白老町議会 令和4年定例会12月会議 2022年12月15日
産業振興
2022年12月15日、白老町議会の一般質問で、及川保議員が「産業振興」について質問し、町長 戸田安彦、産業経済課長 工藤智寿、産業経済課参事 齋藤大輔、副町長 竹田敏雄が答弁しました。
- 質問者
- 及川保 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、産業経済課長 工藤智寿、産業経済課参事 齋藤大輔、副町長 竹田敏雄
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質問 11番 及川保
11番、会派みらい、及川保でございます。戸田町長におかれましては、本日が一般質問の最終日になりました。どうぞまたよろしくお願いいたします。まず、1つ目であります。1、産業振興について。(1)、長引くコロナ禍とウクライナ情勢が地域経済や町民生活に大きな影響を与えているが町内の産業経済全般と町民への影響について。①、町の基幹産業である農林漁業の現状について伺います。②、観光業を含めた商工業全般の状況について伺います。③、道の駅の開設は地元経済の影響や町内の活性化に寄与すると捉えるが町の考えを伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
「産業振興」についてのご質問であります。1項目めの「長引くコロナ禍とウクライナ情勢が町内の産業経済や町民生活に与える影響」についてであります。1点目の「町の基幹産業である農林漁業の現状」についてでありますが、農業においては、コロナ禍の中にあるものの飼養頭数は微増しており、素牛や枝肉の価格はコロナ以前の水準まで回復しているところであります。しかしながら、肥料や飼料、燃料の高騰により経費が増加し、農家経営は厳しさを増しております。林業においては、未だ木材価格の高騰が続いており、町内の人工林では高樹齢化が進んでいることから、適切な除間伐と造林による森林整備を進めていく考えであります。水産業においては、昨年よりアキサケをはじめ資源が回復しつつありますが、燃料の高騰など経費の増大により、漁家経営は厳しいものとなっております。引き続き、関係機関と協議し経営の安定を図っていく考えであります。2点目の「観光業を含めた商工業全般の状況」についてでありますが、長引くコロナ禍やウクライナ情勢等の影響により、各事業者の経営は大変厳しいものと捉えております。このため、本町は事業の継続や拡大を目的に国の交付金を活用して給付金や補助金などの支援事業を展開してきたところであります。このように大変厳しい状況の中ではありますが、飲食店や民泊などの新規開業があり、明るい兆しが見えてきたところであります。観光業においては、今年度、全国旅行支援などの展開もあったことから、観光入込客数は増加しておりますが、今後もより多くのお客様が本町にお越しいただけるよう、引き続き誘客活動を進めてまいります。商工業・観光業全般として、働き手の不足が生じてきておりますので、合同企業説明会等の施策により、働き手の確保に努めてまいります。3点目の「道の駅の開設が地元経済や町内活性化に寄与することへの町の考え方」についてでありますが、全国各地にある道の駅の中でも、道路利用者の休憩施設だけではなく、産業振興、防災、観光などの拠点としての機能を有する施設が増えている中で、道の駅の開設は地元経済や町内の活性化に寄与するものと考えており、以前から必要性を感じているところであります。今後も既存施設での道の駅化の実現性など、引き続き調査検討を進めてまいります。
質問 11番 及川保
11番、及川です。まず、基幹産業である1次産業についてであります。長引くコロナ禍においても非常に奮闘を続けてきた我がまちの1次産業でございます。新たにウクライナ問題が発生し、あらゆるものの品不足と物価高騰が降りかかりました。国、北海道やまちも業種ごとに様々な財政支援を実施してまいりましたけれども、この世情がいつまで続くのか全く先が読めない状況であります。まず、そのことから畜産業についてであります。黒毛和牛の枝肉価格について、この数年間は非常に安定的に推移していたと私は情報をつかんではおりましたけれども、ここにきてどういう状況になっているのか、この状況をまずお聞かせいただきたいと思います。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
