みんなの議会

白老町議会 令和5年定例会6月会議 2023年6月21日

地域共生社会の実現に向けて

2023年6月21日、白老町議会の一般質問で、長谷川かおり議員が「地域共生社会の実現に向けて」について質問し、町長 大塩英男、健康福祉課長 渡邉博子、生涯学習課長 伊藤信幸が答弁しました。

質問者
長谷川かおり 議員
答弁者
町長 大塩英男、健康福祉課長 渡邉博子、生涯学習課長 伊藤信幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 長谷川かおり

12番、長谷川です。通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。代表質問の内容と重複する点もありますが、しっかりと深掘りしてまいりたいと思いますので、答弁よろしくお願いいたします。1、地域共生社会の実現に向けて。(1)、国は、市町村において地域住民の複合化・複雑化した支援ニーズに対応する包括的支援体制を整備するため、対象者の属性を問わない相談支援、多様な参加支援、地域づくりに向けた支援を一体的に行う重層的支援整備事業を実施するように定めています。本町での重層的な支援体制の整備について伺います。①、本町の現状の取組と検討されている今後の展開について。②、包括的な支援体制を構築する「重層的支援体制整備事業」の町の取組について。(2)、聴覚障がい者のオリンピックと呼ばれるデフリンピック大会が、2025年に日本で初めて開催されます。デフスポーツやデフアスリートとつながり、知ることで障がい者への理解を深め、誰もが安心して暮らせる共生社会の推進について伺います。①、聴覚障がいをはじめとして、障がい者スポーツや芸術文化に取り組む環境や基盤整備について。②、デフリンピックムーブメントを利用した、共生社会の構築のための啓発活動について。

答弁 町長 大塩英男

「地域共生社会の実現に向けて」についてのご質問であります。1項目めの「本町での重層的な支援体制の整備」についてであります。1点目の「本町の現状の取組と検討されている今後の展開」についてでありますが、現在の本町における相談支援は、障がい者、高齢者、子どもという対象者の属性による課で対応しており、相談内容が複数の課にまたがる場合には、連携会議等により情報を共有しながら対応しております。しかしながら、既存の制度の対象となりにくいケースや複数の生活上の課題を抱えているケース等、近年は複合化・複雑化した課題が顕在化してきていることから、今後は課題全体を捉えて関わっていく包括的な支援体制を構築していく必要があると考えております。2点目の「包括的な支援体制を構築する『重層的支援体制整備事業』の町の取組」についてでありますが、健康福祉課、高齢者介護課、子育て支援課の3課において事業実施に向けた準備を開始しており、昨年度までに道内2自治体の先進地視察を行ったほか、先月には代表者会議を開催して支援体制の現状把握や課題となっていること、今後の進め方等について協議しました。今後においても代表者会議を定期的に開催し、既存の支援体制を整理するとともに、潜在的なニーズや制度の狭間にあるニーズをどのように把握し支援するか等を協議するほか、月1回の定例会議や必要に応じて個別の支援会議を開催して包括的な支援体制の強化を推進してまいります。2項目めの「デフスポーツやデフアスリートとつながり、障がい者への理解を深めて、誰もが安心して暮らせる共生社会の推進」についてであります。1点目の「障がい者がスポーツや芸術文化に取り組む環境や基盤整備」についてでありますが、障がいの有無に関わらず、定期的な運動習慣や芸術文化に触れることで、心身機能の向上によい影響を与えると言われております。本町では、教育委員会が昨年度に開催した公民館講座「地域課題セミナー」において、聴覚障がいを有する参加者への配慮として手話通訳者を配置したほか、軽スポーツ健康増進事業や芸術鑑賞事業などにも多くのご参加をいただいております。今後も誰もが豊かな感性や創造性を育むことができるよう、生涯学習機会の確保に努めてまいります。2点目の「デフリンピックムーブメントを利用した、共生社会の構築のための啓発活動」についてでありますが、本町においても、関係団体と連携を図りながら、2025年に日本で開催される世界規模の聴覚障がい者のための総合スポーツ競技大会への理解促進と啓発活動を行うとともに、日頃のスポーツ及び文化活動を通して、共生社会の実現に向けて取り組んでまいります。

質問 12番 長谷川かおり

12番、長谷川です。重層的支援体制整備事業を一括して質問させていただきます。先進地視察も行いまして、今年度から事業実施に向けて動き出していることは分かりました。現在健康福祉課、高齢者介護課、子育て支援課の3つの課において、当然ながらそれぞれに相談があると思いますが、令和4年度に複合的な課題を抱えている相談件数は何件入っているのか、相談状況と相談についての対応はどのようにされているのか、また役場庁内の各課との連携について伺います。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

ただいまのご質問にお答えいたします。複合的な相談ということのご質問でございますけれども、複合的相談というのは1つの世帯に複数の生活課題があって一つの課では解決できない、そのような問題でございます。それで、本町では高齢者介護課、健康福祉課、子育て支援課という3課がございますけれども、高齢者の親と、あと障がいを持つお子さんですと高齢者介護課と健康福祉課が対応したり、また障がいのある親に幼い子供がいらっしゃる世帯ですと健康福祉課と子育て支援課が対応するというような対応を行っております。3課で全部で対応するケースも中にはございます。件数につきましては正確な数字として押さえていることはないのですが、数十件、少なくとも二、三十を下回らないぐらいの件数は対応しているというようなところでございます。また、対応状況につきましては、それぞれの課で対応している上に連携しながら、必要な会議等も行いながら対応しているような状況でございます。

質問 12番 長谷川かおり

12番、長谷川です。その点は分かりました。なかなか相談内容も複雑化しているというところで、またお金が絡む問題とかも出てくると思いますけれども、先ほど私は3課の連携についてお伺いしましたけれども、会議の中で役場関係と住宅や水道課と税の関係、または町民課とかそういう方々が入っての会議もあると思いますけれども、そういうところの会議の中、専門職と事務職というか、そういう方たちとのやり取りの中でやっぱりそれぞれの職員のスキルとかもありますけれども、そういうところを何かその会議の中で重点を置いて気をつけているというか、そういう点がありましたらお聞かせください。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

複合的な相談に対応するときに、ただいまの3課ということで福祉部門の3課で対応する以外にも関係する課がございましたら、税務課であったり、町民課であったりといって関係する職員も交えた中での会議を行います。その中で一人一人個別に対応していくのではなくて、同じ方向性を向いた中で対応をするようにその対応の仕方であったりとか、そのようなことをその会議の中で話して対応しているようなことでございます。

質問 12番 長谷川かおり

12番、長谷川です。それでは、先進地視察に出迎えたということですけれども、その事例を通しまして相談支援と参加支援、地域づくり支援の3つの支援についてまちが取り組むべき考え方について伺います。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

まず、3つの支援についての取り組むべき課題や姿というところのご質問でございますが、今まで道南の七飯町と函館市の2自治体の先進地視察を行ってまいりました。七飯町につきましてはそれぞれの課があるのですけれども、中にコーディネーターとしての役割を果たす職員がおりまして、うまく課をまとめて対応しているような状況がございました。また、函館市においては市内に10か所ある包括支援センターに専門職を配置しまして、そこを福祉拠点としているような状況がございました。いずれの自治体においても既存の事業もございますので、それを有効に活用しながら新たな事業も取り入れて実施しているような内容がございました。それを受けまして、本町でも実施に向けての課題や目指すべき姿でございますけれども、3つの支援について重層的支援を体制制御するためには3つの支援というのを行うことが必要となっております。3つの支援は相談支援、参加支援、地域づくり支援という3つでございますけれども、それらを既に本町でもやっている事業もありますし、また不足している事業もございます。そこら辺の整理をしていくこと、事業の中身を精査していくこと、それが一つ課題となっているところであります。また、コーディネートをする役割の職員の配置、その人材確保についても課題であるとは捉えてございます。また、先ほど事業内容の整理ということで申し上げましたけれども、その中に新たな事業をして取り組まなければいけない事業もございますが、例えば困窮者支援、この支援についても行う必要がございまして、その困窮者支援については実施の主体が福祉事務所を設置している自治体でございます。本町においても道でやっている事業、その事業を連携しながら今取り組んでいるところではあるのですが、町が実施主体となっているものではないものですから、今後その今まで取り組んでいない事業についてもどのように進めていくか、その辺もきちんと整理した上でやっていくことが必要かなというところで課題として取り押さえてございます。

質問 12番 長谷川かおり

12番、長谷川です。しっかり課題を捉えていて、これからどのように進めていくかというところも、そこは理解いたしました。今の準備期間ですけれども、この事業の開始は令和何年から始まるのか、見込みについてお伺いいたします。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

ただいま準備期間ということで、3年間の準備期間を設けることができます。今年は準備期間の1年目ということで捉えてございますので、3年以内にはその体制を整備するようにいろいろと準備を進めていきたいとは考えてございます。

質問 12番 長谷川かおり

3年をめどに体制準備を進めていくというところは分かりました。たくさん課題はありますけれども、できるところから進めていただけたらと思います。私は、令和3年3月にこの重層的支援体制整備の事業につきまして一般質問させていただきました。そのとき古俣副町長から、福祉何でも相談窓口的なものをつくっていくためにしっかり検討しなければならないと答弁がありました。その後、体制整備のために取り組んでいただいているところですが、この相談窓口について実際に困り事があってもどこに電話をしていいのか迷って困っているという町民はたくさんいます。あまり詳しいことは言えませんが、ある方からご近所に8050問題、もしかして虐待かと気になる家族がいたけれども、いきいき4・6のどこに電話をかけていいのか分からなかったという話を伺ったことがありました。私は、そのときとても残念な思いをしました。自分では困っているとなかなか言い出せない方や、そういう方に手を差し伸べることができる、そういうチャンスを逃していたのだなと思いました。地域住民との見守りの支え合いの体制整備、おせっかい的なそういう体制整備が必要だと思います。そして、当事者もこんなことに困っています、助けてくださいと言えるように何かあったら相談できる、断らないワンストップの総合相談の窓口をぜひ早い段階で設けていただきたいと私は切望いたします。この準備期間に電話番号も開設して、体制を整え次第この相談窓口を設けていただきたいのですが、そのところの考えを町長ぜひお話を、お考えがありましたら聞かせてください。

答弁 町長 大塩英男

相談窓口のご質問でございます。今回の所信表明の中でも一人一人に寄り添う生活サポートということで、これは重層的支援整備ということも含めての生活サポートということで掲げさせていただいております。議員からいろいろとお話があって、やはりこういったお一人お一人の生活サポートをしていくというまず基本は、こういった相談体制の充実ではなかろうかなと思っております。さらには重層的ということで、お一人の方に質問をこうやって聞いてみると、実はそういった潜在的な課題があったのだなですとか、そういったことというのが今世の中の問題となっているということは私も認識しています。ですから、その組織的な体制、今は現実的に福祉分野として健康福祉課、高齢者介護課、子育て支援課ということで3課で福祉分野を担っております。今は連携した中で会議を持って進めている状況なものですから、これがその組織機構の改革ということも含めて、どういったことできちんとしたこの重層的な相談体制を取れるかどうかも含めてきちんと、取組を進めていきたいと考えております。

質問 12番 長谷川かおり

12番、長谷川です。時期的なもの、これから3年間準備がありますけれども、体制ができ次第この窓口を開設できるのかどうか、そこに向けてのお考えが聞けなかったかなと今思うのですが。

答弁 町長 大塩英男

申し訳ありません。機構改革というようなことで今私が言ったその3課を例えば2つなり1つというか、そういう統合的にするとなるとちょっと時間はかかるかなとは思うのですけれども、きちんとしたそういった相談体制を整えるというような、その組織機構を除いたというようなことであれば、きちんとこの3年間の中で準備は進めていきたいと思っております。

質問 12番 長谷川かおり

その点は理解いたしました。各課で進めていただけたらと思います。次の質問に入ります。聴覚障がい者のオリンピックと呼ばれているデフリンピックの件でございます。2025年に日本で初めて開催されることとなったデフリンピックは、オリンピック同様4年に1度世界的規模で行われる聴覚障がい者のためのスポーツ競技であります。1924年の第1回大会から数えて100周年に当たる節目になりますが、昨年ブラジルで行われたデフリンピックには、コロナ禍でありながら73か国、2,412人が参加し、日本選手の中には北海道栄高校の卒業生で女子バレーの選手も含まれております。音が聞こえない人とそうでない人が共同して大会開催を実現することで、例えばスタートの合図や審判の声などを目で見て分かる視覚的に工夫をするなど、コミュニケーションや情報のバリアフリーを推進し、一歩進んだ共生社会の姿を示していくと言われています。障がい者の有無や種類を問わず参加できるスポーツやイベントを増やしていく取組は重要と考えますが、軽スポーツ推進事業でどのようなことに取り組んできたのか、また課題について伺います。

答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)

ただいまの議員のご質問でございますが、軽スポーツ事業での取組でお答えをさせていただきますと、先ほど町長から答弁がございましたとおり、軽スポーツ推進事業ということでいけば、昨年度9月に町内で行いました出張公民館講座、パークゴルフの体験講座を開催させていただきまして、その中でも町内の障がい者団体の中からたくさんのご参加をいただいているところでございます。軽スポーツの取組でいきますと、この単に事業を起こして参加ということだけではなくて、教育委員会、生涯学習課ではスポーツ推進委員という方を町民の中から委嘱をさせていただいております。これはスポーツ基本法に基づきまして、スポーツの推進に係る体制整備のために各自治体で委嘱をするということが求められておりまして、本町では11名のスポーツ推進委員の委嘱をさせていただいております。スポーツ推進委員の中では、様々なこの軽スポーツの実技指導だとかというところも町民の皆様とスポーツ振興を図る上で日々その競技の理解だとか、実技研修だとかということをさせていただいております。昨年度におきましては、パラリンピックスポーツの高まりの中でボッチャの競技を実技指導をしたというようなことで障がいの有無にかかわらないことで町民の皆様がスポーツに参加しやすいような指導体制だとか、そういったものに向けて準備をしているというような状況でございます。

質問 12番 長谷川かおり

それでは、今後このスポーツ推進委員の方にも手話などを広めていただいて、聴覚障がいの方とのスポーツのコミュニケーションなども取れるような、そのような働き方もしていただければと思います。次に、以前私はその軽スポーツのイベントにヘルプマークをつけた方が来場されまして、一緒に会場を回る機会がありました。ご自身の障がいのことを話してくださったので、私も内心ほっとして、来てくれてありがとうという思いで会場を案内させていただいたのですけれども、ヘルプマークをつけている方を見かけますと、どんなことに困り、どのような手助けが必要なのかということを戸惑うことがあります。町内におけるヘルプマークの配付数と理解促進の取組について伺います。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

ヘルプマークのご質問でございます。ヘルプマークやヘルプカードと呼ばれるものは、義足とか人工関節とかをしている方、また内部障がいや難病の方など外見からは分からないけれども、支援や配慮が必要な方がその周囲の方に配慮が必要ですよということを示すためのマークやカードとなってございます。本町では平成29年度からそのカードを配付する事業を行っておりまして、現在までに271件の配付状況がございます。このカード、マークの普及に関しては、広報に掲載したり、あるいはホームページ等にも掲載しておりまして、啓発活動は行ってございます。

質問 12番 長谷川かおり

平成29年から271件カードを交付しているということで、それだけ必要としている方が町内にいるのだなということがよく分かりました。東京都大東区では、コミュニケーション支援ツールの一環として障がいのある方が周囲の方から配慮や支援をお願いしたいときにスムーズに伝えることができるヘルプシールを作成し、配付しています。例えば耳が聞こえません、筆談をお願いすることがありますや、席を譲ってくださいなど様々な状況を想定した具体的内容となっています。ヘルプマークの普及啓発とともに補助の役割を担うヘルプシールを本町においても取り入れる必要があるのではないでしょうか。そこの考えをお伺いいたします。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

今の本町で配付しているヘルプマーク、ヘルプカードにつきましては、カードが二つ折りになっていて、中にその障がいの状態とか身体状況を記載するようになっていて、ぱっと見ただけではどのような状況なのかというのは確かに分からない状況となっております。議員からご提案がありましたそのヘルプシール、それをカードなりに貼って一目で分かるように、そのようにするということが今後必要かなと考えてございますので、そのシールについては取り入れを今後検討していきたいなと思っております。

質問 12番 長谷川かおり

前向きに取り組んでいただけるという答弁をいただきました。一日も早く実現することを願っております。それでは、障がい関係の質問をしているのですけれども、視力障がいを抱えている方、図書館の配慮はどのように行われているのか、その点をお聞きいたします。

答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)

白老町立図書館におきまして、障がい者へのサービスということで何点かご紹介をさせていただきたいと思います。特に視覚障がいだとか弱視の方への配慮といたしまして、まず点字の図書をご用意させていただいております。そして、もう一つは朗読CDということで文学作品などを朗読して録音したものでございまして、こういった朗読CDですとか、あと大活字本といいまして文字が少し大きめになっている本を各種ご用意をさせていただいております。こういったものの取扱いをさせていただいておりまして、点字図書ですと昨年度でいきますと5冊のご利用があったり、朗読CDでいきますと67点のご利用がございました。大活字本でいきますと243冊と非常に多くご利用いただいているということと、あわせまして視覚障がいにかかわらず体が不自由な方、図書館に来られない方のためにも本の宅配サービスというようなこともやってございます。65歳以上の歩行困難な高齢者の方ですとか、障害者手帳1級から4級をお持ちの方に対してのサービスということで、令和4年度では375冊の宅配をさせていただいたというような状況でございます。

質問 12番 長谷川かおり

12番、長谷川です。取組をお聞きし、また実績をお伺いすることができまして、本当に私はこういう取組をしているということは知らなかったので、今回すごく勉強になりましたし、これだけ必要としている方がいるのだな、それにしっかりと応えているのだなとすごくうれしく思いました。これからもこういう方たちにしっかりとサービスが届くような周知をしていきながら取り組んでいただきたいと思います。それでは、2021年に行った日本財団の調べでは、デフリンピックの認知度は16.3%、パラリンピックは97.9%です。パラリンピックでアスリートが果敢に挑戦する姿は私たちに感動を与え、心を動かしてくれました。デフリンピックが2025年、日本で行われるということで、この機会を捉え、障がいに対する理解をより身近に考えることになると思います。関係団体と連携を図ることはもちろん、学校や保育園、幼稚園などの教育現場や福祉と連携して手話スポーツを実際に体験し、デフアスリートに触れる機会を通してさらに理解が深まることを私は期待いたします。例えばろう者と健常者のグループがフットサルの試合をする前に上手だね、いいプレーだね、拍手の手話を教えてもらい、試合中に3つの手話でコミュニケーションを取り、交流を図るそうです。次代の子供たちをはじめ、町民に障がい者スポーツが持つ価値や魅力を伝える絶好のチャンスになると思いますが、デフリンピックの知名度を上昇させ、理解促進を図る今後の取組をどのように手がけていくのか、見通しについてお伺いいたします。

答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)

2025年のこのデフリンピックを見据えたということでの周知の在り方ということのご質問であったかと思います。教育委員会としましては、この町民のスポーツ振興をどのように進めていくのかということを非常にこれから大事に捉えていかなければならないということで考えているところでございます。当然健康な方、そしてそうではなく障がいをお持ちの方も分け隔てなくスポーツに触れる機会をどう進めていくかというのが非常に大事だと思っております。そういう中では、聴覚障がい者へのこのスポーツの関わり方につきましては、多分先ほどご質問があった中でちょっと答弁漏れがあったかと思いますが、課題でいきますとやはりこれは教育委員会の所管のみで進めていける話ではなく、昨年度いろいろ行ったこの地域課題セミナーで手話の方を呼んだり、芸術鑑賞を行っただとかということが町長からのお話がございましたけれども、そういったものが町内のいろんな関係団体、そしてご理解いただける皆様のご協力があってできたものだと考えておりますし、これからは教育委員会のみならず、このデフリンピックのムーブメントを考えながら、分け隔てなくスポーツに触れる機会を果たせるような事業立案だとか、そういった誰もが参加しやすいスポーツの取組というのを町内の体育振興に携わる関係団体含めて、その進め方というのはしっかりと捉えて検討してまいりたいと考えます。

質問 12番 長谷川かおり

その点理解いたしました。まだ時間的にも余裕がありますけれども、しっかりと取り組んでいただければと思います。

出典:白老町議会 令和5年定例会6月会議 2023年6月21日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる