白老町議会 令和7年定例会9月会議 2025年9月9日
町立病院事業及び介護医療院事業
2025年9月9日、白老町議会の一般質問で、田上治彦議員が「町立病院事業及び介護医療院事業」について質問し、町長 大塩英男、病院事務長 本間力、病院経営監 西科純、保健福祉部長 齊藤大輔が答弁しました。
- 質問者
- 田上治彦 議員
- 答弁者
- 町長 大塩英男、病院事務長 本間力、病院経営監 西科純、保健福祉部長 齊藤大輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 田上治彦
2番、会派みらい、田上治彦です。通告に従い質問いたします。先に前段でお伝えしておきます。午前中の広地紀彰議員への答弁と私の答弁が重複する点もあるかと思いますけれども、了承願いたいと思います。では、質問に入ります。1、町立病院事業及び介護医療院事業について。(1)、町立病院事業について。①、令和7年9月現在の入院患者数と経営状況及び今後の収支の見通しについて伺います。②、健康診断が病院受診の始まりともなると捉えているが、個人及び企業の健診利用者数及び収益について伺います。③、町立病院広報紙の発行目的と編集方針及び発行時期について伺います。④、医療等に関する苦情などの対応体制について伺います。⑤、新たに開設された民間クリニックとの連携内容について伺います。⑥、看護師育成のために導入される『クリニカルラダー』、『マネジメントラダー』とはどのようなものか伺います。⑦、看護師に2つのラダーを必要とする理由と取り組み方について伺います。(2)、介護医療院事業について。①、令和7年9月までの入所者数の推移と経営状況及び今後の収支見通しについて伺います。②、入所希望者に対する入所判定審査の進め方について伺います。③、理学療法士及び作業療法士の介護医療院での業務内容と1日の業務量について伺います。
答弁 町長 大塩英男
「町立病院事業及び介護医療院事業」についてのご質問であります。1項目めの「町立病院事業」についてであります。1点目の「令和7年9月現在の入院患者数と経営状況及び今後の収支の見通し」についてでありますが、令和7年7月から8月の入院患者数につきましては、1日平均23人、病床利用率は57.3%で推移しており、入院収益につきましては、前年比で月平均約700万円の増となっております。9月に入り入院患者は少し減少しており目標とする利用率90%まで到達しておりませんが、着実に改善が図られているものと捉えております。2点目の「個人及び企業の健診利用者数及び収益」についてでありますが、6年度の個人健診は382人、企業健診は574人の利用者数で1,579万円となっており、7年度は、8月末現在で個人健診は164人、企業健診は190人の利用者数で499万9,000円であります。3点目の「町立病院広報紙の発行目的と編集方針及び発行時期」についてでありますが、病院経営強化プランの基本方針に掲げる「住民の理解と適切な情報発信」に基づき、診療情報をはじめ各種の取組を掲載し、町民の皆様に病院をより身近に感じていただき、その信頼を高めることを目的としております。また、院内に広報委員会を設置するとともに、広報ワーキンググループを結成し、企画及び編集作業を進めることとし、発行時期につきましては、10月1日を予定しております。4点目の「医療等に関する苦情などの対応体制」についてでありますが、院内の体制として本年6月に医療安全管理における各種の規定及びマニュアル等の見直しを行い、苦情等の対応は相談窓口マニュアルに基づき主に地域医療連携室が苦情や相談を受け必要な措置を講じることとなっております。5点目の「新たに開設された民間クリニックとの連携内容」についてでありますが、去る7月25日の議会全員協議会においてご説明いたしましたが、当院では在宅患者の急変時における救急対応など在宅診療での困難な検査等の受入れについて、積極的に取り組む考えであります。6点目の「看護師育成のために導入されるクリニカルラダー、マネジメントラダー」と7点目の「看護師に必要とする理由と取組方」については、関連がありますので一括してお答えいたします。クリニカルラダーは看護師の臨床実践能力を段階的に評価・育成する仕組みであり、マネジメントラダーは看護師の管理職・リーダーとしての能力を育成する仕組みであります。看護師は、臨床実践能力を高めるクリニカルラダーと、組織運営や地域連携を担う人材を育成するマネジメントラダーの双方を車の両輪として運用することが不可欠であり、これらを研修体系や評価制度と連動させ、各看護師のキャリア段階に応じて成長し、やりがいを持って働き続けられる職場づくりを推進してまいります。2項目めの「介護医療院事業」についてであります。1点目の「令和7年9月までの入所者数の推移と経営状況及び今後の収支見通し」についてでありますが、令和7年5月開院後、6月2名、7月5名、8月7名と推移しており、9月中の入所予定として全体12名、60%となる見込みであります。サービス収入につきましては、当初からの入所者数が想定を下回ったため、8月末現在で220万円となっており、歳入において不足が生じる状況と捉えております。2点目の「入所希望者に対する入所判定審査の進め方」についてでありますが、入所者の相談等を受理した段階で、面談等を行い必要な申込み等の手続を経て速やかに入所判定会議を実施し、審査を進めております。3点目の「理学療法士及び作業療法士の介護医療院での業務内容と一日の業務量」についてでありますが、入所者に対し身体機能の向上を目的とした機能訓練などのほか、必要に応じて入所者カンファレンスや生活日常動作の助言等を実施しております。介護医療院は、現時点で専従者を配置しておらず、病院と兼務する職員であり入所者の状況に応じて1日20分程度のリハビリを実施しております。
再質問 2番 田上治彦
分かりました。順次再質問をちょっとしていきたいと思っております。まず1つ目としまして、病院のこれからの今後の見通しなのですけれども、さきの答弁にもありましたけれども、当初予算の見積りと9月現在はちょっと厳しいかもしれません、9月になったばかりですから。ちょっとあればなのですけれども、当初予算の見積りと9月現在の実績との違い、これはどのようになっていますでしょうか。
答弁 病院事務長 本間力
