもご協力いただいて、回覧用として配布させていただいているところであります。病院の取り組みや特徴などの周知については、さらなる内容の充実を図るとともに、配布数、配布先等の拡充につきましても十分な検討協議を行いながら実施してまいりたいと考えております。次に、(2)、患者さんの満足度向上についての①、待ち時間対策としての診療の効率化、院内滞在時間短縮、診査順の柔軟な運用と説明の工夫の向上についてご答弁申し上げます。患者さんの満足度向上に向けては、待ち時間などの診療の効率化が大きな課題であります。これまでも予約診療や患者受診順の表示、受診前の問診、検査実施の時間調整など、これらの対策を講じながら診療体制の効率化に努めてまいりましたが、施設的な問題や、さらに診療医師の業務負担軽減も含めて、さらなる診療の効率化の対策は講じなければならないと考えております。今後も受け付け時間や決められた時間内の予約患者数の見直し、院内掲示、患者番号の表示など、それぞれ対策を講じながら、診療体制の効率化に向けて、医師を含めて十分に検討していきたいと考えているところでありますので、ご理解賜りたいと存じます。(2)の②、患者さんの受診後のアフターケアについてご答弁申し上げます。生活習慣病など慢性疾患の患者さんで受診を中断している方に電話や手紙で連絡し、病状を確認し、受診を促している例や、定期通院例だけでなく、急性疾患の患者さんにも電子メールなどで連絡をとり、受診後の経過を尋ねるなど新しい手法等を、手法を取り入れている病院も一部ではあると聞いておりますが、実施に向けては対象となる患者さんの数や地域の医療機関、関係施設等との連携状況など十分な対応が必要と考えられます。受診後の状態確認の連絡等の体制整備については、当院における医療のあり方などを医師や看護師、また保健機関等の意見を十分に聞きながら行わなければならないと考えるところであります。(2)の③、メールマガジンの創設により患者さんに医療情報等を定期的、継続的に提供することについてご答弁申し上げます。メールマガジンについては、初期において企業、一部の個人が発行しているものが大半でありましたが、これらが一般化するに伴い、政治家や政党、国、自治体などにおいてもメールマガジンを発行するようになっているようであります。メールマガジンを発行する場合には、内容以外にも種々の工夫や仕組み等があり、新しい取り組みや医学、健康関連の最新のトピックスなどタイムリーな情報を提供することは可能でありますが、当院ではホームページや広報紙「ひまわり」などを活用し、病院情報を提供しており、これらのさらなる充実を図って対応していく考えでありますので、ご理解賜りたいと存じます。(2)の④、患者さんを対象とした夏祭りや院内コンサートなどの既存のイベントのさらなる充実と、地域住民と病院関係者などが一緒になった市立病院祭りのようなイベントの開催についてご答弁申し上げます。現在病院では、年2回のロビーコンサートのほか季節に合ったイベントなど、入院されている患者さんやご家族の皆さん、病院を訪れた方々など多数の参加をいただいており、多くの市民や患者さんと触れ合うことにより、実際の声を聞く場として、また相互理解を深める場として非常に重要なことと認識しております。その一方では医師、看護師など非常に忙しい勤務の中で開始、開催することなど課題も多々あります。しかしながら、質のよい医療の提供という趣旨においては、行事的なものや病院祭りのような催しなどは患者さんにとって心のいやしになることも十分に考えられますので、今後の病院のあり方として十分に研究、検討してまいりたいと考えております。(2)の⑤、現在物忘れ外来といったように特色ある専門外来があるが、今後の患者さんのニーズや地域ニーズに応じて、医療の質向上のために、さらなる専門外来の設置についてご答弁申し上げます。当院においては22診療科が設置されており、それぞれが専門外来として標榜している中で、特に専門医としての専門的な医療については専門特殊外来として実施しているものであります。特殊的な専門外来につきましては、物忘れ外来を初めとして、小児科の内分泌外来、泌尿器科の腎機能障害外来など他を含め、17の専門外来を開設しているところであります。診療分野を広げ、選択肢のある専門外来を開設することで患者さんの増を図ることもありますが、医療の質を高めることが必要とのことで、それぞれの診療科の医師が開設しているものであります。特殊な専門外来につきましては医師の確保や施設の確保なども必要であり、人員配置等を含め、対応を協議しなければならない事項も多々ありますが、医療の質の向上を図る上で医師等も十分に検討しながら対応を図ってまいりたいと考えております。
