白老町議会 令和7年定例会9月会議 2025年9月11日
観光振興施策と地域資源の活用
2025年9月11日、白老町議会の一般質問で、西田祐子議員が「観光振興施策と地域資源の活用」について質問し、町長 大塩英男、企画振興部長 三上裕志、副町長 大黒克已、教育部長 冨川英孝、教育長 井内宏磨が答弁しました。
- 質問者
- 西田祐子 議員
- 答弁者
- 町長 大塩英男、企画振興部長 三上裕志、副町長 大黒克已、教育部長 冨川英孝、教育長 井内宏磨
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 西田祐子
2、観光振興施策と地域資源の活用について。白老町は、民族共生象徴空間ウポポイをはじめ、豊かな自然、温泉、食文化など多様な観光資源を有しています。観光振興は地域経済の柱であり、町としても継続的な取組を進めていると認識しています。しかしながら、ウポポイ開業から5年を経て、観光客数の推移、町内消費への波及、住民参画の実感などに課題が残っていると感じています。観光施策が単発的な事業にとどまらず、制度的裏づけと中長期的戦略の下で、地域全体に持続的な利益をもたらすよう、以下の点について伺います。(1)、観光施策の成果、評価と財政的持続可能性。①、ウポポイ関連イベントや観光振興事業の実施状況、来場者数、地元経済への波及など、成果と町の評価について伺います。②、地元店舗への波及、SNSの反響、住民の声など、定性的な評価やイベントごとのKPI設定、PDCA導入による改善を取り入れる考えについて伺います。(2)、地域資源の活用と住民参画の仕組み。①、地域資源の活用に当たり、住民からのアイデア募集やワークショップの開催など、参加型の取組は行われているか。観光ルート整備における民間・住民との協働事例、デジタルマップ化やストーリーテリングの工夫について伺います。②、イベントなどの開催に際し、住民・若者の参加機会の確保状況について伺います。(3)、観光客数の推移とデータ活用。令和6年度の月別観光客数の推移と、減少傾向が見られる月の要因分析(天候・交通・イベント等)について伺います。(4)、アイヌ政策推進交付金の活用。地域循環バス「元気号」、デマンドバス「カムイ号」、交流促進バス「ぐるぽん」の各運行経費、交付金の内訳と今後の見通しについて伺います。
答弁 町長 大塩英男
「観光振興施策と地域資源の活用」についてのご質問であります。1項目めの「観光施策の成果、評価と財政的持続可能性」についてであります。1点目の「ウポポイ関連イベントや観光振興事業の実施状況などの成果と町の評価」についてでありますが、町全体における観光振興事業につきましては、「第2次白老町商業・観光振興計画」に基づき、ウポポイを町内観光の起爆剤とするべく、アイヌ政策推進交付金を活用しながら、多種多様な観光振興施策を継続的に実施してまいりました。去る、8月16日には、アイヌ文化に触れる機会の創出として「ポロトミンタㇻフェスティバル2025」と「スカイランタンフェスティバル」を同時開催したほか、白老観光ブック「白老の百」に関連したスタンプラリー事業を来年2月11日まで開催しております。また、「ポロトミンタㇻフェスティバル2025」への来場者数は、1日開催ではありましたが4,000人もの方々にお越しいただくなど、前年度比15%の増となったところであり、いずれの事業も町内への経済波及効果とともに、地域文化の振興やまちのイメージアップにつながるものと考えております。2点目の「定性的な評価やイベントごとのKPI設定、PDCA導入による改善を取り入れる考え」についてでありますが、来場者数等の数値だけでなく、イベントに参加された地元店舗への聞き取りや、SNS上での閲覧数、観光消費動向調査アンケートに寄せられた声などの定性的な情報も重要であると捉えております。また、イベントごとのKPIとしましては、ポロトミンタㇻフェスティバルでは、前回開催時以上の集客を目標設定し、終了時に関係者で振り返りを実施しており、PDCAサイクルによる次回への改善点を反映させる体制を整えております。今後も、定量・定性の両面から効果検証を行い、実効性ある観光施策を推進してまいります。2項目めの「地域資源の活用と住民参画の仕組み」についてであります。1点目の「地域資源の活用に係る、参加型の取り組みや、観光ルート整備における工夫」についてでありますが、地域資源の活用に当たっては、地元ならではの付加価値を加えた観光商品造成のため、白老観光協会が実施主体となり、令和6年度においてワークショップ・コンテンツ検討会を開催いたしました。観光ルート整備におきましても、白老観光協会や地元ガイド団体、地元民間企業と連携し、新たな観光コンテンツや散策ルートの視察・開発を実施し、ポロト湖でのワカサギ釣りツアーや氷瀑ツアー等の協働事例も生まれております。また、デジタル面では、「白老の百」を白老観光協会ホームページに掲載し、パソコンやスマートフォンから閲覧可能にしているほか、100のコンテンツを地元目線で紹介するなど、単なる情報提供にとどまらない「地元民との対話感」を意識した工夫を進めております。2点目の「住民・若者の参加機会の確保状況」につきましては、ポロトミンタㇻフェスティバルにおいて、地元のダンスクラブによる子供たちのステージ発表や、しらおい子ども憲章推進委員の児童生徒によるボランティアなど、積極的に参加機会を確保しております。また、外国人技能実習生の出店参加など、多文化共生のまちづくりの実現に向けた地域住民の関わり方も多様に用意しております。今後も、年齢や立場にとらわれず誰もが関われる「開かれたイベントづくり」を目指し、参加機会の拡充に努めてまいります。3項目めの「観光客数の推移とデータ活用」についてであります。令和6年度の月別観光客数を見ると、春から夏にかけて増加傾向を示し、8月から10月にかけては特に多くの観光客が訪れました。中でも10月は年間最多の27万4,000人となりましたが、その後、冬季に向けて減少傾向となり、2月が年間最少の12万5,000人という結果となりました。その要因としましては、本町において冬季間の観光コンテンツが少なく、集客の機会が限定的であることが考えられます。町としましては、冬季間の誘客強化に向け、今年度は冬にもポロトミンタㇻフェスティバル及びスカイランタンフェスティバルを同時開催する予定であり、季節特性に応じた対応を進めてまいります。4項目めの「アイヌ政策推進交付金の活用」についてであります。地域循環バス「元気号」とデマンドバス「カムイ号」は、運行経費6,034万2,000円に対し、交付金充当額は4,368万9,000円、交流促進バス「ぐるぽん」は、運行経費3,857万5,000円に対し交付金充当額は2,965万2,000円となっております。今後における各種バスの運行見通しにつきましては、「白老町アイヌ施策推進地域計画」に運行事業を位置づけており、令和10年度までの計画期間において内閣府から認定を受けているものであります。
質問 12番 西田祐子
今ほど町長から答弁をいただきまして、一生懸命いろいろやっていらっしゃるなと。特に夏のイベントとかは非常に力を入れてやっていらっしゃるなというのは答弁から感じております。ただ、先ほど定性的な価値の評価についてということでお聞きしましたけれども、観光客の来訪動機は、行ってみたいとか、食べてみたいとか、どんなところだろうとか、SNSとか、口コミとか、いろいろなもの、来てみたいなと思う人たちの心に刺さるというか、感情に刺さって初めて来てもらえるものだと思うのですけれども、そういうところの分析をどのようにされているのか、また施策に反映しているのか、その辺ちょっと難しいかもしれませんけれども、1つ聞いてみたいなと思っております。なぜかというと、物語があるべきだと私は思っています。例えば白老町のまちでなぜタラコがこんなに繁栄しているのかとか、なぜ白老町に牛肉がこんなにおいしいのがあるのかとか、きちんとしたそういうようなものがなければ、発信できなければ観光客というのはただ来て通り過ぎてしまうだけで、そんなことがあって今まで町民の人たちがまちで頑張ってきたからこれがあるのだなって理解できるような、やっぱりそういうようなものをきちんと考えていってもいいのではないかなと思うのですけれども、確かにパンフレットを見たりとか、SNSを見るとすごくきれいなのです。いいなと思います。ただ、だけれどもそこには商品を並べていたり風景が並べられていたりとかしているだけであって、そこに至るまでの話というのがなかなか物語としてつくられていないのかなって感じるのですけれども、どんなものなのでしょうか。その辺いかがでしょうか。すみません、私は観光客の立場で聞いてしまうものですから。
答弁 企画振興部長 三上裕志
最初から難しい質問をいただきましたが、定性的な価値の捉えというようなところでございますが、観光協会で実施しています観光消費動向調査、そのうちのアンケートというような自由記載の部分があったりもするのですが、そういったものや、あと先ほども答弁にありましたイベント終了後に事業者の声を聞き取ったり、当然SNSの確認も職員はしますけれども、そういったものを集めてきちんとはできていないかもしれないのですが、そういったものを捉えながらどのような体験がいいのかとか、どのような空気感が評価されているのかとか、そういったものを把握するようには職員一同努めているところではございます。その上で、今後のそういった広報戦略としましては、今言われたストーリー性のあるといいますか、発信を強化してまいりたいなと思っておりますが、具体的には参加者の声ですとか、皆さんが上げているSNSのそういった写真とか、動画とか、それを引用するわけではないのですけれども、そういったものを参考にしながら白老町の雰囲気を伝えていけたらいいなとは思っております。
質問 12番 西田祐子
ちょっと難しいかもしれませんけれども、ぜひしてほしいなと思うのです。でも、先ほどからいろいろな議員がいっぱい観光について質問しているのですけれども、いろいろ聞いていますとどうしても職員不足だなと、これをやってくださる職員が足りないなというのを感じています。ちょっと耳が痛いかもしれませんけれども、しらおいファンクラブの紹介とか、そこにしらおいの小話、それが載っているのですけれども、昨年の6月17日から更新されていません。おいでよしらおいは2023年4月に動画を作っていますけれども、すばらしくすてきな動画なのですけれども、その動画から更新されていないなと。せっかくすばらしいものを作っても、職員が足りなくてなかなか手が回らなければ意味がないのです。正直言って民間を活用する、業務委託をする、そんなことも先ほど佐藤議員も言っていましたけれども、やっぱり役場で、職員で手が回らないのであれば、きちんとそういう専門的な人に委託してしまったほうがいいのではないかなと思うのです。白老町のまちが観光のまちとして生きていくのであれば、そういう選択も一つかなと思うのですけれども、すみません、これは企画振興部長ではなくて理事者のほう、そういう考え方にいくのか、それともやっぱり職員の中で頑張っていくのか、その辺のお考えを伺わせてください。
答弁 副町長 大黒克已
確かに職員が減少している中にあって業務量が過去と比べてやはり私も増えているなという実感があります。そういう中では、職員も一生懸命やっていますけれども、だんだん、だんだんやることの多さに疲弊してきているという状況もやっぱり見受けられます。その意味でも今議員がおっしゃられたやはり一部の部分でも民間委託というようなことでこれまでのよいものをさらにブラッシュアップしながら継続していくというのも必要だと思いますので、今後その辺についても予算措置を含めて検討してまいりたいと考えております。
質問 12番 西田祐子
ぜひともそこのところ頑張っていただきたいなと思うのは、実は私は地域資源の活用ということでさらに職員に頑張ってもらわなければいけないなと思っているのです。これは教育委員会のほうだと思うのですけれども、白老町には江戸時代末期にアヨロ海岸で昆布移植を行った野口屋又蔵さん、幕末にロシアの脅威を訴えて北海道樺太の地図を制作した松浦武四郎さん、仙台藩白老元陣屋の御備頭として北海道を守った氏家秀之進さん、三好監物さん、草刈運太郎さん、アイヌも和人も分け隔てなく診察したコタンのシュバイツアーの高橋房次先生、またアイヌ民族の尊厳を国際連合で世界に発信した野村義一氏など、この行動が国立アイヌ民族博物館、ウポポイへとつながっております。つまり白老町では物語の主人公となるような、そういうふさわしい人たちがたくさんいらっしゃいます。ところが、仙台藩白老元陣屋資料館では幕末の藩士に関する資料は豊富に展示されていますけれども、野口屋さん、高橋先生、野村氏などの資料は展示されておりません。一方で、白老町の教育委員会ではふるさと再発見シリーズとして人物伝を含む冊子を編集しており、地域の魅力を相関図として整理する取組も示しております。まちとして、これらの人物の功績を体系的に整理し、資料館やほかの施設で発信する方針はあるでしょうか。これは地域資源だと思うのですけれども、正直言いまして、やはり北海道はそのとき蝦夷地でしたけれども、ロシアからの脅威ということで松浦武四郎さんが幕府に訴えて、そして地図を作って、そのときにアイヌの人たちの力を借りて蝦夷地、そして樺太の地の地図を作ったと。また、仙台藩白老元陣屋を造るに当たってもアイヌの人々と一緒になって北海道、この蝦夷地を防人として守ってきた、そういう歴史があるわけですよね。私たち白老町に住んでいる人間はよく知っていますけれども、ではこの話をどれだけの人に伝えているのだろうかという疑問があります。そして、また野口屋又蔵さんに対しては白老町の漁場ですか、の責任者として白老町のこれからの漁業のことを考えて昆布の養殖をやったと。うまくはいかなかったけれども、それでも白老町のアイヌの人たちと一緒になって白老町の地場産業というものを育てようと頑張ってきた方です。そして、高橋房次先生も野村義一さんも本当に大河ドラマにしてもいいような方々がたくさんいらっしゃるのだけれども、これを展示する場所がない。やっぱりそういうことを1つ考えていただいてもいいのではないかと思うのです。先ほどの町長の答弁にありましたよね。2月には全然観光客がいないから冬のイベントをやりたいって言っていましたけれども、はっきり言ってこういうような人方の1つのストーリーというのですか、そういう展示をするというのは秋、冬の始まりから春先の観光客が少ない時期にやはり大々的につくり上げて、そして地域の社会資源ですから、これを観光地として載せていく、そういう努力をしてもいいのではないかなと思うのですけれども、その辺のお考えを伺ってみたいと思います。
答弁 教育部長 冨川英孝
議員おっしゃるとおり仙台藩白老元陣屋資料館についてはあくまで幕末の話ということで、三好監物さんですとか、そういった方については中心的に展示をしているというような状況でございます。おっしゃっていただいたように、野口屋又蔵さんや松浦武四郎さん、さらには高橋房次先生は本町の名誉町民1号ということで、そういった憲章制度というようなことはございますけれども、それをしっかりと後世に伝え残すと、本町で長く言われているのは郷土資料館がないよねというようなことは多分に言われているかなというようなことでございます。こういった中では、町立図書館ではやはり町の町史といいますか、そういったものについては歴史的資料ですとかを収集するというようなことを1つ役割にしてございます。そういった中で、これをいかにして後世に伝えていくかというような方策については、郷土資料館というようなお話を先ほどさせていただきましたが、それを今ここで造る、造らないという議論はなかなか難しいかなと思いますけれども、仙台藩白老元陣屋資料館、そういったところの特別展だとか、そういったことも通じながら皆さんにそういった方々の功績、本町に対しての思いとか、そういった部分を発信できるようなことについては我々も勉強しながら検討してまいりたいなと思ってございます。
質問 12番 西田祐子
先ほどの議員の質問で学芸員が1人退職されてしまったので、学芸員も足りないというお話がありましたけれども、教育長、やはりこれだけの人物がいて、物すごく壮大な物語があって、それを地域の中で眠らせてしまって、図書館の資料にあるからいいとか、そういう話ではないと私は思います。これから学んでいくだなんて言っているけれども、これから学んでいったら教育部長は幾つになるのですか。もう分かっているでしょう、山ほど。白老町に住んでいらっしゃるのだから。白老町の町民だったらみんな知っているはずなのですよ、こういうすばらしい物語があるということを。それをどうやって体系的にきちんとつくっていって、そして例えば博物館なら博物館、ウポポイならウポポイ、そういうところで特別展示できるようにきちんとして、そして観光客に見てもらう、知ってもらう、白老町ってすごいところなのだなって分かってもらえる、そういう機会をつくるべきではないですか、そういうような仕組みをつくるべきではないですかというのが私の考えです。まちとして、こうしたすばらしいお話をどうやって情報発信させていくかというのは、それは悪いのだけれども、企画振興部の仕事ですけれども、その土台となるきちんとしたものを、学術的に間違いのないものをつくって、それをきちんと私たち町民一人一人に教えてくださる。また、観光客にも伝えていく、それが大事だと思うのですけれども、これができなかったら申し訳ないのですけれども、せっかく教育部長になったのにもったいないような気がするのですけれども、どうですか。
答弁 教育長 井内宏磨
本当に優秀な部長ですごく助かっているところなのですけれども、今史跡白老仙台藩陣屋跡の整備計画を進めていく中で大事なことが2つあるなと思っています。1つは、内側への発信です。町民の皆さんに仙台藩白老元陣屋資料館の魅力をどのように発信していくのか。仙台藩白老元陣屋資料館の魅力というのは、まずは歴史的な魅力、今議員がおっしゃられたように人の魅力、そして名古屋市立大学の千田先生、有名な考古学の先生ですけれども、史跡としての魅力も十分にあるというお話をされています。それをまず町民の方々に発信していく、そして理解していただくということが大事だと捉えています。それと併せて外側への発信、これは観光で非常に大事だなと考えておりますので、その部分には手をつけていきたいと思っています。あわせて、その材料として皆さんご存じでしょうか。町制施行40周年のときに「白老物語」という漫画がたしか発行されたと思っているのですけれども、それをアーカイブにしながら分かりやすく白老町の歴史であったり、偉人であったり、そういうものを紹介されておりますので、それなんかもうまく活用しながら白老町の歴史、人、文化などもやっていきたいなと。デジタルと、あと資料の整備もご指摘がありましたので、その部分もできる範囲でしっかりやっていきながら情報発信に努めてまいりたいと考えております。
質問 12番 西田祐子
教育長が一生懸命やってくださるということなので、期待しております。私が議員をやっているうちに何とか完成させていただきたいなと強く願っております。よろしくお願いします。次です。イベント主催者への支援体制についてであります。これについては飛島議員も質問していますので、私のほうからイベント運営に関する支援体制について幾つか提案させていただきます。1点目、騒音、交通、ごみ対策などを含めた運営マニュアルの整備。2点目、苦情が寄せられた際の対応の流れや過去の事例を参考にした資料の提供。3点目、近隣住民との事前協議を円滑に進めるための支援。4点目、ウポポイとの連携による交流型コンテンツの企画支援。最後に、イベント終了後の振り返りや改善につなげるフィードバック制度の構築。主催者がこういうようなものをある程度町としてつくってマニュアルというか、こういうものをまとめてつくっていて、それを何かをやりたいという人たちにこういうものはどうですかって渡すだけで安心してイベントを継続していけるのではないかなと思うのです。やはり白老町は夏になったらいろいろなところで団体からあれをやりたい、これをやりたいという相談はいっぱい来ると思うのです。そのたびに苦労すると思うのですよね、担当課としても。それならもう最初からきちんとそういうものをつくっておいて、そしてこういう資料がありますから、まず読んでみてくださいと。そして、これでできるのだったら、また相談に乗ってあげますよという形にしてあげないと、もう悪いけれども、先ほどから人がいないって言っているのですから、いかに仕事を楽してさばくか、そういうことを考えて提案させていただきましたけれども、いかがでしょうか。
答弁 企画振興部長 三上裕志
すみません、職員のことも思っていただいたご提案だと思っております。飛島議員のところでも少しお話をさせていただきましたが、そういった声は当然ありますし、これから増えていくのではないかなとは思っておりますので、今言われた内容につきましてはすぐにはできないかもしれないのですが、次年度に向けて検討していきたいなと思っています。
質問 12番 西田祐子
12番、西田でございます。観光客数の推移とデータ活用については、町長の答弁でも分かりました。一生懸命やっていらっしゃるなと思っていますので、今後もそういうようなデータを参考にして仕事をしていっていただければありがたいかなと思っております。そして、観光客の増加につなげていっていただければありがたいかなと思っています。4点目のアイヌ政策推進交付金の活用について伺います。交付金の使途と町民への周知についてであります。今ほど答弁がありましたように、たくさんの金額がアイヌ政策推進交付金から元気号バス、それからカムイ号、ぐるぽんに使われていることが分かります。実際には事業費の8割近くが交付金によって賄われておりますけれども、町民の多くはその事実を十分に認識しておらず、交付金が町民の移動手段や生活利便に直結していることが伝わっていないのが現状だと思います。この点について、まちとしてどのように情報発信を行っているのか。交付金の使途と生活への効果を町民に周知する取組についてどのようにしていくのか。正直言って、ウポポイが来たから私は関係ないわって言っている町民はたくさんいますけれども、そういう町民の方々にきちんとこうなっているのだよということをお伝えしていくことがウポポイできた、本当にありがたかった、よかったよって言ってもらえるようにしなければいけないと思います。そういう意味で、今現状と課題、これからどうするのかお伺いします。
答弁 企画振興部長 三上裕志
アイヌ政策推進交付金を活用しているこの事業につきましては、国のほうからも町民の皆さんに十分ご理解をいただくようにということで、成果物につきましてはこの交付金を使っていますよということで明示するように指導されております。バスにつきましては、バンパーのところにアイヌ政策推進交付金事業ということで明示はさせていただいているところでありますし、そのほかパンフレット、公共交通ガイドブック、あとは時刻表、そういったところにも表示はさせていただいているところであります。ただ、今議員からこういった足りないのではないかといったようなご指摘もいただきましたので、今後どういう形がいいのか検討はしますけれども、例えば広報に今までもちょっとアイヌ政策推進交付金事業ということで小さくなのですが、載せたことはあるのですが、そうではなくてしっかりと紙面を使って皆さんにお知らせする等、そういったことを検討したいなと思っております。
質問 12番 西田祐子
ぜひ町民にこういう事実をきちんとお伝えするようにお願いしたいと思います。ここのところで最後の質問になります。アイヌ政策推進交付金を生かした地域づくりの構想について最後に町長にお伺いしたいと思います。アイヌ政策推進交付金は地域経済を活性化させる大切な財源であると受け止めております。町長として、今後どのような制度設計や人材育成、住民との協働を通じて持続可能で誇りある地域づくりを進めていくのか。まちの中長期的な構想と展開の方向性についてお考えを伺います。
答弁 町長 大塩英男
観光振興と地域資源の活用についてご質問をいただきました。今るるちょっと西田議員とご議論させていただいている中で職員がいないからできないという話があったのですけれども、これって言い訳だと思います。私たちはまちづくりを担っていく職員でありますので、今ご指摘のあった情報発信も含めてしっかりと改善してまいりたいと思っておりますので、ご理解をいただければなと思います。今持続可能で誇りある地域づくりというようなご質問をいただきました。これまでその物語の主人公がたくさんいるよというようなご意見もいただきましたし、これも含めて本町における地域資源だと思っております。本町は70年の歴史の中でこれまで先人の方々が様々な文化であったり、この地域資源をしっかりと育てていただいた、これは例えば白老牛の物語もそうですし、そしてこれから今物語を進めているホッケの陸上養殖等もそうなのですけれども、これはしっかりとこの地域資源をいかに後世によりよい形で引き継ぐかということがやはり誇りある地域づくりのまず第一歩ではないかなと思っておりますので、この地域資源、これまでの歴史、文化をどのように後世に引き継いでいくかという発信の手段というのは様々あろうかと思うのですけれども、これについては先ほどの物語の主人公の発信も含めてしっかりとまちとして検討してまいりたいと考えております。アイヌ政策推進交付金の活用の関係でございます。アイヌ政策推進交付金の活用ということで国のほうからアイヌ政策というような中で交付金をいただいて、様々な活用、展開をさせていただいているところでございます。具体的には今回バスのというようなお話がありましたけれども、アイヌ文化が漂うまちというか、アイヌ政策を一生懸命進めているという本町の中で国の政策としてこの交付金をいただいておりますので、やはり交付金の活用をもっともっと町民の皆さんに発信すべきだというようなご意見もありましたけれども、なぜこういった交付金をいただいているかということも含めて、本町には町のアイヌ政策の基本方針がありますので、その辺も含めてアイヌ文化というか、アイヌの方々と共生社会を築いてきたまちの取組も含めて交付金の活用であったり、これについては予算の概要とか等々を含めて町民の皆さんに発信しているのですけれども、この発信の仕方も含めてしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。
質問 12番 西田祐子
12番、西田祐子でございます。