費用面ということでお答えしていきたいと思うのですけれども、今前半執行してきまして、大きくその費用の何か変更があったということはございませんが、普及活動経費の部分で申し上げますと、今4月から病院経営監に来ていただきましていろいろ活動を進めておる中でどうしても今1答目、町長からの答弁があったように広報紙の作成だとか、前倒ししてホームページも手がけておりますので、そういった中にいって細かい話をしますと、広報紙とホームページを一括で発注することによって費用を抑えられるということで科目の振替等はございますが、予算の範囲内で行っておりますので、そういう意味では大きな見積りの変更はございません。
再質問 2番 田上治彦
では、次、実際ちょっと厳しいですけれども、予算どおりの経営状況にはありませんけれども、徐々にではありますけれども、入院患者も増えてきて、例年から見ていると上向きのようにも見受けられるのですけれども、今後の繰入金の要因として実際人事院勧告による給与費の引上げによる人件費増なのですけれども、職員が相当数増員しまして、さらにかなりの職員が昇任、そして等級が上がっていますと。このことを鑑みますと、昨年、2024年度での人事院勧告の影響額を大幅に上回る遡及額、つまりこれ差額ということになると思いますけれども、各種報道では今年、2025年度の人事院勧告のアップ率が行政職で月給が平均3.62%の引上げとありましたが、実際病院としては現時点で所要額、必要額、これを幾らほど見積もっているのか伺います。
答弁 病院事務長 本間力
まず、今ご質問の中にありましたけれども、職員の増員ですけれども、これあくまで介護医療院はあんまりもうかっていませんけれども、介護医療院の設置のために増員をかけているというところで、病院の増員ではないということは現場スタッフとして誤解のないように申し上げたいところなのですけれども、今質問にありました人事院勧告ですけれども、これ令和7年の勧告はまだ8月に出されたばかりですので、今のお話の部分に触れる部分は我々も承知しておりまして、今後の作業で役場全体の職員のベースアップをはじくというところでございますので、実際のところは見積もってございません。
再質問 2番 田上治彦
分かりました。見積もってはいなかったということですね。では、次に行きます。現在の経営状況の見通しの中で、それこそ今言った人事院勧告に伴う遡及、影響額は、これは病院会計で自賄いといいますか、自分のところで賄うというか、そういう感じができるでしょうか。伺いたいと思います。
答弁 病院経営監 西科純
自治体病院の中であまり病院事業会計の中でベースアップ分を含めて遡及差額というものを見ているところというのは私はないと記憶しておりますけれども、もしそういった情報があるのであればお聞きしたいとは思っております。
再質問 2番 田上治彦
なるほど、そうだったのですね。納得、そういう感じかなと、私としてもそういう感じはちょっとあったのかなと思いますけれども、実際面病院としてはこういう形で自賄いということでできるかどうかということの確認だったのです。次に行きたいと思います。次、これ今年からですか、広報紙を発行するというお話も伺っております。実際広報紙のこの編集等を担当する方というのは、これ何人ほど協力要請して、どういったスパンで発行する予定でいるのかを伺います。
答弁 病院事務長 本間力
まず、先ほど町長からも答弁がありましたように広報委員会を設置しております。広報委員につきましては10人で構成しておりまして、またワーキンググループも組織して5人でございます。ここに関しましては、8月29日に既にキックオフ会議を行っておりまして、今10月1日の発行に向けて進めておるところでございます。この年度途中でございますので、発行回数につきましてはこれからの状況によりますけれども、今後流れ的には1年間で4回程度は発行していきたいと考えているところでございます。
再質問 2番 田上治彦
年4回ということは、すみません、何月と何月、何月というのはありますでしょうか。
答弁 病院事務長 本間力
私のほうで今、年4回ということで四半期ごとにということで1年間、12か月通して4回ということなのですけれども、できればこの今10月1日、まず初刊を発行しまして、四半期というところではなくなりますけれども、来年3月までの間には、難しいところはあるのですけれども、我々としては今そのところも今年度で4回できればということで、その辺になりますと予算の組み方とかもちょっと変わってくるのですけれども、検討段階ということではありますけれども、努力目標としては4回いきたいと思っています。
再質問 2番 田上治彦
分かりました。今まで広報、実際のところ私も病院現役時代に広報発行というのはもうかなり以前からあった話ではあったのです。ところが、結果的に流れてしまったというのかな、そんな感じになってしまうのです。せっかく広報を作ろうとしていても何か担当がすぐ替わってしまったり、退職があったりとかして、結果的にその計画が全て流れていた、企画倒れというのかな、そんな感じになっていた記憶があるのです。古い話で本当申し訳ないのですけれども、私が病院時代に町の広報、それに町立病院の関係する記事、それも1つの広報として担当した時期があります。1年半ぐらいだったかな、そのときにやるのですけれども、原稿を書いたり、それからそれを提出して確認してもらうと、作ったはいいけれども、駄目出しが来るのです。駄目出しは来る、しかし協力してくださいよって言ったら、あなた担当ですよねと、ではあなたが一人でやってくださいみたいな感じになるのです。そうなると、正直自分の仕事もやらなくてはならないとなったときに、それこそ本当にやっていられるかという感じになるのです。この言葉はつい最近読んだ気がしますね、雑誌か何かで。そういったことは抜きとしまして、そういう状況になったわけです。なので、本当に1人だけの担当ではなくて、やっぱり数人の広報担当、これ各医療スタッフから協力をこういうふうに得られたのかというのを確認したいのですけれども、どうでしょう、協力を得られたのでしょうか。
答弁 病院経営監 西科純
お気持ちありがたく頂戴いたします。今の病院内の改革の流れの中にこれ位置づけていますので、10人の委員は断る方もいませんでしたし、もう既に10月発行に向けて今動いていますけれども、スムーズに原稿も、原稿といってもそんなに長いものを示しているわけではないのですが、協力的に出てきていますので、それがまず第1号目なので、そういったことなのかという感じはまだ分かりませんけれども、少なくとも公務というのですか、業務として位置づけているものでありますので、そのような1人に負担があるとか、そういったことではなく、病院として広報委員会を設置し、広報委員会の規定もつくり、目的とか、組織とか、活動内容、これは広報委員会の場合は広報紙を発行するためだけの委員会ではなくてホームページの内容ですとか、SNSですとか、先ほども申し上げました広聴の部分まで入るということで組織しますので、全体的に1つの分野だけ捉えているような委員会ではありませんので、ご心配には及ばないと思っております。