再質問 武田圭介
それでは、再質問と意見表明に入りますけれども、まず最初の大きな1点目、監査機能の充実強化についての話でありますけれども、なかなかほかの議会でも個別の案件でなければ監査委員さんに対する一般質問というものはなかったので、砂川市においても過去の例を調べてみましたら、ちょうど同じように監査制度が中央の中で変動をしようとしている時期に、31年前に今の北谷議長が監査委員さんに対して一般質問していたことがありましたので、31年ぶりということなのですけれども、それはなぜ今回このような一般質問をしたかというと、先ほどの答弁にもあったように今中央のほうで大きく自治体の監査機能が変わろうとしている潮流にあるわけです。答弁等もありまして、今の監査事務局の体制で、少ない人数ながらも、日常ふえている行政の財務監査や行政監査的な監査もしているというお話でしたけれども、非常に多くのご苦労を伴って監査をされているのだなというふうに思っております。しかし、監査機能の本来の目的はやはり行政がしっかりとした予算に基づいて、しっかりとした業務を行っていくことを第三者機関的な目で見ていくことにあるわけでありますから、その中ではチェック機能が何重にもあってもいいのかなというふうに思っております。答弁も両方からいただきましたけれども、行政の中には行政の内部の評価の制度というものもあります。これは、一般の企業や民間で考えれば自己評価ということも言えますし、我々議会、議員も監視権を持っているわけですから、行政の施策や予算等についてはきっちりと監視していくというチェックが入ります。また、監査委員さんにおかれましては、第三者機関的なことで監査の目から行政をチェックするというような機能を持っているわけです。その中において、さらに専門性やよそからの目を入れるということで外部監査制度を導入したらどうだろうと、中央のほうでは一時外部監査の導入を積極的に推奨しておりましたけれども、先ほどの答弁内にもあったように今制度が大きく変わろうとしている中で、果たしてその外部監査に耐え得るだけの人材が小さな自治体にいるのかと。もちろん専門性、独立性、人事の問題といったものは考えていかなければなりませんけれども、いるのかと言って、そこで思考停止をしてはいけないわけであって、そうであれば中央のほうできちっとした制度設計を整えてもらうということも必要になってくると思います。ですので、今中央の政界の状況が少し乱れておりますけれども、早ければここ数年内には地方自治法の改正あるいは自治体監査制度そのものががらっと変わりそうな、いろんな中央で考えている案は何案もありますけれども、そういった案が多分示されると思いますので、そういったことにも備えていくといったようなことが必要になってくるのかなというふうに思っております。ですので、決して行政監査等についても先ほどの答弁では、今後は議会や行政の内部評価のほうに移行していくというような流れがあるということなのですけれども、そういった制度改正があるまでは、やはり今の自治法上にきちっとのっとった行政監査というシステムがあるわけですから、行政の方を信用しないわけではありませんけれども、行政の内部評価とともに、監査目標とか、年度ごとの監査テーマに加えていただきながら、行政の適正な執行がなされているか、無駄遣い等が一切ないかどうかということを第三者機関的な立場から見ていただけるような機会を、本当は少ない人員でやられておられるので、なかなか大変なことではあると思いますけれども、そのことはお願いしておきたいと思います。監査制度については、中央の法改正の動向が今非常に揺れ動いておりますので、ここで明確な答弁というものをいただくというのはなかなか難しいのかなというふうに思っておりますので、次の2番目の図書館の話に移ります。地域づくり、地域に密着した図書館づくりということで私が想定しているのは、やはり地域づくりですとか、人づくりのための図書館であってほしいということなのです。図書館にはお金を費やして、蔵書を入れて、いろんな勉強の場とか、情報を収集する場として使っていただいておりますけれども、どうしても先ほど答弁にもありましたように蔵書の均一化とか画一化とかになってくれば、それはそれで大切なことなのですけれども、ほかの図書館との差別化が難しい。それから、もう一つは、大きな図書館で予算の潤沢にあるところであれば、やはり蔵書数も多くそろえることができますので、なかなかこういったものは競争ではありませんけれども、そこの自治体に住む住民の一つのサービスの提供ですので、こういったものを考えた上で、それでいいのかということも疑問の中にあるわけです。であるならば、図書館に来ていただいた方が情報や勉強をすることも必要ですけれども、地域の伝統や文化、歴史に触れて、その地域に愛着を持ってもらう、または将来的には、これは本当に夢物語かもしれませんけれども、そこで勉強したこと、そこの蔵書等の資源を使って、それをまた地域に還元していただく、その人の能力が向上すれば、例えば地元にUターンされて創業していただくとか、新たな企業を起こしていただくとか、または学生さんであれば進学をしていただくとか、別に勉強だけではなくて、スポーツの分野でも今いろいろとスポーツだって知識が必要になってくるところもありますので、そういったような活動の場にしていただきたいなというふうに思っているのですが、その中では当然画一的な知識の詰め込みとか、そういったものではなくて、やはり砂川には砂川にしかない伝統や歴史というものもありますから、その辺も人材育成や地域づくりにはどうしても必要になってくるのかなというふうに思っております。先ほどの答弁の中では、地域のいろんな催し物等の資料等を集めるのが物理的な制約があってなかなか難しいのではないかというお話があったのですけれども、最初から対象を広くとらえることはないと思うのです。例えば市立病院のほうでもがんの講座等を行っておりますけれども、そこで使われたものは新聞記事として出るのではなくて、実際に使われている資料を図書館の中でも見れるようなコーナーがあれば、特に砂川は病院をこれから中心に据えてまちをつくっていこうとしているわけですから、クロスレファレンス的に、病院に行っても、図書館に行っても同じ資料が手に入るとか、情報が手に入るといったようなことがあってもいいのかなというふうに思っております。図書館のほうで先ほど難しいし、資料館的なという側面の答弁もありましたけれども、砂川市の砂川市図書館条例によれば、図書館条例の3条の1号のほうで、図書、記録、視聴覚教育資料及びその他必要な資料の収集、整理及び保存並びに利用に関することを事業として掲げております。当然砂川市のこの図書館条例ももとになる図書館法というものがありまして、この図書館法に準拠してやっているわけですけれども、その図書館法の中には図書館は、図書館法の第3条ですけれども、「図書館は、図書館奉仕のため、土地の事情及び一般公衆の希望に沿い、更に学校教育を援助し、及び家庭教育の向上に資することになるように留意し、おおむね次に掲げる事項の実施に努めなければならない」として、その1号の中で「郷土資料、地方行政資料、美術品、レコード及びフィルムの収集にも十分留意して、図書、記録、視聴覚教育の資料その他必要な資料を収集して、一般の公衆の利用に供すること」とされているわけです。ですので、私は決して資料だとか図書だとかという明確な区分ができるわけではなくて、そんなスペース的に過大にとるのであれば論外かもしれませんけれども、やはりいろんなものを1つの場所に集めて、見られるような体制というのはとってもいいのかなと。特に砂川にゆかりのあるもの、スイートロードとかでも有名ですし、ほかにも自然環境で子どもの国の関係ですとか、オアシスパークの関係ですとかいろいろありますけれども、その辺の、先ほどからの繰り返しになりますが、その辺の収集する範囲の対象というのは限定しなければなりませんけれども、今既存の砂川コーナーのお話もされていましたが、砂川ということは単行本とかで出ただけの話ではなくて、実際砂川の中で活動している人方の記録とか、そういったような例えば講演会、発表会等でというものを例示しましたけれども、そういったような資料を一度に展示するようなことがあっても、図書館の事業とは相入れないものではないのではないのかなというふうに思っておりますので、この辺のその他の資料と郷土資料の扱いの考えについて再質問としてお伺いしたいと思います。
答弁 教育次長 森下敏彦(教育次長は2013年3月まで)
議員さんのご指摘のとおり、やはり図書館の使命として、法律あるいは条例で規定されているとおり、そういった資料の収集という部分のところはしっかりとやっていかなければならないと、こういう部分は認識をしてございます。そういったことで、先ほど1回目のときにもご答弁を申し上げましたけれども、砂川市の歴史コーナーというコーナーをカウンターの前、本当に一番お客さんが見やすいところに蔵書150冊ほどを展示、書架に並べております。そのほかにも砂川のそういう歴史等に関する書籍につきましては、全体でこれ常設展示以外にも809冊ほどのそういう図書も蔵書をしておりまして、こういったことから図書館としても砂川市の歴史、そういった郷土に密着したような、そういった資料の部分につきましては資料収集行っているということで、その辺はご理解をいただきたいと思います。ただ、議員さんがおっしゃっているとおり、砂川市ではスイートロードですとか、ラーメンですとか、いろいろ通告にありますとおり、そのような取り組みが行われております。そんな図書につきましては、それぞれの分野に分かれた部分で蔵書も行っているところでございます。1回目の答弁で申し上げましたけれども、砂川市に密着したテーマという部分のところでは、郷土資料的な部分につきましても収集を行っております。今後そういう資料につきましても、できれば図書の展示ですとか、そういった部分で入り口にテーブルを設けて、時期に応じて、そういう図書の展示なども行っております。そんな部分を含めて今後検討をしてまいりたいということで考えておりますし、資料の有効な活用という部分も行ってまいりたいと、そのように考えております。ただ、議員さんのご質問にありました市内各所のそういう行われる講演会等の資料、こういった部分につきましては、現状あの体制から申し上げますと、職員と、それと嘱託、職員1名と嘱託司書3名、それから臨時の職員2名と6名の体制で行っております。業務のほうも通常のそういった図書の選定から始まりまして、貸し出し図書の収納ですとか、そういった部分を含めて、現在の中ではなかなか対応していくという部分のところは難しいところはございますので、1回目の答弁で申し上げましたとおり、今後の研究の課題、分野とさせていただきたいなと、そのように考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
再質問 武田圭介
内情も語っていただきまして、理解はできるのですけれども、図書館のほうには私もちょくちょく行かさせていただいて、司書の方がいろんな読み聞かせをやっていたりですとか、あとはお菓子の絵本ですとか、そういった、あと例えば終戦記念日近くに戦争のものを展示して特設コーナーを築くですとか、そういった取り組みをされて、本当に真摯に一生懸命やっていらっしゃるのだなというのは感じておるのですけれども、やはりこういったような周りの環境、特に人口減、高齢化で、なかなか若い人がここに定着してくれないといったことを考えたときに、私も質問の中で言いましたけれども、図書館も基本的には、基本的というか、市民の皆さんの税金を投じて運営をしているわけであって、そこの資料というのは皆さん共通の財産なのですけれども、それがやはり砂川のコーナーのお話はされていましたけれども、そうではなくて、それも必要なのですけれども、そうではなくて、一番ベターな方法としては例えば映像記録等のようなものを残して、図書館の視聴覚スタジオとかもありますから、そういったところで流すのですけれども、そういったものは機材等も必要になってくるので、手っ取り早いという言い方はちょっと失礼なのかもしれないですけれども、市内の皆さん方が例えば……どういった団体があるでしょう。いろんな各種団体があるので、個別には名前を申し上げませんけれども、そういった取り組みを、過去先人たちがつくってきたというようなことを集める。公民館にも郷土資料室というものがありますけれども、私は先ほども繰り返しているように資料の扱いにしても、郷土資料ということに関しても、ここは図書館だから、ここは公民館だから、ここは資料館だからというような明確な区分というのはできないと思うのです。図書館がどういう目的を持って運営されているかということは、当然教育委員会のほうでも砂川の図書館はこうこう、こういう目的で運営をされているのだということを定められていると思いますけれども、一般的に考えれば勉強とか情報収集の場と考えているのですが、今現在砂川市の教育委員会として、既存の考え方でいいのですけれども、私は今回この人づくり、地域づくりというのは、ちょっと今までの図書館の考え方にはなじまないものかもしれませんが、今現在の図書館の基本的なこれから運営していこうというスタイルというか、基本的な理念になっている考え方というものがどういうものなのかということをお伺いしたいと思います。
答弁 教育次長 森下敏彦(教育次長は2013年3月まで)
図書館のそういう運営に係る理念という部分でございます。読書の必要性という部分のところは、これは市民の皆様が日常の生活を行っていく上で、みずから生涯学習、いわゆる学ぼうとするときに、必要な図書資料などを提供をさせていただいて、そういった中で日常生活を豊かにしていただく、そういった取り組みに対して館としてそれぞれ支援をしていく、こういったことがまず基本であると、そのように考えております。1回目の答弁でも申し上げましたけれども、やはり市民の皆様がどういったニーズの学習に取り組まれて、取り組まれようとしているのか、そういった部分も実態を把握をするとともに、過去のいわゆる貸し出しのデータですとか、そういった部分をもとに新刊図書ですとか、そういった部分につきましても選定をして、蔵書をしているところでございます。また、人づくりといった部分のところにつきましては、これも本当に重要なことだと思います。読書普及を推進していくという部分のところでは、やはり館としてただ待っているという部分ではなくて、やはり積極的に図書館の図書のよさ、そういった部分も含めて知ってもらう。そして、読書に取り組んでいただくきっかけづくりをしていく。そんな部分では、やはりこれは児童の部分でございますけれども、出張のお話の会ですとか、いろんな各種事業を取り組んだ中で、外部にその図書の必要性ですとか楽しさ、そんな部分を伝えるための取り組みというものも行っているわけでございます。こういった事業を今後推進していくという視点におきましては、やはり職員だけではなくて、多くの市民の皆さんの協力をいただきながら事業を推進していきたいと、そのように考えておりますし、読書を通じて、人づくり、まちづくり、こういった部分につながればと、そのように考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
再質問 武田圭介
考え方もわかりましたけれども、やはり時代は流れていますし、だんだんと変わってくるので、価値観も多様化してくると思います。それは行政の皆さんだけではなくて、我々市民も全く同じなのですけれども、今ほど答弁にあったようにその時代、時代に応じて的確なニーズというものも変わってくると思いますから、その中でぜひともこの公共図書館というところは、なかなか自治体の部局の中でも教育というものはすぐに成果が見えてこないものですから、予算が減らされることも多いのです。ただ、そこはうちの予算では、蔵書の購入費にしても、雑誌の購入費にしても横ばいで推移していますので、資料的なものに関しては確かにほかの図書館に比べれば指定管理等も入っていませんから、恵まれた環境にあるのかなというふうに思っています。ですので、先ほどからの繰り返しになりますけれども、よその図書館に負けない何か光るものというものもぜひともつくっていただきたいなというふうに思うのです。もちろん今職員の皆さんが一生懸命やっていらっしゃることは、それはだれもが認めていることですけれども、そうはいっても、これも繰り返しですけれども、やはり価値観の多様化、変説ということがあれば、当然今までやっていることがこれでいいのかどうかということを検証し、振り返ることも大切だと思います。ですので、物理的なもの、人為的なもの、予算的なもの、さまざまな問題、それから市内各所の講演会等の発表の資料を集めたときの物理的、それからだれが集めてくるのか、どの程度の資料を収集するのかといったような範囲の明確化の問題等いろいろとクリアしなければならない問題いっぱいあると思いますけれども、ぜひともこのあたりについても新しい図書館、開かれた図書館、それから歴史、伝統を学べる図書館、地域づくり、人づくりの拠点となるべき図書館として考えていっていただきたいなというふうに思います。この辺は、意見として終わります。次に、最後に病院の関係でありますけれども、項目は10項目ほど並べておりましたが、大きくテーマは2つに分かれております。1つのテーマが今後新病院が開院したときに新しい患者さんをどのように誘引し、確保していくかということと、もう一つの大きな柱が今現在通院されている患者さんの満足度を向上させることによって、患者さんがほかの病院とかに移っていかないようにどのように引きとめるかといったようなことが大きな柱であります。10項目はあるのですけれども、この中には今まで再三再四にわたって、私だけではなく、ほかの議員さんも数々の場面で取り上げてきた話も含まれておりますが、この中で言いたいことは、新病院がこれから来月の28日に開院するわけでありますけれども、やはり砂川の病院だけというもちろん認識ではないのです。やはり空知の基幹病院であるということで、今まではなかなか一般質問等で聞いてきたことも施設が老朽化、狭隘化していることによってできないこともあったと思うのですが、ここに示されたようなことを通じて、この中には今の病院の活動の取り組みを広く周知してもらうというようなことが大きく含まれているわけでありますが、これも今までは広報紙の発行ですとか、実際にそれを持参して医療機関やいろんなところを回るといったような話もありましたけれども、今こういったようなパソコンとか、それから携帯電話等のツールがいろいろとあります。こういったツールがあれば、当然技術革新によって情報の発信の形態も変わってくるわけですから、今はなかなか新病院開院が迫っているので、そういったようなことを考えていくことは難しいのかもしれませんけれども、民間病院でやっていることであって、公立病院だから、必ずしもできないというわけではないと思うのです。できる分野も必ずあると思います。医療の提供とか、実質医療の質の中身の話については、なかなか提供が難しいものもあるかもしれませんけれども、こういったような事務的なと言うとちょっと語弊があるかもしれませんが、こういったような側面、背面支援をすることによって、医療の質の向上とともに患者さんを、新しい患者さんを導いていくような方法というものは、もっともっと外に出て、積極的に研究していっていただきたいなというふうに思うのですが、そのあたりについてどのように考えているのかということをお伺いしたいと思います。
答弁 市立病院事務局長 小俣憲治
新たな患者の確保について、どのような形で情報発信するかというご質問だと思われますが、まず1回目でご答弁申し上げましたとおり現在前方支援という形で患者さんの確保に動いているわけです。この前方支援につきましては、ことしの2月から8月までですけれども、10回ほど医師、それから看護婦、それから連携する職員がそれぞれ近隣の病院を回りまして、医療情報を、だから冊子をつくりまして、そういう情報を提供しております。その中で今回10回ほど回りましたけれども、診療所、それから医院、それから自治体病院含めた病院について18病院を対象に活動してまいりました。その中で先ほど申し上げましたように医療情報の冊子ということでございますけれども、これも当然新たな病院になりますと、内容も変わってきますし、そういった意味も含めて、これらをまたさらに強化しながら、またこういう形で前方支援を強化していきたいというような考えでございます。それから、情報発信の方法としてもホームページ、それから「ひまわり」それぞれ、「ひまわり」につきましては4回ほど発刊しておりますけれども、これらについても新たな医療体制ということで全面的に中身を変えなくてはいけないというふうにも考えております。特にホームページについては、現状のホームページの内容をさらに強化するような形で見直しを図りながら、さらなる医療情報の発信をしていくという考えでございますし、「ひまわり」についても年4回実施しておりますけれども、これについては継続して発刊していきたいという考えありますので、こういった形をもって、さらに、さらなる医療情報の提供、発信をしていきたいという考えでございますので、ご理解賜りたいと思います。
再質問 武田圭介
どんどん積極的に医療情報等を発信して、病院を売り込んでいっていただきたい。ただ、患者さんが集まるといったことは果たして病院経営の観点から見ればいいのかもしれませんけれども、病気をお持ちになるということがいいのかどうかといったような問題もあります。そうはいっても、我々は病院の経営ということも考えていかないといけないわけですから、そういったような、今ほど答弁にありましたような形での発信形態、あるいは全く新しい、先ほど来述べているようなホームページがさらに進化したようなものと考えたほうがよろしいのでしょうか。ブログやツイッターといったような双方向的な電子情報のやりとりができるようなシステムで、これにはもちろんいろんな障害があると思います。障害があると思いますけれども、こういったようなものも積極的に検討していっていただきたいなというふうに思っております。やはり新病院が開院するという節目ですので、今までは物理的にできなかったこと、設備的にできなかったことであっても可能になるような点も多々あるのかなというふうに期待はしておりますけれども、最終的にはマンパワーが必要になってくるのかなと、そういったようなスキルを持った人材もいないといけないといったことにつながってくるのかなというふうに思いますので、新たな患者さんの確保にしても、これから申し上げる患者さんの満足度向上にしても、最終的に行き着くところはやはり働いている人、スタッフの能力に負うところが大きいという面もあると思うのです。ですので、これはだれか特定の人が例えば外回りをして、病院をPRするとかいうだけではなく、一見関係のないような部署のような方であっても、やはり砂川市立病院、皆さん、医療従事者、それから事務局ともに同じスタッフですので、そういったことを含めて、全体的にPRしていっていただきたいなというふうに考えております。それから最後に、患者さんの満足度の向上についても、大項目一括ですので、まとめてお伺いしますけれども、これも今まで従来から繰り返し聞いてきたことなのですけれども、なかなか現在の病院のほうが老朽化、狭隘化ということで、特に患者さんにとって待ち時間の解消とか、あるいはちょっとした言葉のかけ違い等によって関係が壊れてしまうというようなことがあったのです。そういったようなこともこれからの新しい電子カルテ等のシステムを効率的に駆使することによって、少しでも患者さんの気持ちを和らげる方法を考えていかなければならないというふうに思っているわけですけれども、患者さんと医療スタッフが身近に接する機会というものは、診療の以外の場面においては近いようで遠くて、なかなかないのです。同じこの小さな砂川市のまちなかであっても、なかなか交流を持つ場というものは、例えば一方的な講座、講演等や診療等で会うことはあっても、地域の住民の皆さんと触れ合う機会がないので、本当に医療従事者が真っ赤っかになって一生懸命頑張っている。診療時間というものはあってないようなものだというようなことの理解というものを病院の側も発信していただきたいと思いますし、そういうふうに相互理解することによって患者さんが実はこの砂川という地域は医療が非常に恵まれた地域であるということを再認識してもらう。そのためには、我々議会議員も住民の皆さんと積極的にお話をして、情報交換等をしていかなければならないと思っておりますけれども、最終的にどういう形態かわかりませんけれども、患者さんと患者さんの親族等と触れ合う機会をもっともっと病院のほうも提供していったらどうなのかなと。もちろん医療スタッフは激務で疲れているというものはありますけれども、それがめぐりめぐっては医療スタッフの働きに報いる形になるのであれば、それはやはり望ましい形、これからの病院としてあるべき姿なのかなというふうに思っておりますので、その辺について最後に病院としての考えをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 市立病院事務局長 小俣憲治
本当に新病院になりまして、相当ハードの部分は新しくなりますけれども、基本的には病院の院内の運営含めて、内容が充実していかないと、本当の患者の、患者の満足度も高まらないというふうには認識しております。ただ、今までやってきたとおり、患者さんとの触れ合いの場含めて、病院祭も1回目でご答弁申し上げましたけれども、そういう中でいろいろと患者さんと触れ合う場を多くした中で満足度を上げる。それから、それに合わせて、いわゆる説明も含めて、質を上げるということは我々も十分考えております。ただ、まだまだやらなくてはならないことたくさんございますけれども、これらについてはそれぞれまた今後も対策、それからいろんな工夫をしながら、満足度を上げるような対策を強化していきたいと思いますし、これらについてもご意見、いろんな意見を聞きながら、さらに我々も対策講じていきたいというふうに考えております。具体的な例はちょっと、こういうことをやるというふうにはちょっとお話しできませんけれども、こういうのを含めて研究、検討していきたいというふうに思っております。