白老町議会 令和5年定例会9月会議 2023年9月6日
スポーツ振興の在り方
2023年9月6日、白老町議会の一般質問で、長谷川かおり議員が「スポーツ振興の在り方」について質問し、教育長 安藤尚志、生涯学習課長 伊藤信幸、町長 大塩英男が答弁しました。
- 質問者
- 長谷川かおり 議員
- 答弁者
- 教育長 安藤尚志、生涯学習課長 伊藤信幸、町長 大塩英男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 長谷川かおり
それでは、次の質問に移ります。3、スポーツ振興の在り方について。(1)、町内各種スポーツ団体の活動実績と推移について伺います。(2)、桜ヶ丘運動公園の利用状況と整備状況について伺います。(3)、人を呼び込むスポーツ環境の整備推進の考えについて伺います。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
「スポーツ振興の在り方」についてのご質問であります。1項目めの「町内各種スポーツ団体の活動実績と推移」についてであります。本町におけるスポーツ団体は、いずれも町内大会の開催・運営や町外大会への参加のほか、研修会や講習会の開催などを行っております。平成25年度においては、白老町体育協会の加盟団体数及び会員数は32団体1,460名、スポーツ少年団の団体数及び団員数は11団体249名であったのに対し、令和4年度においては、加盟団体では24団体1,019名、少年団では7団体99名と、人口減少や少子高齢化などの理由により加盟団体数は減少傾向にあります。2項目めの「桜ヶ丘運動公園の利用状況と整備状況」についてであります。同公園は町内唯一の運動公園として、敷地内には広場や園路のほか、野球場や陸上競技場、温水プール、テニスコートなど、町民の競技力向上や健康増進のためのスポーツ施設を有しております。これらの施設における令和4年度の利用者数については、野球場は1,962名、陸上競技場は3,649名、温水プールは1万9,606名、テニスコートは145名となっており、同公園内の稼働状況ではテニスコートの利用割合が特に低迷している状況にあります。3項目めの「人を呼び込むスポーツ環境の整備推進の考え」についてであります。スポーツは、人に誇りと喜び、夢と感動、勇気、楽しさを提供するのみならず、経済社会の活性化や課題解決に寄与する多様な価値を有するものであります。また、現代社会においては、生活習慣病の疾病予防や老化防止、健康長寿のための身体づくりなど、スポーツ・身体活動の果たす役割の重要性が高まっております。本町においては、いずれの施設も老朽化が進んでいる現状にあることから、将来に向けた町全体の公共施設の在り方を総合的に勘案するとともに、地域おこし協力隊や先日、包括連携協定を締結した総合型地域スポーツクラブサフィルヴァと町内関係団体との連携を強化し、町民はもとより多くの方々がスポーツに親しむことができる環境を構築してまいります。
質問 12番 長谷川かおり
長谷川です。順次質問させていただきます。人口減少や少子高齢化などの理由で体育協会の加盟団体が減少傾向にあるということで、スポーツ振興を進める大きな課題の一つと言いますけれども、登録団体の会員数の規模はどのような状況になっているのか伺います。
答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)
白老町体育協会の加盟団体が先ほど教育長から答弁がありましたが、その中の状況について説明をさせていただきたいと思います。先ほど会員数が1,019名ということで団体数が24団体ございました。実際この中で団員数の状況でございますが、一番多いところで白老テニス協会が206名の会員数となってございます。その次に多いところで軟式野球連盟が165名、3番目に多いところで白老パークゴルフ協会94名、4番目に白老ソフトテニス協会63名で、大きくテニス関係でいきますと2つの団体を合わせて269名で全会員数の4分の1を占めていると。今説明したテニスとパークゴルフと軟式野球を合わせますと528名で、会員数の約半分がこれらの運動をされているというような状況となってございます。
質問 12番 長谷川かおり
12番、長谷川です。白老テニス協会やソフトテニス協会の会員規模が大きいのに桜ヶ丘テニスコートの利用が145名となっております。特に低い数字だと思っていますけれども、この状況は何か理由があるのか、その点をお聞かせください。
答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)
桜ヶ丘のテニスコートでございますが、こちらにつきましては平成3年に整備をされておりまして、こちらは全天候型のラバーチップを採用したハードコート6面を完備しております。設置から30年以上経過してきている中で、このラバーチップが老朽化をしておりまして、一部その下のアスファルトがむき出しになっているだとか、不陸の状態というような状況がございまして、実際大会だとかで運用を図っていくとつまずきですとか転倒のおそれがあるというようなことが危険性として挙げられていることと、ラバーチップの劣化によりましてテニスボールなんかもすぐ汚れてしまうというようなことから、大会招致ですとか団体利用という部分で支障を来しているのではないかと捉えてございます。
質問 12番 長谷川かおり
現状は理解いたしました。テニス協会などからこれまでにコートの環境改善の要望はあったのでしょうか。また、30年経過しているテニスコートを維持するためにどのような対策を検討してきたのかお伺いいたします。
答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)
平成28年、今から7年前になりますが、平成28年10月にテニス協会とソフトテニス協会の連名で町宛てに要望書ということでお受けをさせていただいております。その要望内容としましては、桜ヶ丘運動公園のテニスコートのサーフェスといいます表面の環境を改修を図っていただきたいというような要望を受けてございます。町としましては、この要望を受ける前に、平成27年になりますが、このテニスコートの改修について検討を図ってきたという経緯がございます。当時は防衛局の補助金を活用して改修を図ろうということで計画を立てておりましたが、ここの桜ヶ丘運動公園テニスコートにつきましては土砂災害の警戒区域ということに位置づけられたということを踏まえまして、この補助金の活用も難しいというような判断を受けておりました。そういうような状況の中で翌年の平成28年に改修についての要望を受けまして、引き続き教育委員会でも各団体だとか業者等を含めまして改修の方向性についていろいろ検討を進めてまいりました。そういう中ではスポーツくじのtotoの助成を活用した中で、この6面のコートにつきましてラバーチップを全部剥いで、その上から人工芝で改修ができないか検討をしてまいりました。あわせて、周辺のフェンスなんかも一部入替えをしながら、当時工事総額で約8,300万円ぐらいの整備費をもって整備をしていけないかというようなところまで検討をしてきたところでございます。そういうような状況の中で、実際検討まではしてきたところでございますが、やはり土砂災害の警戒区域に当たるというようなことから、教育委員会としましてもここの改修につきましてはなかなか難しいというような捉え方の中で、代替地がないかだとか、そういうようなことも含めて検討してきましたが、大会招致をしていくような使い方になってきますと駐車場の整備ですとか、そういったところの課題もありまして、今後の整備の在り方については利用団体の声を聞きながらも、ニーズ調査ですとか役場内の合意形成なんかが必要ではないかというようなことも含めまして検討はしてきたというような経過がございます。
質問 12番 長谷川かおり
12番、長谷川です。桜ヶ丘運動公園テニスコートが土砂災害警戒区域に指定されたというところで思うように進まないという、また金額も土砂災害警戒区域に指定される前に8,300万円かかるというところも、なかなか進まないというところも、そこは理解できます。ただ、協会の人たちは年6回の大会運営も行われており、苫小牧市のコートを借りてやっておりますけれども、なかなか全大会をこなすことができない、そこのコートが使えないのであれば町内で代替できる環境をしっかりとつくり上げてほしいという声を私は要望として受けました。それで、近隣市の利用環境の現状または町内で代替できる環境をどのように進めていくのか、町の対応をお聞かせください。
答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)
まず、白老町内にテニスコートが桜ヶ丘運動公園以外にさらに2か所整備をしてございます。総合体育館の道路向かいにございます白老テニスコート、こちらがクレーコートで3面、夜間照明を完備しているというテニスコートでございます。それと、もう一つ、萩野のテニスコート、小中学校のグラウンド面に設置をしております。こちらもクレーコートの2面を完備しておりますが、夜間照明のないテニスコートでございます。町内にはこれらのテニスコートを含めて3か所あるというような状況でございますが、いずれの2か所のクレーコートもフェンスが相当さびがひどい状況の中で非常に危険であるというような状況がございます。そういう中で、実際の利用状況につきましては、桜ヶ丘のテニスコートは先ほどの答弁の中で145名の利用でございましたが、白老テニスコートにつきましては1,962名のご利用がございました。萩野のテニスコートでいきますと3,649名ということの利用の中で、一定限の利用があるというようなことで押さえております。また、町外の環境でいきますと、苫小牧市では緑ヶ丘のテニスコート、こちらは人工芝のオムニコートというものでございますが、20面を完備しているというような状況でございまして、私も春先にどういう利用状況かということで現地を見させていただきました。ちょうど週末に見に行きましたところ、苫小牧市内の団体が団体利用ということで全20面を押さえて大会をされているというような状況でございました。実際白老テニス協会なんかも主催の大会を行う際には先ほどの桜ヶ丘のテニスコートの現状からいってなかなか大会を開催できないというような状況から、苫小牧市のテニスコートを利用せざるを得ない状況には実際あります。ただ、現状は苫小牧市内でもテニスの愛好家が非常に多いような状況で、町外からの団体がテニスコートを押さえて利用するということに関しては市民からもいろんな声があるということで伺っております。そういう中で、望む大会数をこなしていけないというような状況にあるというようなお声も聞いているというような状況もございまして、町の考えということで先ほどご質問がありましたが、こういうような状況も含めていきますと、一定限のテニス環境というのは町内においても必要ではないかと考えているところでございます。ただ、土砂災害警戒区域の中でというなかなか難しいということも1つ桜ヶ丘についてはありますし、その他2つのテニス環境をどのように環境改善していくかというところについて教育委員会としては検討していく必要があるのかと思ってございます。また、要望のあったお話につきまして、先ほど平成28年のお話をさせていただきましたが、実は今年に入りましてもソフトテニス協会からは白老のテニスコートをいつも利用しているけれども、だんだん表面にコケが生えてきているだとか、トンボがけをしても小石が浮き出てくるというようなことで、専用の土を入替えをしてきれいな環境にしてくれないかというような要望も受けておりますので、担当課としてもできる限りそういった部分の環境改善については検討していきたいと考えているところでございます。
質問 12番 長谷川かおり
12番、長谷川です。一番テニス協会の中で人数が多いところが町内で使用できるコートがないということが現状でございますので、しっかり今あるコートの環境整備をしてソフトテニスも硬式テニスも一緒に使えるような、そんな環境づくりを進めていただけたらと思います。以前同僚議員の質問に対して秋までには社会教育委員などの専門的意見を聞きながら、来春に向けて所管施設の方針を進めていくと答弁しておりますけれども、桜ヶ丘運動公園などのスポーツ施設に関してどのような意見が出されているのかお聞かせください。
答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)
定例会6月会議の中でこのようなお話を教育委員会としてこの場で説明をさせていただいたところでございます。町として公共施設適正配置計画の策定がこれから進められていくというようなことを念頭に、担当課としてもスポーツ、そして社会教育施設の在り方、整備の方向性、方針等については、まずは社会教育委員の皆さんに秋までにいろいろ専門的な意見を聞き、今年度末もしくは来年度早々に教育委員会としての方針を固めていくというようなことで答弁をさせていただきました。それで、8月21日の日に社会教育委員の会議を開催をいたしまして、所管するスポーツ施設並びに社会教育施設全般の現状について各施設の写真なんかを用いながら説明をさせていただき、いろいろ意見をいただく場面を設けさせていただきました。そういう中で、今回桜ヶ丘運動公園という中での今のご質問でございましたが、実際どういう意見があったかと申しますと、まず桜ヶ丘のテニスコートのこれまでの要望を受けた町としての対応につきまして、先ほど答弁させていただいたような内容も説明をさせていただきました。そういう中では桜ヶ丘テニスコートの改修につきましては、費用対効果について疑問があるのではないかというようなご意見もいただいたところでございます。また、桜ヶ丘運動公園全体的な魅力化を図って町民のみならず多くの方々が遊びに来れる、そんなような魅力化を図ってほしいというようなご意見のほか、ここの運動公園の中に町民温水プールもございました。町民温水プールにつきましても、これは今後も絶対になくすべきではないというような意見で一致がされたということで、特に学校関係者からも水泳の授業の中では移動時間込みの授業ということになりますので、遠くなってくると学習内容の薄まりについても懸念がされるというような、そんなような意見がありました。
質問 12番 長谷川かおり
様々な意見があるということで、そこもこれから白老町のスポーツ振興に対しての期待もあるということでお話を伺うことができました。本町におきましては、地域おこし協力隊に初のスポーツ振興担当の方が採用になり、総合型地域スポーツクラブサフィルヴァとも包括連携協定の締結をしたということで、白老のスポーツ環境に明るい兆しが見えてきているのではないでしょうか。町長の答弁にもありましたように、生活習慣病や疾病予防、本当に世代を超えてスポーツに取り組み、身体活動の果たす役割の重要性というのも見えてきていることと思います。それで、スポーツ環境を整えることも町の魅力づくりの一つでもあり、人を呼び込む力にもなると思います。白老町は旧社台小学校の体育館の活用など、あとはいろんなところもあります。子供たちもスポーツを通して心身ともに得るものはたくさんあるのではないでしょうか。いま一度町長のスポーツ振興に対する思いをお聞きして、私の一般質問を終了いたします。
答弁 町長 大塩英男
スポーツ振興の在り方についてのご質問でありました。教育長からの答弁でもありましたとおり、スポーツの力というのが物すごい力というか、やることもそうですし、見ることもそうですし、直近でいえばバスケットの日本代表が大活躍して自力でオリンピックを決めたということで日本中が盛り上がったというようなことで、本当に勇気と力を与えてくれるということでスポーツの力は大きいということで私も認識しております。それで、今年度の白老町の重点項目の一つとしてスポーツの機会の充実ということで掲げさせていただいております。そういった中ではいろいろと各団体のご協力をいただいた中で確実に歩みが進んでいるということで、私もよかったなというか、大変喜んでいるところでございます。ただ、そういったスポーツ環境を重視している一方ではスポーツをする場、その施設がご承知のとおり白老町は老朽化が進んでいるというような現状に、壁にぶち当たっているところでございます。これは全ての施設、テニスコートやらプールやら全てきれいにすることができれば本当は言うことはないのですけれども、現実的には不可能な現状となっています。ですから、そういった意味では生涯学習課長からも答弁したように、公共施設の適正配置も含めた中で優先度を決めるですとか、あとは各団体の皆さんのお声を聞くというような中でどういったスポーツ施設の充実をしていったらいいかということを今後議論をしていきたいと思っております。さらに、長谷川議員から人を呼び込むスポーツ環境というようなことで、スポーツが活性化していく、これはもちろん町民の皆さんが大優先でございますが、そういったスポーツで人を呼び込むということで、そういったことも重要かと考えておりますので、スポーツの振興についてはしっかりと取り組んでまいりたいと思います。