白老町議会 令和6年定例会3月会議 2024年3月12日
町道の現状と整備の在り方
2024年3月12日、白老町議会の一般質問で、飛島宣親議員が「町道の現状と整備の在り方」について質問し、町長 大塩英男、建設課長 瀬賀重史が答弁しました。
- 質問者
- 飛島宣親 議員
- 答弁者
- 町長 大塩英男、建設課長 瀬賀重史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 飛島宣親
2、町道の現状と整備の在り方について。(1)、町道の役割と道路の整備計画についての考えを伺います。(2)、町道の整備状況と課題について伺います。(3)、今後の町道整備の進め方を伺います。
答弁 町長 大塩英男
「町道の現状と整備の在り方」についてのご質問であります。1項目めの「町道の役割と道路の整備計画についての考え方」についてであります。町道は、生活に欠かせない基礎的な社会基盤としてまちづくりを支えており、日常や観光等の人の移動、生活物資や農林水産品・工業製品の輸送のほか、防災や公益施設の収容空間としての機能など、多様な役割を担っております。また、道路の整備計画については、まちづくりの形成に合わせた道路整備のほか、経年劣化に伴う道路施設の損傷などに対し、適切な維持管理に努めるものであります。2項目めの「町道の整備状況と課題」についてであります。令和5年4月現在における車道の実延長は440.4キロメートルで、そのうち223.3キロメートルが舗装済み、舗装率は約50.7%となっており、損傷の著しい町道については、町道舗装補修計画などへの位置づけを図りながら整備を実施しております。しかし、本町の道路施設の大半は建設から数十年が経過し橋梁などの老朽化も著しく、町内会や地域からの補修要望も年々増加傾向となっており、多額の予算確保が課題となっております。3項目めの「今後の町道整備の進め方」についてであります。町内における改修が必要な町道は数多く存在していることから、道路の平たん性や劣化状況、交通量などを踏まえ、生活道路や幹線道路を中心に優先度、緊急性及び必要性を総合的に判断し、計画的な整備を継続することが重要であると考えております。
質問 12番 飛島宣親
12番、飛島です。先日の代表質問において、道路を含め公共インフラ整備について予算の課題が多く、整備状況が厳しいことは理解しております。一部重複する質問となるかもしれませんが、町道の役割や町内の道路状況などを交えながら私の質問をさせていただきます。そして、ちょっと1点目、2点目、3点目、関連しますので、まとめて質問いたします。白老町内は、町道のほかに国道、道道、高速道路などもありますが、津波が起きた際の国道は浸水するなどの被害に遭い、町民の交通に大きな支障が出てくると思われます。町内全体が最大浸水となる事態の場合には、鉄北地区も影響を受けてしまうが、津波浸水が比較的避けられると鉄北地域に関しては考えております。こうした鉄北側に幹線的な町道が整備されているのか伺います。
答弁 建設課長 瀬賀重史
ただいまのご質問でございますけれども、鉄北側で幹線的に位置づけられる代表的な町道としましては、虎杖浜登別線、竹浦虎杖浜通り、竹浦2番通り、あと石山大通と公園通り、あとポロト東線ですとか社台の北4番線、あとポロト社台線など、苫小牧市ですとか登別市方面にアクセスできる町道として認定されている町道はあるような状況になってございます。また、整備状況でございますけれども、大半が舗装道路となっておりますけれども、虎杖浜登別線ですとか、あとポロト社台線、社台方面の町道についてはまだ一部で砂利道の道路状況となっているような状況となっております。
質問 12番 飛島宣親
近年の災害発生状況を踏まえると、災害時の道路状況の問題が大変重要であると考えます。今年1月の能登半島地震においては、半島という形状から被災地に向かう道路が一方寄りとなっているため救助、救援活動にも大きな問題になったと伺っております。そこで、災害が発生した際の避難や救助活動を含め緊急輸送道路があると思いますが、町内の指定状況、道路の整備、劣化状況はどのようになっているか伺います。
答弁 建設課長 瀬賀重史
町内の緊急輸送道路の状況でございます。まず、指定されておりますのは、国道と道道、あと高速道路、あと港湾道路内の一部と、町道につきましては役場前の中央通り、これの一部分を含めまして5路線が指定されているような状況となってございます。道路の状況としましては、全て舗装道路となっておりまして、著しく破損しているような状況にはございません。
質問 12番 飛島宣親
町道には様々な役割があり、災害発生時における町道の整備状況については理解できました。次に、最初の答弁で町道の舗装率については分かりましたが、白老町第6次総合計画において道路整備における目標値が記載されていると思いますが、そこに記載されている数値と関係性はどうなっているか伺います。
答弁 建設課長 瀬賀重史
総合計画に記載されております町道舗装補修済延長につきましては、町道舗装補修計画で計画しております令和元年から9年度までの期間内の数値のほうを掲載させていただいております。令和元年度までに補修済みとなっております延長が1万353メートルとなっておりましたので、それが6次総合計画のスタートの初期値となってございました。令和9年度までに4,825メートルの整備を予定しておりましたので、目標値の数値はそれを加算しまして、1万5,178メートルとなります。令和4年度までに整備が終了しておりますのが2,148メートルとなっておりましたので、初期値に加算しまして、令和5年度の補修済延長としましては1万2,501メートルとして、総合計画の中前期総括の数値として掲載されていた数値となってございます。
質問 12番 飛島宣親
12番、飛島です。前期総括において整備率は上昇していますが、町民の満足度は下がっている状況であります。これをどう捉えているか伺います。
答弁 建設課長 瀬賀重史
満足度が下がっている要因ですけれども、舗装補修につきましては限られた予算の中で整備に努めているところではありますけれども、やはり身近な生活道路における舗装道路の老朽化ですとか劣化、こういった部分が増えておりまして、年々損傷の面が増加傾向にございますので、そういった部分が多く見られてきていることから、満足度については低下しているような要因ではないかなと捉えております。
質問 12番 飛島宣親
飛島です。道路の補修については多額の予算確保が必要という答弁があり、今の答弁でも満足度の低下に表れるように、町内の道路の状況は損傷が激しいため、予算をさらに増やしていかなければ整備が追いつかないと思われます。しかしながら、令和6年度予算では町道整備に関わる部分が縮小されているように感じますが、さらに予算を増やすなどの考えはないのか、お伺いします。
答弁 建設課長 瀬賀重史
道路に関する維持管理につきましては、道路の舗装の部分の補修のほかに橋梁ですとか道路の排水路、あと街路灯など舗装以外の部分の道路施設全般の維持補修に努めていかなければならない状況に今あるところでございます。令和6年度につきましては、予算要求させていただいておりますけれども、街路灯改修ということで1億2,000万円の大型予算を要求させていただいております。また、近年の集中豪雨ですとか、そういった状況も踏まえまして、道路の排水路ですとか、こういった部分の改修も適切に進めていかなければならないかなというような状況にありますので、道路管理者としては舗装補修の進捗を図りたいという思いはありますけれども、やはり町全体の予算の関係もありますので、ちょっと増額というのはなかなか難しいかなと捉えていますけれども、財政担当と協議しまして、整備の継続のほうは図っていきたいと考えているところでございます。
質問 12番 飛島宣親
飛島です。道路施設の一つとして橋梁の話が出されましたが、町内の橋梁の数や整備状況について。また、現在は白老橋の補修が行われ、今年の6月から通行止めになると広報にも書いていましたが、現在の進捗状況について伺います。
答弁 建設課長 瀬賀重史
町内の橋梁の数になりますけれども、道路橋ですとか人道橋、あと跨線橋を入れまして、認定橋梁の数は全部で総数が130となっております。橋梁につきましても白老町橋梁長寿命化修繕計画を策定しておりまして、老朽化、劣化の度合いに応じて修繕を進めているような状況となってございます。現在は、本計画に基づきまして国の修繕代行制度を活用させていただきながら白老橋の修繕のほうを実施しているところでございます。白老橋の進捗状況でございますけれども、令和4年度から本格的な工事が進められておりまして、これまでは橋の橋脚部分ですとか橋桁の部分の、下部の部分の工事のほうを進めておりました。令和6年度からは橋の上部の部分、こちらの修繕のほうに着手するというような情報が入っておりまして、今年の6月頃から令和8年の2月頃まで橋の車両の全面通行止めが予定されておりますので、そういった状況も踏まえて、今年の1月号の広報から工事の予告として周知をさせていただいていたような状況となっております。
質問 12番 飛島宣親
お話にありました白老橋については、町の重要な幹線道路になりますので、今後も町民に対ししっかりとした周知の継続を図っていただけたらと思います。次に、道路の劣化状況について答弁がありましたが、さきの議会でも舗装路面の破損で発生した穴で車両が損傷する事故の損害賠償の専決処分の報告がありました。このような町道の路面破損によって発生したパンク事故についてこれまでどの程度の頻度で発生しているか、確認できる範囲でいいので、お伺いします。
答弁 建設課長 瀬賀重史
近年の町道で発生しております車両のパンク事故の発生件数になりますけれども、令和5年度につきましては2件となっています。令和4年度につきましては1件、令和3年度も1件となっておりまして、令和2年度と令和元年度はゼロ件、あと平成30年につきましては1件というような直近の押さえという数字になっております。
質問 12番 飛島宣親
12番、飛島です。こうした舗装路面の損傷が本当に多く感じられていますが、その原因と対策について伺います。
答弁 建設課長 瀬賀重史
舗装路面の損傷について、その原因となりますのがやはり白老町内の地盤の弱さが一番のまず原因となってございます。そこに車両の通行部分にかかる荷重からひび割れ、わだち掘れですとか、あと疲労ひび割れなどが発生していくような状況となっています。ひび割れが徐々に広がって、亀の子状に舗装の損傷が広がって、舗装下の路盤に雨水等が浸水して、変形や損傷を繰り返しながら、最終的にはポットホールと呼ばれる舗装の穴に損傷が拡大していくような状況となってございます。また、北海道のような積雪寒冷地の場合には、冬期間の凍結融解でそういった被害が拡大しまして、また白老町のように雨の多い地域につきましては舗装下の路盤材に雨水が長期間にわたってしみ込むことから、雨天時に舗装が剥がれやすいような状況となっております。対策につきましては、道路パトロールによりまして早期の発見ですとか補修に努めることが重要と考えておりまして、また先ほどちょっと申し上げましたポットホールと呼ばれる舗装の損傷穴につきましては、今全道的に各地で大きな問題となってございまして、北海道開発局をはじめとしまして各関係機関の中で早期損傷部の検知技術、発見するための技術ですとか、あと高耐久舗装という研究なども進められておりますので、将来的にはこうした新技術が確証された際には、町の道路舗装の検討の一つとして加えながら対策のほうを進めていきたいかなと考えております。
質問 12番 飛島宣親
飛島です。町道整備については、これだけ東西に長く、広いまちの形状であることや舗装以外にも橋梁や街路灯など様々な道路施設の改修が必要となることについては理解できました。では、今後人口減少や社会情勢の変化などに伴い、例えば町道を廃止して維持管理費用の抑制を図ることや、そういったことで交通量の多い道路などに対し集中的に予算を投資できるのではないか、伺います。
答弁 建設課長 瀬賀重史
まず、確かに町道の数を減らして維持管理路線が減れば、その分他の町道の部分に整備費のほうを割り当てられていけるのかなと思いますけれども、なかなかそういった町道の廃止というのは行政側としては特に今のところ実際考えていないというのが実情でございます。ただ、町道の路線を削減していく目的の中に、今回の3月会議で議案を提出させていただきましたように、町道の認定、廃止の要望が出されてきた際には要望に応じて整理はしていけるかなと考えております。廃止の要件としましては、町道廃止後の土地利用の計画ですとか目的、そういったものが整理されていることですとか、あと道路に接道する土地の所有者の方々からの同意が得られ、全ての方の承諾、同意が得られることですとか、あとまちの総合計画ですとか都市計画など、各種計画においても影響がないこと、あと公共用道路として公共性に乏しい、公共性がないといった、そういった条件がそろえば廃止については可能であるとは考えております。
質問 12番 飛島宣親
12番、飛島です。町内における道路状況は、補修だらけとなっております。また、いつ補修箇所から損傷が広がり、事故につながるかもしれないおそれがあります。特に飛生線については先日の議会でも車両のパンク事故に伴う損害賠償もありましたし、飛生地区に関しては今現在10社以上の企業があり、そこで働く従業員も150人以上、企業活動に使用される車両の往来は乗用車から大型を含め多いときで200台以上と推測され、ほかの町道よりも交通量が多いほうであると考えられます。身近な生活道路、幹線道路における整備が重要と考えますが、これまでの答弁でも理解しておりますが、やはり産業道路、産業活動、産業振興があってのまちづくりと考えます。こうした産業振興の観点や現道の破損状況から見ても、飛生地区の道路整備の優位性は非常に高いと感じております。飛生線に関しては、現に事故が起こっております。私は、町長にあの飛生線に足を運んでもらい、町民はどんな気持ちであの道路を毎日通勤や仕事で通っているか感じていただきたい。言葉はちょっと悪いかもしれませんが、あの道路のざまを見て、一回走って、体験していただきたいと思います。今このくらいで収まっているのは、町民の自助努力が保たれている状況であります。穴だらけ、がたがた道、水たまり、泥跳ね、振動、町民の安全、安心のまちづくりのためにも一刻も早い大胆な整備が必要と考えますが、最後に町長の考えを伺い、私の最後の質問といたします。
答弁 町長 大塩英男
町道の現状と整備の在り方についてご質問をいただきました。町道については、日々の暮らしですとか経済活動でもなくてはならないインフラ整備というようなことで私も認識しているところでございます。やはりそのような重要な町の道路整備ということですので、多数声をいただいております。企業の方からも、そして町内会の方からもというようなことで、その要望に全てお答えしたい気持ちは正直なところ重々持っているところです。ただ、ご承知のとおり、家計と一緒で町が1年間に使える財源の限りがあって、そしてその中で今年はこれにいこう、あれにいこうというようなことで財政出動をさせていただいているところでございます。町道の整備についても、担当課長からお話をさせていただいたように、優先度、そして緊急度を含めた中で整備計画の中で予算づけをしているというような状況になっております。今飛生線のお話もございました。実際のところ私も飛生線は何度も通行させていただいておりまして、現状としては把握しているところでございます。産業道路だよねというようなお話もごもっともでございます。ただ、今お話ししたように、限りある財源の中で、やはり多方面からこっちの道路を整備してくれ、あっちの道路を整備してくれというようなお声がけもありますので、もちろん緊急的な応急措置というのは担当のほうでのパトロールの中でしっかりとさせていただいているのですけれども、安全、安心のまちづくりというようなお話もございましたので、町道を安全走行できるというのがまず一番のことだと思っておりますので、そのようなことでしっかりと取組を進めてまいりたいと考えております。