白老町議会 平成28年定例会9月会議 2016年9月8日
防災対策
2016年9月8日、白老町議会の一般質問で、及川保議員が「防災対策」について質問し、町長 戸田安彦、建設課長 竹田敏雄、総務課危機管理室長 小関雄司、副町長 岩城達己が答弁しました。
- 質問者
- 及川保 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、建設課長 竹田敏雄、総務課危機管理室長 小関雄司、副町長 岩城達己
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 及川保
9番、及川保でございます。ことしは6月の集中豪雨、そして8月17日から31日にかけての3つの台風が押し寄せました。先般の定例会冒頭におきまして町長の行政報告でも述べられましたが、特に台風10号では高波、越波、家屋の損壊など地域住民が大きな被害を受けました。被災された住民の皆様には、改めてお見舞いを申し上げたいと思います。さて、私は今回町長に防災という観点で萩野緑泉郷地域の水害対策について、大きく2点を中心にしてお伺いをしたいと思います。1つ目は、長年にわたってあの地域全体が冠水し、ボートで救出されるということが毎年のように繰り返されていた中で完成したフシコベツ川についてであります。このフシコベツ川の竣工は、緑泉郷地域皆さんの長年にわたる悲願であったと言っても過言ではないと私は思います。このフシコベツ川供用開始後の現状、さらにこの河川の効果などを検証するという意味でも今回町長のお考えをお聞きしたいと思います。2つ目でありますが、防災という意味では同僚議員も一般質問を行っておりますが、私は今回萩野緑泉郷地域の水害対策と現状について、フシコベツ川と絡めてお伺いをしたいと思います。防災対策について。(1)、緑泉郷地域の水害対策について。①、フシコベツ川供用開始からの緑泉郷地域における災害発生状況について伺います。②、フシコベツ川の機能が十分に果たされているのか、町の見解を伺いたいと思います。8月17日の台風7号の影響で町内全域で大雨となりました。実は、私はこの日に若干小ぶりになったということで、国道を走って竹浦、メップ川の状況を確認して、今度裏通りを通って石山通に入って萩野まで来ました。ところが、萩野の奥の12間通と石山大通の交差点、信号ある交差点ですけれども、この場所でとても車が通れない状況のために北吉原側に迂回しまして、緑泉郷側に入っていった経緯がございます。そういうこの状況にたまたま居合わせたと、こういう状況の中で今回の質問に至っていることをご承知おきいただきたいと思います。③です。朝霧団地からフシコベツ川へ向かう萩野12間道路を横断する管の直径が小さく、側溝、これは12間川というのだそうですけれども、フシコベツ川へ直角に曲がって施工されていることが非常に流れを悪くして道路冠水をしたのではないかというふうに私は捉えたのですけれども、町の見解を伺いたいと思います。④、現況の側溝を最大限に機能が発揮できるものに早期に改修、改善すべきというふうに考えますが、町長の見解を伺いたいと思います。(2)です。もう一つ、石山大通のブウベツ川を挟んで青葉団地入り口付近と工業団地の間2カ所が大雨のたびに冠水して通行どめとなっている事実があります。災害時国道36号線を補完する重要な路線でもあり、早急な対策を講じるべきと考えますが、町長の見解を伺いたいと思います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
防災対策についての質問であります。1項目めの緑泉郷地区の水害対策についてであります。1点目のフシコベツ川供用開始からの災害発生状況についてでありますが、これまでフシコベツ川が改修されてからは緑泉郷地区において大きな災害の発生はありませんでしたが、先月の台風7号では短時間の豪雨となったことから、萩野12間線の一部が冠水する被害が発生いたしました。このため通行どめを行うとともに、ポンプ排水など復旧作業に当たったものであります。2点目のフシコベツ川の機能につきましては、平成2年度から22年度の期間、北海道で河川改修整備事業を実施し、完成しております。フシコベツ川の供用開始から現在に至るまでの河川の氾濫等は発生しておらず、治水上の機能は保たれていると捉えております。3点目の朝霧団地前の萩野12間線を横断する管の現状に対する見解につきましては、萩野12間線の排水路は12年度にフシコベツ川への接続部を改修して以降、道路にまで及ぶ冠水等は発生していませんが、このたび8月17日に発生した道路冠水については台風7号による時間57ミリの豪雨の影響によるものと考えております。ご指摘の横断部につきましては、道路冠水が発生した時点では内空断面に余裕があることを確認しており、直角部につきましてもある程度の要因となりますが、一番の原因は排水路の勾配にあると捉えております。4点目の側溝の機能改善につきましては、12間線の両側にある側溝の河床部に土砂、水草等の堆積が見受けられることから、堆積土砂の撤去を今月から行うこととしております。2項目めの石山大通のブウベツ川を挟んだ道道の大雨による通行どめについてであります。この路線の通行どめにつきましては、26年9月及びことし7月と8月に通行どめを行っております。道路冠水となるのは、流末となる北海道が管理するブウベツ川の水位上昇及び排水能力を超える短時間の豪雨等が原因と考えられます。町として重要な幹線道路であることから、今後の対策を踏まえ、北海道に対し必要な要望を行ってまいります。
質問 9番 及川保
9番、及川です。ただいまの質問の①と②のフシコベツ川の件につきましては、町長の答弁で供用開始からこの地区では大きな災害はないと、こういう大変喜ばしい答弁がございました。今回の台風17号の来襲時の冠水状況、緑泉郷一部地域の。こういうことで、このことがフシコベツ川の何か機能といいますか、役割も果たされていないのではないか、実はこういう疑問を持って今回の質問に至ったわけですけれども、今町長の話で十分機能は果たされているよという確認をさせていただきました。それで、実は先日初めてフシコベツ川のはぎの里橋ですか、あそこからずっと下って石山大通にかかる橋まで歩いて確認してまいりました。状況は、河川全体そのものは特に傷んでいる様子もありませんでしたが、雑草と樹木が非常に茂っておりまして、これが実際の今よく発生している集中的豪雨、今回の7号もそうでしたが、局地的集中豪雨ということは短時間に降られるともうどうにもならないような状況をつくってしまうのです。これは、全国どこでも今発生している状況であります。このフシコベツ川ができたおかげで地域の皆さんが非常に安心して生活できる。川ができるまでは大変な状況が頻繁に起きていたわけでありますけれども、先人の方々の知恵と非常に力を注いでいただいたおかげで今この地域住民にとっては安心、安全の部分においても生活ができるという、そういう部分では大変ありがたいことだなというふうに感じております。ただ、フシコベツ川、竣工が今ただいまの町長の答弁で平成2年から22年の期間で完成したということだったですね。20年という大変長い年月をかけてできたのですけれども、この状況で平成22年に完成という話なのですけれども、国道36号線にかかるフシコベツ橋が実はかなり早くできているのです。この橋の現地へ行って確認すると、平成6年の12月になっていますから、もう既に22年経過しているわけです。このフシコベツ川が供用開始してから、実際に全体が開始されたのが平成22年と捉えていいのかどうか、そこが1点と今回担当課の中でいろいろさまざまなお話しさせてもらいましたし、お聞きもしました。このフシコベツ川を長い年月かけてつくらなければならなかった、その状況を簡単でいいですので、伺っておきたいと思います。
答弁 建設課長 竹田敏雄(建設課長は2017年3月まで)
フシコベツ川の供用開始の関係になります。最初にお答えしました平成2年から22年度の期間につきましては、これ工事を行った期間になります。まず、平成2年のときには設計だとか、そういった業務委託から始まりまして、工事そのものの着工は平成3年の8月5日です。最終の工事が終了したのが平成22年11月1日に工事そのものは完成しています。途中平成13年の2月の23日に白老緑泉郷排水対策期成会による通水式が行われております。大昭和社宅の北側の放水路の一部通水が開始された、これが初めての通水されたという経緯でございます。以上です。
質問 9番 及川保
9番、及川です。さまざまな担当課の中でいろんな話があって実は来ているのですけれども、今まで12間道路両側にある側溝、排水溝、この排水溝は私達は排水溝か、もしくは側溝、側溝と言っていたのですけれども、実際これきちんとした名前がついていたのです。これは、私は今回初めてわかったのですけれども、この排水路の名前が12間川という名前がしっかりとついていたということを実は初めて理解しまして、驚いている次第でございます。このフシコベツ川については、今回この地域の皆さんの声をお聞きしました。本当にあの川ができてから水害らしい水害って全くなくなったと。おかげさまで安心して生活ができるのだと、こういう声が多く実は聞かれたわけでありまして、そういう意味ではフシコベツ川というのはこの地域の皆さんにとっては本当に救いの神というか、救いの川というか、そういうことを改めて今回感じさせられた次第であります。今回先ほども若干申し上げましたけれども、ちょっとこの川の縁を歩いて確認した状況は、先ほども申し上げたように雑草や樹木、これは当然道の管轄になるのでしょうけれども、何年に1回、5年なのか10年なのかわかりませんけれども、やっぱりきちんと定期的に維持管理をすることも私は必要だと思うのだけれども、そのあたりの考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 建設課長 竹田敏雄(建設課長は2017年3月まで)
フシコベツ川の管理の関係です。議員言われたように、あそこは北海道の河川となりますので、北海道のほうで管理をしていただいているということになります。雑草とか木に関しましては、当然北海道のほうもパトロールをした中で必要と判断してそういった雑草を取ったり、木を伐採したりと。それから、場合によっては河川内にある土砂を撤去したりと、そういったような維持管理をしていくことになると思います。この部分につきましては、最近雨も多いですから、改めて北海道のほうと打ち合わせをしながら、早目早目に処理をしていただくようなことでは話をしていきたいというふうに思います。
質問 9番 及川保
