白老町議会 令和3年定例会9月会議 2021年9月9日
高齢者にやさしいまちづくり
2021年9月9日、白老町議会の一般質問で、貮又聖規議員が「高齢者にやさしいまちづくり」について質問し、町長 戸田安彦、高齢者介護課長 山本康正、副町長 古俣博之、税務課長 本間弘樹、建設課長 舛田紀和、副町長 竹田敏雄が答弁しました。
- 質問者
- 貮又聖規 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、高齢者介護課長 山本康正、副町長 古俣博之、税務課長 本間弘樹、建設課長 舛田紀和、副町長 竹田敏雄
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質問 4番 貮又聖規
4番、会派みらい、貮又聖規でございます。通告順に従いまして、3項目、11点質問させていただきます。大項目の1点目、高齢者にやさしいまちづくりについてであります。初めに、厚生労働省が年次報告する厚生労働白書では、新型コロナ感染症拡大による国民生活の影響として5つのテーマのうち孤立化の深刻化を挙げており、原課の政策課題への対応が示されております。本町においては特に高齢者の孤立化が深刻でありますので、そのことに関連して4点質問いたします。(1)、本町の65歳以上の高齢者のいる世帯数と、そのうち、夫婦のみの世帯数、単独世帯の状況について伺います。(2)、高齢者の「閉じこもり」と「独り暮らし」の関係性をどのように捉えており、どのような課題があると認識しているか伺います。(3)、国は、健康寿命に影響を与える要因として「閉じこもり予防」と「人とつながること」に注目しており、従来の行政主導型の健康づくりの場だけではなく、住民が楽しく主体性を発揮できる健康づくりの場が必要との考えを示している。本町には、健康増進に適したパークゴルフ場があるが、官民連携のもと高齢者の健康づくりや介護予防、閉じこもり予防に取り入れる考えがあるか伺います。(4)、白老町介護保険事業計画のニーズ調査が示すように、持ち家世帯が多く「経済的に苦しい」との回答が多い。高齢者の負担を軽減するためにも固定資産税の超過税率を廃止すべきであるが、町長は、どのように考えているのか伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
「高齢者にやさしいまちづくり」についてのご質問であります。1項目めの「65歳以上の世帯数」についてであります。令和3年7月末現在の住民基本台帳では、全世帯9,374世帯のうち、65歳以上の高齢者のいる世帯は、5,372世帯と57.3パーセントを占めております。そのうち、夫婦のみの世帯は1,769世帯、単独世帯は2,644世帯となっており、平成27年の国勢調査の数値と比較すると単独世帯が顕著に増加しております。2項目めの「高齢者の閉じこもりと独り暮らしの関係性と課題」についてであります。高齢者の独り暮らしが増加することで「人とのつながり」が失われ、閉じこもりにつながることが懸念されるため、そのような状況にならないよう、町としても体操教室や介護予防サロンなどを通して、閉じこもり予防を推進してまいりましたが、コロナ禍において事業の開催が制限されていることが課題となっております。3項目めの「パークゴルフを高齢者の健康づくり、介護予防に取り入れる考え」についてであります。パークゴルフ場を含めたスポーツ施設を活用した健康づくりは、地域包括ケアシステムにおける生活支援や、介護予防に必要な地域資源の一つであると認識しており、介護予防に有効であると捉えております。このようなことからも、今後におけるパークゴルフ場との官民連携については、スポーツ、福祉部門において、横断的な協議が必要であると考えております。4項目めの「固定資産税の超過税率」についてであります。平成21年度に導入いたしました固定資産税の超過課税につきましては、令和2年度決算において約2億5,000万円の効果を生み出しており、本町の重要な財源となっております。このことから、今後も多様化する行政需要に対応し、本町のまちづくりを推進していくためには、財源確保が必要不可欠であることから、超過課税を継続していく考えであります。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。それでは、1点目、2点目は関連がありますので、一括して再質問させていただきます。まず、本町の65歳以上の高齢者のいる世帯数は5,372世帯と、57.3%という答弁をいただきました。厚生労働白書では、コロナ禍に相まって自粛生活により高齢者の交流機会が減少、認知機能の低下やうつ傾向の増加が懸念との報告がされております。そこで、お尋ねいたしますが、包括支援センターへの相談件数や相談内容はどのようなものになっておりますでしょうか。
答弁 高齢者介護課長 山本康正(高齢者介護課長は2024年3月まで)
包括支援センターの相談件数、それから対応等の状況についてご答弁させていただきます。令和2年度におきます包括支援センターの相談、それから対応件数は約1万3,500件ございます。相談内容としては、介護予防のマネジメントをやっておりますので、要支援者の方のケアプラン、そういったものを作成している部分がありまして、それが約7,200件ほどになってございます。それから、総合相談としまして約4,000件ほどございますが、こちらについては介護保険サービスの相談以外に今はやはり生活全般の相談が増えてきていると、全般についてのご相談が増加している傾向にございます。また、高齢者虐待など権利擁護に関する相談も年間1,000件ほどございます。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。7,200件の相談だったり、現在でいくと生活相談、これが増加しているというところであります。その中であって今コロナ禍の中、行政としての高齢者世帯との対話が重要であると考えます。その中で答弁があったように相談件数も増えているというところでありますが、特に単身世帯は、昨日の同僚議員の質問の答弁でもありましたが、65歳以上で2,644世帯、75歳以上で1,680世帯あるということでありました。高齢者の単身世帯に対して行政がその声を聞き取るということは相当な労力が伴うと私は考えております。その中において、先ほどの7,200件という相談でありますが、そのほかに町民の声を聞き取るというその実践についてお伺いしたいと思います。
答弁 高齢者介護課長 山本康正(高齢者介護課長は2024年3月まで)
全体としての相談件数は1万3,500件ということで、我々白老町の地域包括支援センターとしては13名の職員で対応させていただいている状況にございます。それで、今はなかなか直接的な会話というのが難しい状況にございますが、訪問させていただくとか、そういったコロナ禍において。ただ、その中においては当然要支援者などケアマネジャーが関わっている方については、電話で連絡等をさせていただいて体調確認ですとかコミュニケーションを図ることで、そこでの閉じ籠もり予防といいますか、そういったものにつなげることもしております。なかなか難しい、コロナ禍においてそういった対応が難しい部分もございますが、できる限りの中でやってございます。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。もう少し具体的にお聞きしたいと思うのですが、例えば厚生労働省も高齢者の独り暮らし、これについては今は本当に政策課題として掲げております。その中において、本町は65歳以上で2,644世帯の方々がいらっしゃるわけです。であれば、この方々の声を聞く、そういうシステムというか、そういう実践はございますか。
答弁 高齢者介護課長 山本康正(高齢者介護課長は2024年3月まで)
高齢者の方がどんどん増加しているという状況がございますので、65歳の全ての方になかなか対応するということは難しいというところがございましたが、介護保険の制度が始まって以降、介護保険の制度とか、あとはそういった相談、体に対する心配事だとか、そういったものをお聞きする部分で65歳訪問といいますか、それはうちの包括支援センター以外にも委託で事業所に行っていただくような事業を介護保険制度が始まってから実施していまして、それを年齢的に段階を上げて75歳の方に訪問させていただいたりと年齢の段階を上げてはきておりますが、そういった部分で年齢に達した、今は85歳訪問ということで行っておりますが、そういった形で一定程度の年齢に達した方には直接連絡を差し上げて、電話なりご訪問なりをさせていただいて対応させていただくということをやっております。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。課長から説明があったように、それが一つの仕組みとして、システムとして構築されているということで理解いたしました。ただ、そのような中で、全ての高齢者の皆さんのお声を酌み取るというのは難しいことだと私は感じておりますが、その中にあって高齢者が多い本町の環境にあって、ケアマネジャー、それから社会福祉士、保健師の日々の業務を想像すると、かなりの業務量になると推察いたします。職員の皆さんの業務負担、こちらはどのような状況でありますでしょうか。
答弁 高齢者介護課長 山本康正(高齢者介護課長は2024年3月まで)
包括支援センターの先ほど議員のほうからお話がありました専門職、ケアマネジャー、それから社会福祉士、保健師ということでの業務の負担になりますが、先ほど全体の件数で令和2年度1万3,500件、ケアプラン等も含めての件数ですけれども、それについては年々増加している状況にございます。それで、そういった業務量が増えてきているということは間違いございません。それで、原課としては業務量は増えつつも、お一人お一人にはしっかりと対応させていただいて、認知症の方が増えてきたりだとか、そういったいろいろな環境変化もございますけれども、そういった部分に対応すべく日々職員共々私も含めて職員で対応させていただいている状況にございます。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。まず、業務量、これは大変なものであるというところで認識しました。その中で本町は町民の方が幸せを感じるまちを掲げている中にあって、職員の方々は業務量がたくさんある。そのサービスを受ける高齢者の方々、このニーズはある中で、今の環境状況の中で、職員の配置等の中で十分なサービスができていると評価されておりますか。
