白老町議会 令和6年定例会12月会議 2024年12月11日
働きがいのある職場づくり
2024年12月11日、白老町議会の一般質問で、貮又聖規議員が「働きがいのある職場づくり」について質問し、町長 大塩英男、総務課長 鈴木徳子、政策推進課長 太田誠、消防長 本間佳令、副町長 大黒克已、企画財政課長 増田宏仁が答弁しました。
- 質問者
- 貮又聖規 議員
- 答弁者
- 町長 大塩英男、総務課長 鈴木徳子、政策推進課長 太田誠、消防長 本間佳令、副町長 大黒克已、企画財政課長 増田宏仁
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質問 10番 貮又聖規
続いて、3、働きがいのある職場づくりについて。(1)、人材育成について。① 、白老町人材育成基本方針(平成28年度改訂版)の平成27年度に実施した全職員意識調査では、86.3%が『やりがいを感じる』と回答しています。現時点での同項目の推移と、さらなる職場環境の現状把握や改善に向けた基礎データの収集が必要と考えますが、見解を伺います。②、 令和5年度に「出生率5.0プロジェクトチーム」が作成した提言書には14の政策が盛り込まれ大変評価するものですが、令和6年度における検討状況並びにプロジェクトチームの今後の役割、財政的に実現可能な範囲での優先順位の位置づけについて見解を伺います。(2)、消防組織における現状の組織風土に関する認識と調査について。①、 近年、消防職員の退職が相次いでいる現状がありますが、その背景に職場環境や人間関係の問題が影響している可能性が指摘されています。まちの認識と職場環境の改善に向けた取組について見解を伺います。②、職場環境の改善には、職員自身の声を反映する仕組みが重要でありますが、今回、総務課によるヒアリングが行われたと承知しております。実施されたヒアリングの結果については、職員に適切なフィードバックが行われるべきであると考えますが、今回のヒアリング結果の活用方法や、職員への報告・説明の計画について伺います。
答弁 町長 大塩英男
「働きがいのある職場づくり」についてのご質問であります。1項目めの「人材育成」についてであります。1点目の「職場環境の現状把握」についてでありますが、平成27年度以降は、働き方改革に関する意識調査やヒアリングを通じた状況把握を行っており、時間外労働削減や業務効率化などの取組を進めておりますが、自己都合による退職者数の比較では、27年度の7名に対し、令和5年度は11名と増加傾向であることから、昨今の多様化する働き方や仕事に対する価値観の変化などの影響があるものと捉えております。2点目の「出生率5.0プロジェクトチームが提言した政策の検討状況並びに今後の役割と提案事業の優先順位の位置づけ」についてでありますが、令和6年度において一部実施を含め6事業を実施し、翌年度以降においては、担当部署が中心となり事業効果や緊急性等を検証した上で、事業化する考えであります。プロジェクトチームの役割としては、この提言のみならず、今後も課題目標に向けた調査や意見、働きかけなど主体的に継続して活動することで、まちの少子化対策の機運醸成を高めることを期待するものであります。2項目めの「消防組織における現状の組織風土に関する認識と調査」についてであります。1点目の「まちの認識と職場環境の改善に向けた取組」についてでありますが、消防職員の過去3年間における自己都合による退職者は6名で、平均年齢は25歳であり、退職理由については、家業を継ぐが3名、他業種への転職が3名となっております。消防の業務は、24時間寝食を共にする勤務体制であり、各種災害対応においては組織力を持った統制が必要となる特殊性を有していることから、職場環境や人間関係に特に配慮しなければならない職場であると認識しております。今後におきましても、執務環境の改善や仕事への取り組み方など、様々な角度からアプローチし、職場環境の改善と良好な人間関係の構築に取り組んでまいります。2点目の「ヒアリングの実施」についてでありますが、職員へのヒアリングは、特に新規採用職員や若手職員なども含めて、随時実施しておりますが、その中で消防についても職場環境改善を目的として実施しております。職員への報告については、12月中に全職員のヒアリングを完了次第、意見集約を行い、よりよい組織体制の構築に活用するための情報共有を1月中に実施する予定であります。
再質問 10番 貮又聖規
働きがいのある職場づくりについての再質問でございます。人材育成についての再質問に移ります。1点目、職場環境の現状把握についてであります。自己都合退職者が増加しているという現状を踏まえて、具体的にどのような課題を認識し、改善策を講じようとしておられるのか、見解をお伺いいたします。
答弁 総務課長 鈴木徳子
町長が答弁した中で、27年度の人材育成基本方針策定時は自己都合と言われる方たちは7名で、令和5年度末の段階で11名というところで、内容は個別は様々ある中において、我々が押さえている傾向といたしましては、職場や仕事に関する職業観の在り方ですとか、それからいろいろ我々を取り巻いている部分でスピード感を持って対応しなければいけない複雑な課題も非常に増えてきている中で、職員もそこに日々向き合い、悩む中で、その後の自分の人生を考えていった中で、やっぱり自治体の職員ではない生き方を選ぶというところも一助としてあるとは思っております。ただ、我々としてもそれをよしと思っているわけではなく、やはり我々がやっているこの仕事の使命感ですとかやりがいですとか、こういう辺りをどのように若い職員から経験のある職員まで意識づけをできるかというところを非常に考えていかなければいけないということで総務課としては捉えております。
再質問 10番 貮又聖規
今後の意識調査の実施予定や調査項目の見直しについて、どのようにお考えですか。
答弁 総務課長 鈴木徳子
27年の調査の内容についてもう一度やるということもよいなとは思っております。ただ、ここには何かしらの目的というものが今後必要になってくるかなとは思っておりまして、今人事評価の再度の導入がちょっと遅れておりますが、人事評価の導入というか、再度の見直しについてはやはり職員がどう職業としてあるべきかというところをもう一度見直さなければいけない状況があると捉えておりますので、この辺りの項目を含めて、今よくちまたで言われている、エンゲージメントと言われる調査、そのような形でやっていきたいなと考えております。
再質問 10番 貮又聖規
次に2点目の出生率5.0プロジェクトチームの提言に関する再質問であります。令和6年度には6事業を実施予定とのことでありますが、事業効果や緊急性をどのように評価し、優先順位を決定する仕組みを構築しておられるのか、具体的な方法を伺います。
答弁 政策推進課長 太田誠
令和5年の12月に提言書が提出されて、答弁書にもあるように、令和6年度は6事業を実施しております。1答目の答弁と重複になりますが、優先順位については事業の効果、緊急性等を検証しながら事業化していっているものでございます。一方、事業を実施していくためには新たな事業が増えるということで、やはり実施可能な組織体制を整えることを課題として捉えていて、担当課だけではなくて、役場全体で一体となって取り組んでいくことが必要になりますし、そういった仕組みづくりを今後構築していければなと考えております。
再質問 10番 貮又聖規
プロジェクトチームの今年度の活動を通じて特に進捗があった取組や新たに見えてきた課題は何か。また、それをどのように今後の政策に反映するお考えかお伺いいたします。
答弁 政策推進課長 太田誠
今年度プロジェクトチームとしての取組としては、実は提言書を頂いた14事業のうち6事業を実施したのですけれども、プロジェクトチーム等の打合せというよりは14事業の担当課と協議を進めて、今後必要性だとかも含めて協議をしていったところでございます。ただ、12月にプロジェクトチームの協議を開いて、今後プロジェクトチームの役割だとか役場としてどうしていくかというところを協議する予定となっております。今後については、継続して少子化対策に向けた調査等を主体的に行っていただき、必要な提言であったり、意見を積極的にいただければなと思っておりますし、このような活動に対して役場全部署が全体で検討できるような体制を取って、まちとして特色ある少子化対策を効果的に打ち出していければいいかなと考えております。
再質問 10番 貮又聖規
次に2項目めの消防組織における現状の組織風土に関する認識と調査に関する再質問であります。まず、1点目の関連でありますが、消防長にお尋ねいたします。まず、条例改正により定員が変更をしたのはいつで、現在の職員充足率は何%となりますでしょうか。
答弁 消防長 本間佳令(消防長は2024年12月まで)
ただいまの議員の質問にお答えいたしたいと思います。条例改正による定数の改正は、ちょっと数字を今手元に持っていませんので、後でご報告したいと思います。あと、現在職員の定数は55名に対して実員数53名となっております。パーセントも今ちょっと出せませんので後でご報告いたします。
再質問 10番 貮又聖規
退職者が相次ぐ中で残された職員への業務負担が増加し、それがさらに離職を招く悪循環が懸念されております。この問題が長期的に続いた場合、消防職員の働き方にどのような影響があり、最終的に町民サービスにどう影響するのか、消防長の見解を伺います。
答弁 消防長 本間佳令(消防長は2024年12月まで)
業務負担の増加についてでございますが、職員数の減、または職員が入れ替わることによって当然経験の未熟な職員が増えるということは、消防体制上もかなり体制の低下が考えられるところでございます。そこに基づいて、また職員への教育等に重点を置くと、他業務の進捗にもさらに悪影響を与えることが継続されるということは危惧しているところでございます。また、町民サービスに対しても、そういう職員、若年者が増える体制の中で各種災害対応をしていくということは、結果としてはサービスの低下も一時的には招くおそれがありますので、そこはサービスの低下につながらないように極力訓練等を充実させて、対応しているところでございます。
再質問 10番 貮又聖規
職員は、年休も取得したいときに取れないと聞いております。救急出動が重なったときや救助工作車が出勤するときには職員が足りなく、休みの職員を呼び上げておるそうであります。年間何回呼び上げして、延べ何人呼び上げしているのか。これは今数値等は分からなくてもいいのですけれども、今この現在でお答えできる答弁でよろしいので、お願いいたします。
答弁 消防長 本間佳令(消防長は2024年12月まで)
年休の取得に関しては、これまでも体制維持のために欲しい日に取れないというような状況というのは過去からずっと継続されている状況であります。ただ、そこは職員からもそこの改善については指摘され、いろいろな工夫をもって現状も改善に努めているところでございます。その中の一つとしては、今年度からさらに勤務体制を2当直勤務から3直としまして、3グループを設けて、その中でのローテーション業務に変えることによって、少しは昨年までよりは年休を取得しやすい体制は進めているところでございますけれども、一方その体制をつくることによって休みは取りやすくはしたのですけれども、どうしても体制維持のための欠員補充で以前よりも休みの人間が補充につくというような変則勤務も一方で出ているところでございます。また、先ほど指摘ありました救急救助出動に際して、体制維持のための職員の待機等の呼び上げ等の回数等はちょっと今押さえておりませんけれども、そこに関しても1日の当直勤務の体制を減じて、あとは出動体系もさらに見直す中で、極力常時、昨年までは救急車1車出ると1人呼び上げるような体制をしいていたところですけれども、今回見直して、救急車1車出動に対しての呼び上げというのは改善を取っているところでございます。
再質問 10番 貮又聖規
答弁では、職場環境の改善と良好な人間関係の構築に取り組むとしております。具体的にどういうものなのかお聞かせください。
答弁 消防長 本間佳令(消防長は2024年12月まで)
職場環境の改善については、以前からもいろいろ職員からも諸問題を指摘されて、いろんな方面からアプローチして、職場環境改善に取り組んでいるところでございますけれども、その一つとしてはハラスメントアンケートを実施して、相談窓口の利用の周知、または公的制度として消防職員委員会の活用を積極的に促して、各職、階級、年齢層から職員を選任して、職務環境改善に向けた議論を展開し、意見を反映させているところでございます。ただし、風通しのよい職場環境を目指して、あらゆる執務環境改善にも着手しているところでございますけれども、なかなか職員末端までそういう取組が認識されておらず、必ずしも現状において明らかな改善とまでは見いだせていないのが現状でございます。
再質問 10番 貮又聖規
次に2点目のヒアリングの実施について再質問いたします。まず、このヒアリングは通常予定していたものなのか、それとも緊急的なものでありますか。
答弁 総務課長 鈴木徳子
通常消防につきましては消防長の中に人事権を含むとありますので、基本的に総務課がヒアリングするというのは通常はないものではありますが、これまでいろいろ職場環境改善、今年においては取り組んでいる中で、答弁したとおり新規採用職員や若手職員なども含めてヒアリングをするという中の、当初予定していたかと言われれば予定はしてはおりませんが、必要に応じて行うヒアリングとしております。
再質問 10番 貮又聖規
今回のヒアリングの目的についてであります。これは職場環境改善を目的と書かれておりますが、再度お伺いいたします。
答弁 総務課長 鈴木徳子
職場環境改善を目的としてヒアリングという中身についてですが、現在まだ全職員のヒアリングが終わっていない状況ではありますので、具体的な中身、どのようなことを聞いているかということまではちょっと今触れることはできないかなと思っておりますが、聞かせていただいているのは労働環境というか、働きやすい職場とはどんなものだと皆さんが思っていらっしゃって、そのような状況にあるのかないのかというあたりを聞かせていただくのと、やはりその場で聞かせていただいた内容につきましては、我々はきちんとしっかり受け止めて、それを対応していくこと、それからご希望によってそれを外には漏らさないでもらいたいですとか、そういうようなお話の内容につきましてもきっちり我々としては守るということを前提とした中で、皆様にヒアリングをしております。
再質問 10番 貮又聖規
私が聞いておるのは、ヒアリングを受けた職員からは目的や結果が不明瞭で、不信感があるという声が聞かれております。目的をしっかりと伝えて、このヒアリングに臨んでおりますか。
答弁 総務課長 鈴木徳子
目的は職員お一人お一人に同じようにお伝えしてヒアリングをしているつもりではありますが、今ご指摘受けたように伝わっていなかったという状況であるのであれば、我々の伝え方に誤りがあったのかなと思います。
再質問 10番 貮又聖規
9月からこれヒアリングはたしか開始されていますか。その中にあって、現時点で完了していない理由を具体的に教えてください。
答弁 総務課長 鈴木徳子
9月から行っている中で総務課と、それから消防の職員も勤務体制がいろいろございますので、我々の日程の調整と、それから消防側の勤務の体制との調整の中で何人かまだ終えられていない状況で調整しております。
再質問 10番 貮又聖規
私は、住民の皆様からの声を町政に反映させ、透明で公正な行政運営を確保する責務があります。今回の質問は、町民の信頼回復と改善のための提言を目的としております。この質問は、本年8月に消防職員から私に寄せられた投書に基づくものであります。消防職員も町民の一員であります。その中で指摘されたパワハラや不正支出の問題に対してまちがどのように対応しているのか確認、現状の課題を明らかにし、改善策を提案するためにこの場で質問いたします。投書の一部を読み上げます。消防内部で行った調査の際、意見を伝えたが、見事にもみ消されておる。どこに助けを求めればいいのか。真っ当な消防業務を夢見て入職した者、汗水流して毎日現場活動を行っている隊員がほとんどであるが、このような上司のもとで働いていくことに絶望感さえ感じている。どうか助けてください。ここでお尋ねいたします。ヒアリングにて投書に書かれていたパワハラや不正な会計処理に対する事実関係の聞き取りを行っておりますか。いかがでしょうか。
答弁 総務課長 鈴木徳子
議員からご指摘のあった投書に関する内容についてのヒアリングは、行ってはおりません。ただ、今回のヒアリングの中で消防の職員の多くから聞かれたのは、相談する窓口が消防の中にも総務課のほうにもありますが、なかなか相談しにくい状況があるかというのを皆さんにお伺いした中では、やはり安心して相談できる場所は職場外、役場外というか、第三者的なところに相談窓口があってくれれば、我々としても相談しやすいという意見は多数今回聞かせていただいておりますので、この辺りについては我々も何かしら対応は今後していかなくてはいけないなという捉えではおります。
再質問 10番 貮又聖規
白老町職員のハラスメント防止等に関する規程第1条の趣旨は、問題が発生した場合に迅速かつ適切な対応を求めております。第1条に基づき問題がある行為が判明した場合、全職員のヒアリングが終わる前でも一定の対応を取るべきと考えますが、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 鈴木徳子
この点については、ヒアリング内容にも関係してまいりますので、具体なところはちょっとお答えはできませんが、我々が聞いている中で、貮又議員がおっしゃるとおり、緊急性等を把握するような内容がヒアリングの中である場合については速やかに対応していくということは、そのとおりであると思っております。
再質問 10番 貮又聖規
全職員のヒアリングが完了していない間にハラスメントに起因するさらなる被害が拡大するリスクがあると考えられますが、それに対する対策は講じられておりますか。
答弁 総務課長 鈴木徳子
ヒアリングの中で実はハラスメントに関する相談窓口のことですとか、内部公益通報制度に関する制度があることですとかということも職員にはお伝えしております。我々としてもしっかりその点については対応していくことを必ずお話をし、ご理解いただいているものと思っておりましたので、その部分についてはこちらのほうとしても速やかに声を聞き次第動くという予定はあったということは伝えております。
再質問 10番 貮又聖規
第9条に設置が義務づけられておるハラスメント防止委員会が未設置の理由を伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
第9条のハラスメントに関する防止委員会につきましては、まずハラスメントに関する苦情相談を審議するというその時点においてこれは設置するというところになっておりますので、今回につきまして、先ほど来お伝えしているとおり、まだヒアリングの内容に触れてしまうことにもなりますので、ここの部分ではちょっと答弁は差し控えさせていただきますが、そういう苦情相談を受け付けた場合について設置し、審議していくものだと認識しております。
再質問 10番 貮又聖規
先ほど答弁でも第三者というちょっと発言もありましたが、重複するかもしれません。ハラスメント防止委員会が設置されていない状況を踏まえ、第三者を含めた調査委員会を早急に設置すべきと考えますが、その可能性についてお聞かせください。
答弁 総務課長 鈴木徳子
必要性をきちんと総務課として現状を把握する時点になった時点では、きっちりこの防止委員会というものは立ち上げる予定はございます。
再質問 10番 貮又聖規
本町の職員の懲戒処分等の基準に関する規程にて、第2条に定める懲戒処分の量定基準に定める虚偽の報告、それやパワーハラスメントによる処分量定はしっかりと職員に周知されておりますでしょうか。
答弁 総務課長 鈴木徳子
懲戒処分の量定内容について職員に全て周知しているかということについては、改めて何か周知しているということはないとは思いますが、今まで職員を処分するような状況になった場合については説明等はこれまでも行ってきているという認識でおります。
再質問 10番 貮又聖規
今回の投書内容は、不正支出やハラスメントなど明らかに公益を害する可能性がある事案が含まれております。この点から投書は公益通報保護法に基づく公益通報に該当すると考えますが、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 鈴木徳子
この内部公益通報制度なのですが、公益通報窓口というものが総務課にございまして、こちらのほうに職員や公益通報が行われるというところで活用できる制度だと認識しております。今回の投書の内容について通報対象事実としてなるかにつきましては、ここは公益通報窓口を利用されている部分、通報に関しては内部公益通報書という様式がございまして、そのものにより制度として成り立っていくということがあるものですから、この投書の内容の部分についてこれに該当するかどうかについては、ちょっと担当としては今答えかねます。
再質問 10番 貮又聖規
消防長にお尋ねいたします。投書内容を消防長は事実無根であると回答されておりますが、具体的にどの点が事実無根であるのか、説明をお聞かせください。
再質問 10番 貮又聖規
貮又です。まず、私に投書が届いたのは8月下旬であります。そして、それをもって11月28日に今回のこの聞き取りがありました。この聞き取りがまずあって、そこには総務課長、それから総務の担当グループリーダー、それから消防長、それから消防の担当課長、4名が入られた中で聞き取りをさせていただきました。そこで、私は今回のこの質問についてはその投書の内容が2点、パワハラによること、先ほど読み上げた分が1つ、それからもう一つは不正支出に関すること、これは後から後ほど申し上げます。この2点でありました。それで、私はこの投書に基づく質問いたしますといった中で、消防長からそれは貮又議員の質問はおかしいと、事実無根であるということで、そうですかという話をしたのは皆さん聞いております。その後に総務課長と一通りのお話が、聞き取りが終わった後に総務課長と担当グループリーダーが席を外した中で消防長と担当課長が私に申してきたのは、要はこの投書をしてきた職員を処分しなければならないというお話がありましたというところがまず一つの事実であります。それを経て、私は今回のこの質問に臨んでおります。その中で私は、先ほども言ったように、これは、この投書というのは公益性の部分が入っております。なぜならば、公金をいかに使ったかというところもありますし、パワハラ問題というのは、消防は命を預かる職場ですから、それが職員の意欲低下等にもつながった場合には、もちろん町民の生活にこれは大きく影響するものであります。また、この投書等に基づいて、これは消防職員も町民の一員でありますから、過去の今までの議会を見ても町民の声に基づいて質問するのはこれは真っ当な議員の責務でありますから、それをもって私は質問させていただいておりますということがまず一つあって、そういう中にあって事実無根と回答されておりますが、総務課長にお伺いいたします。具体的にどの点が事実無根でありますか。
答弁 総務課長 鈴木徳子
私のほうで消防長がお考えになられた事実無根についてご答弁するのはちょっとできないかなと思いますが、先ほど来貮又議員がおっしゃられている投書につきましては我々も確認はさせていただいたものの、正式に我々の手元に投書された方から届いているものではないということが前提にございますので、我々としてもそこがなかなか取扱いとしては難しいところがまず1点ございます。それから、先ほど来お伝えしているとおり、内部公益通報制度に乗るならば、通報者の名前がしっかりと明らかにされたものでなければ、我々もその制度に乗って対応していくことができないということがございますので、仮に投書している内容のものが、今おっしゃられているとおり、この通報制度の内容に当たるものであったとしても、我々が制度に乗って動くには通報された方ですとか、そういう部分がない状況の中では制度を活用してということは難しいということは先ほど来お伝えしているとおりでございます。
再質問 10番 貮又聖規
ヒアリングの場で消防長は事実無根であると回答されておりますが、具体的にどの点が事実無根であるのかお聞かせください。
答弁 消防長 本間佳令(消防長は2024年12月まで)
投書の内容というのが私は今手元にないので、それぞれの個別のものにはちょっとお答えできませんけれども、聞き取りの中で確かに自分の言葉として事実無根という発言はしたかと思いますけれども、そこの順序立てというと、貮又議員のほうから投書が届いたというようなところからのお話の展開の中で、私もそれは総務課からのそういう投書内容に対しての聞き取り、こういうのがあったよという話の中で確認した段階では、そういう事実がないというようなことを踏まえての事実無根というような表現になったかと思います。
再質問 10番 貮又聖規
不正支出の部分についてです。投書にある不正支出問題であります。次の伝票内容について確認いたします。令和4年11月17日、レンジャーロープ6万1,600円、令和5年1月17日、ラム革手袋4万7,322円、令和5年1月30日、レンジャーロープ6万1,600円、令和5年4月27日、レンジャーロープ7万7,000円、合計24万7,522円、支払い先、これは会社名は避けます。株式会社A社といたします。本社は札幌にございます。投書にはこう書かれております。上記、全て消耗品の購入として起票されたものであるが、その商品、消耗品が存在しない。代わりに見積金額23万4,100円の空気呼吸器がなぜか消防に存在している。高額な備品はまちの財産、住民にどのように説明をするのか。住民を裏切っていることにはならないか。これらのということを書かれておるのです。これらの支出が実際には空気呼吸器購入に充てられていたという疑いがあるとされております。しかし、消防長は事実無根であると主張されております。事実無根である根拠として、これらの伝票に記載された品目が実際に購入され、使用されていることを示す具体的な証拠だとか、そういったようなものの調査をされておりますか。
答弁 総務課長 鈴木徳子
先ほど来投書が我々のもとにまず届いておらず、見せていただいたという状況ではありまして、そのものについての確認等につきましては、買ったものがあるかどうかまでの確認につきましては総務課としては行っておりません。
再質問 10番 貮又聖規
保管庫にあった空気呼吸器の写真が存在しております。この空気呼吸器が業者に引き取られたということで今あります。これが事実無根であるとする場合、空気呼吸器が存在した事実やそれに関連する一連の状況についてどのように説明されますか。
答弁 消防長 本間佳令(消防長は2024年12月まで)
まず、不正支出ということですけれども、投書を受けて、そこの事実関係についてうちのほうとしても確認しております。ボンベに関しては、当町で保有している同形のボンベというのは既に30年前のもので、それが使えるかどうか、または今の現状のものとの差がどれぐらいあるのかというところでメーカーのほうに問い合わせて、見本として受けていたものがそのまま残っていたと確認されております。また、先ほど指摘されているレジャーロープ購入、ラム革手袋等の購入、この4項目の支出に関しては、物品との照合ができているところでございます。ただ、1つ、ロープにあってはちょっと今まだ確認取れていませんけれども、1箱のみ恐らく現場で使って、現場資機材として補充して、1箱空になっているものかと思いますが、そこがまだ確認が取れていませんけれども、ほかの3点に関しては実在が確認されているところでございます。
再質問 10番 貮又聖規
理事者にお伺いいたします。消防長が事実無根と断言されるのは、調査結果が出る前に問題を一方的に批判、否定するものであると私は受け止めています。消防長が事実無根と断言している一方で、町としてはこれから調査するかもしれないというような形なのでしょうか。この矛盾した対応は、町としての、まちとしての組織的な責任回避や住民への説明責任を軽視している印象を与えるのではないでしょうか。理事者としてこの問題をどう受け止め、早急に解決するためのお考えをお持ちですか。
答弁 副町長 大黒克已
まずは、このような内容の投書が議員のほうに投函されたというようなことにつきましては、やはり消防の職場内部としてなかなか良好な環境にはなっていないのかなというような印象を受けました。その上で、我々としましてもやはり消防だけに任せるということではなくて、我々も自らで出向いて、様々な環境整備であったり、人間関係の構築だったりということも積極的に関わりながら改善していかなければならないなというのがまず1つでございます。それと、もう一つ、実際の投書の内容でございますが、これにつきましては消防内部で確認をして、そういう事実がないというようなことでございますので、この辺についてはこの後また今回の内容につきまして制度に基づく町の総務課に対する通報ですとか、そういうことがあれば、もちろんこれは調査をすることになろうかと考えておりますので、この後の進展がどのようになるかというのはちょっと見守っていきたいなとは思っております。
再質問 10番 貮又聖規
企画財政課長にお尋ねいたします。今回の不正支出問題に関連し、関与が疑われている株式会社A社が白老町の入札参加資格を有している指名業者であることがもちろん判明しておるわけです。本町の入札参加資格審査基準では、不正や不適切な取引行為に関与した業者に対して資格停止や指名除外などの処分を適用する規定があると認識しております。今回の件について町民の税金が適切に使用されていない場合は大変な問題となりますので、しっかりとした調査が必要と考えますが、いかがですか。
答弁 企画財政課長 増田宏仁
指名業者に対する処分の関係でございます。事実関係がどうかということがまだ分かっておりませんので、はっきりしたことは申し上げられませんけれども、規定上でいけばそういった行為、不誠実な行為ですとか、そういったことがあれば処分の対象にはなり得ますので、そういった事実が判明した場合には当然そういった処分の対象になると考えております。
再質問 10番 貮又聖規
具体的なパワハラ行為の指摘がちょっとあったものですから、消防長にお尋ねいたします。先週の話です。消防内においてある上司が部下に対して1時間もの間立たせたまま罵倒される場面を民間業者も目撃しております。このような行為が職場環境に及ぼす影響について、消防長としてどのように評価されておりますか。
答弁 消防長 本間佳令(消防長は2024年12月まで)
先週というお話でしたけれども、私のほうにはそういう報告、事実関係というのが入ってきておりませんので、まずそこの事実関係を確認した上で、もしそういう事実があるとするならば、しかるべき職員への指導なりを実行したいと考えております。
再質問 10番 貮又聖規
総務課長にお尋ねいたします。先ほど申し上げたような約1時間も立たされる状況について、これは民間業者も目撃しており、職場の士気や労働環境に悪影響を与える行為だと考えます。この件について私はパワーハラスメントに該当する可能性があると考えますが、総務課長の見解をお聞かせください。
答弁 総務課長 鈴木徳子
貮又議員がおっしゃった内容だけでハラスメントの定義を行うということにはちょっとなかなかなり難いと思います。そこにはその経緯ですとか中身というものも当然ございますので、その部分については客観的な事実等が必要になってまいりますので、この場で私のほうでハラスメントかどうかという見解は申し上げられません。
再質問 10番 貮又聖規
このような行為により、当該職員や周囲の職員が心理的な負担を抱える可能性があります。職員のケアや再発防止策について、総務課は何か具体的に方針をお考えでありますか。
答弁 総務課長 鈴木徳子
町長が1答目に答弁したとおり、我々が今回ヒアリングいたしました内容で、消防の中で今後職場環境改善を進めるべき事項をまず提言したいと思っております。その提言は、提言して一方的に終わるものではなく、その提言が消防職員の中でどのように理解され、形となって現れてくるかというところを総務課としても把握いたします。その上で、上がってきたことが本当に消防の中で行われているかということもきちんとフォローもした上で確認をしていくということは、やっていきたいと考えております。
再質問 10番 貮又聖規
理事者にお尋ねいたします。私の11月28日の聞き取り、ヒアリングにおいて、消防担当課長が私の、議員の質問により投書した職員を処分しなければならないと発言されております。この発言は、議員としての質問権を侵害するものであり、議員活動を威圧や圧力によって妨害する行為は地方自治法に基づく議員の権利侵害に該当する可能性があります。理事者の認識はいかがですか。
答弁 副町長 大黒克已
発言内容の詳細は押さえてございませんけれども、ただ議員に対してそのような、議員がそのような妨害行為と受け取った内容であったとするならば、それは全く好ましいことではないと私も感じておりますので、その辺につきましては今後もこのようなことのないよう職員に対して、もちろん課長職等も含めてしっかりと我々のほうで指導させていただきたいと考えてございます。
再質問 10番 貮又聖規
消防幹部が匿名の投書内容を基に報復的なやっぱり処分を示唆することは、内部公益通報要綱に違反するのではないでしょうか。ご見解を伺います。
答弁 副町長 大黒克已
白老町の職場として、職場環境を守るためのいろんな制度を設けて、やはりそういう不正な行為ですとか、あるいはパワハラも含めて、そういう行為を防止するためのことを制度として設けてございます。その制度に対して、真っ当な考えの下に制度を活用して通報したものに対してそのような行為というのは、法律上も条例上もそうですし、やはりそれは職員として、あるいは上司としてというのですか、あるまじき行為だと考えておりますので、その辺についてはしっかりと通報者を守るような形で我々も考えておりまして、今後も進めていきたいと思っております。
答弁 総務課長 鈴木徳子
貮又議員がおっしゃる内部公益通報制度というもので、先ほど言ったとおり、通報者の氏名が明らかにされた様式に基づいてまずするものでございます。この公益通報、通報者の責務というものがまずございまして、公益通報を行う職員については公益通報に際しては誠実に行わなければならない。この場合において、誹謗中傷、私利私欲等の不正な意図、または私憤、敵意等個人的な感情によって公益通報してはならない、これが通報する者の責務でございます。通報された者の保護に関して我々がするべきことについては、第6条に書いておりまして、通報者が公益通報したことを理由として通報者に対して懲戒処分、その他不利益な取扱いをしてはならない。第2項、町長は通報者が公益通報したことにより不利益な取扱いを受け、または受けるおそれがあると認めたときは遅滞なく改善または防止のために必要な措置を講じなければならないということを重々総務課としても認識しておりますので、その制度に乗って通報がある場合についてはしかるべき手続を取るつもりでおります。
再質問 10番 貮又聖規
その様式に名前を書く。これは、私はこの投書を読んで、心が痛みました、本当に。私も元職員でもありますし。真っ当な消防業務を夢見て入職した者、汗水流して毎日現場活動を行っている隊員、本当にどうか助けてくださいですよ。消防の皆さんというのは、消防に入って、皆さん役場職員と違って異動ってないです。そこにずっと町民の命を守るためにいなければならないのです。そうしたときにもしも名前を書いて、それが確実に守られるというようなことがないから、そういうふうになるわけです。その痛みを分かっていただきたいのです。では、なぜ名前が書けないか。これは分かります。今までの消防の風土というか、それがもしもそういった名前が公になってしまうのであれば、何か本当に仕返しされるのではないかと怖くて怖くてならないです。職員は自分一人だけではなくて、家族だって皆さんいるわけです。そんな中で精神も病んでしまったり、例えば辞めてしまったり、これは私はでは公益通報制度、それは法にのっとってというのはあるかもしれないですけれども、そこは本当に愛情を持って何かしらの対策、それを打つべきだと思いますが、再度確認いたします。
答弁 副町長 大黒克已
ただいま議員の言われることについても、私も理解するところでございます。先ほども総務課長のほうからもお話ししておりますが、このような問題の中で、特にこのような投書での一消防職員の意見といいますか、発言というようなところがなかなか今の制度上に乗ってこないで、いわゆる役場、我々のほうに通知で来ておらないというようなことで、我々としてもやはりそこはちょっと問題があるかなと思っています。我々のほうに何らかの理由で通知を出せなくて、議員のほうに投書でということなのかなとも感じるところがございます。それで、今後におきましては、やはり今の公益通報制度のほかにもどのようにそのような事案だったりということを受け止めて、しっかりとそれに対応できるような対応、例えば第三者機関、そちらのほうに通報して、それを町として受け止めて、今後それを調査できるとかというような一つの方策も早期に考えていかなければならないかなと思っておりますので、その辺については今後協議を進めてまいりたいと考えます。
再質問 10番 貮又聖規
これで最後の質問にいたします。当初私は述べましたけれども、私は議員という立場、住民の皆様から、町民の皆様からの声を町政に反映させて、これ透明で公正な行政運営を確保する責務があるわけであります。その中で町長に最後答弁いただきたいのですが、今回の消防現場におけるパワハラ問題は、住民の安全を支える消防の信頼性を著しく損なう深刻な事案であります。この問題解決を一日でも先延ばしにすることは、消防現場で働く職員の士気低下を招き、町民の命と安全にも悪影響を及ぼしかねません。そこで、具体的に以下2点お伺いいたします。1点目、いつまでに調査結果をまとめ、議会や町民に報告されますでしょうか。2点目、その調査結果に基づく改善策をいつまでに策定し、実行に移していただけるか。私は、この問題に対して明確なスケジュールを提示いただくことが町長としての責任の明示であり、町民への誠意であると考えます。期限を設けず、曖昧な答弁に終始するのではなく、責任あるリーダーシップを発揮し、具体的な日程を示していただけるとありがたいです。
答弁 町長 大塩英男
貮又議員から今回働きがいのある職場づくりについてということでご質問いただきました。その中で、様々に人材育成の部分であったり、人材確保の部分であったりというお話をいただきました。これまで白老町役場で中途で退職される職員も増加傾向だということでお話をさせていただきましたけれども、やはり様々な多様性のある中で様々に理由があって退職されるという職員がある中で、一つの理由としては、職場風土、組織の風土というのがどうなのだろうというような中で、白老町役場を去る人間も、過去に私はお話ししたかと思うのですけれども、中途退職する職員に、それは変な意味ではなくて、今後の課題解決のためにどういう理由だいということで聞き取りというか、お話をさせていただくケースもありました。ですから、そういった本当職場風土、白老町役場の組織風土、職場風土というのはしっかりとやっていかなければならないとして考えております。さらには、白老町役場、そして消防、病院、関係する行政の機関含めて、パワハラは絶対に許さないというような中でこれまで取組を進めてまいりました。今回貮又議員のところにそのような内容の投書があったということで、副町長からもお話があったように、まず議員のほうにこの投書があったということ自体がこれはゆゆしき事態かなとして自分としては今日議員のお話を聞いて感じたところでございます。名前が書きづらいですとか、なかなか通報できづらいよというようなご指摘もありましたけれども、町としては今公益通報制度ということで、職員を守るというような観点の中でそういった制度を確立するなり、そして総務課に窓口を設けたりすることでやっぱり職員を守るというようなことで、先ほども言ったように、パワハラは絶対許さないというようなことで取組を進めてきたところでございます。そういった中では、今回投書があったというような状況を踏まえると、そこの事実関係というのはやっぱりしっかりと明確に捉えていかなければならないなというようなことがあります。ただ、一方では、副町長がお話ししたように、やっぱり制度に乗っかってしっかりと事実確認を取らなければならないという私たちの立場もございますので、いつまでにと、調査結果はどこまでにというようなお話がございましたけれども、今日議員からこういった事実をこういった形で議場の場で問われた部分がございますので、ここはいま一度どのような形を取れるか私たちのほうで考えさせていただいて、しっかりとパワハラは許さないというようなことで取組を進めさせていただければと思います。