枝肉の価格についてのご質問でございます。令和2年11月時点で東京の食肉市場のA5ランクのお肉1キロ当たりが2,767円、それから令和3年11月でいきますと2,740円、同じく本年11月でいきますと2,675円と多少のばらつきはありますけれども、ほぼ同様の価格になって、戻ってきているかなというような捉えでいるところでございます。
質問 11番 及川保
11番、及川です。若干ですけれども、下降ぎみだなと捉えました。生産者にとっては枝肉価格というのは非常に重要な部分を占めておりまして、価格的に波があるのです。ずっと推移を見ていると、少々の波があると。四、五年続いたのではないかと思っているのですけれども、いい状況が。安定した状況が続いていた。ここにきて若干気になるところではあるのですけれども、何とか町内の生産業者だけで解決できるような問題ではありませんので、世の中の状況、ましてウクライナ情勢の状況などもありますから、非常にその辺りも気になるところではありますけれども、ぜひ頑張っていただきたいと思います。町は、白老牛のブランド化、商標登録をしまして、力を注いでまいりました。ただ、全国的に見ると、松阪や神戸やいろいろブランド化されている牛肉が多数あるのです。そういった中で我がまちの白老牛、どのようにこれから、こういっためじろ押しにあるブランド牛に対抗するのではなくて、白老町は白老町のやり方があるのです。生産者も、これも限られております。白老牛の生産者というのは、経営者、経営も若手にうまく引き継がれたなと感じているのです。非常にその辺りは心配して、廃業などする農家がたくさん出てくるのではないかなと随分心配しておったのですけれども、非常にうまく後継者がしっかりと守ってくれているなと心強く思っているところなのですけれども、現状の今の農家の、畜産業の現状、そういった状況をどう捉えているかお聞きしたいと思います。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
ただいまの及川議員のお話の中で事業継承の部分の話もありました。確かにうまく引き継がれていっている部分はあるのかなとは思っていますが、今畜産農家含めて、ほかの野菜農家も含めてなのですが、非常に大きな現状の課題としての捉え方としましては、やはり今円安、それからウクライナ情勢も含めて肥料、それから飼料の単価の高騰によってある一定程度牛の価格というのは戻りつつありますけれども、そちらに係る経費が非常に増大しているということが一つ大きな課題であると捉えております。そういったことから、決して楽という言葉ではないですけれども、厳しい状況に今農家の経営はなっているのかなとまずは捉えているところでございます。
質問 11番 及川保
11番、及川です。今厳しい状況が予測されるのです。ウクライナ情勢、円安の状況も非常に厳しい状況もこれから予想されます。しっかりと外向けに当然やっていかなければいけないのだけれども、やっぱり地元の経営そのものをしっかりと固めていく、こういう力をぜひ町として支援していっていただきたいと思います。ここはもうこの部分で終えたいと思いますけれども、毎年開かれていた白老牛肉まつりなのですけれども、令和元年の30回を重ねたこの牛肉まつりなのですけれども、その後コロナの関係で中止になっております。一昨年ですか、ドライブスルー式で実施はしておりますけれども、やっぱりドライブスルーというのはちょっといただけないかな。私は、牛肉まつりは外でたくさんの皆さんと一緒に焼いて頂くと、こういうことがやっぱり大事なことだなと思うのです。今全国の状況を見ていても、こういう祭り形式も、確かにコロナは怖い部分もあるのですけれども、屋外でやるということであれば、ぜひこの31回大会に向けて町として努力していただきたいなと。生産者の方々のご意向もありますから、まちだけのことではないと思うのですけれども、開催に向けて、31回大会の牛肉まつりをぜひ開催していただきたい、この部分だけお聞きして、終えたいと思います。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
牛肉まつりの件でございます。確かにもう3年実施していない状況で、一部ドライブスルー方式といいますか、そういった形で開催はさせていただきましたけれども、やはり本当にきちんと足を運んでもらって、さらには牛肉まつりばかりではなくて、本町の魅力といいますか、本町いろいろ立ち寄っていただいて、周遊していただく、楽しんでいただくということも重要かなと捉えておりますので、何とか次回は、次回といいますか、来年6月に向けて我々ばかりではなく、銘柄推進協議会、白老牛肉まつり実行委員会、それから各農家も含めて十分に話し合って、開催できるように努めていきたいと考えてございます。
質問 11番 及川保
11番、及川です。次に、林業ですけれども、国の施策といいますか、国産、国内の林業というのは非常に縮小された、昔は営林署といいまして、山に入って、枝払いから苗を育成しまして、山に植えると、こういう事業を白老町でも長い間やってきた経緯があるのです。そういったことも今はもう全然全くやられていない。山、ほとんど民間の事業者が木を切る、間伐にしても何にしても民間の皆さんに御苦労をおかけしている状況。だから行き渡っていないのです、手当てが。森林に対する、山に対する手当てが行き渡っていない。それは国の施策でもあるのですけれども、ロシアの原木が入らなくなった、そういった状況、様々な問題が今これから出されようとしていますけれども、林業に少し目を向ける、山に目を向ける施策をこれからぜひしていただきたい。これはまちだけのことではないのですけれども、国がやらなければいけないことですけれども、まちとして例えば国内産の材を使うとか、これからも公共施設の老朽化といういろんな問題がありますけれども、木というのは非常に日本の風土といいますか、これは伝統で、お寺から神社からいろんなそのものは長い間、何百年もしっかりと保たれているというような状況があります。ぜひそういった目でまちづくりを進めていただきたいなと。この1点だけお聞きしておきたいと思います。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
今議員のお話の中にもありましたとおり、ロシア産の材の部分もあって、今ウッドショックと言われる中で、まだ値段も非常に高騰している状況にあります。そのことから含めて、一時期値段が低くて、北海道の材というのがなかなか使われていない現状ですが、今国内材含め北海道の材木、非常に注目を浴びているところでもございますので、そういうものをできるだけ活用いただけるような周知といいますか、そういった部分も町として何かできればなとは考えてございます。
質問 11番 及川保
11番、及川です。次に、漁業に移ります。今朝の新聞だったのですけれども、今年のアキザケの漁獲量が過去最高になったと、なりそうだと。11月の時点での数字なのですけれども、単価も非常に堅調に推移していると、こういう報道がされました。昭和63年といいますから、34年前なのですけれども、このときが一番最高を記録したみたいなのです。豊漁という非常にうれしい状況でありますけれども、サケばかりではなくて、取れない魚というのは、従来取れていた魚が取れない、スケトウダラもみんなそうなのですけれども、そういった状況をぜひ期待したいものだなと。何とか従来の魚が取れる海にするような状況にぜひ期待をしたいなと思うのですけれども、近年続いた不漁の状況ですけれども、今朝の新聞でもオホーツク、日本海側の、全然違うのです、漁獲量が。これは温暖化だけで済まされるような問題ではないみたいなのです。だから、その辺りの状況は、町だけの話ではないのですけれども、どう捉えておりますか。
答弁 産業経済課参事 齋藤大輔
アキサケの状況についてでございます。今議員のご指摘のとおり、漁獲量は、今年は非常によかったとなっております。特に日本海沿岸につきましては数年前から大きく増えている状況、それと北海道の全体の量の約半分はオホーツク海ということで、オホーツク海が伸びれば北海道の漁獲量は間違いなく増えていくといった状況でございます。一方、太平洋沿岸、白老町も含みますが、去年よりかは回復しております。倍ぐらいに増えています。ただ、この近年の状況を見ますと、やはりまだ少ないといった状況になっております。これは、恐らく去年は赤潮の影響もありましたが、海洋ルートの変更とか海水温の上昇などによってサケの通り道というか、そういうものが若干変化してきているのかなとは捉えております。
質問 11番 及川保
11番、及川です。そういう原因はなかなか、海のことですから、魚も動きますし、海流だとかいろんな問題もあるのでしょうけれども、本当に近年の魚が取れない状況というのは漁師にとっては非常に最悪の状況であります。ですから、町としてもそういった支援の部分をぜひ常に念頭に置いていただいて、しっかりと支えていただきたいと思います。この部分については終えますけれども、今まで様々といいますか、議会の中でも非常に議論になっている白老漁港区の狭隘の問題です。ほかの農業だとか商業だとか、そういった業種と違って、一旦海に出ると命がけの状況なのです、漁師というのは。だから、そういう意味においては何としても港内で事故があったとか、そういうことが起きないような状況をぜひつくっていただきたい。真剣に国、北海道にしっかりと要望を粘り強くして、早期に解決するような状況をつくってやってほしいのです。この辺りの考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
今議員から漁港区の整備の関係でご質問がありました。狭隘化もそうですし、それから岸壁の改修、これも要望としてあります。もう一つ、屋根付岸壁だとか、そういったこともありまして、この3つについてはいぶり中央漁業協同組合と協議した中で、この3点については取り組んでいきたいということで、お互いに共有した中で進めているということになります。今議員が言われたように、狭隘化についてはそのことによって何か事故が起きるとか、そういうことはあってはならないことなので、この3つは何とか、町だけでできませんので、国のほうにお願いをしていきたいと考えています。それで、今は一つの要望として苫小牧の総合期成会の中に要望として取り上げさせていただいています。それと併せて、事務方のほうでどう進めていったらいいのかということを国のほうと今協議していますので、いついつということを言えればいいのですけれども、それはまだ言えない状況なのですけれども、そういった取組を今後も続けていきたいと思っています。
質問 11番 及川保
11番、及川です。しっかりとこの部分については町として責任を持って解決するような対策を、難しい状況は十分理解はしておりますから、解決に向けて、実現に向けて取り組んでほしいと思います。次に移りたいと思います。商工観光業についてであります。町長の答弁がありましたように、非常に厳しい状況、コロナの関係で厳しい、それからこれから様々な品不足、物価高騰、円安、これが非常に商工観光業にはついて回る厳しい状況だと思うのですけれども、ただいまの答弁でもしっかりと頑張っておられる姿は理解できました。ただ、令和4年も残すところあと2週間になりました。こういう状況の中で、各小売店を含めた状況をどのように、やめてしまうとか、そういうところはないですよね。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
ただいまの質問でございます。本年に入りまして、コロナ禍とか、燃料高騰を理由に廃業というお話は今現在聞いておりません。継承の問題とか自主的にやめられたというお話は聞いていますけれども、決して業績が悪くてとかコロナの影響とか、それから燃料が高騰して大変だということではなくというお話は伺っているところで、現在はないと聞いてございます。
質問 11番 及川保
11番、及川です。ウポポイが開設して約2年半になりました。町長は、常にウポポイと連携したまちづくりをして、まちを活性化させたいと、こうよくおっしゃっておられました。活性化につなげたかどうかは、今コロナの関係もありますから、厳しい状況ではあると思うのですけれども、どのように町長は捉えておられますか。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
商工観光ということで、ウポポイと連携したまちづくりは常々口に出してお話をしております。コロナの影響で各事業所が大変厳しい状況なのは重々承知をしております。ただ、ウポポイのおかげ、ウポポイ効果でほかのまちに比べるとまだ観光客が来ていた分があるので、その辺はまちとしてはよかったなと捉えております。ただ、先ほど担当課長もお話ししたとおり、ウクライナの情勢とコロナ禍の中でいろんなものが、資材の高騰だったり、燃料の高騰だったりという要因もあるので、まだまだ油断はできないので、その辺はまちとしても支援をしていきたいと考えておりますし、観光の部分については登別市や洞爺湖町の協議会も一緒に今プロモーション活動や営業をかけておりますので、これもまたますます強化していきたいと考えております。
質問 11番 及川保
11番、及川です。しっかりと、連携ではなくて、ウポポイがなくてもやらなければならないものはたくさんあるわけです。ただし、付加価値をつけて、ウポポイを利用してまちづくりを進める、こういう状況をぜひつくっていただきたいのと、あと虎杖浜から社台、各小売店がなくなって、生活する住民の皆さんも非常に苦労されている部分があるのです。先般といいますか、以前も私はこの部分でお聞きしたことがあるのですけれども、まちの足となるとやっぱりきちんと……小売店がなくなるということは生活に非常に影響するわけです。この部分をしっかりと、まちが店をどうのこうのするという話ではないものですから、ぜひそういった足の確保を含めて取り組んでほしいと思います。小売業の皆さんも非常に苦労されている部分があるのでしょうけれども、コンパクトなまちづくりという話がありますけれども、これから人口がどんどん減少していく中で、この部分はやむを得ない部分があるのですけれども、まちとしてしっかりと住民を守るような施策をぜひ打っていただきたいと思います。次に、観光業に入ります。インバウンドを含めてコロナの影響をまともに受けておる観光業でありますけれども、国の施策によって、先ほど町長のご答弁にもありましたけれども、観光業自体は我がまちのウポポイを核としてしっかりと取り組んでおられるなというのは、姿はよく見受けております。今町長のご答弁もありましたけれども、令和4年のまちの観光客の入り込み数はどのように捉えていますか。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
観光入り込み客数についてのご質問でございます。先日報道等でも発表させていただいたのですが、先ほど令和4年度の上期ということで観光の入り込み客数が確定しまして、上期の観光入り込み客数が129万7,113人ということで、これは平成20年ぶりの200万人が想定される数字になるのではないかということで、数字としてはよかったなと、これはコロナが落ち着いてきたこと、それから全国旅行支援等も含めて、やはり人の動きが出てきたものではないのかなというような、大きな捉えではそういうような感じで捉えているところでございます。
質問 11番 及川保
11番、及川です。今の答弁にありましたように、まちを歩いていても地方の車のナンバーが見受けられます。これはウポポイの関わりだとは思うのですけれども、ただまちにとっても非常にありがたい部分で、ぜひ今後この状況を……ただ受け入れる側としてもやっぱりしっかりとその部分の施策をしておかないと、ただ素通りしてしまう状況があるわけですから、その辺りも含めてぜひ様々な工夫をしていただきたい。後で提案させていただきますけれども、工夫をしていただきたいのです。ただバスを走らせればいいのではなくて、呼び込むことと、それから利用してもらう施策、このことをぜひ取り組んでほしいのです。バスを走らせたからいいのではなくて、利用してくれるだろうというのではなくて、もうちょっと何か工夫してほしいなというのが私の思いなのですけれども、その辺りのことを含めてどう捉えていますか。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
今回上期で先ほど言いました129万7,000人ということで、平成20年ぶりの200万人台を超えるのではないかと今担当課として押さえているというお話をさせていただきました。これはウポポイの効果も当然ありますし、竹浦、虎杖浜地区についても前年比112%の40万6,000人のお客様が見えているというところもございますので、大きくはやっぱりまちに広く効果が出てきているのかなとは捉えております。本町に来ていただいたお客様がウポポイのみならず、周遊していただいている部分も少し見えてきたかなというところで捉えておりますが、まさに議員おっしゃったとおり、呼び込む、それから利用していただく、こういった観点が非常に大切だなと思っております。今実際に我々がやらせていただいていますウエルカム白老キャンペーンにつきましても、宿泊していただいて、割引して、さらにクーポン券を発行して、町内の各店舗で使っていただけるような取組もしておりますし、それから先ほど町長の答弁にもありましたけれども、白老町のみならず、白老町と登別市、もしくはこの近郊の団体で誘客活動も進めております。それから修学旅行の誘客活動も少しずつではありますが、進めてきている状況でございますので、そういった部分でこれからもっともっと来ていただく呼び込み、それから利用していただくということも積極的にやっていきたいと考えているところでございます。
質問 11番 及川保
11番、及川です。分かりました。非常に喜ばしい状況であります。観光業にとってやっぱり客を呼ぶ、来てくれる、こういう状況、一番大きな部分です。それであるならば、やはりいろんな、先ほど来申し上げているように、しっかりとサービスをする、受け入れる体制、このことをしっかり念頭に置いて進めていただきたいなと思います。JRは特急が止まるようになりました。この利用状況はどうなっていますか。まちづくり、これはウポポイの絡みでの特急電車なのですけれども、まちづくり全体としてどのように捉えているか伺いたいと思います。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
当初ウポポイができる前については、多くのお客様に特急をご利用いただいて、歩いていただくという想定をしておりました。ただ、やはりコロナになりまして、圧倒的に、コロナ感染防止の観点もあるとは思うのですが、自家用車で来られるお客様が非常に増えているということで、コロナ前に我々が想定していたJR利用客が思ったほど伸びていないのかなというところ、いわゆる自家用車で来られるお客様が多いのかなというような印象を持っているところでございます。
質問 11番 及川保
11番、及川です。長年悲願だったのです。ずっと長い間活動して、特急を止めるのだという活動をしてきましたけれども、ようやく白老町に停車するというような状況をつくったのですけれども、課長の今の答弁だとマイカーの客が多くて、なかなかJRを利用されていないという状況であります。ここで利用してもらう、白老町に来てもらうという状況はなかなか難しいとは思うのですけれども、JRとタイアップして、何らかの来ていただける対策を打てないものかどうか、その辺りも考慮していただきたいなと思うのですけれども、考えを伺います。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
JRとは、常日頃協議させていただいている部分もございます。例えば、JR北海道で企画している、駅に集合していただいて、そのまちを散策していただくJRヘルシーウォーキングという旅行パッケージがありまして、そういった活用をしていただいているとか、今年でいいますと、これはJR北海道とJR東日本の部分になりますが、四季島という豪華列車が白老町の駅にも停車していただいて、大変好評いただいて、お客様をお迎えしたというような実績もありますし、また来年も検討していただいている状況がありますので、引き続き協議して、ぜひ白老町に寄っていただけるようにまた働きかけをしていきたいと思っております。いずれにしましても、JR側とも協議させていただきながら様々なことができないか、利用客を増やせないか、もしくは白老町に来ていただけないかということを含めて、これからもやっていきたいなと考えてございます。
質問 11番 及川保
11番、及川です。分かりました。しっかりとその部分も継続して取り組んでいただきたいなと思います。次に、観光ガイド、ウポポイも含めてこれから観光業をまちづくりとして進めていく中で、この観光ガイドというのは非常に重要な取組だなと思います。実は平成27年ですから、もう七、八年になるのですけれども、議会の研修で長崎市に行ってまいりました。その中で、長崎さるくという市民ガイドが根づいておりまして、私たちはその観光ガイドを利用したのです。我々は一応勉強して行くのですけれども、分からない部分はいっぱいあるのです。その土地、土地でいろんな歴史があったり、文化があったり、いろいろあるのですけれども、非常に地元の人たちが、そういう知らないで行く人たちに丁寧に説明してくださる。歩きながらなのですけれども、非常にありがたかったなというような思いがあって、これは白老町がウポポイを開設したときにぜひこの取組をしてほしいものだなと思っていたのですけれども、観光ガイドができて、今取り組んでいるという状況なのですけれども、この状況はどうなっていますか。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
ガイドセンターのご質問でございます。昨年、令和3年4月14日に白老おもてなしガイドセンターが立ち上がりました。実際には今20名の方が登録されて、事業を実施されてございます。令和3年度におきましては、ガイドの実績としまして214名の方にガイドをさせていただいております。また、令和4年度に入りまして、9月までの実績でございますが、270名の方にガイドをさせていただいています。中身としましては、ポロトの自然休養林とかウヨロ川のサケの遡上、それから萩の里の散策、虎杖浜エリアの散策、ウポポイの水先案内といいますか、そういった形でやらせていただいておりますし、また札幌からもお客様、バスツアー等でガイドの実施なんかもやらせていただいて、今大変好評いただいているということで、旅行会社も含めて問合せがたくさん来ているというような状況でございますので、これからも引き続き町としても応援できる部分があれば何かできないかなということも含めて協議させてもらって、白老町に観光で見えられるお客様がより多くの魅力を知っていただくような取組なんかもできればいいのかなと思っておりますので、これからも引き続きガイドセンターとも協力しながらやっていきたいと思っております。
質問 11番 及川保
11番、及川です。状況は分かりました。ぜひこの取組を広げていただいて、まちの観光づくりの、しっかりとお客様をお迎えする状況を整えてほしいなと思います。これは観光ガイドになっていますけれども、名称は何もないですか。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
すみません。私の言い方が非常によろしくなかったのかなと思いますけれども、白老おもてなしガイドセンターという団体名になっております。
質問 11番 及川保
11番、及川です。先ほど聞き逃した部分がありました。そうですか。長い名前ですけれども、もうちょっと何か親しみのある名前をつけて、これは長崎さるくというのだけれども、意味合いが分からないのですけれども、そういった親しみやすいネーミングをしていただければいいかなと思います。次に移ります。道の駅であります。町長から常に前向きの答弁をいただきます。同僚議員の皆さんもやはりぜひ道の駅をという思いを議会の中で要望しておられます。その都度なかなかやりそうだなという期待感を持っているのですけれども、全く動きが見えてこないというのが現実であります。その辺り難しい部分があるのかどうか。財政面も当然問題がありますから、難しい面はあるのですけれども、実現に向けて動きが取れないのはどういう理由でしょうか。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
道の駅の質問でございます。道の駅には機能として大きく休憩機能、それから情報発信機能、地域連携機能、プラス今防災の拠点機能ということも含められて言われているところでございます。当然こちらをやっていくには施設の、具体的には施設整備も当然必要になってまいります。それから、それにはやはり細かいことでいいますと実はたくさんありまして、具体的には駐車場の台数がもう少し、定義的には駐車場の台数として最低20台以上、それから駐車場に障がい者、妊婦向きの屋根つきの優先駐車場スペースの確保、それから水洗便所で駐車場規模に応じて利用状況に応じた便器数ですとか、原則これは洋式の便座で、温水洗浄ができるものが推奨されているとか、それから駐車場とトイレを結ぶ歩行経路についてはバリアフリー化、それから道の駅の中においてもバリアフリー化に努めることというような条件、それから案内所につきましてサービス施設は駐車場から歩いて二、三分以内に立地していなければならないとか、それから大きくはベビーコーナーの設置、それから先ほども言いました妊婦向けの屋根つきの優先駐車場のスペースの確保、それから子供用トイレとかという、そういう機能を改善しなければならないということで、これらを行うということになると、当然費用が大きくなってくるのかなというところでございます。そういった中において、当然費用の部分もございますけれども、仮にですけれども、白老町の駅北インフォメーションのところをやろうとした場合には、あの部分は道道に面しているから可能ではあるのですが、ただ、今駐車場のスペースの部分が道の公園、駐車場公園という位置づけになっていますので、そちらの北海道との協議も必要になってくるということもございますので、そういった部分。それはそこでやるとした場合のお話ですけれども、そういった部分等もいろいろありますので、まずはお金がどうのこうのというのはあまり言いたくないのですが、正直に申し上げますと、様々な機能を有していなければならないということがございますので、そういったものを少しずつやっていかなければ一度にはできないのかなと捉えているところでございます。
質問 11番 及川保
11番、及川です。そういうことを考えると、まず不可能だなという思いがするのですけれども、そういうことではなくて、将来のまちづくりにはまちの活性化を含めて、これから人口減少がどんどん進んでいく中で、やっぱり人を呼び込む策というのは重要な施策の一つだと思うのです。そういう意味において、諦めるのではなくて、何らかの糸口というか、ぜひつくってほしいのです。例えば今答弁にあったようなインフォメーションを柱として考えるのであれば、やっぱり1つずつクリアしていくような対策を打ってほしいのです。まちづくりに、活性化に必要だと町長は再三答弁されています。そうであるならば、実現させる何らかの状況をつくって、きっかけをつくってほしいのです。ただ投げていくのではなくて、協議して、これは難しいとなってしまえば、まずこれは駄目です。実現はまずあり得ません。そういう意味においては、ぜひしっかりときっかけをつくっていただきたいと思います。