白老町議会 令和5年定例会12月会議 2023年12月13日
小中学校における熱中症対策
2023年12月13日、白老町議会の一般質問で、田上治彦議員が「小中学校における熱中症対策」について質問し、教育長 安藤尚志、学校教育課長 鈴木徳子、子育て支援課長 齋藤大輔が答弁しました。
- 質問者
- 田上治彦 議員
- 答弁者
- 教育長 安藤尚志、学校教育課長 鈴木徳子、子育て支援課長 齋藤大輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 田上治彦
それでは、2つ目の質問に移らさせていただきたいと思います。2.小中学校における熱中症対策について。(1)、今夏の暑さに伴う児童・生徒に対する熱中症対策について伺います。(2)、保護者や教職員等の現場の声について伺います。(3)、児童館や図書館など、子供たちが集う施設への今後の対策を伺います。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
「小中学校における熱中症対策」についてのご質問であります。1項目めの「今夏の暑さに伴う児童生徒の熱中症対策」と2項目めの「保護者や教職員等の現場の声」については、関連がありますので一括してお答えいたします。熱中症対策としては、服装の軽装化やこまめな水分補給などの予防措置を行うとともに、普通教室には扇風機やサーキュレーターを、保健室にはスポットクーラーをそれぞれ設置し、学びの環境の整備に努めてまいりました。さらに、今夏のように暑さ指数が高い状況においては、下校時刻の繰上げや体育、部活動の中止などを行っております。保護者や教職員等からは、冷房設備の設置を望む声もあり、引き続き児童生徒の健康を守る取組について計画的に進めてまいります。3項目めの「児童館や図書館など子供たちが集う施設への今後の対策」についてであります。今年の夏の期間における美園及び萩野児童館の利用状況でありますが、7月は中学生以下265人、8月は中学生以下は197人、2か月で1日平均約5名となっております。また、図書館では、7月は小学生以下131人、中高生29人、8月は小学生以下139人、中高生61人、2か月で1日平均約7名となっております。いずれの施設も、熱中症対策は扇風機による対応のほか児童館においては、気温が高い日は動きのある遊びを避けるなど引き続き、各施設の利用実態等を勘案しながら安全確保に努めてまいります。
質問 2番 田上治彦
2番、田上です。学校施設に対する今年の夏、本当に非常に暑く、子供に限らず大人までもが熱中症にかかるという状況になっております。また、近隣のまちでは気の毒な結果となられた生徒もおられるわけでございます。熱中症対策、これは皆さんよく知っているとおり、水を飲む、少し涼しい場所に行くとはいいながら、対策を取っていても罹患、つまり症状にかかってしまうということはあります。暑さに対する感覚というのは人それぞれでありまして、暑さに強いという人もいれば、中には暑さが微妙なところでかかってしまうという部分があると思います。ただ、その中で今回学校の中の暑さの対策ということで、また今日の北海道新聞に学校の冷房、市町村8割予定となっております。これは北海道教育委員会が北海道内の全部の179市町村、80%に当たる市町村に回答を求めておられました。94%の自治体で整備の見通しが立った状態であると、エアコンの設置です、と今日の新聞に出ておりましたが、白老町も調査が入ったと思いますけれども、白老町の見解はどうだったのでしょうか。
答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)
朝の北海道新聞のという部分についてお答えいたします。本町といたしましても、まず暑さ対策に関しましては北海道教育委員会からクーラーを最終的には設置していく方針を10月頃に示されたということが非常に大きなものだと捉えております。答弁したとおり、保健室に実はスポットクーラーを2台導入している状況でありまして、そこが一応クーリングというか、今夏においては子供たちがそこで涼む場所として一元的に使うという方法でしのいできた部分も当然ありますので、この部分を受けて白老町教育委員会としてもいずれクーラーを設置していくということは必要だということで、その部分についてはそのような回答にしております。
質問 2番 田上治彦
2番、田上でございます。私も選挙活動をしたときに親たち、子供たちから各教室にエアコンはつかないのかという質問をよく言われました。予算の関係で難しいのではないのかという話もしました。だけれども、学校の中で、今話された保健室の中でスポットクーラーという状況で、しかしそうなると暑さで参ってしまった生徒が保健室に行かなければ涼むことができないと捉えることができるわけです。ですので、そうならないがためにできることだったら各教室に1つずつつけられる、つけてほしいという要望がたくさん寄せられました。その中で、白老町としては相当お金がかかる事業でありますので、そう簡単にはなかなか進まないかと思いますけれども、最終的には各学校の教室の1つずつにエアコンをつけていくという考えはあるのでしょうか。
答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)
白老町教育委員会としてもアンケートの調査をしている中で保護者からエアコンをつけてほしいというような要望があるので、その部分については把握しております。各教室につけるかどうかということに関しては、今のお答えの中ではそこまで今決断には至っていないというところでございますが、その一番の大きな理由としては今年の暑さ指数の状況というか、教室の環境基準というかがありまして、18度以上28度未満が望ましいと定められております。それから、もう一つ、湿度に関しては80%未満が望ましいとなっておりまして、非常に暑さの厳しい例えば東京都ですとかを見てみますと、学校のクーラーを利用する基準としては28度以下になるような設定ということで、冷やすというよりは環境の衛生基準に適合させていくことにクーラーを利用しているということがあるかと思います。それを踏まえた上で本町の今年の暑さ指数の状況等をほかのクーラーを入れる市町と比較していった中では、単純に8月だけの暑さ指数でいきますと、危険と言われる31、35度以上になる日は実は1日だったというところがありまして、その部分については、だから入れなくていいという判断ではなくて、入れる計画というか、方向性というか、段階的にどのように入れていくことが一番効果的なのかというところをまず白老町教育委員会として考えた上で各教室のクーラー設置についても検討を進めていきたいと考えております。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
私からも少し冷房設備についてご答弁をさせていただきたいと思います。この議会でも数年前から学校のクーラー設置については議員の皆様方から質問をいただいてまいりました。そのときは現状としては管内的にも、あるいは全道的にもそれほどクーラーの必要性も、必要はないとは言いませんけれども、緊急性は決して高くはなかったということで、北海道では10%満たないぐらいの状況でした。ただ、議員ご指摘のとおり今年伊達市で大きな事故があって以来、道内において、また今年の気候を考えたときに子供たちが安全に夏を過ごしていくための一つの重要な対策としてクーラーの設置は必要ではないかということで北海道教育委員会をはじめとして全道的に今取組を行っております。本町においてもクーラーを設置していこうというような方向では考えております。ただ、その設置する状況、本当に全部の教室に必要なのか、あるいは全体が集まるような場所で済むのか、その辺の設置の仕方も初めから全教室全部校内設置という考えではなくて、いろんなデータを取りながら、その辺の設置するべき判断材料を取っていきたいなと考えています。課長からもお話があったのですけれども、実は私も過去5年間の白老町の7月、8月における気温の変化、それから今年白老町を含めて厚真町、登別市、伊達市、札幌市のそれぞれのまちにおける7月、8月の気温の状況を気象庁のホームページから調べてみました。そうしますと、今年の白老町は7月の平均気温、最高が24度、これは今までの中で最高でした。例年ですと7月の最高気温の平均は大体二十二、三度ぐらい、それが今年は24度になっていますから、明らかに気温としては上がっています。8月の最高気温、8月の白老町は27度が平均でした。これも過去に比べると、過去は大体二十四、五度ぐらいが8月の最高気温の平均ですから、これも3度ぐらい上がっていると。ただ、今度はほかのまちと比べてみるとどうかなと見てみたら、厚真町では8月の最高気温の平均が30度を超えているのです。30.8度。それから、伊達市も30度です。それから、札幌市も30.9度。この辺は軒並み最高気温が30度を超えております。ですから、そう考えると白老町ではまだ最高気温の平均が27度、今年は30度を超えたのが1日という状況で、体感としては大変暑いという状況なのですけれども、数字だけを見ていくとほかのまちとはちょっと違うのかなと。ですから、方向としてこれから子供たちが夏に安全で学びの環境を充実していくためにはクーラーというものは当然必要になると、そしてこれから白老町としてもその設置を進めていきたいと。ただ、そのときの設置の仕方について今後いろいろ検討していきたいという状況でございます。
質問 2番 田上治彦
2番、田上です。最後の質問になります。確かにエアコンの設置ということに関しては白老町としても努力されているかと思います。それで、暑さ、どうしても気温の中でそれを基準でやっているというのが否めないのかなと。気温ばかりをスポットに当てるわけではなくて、高温多湿によっても熱中症は起こり得ます。ですので、基準の28度以上、30度という気温があったにしても、湿度に対応する器具とすればエアコンディショナー、つまりエアコンということになりますので、湿度の対策もひとつ入れてほしいと思います。いかがでしょうか。
答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)
先ほど教育長が気温の部分についてご答弁いたしましたが、暑さ指数というのが気温と湿度の部分を両方兼ね備えた部分かと思います。危険レベルと言われるところの指数が先ほどの一番高いところが31、暑さ指数31ということは35度以上ということになりますということなのですが、28から30度のところの部分についても危険だと捉えております。北海道教育委員会からもアラートが出るような状況なのですが、そちらの推計も実は私のほうで数字を押さえた中においても先ほど教育長が答弁したような同様の傾向が見られておりました。今年の夏の一番の大きな違いは、おっしゃるとおり白老町に今までなかった多湿、湿度が高いというところだったと思っておりますので、子供たちの安全を守る中においては幾ら気温が低くても湿度が高ければ、先ほど伝えたとおり18度以上28度未満、80%未満の湿度、ここをきちんと守れるような環境づくりということは考えていきたいと思います。
質問 2番 田上治彦
最後と言ってしまったのですけれども、もう一つ質問させてください。最後に、児童館、図書館の設備です。扇風機ということで対応されているということでした。当然使用される児童生徒も少なかったということも捉えられると思います。扇風機、あるいは窓を開けるとか、空調とかで対応されていると思いますが、そのうちに児童館、そっちのほうの子供たちが使う施設に対しても空調設備なりご検討いただきたいと思います。いかがでしょうか。これで最後にいたします。
答弁 子育て支援課長 齋藤大輔
児童館の関係でございます。実際今年の7月、8月につきましては、現場から確認したところ7日程度が暑く感じたといったところでございます。実際問題としては、先ほど答弁にも書かせていただいたとおり指導員がついていますので、そういったところは小まめにチェックをしていただいているといった状況でございますが、扇風機ということで当然今後、エアコンとは言いませんけれども、そういった冷房設備というのも検討していく必要があるのではないかとは捉えております。