洞爺湖町議会 令和7年3月会議 2025年3月5日
空き地などの環境整備について
2025年3月5日、洞爺湖町議会の一般質問で、大久保富士子議員が「空き地などの環境整備について」質問し、生活環境課長 高橋謙介、町長 下道英明が答えました。
- 聞いた人
- 大久保富士子 議員
- 答えた人
- 生活環境課長 高橋謙介、町長 下道英明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 大久保富士子
それでは、2番目の空き地などの環境整備についての質問でございます。午前中、町長より7年度の執行方針についてお示しがありました。13ページに、誇れる地域特性を生かしたまちづくりとありました。14ページに、本町の玄関口であるJR洞爺駅前広場や洞爺湖温泉街などを花と緑で彩り、観光客や町民の皆様へ、おもてなしと癒やしの空間を提供すると書かれておりました。ところが昨年、国道37号線は洞爺湖町の玄関口なのに雑草だらけで、花がなくてもせめて雑草などを刈ってほしいと、また、洞爺湖温泉の泥流痕の雑草と木が大きくなり、枝が茂って泥流が流れるのか心配で、観光地なのに、雑草を刈り、木を切るなどしたほうがよいなどとの住民の方の声でありました。近年の気候変動により、温暖化の影響なのか、見たこともない蛾や毒蛾の大量発生により、毒蛾の被害、空き地への草刈りの依頼などで、昨年は担当課にも何度も足を運び、その都度対応していただきました。ありがとうございます。そこで、空き地などについては、病害虫発生防止や交通防犯などの環境整備、草刈りが重要かと思われますが、町が実施している対応策についてお伺いいたします。現在、当町で実施している環境整備の敷地の範囲及び実施内容についてお聞きいたします。
町の答え 生活環境課長 高橋謙介
町として実施しております環境整備の敷地の範囲につきましては、ちょうど公園といった住民生活に密着する箇所や普通財産で管理している公用地、各公共施設の緑地部分で実施してございます。また、内容につきましては、草刈り、街路樹や樹木の剪定、毒蛾の幼虫など害虫駆除のための殺虫剤の散布、道路側溝の清掃など実施しております。以上です。
議員の質問 8番 大久保富士子
草刈り、剪定、害虫駆除、清掃などの作業を行っていることは分かりました。昨年は猛暑が続き、例年以上に雑草が伸びるのが早く、作業をすることは大変であったと思っております。秋になる頃にも、毒蛾の被害の話も聞いた記憶があります。そこで、環境整備の実施に伴い、どのような課題が生じるのか、お伺いいたします。また、担当課に寄せられている問合せの内容についても併せてお伺いいたします。
町の答え 生活環境課長 高橋謙介
町道や公園など、そういった場所における環境整備の課題といたしましては、夏場の暑さ対策がございます。作業員には空調付のベストを着用させ、小まめな水分補給や休憩を取るよう指示しておりますが、その分どうしても作業効率が低下してしまうという課題がございます。また、担当課に寄せられる問合せ内容は、町道などの草刈りや毒蛾の幼虫駆除などの依頼がございます。そのほか、空き地となっている私有地の草が伸びており、所有者に連絡してほしいとの問合せもございます。以上です。
議員の質問 8番 大久保富士子
私有地の草が伸びていて、所有者に連絡をしてほしいとの問合せがあると今答弁されました。住民の方より、私有地においての環境整備について、議会にて質問を行ってほしいとの要望がありました。その方は、近所の私有地の雑草が伸びて、孫が毒蛾の被害に遭いました。その後、本人も毒蛾の被害に遭い役場に連絡をしましたが、私有地のために草刈りがされなかったと。その方によりますと、何か対策はないのかとのことでありました。そこで今回、質問に取り上げさせていただきました。空き家なども、雑草が伸び放題のところも見受けられます。防犯上におきましても、また、より一層少子高齢化が進む中で、私有地の管理については空き家も含め今後の課題ではないかと感じております。そこで、私有地の環境整備に対する課題や問題点についてお伺いいたします。
町の答え 生活環境課長 高橋謙介
私有地の環境整備の問合せがございます。そういう問合せがあった場合、町は、さわやか環境条例に基づきまして、所有者に対し、草刈りなど適正な管理を行うよう文書で通知を行います。この通知で多くは草刈りを行っていただけるのですが、中には遠方であることや高齢などの理由から放置される場合もあり、そういった私有地の環境整備が現在のところ課題となっているところでございます。以上です。
議員の質問 8番 大久保富士子
昨年、担当課の職員が何度も現場を確認に行っているというお話も伺っております。文書で通知をしても放置された場合は、町としてどのような対応をしているかお伺いいたします。
町の答え 生活環境課長 高橋謙介
文書の送付後に、一定期間を置きまして現地を確認いたします。実施していないようであれば、再度文書等で通知を繰り返すというような対応を取っているところでございます。以上です。
議員の質問 8番 大久保富士子
それ以外に町としてのできることはないのか、ちょっとお聞きいたします。
町の答え 生活環境課長 高橋謙介
私有地の管理は所有者に責任がございますので、町が環境整備を直接行うということは難しいと考えております。町としてできることは、空き地の管理不適正で近隣住民に迷惑をかけた場合は、所有者に法的な責任が発生するというような文書、注意喚起文を送付することや、自分でできないのであれば、町内の環境整備を請け負っている業者リストと事業者リストというものを作成して紹介するといったようなことなども考えられますが、いずれにいたしましても、私有地の空き地の適正管理については引き続き取り組んでまいりたいと考えているところでございます。以上です。
議員の質問 8番 大久保富士子
ありがとうございます。今後、高齢化が進み、私有地の草刈りが自分でできなくなる方が増えてくることが想定されます。防犯面や衛生面において、将来的に社会的な問題にもなりかねない私有地の環境整備全般について、町長の見解をお伺いいたします。
町の答え 町長 下道英明
今、議員のほうからご指摘ありました空き地等の私有地の問題等でございますけれども、ご案内のとおり、やはり人口減少が進む中で私有地の空き地が増えていくと、そしてまたご指摘があったように、高齢化により自ら環境整備ができなくなっていると予想されます。ただ、担当課長のほうからお話がありましたように、大変悩ましいお話なのですが、やはり私有財産権によって自治体が私有地の管理に直接介入するということは、これは基本的に制限されているところでございます。ではそれをただこまねいて見ているかというわけにはいかないと思いますので、特に自治体が関与できる可能性として、一つは草刈りや清掃の支援制度をつくる考え方、具体的には、ほかの自治体を確認してみますと、高齢者や障がい者を対象にボランティアやシルバー人材センター等を活用した支援があると伺っております。また、これは地域コミュニティーとの連携を図っていくということで、やはりここに自治会と連携を取りながら、地域住民の協力を得て清掃活動をしていくという方法かと思います。町としては、基本的に自治体が私有地の管理に直接介入するということは制限されている以上、所有者に、先ほどお話がありましたように、文書等ですとかそういった形での自主的な管理を促すということはありますけれども、やはり今後は第三者の支援制度を構築できないか、また、私有地所有者と第三者の支援者の橋渡しができないか、そういったところの現実的な対応について、今後、研究させていただきたいと思います。以上です。
議員の質問 8番 大久保富士子
少子高齢化が進み、様々な課題を乗り越えていくのには、現実の課題に取り組んでいくしかないかなというふうに町長の答弁を聞いて思いました。