答弁 高齢者介護課長 山本康正(高齢者介護課長は2024年3月まで)
こちらにつきましては、先ほど相談、それから対応件数が年々増えてきているというお話をさせていただいて、一人一人の職員に対する業務量は増えてきているということでお話をしましたが、なかなかこの辺は、基本的にはしっかり、業務量は増えてきてはおりますが、そこに町民の方への対応、高齢者の方への対応に支障がないよう対応させていただくということで、一人一人の職員に対する業務量は増えてまいりますけれども、そういった部分は対応させていただいていると考えています。それから、人口減、それから職員の定数管理等もございますので、なかなかすぐに我々の職場の人員を増やすということに、町全体で考えていかなければいけない問題等もございますので、そこは今いる現有の職員の中でそういった部分で対応させていただいているということでございます。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。今課長のほうから答弁がありましたが、こちらは次に理事者の考えを問いたいと思いますので、次に移りたいと思います。3点目でございます。北海道内のパークゴルフの状況を見ますと、自治体が指定管理などで運営するケースが多い中、本町においてはそうではなくて民間が経営するパークゴルフ場が数か所ございます。そこで、お尋ねいたしますが、パークゴルフの健康づくり等への有効性、これを具体的にお伺いしたいと思います。
答弁 高齢者介護課長 山本康正(高齢者介護課長は2024年3月まで)
こちらにつきましては、高齢者の方への有効性だけということではなくて、パークゴルフ自体が有酸素運動といいますか、自然に長距離を歩くような運動になりますので、そういった部分でいけば健康だとか、あと体力づくりに生かされると認識しております。それからあと、体力の差といいますか、例えば高齢の方でもお子さんでも体力の差があっても対応できるというか、パークゴルフ自体に体力の差によって結果に反映しないということもございますので、皆さんが、お子さんから高齢者の方まで楽しめるという部分になります。それで、私どもで聞いているのは民間のパークゴルフ場のほうで実際に高齢者の方に対してもゆっくりプレーができるスローパークというような取組を実施されているということで聞いておりますし、そういった部分では高齢者の方も含めた中で町民全体の生涯スポーツとして考えていくという部分では有益性はあるものと考えております。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。まず、パークゴルフについては、要は子供からお年寄りまで世代間交流ができる、そしてそれはパークゴルフの結果というか、それは別としても、誰もが参加できるという、その有効性があると。今回町長答弁にございました福祉部門において横断的な協議が必要であると考えているということで、まだこれは検討段階なのかと私は感じ取ったわけでありますが、この横断的な部分、これは理事者にお伺いいたしますが、いつ、誰が、どのようにして横断的な協議を進め、どのような構築を今考え、検討されているのかお伺いいたします。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
パークゴルフ場の有益性というか、そういうことについて課長のほうからご答弁させていただきました。それで、町における民間のパークゴルフ場のありようについて、今後高齢者のみならず、今言ったように生涯学習的な部分というか、体力づくりというか、健康づくりの生涯的な部分も含めて有益性があるということで、高齢者介護課もそうだし、健康福祉課もそうだし、生涯学習課もそうだし、そういう庁舎内における横断的な協議を含めて、ではどう官民連携の下にこれの活用を図っていくかという辺りは十分協議する値があるのではないかという認識を今持っています。具体的にいつ、誰が、誰がというのはそういう関係課がなるかと思いますけれども、早々にそういう取組は始めていきたいと思いますし、民間業者のほうがどう官民の連携が具体的に図れるのかどうか、その辺のところが大きなポイントかと思うので、いろいろ詰めてくる中で毎日の営業日の中における利用頻度がどう確保されていくのか、その辺なんかも大きな課題かと思って取り組んでまいりたいと思っています。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。続きまして、4項目めの固定資産税の超過税率についてであります。こちらは、答弁いただいた中では財源確保が必要不可欠であると、超過課税を継続していく考えであるというところでありました。その中で、この固定資産税の超過税率については、答弁にもあったように、平成21年度から導入されていると。その増税額分は年間約2億5,000万円であります。本年で14年目を迎えますので、これまでに単純に計算すると約32億5,000万円増税分ということになります。ここで1点お尋ねいたしますが、町民の方が納めている増税額分、これは2億5,000万円のうち幾らぐらいございますでしょうか。
答弁 税務課長 本間弘樹(税務課長は2024年3月まで)
ただいまのご質問でございます。町民の負担額ということで町内の法人を除く納税義務者1人当たりの負担額でございますが、年間でおよそ8,000円、町民全体で申し上げますと年間約5,000万円ということになります。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。そこで、税務課長に再度お尋ねいたしますが、本町の税条例及び規則に基づいて、私は法人を除く町民の方を対象とした固定資産税の免除というのですか、増税額分の免除、これを設けることも視野に入れなければならないのかと思うのですが、その辺はテクニック的な部分、条例、規則ですから、それは可能でしょうか。
答弁 税務課長 本間弘樹(税務課長は2024年3月まで)
法令上税の減免ができるかどうかということでございますが、地方税法のほうで固定資産税の課税の免除の規定ですとか、あと不均一課税という部分については法令の規定がございますので、一定市町村の裁量があるということで押さえておりますが、今ご質問の固定資産税については、基本的には所有する資産に対して課税をされる、いわゆる物税ということになりますので、例えば今ご質問の高齢者であるとか低所得といったことを理由に課税を減免するという部分でいきますと、法律に定めます公益性、その辺が認められるかどうか、あるいは税の公平性、そういった部分の観点からも慎重な判断が必要かと押さえております。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。再度税務課長にお尋ねいたします。町民生活の最前線を任されているお立場の中で、固定資産税の増額分年間8,000円、これは納税者にとって重たいものでしょうか。
答弁 税務課長 本間弘樹(税務課長は2024年3月まで)
ただいまのご質問ですが、固定資産税の年税額の平均、単純に全体の税額を納税義務者数で割り返した場合、平均しますと大体1人当たり4万 7,000円から8,000円ぐらい年間で納めていただいている形になりますが、この超過分というのは割合にしますとそのうちの約17%ということで8,000円ということになりますので、2割弱ぐらい多く負担いただいているという部分では決して軽くない負担であるという押さえでございます。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。それでは、高齢者介護課長にお尋ねいたします。介護保険の事業計画の所得段階別被保険者数の推計、介護保険料算定において所得ごとに段階が設けられております。第1段階、こちらは生活保護受給者ですとか年金収入額が80万円以下の方が該当するものでありますが、この第1段階には本町の場合1,813人が該当しておられると。ということは、本町には月5万円で生活されている方が多くおられるということであります。ここで生活に困窮している高齢者の切実なる声はどのようなものでありますでしょうか。
答弁 高齢者介護課長 山本康正(高齢者介護課長は2024年3月まで)
今のご質問に答弁させていただきます。先ほど議員がおっしゃっていたように、介護保険の保険料の段階としては第1段階においては生活保護の受給者、それから世帯全員が町民税非課税でご本人の課税年金収入額、年金の収入が80万円以下の方というのが第1段階になってございます。それで、計画上は今議員がおっしゃったように1,813人とございますが、実際の賦課を今年度の当初賦課の人数でいいますと1,724人というのが第1段階の対象になる方となってございます。高齢者介護課として、先ほどお話をしましたように、包括支援センターでいろんなご相談を受けている中で生活が苦しいという部分、特に今はコロナ禍において、例えば今まで年金もあり、それから高齢であっても就労されていた方がコロナにおいて仕事がなくなったとか、それからあとは高齢になったことでご夫婦どちらかの方が施設に入った、それから入院をされたというところで働き手がなくなったことで年金のみの収入で暮らすことになるとか、その施設だとかの利用料だとか入院費がかかるだとかということで生活が困窮されるという状況は聞いております。それで、私どもとしてはそこでの対応はしっかりと福祉サイドといいますか、そういった生活が厳しい方については当然健康福祉課なりしかるべき胆振総合振興局等の生活保護の担当のほうにもお話をして、実際そういう重層的な対応ができるような形でお話をお聞きしてつなぐ、そういった相談を受けてしかるべき機関につなぐということをやっております。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。本町の生活保護率では白老町は胆振管内でトップの状況であります。さらには65歳以上の受給者数は264名となっております。ここで固定資産税と関連させて質問いたしますが、私が本町の政策課題と認識しているものは生活保護に今後なり得る方や、あるいは将来に不安を抱えている高齢者の皆様、預貯金を崩しながら生活されている方々もかなり多いわけです。そういう中で自ら持家を有している場合のケースがあると思います。そういうご高齢の方で持家を有している方、その方々に対して生活が厳しくて持家を売りたいという相談が私は数字的にデータから読み取れるわけでありますが、そういう相談があると読み取れますが、実態はいかがでありますでしょうか。
答弁 高齢者介護課長 山本康正(高齢者介護課長は2024年3月まで)
今のご質問にお答えします。そういった生活困窮といいますか、生活全般の相談の中で持家をなかなか維持することが難しいということで、何とかそれを売ってというところをご相談される方は件数的には申し上げられませんけれども、そういった相談があるというのは事実だと思います。ただ、なかなかそれも売ることが難しいとかそういったところで、家自体が当然財産になりますので、そういった部分で生活保護を受けたくても持家があることでというところもないとは言えませんので、そういったところは先ほど言いました件数的には申し上げられませんけれども、そういった件数がこれまであったかということであれば実際にございました。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。建設課長にお尋ねいたします。端的でよろしいです。空家等対策計画、これは私は以前から一般質問させていただいておりますが、そのプロジェクトの進捗状況、建設課としての取組、端的でよろしいので、今どのような状況になっておられますでしょうか。
答弁 建設課長 舛田紀和(建設課長は2022年1月まで)
空き家に対するご質問です。まず、現在空き家の部分での業務進捗の部分でありますが、現在は特定空家に対する現地調査、再調査を行っているところです。これは特定空家認定に向けてのまずは作業という部分を優先的にやっているのが現状でございます。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。現状は分かりました。本町の8月末の最新の人口でありますが、1万6,128人でございます。本町の人口ビジョン、国立社会保障・人口問題研究所の推計値の予測に近い数字で推移していると。その中にあって今後の2,060年には4,258人と示されているわけであります。まず、空き家問題に特化して理事者にお尋ねいたしますが、空き家問題は早期に打ち手、対策を講じなければ本町の未来は厳しい現実であると私は考えております。なぜならば、今私は2060年のお話をしましたが、ではこの先19年後、2040年には人口は9,180名になるわけです。そして、現在の空き家、これはどんどん増えていく状況です。これをイメージすると、町の環境というのは本当に大変な状況になると私は思っています。そこで、先ほど高齢者介護課長からも高齢者の持家を売りたいという、そういう実態もある。そして、一方で建設課長のほうからは今空家等対策計画のプロジェクトに基づき現地調査をされている、特定空家の関係でされている。ただ、総合戦略でいうと、まず空き家に関する部分でいくと、防犯及び景観保全の観点で建設課は所管している。そして、もう一つ、定住策として定住化促進や移住者向けの住宅の活用としての観点もあるわけです。今建設課が行っている調査は、これは大事なものであります。継続しつつ、ただこれは打ち手を今講じなければならないのです。国家的な打ち手です。そして、政策の立案を行って実行に移さなければ町の環境はどうなるのかと私は危惧するものでありますが、いかがでしょうか。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
空き家の問題についてご質問を受けましたので、私のほうで答えさせてください。空き家につきましては、本当は空家等対策計画をつくる前から空き家はありましたけれども、だんだん年々増えてきている。そして、スピードもかなり早くなってきたということもあります。先ほど議論されていましたけれども、高齢者の方が高齢化することによって施設とか何かに入って家のほうに戻れなくなると、そして子供さんたちが近くにいればいいですけれども、いなければその空き家というのは使われないということも出てきます。空き家は2種類あると思うのです。特定空家、今建設課が調査しているような空き家、それからどちらかといえば活用できる空き家というものがあると思います。この活用できる空き家をどういった活用の仕方をしていくのがいいのかという部分についてはその計画の中に何項目か計画があります。ですから、その計画を進めていくということが大事だと思います。それから、空き家にならないようにするということも大事だと思いますので、その部分につきましては今固定資産税の中に通知を入れて、何かありましたら役場のほうにご相談くださいといったような方法も取っていますので、そういった様々な方法を取りながら空き家対策は進めていきたいと思っています。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。古俣副町長にお尋ねいたします。固定資産税の超過税率についてであります。本町の財政の状況は、地方債の残高、町の借金、平成23年度決算の163億円から今は100億円切るような状況になってきております。そして、基金、町の貯金は今21億円近くなってきておるというところで、私はひとつ見直しをかける時期に差しかかっているのではないかと考えております。特別職等町職員の給料削減は、今撤廃されているところであります。本年4月に策定された白老町行政改革推進計画では、職員向けのメッセージとして、あの長く苦しい時代を再び繰り返すわけにはいきませんということを記述されております。町民にあってはこの超過税率が現在でも継続しているわけであります。町民の皆さんに対して今後に向けて誠意ある説明責任が私はあると考えております。超過税率に対する、これは継続するという答弁でありますが、あえてまた超過税率に対する理事者のお考えをお伺いしたいと思います。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
ご指摘のとおり、超過税率のみならず今回何とか一区切りをさせていただきました財政健全化において、様々なご負担を町民の皆様方におかけしてきたということは大変心苦しく、申し訳なく、行政を担っている者の一人として深く町民の皆様方にお話を申し上げたいと思っております。ただ、今行政改革の中でもお話をさせていただいておりますけれども、何とか今回の財政健全化の中で危機的な状況は回避できたと。それは一定限抑えることができますけれども、ではこれからどうするのだというところを行政としてはしっかりと考えなくてはならない。今もご指摘がありましたけれども、二度と同じことを、町民の皆様方に対してご負担をかけていくことは絶対許されないことだと思っています。ですから、超過課税という一つの観点からいけば、いろいろなご苦労をされている実態もあることは十分承知しながらも、2億5,000万円以上の財源が今町にとってどういう役割を果たしているか、そして今後どうそれをしっかりと私たちが、町民の皆様方の血税の中からいただいたその税金をどう使っていくか、そこのところに十分考えを注ぎながら進めてまいりたいと思っています。ですから、この超過課税の部分は何かの形で実際的に今後町民の皆様方の幸せづくりのために使っていかなければならないと強く考えております。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。この項目の最後の質問となります。昨日古俣副町長は、町民の対話において寄り添うという言葉、私とても印象的でありました。実際に私に届いている町民の声として、介護保険グループに申請手続をしたそうですけれども、介護保険グループの女性職員が介護に係る手続のみならず税金や高齢者医療の手続、この対応をしていただけたと感謝の声がありました。これはすなわちワンストップ窓口です。いきいき4・6にいて、介護保険グループにて税のほうもこれは該当しますというような、そういう対応があったわけです。そして、高齢者福祉を取り巻く職員の業務で量、これは増えておりますから、なかなか人員を増やすというのは難しいかもしれませんけれども、ただそこに力を注ぐこともこれは重要だと私は考えております。そして、その中でこのような介護グループの職員の対応が古俣副町長がおっしゃった寄り添うということを象徴していると私は考えているわけであります。そして、ただこの職員の個人の力量に頼るものではなくて、たまたまというか、その個人のスキルが職員が高かったというところではなくて、これを役場全体のサービスとしてシステム化していくことが必要と考えます。ぜひ戸田町長には予算をかけずともソフトは磨き上げることができるわけでありますから、高齢者に優しいまちづくりというのは私はお金がかかるものばかりではないと思います。ですから、そういったことを磨き上げていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
高齢者に限らず町民の行政に対する要望というか、本当に多岐にわたる中で、今おっしゃっていたとおり窓口対応はできるだけ一本化で町民に対して負担のないサービスを提供していかなければならないと考えております。今までもるる役場の職員が窓口対応が悪かったという指摘もある中で、それは反省をして次につなげていけばいいと思いますし、今貮又議員がおっしゃるとおり、こういう職員の対応があったということは職員に対してはすごく次につながるモチベーションにつながりますので、このことは本当に、悪いところはきちんと反省して直していくべきでありますし、いいところはもっともっと、その人だけではなくて、今おっしゃっていたとおりそれが全職員に行き渡るように、私たちもこの議事堂でそういうお話をされたというのはすごく勇気づけられますので、このことはいいことはいいことで進めていきたいと考えております。いろんな職員研修の中でこういう話があったという事実も職員に伝えながら、また職員研修の充実に励んでいきたいと思っております。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。