みんなの議会

白老町議会 令和6年定例会9月会議 2024年9月11日

地域共生社会の実現に向けた取組

2024年9月11日、白老町議会の一般質問で、長谷川かおり議員が「地域共生社会の実現に向けた取組」について質問し、町長 大塩英男、高齢者介護課長 森誠一、健康福祉課長 渡邉博子が答弁しました。

質問者
長谷川かおり 議員
答弁者
町長 大塩英男、高齢者介護課長 森誠一、健康福祉課長 渡邉博子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 長谷川かおり

4番、公明党、長谷川かおりです。通告に従いまして一般質問を行います。1、地域共生社会の実現に向けた取組について。(1)、地域包括ケアシステムの深化・推進について伺います。①、介護予防、フレイル対策の現状と課題について。②、認知症への理解を深める取組について。③、生活支援体制整備事業の現状と課題について。(2)、属性や世代を問わない相談や地域づくりにおける重層的支援事業の推進状況について伺います。①、高齢者・障がい者・子供・生活困窮者など分野ごとの相談状況について。②、地域住民の複雑・複合化した支援ニーズに対する取組の現状と課題について。③、生活困窮者支援の取組について。

答弁 町長 大塩英男

「地域共生社会の実現に向けた取組」についてのご質問であります。1項目めの「地域包括ケアシステムの深化・推進」についてであります。1点目の「介護予防、フレイル対策の現状と課題」についてでありますが、介護予防、フレイル対策は「運動」、「社会参加」、「栄養」が3本柱と言われており、本町では、「運動」、「社会参加」の面において、健康体操、ピラティスヨガ教室、介護予防サロン等を各地域で実施しております。「栄養」面では、食事の調理が困難な高齢者等に見守りも兼ねて栄養バランスの取れた食事を宅配する配食サービスや保健師、管理栄養士による健康教育出前講座等を実施しております。課題については、40代、50代のうちから日常的に将来に備えての取組を行うことと、各事業及びサービスの新規参加者、利用者を増やすことと捉えております。2点目の「認知症への理解を深める取組」についてでありますが、認知症サポーター養成講座の実施や認知症ケアパスの配布、認知症カフェの運営等を行っているほか、先月24日には白老町社会福祉協議会等の主催により、認知症に関するドキュメンタリー映画の上映会と監督の講演会が開催され、333名の参加がありました。本町では、認知症を正しく理解し、地域全体で支え合うまちづくりを目指し、来秋をめどに「(仮称)認知症の人にやさしいまちづくり条例」と「認知症施策推進基本計画」を制定、策定する予定であり、今後は、今まで以上に認知症への理解を深める取組を展開してまいります。3点目の「生活支援体制整備事業の現状と課題」についてでありますが、生活支援体制整備事業とは、生活支援コーディネーターの配置と協議体の設置により、地域住民の互助による助け合い活動を推進することで、地域全体の高齢者の生活を支える体制づくりを行う事業であり、本町では平成29年度からコーディネーターを配置し、令和2年度からは白老町社会福祉協議会への委託により事業を実施しております。コーディネーターの活動内容は、地域ニーズの把握、地域資源の調査・開発やネットワークの構築などで、地域住民が主体となり企画・運営する地域サロンについては、配置当初より新規立ち上げや運営補助を担っており、令和5年度実績では11団体にまで拡大しております。しかしながら、高齢化等により参加者が年々減少し、活動ができなくなっているサロンも一部あることから、参加者の確保と継続的な運営が課題であると捉えております。2項目めの「属性や世代を問わない相談や地域づくりにおける重層的支援事業の推進状況」についてであります。1点目の「高齢者・障がい者・子供・生活困窮者など分野ごとの相談状況」についてでありますが、令和5年度に対応した相談状況は、訪問・来所・電話対応の合計で、高齢者分野7,640件、障がい者分野1,716件、子供分野74件、生活困窮者分野240件及び保健分野1,228件で、各分野とも継続的に関わる相談対応が増えていることから、全体的な対応件数は増加傾向にあります。2点目の「地域住民の複雑・複合化した支援に対する取組の現状と課題」についてでありますが、1つの世帯に複数の課題が存在するなど複雑・複合化した相談につきましては、関係機関が協働して支援を実施することが必要であります。そのため、健康福祉課、高齢者介護課、子育て支援課のほか、必要に応じて他機関も参加する個別支援会議を行い、共通認識を図りながら課題解決に向けた支援を実施しているところであります。課題といたしましては、多機関が参加する支援会議になるため、開催日時や役割分担調整の難しさのほか、制度のはざまにあるニーズや見えてこないニーズの把握方法であると捉えております。3点目の「生活困窮者支援の取組」についてでありますが、本町では、健康福祉課において生活保護の相談を行い、申請書類を北海道に進達しております。また、困窮されている方には、生活保護に至る前に、自立支援、就労及び家計相談などに関して北海道が実施している生活困窮者自立相談支援事業や、就労支援機関を含めた利用可能な制度の紹介や利用調整、町内団体が実施しているフードバンクなど、必要な情報提供を行っております。

質問 4番 長谷川かおり

2040年に超高齢化社会を迎えるに当たりまして、高齢化に伴う身体能力や心理的、社会的つながりが弱くなった状態から要介護状態になることを防ぐことで健康寿命を延伸し、生き生きとした高齢期を過ごしていける、その環境を整えることはこれからもより一層重要です。保健師や栄養士による健康教育、出前講座、そちらのほうでオーラルフレイル、その対策のための口腔体操の必要性などは指導しているとは思いますけれども、加齢性難聴、ヒアリングフレイルについてその取組はどうなっているのでしょうか。難聴になるとコミュニケーションが円滑にできなくなり、人との交流が減って社会的に孤立すればうつや認知症を発症する可能性が高まることも最近の研究で分かっています。40代から加齢に伴う聴力の変化が起きてきており、気づかないまま日常生活を送っている方もいるそうです。ヒアリングフレイルチェックなどを通し加齢性難聴の早期発見の取組は必要と考えますが、まちの見解を伺います。

答弁 高齢者介護課長 森誠一(高齢者介護課長は2025年3月まで)

ヒアリングフレイルに関するご質問でございます。聞き取る能力の低下、これをヒアリングフレイルというのですけれども、これにより、そのヒアリングフレイルの低下により認知症の発症、または認知症の進行が進むという調査結果があることは十分理解してございます。標準的な聴力の人に比べて軽度の難聴であれば認知症のリスクが2倍、重度の難聴の場合には認知症のリスクが5倍高まるという調査結果もあるようでございます。やっぱり認知症の発症及び進行予防をするためには、この聴覚能力が低下していることをまずは放置しないで、適切な治療や例えば補聴器の使用だとか、そういったものをしっかり行って認知症の予防、また認知症の進行に取り組むことは必要だと捉えておりますので、もちろん出前講座だとかではそういうお話はさせていただいていますが、もっと町民の方に調査結果だとか、こういう状況を理解していただくようにしっかりと周知してまいりたいと考えます。

質問 4番 長谷川かおり

4番、長谷川です。若い方でも2倍聞こえなくなる率があるとか、そういう今担当課長のほうでもしっかりと捉えているなというのは理解いたしました。難聴になりますと耳から脳に伝達される情報量というのは本当に極端に少なくなりまして、それが認知症リスクが高まると言われています。この難聴対策として今聴覚補聴器の活用が有効とあります。聴覚補聴器には、マイクで収集した音を増幅して外耳道に送る気導補聴器のほかに骨導聴力を活用する骨導補助器や耳の軟骨を振動させて音を伝える軟骨伝導補聴器などがあります。こちらのほうは、最近開発されたとても聞こえに有効な補聴器だと捉えております。この高齢化が進む中で高齢者が社会の一員として末永く働き続けるためには、聴力が低下した高齢者が自分に合った聴覚補助器を選択して適正に活用できる環境の整備が大変に重要だと捉えております。そこで、高齢者が聴覚補助器を適切に選択できる環境の整備や、聴覚補助器の購入費用の助成制度の創設について見解を伺います。

答弁 高齢者介護課長 森誠一(高齢者介護課長は2025年3月まで)

補聴器の助成等についてでございますが、実際に自治体によっては補聴器の購入に助成を行っている自治体がございます。補聴器も非常に高価なものでございますので、購入の際にかなり高齢者の負担になるということは十分理解してございます。今本町では認知症施策推進計画というのを今後つくる予定でおりますので、その中で医療、介護の有識者の考えや、実際に高齢者の声、認知症になられた方、または認知症の家族の方の声をしっかりと聞いた上でニーズ等を把握して今後その補聴器の助成についても考えていきたいと考えてございます。

質問 4番 長谷川かおり

補聴器というのは本当に高額なものですし、私も今まで知っている方の中では30万円、40万円かけてつくったけれども、結局いろんな音を拾ってしまって使わないでいるという方もいらっしゃいますので、そこのところはしっかり研究をして、いろんなところを視察してどういうものが高齢者に合うのかというのも踏まえながら、ぜひその計画をつくる中で事業として補聴器の推進、そちらのほうも進めてくださったらと思います。それで、次です。認知症への理解を深める取組というところでは、認知症に関するドキュメンタリー映画、上映会と監督の講演会が開催されて333名の参加がありましたということですけれども、こちらは本当に町民の関心の高さが示されているのだなというのはこの数を見まして理解いたします。それで、今年の秋をめどに本町も認知症の人にやさしいまちづくり条例が制定されるということですけれども、国が制定しているその計画には、認知症になったら何もできなくなるのではなく、自分らしく暮らし続けることができるとの新しい認知症観が示されまして、当事者の声が反映されることになりました。白老町ではどのようにして当事者の声を聞き、その声を反映させていくのか考えを伺います。

答弁 高齢者介護課長 森誠一(高齢者介護課長は2025年3月まで)

認知症条例、認知症施策推進基本計画策定に向けてどのようにして認知症の本人の声を聞くかというご質問でございますが、これからどのような認知症条例をつくっていくのか、またどんな認知症施策が考えられるのかというものを協議する場といたしまして、白老町認知症施策推進会議というものを立ち上げる予定でございます。この会議と、さらにその下に専門部会というのを設ける予定です。その親会議のほうにつきましては、医療と介護の有識者、または町内の団体だとか、施設の代表者を中心にして組織をしたいと思ってございます。そして、専門部会のほうにつきましては、実際に認知症になられている方、または認知症の方の家族、それと町内の介護施設の現場で働いていらっしゃる職員、そういう現場の声を聞く場として専門部会のほうを設ける予定でございますので、専門部会、またはその親会議のほうで実際に認知症になられている方、認知症の方と共に生活をされている家族の声、そういったものをしっかり聞いた上で政策、または条例案に反映させていきたいと考えております。

質問 4番 長谷川かおり

北海道が主催で行った認知症フォーラムでは、認知症になっても希望を持って暮らしていける姿を当事者自ら発信するためのほっかいどう希望大使に3名が任命されております。その中のお一人は令和4年に、48歳のときに若年性アルツハイマー型認知症と診断され、現在も診断された同じ場所で働き続けています。家族、職場の理解とサポートなしでは仕事や生活を続けることができなかった、自分の現状を公開することでこの病気に立ち向かう人たちの希望になればと力強く話されています。こうした当事者の声を町民の皆さんに直接届け、理解を深める取組も必要かと考えますが、まちの見解を伺います。

答弁 高齢者介護課長 森誠一(高齢者介護課長は2025年3月まで)

認知症本人大使がこのたび北海道のほうでも3名任命されたというお話でございますが、今回先ほども申し上げたとおり認知症の方本人の意見等を施策、条例案には反映させていきたいと思ってございますので、その中で実際に認知症の方で自らの体験だとか、自らの困り事だとか、そういったものを自らの声で発信をして町民の皆さんに知っていただきたいというような考えの方が出ていただけるように、そういう道内外の認知症本人大使のお話を聞かせていただいたりだとか、そういった機会を設けてぜひ町内の中からもそういう活動をされる方にぜひ出てきていただきたいなというような取組は進めていきたいと思っております。

質問 4番 長谷川かおり

なかなか白老町の方がというところは難しいかもしれませんけれども、今結構日本全国でいろいろと講演活動とかをしている方もいらっしゃいますので、そういう方も招きながらこれから町民に向けての理解を深める取組もしっかりと進めていただいてくださればと思います。では、次の質問に移ります。生活支援体制整備事業です。地域サロンについては、高齢に伴いまして参加が少なくなり、存続が難しくなって解散してしまうということも聞いております。生活支援コーディネーターが町内イベントなどを訪問し、キーパーソンとなる方へサロンの立ち上げの働きかけをするなど地域づくりに取り組んでいると聞いています。今後も一人暮らしの高齢者が増える中で、支える側に回ることが多い現役世代には誰もが迎える高齢世代を自分事と捉えてもらえるかが地域づくりの支援として取られています。そのような中で地域づくりの在り方や、サロン活動をまとめた冊子を作るなど、そういうところで皆さんに周知をするという、そういう取組も考えられると思いますけれども、今後の展望について伺います。

答弁 高齢者介護課長 森誠一(高齢者介護課長は2025年3月まで)

地域サロンの参加者の確保という点でございますが、議員おっしゃるとおり一生懸命やっている今の地域サロンの取組をもっと多くの方に知っていただくことがまず重要だと思ってございます。その中でやはりこの地域サロンというのは高齢者が対象ではございますが、5名以上65歳以上の方がいれば、それ以外の方はどなたでも構わないというサロンでございますので、お子さんであっても、若い方であっても参加は自由なサロンでございますので、どんどん周知して各地域でもっと若い方、またお子さん、そういった方が地域サロンに参加できるように、議員おっしゃるとおりそういうチラシだとかの作成も一つですし、事あるごとにこういうことをやっていますよということを広く町内会や町内の事業者等にもお知らせをして、地域貢献、また地域ボランティアもございますので、ぜひとも参加していただけるようにうちのほうとしても促してまいりたいと考えます。

質問 4番 長谷川かおり

4番、長谷川です。この地域サロンづくりというのは高齢、介護の部門でやっていて、高齢者を対象にということを、当初はそのように設立して運営してきたこととは思いますけれども、本当に課長がおっしゃったようにやっぱり定年の壁というものがあるそうで、お仕事一筋でいて、実は定年した後は地域との関わりがなくてひきこもりになってしまうという、そういう壁があるそうです。そういうところで課長がおっしゃったように世代を問わずに関わっていく、サロンの中で関わっていくということは本当に、定年をしたが、では地域の中に入っていけない、そういう方たちを防ぐことにもなりますし、あとはよくお話を聞くのは夫婦で家族ぐるみで付き合って交流をしていたけれども、高齢になっていって伴侶がお亡くなりになってしまって、そしてなかなか今までどおりの人付き合いができなくなってしまったというようなお話を聞いておりますので、そういうサロンというところは誰が行っても気楽に話し合えるようなその場というところをこれからも進めていってくださったらと思います。それでは、次に重層的支援体制整備事業に移ります。既存の介護、障がい、子供、生活困窮の相談支援などの取組を生かしつつ、地域住民の複雑、複合化した支援ニーズに対応する包括的な支援体制を構築するために相談支援、参加支援、地域づくりに向けた支援を一体的に実施するものです。昨年6月の一般質問でこの事業を平成8年には実施すると答弁をいただいております。白老町における地域課題に沿った事業の展開をどのように考えているのか順を追って質問させていただきます。こちらのほう、今1点目の相談状況をお伺いしましたけれども、私としては予想以上に相談の件数が来ているのだなというところと、継続的に関わる相談対応が増えているということは、もう職員も本当に手いっぱいなのだろうなとは思っております。その中で分野ごとの相談件数を今出していただきましたけれども、その複合化されたケースも多々あるとは思うのですが、寄せられた相談内容はどのような相談が多いのか、そこをお伺いいたします。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

寄せられた相談内容ということで、ちょっと詳細についてはお答えをすることはできませんけれども、まず例を挙げますと高齢者で介護認定の申請をされた方がいらっしゃって、その方の調査とかでご自宅に行ったときに同居するご家族の中で成人したお子さんがいて、その方が引き籠もっていたと。生活費としては、その親の年金だけだったというケースとか、あと3世代が暮らす世帯の高齢者が介護が必要な状態になるご家庭の中で、そこもご自宅に行ったところ少し生活課題を持っている親がいて、そのお子さんが不登校とかというようなケースだったりとか、あるいはひとり親の方で心身の疾患をお持ちなのですけれども、子供を育てているというようなケースというのがございました。

質問 4番 長谷川かおり

4番、長谷川です。本当に今課長が幾つか事例を挙げてくださいましたけれども、もう何度も何度も訪問しながら、そして相談者の心をほぐしていきながら、どんな支援が必要かというのを重ねて訪問しながら解決していかなければならない、そのような事案だと私は捉えて聞いておりました。その中で重層的支援体制整備事業を進めるに当たりまして、その体制準備をどのように行ってきたのかお伺いいたします。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

昨年ご質問をいただいたときに令和8年度の本格実施に向けてということで答弁させていただいたのですけれども、今までまずは体制整備に向けてどのような形がいいのかというところで先進地視察を行いながらその体制づくりに向けての参考となるようなことを学んでまいりました。また、今年度は社会福祉士1名を採用しまして健康福祉課に配置していたりとか、あとは高齢者介護課、子育て支援課、健康福祉課と3課の代表者会議を開催しまして、今既に行っている事業、それから重層的支援を行うに当たって新たにやらなければいけない事業、その整理を行っていたりとか、また他機関との連携方法などもその代表者会議の中で話合いを行いながら体制整備に向けて進んでおります。

質問 4番 長谷川かおり

今体制整備の会議の中でこれから行う事業についても検討しているということですけれども、今まで行ってきた事業、そしてこれから行う事業について具体的に進んでいることがありましたらお聞かせください。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

まず、冒頭で議員もおっしゃられていましたけれども、重層的支援体制って大きく3つの支援を行うことになっておりまして、まず相談支援と、それから参加支援と地域づくり支援でございます。地域づくり支援については、世代や属性を超えて交流できる場や居場所の確保と、また交流、参加、学びの機会のコーディネートを行う支援となりますが、現在も行っている事業がございまして、高齢者分野では生活支援体制整備事業や介護予防、日常生活支援総合事業として通いの場、サロンなども開催しております。障がい者分野におきましては、地域活動支援センター、子供分野については地域子育て支援拠点事業というのがもう既に行っている事業となっております。今後白老町では生活困窮者支援というのをまだやっていない部分がございますので、新たにこの生活困窮者支援を始めなければいけないことになります。地域づくりに係る事業として生活困窮者も参加できるような機会をつくりながら、今まで申し上げた3分野も含めて一体的に実施して、これから孤立防止とか、あとは多世代交流や多様な活躍の場をつくっていくことが必要となります。

質問 4番 長谷川かおり

4番、長谷川です。今お話を聞かせていただきましたけれども、相談窓口の設置についてなのですけれども、白老町というのは東西に27キロほどありますけれども、今はいきいき4・6がメインになっておりますけれども、何か所かに分署をつくるなど相談窓口の設置を考えているのかなって、どのように相談を受けるその窓口を考えているのか、そこを伺います。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

相談窓口でございますけれども、まずいきいき4・6が中心になって相談窓口を設置しますけれども、本当に属性とか世代を問わないいろんな相談を受け止めて相談の課題を整理、そして必要なサービスにつないでいくということが必要だと思っています。皆様が気兼ねなく相談できるような体制が必要だと思いますので、いきいき4・6を中心としながらも各地域通いやすい場所での相談窓口の設置というのも体制整備を進めていく中で考えていければいいかなと考えてございます。

質問 4番 長谷川かおり

4番、長谷川です。本当に私は困っていますということはなかなか自分からは言えませんから、そういうこれからも周知をしながらいろんなところで足を運べるような、そういうような体制づくりを目指していただければと思います。それでは、次に財源についてなのですけれども、今までのいろいろと積み重ねてきたことが事業として位置づけられて予算化されるとは思いますけれども、その新たな事業を推進するために国や道からも支援があるとは期待しておりますけれども、予算の考え方についてどのようになるのか伺います。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

財源についてのご質問でございましたが、既に各分野ごとで行っている事業に対してのそれぞれ補助金であったり、交付金というのがございますが、重層的支援体制を進めるに当たっては、新たに重層的支援体制整備事業交付金というのができました。これは今まで個別の補助金とか交付金というのがあって、それを一体的に行う、執行するような交付金の内容となっております。内容については、既存の補助割合とか負担割合というのは変えないでということで国のほうでは考えておりますので、その方の交付金を活用しながら事業を進めていくということを想定しております。また、新たな事業についても交付金の中に盛り込まれておりますので、その交付金を活用しながらということで考えてございます。

質問 4番 長谷川かおり

財源については理解いたしました。平成27年に重層的支援体制整備事業の目指す姿が打ち出され、高齢者介護課を中心に地域ケア会議を開催し、複合的な課題を通しながら垣根を越えた課の連携でケア会議を開催しながら課題解決に向けて支援してきたことは本当に頭が下がる思いであります。共生社会の実現を目指す手法の一つである重層的支援体制整備事業は、地域における支え合いのネットワークを構築し、少子高齢化、人口減少対策を乗り越えるために避けては通れない重要な政策課題と私は捉えております。高齢や障がいのほか、子供、子育てや生活困窮など複合的な困り事に対して地域で支え合うことが可能になるための地域づくりが重要です。各課が連携、強化していく中で例えばひきこもりの中学生が卒業後に支援からこぼれ、8050につながるケースもこれからは減少していくと考えられます。地域づくりが不十分であると住み慣れた環境で暮らし続けることが大変になり、人口が流出せざるを得ません。地域として存続を危うくするものです。事業を進める中で見えなかったニーズもこれから浮かび上がってくることでしょう。地域の課題に沿った重層的支援体制整備事業を推進し、町民との共有を図る必要があると考えますが、町長の見解を伺います。

答弁 町長 大塩英男

重層的支援事業のご質問でございます。この世の中、日本の社会問題でもあります人口減少、高齢化が進む中でやはり全ての人たちが住み慣れた地域の中で暮らし続けていくことは、やはり地域住民の方々の支え合いというのが必要ではないかなと思っておりまして、このことについては町の総合計画にも目指す姿ということで掲げさせていただいております。議員ご指摘のとおり、地域共生社会を実現するための一つの手法としてこの重層的支援体制整備事業というのが創設されたということで私も理解しているところでございます。この事業を本格的に実施するために今準備段階ということで、実は私も関係3課と一緒になってどのようなことができるだろうということで、ちょっと数は少ないのですけれども、内部協議も進めさせていただいているところでございます。ただ一つ、これまでも議論があったように多くの関係機関との協働というのが必要になってくるものですから、町のみで解決できない事項ということもあるものですから、その辺をしっかりと課題解決をして令和8年度に向けて事業構築していきたいとして努めてまいりたいと考えております。

出典:白老町議会 令和6年定例会9月会議 2024年9月11日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる