みんなの議会

白老町議会 令和6年定例会6月会議 2024年6月18日

若者が住みたいと思えるまちづくり

2024年6月18日、白老町議会の一般質問で、西田祐子議員が「若者が住みたいと思えるまちづくり」について質問し、町長 大塩英男、経済振興課長 三上裕志、総務課長 鈴木徳子、副町長 大黒克已、健康福祉課長 渡邉博子、企画財政課長 増田宏仁が答弁しました。

質問者
西田祐子 議員
答弁者
町長 大塩英男、経済振興課長 三上裕志、総務課長 鈴木徳子、副町長 大黒克已、健康福祉課長 渡邉博子、企画財政課長 増田宏仁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 西田祐子

おはようございます。12番、西田祐子でございます。本日は3点質問させていただきます。1、若者が住みたいと思えるまちづくりについて。(1)、10年間の町内在住の高校・大学卒業者の町内への就業状況を伺います。(2)、10年間の町内在住の18歳から40歳までの女性の状況をお伺いいたします。(3)、大学・専門学校生への交通費助成の状況について伺います。

答弁 町長 大塩英男

「若者が住みたいと思えるまちづくり」についてのご質問であります。1項目めの「10年間の町内在住の高校・大学卒業者の町内への就業状況」についてであります。白老東高校及び北海道栄高校における、平成26年度から令和5年度までの町内企業への就職状況を確認したところ、白老東高校では延べ72人、北海道栄高校では延べ16人が、町内企業へ就職している状況であります。就職先につきましては、本町の主要産業である製紙業や食料品製造業だけでなく、畜産業や介護職など多岐にわたっております。大学卒業者については、統計資料がないことから、町内企業への就業状況の確認はできておりません。2項目めの「10年間の町内在住の18歳から40歳までの女性の状況」についてであります。18歳から40歳までの女性の人口は、平成26年度末が1,481人、令和元年度末が1,237人、5年度末が1,101人であり、10年間で380人減少しております。3項目めの「大学・専門学校生への通学費助成の状況」についてであります。町内から鉄道を利用して通学する大学生等への通学定期購入費用の一部助成として、5年度は計7名へ30万2,300円の助成を行っているところであります。なお、今年度につきましては、5月末時点で4件の事前申請をいただいている状況にあります。

質問 12番 西田祐子

今の1項目めの10年間の町内在住の高校、大学卒業者の町内への就業状況ということなのですけれども、大学卒業、専門学校の学生は分からないということなのですけれども、今現在まず高校生のほうだけでもお伺いいたしますけれども、北海道栄高校は延べ16人ということは、10年間でしたら1人か2人行っていないということになりますし、白老東高校で年間10で割ると大体六、七人、七、八人、そんな感じかなと思うのですけれども、これは男女一緒になっての数字だと思いますけれども、あまりにも町内に就業していない理由、原因を町としてはどのように捉えていらっしゃいますか。

答弁 経済振興課長 三上裕志

高校生が町内に就職しない理由といったところでございますが、白老町と商工会では毎年3月に白老東高校で合同企業学習会というのを行っております。開催後に生徒にアンケートを取らせていただいていますが、その中で白老町に就職したいか、白老町に就職したくない場合はその理由ということを質問しております。その中で回答としては7割の生徒が白老町に就職したくないと回答しておりまして、その理由としましては、まずは白老町から出て都市部に行きたいといった意見が最も多くあります。それと、町内に就きたい仕事がないと。あとは、希望の職場が苫小牧市など近郊にあるといった理由が多く挙げられております。その一方で、学習会を開催していろんな他業種の企業が来られるわけですけれども、それを聞いた中では仕事に対する視野が広かったといったようなご意見もありまして、本取組を継続して実施することによって地元高校生の町内就職の促進に努めていきたいと考えております。

質問 12番 西田祐子

7割が就職したくない。最近はよくマスコミなんかでも言われていますけれども、やはり学生の人たちの就職に対する考え方というのがいろいろな方向にいっているというアンケートも聞いております。実際に、では残りの町内に勤めたいという人たちが願っているのは、就職先が本当に少ないと。大変申し訳ないですけれども、白老町内で私も何人かお子さんたちの声を聞くと、希望する職種がないというよりも本採用で使ってくれるところがないと。今の時期学校を卒業して本採用になって、社会保障がきちんとしている、退職金がきちんと出る、将来の年金が心配要らない。まずは親御さんとしてはそういうところを一番求めると思うのです。それに応えようと思うと、子供たちもやはりそういうところの就職先を探すということになると、町内にどうしてもそういうところが少ないと。これ2番目のところにもかかってくるのですけれども、子供たちが働きたい職場が少ないって言っている中の一番大きな理由が、雇用する立場の人たちがまだ町内で働く若者たちを雇用するために何が必要かという意識改革が低いのではないかなと思っています。また、それは役場職員の採用にも私は表れているのではないかなと思っています。町内を愛して、白老町のまちが好きだから、このまちで一生暮らしていきたいなと思ってここに職場を求めようと思っている人を地方に行ってしまうと、こんなもったいない話はないわけでして、役場の中で実際に地方からの採用者が多いと思いますけれども、過去10年間町内在住の採用している人数をお伺いしたいと思う。全体の役場職員の採用と町内の採用者はどういう割合になっているかをお伺いしたいと思います。

答弁 総務課長 鈴木徳子

職員の採用状況ですので、私からお答えしたいと思います。過去10年間というところで、まず数字をお伝えします。平成27年からになりますが、平成27年の採用者数13名に対して町の出身者は2名でした。平成28年は16名に対して1名、平成29年が15名に対し5名、平成30年が21名に対して4名、令和元年が20名に対し5名、令和2年が13名に対し2名、令和3年が11名に対し1名、令和4年が13名に対して3名、令和5年が12名に対して3名、令和6年が15名に対して3名でして、平均すると全体の採用の大体2割ぐらいが町出身であるという現状でございます。

質問 12番 西田祐子

今細かい数字を教えていただいて、ありがとうございました。ここの中で私はちょっとお伺いしたいのですけれども、白老町に就職を希望する、つまり役場を希望する町民が少ないと理解したらいいのでしょうか。最初から今言ったように駄目だろうから受けないという人が多いのか、それとも受けても受からないのか、どっちのほうなのでしょう。

答弁 総務課長 鈴木徳子

傾向としては、白老町出身で受けられる方も減少していると思います。そもそも職員のこの採用への応募自体がやっぱり減っている。その全体的に減っている中において白老町出身で希望されて就職というか、採用に手を挙げてくださる方も全体的に減っているというところがあるので、受けても受からないというよりは採用試験を受ける方自体が、白老町出身の方が減っていると総務課としては捉えております。

質問 12番 西田祐子

そうしましたら、役場として北海道栄高校なり白老東高校なりに出向いて、きちんと高校の進路指導の教諭にぜひ白老町役場を受けてください、また白老町の町内の企業に勤めるようにお声がけをお願いしますって、そういうようなことをやっていらっしゃるのかどうなのかなって思いまして。正直言いますと、私は50年以上昔、嫌だったけれども、入ったクラスの何人かの中で役場のほうから言われて、先生方が頼まれて、おまえ試験を受けろよと言われて受けている同級生がいっぱいいました。私も正直言って役場ではないですけれども、違うところなのですけれども、受けたくなかったけれども、こういうふうに来てくれって言われるから、おまえ取りあえず行って受けてこいよって言われて受けたのが記憶にあります。やはりそういう働きかけがまず第一なのではないかなと思うのですけれども、総務課として人事を採用する立場としてそういうようなことを今まで役場でやってこられたのかしら。産業経済課のほうとしても、やはり課長が直接出向いていって一緒に教諭の先生方にお願いしに行ったのだろうかと。1回や2回ではないのです。何回も何回も来るから仕方なくだけれども、受けに行った記憶がございます。そういう努力も必要ではないかと思うのですけれども、それをしなければなかなか白老町内は若い方々が就職してくれないし、また役場の就職もやっぱり町民ではない方々が多くなってしまうのではないかと思うのですけれども、その辺の考えをお伺いいたします。

答弁 副町長 大黒克已

まずは、役場の受験者に対しまして地元の高校の受験者が少ないというような件につきましては、ここ数年前はそれなりに受験者も多かったですし、公務員人気というのもありましたので、町内ももちろんのこと町外からも受験者が多数いたというような状況でございました。そういうような状況の中で、特別その町内2つの高校にぜひ受験していただきたいというようなお声がけはしてこなかったということでございます。しかし、近年になりまして受験者数も減少している状況の中では、今後は積極的に地元の高校も役場の受験を促す、あるいは役場以外につきましても町内の企業にというような働きかけは必要であると考えてございます。

質問 12番 西田祐子

ぜひお願いしたいと思います。次に、18歳から40歳までの女性の状況ということなのですけれども、先ほどの答弁の中でもやっぱり10年間で380人減少していると。白老町の人口分布を見ましても特に18歳から二十四、五歳、30歳くらいまでの人口がぐっと減っているという状況がありますよね。2014年に日本創成会議が2040年までに消滅可能性自治体896を発表しています。今年4月、全国の自治体数は1,741、人口戦略会議が2050年までに消滅可能性自治体744を発表しましたけれども、10年間で全国で152の自治体が消滅可能性自治体から脱出しています。ところが、白老町の場合は全く別でして、2040年までに20歳から39歳までの女性が半減する胆振管内の消滅可能性町村の中で白老町の数字が一番悪く、2050年までの若年女性減少率はマイナス68.6%と推計されております。これは役場の職員、町長をはじめ皆さんご存じだと思います。日本の希望出生率は1.8でしたが、昨年度は1.2でした。北海道は1.06と発表されましたけれども、白老町の出生率はどうなっているのでしょうか。お伺いいたします。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

出生率のご質問でございますので、私からお答えいたします。今月ですが、厚生労働省が2023年度の人口動態統計の概数による合計特殊出生率を発表しました。しかし、市町村ごとの率ではありませんでしたので、独自試算というところで数字を出してみましたところ、白老町の合計特殊出生率は0.9程度になるだろうということが見込まれるところであります。厚生労働省で直近で発表した市町村ごとの出生率は令和元年度なのですが、その時点では1.15ということで、合計特殊出生率については減少が進行している状況でございます。

質問 12番 西田祐子

びっくりしました。この0.9という数字は、もしかしたら東京都より低いのではないかなと思っております。非常に危機的な数字だと思います。国はまち・ひと・しごと創生本部を設置し、全国の自治体に計画策定の努力義務を課しました。人口減少を何とか食い止めるためにまちも計画を策定しましたけれども、白老町の実際のこの合計特殊出生率が0.9ということになると、まち・ひと・しごと創生総合戦略の成果はいかがなものだったのかと非常に疑問を呈しなければならないのかなと。実際に男女平等参画社会とか女性が輝くまちだとかいろいろ言っていますけれども、現実はこうなっていると。これを何とかしなければいけないのではないかなと私は思います。家庭の中に女性がいないと、お母さんがいないと火が消えたように冷たくて寒々しいものであると。それと同じように白老町のまちの中にこういう若い女性がいらっしゃらないと本当にまちの中が寂しい、寒々しいまちになってしまうと。そういうまちの中に果たして若い人たちが輝きながら暮らしていけるだろうかと思うと非常に疑問を感じる状態であります。町内では若い女性の正規の就職先が本当に少ない。60年前からこういう状況がずっと続いております。いっとき白老町も景気がよくて大手製紙会社とか大企業がありまして、そういうところに就職する女性もたくさんいましたけれども、実際には高校を卒業しても就職するところがない。多くの男性方の頭の中に若い女性は取りあえずどこかにいて、アルバイトみたいなところで働いていて、そのうちお嫁に行けばいいだろうと、結婚すればいいだろうという考え方がどうしても残っているので、本当に私たちが若い頃から就職先がなかった。今も白老町内で正規で雇用してくれる就職先がない。こういう状態が60年以上続いているというのは、これを何とか打破しなければいけないのではないかなと私は思っております。その努力をどういうふうにされるのか1点聞きたいと思います。もう一点は、白老町で会計年度任用職員制度というのがあります。これは昔は臨時職員制度と言いましてアルバイトだったのですけれども、今現在は随分待遇が違っていると聞いていますが、どのようになっているのかお伺いいたします。実質の給与総額とか保障内容、待遇などがすごくよくなっていると聞いておりますので、新卒の女子学生や若い女性が白老町できちんと働けるような環境をつくっていくことも大事だと思うのですけれども、それについてお伺いいたします。

答弁 企画財政課長 増田宏仁

総合戦略の成果ということでお話をいただきましたので、私のほうからお答えいたします。総合戦略の目標の一つで、まず総人口の目標というものを掲げておりまして、総合戦略は令和6年度が最終年度、今年度が最終年度なのですけれども、その時点での総人口の目標を1万4,800人という目標を立てております。これが6月1日現在の住民基本台帳上の数字ですけれども、1万5,270人ということで戦略を立てたときの目標以上の人数はまず確保できているというところです。もう一つ、国立社会保障・人口問題研究所のほうで平成27年度の国勢調査ベースで想定した人口が1万4,557人という人数、白老町は令和6年度にはこの人数になっているよというところだったのですけれども、その国立社会保障・人口問題研究所の推計の数字も超えているというような状況ですので、一定程度の戦略の効果というのはあったのかなと捉えております。ただ、一方で先ほど議員のほうからお話もいただきましたけれども、人口戦略会議の中で白老町が胆振管内で一番状況が悪いというところですので、これ何が悪いかというと人口消滅都市に該当するとなると若年層の女性の人口の減少率が50%以上だと人口消滅都市に該当するというようなところですので、やはり若い女性の方が少ないと将来的に先細っていくというような推計になるかと思います。総合戦略の中でも若い世代、子供を産み育てられるような世代、20歳から40歳代ぐらいの人口を確保していきましょうという目標も立てておりまして、そこの目標も人口に対して12%以上確保しましょうという目標を立てておりまして、令和6年度の時点では13.69%、20代から40歳代の人口の方はいらっしゃるということなのですけれども、ただ減少率が50%以上あるということですので、ここの確保の仕方がもう少し増えていかないと消滅の可能性がまだ残るということですので、やはり定住をするということになると働き場の確保というのがすごく重要な部分になるかなと思いますので、働き場を含め、あとは子供を産み育てられる環境の整備を含め総合的に、この後総合戦略も改定していきますので、その中で総合的な取組に取り組んでいきたいと思っております。

答弁 総務課長 鈴木徳子

会計年度任用職員になってどのように優遇されたかの部分でございます。令和2年度から会計年度任用職員が導入されまして、我々職員と同様の様々な待遇改善ということが図られたと思っております。まず、給与の面でございますが、今までは期末手当、勤勉手当がございませんでしたが、ボーナスの支給が増えたということで年収ベースで全体の部分としてはなのですが、1人算出モデルとするのであれば、給与の部分でいくと約50万円ぐらいがアップされた状況になりまして、期末、勤勉手当の部分も合わせますと年収ベースで大体100万円ぐらいが上乗せされた状態ですが、ただ本町で今回45歳の女性のモデルで押さえているのですが、国で出している45歳の平均年収が398万円で、この方の年収が大体260万円ぐらいですので、まだ120万円ぐらいはちょっと低い状況であるということは押さえております。それ以外の待遇改善された部分といたしましては、職員と同じ社会保障の部分でいくと共済組合というものに加入、それから退職手当組合に加入ということでございますので、退職後の部分の退職手当の支給等が増えたということと、福利厚生の部分でいきますと人間ドックの受診ですとか、それから休暇です。夏期休暇、病気休暇、産前産後休暇等の部分について増えていることと、使う給料表が本町の職員と同じ給料表ですので、人事院勧告があった場合についてはそれも反映されるということで、その辺りについては改善されたのではないかと思いますが、残念ながらちょっと数字を押さえた中では会計年度任用職員導入前の40歳までの女性の任用率が大体15%ぐらいで、会計年度任用職員導入後の任用率もやはり15%ぐらいですので、そこについては待遇が改善されたとしてもなかなかそこの部分は増えていないというのは現状として押さえております。

質問 12番 西田祐子

45歳くらいの女性が平均で398万円の収入であると、実際の会計年度任用職員は260万円くらいであると。でも、正直言って新卒で二十歳そこそこの女性にしてみたら物すごくいい待遇だと私は思います。白老町の田舎に住んでいると。この辺は課長自ら学校にPRに行ってもうちょっと、これだけ待遇がいいのですからぜひ来てくださいとお願いして、やはり地方に働きに行かなくてもいいような、そういう状況をつくっていただきたいなと1点思いますので、お願いいたします。その辺について企画財政課長もこれからいろいろな企画をしてくださるということですけれども、申し訳ないですけれども、実際にもっと白老町の男性の方々の頭を柔らかくしていただいて、もうちょっと20代、30代の人たちの気持ちを酌むような、そういう政策をぜひつくっていただければありがたいなと思うのですけれども、その辺をお伺いします。

答弁 総務課長 鈴木徳子

女子学生含め人材確保についてはいろいろな手段ですとか、作戦を練っていかなければいけないなというのは思っているところです。私自らがそれぞれの高校等にもお願いするのはもちろんなのですが、例えばSNSですとか、やはり今の20代、30代の方たちの目に留まるような何かしらの工夫をしながら、女子学生含めいろいろな人材の確保には努めてまいりたいと考えております。

答弁 企画財政課長 増田宏仁

議員のほうから少し頭を柔らかくというようなご指摘をいただいたところでありますけれども、人口戦略会議の消滅可能性自治体のことを考えてもやはり若い女性の確保というのは非常に大きなポイントになるかと考えております。そういった中で男女平等という考え方が古くからずっと言われてきていますけれども、その部分も意識しながら男性だから、女性だからということではなくて、男女ともにそういう機会を得られるような政策ですとか、あとは若い女性が白老町に来ていただくことによって結婚していただける、あるいは子供を産んでいただけるというようなところにつながっていくかと思いますので、女性を大事にする視点というのはしっかり持って政策のほうを考えていきたいと思います。

質問 12番 西田祐子

3点目の大学、専門学校の学生への交通費助成の状況ということで、もうちょっとたくさん使っている人がいるかなと思ったら意外と使っていないなと。というのも、うちの近所の方々にも意外と知らない人が多かったという現状があります。一応これについて国際連合では15歳から24歳までの人々を若者と定義しております。白老町も国もそうなのですけれども、18歳まではいろいろなものを補助はしているのですけれども、では18歳から24歳までの若者に対してどんな手だてをしてきたのか、どのような取組をしてきたのか、非常に少ないのではないかなと思うのです。実際にこの交通費助成をやったからといって、ではその子が将来白老町で働いてくれるかといったら、そうとは限らない。ただ、白老町がこういうことをやるということを中学生、高校生、その若年層の子供たちとか親御さんに知ってもらうことによってこのまちっていいまちだよねという、そういうものをきちんとPRしていけるのではないかなと思うのです。私はこれの狙いはどこにあったのか、もっときちんとPRしていただきたいなと思っていますし、また札幌市に住んでアパートで暮らしている人たちの話を聞きますと、白老町から通うのと札幌市に住むのと1万円の補助なら札幌市でいいかなと。なぜかというと、白老町は学生のアルバイト先が少なくて賃金も安いと。それに比べると札幌市に行くとアパートも安いし、またアルバイト先もたくさんあってそれなりに何とかやっていけると。そうすると、どっちもどっちだなという感じがすると。だから、あまり使わなくてもいいのかなというお話も聞いています。月々1万円で年間12万円ですけれども、私はこれを倍増にしてもいいのではないかなと思っています。実際にもっと使ってもらってこそ、これを計画した意味があると思うのです。使われなかったら何にもならない。そして、これを使ってくれる学生が20人、30人いることによって白老町のまちにこの子たちがいるわけです。それだけでもまちのにぎわいになるわけです。そして、その子たちがいることによって食料品店で食品を買ったりとか、いろんなことも波及効果があるわけです。やっぱりそういうことをきちんと考えていただいて、これを私は倍額にしてもいいのではないかなと考えておりますけれども、その辺を伺い、ここの質問を終わります。

答弁 町長 大塩英男

大学生の通学費の助成の関係でございます。まず、助成、この事業の狙いは何かということで西田議員からご質問をいただきました。まさしく、切れ目のない子育て支援ということで町としてこの事業を展開しています。生まれてから育つまでというような状況の中でゼロ歳から高校生までというのは一定限国の補助もあった中で補助事業というのは町としてもこれまで行ってきましたので。ただ、その大学生ってどうしても自分でアルバイトをしていろいろ生計を立てている方はいらっしゃいますけれども、いわゆる親のすねかじりというか、親に頼っている部分はあるだろうということで、やはり大学生の一定限補助というのも、これは子育て支援の一環だろうというような状況の中でこの大学生の通学費補助というのを事業として始めたところであります。それで、この事業は通学費の補助でいろいろな波及効果があって、大学生の方が札幌市に行かないで地元から通っていただくことによってその町内の経済効果であったりですとか、あともう一つの狙いとしてはやはり大学生時代を白老町で過ごすことによってまちへの愛着というのを育ててもらえないかなということで、これは先ほど来からご質問があったその就職の形であったりですとか、白老町にずっと住んでみたいというような思いの醸成というような中で、この事業もプラスアルファの中で展開をしてまいりたいとして考えております。ちょっと1万円では足りないのではないのというようなお話がございました。様々にこの金額については今後検討する余地はあるかなと思うのですけれども、実際のところ昨年度からスタートした状況の中でやはりこれは一つ効果の検証も必要ですし、ほかの変わった形での支援というのも必要ではないかということも含めた中で考えていかなければならないでしょうし、あとは町からの距離ということで今80キロメートル以上というような設定もしていますけれども、距離もいかがなものかということも検証しなければならないでしょうし、様々にこの子育て支援について考えていかなければならないと考えているところでございます。

質問 12番 西田祐子

2点目質問させていただきます。

出典:白老町議会 令和6年定例会6月会議 2024年6月18日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる