白老町議会 令和4年定例会9月会議 2022年9月8日
防災・減災
2022年9月8日、白老町議会の一般質問で、及川保議員が「防災・減災」について質問し、町長 戸田安彦、企画財政課長 大塩英男、副町長 竹田敏雄、建設課長 瀬賀重史、総務課長 高尾利弘が答弁しました。
- 質問者
- 及川保 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、企画財政課長 大塩英男、副町長 竹田敏雄、建設課長 瀬賀重史、総務課長 高尾利弘
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 及川保
11番、会派みらい、及川保でございます。今回は、町長に大きく1項目の3点についてお伺いしてまいりたいと思います。1、防災・減災について。(1)、水害対策について。①、近年、全国各地において甚大な水害が頻繁に発生している状況から過去の白老川やウヨロ川、ブウベツ川を含む河川の被害状況について伺います。②、白老ダムの中止が決定された後の北海道が進めている流域河川の改修について、町としてどのように捉えているか伺います。③、敷生川の氾濫から60年を経過したが、その後の状況と町の捉えについて伺います。④、飛生川の氾濫後の対策を含めた町の対応と現状について伺います。⑤、萩野十二間における水草除去と側溝の腐食壁の改修について伺います。⑥、石山大通りで発生した道路冠水について、改善されない理由を町はどのように捉えているか伺います。(2)、土砂災害での町内の危険箇所と住民への周知徹底や、豪雨予知後に町の取るべき行動について伺います。(3)、自主防災組織の現状として、高齢化が進む中で厳しい状況は認識するが、子供を含めた町民の命を守るため、地域と行政が一体となった取り組みが必要であるが、町の考えを伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
「防災・減災」についてのご質問であります。1項目めの「水害対策」についてであります。1点目の「河川の被害状況」についてでありますが、本町は、地形の影響から年間降水量が多く、台風や大雨による河川の増水や道路冠水が度々発生しておりますが、近年は白老川やウヨロ川、ブウベツ川における河川氾濫等の甚大な被害はございません。2点目の「北海道が進めている流域河川の改修についての町の捉え」についてでありますが、北海道が管理する河川については、平成29年3月に道が策定した「白老川水系河川整備計画」に基づき、堤防の整備や河道掘削が実施されており、流域における浸水被害の防止・軽減が図られております。町といたしましては、治水対策の推進について、引き続き要望しているところであります。3点目の「敷生川の氾濫から60年を経たが、その後の状況と町の捉え」についてでありますが、敷生川では昭和50年代まで河川の氾濫による多くの水害が発生していたため、河川管理者である北海道において護岸改修などの治水対策が施されており、近年は周辺宅地に及ぼす水害は発生しておりません。しかしながら、平成29年9月の台風18号の大雨において、敷生川に架かる国道36号線の竹浦橋が被災した実態もあることから、予測される河川の氾濫警戒体制及び管理者である北海道との連携強化を行い、治水対策に取り組んでいく考えであります。4点目の「飛生川の氾濫後の対策を含めた町の対応と現状」についてでありますが、平成26年9月の低気圧に伴う大雨の影響により護岸の一部が決壊し、隣接地が浸水するなどの甚大な被害が発生したことから、コンクリートブロックによる護岸改修や河道内の埋塞土砂撤去など、災害復旧対策を講じてきたところであります。近年の増水時においても護岸浸食などの被害は確認されておらず、安定した河道確保がなされていると捉えており、今後も引き続き適切な河川管理に努めてまいります。5点目の「萩野十二間川における水草除去と側溝の腐食壁の改修」についてでありますが、平成28年度から排水断面の確保を目的として、河床部の土砂除去や水草除去を進め、29年度からは側壁部分での柵渠の耐腐食性を考慮し、従来の鋼鉄製からコンクリート製に見直し、計画的な改修を進め、適切な排水対策の向上に取り組んでいるところであります。6点目の「石山大通りで発生した道路冠水について、改善されない理由を町はどのように捉えているか」についてでありますが、道路管理者である北海道に確認したところ、一時的な強雨による排水流末の土砂埋塞が原因となり冠水が発生しておりましたが、現在は土砂除去等の排水改善が施されたと報告を受けております。町としましては、石山大通については町の生活圏を構成する重要な鉄北幹線道路であり、さらにはウポポイへの主要なアクセスルートにもなっていることから、今後も北海道と連携し適切な道路管理に努めてまいります。2項目めの「土砂災害での町内の危険箇所と住民への周知徹底、豪雨予知後の町の行動」についてであります。土砂災害警戒区域等の危険箇所については、平成28年度から令和2年度の調査結果に基づき、北海道のホームページで公表されているほか、本年4月に全戸配布した白老町防災マップに掲載し、ホームページや町民説明会に合わせ周知を図っております。また、土砂災害警戒情報が発表され、町が避難指示を発令した場合には、直ちに避難するよう広報活動を行っております。3項目めの「自主防災組織の高齢化が進む中における子供を含めた地域と行政が一体となった取り組みの考え」についてであります。自主防災組織の結成は平成30年度で止まっており、担い手不足や活動への参加者の固定化が進んでいる状況と認識しております。一方で、災害が年々大規模化、多発化する中、被害を最小限にくい止めるためには、地域と行政が情報共有しながら、自助、共助、公助の取り組みを進めることが重要であります。そのため、平時から出前講座などの機会を通して、広く防災意識の醸成を図るとともに、一日防災学校や防災訓練等への事業所の参加など、若い世代の参加促進に努めていく必要があるものと考えております。
質問 11番 及川保
11番、及川です。午前中に質問されたお二方の議員の議事進行に敬意を表して、私もできるだけ簡潔に進めたいなと思います。まず初めに、1項目めの水害対策についてであります。このことについては、多くの河川を含めてほとんどは管理者が国と北海道であります。町が直接的に答弁できないということを十分認識した上で伺ってまいりたいと思います。まず、(1)の水害対策についてであります。白老町の防災計画第2編、風水害防災計画の中の冒頭でこう述べられております。白老町は地形の影響で年間降水量が多く、過去に度々台風や大雨による被害に見舞われている。雨が多い原因としては、低気圧が北海道の南側から通過すると東から南寄りの風が強くなり、このとき高温多湿な気流が北側に連なる山地を上昇するため雨雲が発達しやすくなって大雨を降らすと、こういうふうに考えられると書かれております。全くそのとおりでありまして、特に森野という地域は、最近こそなくなりましたけれども、10年くらい前までは毎年何回かは、1年に1回か2回はテレビのニュースで白老町森野では何ミリ降ったと、こういう情報が必ずあったように記憶しております。最近は、ほとんど聞かれなくなりました。逆に近年は日本全国で異常とも言える大雨によって河川が増水して、堤防が決壊した、まち全体が濁流に流された、こういう大きな災害が毎日のようにニュースとなっております。この中には土砂災害もあって、家屋や橋が押し潰されたり、流されたり、こういう甚大な水害が毎日のように起きているというのが現実であります。自然の怖さ、水の恐ろしさを改めて思うわけですけれども、河川や雨の多い我がまちにおいても少しでも防災、減災につなげたい、こういう思いで質問をさせていただきます。まず、①の町内における河川の災害状況と②の白老川流域の河川改修についてでございますけれども、関連しますので、一括して伺いたいと思います。近年の町内における河川の災害ですが、町長の答弁のとおり平成26年に発生した飛生川の氾濫で甚大な被害を受けました。また、竹浦橋の橋脚が沈下して、2年ほど迂回通路を余儀なくされたと、こういうような被害もありました。この敷生川と飛生川については後でまた伺うとしまして、白老川についてであります。昭和40年から50年代、私が子供の頃なのですけれども、人口が右肩上がりでどんどん増えていた時代です。この時期に白老ダム建設の計画がありました。国も調査費として毎年1,000万円ほどの予算をつけていたはずですけれども、平成に入って逆に日本全体が人口減少に転じたこと、そして諸般の事情でダムの建設は中止になったわけであります。このとき北海道開発局がこの議事堂で議会に対しても詳細な説明を実はしております。ダムの建設は中止するけれども、流域の堤防の整備などは災害防止の観点からしっかり対策を実施すると、こういう説明をここで行われた経緯がありました。しかしながら、しばらくそういった工事がなかなか進んでいるような状況でないなというのを非常に疑問に実は思っておったのですけれども、この数年非常にダンプの出入りが激しくなったり、川幅が若干広くなったりと、こういう状況の中で両岸の整備もきちんとされたなと感じております。そこで、伺いますけれども、町長のご答弁にあった北海道が策定した白老川水系河川整備計画に基づいて整備しているということでありますけれども、計画の規模と上流のどのくらいまで整備するのか、それから計画の期間などについて伺いたいと思います。
答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)
白老川水系河川整備計画のご質問でございます。町長のほうからご答弁がありましたとおり、及川議員ご指摘のとおり、昔は暴れ川と白老川は言われていたというようなことで、白老ダムの建設の中止ということも受けて、北海道としてはきちんと洪水が発生しないような形での治水対策を進めているというようなところでございます。その根拠といたしましては、町長からご答弁させていただいたような白老川水系河川整備計画という計画に基づいて今事業が進められているところでございます。それで、現在の計画につきましては、平成29年から令和7年度までを期間といたしまして、河口から約2.2キロ、目安でいきますと高速道路の下ぐらいというようなイメージを持っていただければよろしいかなと思うのですけれども、そこまでを整備していく予定になっているところでございます。令和4年、今年につきましては、白老川周辺の約290メートルを整備していくよというようなことで北海道からは伺っているところでございます。
質問 11番 及川保
11番、及川です。今答弁がありました。北海道も約束どおりに堤防の整備をしますと。これが令和7年ですから、あと3年くらいですか、その間で高速道路の辺りまで整備するということですよね。了解しました。ここでどうのこうの言うあれは全くありませんので、ぜひきちんと事業を進めてほしいなと。滞ることなく進めてほしいなと思います。白老川というのは、支流を実は10河川、奥に10河川、まちに下ってウトカンベツとか学田だとか、小さな川が何件かあるのですけれども、10河川というのは多くの実は支流を抱えているのです。こういう意味において非常に水量が、大雨が降ると水かさがどんどん上がってしまうという、こういう状況があるわけであります。私の子供の頃は橋も2回流されたり、自衛隊のヘリコプターで物資を運んでもらったり、実はいろいろしている経験があって、水害の恐ろしさというのは子供の頃からしっかりと刻まれておるのですけれども、近年逆に今度全国各地でこういった豪雨が発生しております。頻繁に発生している現実は、人ごとではないなと私は感じているのです。そういう意味で改めて伺いますけれども、理事者の方のお考えをどのように捉えているか伺いたいと思います。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
白老ダムに始まって、そこができなくなったことによって白老川の改修の中で進んではきています。それで、議員がお話しされたように、全国各地、想定し切れないような雨が降るような状況の中で災害ということに対する対応というのですか、そういったものがだんだん厳しくというのですか、規模が大きくなりますので、どういうふうに取り組んでいったらいいのかということも含めたことになるのかなと思っていますけれども、北海道関係の河川につきましては、北海道が管理した中で管理をやられていて、そして治水対策も北海道のほうで行っているというような形になりますけれども、町としても北海道と連携を取りながら災害防止には連携した中でやっていきたいとは考えているところです。
質問 11番 及川保
11番、及川です。分かりました。ぜひ油断することなく、しっかり監視体制も含めて取り組んでほしいなと思います。今の大雨の際の監視といいますか、どういうような状況で行っているのか。白老町には細かく言うと13くらいの太平洋に流れている川が小さな川を含めてあるのです。実は、この防災マップの中では8河川となっていますけれども、そのぐらい多い河川を抱えているのです。そういう中でどのように監視体制を行っているのか、日頃のパトロールなんかも大雨が降ったときにはあるのでしょうけれども、そういったことも含めてお伺いしたいと思います。
答弁 建設課長 瀬賀重史
ただいまの河川の増水に対する監視の件になりますけれども、白老川、あと敷生川、あとフシコベツ川ですか、こういった北海道で管理しています河川につきましてはインターネット上で河川の水位状況というのが確認できるようになっております。あと、申し訳ございません、ウヨロ川もそうでございます。あとは、インターネット上での水位の確認のほかに大雨が想定される場合には町の建設課の職員のほうでパトロールの班体制を行いまして、実際に水位の状況を目視によって確認している状況でございます。
質問 11番 及川保
課長の答弁がありましたけれども、カメラで、インターネットで、パトロールすることなく本部に設置されている、多分そうなのでしょうけれども、カメラで水位を確認できるという、非常に今そういった便利な時代になったわけであります。昔から職員の皆さんが主要なところを大雨の中出かけて、確認しに歩くわけです。こういう状況の中で、私も実は何回か見ているのです。職員の皆さんが土のうを抱えて普通の民家の住宅に水が押し寄せない、土のうを積み上げるといった作業をしている、こういう状況を私は見ているものですから、ふだんの職員の皆さんの災害のあったとき、おとといですか、同僚議員のお話もありましたけれども、本当にこういった状況の中で職員の皆さんが頑張っておられる。大雨です。私も好きこのんで行くわけではないのですけれども、やっぱり心配で、大雨が降ったときは走ってみるのです。主要なところで確認するのですけれども、そういったときに職員の皆さんを見かけるわけです。職務的に確かに町民の命と財産を守る、こういう使命を負っている職員の皆さんなのですけれども、そういったご苦労の姿を見まして、私はこういったことに対する姿勢に敬意を払わずにはいられないのです。ぜひ今後も頑張っていってほしいなと。もう一点は、今監視カメラの話がありましたけれども、費用の問題とかいろいろあるのでしょうけれども、これは北海道とぜひ連携して、もう少し台数を増やす、また先日話を聞いたところによると5か所くらいですか、カメラが設置されているのは。そういう意味においては、少しでも職員のそういった仕事を減らす、現実にやっぱり今そういう情報を逆にそういったことに利用する時代に入っていますから、労力を使うのではなくて、もう少し減らす方向でぜひ考えていってほしいと思います。この辺りの考え方を伺って、この項は終わりたいと思います。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
議員のほうからお話がありましたカメラだとか、そういったものを駆使して、なるべく職員が危険な場所に行かないとか、そういったことに対する取組というのですか、そういった部分なのですけれども、昔は私もそうでしたけれども、土のうを積むといったことはしたことがあります。幸い最近はそんな大きな災害的なものはないので、それがいいというわけではないですけれども、職員としてもやっぱり雨が降ったりなんかすると24時間ずっと出っ放しになったり、そういったことになりますので、かなりの負担がかかっているのもこれは事実です。それで、今は北海道もそうですし、国もそうなのですけれども、カメラを設置して、昔と違ってある程度状況というのはつかむことができます。町もそういったことができるように、今新しいカメラを1か所つけたところがありますし、それが全ての河川だとかにつけられたらいいのですけれども、なかなかそうはいかないので、パトロールをするとか、そういったことは必要にはなってくると思いますけれども、カメラの設置の部分についてはやっぱり国とか北海道にお願いして、それぞれの管理している部分について、どこを増やすというのは分かりませんけれども、そういったもしここが必要であればつけていただきたいというお願いはしていきたいとは思っています。
質問 11番 及川保
11番、及川です。次に移ります。③の敷生川の氾濫と竹浦橋の沈下についてもこの項でお伺いしたいと思います。実は、敷生川も支流を8つくらい抱えているのです。やっぱり白老川と同じく災害が起きやすい河川なのです。最近は、先ほど町長の答弁がありましたように、災害は全く起きていなくて、たまたま竹浦橋の橋脚が沈下するという大きな災害があったのですけれども、最近は敷生川の河口から両岸、非常にきちんと整備をされている状況にありますから、大きな心配はする必要はないのかもしれませんけれども、もともとここもそういった災害が多発していた時代がありましたので、ぜひしっかりと監視を含めて少しでも災害のない状況で進めていただきたいなと思います。もう一つは、竹浦橋の橋脚の沈下であります。橋といえば町民の生活にも非常に大事な、生活する上で必要不可欠なインフラでもあるわけであります。新しい橋には生まれ変わりましたけれども、ここで聞くしかないのですけれども、まち全体のいろいろ点検しましたよね。昨年までいろいろと点検して、調査結果が出ているはずなのですけれども、全体でどのぐらいの橋があって、今後橋梁の強靱化対策を含めてどのように進めていくのかお伺いしたいと思います。
答弁 建設課長 瀬賀重史
ただいまのご質問にありました町内の橋の数になりますけれども、町内で管理している橋梁につきましては令和4年4月1日現在で131橋となっております。そのうち橋梁の長寿命化計画において点検を実施しているのが129橋となっております。この129橋の点検のうち早期修繕が必要とされているものが17橋となっておりまして、優先的に修繕に取り組んでいく必要があるとされているところであります。
質問 11番 及川保
11番、及川です。131か所という大変な数の橋があるわけですけれども、非常に老朽化が進んでいる橋が多いのです。ここではあまり橋については今回の質問にちょっと逸するものですから、そこの旧国道に架かる白老橋、ここはよく通るのですけれども、欄干が完全に欠け落ちてしまっている、落ちているというのは欠けたところがありますから、落ちているのです。それとか大きくひび割れしている、欄干がコンクリートなのです。そういう意味で非常に危険だと感じているのですけれども、今後白老橋の対策といいますか、たしか工事を進めているはずなのですけれども、どのような状況になっているかお伺いしたいと思います。
答弁 建設課長 瀬賀重史
白老橋の修繕の計画につきましては、現在開発局、国によります町に代わった修繕代行事業として白老橋の修繕事業を実施していただいているところでございます。事業の中身といいますか、進捗としましては、令和2年度に橋の直轄診断と橋梁点検を実施しております。令和3年度に橋の補修設計を実施しておりまして、今年度、令和4年度から一部橋の主桁の部分、あと支承といいまして、橋脚から橋を支えている支承の部分の補修に着手しております。またあと、橋に添架されております支障物の移転、こちらも今年度進めておりまして、あわせて橋がかなり古いものですから、部分的に工事をしながら、次年度以降も詳細補修設計を国が実施して進めていくということを開発局のほうから伺ってございます。
質問 11番 及川保
11番、及川です。分かりました。国、北海道と連携して、できるだけ早く対策を打ってほしいなと思います。次に、飛生川の氾濫ですけれども、分かりました。町長の答弁で護岸の浸食の被害などはもう対策して、あとはないと、こういうことでありますけれども、ぜひ警戒を怠らないで監視を続けていただきたいなと思います。次に、⑤の萩野12間川の水草除去と腐食壁の改修についてであります。これも順次毎年予算づけをしていただいて、しっかり進めていただいていることは十分理解しておりまして、付近の住民の皆さんも非常に感謝をしておることをお伝えしておきたいと思います。私もこのことについては、昔のボートでこいだような状況を知っている人たちまだおられるのです。そういう意味においては、ぜひ今後も続けていってほしいなと思います。ここでお聞きしたいのは、あそこの地域というのは萩の里公園の山奥、ずっと山裾を抱えているのです。降った雨が全てあそこに集中して、結局は12間川に流れてしまうのです。そういう意味においては、フシコベツ川に流れるのだよと以前やったときには課長のほうから答弁があったのですけれども、なかなかそれがさばき切れない状況になってしまうと、また大変な災害に発展してしまうので、ぜひ注意深く、そして水草除去については、水をかさ上げしてしまうので、ぜひ継続して取り組んでいってほしいなと思います。あと、1点だけここでお聞きしたいのは、柵渠、私は腐食壁と言っているのですけれども、柵渠というのですね。これは底が腐食して流れているのです、土砂が。そういう状況を今計画的に改修しているということでありますので、この改修計画についてお伺いしたいと思います。
答弁 建設課長 瀬賀重史
ただいまの萩野12間線の道路におきます柵渠の改修の状況になりますけれども、この12間線全体で総延長が約3.9キロメートルございます。今年度、令和4年度までの施工済みの延長を含めますと、柵渠の改修については約1.4キロメートルの改修が終了しておりまして、全体の36%となっているところでございます。あと、こちらの柵渠なのですけれども、まだまだ未改修部分の箇所がたくさん残されております。今年の6月24日の大雨ですとか8月16日に発生した大雨、こちらの部分でも腐食した柵渠の底の部分から吸い出しの被害が起きて、部分的な補修も実施しておりますので、そういった現在の鋼鉄製の柵渠の部分についてはコンクリート製に、全体的に改修が終わるまでは継続して事業のほうは進めていかなければならないと考えているところでございます。
質問 11番 及川保
理解をしました。次に移りたいと思います。次に、⑥の石山大通の道路冠水であります。このことについては、以前私は一般質問で実はやった経緯があるのです。そこで改善されたと思っていたのですけれども、今年になってまた発生した、こういう状況なのですけれども、町長の答弁で改善されたよと、北海道から改善しましたと、こういう話があったのですけれども、どうもまた何か起こりそうだなと、私はそういう思いで実はおるのですけれども、また詰まったのです、出口が。それというのは、大雨が降るというのは事前に分かるわけですよね。やっぱりそういったことを注意深く日頃から管理していただいて、今回のようなことが度々起こらないような監視体制というのか、管理体制というのか、そういうことをぜひ北海道に対して行ってほしいなと思いますけれども、理事者の考えをお伺いしたいと思います。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
石山大通の関係ですけれども、北海道のほうからは対策しましたよと連絡は来ています。それで、対策はしたのですけれども、これが100%完璧かというとまたそれはちょっと分からないところもありますので、先ほど議員が言われましたように、大雨が降りますということは本当に事前に分かる、予測はある程度はできるという状況なので、そこの部分について先行して北海道のほうで当然パトロールもしているのですけれども、そういったことをしながら、事前にできるだけ災害は防げるような体制を取れるように町のほうからもお願いはしていきたいと思っています。
質問 11番 及川保
ぜひ度々こういうことがないようにお願いしたいと思います。それでは、2項目めの土砂災害についてお伺いしたいと思います。土砂災害については防災マップでもしっかりと地域別に危険箇所を洗い出して、町民に知らしめるというか、お知らせしているのですけれども、ただいざというときに本当に避難行動が取れるかだけなのです、この土砂災害というのは。豪雨といいますか、と同じで避難しか、いかに早く避難するかしかないのです。今崖崩れが起こらないように、雪崩が起こらないようにみたいな、そういったことはできないではないですか、簡単に。だから、そういう意味においては、そういった危険なところに住んでいる方々はやっぱりいかに早く避難するか。まちは、いかに早く情報を発信して、行動してもらう対策を取るかしかもうないのです、対策というのは。そういう意味においては、ぜひ情報の伝達の方法論も含めて取り組んでいただきたいなと思うのですけれども、この辺りの考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
及川議員がおっしゃったように、土砂災害の警戒マップについては今回の防災マップに記載しておりまして、危険箇所が分かるようにしてございます。それも一つの周知だと捉えていますし、7月から8月にかけてのマップに関しての説明会のときにそういった情報も皆さんに説明しているという中で、おっしゃられたように、やっぱり周知、広報というのが実際の、土砂災害警戒情報というのが発せられるのですけれども、そうすると町のほうで直ちに避難指示ですとか、そういったものを出すと。最近はないのですけれども、過去、数年前にちょっと続いたときもありました、そういう情報が。そのときには消防のほうも手伝っていただいて、2班に分かれて、実際にその地域を回って広報活動するというほか、あと防災無線、そのときは防災無線を使わないで、地区ごとにお知らせをしていくというような取組をいたしましたので、こういった土砂災害、ふだんあまり来ないという油断というか、そういう部分もあるかと思いますので、できるだけそういった情報が、今情報の出し方も避難の警戒レベルの形も変わってきておりますので、しっかりとそういう避難指示が出たら直ちに避難していただくというようなことを周知徹底していくということが大事だと捉えております。
質問 11番 及川保
課長がおっしゃられたとおりで、いかにそこの当該地域ですか、大雨のときは分かるわけですから、事前に。分かっても予想外のことが起きる可能性もあるのですけれども、ただやっぱりまちはそういう避難してもらうという事前の対策をしっかりとやっていただきたいと思います。もう一つは、最近は結構高齢の方も携帯電話を持っているのです。この携帯電話を活用する、要するに豪雨の場合は外がわんわんとしても中はしっかり閉め切ってしまっているから、防災行政無線というのはまずなかなかそれを使えといったって無理なのだ、住んでいる方々にとっては。だから、そういう意味においては、パトロールも当然マイクで知らせて歩く、これも大事ですけれども、携帯電話を活用することができないものか少し研究してほしいです。この辺りの考え方はどうですか。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
今避難指示ですとか避難所開設の情報については、白老町のほうでも防災のラインによるアプリとかというものをつくっております。そちらのほうで登録していただければ可能なのですけれども、昨日もお話ししましたけれども、今は全体で1,500件ほどの情報が流せるということで、まだちょっとそのアプリ自体も改良の余地がございますので、そういった部分も含めて携帯による情報発信、これは各自登録してもらわなければならないのですけれども、そういったことの取組も進めていきたいと考えています。
質問 11番 及川保
11番、及川です。確かに動力を使って情報を発信するというのも大事なことなのですけれども、少しでもいっときも早くお知らせするとなれば、やっぱりそういったものを活用することを考えていったほうが私は非常にいいのではないかなと思うので、ぜひ取り組んでいってほしいなと思います。最後になります。自主防災組織についてであります。これは、今回の一般質問で同僚議員からも出されている問題でありますけれども、自主防災組織というのは今のまちの状況からすれば町内会、それぞれの単位町内会が組織をその中でつくっておいて、いざというときに少しでも減災につなげると、こういう考え方で進めていると思うのですけれども、今非常に少子高齢化が進んで、単位町内会も非常に活動が厳しい状況にあるのです。やっぱり行動を含めて非常に難しい状況になってきているなと実は感じております。そういったことからすると、組織はあるけれども、何もできないというような状況がこれから出てくるわけです。そういった状況を少しでも打破するというか、軽減するというか、活動がしやすいような状況をつくるために、若い人たちがもし住んでいればぜひ若い人たちにも協力してもらうと。こういうことも大事でしょうし、それから防災士といいましたか、同僚議員が話していた。町内に何人かおるのです。今防災マスター会、この方々がどのぐらい町内におられますか。増えているかどうかです。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
防災マスター会の登録でございますけれども、今会員数といたしましては、令和4年の4月現在ですけれども、68名ということで、そのうち正会員、認定資格を持っている方が51名ということと準会員が17名となっています。地区ごとでいいますと、栄地区が1名、白老地区が25名、石山地区が5名、萩野地区が10名、北吉原地区が21名、竹浦地区が4名と、あと虎杖浜地区が2名となってございます。
質問 11番 及川保
11番、及川です。確かに町内、白老は何か多い状況みたいですけれども、それぞれ散らばっているというか、各地域におるのです。そういうことからすると、この防災マスター会の皆さんのご協力を得ながら、今も確かに進めておるのは十分承知しております。そういう中でさらに連携をした取組をやってほしいなと思うのと、防災マスター会の皆さんが個別、小グループといいますか、何十人も集めてやるわけではなくて、小グループの中でやっている、活動していますよね。私は、これからはそういうやり方しかないのかなと。コロナの関係もあるのですけれども、各地域においてそういう取組をぜひ広げていってほしいなと。でなければなかなか、先日も防災訓練ありました。私も地域の防災訓練を終えて、竹浦に走ったのですけれども、来られている方は高齢の方が大半なのです。今回たまたま竹浦の子供たちも一緒に活動してくれましたから、頑張っているなと姿を拝見して非常に頼もしく感じたのですけれども、そのときの防災マスター会の皆さんの協力がしっかりされていて、これはやっぱり皆さんの協力がこれからも必要だなと強く感じて帰ってきたのですけれども、その辺りのことを含めてお聞きしたいなと思います。今後どういう考えかお聞きしたいと思います。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
お話がありましたように、8月27日の白老町の総合防災訓練においてもしらおい防災マスター会の会員のうち13名の方に来ていただきまして、段ボールベッドだとかテント、トイレ等の設営、避難所設営というのですか、そういったやり方というか、方法を皆さんの前で披露していただいたと、子供たちも含めてということです。コロナ禍で勉強会にとどまる時期もございましたし、でも今年に入ってからまた出前講座とかも複数、以前まではいかないですけれども、複数やっていけるような形に今取り組んでいるところです。今小グループでというお話がございましたけれども、やはりあまり人数が多い中でなくても個別のグループでこういったこと、いろんなお話を聞きながら、対話形式も含めてしながらやることによってそれぞれの防災意識が強まってくれればいいかなと思います。本当は行政としても取り組まなければならない部分を多くしらおい防災マスター会の方にはご尽力をいただいておりますので、今後も活動への支援も含めて連携しながら取り組んでいきたいと考えてございます。
質問 11番 及川保
11番、及川です。最後にいたします。町長にお伺いします。今回私は特に水害対策について伺ってまいりましたけれども、近年の異常気象といいますか、想定以上のことが起きて、大きな災害が各地で起きております。このような状況を我がまちの町民の皆さんに絶対させてはならない、被災してはならないと。こういう思いで今回お伺いした次第なのですけれども、最後の防災の組織の件もそうですけれども、今回の防災訓練を見ていてももう少し何か工夫してやることが必要でないかなと感じて帰ってきたのですけれども、その辺りのことも含めて、それから今回私の質問内容というのは国、北海道が主となって管理するものですから、まちがどうします、こうしますという話にはならないのですけれども、ただやっぱり町民を預かるまちがしっかりと上部団体、道、国に対して物を申すときはしっかり申し上げると。そして、やってもらう、対策してもらうと、ぜひこういうことに取り組んでほしいなと思います。防災マスター会の話もありましたけれども、ぜひ協力を得ながら、減災につなげていけるような考えでしっかりまちづくりを進めていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。これで終わりたいと思います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
及川議員には定期的にこの防災、減災についてのご質問をいただいております。まずは、このテーマを質問していただいて感謝をしたいと思います。防災、減災は、日頃からきちんとこれに対しての気持ちを醸成していかなければならないと思いますので、いろんなところでやっぱりこういう声を上げていくというのは非常に大切だと思っております。また、近年では胆振東部の地震から4年がちょうど今月でたったということで、私たちはすぐ隣接する地域に大きな災害被害をもたらした地域がありますので、それを教訓としてこれから子供たちも含めて防災、減災に取り組んでいきたいと思いますし、昨今では浸水予測図もまた新たに発表されて、それに対して防災マップの改正も行い、町民に説明をしている最中でございます。これは、内容をいかに町民に分かりやすく説明して周知していくかというのは私たちの仕事だと思っておりますので、先ほど携帯、スマートフォンのお話もございました。説明と一緒にいかに早く周知できるかというのも私たちの仕事だと思っております。これは、町内会の活動と一緒に併せて行っていきたいと思っております。また、国と北海道のお話もございました。町民からはこの道路、川、海の管理が国か道か町かというのは分かりづらいと思いますので、この辺はしっかりと国、北海道と連携をしながら対策を行っていきたいと思いますし、結構予算がかかる事業もありますので、この辺は強く要望して、国や道の事業として行うものはきちんと行っていきたいと思っております。まず、自助、共助、公助の取組を進めながら、防災マスター会のお話もございました。これは白老町の誇りだと私は思っておりますので、一緒に連携を組みながら防災、減災に取り組んでいきたいと考えております。