答弁 町長 大塩英男
この広報の発行については、病院の改革っていいますか、これから病院をより町民の皆さんに身近に感じていただけるための重要項目です。西科病院経営監にこれはぜひともお願いしたいということで私のほうからもお願いをしております。これは病院に限らず行政でも同じことが言えて、田上議員からこれまでの経験を踏まえたお話がございましたけれども、行政の中でもやはりこの広報作りですとか情報の発信というのが自分たちの仕事ではない、余計な仕事だという感覚がこれまでありました。ただ、これは大事な大事な我々の仕事だと思っています。町民の皆さんに私たちの仕事を知ってもらうためには、こういった情報発信であったり、いろいろな広報を中心としたツールを使って皆さんにお知らせするということが大事なことだと私は思っていますので、これは病院においてもやはり町民の皆さんに身近に感じてもらうための大事な大事なものだと認識しておりますので、この広報紙の発行についてはしっかりとやらせていただきたいと思っています。
再質問 2番 田上治彦
分かりました。1つだけ疑問がちょっと出てしまったのですけれども、実際広報紙をするということは非常にいいことなのです。病院の内情だったり、先生の紹介、スタッフの紹介とかがあったのですけれども、広報広聴ということもあったのですけれども、これすみません、私が古い認識を持っていたら申し訳ないのですけれども、公的病院は宣伝活動をしてはならないって昔私は聞いたことがあったのです。しかし、それが広告、宣伝に当たらないのかというのを疑問に今感じたのですけれども、ちょっと伺いたいと思います。
答弁 病院経営監 西科純
内容によっては厚生労働省が出している、あるいは近くでいいますと保健所です。保健所の指摘に当たるような内容というのは確かにあると思うのですが、自治体病院でも地域医療を踏まえた上で広報紙を出しているところは北海道内はあんまりないですけれども、全国では見受けられていますし、その分量ですとか内容はそれぞれ違いますけれども、例えば今も広報紙には掲載していますが、外来体制とか、そういったことについてだとか、新しい先生がいらっしゃったときとか、紹介とか、そういうコミュニケーションを図るための自治体が先ほど申し上げましたいろんな規制に引っかからない程度にそういったことで出すということは、広報を発行するということについては今はもう認められているというよりも積極的に行っているところが多いということだと思います。
再質問 2番 田上治彦
次の質問に行きます。苦情の件なのですけれども、患者から病院に苦情があった際に、まずは病院では誰が苦情を受けて対応して、院長、また病院事務長等に報告が行くようになっているのか。病院苦情対応マニュアル的なそういったものというのはあるのでしょうか。伺います。
答弁 病院事務長 本間力
もともと医療安全マニュアルの中の一つとして苦情対応マニュアルというものが存在しており、今年度に入りまして全般的に医療安全であったり、感染対策というものを見直しをかけているところであります。特に患者相談、クレーム、苦情のほうの対応につきましてはフローを用い、例えば医療関係に関する相談トラブルとか、一般的な相談トラブル、そういった部分をすみ分けて、医療に係る部分であれば医療安全の委員会に諮りながらとか、それぞれ案件によってきちんと組織立って院内で共有しながら必要に応じて苦情は苦情で、これは投書とかの個人名が特定されるということがある、ないがありますけれども、我々として苦情がどういう形であったかというのは、これは院内に掲示するなり、ホームページに掲載するなりということも今後、これから考えていかなければならないと思っています。また、広聴的なことを申し上げますと、10月、11月をめどに今まであった投書箱ですか、というものはあったのですけれども、これはコミュニケーションレター箱というような位置づけにして、苦情といいこと、悪いこと、いろいろあると思うのですけれども、単にやっぱり要望もございますように、これを外来ロビー、エレベーターホールであったりとか、病棟、それから介護医療院、そういった部分もかけて苦情も当然受けて、それをきちんと改善していくことであったり、患者のいろんな意見をこういった形で距離を近づけるような取組にしていきたいとは考えております。
再質問 2番 田上治彦
投書箱懐かしいですね。最初、古い病院のときには玄関先に置いて、紙がばあっと置いてあるのですけれども、風で何枚か飛ばされて拾い集めた記憶もありますけれども、その中でやっぱり患者の苦情ってその中に書いてあって、それでいろいろ対処した記憶も確かにあります。過去のことなので、新しい病院では新しい病院のやり方があると思いますので、それにのっとってやっていただきたいと思います。では、次に白老町に新たに来る民間クリニック、逢縁クリニックですか、これは本当に民間クリニックでありますから、本来この場で私が言うことではないのです。経営上とかいろんなことは。ただ、町立病院並びに白老町との連携ということであれば、それ私としても気になる点がありますので、ちょっと質問させていただきますけれども、逢縁クリニック、これ訪問診療が主体となってやっていると思うのですけれども、失礼な言い方かもしれませんけれども、町立病院としては先を越された形となってしまった感は否めないのかなとちょっと思うのですけれども、実際町立病院においては訪問診療、これはいつ頃から始める一応予定なのか伺いたいと思います。
答弁 病院事務長 本間力
いつから始めるかということですけれども、その前に先を越されたということに対して申し上げますと、逢縁クリニックは民間のクリニックですけれども、この地域で在宅医療に携わるために白老町に入っていただいたということは、これは先を越されたとかということではなくて、地域包括ケアシステムの中で役割の一助として入っていただいたということは町としても、私の立場で言う話ではないのですけれども、やっぱり貢献をいただいているということでございますので、病院としてはこれから先、端的に申し上げますと令和7年、令和8年の中で、アクションプランの中で医者の体制が特に必要になってきますけれども、その中で逢縁クリニックが継続している部分で連携しながら我々も在宅に取り組みたいと思っております。特に逢縁クリニックの池田先生は何度かお会いしていますけれども、在宅の中で札幌市で実績を積まれて、この地域に診療をいただいておりますけれども、すばらしい方ですので、やはりそういった部分では病院としても可能な範囲で協力をしていきたいと思っております。令和7年、令和8年の中で検討していきながら体制が整ったら進めていくという考えでいます。
再質問 2番 田上治彦
次です。いきいき4・6内が逢縁クリニックのサテライト拠点となっていると思うのですが、サテライト拠点を設置したというか、そのいきさつ、この拠点がいきいき4・6になったいきさつ、これどういうことなのか伺いたいと思います。
答弁 保健福祉部長 齊藤大輔
経緯についてでございます。訪問診療を本町で行うというその協議の中において、いきいきの一角をお借りすることができないかという要望をいただいております。そういった中において、本町としましてもこの可否の判断を行った結果、最終的には可能と判断して入っていただいたといったことでございます。その内容につきましては、まず1つ目、大きなところがいきいき4・6というのは社会福祉協議会、ケアマネジャー、それから介護サービス事業所など一貫した支援、それと他職種との距離感を縮めることができる、情報共有をスムーズに行うといったその支援体制が確立される協議の場としての考え方に立ったものでございます。いきいき4・6の設置条例の中にもあるのですけれども、在宅福祉をやっていきますよとうたっているといった考え方、こういったことと、それと診療行為はあくまでも在宅でございますので、拠点ではやらないといったことを考えた中で可能という判断に至ったものでございます。
再質問 2番 田上治彦
なるほど。確かに訪問看護ステーション、それから福祉に関わる、情報共有、それと在宅福祉、この点に関しては確かに白老町としても望むところということでありますよね。特に在宅福祉という点について訪問看護ステーションの連携、これは非常に重要視するところであって、言い方は悪いけれども、逢縁クリニックの都合のよさというのが表立ったかなと、それでいきいき4・6になったかなという話はちょっとあると思います。次、サテライト拠点ではクリニックのお医者さん、池田先生ですか、池田先生やその他スタッフというのは開設されている曜日、時間の制限があるかと思うのですけれども、これは常駐されているのでしょうか。伺いたいと思います。
答弁 保健福祉部長 齊藤大輔
在駐しているのかといったところで診療体制のことだと思います。診療体制につきましては、毎週火、水、木の9時から17時までということでなっております。そのほかの曜日につきましては、札幌市の事務所から電話での対応を行っているという認識をしております。それと、札幌市から通いで訪問をしていただいていることから、基本的にはいきいき4・6には在駐者はおりません。
再質問 2番 田上治彦
分かりました。常には常駐してはいないということで捉えてよろしいですね。そうですね。確かに火、水、木、9時から17時ということで、本当に札幌市から通いで来ていらっしゃるということで非常に大変かなと思っております。では、ちょっと下世話な話になって申し訳ないのですが、いきいき4・6内の施設利用をされておりますものね。なので、その施設利用、使用料などはこれ町として徴収されているのかということなのです。逢縁クリニックとつまり白老町とはどのような計画内容としてなっているのか伺いたいと思います。
答弁 保健福祉部長 齊藤大輔
いきいき4・6の施設の使用の状況についてでございます。許可、それと徴収につきましてはそれぞれ白老町の財務会計規則、それから行政財産の使用料の徴収条例といったことで、いきいき4・6に入っているほかのいろいろな団体と同じような取扱いとなっております。それから、白老町の施設の使用料と減額、免除団体として25%の減免をいただいておりますので、使用料についても25%の減免としております。ただし、令和7年度は8月1日から許可を白老町として出しておりますので、そこは日割計算をした金額となっているところでございます。
再質問 2番 田上治彦
分かりました。そういういきさつがあったということなのですね。いきいき4・6内でそういった利用しやすさというものは伸びていただければいいかと思います。では、次に前回7月25日に行われました全員協議会での説明において、これが民間クリニックなのですけれども、逢縁クリニックなのですけれども、逢縁クリニックが訪問診療時に患者の急変時の対応、入院支援、在宅では困難な検査、レントゲンとかCTとかあるかと思います。それは町立病院としてはその患者が在宅から町立病院に入院となった場合、これは患者は町立病院のお医者さんなのか、それとも逢縁クリニックのお医者さんが、どちらが診ることになるのかということなのですけれども、非常にこれ稚拙な質問だと私も正直思います。本当はこれ当然ながら、ですが今私は申し上げませんが、実際過去のことを踏まえてこういうことがあったらなというのが正直あるのです。ぶっちゃけ言いましょう。ほかの病院とかで入院していたり、それからクリニックとかにいたときに町立病院の先生の下にこういう患者がいるので、町立病院の先生で診てくれませんかとなったときに受け入れなかったということが多々あったのです。実際あったのです。あれ、これ受ければいいのにという思いもあったのです。ですけれども、いや、受けないよと。理由は分かりません。ですけれども、町立病院とクリニックとどういう話合いとなっているか分かりませんけれども、実際そうなったときに検査とか踏まえて入院になったとき、町立病院の先生が本当に診ていただけるのか。それと、ないと思うのですけれども、逢縁クリニックのお医者さん、これどちらが診ることになるのか、これはっきりしておきたいなという点で質問させてもらいます。
答弁 病院事務長 本間力
ちょっと何か分かりづらいところがあったのですけれども、断るということを言いたかったのかなと思うのですけれども、そのことに関しましては先ほど町長からの答弁があったように積極的に取り組む考えですと町長からも答弁があったということで、院内としては院長以下で、逢縁クリニックの院長、病院事務長を含めてどういった形の連携が、可能な範囲でやっていきましょうよということで確認をしていますので、断る理由がないのです。やはり手続上で申し上げますと、当然田上議員が言われる部分で医師免許と保険医の登録があれば患者を診ることはできるのですけれども、町立病院の医者なのか、逢縁クリニックの医者なのかというと、町立病院として検査を受けますから、当院にいる医者がこれは時間帯によっては当直の医師もありますけれども、うちで登録していますから、そういう意味では逢縁クリニックの医師が、池田院長が入るということにはならないということです。もう一つ、先ほど札幌市でのオンコール体制の話もあったように、逢縁クリニックの患者が例えば急変をした。急変した場合は当然そこは救急要請が入って当院に入ってくるという、夜間であったりとか。日中とか、どうしても検査をしなければいけない在宅では難しいものがあった場合は、ほかの病院でもあるのですけれども、診療情報提供書、いわゆる紹介状です。そういった交わしがあって当院で検査をするというような流れで、それで必要に応じて入院をするのか、外来止まりになってまた在宅に戻すのかというやり取りが連携していかなければいけない。まだまだ紙カルテでございますので、そういった部分は今後もうちょっとスピードアップできると思いますけれども、そういった流れで今進めております。
再質問 2番 田上治彦
紙カルテですね。分かりました。紙カルテって本当にお医者さん大変なのです。全部電子カルテのほうが、今どこの病院も電子カルテが主流になっていますから、先ほど誰かも、広地議員のときだったかな、質問のお答えにもありましたけれども、やっぱり紙カルテってあちこちに回さなければならないですよね。外来だ、病棟だというのがありますから、そうなると電子カルテになると1つの画面で全部患者検索できますから、その辺に関しては早くしていただくと願っております。ただ、紙カルテなのでという話が出ましたけれども、それを抜きまして検査というこの点において特に今レントゲン、それからCTという話が出ましたけれども、特にレントゲン、CT検査を含めてなのですけれども、逢縁クリニックでは以前ちょっとリーフレットを見たところ緊急時、24時間365日対応って書いてあったのです。うたっています。つまり連携ということで町立病院での現在いるレントゲン技師、これ2名います。2名体制なのです。その2名で休日、それから夜間問わずの受入れの対応って、これはやるのでしょうか。伺います。
答弁 病院事務長 本間力
先ほども申し上げたのですけれども、逢縁クリニックが急変の際にっていった場合は、夜間の場合は救急要請を行って、そこでうちの当直医師が診るということになります。そういう部分の流れでいきますと、救急告示病院としてレントゲン技師を交代で24時間待機させております。ですので、担当医が検査が必要な場合、レントゲン、CTを含めて要請があってうちの技師が自宅から検査に出向く体制を24時間常時取っております。
再質問 2番 田上治彦
ということは、つまり2人のレントゲン技師が交代でやっているということで理解していいかと思いますが、それでは逢縁クリニックからオーダーによって血液一般検査、それからレントゲン検査だけを行うとはちょっと思っておりましたが、診療情報提供書等で入院とか診療となれば、実際町立病院での検査を当然受けますよね。そうなれば、私は別に検査料としてなるかと思ったのです。つまり逢縁クリニックがオーダーを出しました、町立病院に検査の依頼を出します。そうなったときに検査単品だけなのかなって正直私は思っていたのです。なので、そうなった場合には検査料としてそれが病院の収入につながるのかなってちょっと思っていたのですけれども、先ほどの答弁の中で診療情報提供書によって、それで一般検査、オーダーが来るということであれば、当然これは町立病院の先生が診るということで一般検査、診察ということになると思いますので、どのように請求するのかなって思っていたのですけれども、これちょっと理解しましたので、こちらのほうは質問はしません。ただ、これ求人に関することなのですけれども、ちょっと先ほどもレントゲン技師に関する質問をしましたけれども、町立病院では今レントゲン技師2名いらっしゃいますよね。この求人ってないのでしょうか。今実際私の答弁で人件費云々言っています。ですが、そういった矛盾するようなことを言うのですけれども、現在これ本当にレントゲン2人体制です。1人は再任用の方ですよね。いつか退職する可能性がちょっとあると思います。実際のそういった場合に残った1人の技師に負担を強いることになるのではないかと思うのです。そうならないがためにもレントゲン技師の求人、これ進めていったほうがいいのではないかと思うのですけれども、見解を伺います。
再質問 2番 田上治彦
看護実践能力を評価するという目的で看護参事が採用されましたけれども、看護参事職の当然任期が限られていると思うのですけれども、ラダーということでラダー評価表というのに基づいてやることになると思うのですけれども、看護師一人一人が一定の評価に達するための評価表に当たるプログラムはもう作成されているのでしょうか。そして、その評価は病院単体としてなのか、それとも白老町としての評価の扱いとなるのか、どちらなのか伺いたいと思います。
答弁 病院経営監 西科純
ラダーにつきましては、看護参事は8月に来たのです。8月から1か月しかたっていないので、それが今いきなりラダーの基準表というのが作られているかどうかというのは、ちょっと質問されてもまだ出来上がっていないとお答えするしかありませんけれども、ただこの基準表は日本看護協会がマニュアル的に作っていますので、それをそのまんま使えば基準表はできてしまいますけれども、問題はその基準表をどう作るかということが大事でありまして、それが当院に適しているかどうかというアレンジが必要になってきます。これは病院の機能によって変わってくると思いますから、慢性期とか回復期という中での病院を今そういった存在でありますので、それと急性期があるような大きな病院とか、それが一致するようなものではありませんから、そこからアレンジを加えていくという作業になります。それもそうなのですけれども、まずそこよりも私も7月25日の全員協議会のときにこれはお話ししたつもりではあるのですが、ご理解いただけなかったようなので、お話ししますけれども、まずそれよりも看護の基準というのが必要になりまして、ラダーの前段にある看護管理の基準というのが必要になってきます。こういう専門的な話になってくると、議場の中でしていいのかどうか私はちょっと分かりませんけれども、看護の基準をまずつくって、そこに総看護師長の役割、師長の役割、主任までが看護管理者でありますけれども、その役割をしっかりと基準で明確にして、その上でラダーが走っていくということになりますので、ちょっと時間はかかるだろうと思っております。なお、看護参事もそうなのですけれども、その能力を非常に持っていますが、もう一つ月に1回東京のほうからリージョンマネジメントという会社をつくられている勝又さんという方がいらっしゃいまして、この方にご指導もいただいていますので、当院だけ、それと看護参事だけ走っていくようなことではなく、そういったことで詰めながら進めているというところであります。評価につきましては、病院単体になります。それが役場の町の職員としての評価基準というのにつなげていくということにはなりませんけれども、ただマネジメントのほうのラダーにつきましては、当然導入して進んでいく上では将来的には主任とか師長、それから総師長に当たるこれからの人事に必ずしも生かしていかない、関連しないということにはならないと思います。そこの中でも優れている職員というのがやはりそうした看護管理者に人事の上で就任していくということになろうかと思いますので、完全に今その目標は、目的としては病院単体ではありますけれども、マネジメントラダーがそうしたものに使われないということはないと思っております。
再質問 2番 田上治彦
分かりました。今までになかったことを新規にやると思いますので、大変な面はあるかと思いますが、進めていってほしいと思います。また1点ちょっと確認させてください。看護参事職を新たに採用されてキャリアラダーを含むマネジメントラダー、クリニカルラダー、これもあるのですけれども、現在看護師長がおられます。看護師長に対してもこのラダーというものは適用されるのでしょうか。
答弁 病院経営監 西科純
全員対象です。
再質問 2番 田上治彦
分かりました。もう全員対象ということでやっていただきたいと思います。ただ、ラダーということについて医療現場においてのラダーの課題点があると思うのです。看護師のキャリア、つまり経験年数、それとクリニカル、これは臨床及び病床ということで言われるのですけれども、これ一致しないのかなとちょっと思うことがあるのです。つまり今までの職場環境や状況でキャリアは積んだとしても、今まで対応してきた内容によってはクリニカル経験というのが少ない方もいるのではないかと思うのです。つまり2人の看護師がいた場合、1人は総合病院で難しい環境にいた。もう一人の看護師はどこかクリニックとか、ほかの違う病院、施設にいた場合同じ年数であってもいわゆる臨床経験の差ができてしまうのではないかなって私はちょっと思うことがあったのです。そういうことで、クリニカル、キャリアラダーでは実際看護実践能力に特化した指標ということになっていますよね。なので、そういった方々に対してこの評価、実践能力に特化した指標、これをどのようにして対処していくのかというのを伺ってみたいと思います。
答弁 病院経営監 西科純
今それを整合するのですけれども、どのような看護の経験があったとしても、それはキャリアはキャリアなのですけれども、そのキャリアというのは年数でもなく、置かれてきて当院に就職をされて看護経験を積まれていくという中で当院としてのキャリアラダーをつくるわけですから、取りあえず過去のこれまでの前職の看護を行われていたことは一定の基準と照らし合わせますけれども、当院の基準を決めておくわけですから、これできていますかねというようなことをやっておくわけなので、そこはあんまり心配に及ばないのではないかなと思っておりますが、むしろそこよりも私が思っているのは、いろいろ看護に関してはこの間の全員協議会でもご指摘を受けたところはあります。他の議員からです。それから、平常時においても看護のことについてはいろいろ患者、町民の皆さんからもご指摘を受けることは多々ありますので、そうした看護全体を踏まえたときに目標的な、看護師としての個人の目標としてのスキルを上げるためのそういったもの、基準をきちんとつくって、それを検証し、そして実践していくという日々の中でそうしたことが重要なわけであって、もう一つはそれを行う上では、ラダーの上では上司、主任もそうですけれども、師長、それから総看護師長、こういった機構の中でしっかりと看護師と役職についていない看護師たちが面談をするかどうかなのです。しっかりと面談をしていくかということが大事なポイントになりますので、そこが私がこの看護のラダーが必要だと言った部分でありまして、そうやってスキルを上げて、そして実践を積み、目標を立てるということをやっぱり今まで考えたことはないのだと思いますけれども、全体目標ではなく看護師個人の自分の目標をどう立てるのかというところがやはり大きなポイントでありますので、あんまり心配には及ばないなと思っております。
再質問 2番 田上治彦
分かりました。ラダーということで、そういう流れで進めていくかと思うのですけれども、看護師サイドからもこれラダーを導入するということに対して十分に理解された上で行うということでよろしいかとは思うのですけれども、ただ私もこのラダーに関して資料をいろいろ調べておりましたら、こういう言葉が見つかったのです。看護師のラダーは要らない?とクエスチョンマークなのですけれども、その中身です。レポートが面倒、それからラダーを使っても正しい評価をされるとは限らないといった理由から現場の看護師からはラダーは要らないという声が上がるケースも見受けられるというようなことがあると資料には書いてありました。つまりその現場が忙しいときになると、実際そこまで対応できないよと声が出た場合、これはどのように対処していくお考えなのか伺います。
答弁 病院経営監 西科純
そのホームページは、レバウェル看護というところから引用されていると思います。私もそれを読みました。ですけれども、先ほど申し上げましたように、私たちの病院として私たちの看護の中で何が問題になっていて、何か制度を取り入れてこれを補って成長していくとしたらこれが必要だと思ってやっているわけなので、そこに対してホームページに書かれていたその必要かといった、レポートが大変、それから業務も大変な中でどうするのだという議論については、それはホームページの議論であって私はそういうふうに思っていないし、今病院全体もそう思っていないわけです。それに対してもしご批判があるのであれば代案を示していただきたいとも思いますし、それと私たちがそうやって真剣に看護職が今看護参事も入れて、そしてコンサルティング的に研修も入り変わろうとしているときにぜひ応援していただきたいなと思っております。看護に関してのラダーというのは、そういったもののスキルに対して非常に効果的と言われている部分でありまして、いろんな病院でも、自治体病院でもそうですけれども、今取り入れているものでありますから、そこの部分でもしうちの看護師の中でそういったやめたい、協力できないという者がいたとしたら、それは職務違反だと思いますので、やはり院長から、あるいは町長からご指導をいただくということになろうかと思います。
再質問 2番 田上治彦
次に、介護医療院のほうに移りたいと思います。病院内併設施設ということで常に厳しい経営状況の中にある介護医療院なのですけれども、介護医療院の収支見通しなのですけれども、先ほど答弁を聞く限り毎月かなりの赤字額になっていると思いますけれども、この9月議会で追加繰入金の補正予算というのがなかったのですけれども、これは実際どのような資金繰りによって会計運用されているのでしょうか。伺います。
答弁 病院事務長 本間力
入所者が見込めていない状況の中でサービス収入は当然入ってきていませんので、予算措置されている部分については繰入金でこれまで賄ってきておりました。
再質問 2番 田上治彦
分かりました。繰入金で賄っているということですね。次、実際そのまま続くのですけれども、介護医療院、これ確かに経営がかなり厳しい現状です。入所者の定数19人に対して平均入所者数を基本14.6人と見込んでおりますけれども、実際これでも当初から赤字予算で赤字分として一般会計から1億900万円、これ繰り出ししているのかな、と思います。実際6月の時点の入所者数、これ2人、7月で5人、8月が7人で今現在も7人なのですね。9月中には12人になる予定ということでありましたけれども、答弁で先ほどありましたけれども、実際このように入所者数が始まってから半年、4か月になりましたけれども、なぜ入所者数が少ない状況になっているのか、その見解を伺います。
答弁 病院事務長 本間力
6月会議の中でもこの話題があったかと思いますけれども、改めて反省すべきところは多々ありまして、これまでスタッフのほうも一生懸命やってきたところはございますが、まずは先ほど言いました1億900万円繰入金のほうですけれども、整備費5,100万円と、それから運営経費5,800万円の部分でございます。そこの部分の財源を少なからずここを当てにしなければ回らなかった状況が非常に問題であったことは事実なのですけれども、新規の受入れに関しましてはやはりスタッフは初めての経験ということもあって慎重になり過ぎたこともあって特に決定に時間を要したところであります。また、関係施設、相談いただく施設、病院のほうも、入所判定までに時間がかかり過ぎだという厳しいご指摘もあって、そういったところをケースごとに我々も判定の流れをもっと早めるということで、特に急性期の病院なんかは在院日数ございますので、1週間、2週間という時間がかかれば在院日数を超えてしまいますので、そういったところはきちんと患者の状況を見て入所に向かうまではやっぱり早めていかないといけないと。今はそういう認識は、かなりそういった意識を持ってもらって取り組んでおります。まだまだではあるのですけれども、そういったところを介護医療院の担当も問題点をきちんと把握しながら改善を図ってきておりますので、今後もスピード感を増して極力入所者を増やしていきたいと考えております。
答弁 病院経営監 西科純
補足なのですけれども、私が聞いている状況からいうと、これは全く違う施設でありますけれども、介護老人保健施設の過去の事件がありまして、そういったことは少し町民の印象の中に残ったというのは確かにあったと思いますし、それから看護も介護もそうなのですけれども、当院の病院のほうの評判っていいますか、やっぱりあまりよろしくないところからスタートしているということもあって、新しい病院になったのはいいのですけれども、職員自体が新しくなっているわけではないので、そういったところの認識があって若干その施設関連とか、そうしたところから少し冷ややかなところを見られていたと思いますけれども、2人入り、5人入りってなってきて評判が徐々に上がってくるということが今の状況だと思っていますのと、本日もたしかJCHO登別病院の院長が直接視察に介護医療院に来ています。昨日来られているということだったので、やっぱりそういった口コミが少しずつ始まってきたなと思っております。一番最初から19人、満床入ればそれは一番いいですけれども、そこはなかなかうまくいかなかったというところと、それから徐々にここの半年ぐらいたって評判というのは上がってきているのと、情報が浸透してきているなということがありますので、今後もそういった面ではPRについて努めていきたいなと思っています。
再質問 2番 田上治彦
今病院経営監がおっしゃられたとおりなのです。前回の介護老人保健施設の事件のまだ印象が拭い切れていない。拭い切れたとしても、まだそれを引っ張っている。それと、病院の今までの状況というのがやっぱり引っ張っていると、私の耳にもそれは正直入っております。本当は以前の介護老人保健施設の問題に関しては、本当にいろいろちょっとあって大変な面で私もそのときいた人間ですから、反省点はかなりあると思います。見て見ぬふりしたわけではないのですけれども、実際見えていなかった面も私も正直ありましたので、反省点はあります。新しい方向に向かっていっているので、新しい方向に、当然名前も違いますし、それから形態も違うということを宣伝していっていただければと思います。まだもう一つ、介護医療院の平均入所者数を14.6人、これ見積もっているのですけれども、少なければ少ないほど当然収入に影響があります。会計はどんどん赤字が膨らみ、施設運営経費のほとんどは町民の税金で賄われるっていっても過言ではないと思います。現在入所者数が7名ということでありましたけれども、このまま推移したとしても赤字補填の追加繰入れはしなければならないと思います。今後の入所者数を考えたとき、どれほど追加繰入金が必要となるのか、その見解を伺います。
答弁 病院事務長 本間力
まだ実際今9月入りまして入所者の推移が5月、6月、7月、8月という状況の実績は出ておりますが、9月、10月、11月、12月までの中で3月までの見通しを立てる上で現在、ちょっとまだこの場ではお示しできませんが、当然のことながら前半のほぼこの入所者数でいけば当初繰入れにいただいた分ぐらいとか、それ以上とかということになってくる想定で今考えておりまして、この件に関しましては次の12月会議の中で補正予算等の対応をきちんと試算しましてお示ししたいと思っております。先ほど言い忘れておりましたが、今のPRの部分が、我々も院内総出でやっておりますけれども、看護師独自で手作りのチラシを作りまして包括支援センター中心にとか、それぞれ手配りでございますけれども、そういった取組もしておりますので、そういった部分もご理解いただきまして何とか目標、または満床に近づけるように引き続き努力してまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
再質問 2番 田上治彦
追加繰入金の答弁には病院会計のことでも質問したのですけれども、人事院勧告の差額分、これが含まれていないようにちょっと思ったりするのですが、昨年度と違って今年度の人事院勧告の差額分はフルに100%かな、要すると思うのです。差額分は当初予算では見ていない状況だと思うのですけれども、実際この差額分、これ結構な相当額になることが予想されるのですけれども、差額分は繰入金を見込むことなく自らの会計で賄えるでしょうか。伺います。
答弁 病院事務長 本間力
病院会計でも病院経営監のほうで答弁があったように自治体の中でもそういった部分はございますし、今人事院勧告、まだ勧告が8月に出ておりますので、先ほどの繰り返しになりますけれども、この後役場としてやはりこれ労使の合意もありますよね。そういった中で組立てされますので、勧告が出た想定で幾らかというのは試算をしろと言ったらしなければいけないのですけれども、今ここに関してはそういう部分で賄い切れるかどうかということであれば当然のことながらこの状況ですので、賄い切れません。
再質問 2番 田上治彦
分かりました。では、最後に理事者なのですけれども、2点質問して終わりたいと思うのですけれども、1つ目としまして新聞やテレビ報道でもご存じであるかと思いますけれども、全国の自治体病院の実に84%が赤字となっています。かなり厳しい経営状況となっておりまして、その原因としてはやはり人件費であったり、薬品、それから注射器などの医療資材の高騰と診療報酬の影響などが病院経営を圧迫しておりまして、全国的にこれ苦慮されていて閉じてしまう、閉院に至る病院もあるという現状なのです。当然経営状況からいえば町立病院も例外ではありませんけれども、地域医療をなくすというわけにはいきません。なので、現実厳しい経営状況ではありまして、また介護医療院の運営に関してこれ相当の努力をされているとは思いますけれども、実際には非常に厳しい状況でありますから、これからの病院と介護医療院の運営の行く末、これはどのように考えておられますでしょうか。
答弁 町長 大塩英男
これまで田上議員から病院事業と介護医療院事業ということでご質問をいただきました。まず初めに言っておきたいのが、田上議員のご心配するお気持ちは重々承知します。ただ、町立病院、介護医療院ともに新しいことにも様々にチャレンジをして、そしてよりよい病院づくりをしているということはまずご理解いただければなと思います。病院事業と介護医療院の行く末ということでご質問をいただきましたけれども、まず病院につきましては先ほど広地議員のときにもお話ししたかと思うのですけれども、この地域医療の充実というのは、やはり単なる町民の皆さんの医療提供を進めればいいかという、もちろんそれが前提ですけれども、それだけではないと思っております。ですから、やはり安心して町民の皆さんが暮らしていけるですとか、人口の定着ですとか、そういった様々な形の中でまちづくりにつながっていくものだと思っておりますので、しっかりとこの地域医療を守っていくということで様々に病院の改革をして持続可能な病院づくりをしてまいりたいと考えております。あともう一点、介護医療院につきましては本町における高齢化率を考えたときには、やはり医療と介護というような観点から必要不可欠な拠点だと思っておりますし、そういった思いからこの介護医療院というのを設立いたしました。そういった中で、今行く末というようなお話があったのですけれども、開院してまだ半年もたっておりません。ですから、そういった意味も含めてやはりよりよい、先ほど信頼を取り戻すというお話もありましたけれども、そういったことも職員一同胸に刻んでしっかりと運営をしていきたいと考えております。
再質問 2番 田上治彦
最後にします。先ほども苦情に関してちょっと触れたのですけれども、町立病院を退職した私に病院の苦情を言ってこられる方はまだやっぱりおられるのです。実際病院ではなく私になのです。もしかすると、理事者のほうにも直接苦言とか苦情がもしかしたら来ているかもしれません。ですが、これは本当にまさしく町民の声なのです。ないがしろにできないと思います。確かにこの苦情といいながら、人によっては無理難題を言ってくる方もおられましょう。病院の基本理念の町民に信頼される病院づくり、これはまさに町民ファーストと言わんばかりの病院づくりだと思います。また、病院内で先日開催されましたKPI、この重要業績評価指標ですか、ちょっと私この点に関してはよく分からない面があって申し訳ないのですが、そのKPIの医療研修にも町長が参加されて総評を述べられたらしいですね。私自身病院にいたときに講習会、勉強会に理事者が来たということがまずなかったのです。だから、それを見ればやはり病院への理事者の本気度がうかがい知ることができたわけなのですが、町長が総評においてそのとき講演会でやったときの目標を達成した上でさらに高みを見据えてという発言を町長はお話しされたらしいのですけれども、その町長の思う目標達成後の高みとは何であるのか、これを伺って終わりたいと思います。
答弁 町長 大塩英男
まず、2点あったかと思います。まず1つは苦情というお話でございました。苦情といいますか、患者や家族の方からいただく声というのは、やはり批判という捉えではなくて、私たちは改善の手がかりだというような捉えをしていかなければならないと思っております。ですから、患者や家族からいただく意見というのを真摯に受け止めていろいろと改善していく、これが皆さんにご安心して利用していただける病院づくりにつながっていくのではないかなと思っておりますので、しっかりと職員一同こういったことを積み重ねて努力してまいりたいと考えております。それともう一点、職員の経営改革に向けた発表会の件について議員からご指摘をいただきました。議員ご指摘のとおり高みということで、らしくではなく話をしました。この目標達成ということで、様々に6月にキックオフ会議ということで意識改革のキックオフ会議を開始したのですけれども、それから8月の中旬、お盆明けの時期だったかと思います。発表会が開催されたのが。2か月の間に様々な病院職員がKPIを設定して、もう既に目標が達成されたというような意見も中にはありました。そういった中で、これから達成するということももちろん必要ですし、達成されたものについてはもっともっと高みというか、目標を高い位置に持っていっていろいろと努力をしていただきたいというような話で私はさせていただいたところです。ですから、この目標を設定してここに満足するのではなくて、もっともっと努力をして積み重ねしていく。これによって要するに患者に愛されて信頼される病院づくりにつながっていくと思っておりますので、そういった意味での高みということで目標に満足することなく、現状に満足することなく歩みを進めていってほしいという意味合いでお話をさせていただいたところでございます。