白老町議会 令和6年定例会6月会議 2024年6月19日
子育て支援の環境整備
2024年6月19日、白老町議会の一般質問で、長谷川かおり議員が「子育て支援の環境整備」について質問し、町長 大塩英男、子育て支援課長 齋藤大輔、健康福祉課長 渡邉博子、学校教育課長 冨川英孝、高齢者介護課長 森誠一が答弁しました。
- 質問者
- 長谷川かおり 議員
- 答弁者
- 町長 大塩英男、子育て支援課長 齋藤大輔、健康福祉課長 渡邉博子、学校教育課長 冨川英孝、高齢者介護課長 森誠一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 長谷川かおり
おはようございます。4番、会派公明党、長谷川かおりです。通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。1、子育て支援の環境整備について。(1)、少子化対策における「こども未来戦略・加速化プラン」では、親が働いていなくても子供を保育園に預けることができる「こども誰でも通園制度」の取組が令和5年度から試行的に始まり、今後、全国展開することになっている。本町における取組内容の現状と課題について伺います。①、本町における保育所、認定こども園の利用児童数、入園率の推移について伺います。②、令和5年度に国のモデル事業として海の子保育園が実施しているが、取組内容と効果及び課題について伺います。③、本町における「こども誰でも通園制度」の展望について見解を伺います。(2)、発達障がいの理解と安心して就学へつなげるために5歳児健診の導入の考えについて伺います。①、乳幼児健診や乳幼児相談の現状と課題及び支援体制について伺います。②、幼児期から学齢期までの特別な支援が必要な子供の人数の推移について伺います。③、子供の発達障がいの現状と課題及び相談支援体制について伺います。④、5歳児健診の重要性の認識と実施に向けた検討状況について伺います。
答弁 町長 大塩英男
「子育て支援の環境整備」についてのご質問であります。1項目めの「こども誰でも通園制度」についてであります。1点目の「利用児童数及び入園率」についてでありますが、令和3年度末の児童数275名で入園率70%、4年度末274名、77%、5年度末259名、76%となっております。2点目の「令和5年度の取組内容と効果及び課題」についてでありますが、この事業は、全ての子供たちの育ちを支えることを目的に、親の就労にかかわらず子供を預けられる制度の創設を見据えたモデル事業であります。取組内容といたしましては、一時預かりを実施したほか、利用保護者の交流の場設置や子育てに関する相談援助などとなっております。効果といたしましては、利用児童の目線ではできることが増え成長したこと、利用保護者の目線では、集団生活ならではの成長が見られ安心できたことなどとなっております。一方課題といたしましては、受入れ側の保育者で単発利用による継続的な支援ができないこと、事務作業の増加などの声があったところであります。3点目の「こども誰でも通園制度の展望」についてでありますが、国では8年度からの本格実施を見据え、モデル事業を実施しながら制度設計を進めておりますが、本町としても、5年度実施したモデル事業や6年度実施予定の試行的事業の取組や結果について、町内にある園全体で共有し、共通認識の下体制整備を進めてまいります。2項目めの「発達障がいの理解と安心して就学へつなげるために5歳児健診の導入の考え」についてであります。1点目の「乳幼児健診や乳幼児相談の現状と課題及び支援体制」についてでありますが、本町においては、乳幼児の発育・栄養状態の確認、心身障がいの早期発見、養育者の育児不安の把握などのために、義務化されている1歳6か月児健診及び3歳児健診のほか、4か月児健診や10か月児健診等を実施しており、月齢が進むごとに経過観察になる項目が、身体及び運動発達から精神発達に割合が増える現状があります。課題といたしましては、3歳児健診以後就学時健診までの期間の健診がなく、気になる子、困り感を持つ子、集団生活に適応できない子などを適切な支援につなげることであると捉えております。現在は、健診事後の支援として関係機関による母子連絡調整会議などを実施し、支援が必要な子や家庭についての情報を共有しながら、支援の方向性を検討しているところであります。2点目の「幼児期から学齢期までの特別な支援が必要な子供の人数の推移」についてでありますが、3歳児健診後に経過観察となった児童は、3年度は48人中25人、4年度は50人中32人、5年度は43人中32人で、発達相談につながった児童は3年度5人、4年度3人、5年度10人となっております。また、学齢期においては、特別支援学級の児童生徒数は、3年度が小学生31人、中学生15人、4年度が小学生29人、中学生16人、5年度が小学生32人、中学生18人、通級指導児童生徒数は、3年度51人、4年度50人、5年度46人となっております。3点目の「子供の発達障がいの現状と課題及び相談支援体制」についてでありますが、発達障がいとされる子供は、一般に通常学級にも8%程度は存在すると言われており、本町においても同様の状況と認識しております。支援を必要とする児童生徒については、教育支援委員会を通して判定を行い、適切な就学措置や通級指導に努めており、引き続き子供たちの成長の過程を丁寧に観察し、望ましい支援につなげていくことが重要と認識しています。また、通級指導教室については、今年度、萩野小学校においても新たに巡回指導を行い、相談支援体制の充実を図ったところであり、今後においても関係機関等と連携し、子供たちの成長を支援してまいります。4点目の「5歳児健診の重要性の認識と実施に向けた検討状況」についてでありますが、5歳児健診は個々の発達の特性を認知し、保健、医療、福祉、教育など必要な支援につなげることによって、行動の改善や社会生活へのスムーズな適応が期待できるほか、基本的な生活習慣を身につけるための保健指導を行うなど、子供の発達上とても重要な機会であると認識しております。5歳児健診を実施するためには、就学後を視野に入れたフォローアップ体制を整備することが必要であり、健診後から就学前までに必要な支援につなげることができるよう、関係機関と連携しながら体制整備に向けた検討を進めているところであります。
質問 4番 長谷川かおり
4番、長谷川です。それでは、今の町長の答弁で児童数は減っているけれども、入園率は伸びているということは理解できました。それで、未就園児が多いと考えられますけれども、3歳未満児の人数はどのような状況なのかお伺いします。
答弁 子育て支援課長 齋藤大輔
人数についてでございます。各年度末現在のゼロから2歳児の住民記録の人数と各園の児童数の差し引いた未就園児の数を答弁いたします。令和3年度末が55名、令和4年度末が29名、令和5年度末が40名となっております。
質問 4番 長谷川かおり
4番、長谷川です。ただいま令和5年で3歳未満児の未就園児が40名ほどいらっしゃるということは理解いたしました。こうした子供たちを対象としたこども誰でも通園制度が創設されるものでありまして、そのために国はまず地域の実情を把握するために令和5年度未就園児預かりモデル事業を全国自治体に公募ということで開始し、その内容を精査しつつ、制度設計を行っているところは認識しております。それでは、本町が実施した令和5年度未就園児預かりモデル事業を利用した世帯数、そして延べ人数など利用状況と、この事業をどうして利用したか、その親御さんの動機をお伺いいたします。
答弁 子育て支援課長 齋藤大輔
まず、令和5年度のモデル事業の利用状況についてでございます。実利用数は、5世帯で7名となっております。延べ人数は、194名となっております。続きまして、動機についてでございますが、まず親目線での動機としましてはリフレッシュや育児負担の軽減、子供目線での動機としましては集団生活の経験をさせたかったとか、あと入園前に園生活に慣れるためといった声がありました。それと、その他としまして、全国で31自治体実施しておりますが、北海道では白老町のみの事業であったことから、町民でよかったという声もあったところでございます。
質問 4番 長谷川かおり
ただいま現状などをお伺いいたしました。5世帯7名ということで、延べ194名ということは、もう何度も何度も利用されているのだなって、それがうかがわれます。そして、親が子供と自宅で向き合い、ワンオペ状態で疲弊し、誰にも相談できずに孤独や不安を抱えがちである中で、この事業を通して育児負担の軽減やリフレッシュできたという親御さんの率直な思いを今の答弁で理解いたしました。また、白老町民でよかったという声も聞くことができました。では、先ほどの町長の答弁にありましたように課題の部分です。受入れ側である保育士から事務作業の増加と挙がっておりましたが、園にとっては保育士の確保がとても難しい中、これは切実な問題であると思います。課題を国にしっかり上げることが重要だと考えます。この点についてどのような解決策を国に求めていくのか見解を伺います。
答弁 子育て支援課長 齋藤大輔
ただいまの議員のご指摘については保育士の部分ということで、特にご理解されている部分ではないのかなという認識をしております。昨年12月に国が取りまとめたアンケートデータにおいても、各自治体で圧倒的にこういった部分の課題が取り上げられているところでございます。特に大都市になればなるほど待機児童の問題もありまして、こういった部分についてはいろいろと国に声を届けていると認識をしております。本町としましても、令和5年度に実施しましたモデル事業を実施した中で、中間報告やアンケート調査、それから実績報告などでそういった保育士の大変さの部分について国に伝えているところでございます。また、昨年度国会議員の方と一緒にこども家庭庁の職員が実際視察に来られまして、その中においても保育士の生の声を届けております。また、国の職員の方もそういった声を聞きたくて本町に視察に来られたと認識をしております。
質問 4番 長谷川かおり
国が実際の保育士の声を聞いて事業の展開を図ろうとしているということは理解できました。国でも令和7年度は制度設計に入ろうとしています。町としても一番現場で苦労しているその声をどんどん国に届けて、この制度をよりよいものにしていただけたらと思います。それでは、6月会議の補正予算にも計上されている令和6年度こども誰でも通園制度試行的事業について、目的と内容など、それと令和5年度の事業内容の違いについてお伺いいたします。
答弁 子育て支援課長 齋藤大輔
今回の6月会議に上程させていただいております試行的事業についてご説明をさせていただきます。まず、目的です。国が設定している目的としましては、全ての子育て家庭に対しライフスタイルに関わらない形で支援を強化するため、就労要件を問わず時間単位で利用できることとしております。本町においても従前の余裕活用型の一時預かり事業と今回やるこども誰でも通園制度の位置づけをしっかりと明確にした上で利用者が使い分けできるようにすること、それと子供と親の目線から価値ある時間とすることを目的として事業を進めてまいりたいと考えております。内容としましては、一時預かり事業ということで、6か月児から満3歳未満児で月10時間までの一時預かりでございます。1時間単位での預かりを想定しておりまして、余裕活用型との差別化を図る。また、定期利用と自由利用、それの併用部分、それから在園児との合同か独立かといった、そういった内容についても具体的に取組を進めてまいりたいと考えております。それから、2つ目としましては、コミュニティプレース事業ということで、これは昨年度も行ったのですけれども、保護者の交流場の設置を考えております。それと、3点目としまして、要支援家庭の支援事業ということで、これも昨年度と引き続きやっていきたいと考えております。予算額につきましては、預かり事業や保育士の部分の人件費などで130万8,000円を上程しているところでございます。実施自治体でございますけれども、令和6年度4月末現在で115自治体ということで、令和5年度は31自治体でございましたので、ここが約4倍弱に増えてきたといったところでございます。それと、令和5年度と令和6年度の違いでございますけれども、先ほどご説明いたしました6か月児から満3歳未満児で園に通っていない児童、そこと月10時間までの利用ということで、昨年度は満1歳未満を除く園に通っていない児童、週3日かつ1か月14日以内までの利用、ここの差が今回異なっているといったところでございます。
質問 4番 長谷川かおり
詳しい答弁をいただきました。令和5年度より令和6年度の対象年齢と一時預かりの要件がとても大幅に変わっております。利用する年齢や時間の範囲が狭くなってしまいまして、利用したいと考えている親御さんからすればサービスが利用しにくくなったのではないでしょうか。令和6年度に対象外となった年齢層の3歳から5歳児、それと月10時間以上、もう月10時間使ってしまった、それ以上本当は利用したい、そういう方についてはどのような方策があるのか、まちとしてどのように考えているのか、その見解をお伺いいたします。
答弁 子育て支援課長 齋藤大輔
令和5年度と令和6年度の差の部分においてサービスが利用しづらくなった3歳から5歳児の対応についてでございますけれども、もともとこのこども誰でも通園制度ではなくて本町に余裕活用型の一時預かり事業というのがございます。こちらについては週3日かつ1か月14日以内ということで、これはもう既に現在も運用されておりますので、月10時間を超える方についてはこちらで対応していきたいと考えております。
質問 4番 長谷川かおり
余裕活用型の一時預かりを利用することでニーズは満たされていくということは理解いたしました。令和8年度本格実施に向けて全ての子供が親の都合にかかわらず同じサービスが受けられる制度として創設される新たな仕組みづくりとなるこども誰でも通園制度は、子供と親目線の双方からの視点で捉えている制度ではないかと認識しています。なぜなら、子育てが母親に偏るワンオペ育児が回避されて、子供は保育園や幼稚園に通うことで目に見えて社会性を営む重要な能力を身につけることが分かっています。まだまだ課題はあることですが、発展途上にあるものと感じております。今後も含め、まちとして率先した取組を進めてもらいたいのですが、ここで理事者の考えをお伺いいたします。
答弁 町長 大塩英男
こども誰でも通園制度のご質問でございます。このこども誰でも通園制度につきましては、国の異次元の子育て支援の一環ということで取組が進められている状況と捉えております。昨年度は道内で唯一白老町の海の子保育園でこのモデル事業が実施をされたというような状況の中で、先ほど担当課長からもお話があったように、私も実際に海の子保育園にお邪魔をしましてこども家庭庁の方々とも意見交換をさせていただいたところでございます。実際に保育園に行ったところ、本当に保育士の皆さんが一生懸命仕事をされて、やはりこういった受入れ態勢というのが大事だろうということで、今利用者目線ということでいろいろ評価をいただいているのですけれども、この事業を成功させるためにはしっかりと受入れ態勢も整えていかなければならないというような状況の中で、私からこども家庭庁、国に保育士の支援というのをしっかりしていただきたいというようなことと、さらに昨年度、北海道町村会で政策研究会という研究会があるのですけれども、その中でも道内唯一のこの事業を展開しているまちということで私から発言をさせていただいて、やはり保育士への支援ということがこの制度が成功するためには重要ですよというような発言もさせていただいたところでございます。そういった中ではしっかりと子育て支援、子供たちをしっかりと育てる中では保育士のフォローというか支援というのも重要と思っておりますので、この辺も含めてしっかりと国への要望なりしていきたいと考えているところでございます。
質問 4番 長谷川かおり
4番、長谷川です。それでは、次の2点目、5歳児健診導入の考えについて順次質問させていただきます。発達障がいなどをいち早く発見し、安心した小学校生活につなげることを目指す5歳児健診の実現に向けて、国は今年から市町村への健診の助成を始めました。発達障がいが軽度だったり知的障がいがなかったりすると、幼い子の特性は分かりづらいものです。5歳頃になって次第に特性が明らかになってくることもあります。急に周囲の子と違いがはっきりしてきて本人が違和感を持ったり、問題行動を取ってしまったりすることがあるかもしれません。それによって孤立したり、登園、登校をしたがらなくなったり、いじめに遭ったりと2次的な問題が起こることもありますから、早めの対策が必要となってまいります。5歳児健診により発達の特性に気づき、環境に適応する力など適切な支援や養育につなげることができれば、小学校入学後、通常学級で学べることができるようになる、そういう子供たちも増えています。また、不登校の子供も減少していると、こちらは10年以上前から5歳児健診を導入している自治体で検証されています。そこで、ただいまの答弁で乳幼児健診の現状や課題をお伺いいたしました。1つ確認ですが、乳幼児健診、あと乳幼児相談の受診率と受診をされなかった家庭への支援体制についてお伺いいたします。
答弁 健康福祉課長 渡邉博子
ただいま受診率と支援体制ということでご質問でございましたので、お答えします。令和5年度の受診率でお答えさせていただきますが、4か月健診と10か月健診につきましては受診率は100%でございました。1歳6か月健診については91%、3歳児健診につきましては92%でございましたけれども、未受診者については次回の健診にまた来ていただくようにご案内をしておりまして、最終的には100%ということになってございます。
質問 4番 長谷川かおり
4番、長谷川です。ほぼ年内には訪問などを行って受診率は100%であることは理解いたしました。では、課題として、3歳児訪問から就学時前までの間の健診がないということで、気になる子とか困り事のある子、そちらも集団生活に適応できない子などの支援につなげるために現在行っている取組状況について伺います。
答弁 健康福祉課長 渡邉博子
事後支援として母子連絡調整会議という会議も実施しているということで1答目でお答えさせていただきましたが、そのほかに年2回ですが、保育園、幼稚園訪問ということでやっておりまして、園長や担任からそのお子さんの様子を聞きながら、対象児の様子を園に直接行って観察する、そして支援者間で協議した内容を保護者にお伝えするというような取組を行っております。健診のときには経過観察とならなかったお子さんにつきましても、保育園訪問で様子を観察して気になるようなことがございましたら同様なことで支援者間で協議をして、保護者にもそのことをお伝えするというような取組を行っております。
質問 4番 長谷川かおり
4番、長谷川です。ただいまの取組については理解いたしました。3歳児健診の後に経過観察になった児童数を挙げてもらいましたけれども、結構いらっしゃるのだなという、それが正直な思いでございます。発達相談につながったお子さんは人数が出ておりますけれども、経過観察となった子供たちの中からつながったのか、そちらの捉え方について伺いたいと思います。
答弁 健康福祉課長 渡邉博子
経過観察の中から発達相談につながったお子さんもいますし、直接発達相談につながるお子さんも中にはいるような状況でございます。
質問 4番 長谷川かおり
保護者の認識がなかったりとか、あるいは受け入れることができないなどの課題もあるとは思いますけれども、その中にも父兄の中には子供の状態をもっと早く知りたかったなどの声を聞くことがあります。ある自治体のお母さんが自分の子供の遊びに夢中になっている姿を見て、この子は意思の強い子だなと思っていたそうです。でも、5歳児健診を通して集団遊びの中で実は子供同士とのコミュニケーションが取れなかったということが分かり、それで小学校に入学まで適切な支援におきまして普通教室に入ることができた、そういうような事例も目にすることができました。そういう部分でとてもデリケートな部分であるとは思いますけれども、こちらはやっぱりいろんな子供たちを支援につなげるというのは専門家の力が必要な場面であるなと私も捉えております。次に、小中学校における発達障がいの現状の人数もお伺いいたしました。その中で特別支援学級や通級指導児童の人数を確認することができましたけれども、こちらも小学校に入学してから集団で勉強することが難しかったり不適応な行動を起こすなど、そういう子供の姿を保護者が目の当たりにして困惑して学びの場を変更されたのかなと思いますけれども、そこら辺の私の理解でよろしいのかどうか、そこをお伺いいたします。
答弁 学校教育課長 冨川英孝
子育て、就学前の観察ですとか、そういったものを通しながら、やはり幼小というのでしょうか、そういったところの連携も含めて様々な関係者が関わっていくことによって、それぞれ適切な就学につながっているというような考えでございます。
質問 4番 長谷川かおり
それでは、教育支援委員会で就学の判定を行うということですけれども、どのようなメンバーで構成されて、その活動内容、そちらについて具体的にお聞かせください。
答弁 学校教育課長 冨川英孝
先ほどの就学措置ですとか、そういった判定を行うのに教育支援委員会がやっているというような状況でございます。教育支援委員会につきましては、特別支援学級設置校の校長先生をはじめとして担当の先生、あるいは保健福祉関係者、保育園ですとか、そういった方にもご参加いただいて構成しているというような状況でございます。教育委員会からの調査検討依頼、そういうようなことも含めて各専門部会において学校訪問、観察等を経て、この子はこうしたらいいよといったような答申をいただいて、その答申に基づいて、新規の方は保護者と面談を経て相互理解を図りながら就学措置しているというような状況になってございます。
質問 4番 長谷川かおり
大変理解いたしました。そういう学校に上がらない子供たちは、またそちらでの専門なほうでしっかりと関わって、また小学校に上がってもそういう制度があるということで、しっかりと実施していただけたらと思います。通級指導教室について、萩野小学校でも巡回指導教室を行うこととしたってありますけれども、こちらの状況も具体的にお聞かせいただけたらと思います。
答弁 学校教育課長 冨川英孝
通級指導教室というのは、小学校の場合はこれまで白老小学校で開設してございまして、白老小学校の生徒以外は虎杖浜からでも通学してきてこちらで受けていたというような状況になってございます。今年度から萩野小学校で新たに通級指導ということができることになったことによりまして、虎杖浜にお住まいの方も白老まで来なくてもと、内容によっては白老小学校に通う方もいらっしゃるのですが、状況によっては萩野小学校での通級指導、教員が巡回しながら対応している状況になってございます。
質問 4番 長谷川かおり
巡回指導の件、理解いたしました。それでは、5歳児健診の重要性の認識と実施に向けた検討状況ですけれども、先ほどの町長の答弁で重要性は十分認識できました。しかし、東胆振管内1市4町においてこの健診を行っていないのは白老町だけと聞いております。近隣自治体で実施している5歳児健診の現状、その効果とか、情報共有できている部分で構いませんので、お聞かせくださればと思います。
答弁 健康福祉課長 渡邉博子
胆振東部の1市4町の実施状況についてお答えさせていただきます。まず、安平町とむかわ町ではもう既に5歳児健診を取り入れてございまして、事前に健診前に認定こども園でのお子さんの様子を把握した上で健診を行っております。また、教育委員会の講話で就学1年前の大事な時期であるということを保護者へ伝えたり、また臨床発達心理士による発達相談を実施したりと、子供の発達過程を共に確認して保護者の気づきの場となっているところでございます。中には入学1年前なので、健診でしっかりとできるようにしなければということで意識している保護者もいるとお伺いしております。厚真町については、来月の7月から実施の予定と聞いております。また、苫小牧市については、対象児童が1,000人以上と多くなるものですから5歳児相談ということで実施しておりまして、対象児のいる保護者に対して発達セルフチェックシートというのを送付しているそうです。そのシートをチェックした後、相談希望者につきましては毎月相談を開催しているというところで、希望者についてはその相談に参加していただいているというような流れでございます。
質問 4番 長谷川かおり
ただいま1市3町の現状をお聞きして、本当に親御さんの気づきというのがすごく大切なのだなというのがよく分かりました。5歳児健診の体制整備に向けて検討を進めているということですけれども、白老町におきまして現状での課題、解決に向けてどのように検討しているのか、そちらをお伺いしたいと思います。
答弁 健康福祉課長 渡邉博子
体制整備に向けた課題でございますけれども、先ほど発達相談につながる子供、児童が少ないというお話もございましたけれども、3歳児健診後経過観察となっても、保護者の思いとしてはまだ小さいから様子を見たいとか、あとは家庭では特に問題がないという思いがありまして、すぐには相談にはつながらないというような実情がございます。しかしながら、5歳児健診は就学まであと1年という大事な時期であるということを保護者に意識してもらう健診として、保健や医療のほか福祉や教育につなぐ大事な健診であるので、それを意識しながら内容を組み立てていく必要があると考えてございます。5歳児は、発達障がいや知的障がいなど集団におけるやり取りやこだわり、また多動などの情緒面での配慮が必要なお子さんを小学校入学前に発見して支援につなげていく大事な時期でもありますので、発達支援センターや保育園、幼稚園と連携しながらフォローアップ体制を整えていくこと、また教育との連携も大事だと考えておりますので、その体制をどのように整備していくか、それが課題と捉えてございます。
質問 4番 長谷川かおり
4番、長谷川です。地域全体で子供と保護者をフォローアップしていく体制、それが本当に必要だと思います。今後実施検討を進める中で、私の要望としましては5歳児健診のメニューに弱視検査が入っています。こちらは3歳児健診で導入が始まったスポットビジョンスクリーナーで再検査の導入を私はしていただきたいと思います。なぜなら、3歳児健診の弱視検査で問題がなかったとしても、今問題となっているスマートフォンの使い過ぎでさらなる視力低下につながっているという報告もあります。また、スマートフォンを一時的に子供に預けたはいいけれども、ルールの決め方について親御さんが悩んでいるという、そういうお話も伺っております。メディアに詳しい専門家につなぎ、家庭訪問をしてもらうなど、白老町ならではの社会資源を活用して地域の実情に合わせた支援体制を構築していけたらと思いますけれども、その点について見解を伺います。
答弁 健康福祉課長 渡邉博子
まず、5歳児健診に弱視検査を取り入れることについてお答えしますけれども、人の視機能は3歳頃に急激に発達して、8歳頃までには完成して生涯の視力が決定すると言われております。そのため、本町でも昨年度から機器を導入しまして弱視や斜視など早期発見に努めているところであります。議員もお話をされましたように、3歳以降に急激に視力が低下することなども懸念されるため、5歳児健診での弱視検査も取り入れていくことを前向きに考えていきたいと思っております。また、スマートフォンの利用についてでございますけれども、幼少期からスマートフォンに触れることで視力低下やスマートフォン依存のほかに言葉の遅れや生活の乱れなどが懸念されるところでございます。本町は乳幼児健診のときにスマートフォンとの、スマートフォンに限らずですけれども、メディアとの適切な使い方などを啓発するパンフレットを保護者に配付しております。また、家庭教育支援員が児童生徒に対して利用についての啓発を行うための講話を行ったり、また専門の先生などをお呼びして講座を開催するなど普及啓発には努めているところです。また、家庭教育支援員の中にはアウトメディアのインストラクターの資格を持つ支援員もいるものですから、個別相談としてスマートフォンの使い方など、相談したい方がいらっしゃいましたら個別に対応も行っているというような状況でございます。
質問 4番 長谷川かおり
それでは、この項目の最後に入学前の5歳児健診が果たす役割を理事者はどのようにお考えなのでしょうか。早期に5歳児健診をすることの重要性について考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 大塩英男
5歳児健診の導入のご質問でございます。現状本町では3歳児健診以後就学前健診までそういった健診がないというような状況の中で、やはりこの期間というのが精神の発達ということで子供たちのとても重要な時期だということで私は認識しております。そのような中で、5歳児健診を実際にやっていくというような状況の中では、やはりとても大事なというのが健診を受けた後のフォローアップであったり、支援であったり、やはりここが一番重要ではないかと思っております。担当課長からもお答えしたように、その辺というのはいろいろ関係機関との連携をした中でフォローアップであったり、支援だったりということが必要なものですから、その辺をしっかりと整備した中で5歳児健診の導入に向けては検討を進めてまいりたいと考えております。
質問 4番 長谷川かおり
これは極論なのですけれども、5歳児健診のフォローアップの体制がしっかりと整わないのであれば健診はしなくていいのだという小児科の先生もいらっしゃいます。それは極論でございます。しかし、今のやり取りの中で本当に5歳児健診は必要ということで町長もおっしゃってくださったので、しっかりと前に進めていただければと思います。それでは、次の質問に移ります。2.高齢者福祉施策について。認知症の人が安心して暮らし続けられる地域づくりを進めるための現状と課題について伺います。(1)、後見人センターの現状と課題及び今後の展望について伺います。(2)、市民後見人の役割と育成状況、課題について伺います。(3)、独居高齢者の安否確認の現状と課題及び鍵預かりサービスの検討状況について伺います。(4)、包括ケアシステムを支える地域づくりの現状と課題について伺います。①、介護人材不足の現状と町独自の対応策について見解を伺います。②、チームオレンジの構築に向けた取組の進捗状況について伺います。(5)、共生社会の実現に向け、認知症が正しく理解され、認知症の人の尊厳が保たれ、誰でも安心して暮らせるために「認知症条例」制定の考えについて見解を伺います。
答弁 町長 大塩英男
「高齢者福祉施策」について、認知症の人が安心して暮らし続けられる地域づくりを進めるための現状と課題についてのご質問であります。1項目めの「後見人センターの現状と課題及び今後の展望」についてであります。本町では、成年後見制度に関する相談支援、市民後見人の育成、権利擁護支援等を行うため、令和5年4月に白老町成年後見支援センターを設置いたしました。開設初年度の実績は、相談支援、権利擁護支援合わせて延べ234件のほか、地域連携ネットワーク会議及び成年後見制度を周知するための講演会の開催、町広報紙、公式ウェブサイトでの広報、啓発等を行っております。しかしながら、成年後見人制度及び後見センターについては、まだまだ認知度が低いと捉えており、今後さらなる周知を図ってまいりたいと考えております。2項目めの「市民後見人の役割と育成状況、課題」についてであります。市民後見人は、同じ地域に住み、同じ目線で被後見人の意思を丁寧に把握し、地域に密着した寄り添い型の支援を行っていただく役割があります。市民後見人になるためには、市町村等が開催する養成講座を修了した上で、必要な知識や倫理性等を身につけていただき、候補者として名簿に登録される必要があり、本町においては、現在9名の登録者がおりますが、昨年度、企画した本町の養成講座は、残念ながら応募者がありませんでした。登録者に対するフォローアップ研修については7名の方が受講しておりますが、現在のところ、市民後見人としての活動実績はありません。課題といたしましては、養成講座の受講者を増やし、登録者を確保することと、市民後見人としての活躍の場を創出し、継続的な支援を行うことが必要と捉えております。3項目めの「独居高齢者の安否確認の現状と課題及び鍵預かりサービスの検討状況」についてであります。昨年度、地域包括支援センターでは、独居の高齢者の姿が見えない、連絡がつかないといった通報により、29件の安否確認を行っておりますが、家族との連絡がつかない、合い鍵がないために時間を要するケースがありました。他自治体においては、独居高齢者及び家族の同意の下事前に合い鍵をお預かりし、緊急時に使用して安否確認をするサービスが実施されており、本町でも白老町社会福祉協議会において今年度中に実施する方向で協議を進めております。4項目めの「包括ケアシステムを支える地域づくりの現状と課題」についてであります。1点目の「介護人材不足の現状と町独自の対応策」についてでありますが、少子高齢化が進む中、人材不足はどの分野でも課題となっております。特に介護の現場においては、介護需要が増加傾向にあるにもかかわらず、離職率が高く採用も計画どおりに進まない現状があります。町独自の対応策といたしましては、平成30年度から介護職員初任者研修費の助成を行っているほか、令和4年度から福祉介護人材確保対策事業として、生活援助従事者研修、実務者研修の補助や、外国人介護人材雇用促進補助等を実施しております。2点目の「チームオレンジの構築に向けた取組の進捗状況」についてでありますが、チームオレンジは、認知症の人とその家族、地域住民、認知症サポーターがチームを組んで、認知症の人の困り事のお手伝いをする活動であります。本町では昨年度から萩野地区において、社会福祉法人が実施している認知症カフェをベースにチームが組織され、活動を行っております。今後は、他の地域においてもチームオレンジの輪を広げていくとともに認知症サポーターの増員を図っていきたいと考えております。5項目めの「「認知症条例」制定の考え」についてであります。本年1月より「共生社会の実現を推進するための認知症基本法(通称:認知症基本法)」が施行され、今秋には「認知症施策推進基本計画」が閣議決定される予定となっております。都道府県、市町村計画の策定は努力義務となっておりますが、高齢化率が47%を超えている本町においては、重要な計画であると捉え、認知症条例の制定と町の認知症施策推進計画の策定を早急に進めていきたい考えであります。
質問 4番 長谷川かおり
4番、長谷川です。後見人センターの関係と市民後見人の役割、育成状況、そちら一括して質問させていただきます。今までも地域包括支援センターが総合相談であったり、権利擁護の相談の中で後見人制度につながるノウハウというのはしっかりと蓄積され、そして対応してきましたが、後見人センターができたということで私は市民後見人の育成にとても期待をしていました。しかし、今の答弁では後見人制度や後見人センターについてまだまだ認知度が低いということで、後見人制度の仕事とはどんなことをするのかとか何ができるのか、そういう周知や理解の場を設けなければ市民後見人の講座受講までこぎ着くことはとても難しいと考えています。もう課題も見えているとは思いますけれども、具体的にどのように取り組んでいくのか考えをお伺いします。
答弁 高齢者介護課長 森誠一(高齢者介護課長は2025年3月まで)
具体的な取組でございますが、昨年、今年と広報げんき4月号で後見人制度または後見センターの周知等を行っております。そのほか令和5年度につきましては今年2月に成年後見制度講演会といったものを開催いたしまして、町民の方全部で53名参加いただきまして制度または市民後見人についての周知を図ってございます。令和6年度につきましても来年1月に講演会を開催する予定でございまして、どんな場合に成年後見人が必要となるのか、また市民後見人がどういう活動をするのか、実際にあったケース等を基に分かりやすい講演会を開催して、少しでも成年後見制度、成年後見人についてご理解をいただくように取組を進めてまいりたいと考えてございます。
質問 4番 長谷川かおり
今までの気づきに対して具体的に理解してもらえるような、そんな講座になることを期待しております。市民後見人の養成講座ですけれども、現状受講したいけれども、なかなかできない環境と聞いております。関心はあるのだけれども、なかなか昼間だと仕事をしているからできないのだよねって、講座を受けたくても受けることができないという声もありますけれども、そこの点をどのように改善していくか、どう対応していくか、そこの考えがありましたらお聞かせください。
答弁 高齢者介護課長 森誠一(高齢者介護課長は2025年3月まで)
養成講座につきましては、先ほど町長の答弁にもありましたとおり、令和5年度に実際企画をしたのですけれども、応募者がいなかったという状態でございます。この理由につきましては、まず1つ、やはり成年後見制度または市民後見人というものがまだ認知されていないところ、それとこの講座自体が民法だとか介護保険法、高齢者の虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律だとか、そういう法律を絡むかなり専門的な内容でございまして、一回の養成講座で30時間を超えるカリキュラムを受講しなければいけない内容になってございます。また、当町で企画した養成講座が平日の昼間の開催で全部で7回受講しなければならないということで、やはり働いている方だとか若い方はなかなか講座を受講できない環境であったと思ってございます。実は令和6年度も同じく平日の昼間の開催で現在募集をしております。本来は土日の開催だとか平日の夜間に開催したいところなのですけれども、そのためには専門の講師等を確保して進めなければいけないということで町単独で講座を開催するのはちょっと厳しい状況で、現在は北海道社会福祉協議会と共同で北海道社会福祉協議会が実施しているズームの研修にうちが共催で開催している状況でございますので、今後につきましては北海道社会福祉協議会に土日の開催だとか平日の夜に開催できないかという働きかけをすることと、あとは周辺の自治体では平日の夜にこの養成講座を開催している自治体がございますので、町内の方で平日の夜に参加したいという方がいらっしゃいましたら私どもから周辺の自治体に働きかけをして、夜間での講座を受講できるように今後していきたいと考えております。
質問 4番 長谷川かおり
早急には解決することはできないけれども、その解決に向けてしっかりと取り組んでいくということは理解いたしました。まず、講座を修了して制度のことを理解してという方と講座を修了したことによって市民後見人を始めてみたいという方もいらっしゃると思いますけれども、そのサポート体制について、現状今活躍の場をつくり出す、その具体策について伺います。
答弁 高齢者介護課長 森誠一(高齢者介護課長は2025年3月まで)
市民後見人につきましては、養成講座を受けたからすぐ市民後見人になれるわけではなくて、やはりある程度の経験というか、実績といいますか、そういったものがないと裁判所から選任されないという実情がございます。本町におきましては白老町の社会福祉協議会で実施しております日常生活自立支援事業というものの支援員として活動することで経験を積むという状況ですが、実はそれしか今経験を積む場所がない状況でございます。ほかの自治体におかれましては社会福祉協議会やその他の社会福祉法人で行っている法人後見、法人が成年後見事業を担って行うという事業なのですけれども、そういったものをやっている法人に養成講座を修了した方がサポーターとしてお手伝いをして経験を積むというようなことが行われておりますので、本町においても早急に法人後見が行われるように働きかけを行い、その法人後見に講座修了者がお手伝いするようなことで活躍の場を設けて市民後見人が受けられるような環境をつくっていきたいと考えてございます。
再質問 4番 長谷川かおり
4番、長谷川です。それでは、安否確認の再質問に入りたいと思います。高齢者の独り暮らしも年々増えております。持病を抱えていたり歩行が困難であったりとかして、急に具合が悪くなって手助けしてくれる家族もいない、そういう深刻な状況に陥っている方もいらっしゃると思います。命の保証のために窓ガラスを割って救助することがあったなど、そういう話も聞いております。私も安否確認の相談を受けまして、何とか包括支援センターにつなぎ、対応していただきました。このたび社会福祉協議会の事業として実施するとのことですけれども、いつ頃どのように実施されるのか、周知方法などが分かる範囲でよろしいので、お伺いいたします。
答弁 高齢者介護課長 森誠一(高齢者介護課長は2025年3月まで)
鍵預かり事業につきましては、既に白老町社会福祉協議会で実施要綱等の作成は行ってございます。実施方法といたしましては、独り暮らしの高齢者及び家族の同意の上、申請をしていただいて、社会福祉協議会で合い鍵をお預かりするというものでございます。お預かりした鍵につきましては、利用者の自宅に近い24時間職員が在中しているような介護施設、グループホームだとか介護老人保健施設だとか、そういうところに鍵をお預かりいただいて、万が一緊急事態等が生じた場合には地域包括支援センターの職員等が合い鍵を受け取って安否確認を行うというようなスキームになってございます。まだ具体的に関係する施設等との協議が終えていないということで具体的な時期についてはまだ明言できないのですけれども、間違いなく今年度中に事業を開始する予定でございまして、内容が固まり次第、広報等で周知をしてまいりたいと考えております。
再質問 4番 長谷川かおり
長谷川です。本当に何げに見守りしている方たちもいらっしゃいます。そういう中で、この制度が確立するということは、そういう方たちも安心しますし、一人で住まわれていて何かあったらどうしようという不安な方も鍵を預けることで安心して生活ができると思いますので、制度が決まりましたら周知のほうをよろしく取り組んでいただけたらと思います。次に、介護人材不足の現状でございます。どの分野も人材不足は深刻な悩みでありまして、議会でも何度も取り上げられておりますけれども、答弁の中でいろいろと町独自の支援もあるということですけれども、もっとご本人にメリットを感じさせる対策が必要かと思います。今後まちとしてどのようにその事業を取り組んでいくと考えているか、その点をお伺いいたします。
答弁 高齢者介護課長 森誠一(高齢者介護課長は2025年3月まで)
人材不足解消に向けた町の取組ということで、まずどのようにご本人に恩恵を受けられるかというところでございますが、私も4月に高齢者介護課に来ましていろいろ事業所のお話を聞くと、かなり人材不足は深刻であると、このままではやっぱりサービスを縮小しなければならないというお話もお伺いしていますので、即急に対策を講じたいと思っておりまして、まず初めに現在社会福祉協議会で行っております介護初任者研修、これは今も1万円の研修費助成は行っているのですけれども、この研修を受けた方が受けた後に町内の事業所に就職した場合、そこに就職準備金ということで金銭を支給して支援する、これは直接就職された方に入る仕組みになっておりますので、これにより初任者研修の自己負担分も全額賄われますし、さらに就職のための準備として利用いただければということで、ひとつそういった事業を次回以降の議会で補正予算等を提案させていただきたいと考えてございます。
再質問 4番 長谷川かおり
今の答弁は町内の人材を掘り起こす、そういう事業を予定しているということですけれども、外からも呼び込むような事業も必要ではないかと思いますけれども、その点で何かお考えがありましたらお伺いいたします。
答弁 高齢者介護課長 森誠一(高齢者介護課長は2025年3月まで)
町外から人材を呼び込む方策ということでございまして、実際町内どこの事業所も人材不足のため退職、就職を繰り返して職員が行き来しているような現状がございます。そこで、やはり町外または道外から人材を呼び込みたいという思いが今ございまして、そのために移住定住政策と連携をさせていただいて、首都圏在住の介護職、福祉職を対象にスマートフォンの位置情報を活用したジオターゲティング広告というような広告方法を使ってピンポイントで白老町への移住と、白老町にはこういう求人がありますよと、白老町で介護職として、福祉職として働いてみませんかというような広告をピンポイントで送って周知を図る事業を今後検討しているところでございます。
再質問 4番 長谷川かおり
4番、長谷川です。本当に若い方が考える事業だなと思っております。そういう発想の転換といいますか、そういうところでしっかりと人を呼び込める、そして白老町をアピールできる、そんな取組を進めていただけたらと思います。次に、オレンジチームの構築についてお伺いいたします。誰もが認知症に関する正しい知識と理解を持ち、認知症の人やその家族の方を温かく見守る、できる範囲でお手伝いするための認知症サポーター養成講座の取組が重要と考えております。内容も令和5年に改変されまして、認知症当事者の声も盛り込まれていると伺っています。認知症サポーターの増員を今後どのように取り組んでいくのかお聞かせください。
答弁 高齢者介護課長 森誠一(高齢者介護課長は2025年3月まで)
認知症サポーターの養成についてでございますが、本町は平成19年度からこれまで延べ100回以上、合計で2,000人以上を超える受講者がおります。ただ、コロナ禍以降若干その回数も減っておりますし、受講者の人数も減っている状況でございますので、今後チームオレンジを組織していくためにも認知症サポーターというのが非常に重要な役割を果たしてまいりますので、認知症サポーター養成講座の開催回数を増やすことと、その受講者を増やすようにしっかりPRを進めてまいりたいと考えております。
再質問 4番 長谷川かおり
4番、長谷川です。ぜひ役場職員の研修などでも活用していただきたいですし、議員の皆さんも一緒に認知症サポーター養成講座を受講したいと思いますけれども、いかがでしょうか。ということで、受けた方もいらっしゃると思いますけれども、新しくなったというところで、そこは皆さんでしっかりと講座を受けて、そして正しく理解していっていただきたいと思います。次、認知症条例の制定とまちの認知症施策推進計画の策定を早急に進めていきたいという答弁をいただきました。私は、令和5年定例会9月会議におきまして認知症施策基本計画を策定し、推進する考えについて問いただしております。その際に第9期白老町高齢者保健福祉計画・白老町介護保険事業計画の策定中でありまして、認知症の方とその家族の方からの声を聞いて認知症施策を計画に盛り込んでいきたいという答弁を受けております。しっかりと市町村認知症施策推進計画、こちらを取り組んでいくということは実効性を持って推進されていくことと期待しております。そこで、認知症条例の制定と、あと認知症施策推進計画の策定におけるスケジュール感、今後どのように進めていくのか、取組内容について具体的にお聞かせください。
答弁 高齢者介護課長 森誠一(高齢者介護課長は2025年3月まで)
認知症条例と認知症施策基本方針の策定の方法とスケジュールについてでございます。認知症条例につきましては、まだ北海道の自治体では制定している自治体はないのですけれども、道外においては認知症条例を制定している自治体がございまして、その自治体の例を参考にいたしますと、認知症条例につきましては、認知症施策の基本理念、そういったものと町または事業者、町民の役割、そういったものを明記するような内容の条例になってございます。さらに、計画につきましては、それの具体的な取組内容を明記するような計画になってございますので、本町におきましても認知症条例と認知症施策基本計画と同時進行で策定を進めてまいりたいと考えてございます。先ほど町長の答弁にもございましたとおり、今年の秋に政府の認知症施策計画が閣議決定されるというような情報がございますので、それに合わせて今年の秋に認知症施策、仮称でございますが、白老町認知症施策検討協議会というようなものを立ち上げまして、その中で案等を練っていきたいと考えてございます。委員会につきましては、町内の保健、医療に携わる方、介護に携わる方の意見を入れるとともに、認知症の方とその家族からも直接ご意見を頂戴して施策に盛り込んでまいりたいと思いますので、委員の中にも認知症の方、またはその家族にも直接協議会に入っていただいて進めてまいりたいと思ってございます。条例の制定時期につきましては、令和7年度中に制定できるようなスケジュール感で準備を進めてまいりたいと考えてございます。
再質問 4番 長谷川かおり
4番、長谷川です。とても実効性のある条例かなと今のお話を聞いて感じました。こちらはしっかりと認知症の人に優しい地域づくりを一層推進するためにも、この認知症条例、もしかしたら北海道で1番になるかもしれないというところで私はしっかりと進めていただきたいと思いますけれども、大塩町長の条例制定に対する思いを伺って私の一般質問を終わります。
答弁 町長 大塩英男
議員より高齢者福祉施策ということでご質問をいただきました。認知症条例の前にちょっと介護人材不足の関係でのお話をさせていただければなと思います。1答目でお答えしたとおり、どの分野も人材不足というような状況の中ではあるのですけれども、やはり本町において何をすべきかって考えたときに、やはり福祉人材確保というのが重要であろうということで今年度含めて3年目というような状況になっているところでございます。この3年間やってきた中で、やはりいろいろと状況、そして担当課長からも話があったように現場に出向いて実際どうでしょうかというような聞き取りも踏まえた中で効果検証というのも見えてきた状況でございます。担当課からお話もあったように、新たな施策についても取組を進めてまいりたいというような状況の中と、やはり基本であるそういった人材の確保のための研修会ですとか、そういった部分についてはしっかりと取り組んでまいりたいと思います。認知症条例の関係でございます。やはり今後5人に1人が認知症になると言われている状況の中で、これって今もしかするとこの場にいらっしゃる方も要するにそういったことで悩まれているかということで、もう自分ごととして捉えていかなければならないと考えているところでございます。特に本町の場合については47%の高い高齢化率というような状況の中で、様々に高齢者施策というのは先駆的に取り組んでいかなければならないと考えております。そういった中では認知症の人と家族の会の方も私のところに来て要望をいただいて、条例ですとか計画づくりについて要望もいただいたというようなことも踏まえて、町として認知症条例と計画については検討ではなくしっかりと制定に向けて、担当課長から話があったようにスケジュール感をしっかりと持った中で条例制定に向けて進めていきたいと考えておりますので、ご理解をいただければと思います。