みんなの議会

白老町議会 令和2年定例会9月会議 2020年9月9日

行財政運営

2020年9月9日、白老町議会の一般質問で、前田博之議員が「行財政運営」について質問し、町長 戸田安彦、副町長 竹田敏雄、副町長 古俣博之、財政課長 大黒克已、企画課長 工藤智寿、税務課長 大塩英男、総務課長 高尾利弘が答弁しました。

質問者
前田博之 議員
答弁者
町長 戸田安彦、副町長 竹田敏雄、副町長 古俣博之、財政課長 大黒克已、企画課長 工藤智寿、税務課長 大塩英男、総務課長 高尾利弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 前田博之

6番、前田です。行財政運営について6点質問いたします。(1)、令和元年度一般会計決算の概要と財政指数及び評定について。(2)、令和2年度一般会計予算について。①、コロナ禍の影響による経常経費、事業費等の執行状況とその増減額について。②、収支見通しと剰余金の見込額について。(3)、新たな財政計画の名称、必要性、基本方針(計画期間、目標、取組姿勢)と重点事項について。(4)、白老町職員定員管理計画改定の重点事項と進捗状況について。(5)、白老町人材育成基本方針(平成29年3月策定)の見直しについて。(6)、行政組織機構改革の方向づけと取組状況についてであります。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

行財政運営についてのご質問であります。1項目めの令和元年度一般会計決算の概要と財政指数及び評定についてであります。一般会計決算の概要につきましては、歳入120億5,455万6,000円、歳出115億8,212万9,000円、差引き4億7,242万7,000円、繰越事業一般財源を除いた決算剰余金は4億5,126万7,000円となっております。財政指数につきましては、実質公債費比率は14.0%、将来負担比率は52.8%と、いずれも前年度より改善しております。これらの決算数値や指数を含めた評定つきましては、財政調整基金をはじめとした基金残高が着実に増加するとともに、健全化指標もおおむねプランの目標どおりに推移していることから、財政基盤の強化が一歩ずつ確実に進んでいるものと捉えておりますが、安定的な財政運営に向け今後もさらなる強化に努めてまいります。2項目めの令和2年度一般会計予算についてであります。1点目のコロナ禍の影響による執行状況とその増減額についてでありますが、歳出においては、感染拡大防止対策や緊急経済対策として、本定例会に上程している補正予算も含め23億3,358万円の増額、感染拡大防止の観点から中止・縮小した事業分として775万円を減額補正しております。歳入においては、現時点での予算の増減はありませんが、コロナ禍により景気の先行きが見通せない状況であることから、税収等への影響が懸念されるものであります。2点目の収支見通しと剰余金の見込額についてでありますが、今後においても、コロナウイルス感染症流行の第3波以降の発生も念頭に置かなければならない状況であり、追加の感染症対策事業実施の可能性や町税をはじめとした歳入への影響など、歳入歳出ともに不透明な状況であります。このことから現時点での見込額はお示しできませんが、収支状況は厳しいものになると想定しております。3項目めの新たな財政計画の名称、必要性、基本方針と重点事項についてであります。新たな財政計画の名称につきましては、現時点では正式に決定しておりませんが、これまで個々の計画としていた行政改革大綱と財政健全化プランを一体化した(仮称)白老町行財政改革推進計画として策定作業を進めております。新たな計画の必要性、基本方針及び重点事項につきましては、今後予想される人口減少社会の本格化に伴い、歳入が減少し、現状の行政サービスや行政組織を維持していくことが困難になると見込まれることから、本町が進むべき方向性を示す行財政運営の指針となる計画の策定が必要と考えており、歳入の減少が見込まれる中においても持続可能な行財政運営の実現に向け、行政サービスや行政組織、公共施設の最適化を目指すものであります。4項目めの白老町職員定員管理計画改定の重点事項と進捗状況についてであります。令和3年度以降の第4次白老町定員管理計画では、人口減少、少子高齢に伴う様々な行政需要が高まるなか、持続可能な行政運営を確保するため、行政サービスの質の維持・確保と経常経費に占める人件費割合の抑制を重点として作業を進めているところです。策定に当たっては、人口規模、財政規模のほか、業務量の増減、民間委託等の進度などを踏まえるため、新たな行財政改革推進計画と密接に連動することから、同計画と並行して策定準備を進めているところであります。5項目めの白老町人材育成基本方針の見直しについてであります。平成28年に改訂した現在の白老町人材育成基本方針は、気づき・考え・行動する職員像を目指し、人事諸制度の構築と運用のほか、それぞれの職務・職階に必要な知識や技術を実践的に習得する各種研修など、職員一人一人の資質向上と組織力の向上、職場環境の改善のための主な施策を示しているものであります。現段階では、大幅な見直しの予定はありませんが、基本方針では、施策の進行を随時検証し、社会情勢や町政の変化に対応するため必要に応じて見直しを行うとしていることから、その趣旨を踏まえ、適宜、見直しの判断を行っていく考えであります。6項目めの行政組織機構改革の方向づけと取組状況についてであります。第6次総合計画及び新たな行財政計画を着実に推進し、山積する政策課題を解決するための組織体制の整備が急務であることから、次年度4月をめどに行政組織機構改革を実施する考えであります。将来的な職員定数の減少を踏まえるなかで、課、グループの大幅な統廃合のほか、グループ制や職階の系統的な関係性の在り方を重点課題と捉え、行財政改革推進計画と連動して内部議論を深めているところであります。

質問 6番 前田博之

財政支出についてまず伺います。アイヌ文化復興拠点ウポポイが7月12日オープンしました。9月会議の冒頭で今日この件で行政報告がありましたが、町はウポポイ開業の効果を最大限に活用し、経済の好循環を創出するとして、これまでウポポイ周辺整備事業に約23億円、さらにウポポイに特化した商業観光振興施策等事業にこの3年間ほどで数億円の町費を投入してきました。このことから、町民の多くの方々はウポポイ開設に伴い、それぞれの分野での波及効果や果実を期待しています。ウポポイ開業から2か月が過ぎようとしていますが、町長は自ら地域や現場に足を運び、自分の目で見て地域の経済の活況の是非などの大局をつかんでいることと思います。そこで伺いますが、ウポポイ開業は地域経済への直接、間接的な影響、さらにその波及効果、予測及び課題、問題点をこの時点でどのように捉えられていますか。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

ウポポイが7月12日にオープンしまして、その前に2回、まず延期があったことと、その延期はコロナの感染症対応ということで、当初思い描いていた年間100万人に対する入り込みのバランスは崩れているというか、目標どおりにはいっていないことを踏まえて、この2か月はいろんな業種に、全てではないですけれども、いろんなところに状況の聞き取りみたいな、様子をお伺いに行ってきました。業態全てがウポポイ効果があるという認識はありませんが、その中でも例えば白老牛を扱っているレストランとか、大きい意味では白老町の特産品を扱っているところはおおむね、来たお客様が個人客とか家族連れとかが多いものですから、帰りにどこかに寄って食べていこうとか、お土産を買っていこうというのが比較的多いという感じはしたのですけれども、そのほかには既存の特産品でないものを扱っているようなお店はふだんとそんなに変わらないのかなということが私の実感としてあります。ただ、町民の中の話を聞きますと、札幌ナンバーの車が行き来しているのがすごくウポポイがオープンしてから多くなってきたねということなので、経済効果としては、人口流動が起きていますのでいいかなとは思うのですけれども、その一方、交通安全とか、そういう危険性のこともありますので、経済だけではなくて、いろんなジャンルにウポポイの影響があるのかなというのは実感しております。今は、インバウンドも含めて道外からのお客様が少ない状況でありますので、JRで来るとか、団体客というのが一番大きく予定よりは、計画どおりいっていないと認識しております。

質問 6番 前田博之

この2か月ですけれども、新聞報道なんかはかなり客観的に適切な分析と報道をしています。そういう部分を基にして、今お話をしたように効果、そして課題を見つけて、よい果実を生んでほしいと、こう思います。これについて担当の副町長はどう認識していますか。

答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)

ウポポイが開設してから2か月ということで、いろんなことがありまして、経済にとっていい面があったり、それからまだウポポイの影響、そういったものを受けていないところがあったりとか、そういうことがありますので、今後につきましては、コロナの関係もありますけれども、そういったものも含めながら、経済対策だとか、観光の面だとか、いろいろ課題はありますけれども、そういうものを1つずつでも解決していけるように取り組んでいきたいと思っています。

質問 6番 前田博之

次に、決算剰余金と財政支出についてです。今年度の決算剰余金見込額は提示できないという答弁がありましたけれども、この中の答弁を考えると、今年はやはり5億円前後の繰越金、剰余金が出るだろうと、こう予測しています。そこで、令和元年度の決算剰余金は4億5,000万円、平成26年度から5年間は各年度で4億3,000万円から5億3,000万円の決算剰余金を出しています。膨大な決算剰余金を出す一方で、財政再建の名の下に増税などの負担増と支出の抑制を自己目的化させてきたことによって、町民サービスの回復や各地域の再生は遅々として進んでいないように私は思います。全てかどうかは別ですけれども、各地域の疲弊や地域格差が生じてきていることを町民は肌で感じています。このような状況下にあって、ここしばらく町長は自ら出向く地域懇談会は開催されておらず、町民が求める地域振興や環境整備等の声が直接反映されない事態にもなっています。ただいま申し上げたことに対して、この2点についてどのような現状認識にありますか。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

今議員のほうからご指摘があった、財政健全化プランを立てて、正直なところ様々な面で制約をかけながら事業を進めてきたこと、そのことは事実だと思います。そのことが町民サービスの低下、疲弊を招いている、そういうようなご指摘もありましたけれども、私たちも町民の状況が実際的にどこまで疲弊状況があるかというところの押さえ方の弱い部分はあるかもしれませんけれども、町税全体の関係から見ればそんなに大きな落ち込みではなく、その辺のところは町民の皆さんも頑張っていただいているところであります。一つの方策として町民の皆さんのサービスの規制をしてきたことは事実ですから、そのことについては、剰余金が出たからその辺のところをどうするかということではなくて、今後の財政の在り方を含めて新しい行財政計画を思案しているところでございますから、今後どういう形で町民サービス、公共サービスを方向として示していくか、その辺のところは今後の課題かと押さえております。また、直接的な、町民の声の拾い上げ方が不十分という部分でのご指摘かと思いますけれども、その辺のところは実際的に地域懇談会は抜けている部分があることは事実ですけれども、拾い上げ自体は町内会連合会も通しながら、十分とは言いませんが、拾い上げはしてきているつもりですし、それを基にしての予算編成も各課がしっかりと押さえながら編成を進めていると考えております。

質問 6番 前田博之

町民の広報広聴ですから、私が言っているのはパブリックコメントとか、そういうのではなくて、やっぱり生の声を直接聞くということが一番大事なのです。心の感動もあるし、親身にこの言葉から大変さが伝わってくると思います。そういう心温まる。私は、町民の声を聞けと言っているのです。そういう部分。それで、副町長はまちはあまり落ち込んでいないと、こう言いましたけれども、この前の議会からも言われていますが、まちにお金がない、予算がないとあまり言うなと、こう言っています。それで、町民は疲弊している地域に税金を使っていただきたいというのが、これが実情なのです。町民の声なのです。社台から虎杖浜地区のインフラ整備と地域再生が必須で急務となっています。目に見える形、実感できる形で快適な居住地環境の整備を深刻な思いで町民の方は渇望しているのです。人口減少時代だからこそ、地域の質を高めていかなければならないのです。そのためには、膨大な決算剰余金等地域の再生と生活のために使うべきです。適正な財源調整や配分の下に当初予算や補正予算によって事業執行に取り組み、地域の皆さんの居住環境の保全、整備に主眼を置いた施策に効果的、集中的にその財源を充てるべきではないかと思いますけれども、いかがですか。

答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)

確かにこれまでの財政運営につきましては、財政健全化プランにのっとった形で推進してきたという状況で、議員が言われるように決算剰余金を多く出してきたというのが現状でございます。ただし、逆にその効果として、現在財政調整基金もおおむね10億円を超えるというような状況になって、ある程度財政基盤の強化という部分については一定の効果があったと考えてございます。大きな象徴空間整備事業が終わって、それまでにかけていた財源をどう今後振り向けていくのかということにつきましては、全町くまなく町民の皆さんが喜んでいただけるような施策をやっぱり打っていくべきと私も考えてございますし、今年度の予算も、十分ではございませんけれども、多少その辺のシフト替えをして細かな部分でもある程度手をかけてきたのかと考えておりまして、来年度以降、予算も歳入もなかなか厳しくなる状況ではありますけれども、その辺は十分考えていきながら新たな予算組みをしていきたいとは考えてございます。

質問 6番 前田博之

財政課長から答弁がありましたけれども、私は予算をつくるテクニックを言っているのではないのです。政策強化をするために財源を投資すべきではないかと、そして政策を形成するということを私は質問しているのです。こういうのはやっぱり理事者が答弁すべきではないですか、決算審査特別委員会ではないですから。次に財政調整基金についてです。基金は、予期しない収入減少や不時の支出増加に備え、一定の額の基金積立ては不可欠です。今年9月の財政調整基金の積立ては10億4,700万円。平成29年3月に策定した財政健全化プラン改訂版で財政調整基金の積立て目標額を標準財政規模の10%にしています。これは財政課長の答弁ですから、標準財政規模とその目標額は達成していますか。

答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)

元年度の標準財政規模約61億1,000万円ということで、その10%でございますので、6億円をそのときは目標としていたということでございます。

質問 6番 前田博之

なるべく答弁者は指名したくないのだけれども、理事者に伺います。財政調整基金の積立て目標額は達成しています、今の答弁で。このほかに、その他特定目的基金として9億4,100万円が積み立てられています。前段で申し上げましたが、急がれている各地域の再生とインフラ整備の財源に充当するためには、当面は基金積立てに上限枠を設定することとして、今明記してある10%以上の「以上」の文言を削除して、標準財政規模10%にするというような基金造成の考えはありませんか。これは、それ以上の額はまちづくりのためにお金を出すという意味ですから。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

先ほども述べましたけれども、今年度で一応といいますか、これまでの健全化プランの終了ということでなってきて、今新しい行財政推進計画を立てています。その中でいかにして公共サービスというか、町民サービスの方向性をしっかりと押さえていくかというのは、これは非常に大きな課題だという認識を持っております。そういう中で、議員のほうからご指摘をいただいた全ての基金と称される、財政調整基金を含め、全ての基金も含めて約20億円ぐらいの基金ということがありますけれども、その辺の出動の仕方については今後どういう形で町民生活に資するものにしていくのか、十分考えていかなければならないという捉えはしております。

質問 6番 前田博之

副町長の答弁では、これから白老町行財政推進計画に反映するということですよね。財政課長は6月の議会で目標額10億円と言ったのです。だから、私は6億円なら6億円と決めて、4億円を町民のために、前段同僚議員も道路のことを言いましたけれども、そればかりでないのです。そういうところに光を当ててくださいということを言っているのです。私は、財政調整基金は必要だと思います。詳しくは言いませんけれども、そういうことで、理事者として、トップとして、財政課長にこだわらず、副町長から答弁があったことをぜひ計画に反映してほしいと思います。それでは次に、新たな財政計画です。(仮称)白老町行財政改革推進計画とこうなっていますけれども、この策定の期間はいつからいつまでですか。

答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)

令和3年から令和10年の8年間という計画でございます。

質問 6番 前田博之

それで、この計画策定に及ぼすと思われる事項について、その対応やその金額等について何点か伺います。これから議会でも特別委員会をつくったりして協議されるかどうか分かりませんけれども、これからつくろうとしていますから、前段で懸案を申し上げておきたいと思います。それで、まず総合計画であります。今年の7月にスタートした第6次総合計画は、新たな財政計画とこれはリンクさせなければなりません。総合計画の実施計画の策定の進捗状況と財政見通しによる事業費総額は押さえられていますか。

答弁 企画課長 工藤智寿

総合計画の実施計画についてのご質問でありますので、私のほうから答弁させていただきます。今実際に策定を進めさせていただいているところでございます。まだまだ中身は煮詰まっていないところではございますが、今各課に照会をかけまして、想定される事業名の洗い出し等を含めてさせていただいている最中でございます。金額についてもまだ精査している最中でございますので、金額はまだ出ていないという状況でございます。

質問 6番 前田博之

財政課長から財政計画の期間、令和3年から始まります。今の進捗状況、これで間に合うのですか。財源も何も出ていないということと、もう予算始まるよね。なぜ遅れているのか。それで、議会にどういう状況の中で説明があるのか、いつごろ。

答弁 企画課長 工藤智寿

この実施計画につきましては、来年度、令和3年度の予算も関係してくる関係もありまして、今も進めておりますけれども、財政課等で調整を図らせていただいているところでございます。なお、議会にお示しする期間としましては3月頃になるのではないかという想定の中で進めさせていただいているところでございます。

質問 6番 前田博之

それで、これから懸念される部分がありますので、歳入と歳出で何点か聞いていきますので、簡潔に言いますので、私の質問をある程度趣旨を理解して答弁してほしいと思います。それで、歳入で1点目、生産年齢人口減による税収見込み、2点目、竹浦地区の大規模ソーラーパネルの償却資産税見込み、3点目、ポロト湖畔で営業するホテルの個人、法人町民税、固定資産税、入湯税の見込み。4点目、ウポポイ施設の固定資産税相当の国有資産等所在市町村交付金の取扱い、次に人口減少、コロナ禍の影響等による普通交付税の交付額の推測、それと実質公債比率北海道平均9.7%の目標と起債限度額の扱いについてどう考えているか、これがどう計画に反映されるか伺います。

答弁 税務課長 大塩英男(税務課長は2020年12月まで)

前田議員のほうから税収に関係するご質問を4点ほどいただきました。それで、まず1点目の生産人口に伴う税収の影響についてでございます。町税の中で生産人口減少に伴う影響を特に受けますのは個人町民税というような形になってくるかと思います。10年前の個人町民税と現在の収入額ではなくて課税額で比較しますと約6,000万円ほど減少しております。あとは、直接的ではないのですけれども、人口減少することによりまして経済活動が停滞するというようなことを考えますと、間接的には法人町民税もやはり減収の影響を受けるのかと捉えております。いずれにしましても、生産人口減少に伴う税収への影響というのは大きいものと捉えてございます。2点目、竹浦地区の太陽光発電設備の関係でございます。こちらにつきましては、現在来年の4月に事業開始予定ということでお伺いをしております。ですので、稼働時期にもよるのですけれども、固定資産税の課税につきましては令和4年度からになる予定となってございます。具体的な税額というお話があったのですけれども、御存じのとおり償却資産は事業者の申告により課税額が決定するというような形になっておりますので、詳細な課税額についてはご答弁申し上げられないのですが、ただ、今公表されている事業規模、あと事業費、これらを見ますと町内で最大規模の発電所になるというようなことになりますので、かなりの税収が見込まれるというような状況です。3点目、ポロト地区に建設中のホテルの税収見込みについてでございます。こちらについても、申し訳ないのですけれども、現時点では事業投資額等不明な部分が多いものですから、もろもろの税については試算できない部分があるのですけれども、これにつきましても運営会社のこれまでの事業実績ですとか、あと公表されていますホテルの規模が約5,000平米と言われているのですけれども、これらを考えますと、こちらも大規模な施設になりますので、固定資産税、法人町民税、入湯税、こちらもかなりの税収が見込まれるかと捉えております。4点目、ウポポイの固定資産税の見合いの交付金の関係です。こちらは、ウポポイがオープンする前にいろいろと国とのやり取りを行いまして、基本ベースとしては国が財団のほうに運営を委託しているのですけれども、そもそもの持ち主が国だという形で、国が運営していくというような状況になっているものですから、これは固定資産税見合いの交付金は対象外というような形では合っているのですが、私たちは今これを調査中なのですけれども、中に入っているお店等々の取扱いをどうしていったらいいかというようなことを現在調査しているところでございます。

答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)

私のほうから残りのご質問に対するお答えをさせていただきます。まず、普通交付税の今後の見込みというところでございますけれども、もちろん人口減少に伴ってその部分、人口を基礎単位として使っている項目が多くありますので、確実に需要額は減ってくると捉えておりまして、基本的に5年に1回、国勢調査人口を使用しますので、5年に1度は必ず、減った人口を使いますので減ります。おおむね影響額は5,000万円程度と想定してございます。そのほか、これは国の考え方、地方財政計画によっても多少増減はいたしますけれども、基本的には全体的にはやはり減少するものという見込みの中で今後推計をする考えでございまして、さらに毎年1,000万円程度の落ち込みはあるのかと押さえてございます。それから、実質公債比率、元年度の数値14.0ということで、議員おっしゃったように平均が9.数%となってございますが、今後も多少なりとも減っていくという予測はございます。ただ、大型事業がこれから控えておりまして、それに多額の町債を借入れいたしますので、その影響もあることから、まだ正式に正確にその辺の推計値を基にした数値というのは試算してございませんけれども、恐らく10%を下回るようなことはないと、意外と高止まりしてくるのではないかという予想でございます。それから、町債の借入れの制限というところでございますが、この辺につきまして現在の考え方は、今後想定される病院の建築、これらも踏まえて、もちろん毎年凸凹はございますけれども、計画期間内は年約10億というところを、臨時財政対策債を含めて10億円というところで考えているところでございます。

質問 6番 前田博之

次に、歳出で6点ほどお聞きします。まず、1つ目、公共施設等総合管理計画による大規模改修と老朽化施設除去の毎年度の計画実施の担保、そしてその財源確保はどうか。2つ目、現在の財政プランを見直して職員数が増員しています。そして、新たな会計年度任用職員も人件費増となっています。これを合わせた人件費増と後年度負担は、分かればどのぐらいの額でどういう形で計画に反映されるのか。3つ目、これは今大きな問題になっているのですけれども、用務の外部委託と指定管理制度の費用対効果とそれに対する見直しはどうするか。4つ目、新病院建設により、新たな起債の元利償還金の繰出金の新たな財政計画での位置づけはどうなるのか。5つ目、少子高齢化に伴う社会保障費としての扶助費の増加が見込まれますが、今後どういう押さえになるのか。6つ目、先般新聞に出て、町民の中で大きな話題になっているのですけれども、役場庁舎建設とその所要額、こういうものは次の財政計画での取扱いはどうなるのか。この点を伺っておきます。

答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)

私のほうからお答えいたします。まず、公共施設総合管理計画に伴う今後の大規模改修の毎年度の計画の実施、あるいは財源確保というご質問でございます。平成29年に公共施設総合管理計画を策定し、昨年、元年度にその個別施設計画というものを作成しております。その中で一定の改修に関わる経費というものを取りあえず個別に出してございます。それを踏まえて、トータルとして毎年どのぐらい出していくのかというところの作業まではまだ至っておりませんが、その辺を含めて今後全体の10億円の中でどう振り分けていくかという部分は今後の作業の中で進めていきたいと思っておりますし、財源につきましても今申しましたとおり、活用できる国庫補助金があればそれを活用いたしますけれども、それ以外については金額が大きくなりますので、起債を活用してその辺は対応していきたいと考えてございます。それから、人件費の捉え方でございます。これにつきましても、今後歳入が減っていく中において、あるいは人口が減っていく中において、職員数がどうあるべきかという部分を新たな計画の中できちんと打ち出していかなければならない。職員の定員管理計画の中でも併せて同時にきちんと計画立てしていくという考えに基づいておりますが、身の丈に合った歳出という前提からすれば、人件費も落としていかなければならない。では、どのぐらい落としていくのかという部分については、その他の経費も併せて、あるいは業務として本当にそこまで減らしたときに町民サービスが行き渡るのかどうなのかというところも考慮しながら、基本的には削減の方向で全て計画をつくっていくという考えでございます。それから、指定管理等、あとは委託の費用対効果を含めた今後の考え方、それをプランにどう反映するかということですけれども、基本的には行政改革の中で民間にできるものは民間にという考え方がまずは前提としてございますので、町で大きなお金をかけるよりも、民間にきちんと委託して町でやる以上のサービスを求めるという考えが前提にあります。ただ、それが本当に民間でやることによって今まで以上の効果が現れるのかどうなのかというものは再度検証しなければならないと思っておりますので、その辺は今後それぞれの現在やっているものを含めて検証はいたします。ただ、前提としては、あくまでも民間にできるものは民間という、委託を促進するという考えになってございます。それから、病院建設に係る費用の関係でございますが、基本的には病院の建築費も含めて10億円以内ということで考えて、財源が限られておりますので、その中でやっていかなければならないという考えを持っています。その中では、もちろん起債もそうですし、あるいは基金の活用ということも考えられます。そういう中で、基本的に繰出金は一般会計のほうで建設に係るものはきちんと計画に見込んで、盛り込んで計画を立てていくという考えでございます。それから、扶助費の考え方でございますが、社会保障費、今後は高齢化を含めて今以上に増加するという見込みでございます。ただ、人口減少に伴って高齢者がどのぐらいの割合で増えるかどうかというのは、今のような伸びにはならないという、ある程度、一定程度伸び率は鈍化すると考えてございまして、その中ではある程度扶助費も今後伸びますけれども、一定ラインを超えるとそのまま推移するのではないかという想定をしておりまして、その辺を見込んで計画に反映させていきたいと思っております。それから、役場建設についてはまだ具体的に、話合いを庁内で会議体をつくって進めるということを今年度行っておりますけれども、まだ具体的にどこまでどういう形で、必要なものはどのぐらいというようなところはまだはじいておりませんので、金額的にはまだ具体的に幾らというものも出してございません。それで、役場庁舎の建設自体も何年度から始めるかというのもまだ決まってございませんので、恐らく今年度中にその辺が間に合えば計画に盛り込むということもあり得るかもしれませんけれども、基本的にはまだ具体的に近々に動くということはないと押さえておりますので、今回の最初のプランの中でその辺の建設費の反映ということは今段階では考えてございません。

質問 6番 前田博之

前提を省略していたのかどうか分かりませんけれども、今の答弁の中で事業費10億円と言っていますよね、この10億円は何を前提にして言っているのか、ちょっと分からないのです。

答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)

10億円と申しましたのは、起債の枠の上限が10億円ということで、その中に病院建設で借り入れる起債も含めて10億円と、トータルして各年10億円という考えで進めております。

質問 6番 前田博之

ここで詳細な議論はしませんけれども、答弁のありましたことについては、これはぜひ庁内で議論していただきたいと思います。ある程度の課題ですから、ぜひお願いします。それで、計画策定の考え方、計画というのが今言っている白老町行財政改革推進計画、これの考え方です。人口減少や少子化という構造的危機は、これが大きくまちの在り方を変えていくと私は思っています。それで、答弁にありましたけれども、町税をはじめ財政資源が減少していくと推測されますし、事実だと思います。特に、近い将来には国の深刻な財政赤字も地方自治に影響が及ぶのでないかと盛んに言われています。このことから、町は政策を大きく転換せざるを得ないと思います。そして、これからの時代はまちの経営規模を縮小化し、財政は減量化していかざるを得ないと私は思っています。そこで伺いますけれども、次期の財政計画は経営規模の縮小化と財政の減量化をコンセプトにして、借金に歯止めをかける現在の財政ルールを形骸化することなく、将来の危機をも見据えた新たな(仮称)白老町行財政改革推進計画を策定すべきだと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

今のご質問の前に、それぞれ歳入歳出の状況について議員のほうから確認といいますか、指摘がありました。その中で、質問にもあったように、基本的な部分というか、押さえ方については、人口減は避けられない状況、そういう中で財源、資源といいますか、そういうものはもちろん減るという、そういうところはしっかり押さえた形で組んでいかなければならないと思っています。その中で、政策的な押さえをどのようにしていくか、それは議員のほうでおっしゃったような部分での本町の足元をしっかり見やった形でのつくり方をしていかなければ、持続可能的なまちづくりができていかないのではないかということは十分承知をしながら、その計画づくりには反映させていくつもりでございます。

質問 6番 前田博之

次に、定員管理です。定員管理計画の改定、作成準備を進めていますから、これは財政計画の中で大きな比重を占めていくと思っています。そこでお聞きしますけれども、第6次総合計画の推計人口を使用しての職員数はどのように考察されていきますか。

答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)

まず、人口推計だけでどれぐらいの人数が減っていくかということでのお話になりますけれども、人口シミュレーションを考えますと、あと今出している部分の財政シミュレーション、仮にですけれども、出してる部分を考慮した場合、大体厳しい数字なのですけれども、10%だとか15%の職員数の減ということが、数的にはそういったもののちょっと厳しいような数字を見込んでおりますが、実際にはこの数字どおりにはならないとは思うのです。当然地域の実情だとか、業務量ですとか、先ほど言いましたように民間委託の推進状況だとかも踏まえた中でつくっていくということなのですけれども、シミュレーション上はそういった形ということでお話をします。

質問 6番 前田博之

ちょっと分からないのですけれども、10年から40年の推計人口を出していますよね。この財政計画は8年間ですよね。約10年にスパンなりますよね。そうすると、そういう中で適正規模の職員をある程度シミュレーションして職員数を試算しますかと言っているのです。それを財政計画に反映するのですかと、そういうことを言っているのです。定員管理は非常に大事だから、先ほどの答弁では財政計画に反映すると言っているけれども、人材育成や組織機構に反映するのです。だから、実効性の担保って大事なのです。例えば今うちの人口からいけば、職員266人ぐらいです。これが1万2,000人ぐらいになったら70人ぐらいぐっと減っていくのですよ、10年間で。そういうことを、今この計画をつくると言っているのに、そこまでシビアに考えていますかと言っているのです。

答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)

定員管理モデルについてはいろいろ、総務省の定員管理モデルや、類似団体比較とか、同規模の人口がどうなっているのかと、そういうものも土台にしながら、あと先ほど言いましたように地域の実情に合わせた形になるとあるのですけれども、うちのほうもいろいろ、今1万6,000人の人口でございますけれども、人口の推計の中では、ちょっと調べまして、1万5,000人から2万人の人口の市町村については道内で10町村あるのですが、こちらについては、白老町が普通会計といって、水道だとか病院だとか公営企業は除いているのですけれども、こっちの部分で言うと、平成30年度の数字ですけれども、こちら白老町は159名ということでございます。そのうち、平均は10町村の平均については189人ということで押さえてございます。それと、当然人口推計、10年、8年という計画になるかもしれないのですけれども、そちらの部分については1万人から1万5,000人というような人口規模になるということも想定しまして、こちらについても調べています。こちらについては道内で9町村ありますけれども、こちらの平均については普通会計の平均は139人ということで今押さえさせていただいておりまして、そういった人口規模も踏まえて考えていくという考え方は持っております。

質問 6番 前田博之

次に、人材育成です。答弁では大幅な見直しの予定はありませんと言っていますけれども、私はもっと現実を直視してどうあるべきかと考えるべきなので、これは提案も含めて質問します。人材育成ですけれども、人口減少と高齢化が進む中で、どうやってコミニュティとそこに住む人の日常の生活を維持し、行政として迅速に対応していけるかが課題になっています。そういう認識だと思います。この中にあって、職員の実務処理能力は、政策形成能力は言うまでもありませんが、今一番に白老町役場、組織と職員に求められていることは、地域に足を運び、地域を知り、現場を実践することではないでしょうか。私は、かなりこれが欠けてると思います。地域と向き合い、課題解決を迅速に処理するためにも、理事者はもとより、地域の実情を踏まえて問題状況を受け止めて、きめ細やかに地域の思いを吸い上げながら課題解決に資する職員を育てることが今一番必要でないですか。このための人材育成のプログラム私はつくるべきだと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)

私のほうから最初に冒頭おっしゃいましたように、人材育成の重点的に取り組んでいるという部分については、業務の遂行能力ですとか政策形成能力ということで、こちらも併せて高めていかなければ、少人数の中で行政運営がうまくいくかということになりますと、やっぱりそういう力を高めていかなければならないということは当然でございますけれども、あとお話がありましたように、地域力を知るという部分では現在なかなかできていないのですけれども、以前は例えば新入職員が入ってきたときなんかも必ずまずいろんな施設を回るだとかということもしていたのですけれども、なかなかできなかったりする部分もあるのですけれども、研修プログラムの中にもそういった地域での研修というものも研修プログラムとして位置づけて、そういう取組をしたいという考え方も持ってございまして、今年はまだなかなか実践できていないのですけれども、そういう取組もぜひしていきたいということで考えております。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

人材育成については、再三にわたってこれまでもこの議会の中においてもご指摘をいただいているところでございます。政策形成の能力育成の問題だとか、実務処理の能力だとか様々、役場職員が持たなければならない能力、技能はたくさんあるだろうと思いますけれども、やはり一番は議員がおっしゃった部分、要するに足元の町の状況、地域の状況がどうであるかというところがやはり全ての育成の基本になるということは十分考えております。そのことは、研修としての押さえ方はまだまだ、総務課長からあったように地域に出ての研修が十分なされていないということはありますけれども、先ほど例えば建設課の道路の問題の質問がありましたが、そういうところにおいてはしっかりと職員がまずは現場に行って現場を見て、そしてその状況で庁舎のほうに連絡をよこして指示を仰ぎ、そしてすぐ動く、そういう体制は、建設課を一つの例としては上げますけれども、消防ももちろんそうでなければなりませんけれども、いろんなところで私が日常見ている中で、職員は動いて外へ行って、いろいろとお叱りも受けながらも学んできていることは私はあるように捉えております。そういうことからいって、今言ったような人材育成の中で、職員が総体的に人口減に伴って減っていく中にあっては、これまで以上に地域現場をしっかりと押さえなければ、いい政策形成ができないのではないかと捉えておりますので、そこのところは能力形成の研修を、ただ研修ということだけではなくて、日常の業務の中でしっかりと進めていきたいと考えております。

質問 6番 前田博之

現場処理は、先ほど同僚議員の質問に舛田参事が答弁していましたけれども、私も見て、そのとおりです。現場の人は、やっぱり足を運んで声を聞いています。ただ、私は、デスクワークの中で政策形成するのも、頭でっかちではなくて、今言ったこと、副町長が答弁したことでないかということを言っているのです。ぜひ理解してほしいと思います。それで、組織機構についてです。次年度4月をめどに実施すると言っていますけれども、私は技術的なことではなくて、本質的なことを提案しておきたいと思います。白老町の行政組織は、今制度疲労を起こしていないでしょうか。一方で、次世代を担う職員を育む組織づくりが急務となっていないでしょうか。十数年前、財政再建のために優秀な職員の多くが勇退したことによって、その後世代間の断絶によって、人を育てる、人が育つ職場の意識がさま変わりしてきていると私は思います。特に管理職層、ベテラン職員と若手職員の仕事への取り組み方には年齢間ギャップが生まれていると思いますし、私もそのようなことを仕事をする若手から聞いたこともあります。今後職員が減少してく中にあって、若手職員のやる気に合わせて組織を変化させて、働きがいを創出する組織をつくることが大事ではないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)

現状として、今おっしゃいましたように、大量退職によりまして最近は若い職員が増えてきていると、年齢的に若返りがなってきているという状況がありますけれども、その分しっかりと指導だとか、管理、マネジメントというのが必要になってくるのですけれども、また一方課題として、最近業務量が多いということだとか、様々な原因はあるのですけれども、体調的に、メンタル的に崩すという職員もいて、業務に支障が出ているというような実態もございます。そういった状況から、組織的な問題については、組織構造的な問題については例えば課長職が29人いて並んでいるですとか、あとグループリーダーに主幹職と主査職、管理職の主幹職と一般職の主査職が同じグループリーダーとしているというような組織構造上の課題もございますので、前田議員がおっしゃいましたように、そのことが職員の仕事の意欲だとか、そういうものの低下とかということにつながってしまっては当然町民サービスが停滞してしまうということもございますので、そういった部分も含めて、機構改革を次年度に向けて作業を進めておりますけれども、そういうことも含めて組織の構造を考えていきたいということで作業を進めているところでございます。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

私があれこれ申し上げるよりは、議員のほうが組織運営についていろいろと押さえていることがたくさんあろうかと思いますけれども、私も管理職として長年、学校時代も含めて生きてきて、いかに組織を組織として生かしながら、そして事業をつくり出していくかというところの難しさというのは本当にあるのだと、この頃特につくづく感じるところでございます。ご指摘もありましたように、本町における大量の人たちが財政の関係でどうしてもやめざるを得なかったと、その時代の弊害というのは、私は役場の中に入って一定限そういうものがあるのだろうという押さえ方はしております。ただ、そこのところから、全てにわたって人材育成、組織の問題、そういったことがこのままであればいいということには立っていないつもりでございます。職員一人一人が自らが役場の職員としての意識を持ちながら仕事に当たっていかなければならないのではないかと思っています。私も勉強不足ですけれども、松下幸之助さんが、本の中で読んだことですけれども、入社式に入社した職員に、まず一番大事なことは、この会社をいつまでも好きであることがあなたたちが松下電器の将来の重役になるまず一番のことだという話をしたと読みましたけれども、職員がせっかくこう希望を持って白老町役場を選んで入ってきた。そのことを管理職を含めてしっかり受け止めながら、どう育てて次に一歩を踏み出させていくのかというところは、きちんとした我々理事者の町政に対する理念だとか、目標だとか、そういうものがしっかりと反映されていなければならないのだろうと私自身は強く思っております。ですから、常々職員育成、そして組織の活性化において目配りと気配りとを様々な形で進めていかなければ、先ほど言った若手職員が働きがいを持てずに途中で職を辞さなければならない、そういう状況が起こってくるのではないかと思っておりますので、しっかりと私ども理事者が本町の将来を見据えて方針を示していくような努力はしていきたいと考えております。

質問 6番 前田博之

最後にしたいと思いますけれども、私も民間の企業に入って、新入社員研修を何週間か受けて、最後にそこの社長が来たときに、今でも頭にありますけれども、今副町長が言ったようなことは大分忘れているのだけれども、覚えているのは、君たちは来年から給与はそれぞれ違いますよと言われたことが今でも印象に残っていますけれども、それだけ勤務評定が厳しいということです。そういう思いで職員として町民に向かって働いていただきたいと、こう思っています。誰が答弁するか分かりませんけれども、これまで議論してきましたけれども、定員管理、人材育成、組織機構を三位一体として運用しなければ、その目的、役割は十分に機能しないと私は思います。多分これは戸田町長だと思いますけれども、町長は以前に公務員十戒で職員の意識改革を行ってきましたが、組織がよくなるのも悪くなるも人次第だと言われています。これからの時代の要請に合ったまちをつくっていく上で、これからまちを担う職員にとって何が必要だと思われますか。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

いろいろと人材育成だとかの担当もありますので、私のほうから。今若手の採用の中で見られるところは、仕事に向けての先を見通すという、その力がもう少しあってほしいなとまずは思います。それは、その前に私がご答弁させていただいたように、うちのまちがどういうまちを目指して進んでいるのかというところがしっかりと職員全体に周知というか、理解されているのか、そこのところに一番あるのではないかと私は考えるところがあるのですけれども、それを課長方は、課長会議の中で理事者のほうからいろいろお話をさせてもらいますけれども、そこのところはしっかりつかんでいただいて、部下職員のほうには伝えていただいております。そのところの進め方が弱いのではないかと自ら反省しているところですけれども、まずは大事なことは先を見越してというか、見通して仕事をしていく能力の育成が私は大事ではないかと。そうすることによって、先ほど総務課長からあったようなメンタル面での、先が分からないためにどうしたらいいのかという抱え込みだとかがなくなったり、それからもっと上司だとか周りに対して聞くだとか、話すだとか、そういうことが出てくるのではないかと私は考えておるところです。

質問 6番 前田博之

ここの部分の質問は終わります。

出典:白老町議会 令和2年定例会9月会議 2020年9月9日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる