白老町議会 令和6年定例会12月会議 2024年12月10日
まちの文化と社会教育
2024年12月10日、白老町議会の一般質問で、西田祐子議員が「まちの文化と社会教育」について質問し、教育長 井内宏磨、生涯学習課長 伊藤信幸、学校教育課長 冨川英孝、町長 大塩英男、政策推進課長 太田誠、副町長 大黒克已が答弁しました。
- 質問者
- 西田祐子 議員
- 答弁者
- 教育長 井内宏磨、生涯学習課長 伊藤信幸、学校教育課長 冨川英孝、町長 大塩英男、政策推進課長 太田誠、副町長 大黒克已
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 西田祐子
2、まちの文化と社会教育について。(1)、高齢者大学校舎移転について。①、地域公共交通を利用する学生の利便性の確保と説明について。②、自家用車通学への道路環境について。③、旧社台小学校校舎の屋根の補修及び改修工事の見通しについて。(2)、仙台藩白老元陣屋資料館について。①、元陣屋資料館とウポポイとの連携体制について。②、資料の保管環境(空調設備)の現状と課題について。③、塩釜神社・愛宕神社跡の現状と存続について。④、仙台藩士などの墓の状況と慰霊の在り方について。
答弁 教育長 井内宏磨
「まちの文化と社会教育」についてのご質問であります。1項目めの「高齢者大学校舎移転」についてであります。1点目の「地域公共交通を利用する学生の利便性の確保と説明」についてでありますが、これまで、高齢者大学の学生に対しては、大学機能を移転するに当たり、原則として既存の公共交通網を最大限有効活用する考えをお示ししてきたところであります。しかしながら、学生の皆様からは通学手段や活動の継続について不安の声が寄せられていることから、教育支援バスを中心とする送迎体制を確保するとともに、基本的に午前及び午後に行われている既存のクラブ活動時間に合わせ、白老コミセンから社台間を1日2往復運行できる環境を構築していく考えにあります。このことについては、高齢者大学運営委員会への説明とともに、定例講座でのオリエンテーションや大学だより等を通じて周知してまいりますが、今後も随時、説明の機会とともに学生からの意見を聞きながら、安心して通える環境整備に努めてまいります。2点目の「自家用車通学への道路環境」についてでありますが、学生の皆様からは、交通量が多い国道に面した旧社台小学校前からの右折進入に関して、非常に不安に感じている声が寄せられているところであります。自家用車による他の通学経路としては、社台稲荷神社前の国道交差点を右折し、グラウンド側から敷地に入る方法もあることから、施設への立入りに必要な進入経路に関しては定期的な草刈り等の環境整備を行う必要があるものと捉えております。3点目の「旧社台小学校校舎の屋根の補修及び改修工事の見通し」についてでありますが、令和7年度中に内部改修工事を終え、8年4月には施設運用を開始したいと考えており、基本的には建物内における活動には支障を来さないものと捉えております。また、移転後に行う予定である外部改修については、必要最小限の工事にとどめる方向で考えております。2項目めの「仙台藩白老元陣屋資料館」についてであります。1点目の「元陣屋資料館とウポポイとの連携体制」についてでありますが、これまでウポポイで開催されたアイヌの歌人森竹竹市やコタンのシュバイツァー高橋房次を題材とした特別展示に、資料館が所蔵する関連資料や情報の提供を行ってきたほか、「北海道の木彫り熊」についての共同研究にも取り組んでまいりました。また、ウポポイへの入場者に対しては、資料館入館料の優遇措置を行っており、令和5年度においては、有料の入館者4,307名中、365名を対象としたところであります。資料館はウポポイの関連施設となっていることから、今後におきましても様々な面で連携の強化を図ってまいりたいと考えております。2点目の「資料の保管環境(空調設備)の現状と課題」についてでありますが、今年度、除湿乾燥機を複数台設置したことにより、館内全体の湿気が解消され、これまでの環境を改善することができたものと考えております。しかしながら、貴重な資料をしっかり残し伝えていくためには、今後も引き続き望ましい環境整備に取り組む必要があると考えております。3点目めの「塩釜神社・愛宕神社跡の現状と存続の現状と課題」と、4点目の「仙台藩士などの墓の状況と慰霊の在り方」につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。塩釜神社・愛宕神社は、明治後半から地域の方々が青葉会などを結成し、社や参道の整備、例大祭などを行ってまいりました。一方、仙台藩や白老会所関係者の死没者は、「過去帳」などから4名の女性を含め23名おり、そのうち7名が藩士の墓地に祭られております。毎年8月には、町内会の実行委員会が供養祭を行っており、本年で111回を数えたところであります。当該神社や、墓地における地域での保存体制に当たっては、地域人口の減少や高齢化などにより、その活動が縮小傾向にあることや、施設の劣化等が課題であると捉えております。このことから、教育委員会といたしましては、現在策定中の「史跡白老仙台藩陣屋跡整備基本計画」において、今後の整備の在り方を示してまいりたいと考えております。
質問 12番 西田祐子
高齢者大学の校舎移転についてでありますけれども、クラブ活動の時間に合わせて白老町コミュニティセンターから社台間を1日2往復運行できる環境を構築していくということなのですけれども、これは既存の今あるデマンドバスとか、そういうものを動かすということでしょうか。それとも、新たに路線を造るということでしょうか。その辺をお伺いいたします。
答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)
これから旧社台小学校へ高齢者大学を移転するに当たりまして、先ほど教育長からご答弁がありました送迎環境についてなのですけれども、基本的には今年度教育委員会が購入する教育支援バスを中心とした形でコミュニティセンターと旧社台小学校を直接結ぶ、大学の学生に乗っていただける環境を整えていきたいということでございます。
質問 12番 西田祐子
その教育支援バスの運行経費とか、運転手とか、そういうものの経費はどのくらい年間かかると想定されていますか。
答弁 学校教育課長 冨川英孝
教育支援バスの関係でございます。年間の経費につきましては9月会議でもご答弁させていただいているかなと思いますが、年間約400万円程度を想定してございます。
質問 12番 西田祐子
つまり白老町コミュニティセンターから社台の学校まで教育支援バスを出すということになると、年間400万円ぐらいかかるということですね。そういうふうに理解してよろしいのですね。
答弁 学校教育課長 冨川英孝
教育支援バスにつきましては、今年の2月頃に納車になって、その後の運行を想定してございます。今回高齢者大学につきましては、令和8年4月に移転開校するということになってございますので、来年1年間につきましては多くは学校教育の通級ですとか、様々な教育活動に活用していくと。ただ、年間を通してこのバスの運行に係る経費はおおむね400万円程度と想定しているということでございます。極端な話でいうと、来年は高齢者大学のために動かすはほとんど考えられないと思うのですが、その他の学校教育、社会教育の教育活動に年間を通して運行していくための維持管理経費、運行経費を含めておおむね400万円程度を想定しているということでございます。
質問 12番 西田祐子
分かりました。そうしましたら、教育支援バスで動かすということになりますと、社台へ行くのには別に新たな経費はかからないと。特にガソリン代ぐらいと、あと運転手の賃金が少し増えると考えていいのでしょうか。そうしましたら、竹浦のほうに陶芸教室にもバスを運行するということになりますけれども、やはりそれも同じような教育支援バスで行くということでしょうか。
答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)
毎週火曜日の午後に今陶芸クラブが活動しております。これから竹浦コミュニティセンターにその機能を移設した際には、社台の運行と同様に活動に合わせまして竹浦のほうにも乗り入れしていただくような調整をしていきたいと思います。この部分につきましても学校教育がこれから管理していく教育支援バスの運行の中に組み込んでいただけるような調整を図っていくということでございます。
質問 12番 西田祐子
そこで、高齢者大学の学生の間で不公平だという声が上がっています。というのは、今高齢者大学のクラブ活動の中にプールもあるのです。水泳クラブもあります。それから、パークゴルフクラブでの活動もあります。プールに行っている方は、私の知っている限りでは福祉有償運送を使っていらっしゃる方がいらっしゃいます。そのほかにパークゴルフ場に行かれる方はタクシーで来られる方もいますし、自転車で来られる方もいらっしゃいます。社台に通うのに教育支援バスが出るし、陶芸教室にもバスが出るし、では私たち、プールに行く人と高齢者大学に行く人は何もないと。やはり、そこはいかがなものかという声も正直言ってあります。そういう声は聞いていませんか。
答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)
今の学生の声というのは、私は直接は伺ってはございませんでした。実は、今日午前中に高齢者大学の定例講座がございまして、今回の社台への移転が令和8年4月になっていくということと、今ご説明したような足を確保していくというご説明をさせていただきました。参加者の方からも特にそういった今のご意見がありましたプール、パークゴルフに関してのご意見というところはなかったということでご報告は受けておりますが、まず今回の足の確保をしていくという一番の目的は、今の高齢者学習センターの活動拠点が老朽化の状況という中で移転をしていくと。そこの活動の場が移動することによっての足の確保をしっかり整えたいというような町の考えになってございます。
質問 12番 西田祐子
活動する場所が高齢者大学が移動する、また陶芸教室も竹浦コミュニティセンターに行くと。それでは、ほかのところの施設はいいのですかって私は正直言って聞かれて返事のしようがなかったです。何で私たちは何もないのと。それでもタクシーでこの間まで行けたのですけれども、今は白老大橋、白老パークゴルフ場は行かれませんから、ぐるっと遠回りですよね。大変だからというので、自転車に乗ってくるのです。皆さん高齢者大学の学生の平均年齢は何歳かご存じでしょうか。課長、ご存じですよね。それ考えたときに自転車でパークゴルフ場に行くとか、それとか福祉有償運送でプールに行くとか、当たり前の話のように思って聞かないでほしいのです。白老町のまちは100歳を目指して元気な高齢者のまちにしていくというのであれば、これからどんどん高齢化が進んでいくわけですよ、もっともっと。そうなってきたときに本当に自家用車で通えなくなる高齢者が仕方ないからもう辞めようかとしたほうがいいのか、それとも高齢者の方々にリハビリだから、プールに行ってほしいとか、それとかパークゴルフ場に行ってほしいとかって、そういうふうに思って政策をするのか、そういうことを考えていただく時期ではないかなと私は思います。ちょうど1年間社台のほうに学校も移転するのも待つわけですよね。そうなってきたときに、申し訳ないけれども、もう一年間かけて本当に今ある高齢者大学のクラブ活動がどんな人でも通えるような体制をもう一度根本から考えていただけないかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)
本日のほかの議員とも今回の一般質問のやり取りの中でも、やはり町長からもその足の確保が非常にまちとして大切だというようなお話がございました。まず、今回移転に伴って町としての考え方をお示しをさせていただきました。そういう中で様々な学生の意見があるのだということで、今議員のほうからのお話を私も受け止めさせていただき、これから学生の皆さん、特にクラブのそれぞれの皆さんのご意見も聞きながら足の確保をどういうタイミングでしていくのかというところもしっかりと考えてまいりたいと思います。
質問 12番 西田祐子
これは、すみません、理事者のほうにもぜひお伝えしたいのですけれども、やはり白老町のまちは、前回にも、私は前にもお話ししていると思うのですけれども、高齢者大学は白老町だけ特殊なのですよね。普通は4年で終わるのに終わらないで、来たい方がいたら、どうぞ、いつまでも来てくださいというような形、これは白老町だけ、特色のあるすばらしい制度だと私は理解しています。ですから、その来れるときまで来てくださいというのであれば、やはり、申し訳ないのですけれども、高齢者介護課にお世話にならないで生涯学習課にお世話になるほうが私はいいと思うのです、高齢者の方々も。また、元気まちしらおいだと言うのだったら、やはりそういうところに特色をつけてほしいなと思うのです。私はここでわざとまちの文化と社会教育についてって書きましたけれども、やはり社会教育を充実させて高齢者の方々が元気よくまちの中でそういうような活躍をしている姿を若い人や子供たちに見てもらうべきだと思うのです。高齢者だから、もう潮垂れて、腰を曲げて、その辺でぐずぐずしているのではなくて、腰をぴっと伸ばして、おしゃれして、かっこいいスーツを着て、そして遊んで歩けるような、そういう高齢者がこのまちにあふれることが私はとってもいいことではないかと思うのです。そのために私はぜひこちらのほうにお金を割いてほしいなと思うのですけれども、理事者のお考えを伺ってここのところの質問を終わります。
答弁 町長 大塩英男
西田議員から高齢者大学のご質問をいただきました。今回旧社台小学校に高齢者大学が移転するという一つの目的、狙いとしては、まさしく西田議員がおっしゃったように若い世代の方々も生き生きとしている高齢者の方々を見てというようなお話がございましたけれども、それが一つの目的です。というのは、学び場というようなことで若い方の世代の方々、そして高齢者大学に通う方々、みんなが一緒になっていろいろ交流を深めていこうというのが一つ旧社台小学校に移転をさせたというようなコンセプトでございます。足の確保についていろいろと学生の皆さんからご意見があったということで、しっかりと受け止めさせていただければなと思いますが、ただ、担当課長からお話ししたように、まず今の現段階の足の確保としましては高齢者大学が移転することによるこのご迷惑をかけるというか、そういった形でまず足を確保しますよですので、これが例えばプールに行くのに、パークゴルフ場に行くのにというようなお話もございましたけれども、ここの部分についてはどこまでまちとして支援ができるかということを含めて、あとは様々に、これからまだ1年間ございますので、学生の皆さんの声を聞いてどのようなまちとしての支援ができるかというのは検討させていただければと思います。
質問 12番 西田祐子
社台に移る高齢者大学のことは同僚の前田議員もいっぱい聞いていますので、次に移らせていただきます。仙台藩白老元陣屋資料館についてお伺いいたします。仙台藩白老元陣屋資料館の友の会の会員の皆さんのご協力によりまして、全道の陣屋ネットワークが組織されて来年度から活動を始められるということで非常に喜ばしいことだなと思っております。そこで、元陣屋とウポポイとの連携体制も伺いましたけれども、そこに行く道についてなのですけれども、ウポポイにデマンドバスの停留所もありますかということです。ウポポイにデマンドバスの停留所はありますかという質問なのです。というのは、ぐるぽんはあるのです。そして、ぐるぽんの停留所は仙台藩白老元陣屋資料館にもあるのです。ところが、町民がふだん使うデマンドバスとかいうのは、たしか仙台藩白老元陣屋資料館とウポポイになかったような気がするのですけれども、ありますか。
答弁 政策推進課長 太田誠
ぐるぽんですけれども、ぐるぽんについては仙台藩白老元陣屋資料館はございます。ただ、デマンドはウポポイは停留しておりませんし、仙台藩白老元陣屋資料館も停留していません。
質問 12番 西田祐子
白老町でウポポイに町制70周年の記念ということで町民に無料のウポポイの入場券を出していますよね。駐車場の料金も無料ということでやっていますよね。ところが、車を持っていない方がデマンドバスで行こうと思ったら行かれないのです。元気号バスだったら行けるのですけれども、元気号バスの通らない人たちはデマンドバスで行こうと思ったら行かれないと。そして、またせっかくウポポイに行ったから今度は仙台藩白老元陣屋資料館に行こうかなと思ったら、やっぱりウポポイとも行けないと。やはりせっかく白老町で町民のためにって頑張って出してくれたチケットが本当に使われない状況になってしまってはもったいないと思うのですけれども、ウポポイにデマンドバスが行けない、仙台藩白老元陣屋資料館にも行けない、これについてどう思いますか。課長に聞いているのです。
答弁 政策推進課長 太田誠
ウポポイに止まらなくなった理由ということで、令和5年10月のダイヤ改正のときにデマンドのウポポイについては、やはり特定の利用者です。例えば通勤者だとかというところでとどまっていて、代替停留所としてコープさっぽろ、パセオしらおいもあることから、全体の定時運行の運行性を確保するためにも令和5年10月に廃止したというところが理由でございます。
答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)
この仙台藩白老元陣屋資料館、ウポポイにデマンドが止まらないというようなところにつきまして、理由があってということで担当の課長からは路線の見直しという中で止まらなくなったというお話でございましたけれども、実際管理する生涯学習課の観点でお話をさせていただきますと、ウポポイと仙台藩白老元陣屋資料館というのはやはり仙台藩白老元陣屋資料館、ウポポイの関連施設ということになりますので、そこの相互の行き来だとか、特に町民の皆様が陣屋を使って見ていただく際には町民は無料で見ていただく形になっていますので、そういう意味では気軽に通っていただけるというか、見ていただけるような環境が望ましいのかなとは思ってございます。
質問 12番 西田祐子
止まらないのはどう思いますか。
答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)
いろんな公共交通機関がウポポイ、そして仙台藩白老元陣屋資料館に止まっていただけることが一番望ましい形だなとは思ってございます。
質問 12番 西田祐子
マスコミの方の新聞を見させてもらいましたけれども、この陣屋ネットワークが白老町など江戸幕府末期の北方警備の拠点、陣屋の跡がある全道20自治体の関係者によって今年7月に結成されたネットワークが2025年度に本格的に始動すると、大きくこうやって取り上げていただいているのですけれども、私たちの住んでいるこの北海道というのは、やっぱり江戸幕府から派遣された陣屋があって、そこにいた方々がここの北海道、樺太、千島列島を守ってきたという歴史があると。そのおかげさまで今私たちがこうやって住んでいるわけです。それをこれから北海道、陣屋があったところでネットワークをしていこうという働きの中で、今白老町のまちの中ではぐるぽんに乗れば行けますけれども、ちょっと離れたところの町民の人たちは行かれない状況になっているというのはとても残念だなと思いますので、私はこれをなぜ今日言ったのかっていったら、やはり小学生とか中学生とか高校生とか、町民であれば無料なのだから、バスに乗って陣屋にもっと頻繁に行ってほしいと思うのですよ。それが元気号でも陣屋は行けない。ぐるぽんでは行けるけれども、ぐるぽんに乗るための乗り換えをしなかったら行かれない。それはちょっとおかしいと思うので、その辺はやはり生涯学習課の課長、子供からお年寄りまでみんなが行ける環境をぜひつくっていただきたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)
ご指名でございましたので、生涯学習課の課長としての考えでお答えをさせていただきたいと思います。議員がおっしゃられたとおり、たくさんの町民の方が通っていただける環境が望ましいと思います。そういう中では、公共交通を取り扱う関係課とこれからどういう形で乗り入れすることができるのかも含めてしっかりと課題がどういうところにあって、実現できるのかどうかというところから含めて検討していきたいと思います。
質問 12番 西田祐子
2点目の資料の保管環境の現状と課題についてです。これは、空調設備についてです。町長の答弁で空調設備については、今のところ除湿乾燥機を複数台設置したことにより管内全体の湿気が解消されたと。今後も引き続き望ましい環境整備に取り組む必要があると考えておりますという答弁をいただきましたが、先月仙台市に姉妹都市協会のツアーで仙台市博物館に行ってまいりました。そのときに館長から言われたせりふです。空調を完備していないところは博物館、資料館と言えない施設ですと。後世まで残す資料をどのように考えているのか。私は館長として空調を完璧にしないうちは、絶対この会館は開けてはいけないということで2年半閉めて、そして整えましたと胸を張っておっしゃっていました。一緒に行かれたツアーの同行者からも、私の持っている除湿機を仙台藩白老元陣屋資料館に差し上げたけれども、あんなのでは駄目だろうと。今のままでは展示物がどうなるか分からない、そういうような声もありました。私は、やはり資料館というのは空調設備をきちんとするべきだと思うのです。今私たちがこうやって見させていただいている資料は、50年後、100年後にきちんとやはり次の世代の人たちに見てもらえる環境をつくるということが大事だと思うのですけれども、それには莫大なお金がかかるわけなのですけれども、ここは申し訳ないのですけれども、教育長に聞くのではなくて町長、副町長にお伺いいたします。仙台藩白老元陣屋資料館に空調設備を整える、そういうようなお考えは今後あるのかどうなのかお伺いします。
答弁 副町長 大黒克已
ただいまのご質問でございますけれども、仙台藩白老元陣屋資料館はオープンしてからかなり時間もたっていますし、今後やはり大規模改修であったり、リニューアルということも考えていかなければならない状況かなとは考えております。ただ、今現在でそのような何年度にこういうことをやるというような計画はございませんが、今後あの施設をさらに存続するためには、その改修計画というものを立てていかなければならないと思いますし、今の現在の施設で空調を入れるということはちょっと難しいかなとは思っておりますけれども、大規模改修、あるいは内部のリニューアル、こういった中におきまして併せてやはり空調というような施設の設備も設置していくという考えになろうかなと考えております。
質問 12番 西田祐子
大規模改修まで待たなければいけないということなのですけれども、申し訳ありませんけれども、今の施設は私もそうですけれども、やっぱりあそこに行った人たちは多くの方々がもうカビの臭いがすると。やっぱりカビというのはいろいろなものを、こういう書類から何から何まで全部なくしてしまうわけですから、それを大規模改修まで待つというのは、本当にそれでいいのかなと私は疑問に思っております。あそこにある資料がこのまま残せるのかどうなのか。また、ほかのところの地域からお借りしてきたものにカビをつけて返すことになるわけですよね、申し訳ないけれども。ウポポイが社台の小学校を使ってあそこで全部カビを取って除菌して、そしてきちんとした形でウポポイの中に入れたという経緯がありますよね。そういうことを考えたときに白老町でいろんな地域から物を借りてきて、結局返すときはカビをつけて返すと。そんなことにならないためにも、私は大至急やるべきだと思います。それだけはお伝えさせていただきたいと思います。次、塩釜神社と愛宕神社跡の現状と存続と仙台藩士などの墓の状況と慰霊の在り方についてなのですけれども、このほかに仙台藩陣屋3代目代官であった草刈運太郎氏が、墓碑についても旧社台小学校の一角にありますけれども、昨年の8月に没後155年で僧による読経、供養が行われましたけれども、それも随分何年かぶりで行われたと聞いていますけれども、このような状況になっていますけれども、これについてはどのように思われていますか。
答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)
社台にございます草刈運太郎碑につきましても、地域の皆様が管理をしていただき、毎年草刈りだとかの環境維持に努めていただいているというような状況でございますが、なかなか、先ほど教育長からご答弁がありましたその藩士の墓だとかも含めてこの草刈運太郎碑につきましても地域の皆様がずっと守り続けていただいているという中では、高齢化がやっぱり進んでいるのかなと感じているところでございます。
質問 12番 西田祐子
この方々は愛宕神社とか塩釜神社を持ってきて、北方領土を守るために武士とか、その人たちの無事を、武運を守るためにというのですか、祈るためにこの神社を祭ったと。そして、また藩士の墓、そういうものもあると。こういう歴史を見たときに、先ほども言いましたけれども、ロシアや外国勢力から守ってくれた。そして、現在の北海道の大地に私たちが今住んでいると。何年か前に高杉晋作と奇兵隊のお墓参りに行ったことがあります。奇兵隊の駐屯地の近くに、景観のいいところに非常にきれいに整備されて立派な墓碑がありました。また、多くの観光客が訪れていました。私は、正直言ってこの格差に非常に悔しい思いをして帰ってまいりました。片や高杉晋作と奇兵隊です。もう一方の白老町のほうは日本の国を守ったのです。どっちが大事かっていったら、こっちのほうが大きいのではないかって私は正直言って思ったのですよ、そのときは悔しいなって。何で高杉晋作と奇兵隊があんなに立派で、この白老町がこんなのなのと正直言って思いました。悔しくて仕方なかったのですけれども、残念ながらおしゅうとめのすぐ近くだったものですから、文句が言えないで悔し涙で帰ってきましたけれども、私はやはり語り継がれるべきこういう歴史というものを、またその後継者が、答弁にもいただきましたけれども、重要になってくると思います。これ最後の質問にいたしますけれども、神社や墓碑を整備し、これは町の責任でやるのか、国の責任でやるのか、いろいろこれから協議していただきたいと思いますけれども、やはり町民有志による継続ができるようにきちんとやっていくべきだなと思いますので、教育長に最後の質問でございます。お考えを伺い、私の質問といたします。
答弁 教育長 井内宏磨
西田議員のほうからいろいろお話を伺いましたけれども、本町には改めて歴史的文化財が数多くあるなと思って聞いておりました。昭和63年11月、歴史と文化のまち宣言をした本町においては、こういう歴史的価値を把握していく、そして後世にしっかり引き継いでいくという使命が残されていると私も考えております。そういう部分においては人材育成であったり、環境整備であったり、やはりある程度教育委員会がイニシアチブを発揮しながら進めていかなければならないと考えております。