9番、及川です。①と②については、ただいまの町長の答弁、そして担当課長の答弁で十分理解いたしました。次に、③と④の緑泉郷地域の今回の冠水問題です。この問題についてお聞きしたいなというふうに思います。そして、④の町長の答弁で、この排水溝、12間川の堆積した土砂の撤去を今月から実施すると今答弁がありましたので、これは実はこのことで④の確認しようということだったのですけれども、そういうことですので、④については理解はいたしました。ただ、この1点だけ確認しておきます。今回この状況、12間道も含めて歩いて確認したのですけれども、やはり両側の支えている機材というのは鉄製なのです。そして、ずっと確認していくと、非常に雑草が気になる。ここで水草と町長はおっしゃっていますけれども、非常に大きく伸びている状況を確認した中で、鉄製のそこの部分が腐って土が漏れて出て、そこに水草が生えている状況が実は確認されたのです。あと、そこの腐食をしていないところは実は水草は生えていないのです。きれいに流れる状況になっていまして、どうしても腐食して鉄がなくなった、そこから漏れる土がどんどん広がってそこに水草が生えてくると、こういう状況が見られたので、これはやっぱり定期的にでも、確かに費用かかる、ここは町の管理する河川だと思いますので、お金のかかることではあるのですけれども、大きくなる前にきちっとやっぱり管理していかないと、あれコンクリ製なのですか。確かに部分的に修理しているところが実は結構数があるのです。実は写真撮ったりもしてきたのだけれども、そういう鉄製でないものに順次切りかえていくようなことが必要だと私は思うのですけれども、そのあたりの見解を伺っていきたいと思います。
答弁 建設課長 竹田敏雄(建設課長は2017年3月まで)
12間にある側溝の老朽化といいますか、傷んでいる部分についてなのですけれども、ああいう形になったのが最終的には平成9年だというふうに伺っています。その後維持管理をして、ずっと維持管理をしながら今の状況になってきているということになります。傷んでいないところもあるのですけれども、実際に腐食している部分もあります。維持管理はそういった部分を直しながらずっとやってきているのですけれども、ただ抜本的な対策というのですか、更新をしていくということになれば相当の金額の改修費がかかるというふうに思っていますので、どういうふうに進めていくかということは大きな課題なのですけれども、あの長さを全部一遍にやるということは当然不可能だと思いますので、何年かの計画を持ちながら、今の方法がいいのか、それとも別な方法がいいのかというのも考えながら、今後は取り組まなければならないというふうには思っております。
質問 9番 及川保
9番、及川です。費用のかかることですから、やれやれと言ったってなかなかこういう厳しい状況の中では難しい部分もあるのだろうと思いますけれども、そこは後で一度にやらなければならない状況は絶対避けてほしいと思うのです。となれば、最良の方法で最善を尽くしていくことがやっぱり大事だというふうに思いますので、このこともぜひ念頭に置いて進めていっていただきたいなというふうに思います。今回の一連の台風、集中的に来たわけですけれども、この近年の降雨状況というか、気象状況というか、大変変わってしまっているのです、昔から来ると。大雨というと昔は台風、この時期なのですけれども、我々小さいころは台風が一番怖い存在でありました。私も9年間森野で学校通っていたのですけれども、御料地橋という、今ありますね、あの大きな橋なのですけれども、ここが実は9年間のうちに2回流されておりまして、ドラム缶のいかだで通学した経過もありますし、また孤立して自衛隊のヘリコプターで物資を運んでもらったとか、そういう経過もあるのです。ところが、最近はある一定のところに集中的に、それも短時間で降ってしまう、こんなゲリラ豪雨だとか、局地的集中豪雨、短時間集中豪雨、今回の7号もそうなのですけれども、担当から聞くと実は短時間の集中豪雨だったのだと。どうにもならないような状況の中での対応だったと、こういう説明も受けているのですけれども、こういうことが頻繁に全国どこでも今起きている状況であります。近いところでは、2年前飛生川の氾濫があって、シイタケ工場だとか牧草地だとか、本当に大変な被害をこうむった記憶は私たちも新しいわけですけれども、そういう大変な傷跡を残すという、それを復旧するにはまた大変な労力がかかると、こういうことがあるわけであります。今定例会でも同僚議員の質疑の中でも触れておりますけれども、今回の8月17日に襲った台風7号、町内全域にわたっておると思うのですけれども、この状況を全体のどんな対応をされたのか、それから体制も含めて雨の状況も含めて伺いたいと思います。
答弁 総務課危機管理室長 小関雄司(総務課危機管理室長は2016年12月まで)
災害対策ということなので、私のほうからお答えさせていただきます。8月17日、18日の台風7号の状況でございます。まず、うちの体制としましては17日以降に台風が来るということで、前の日、16日の日には対策を協議するということ、理事者と関係課を集めてまず1回目どういう対応をしていけばいいのかということの協議をしております。その中で重要な危険箇所等については、あらかじめ早目の対応をするというような打ち合わせをしておりました。それをもって次の日にもまた午前中にそういう会議を開いて、昼から台風がもう本格的にやってくるというような状況でありましたので、パトロールの編成ですとか、そういうのはすぐ対応に当たるという準備をしておりました。その雨の状況なのですけれども、我々としては夕方ぐらいに一度大きなのが来るだろうという想定をしていたのですけれども、実際には大体3時ぐらいに集中的に雨がずっと来てしまったと。先ほどの町長の答弁でありましたように、1時間に57ミリ、正確には56.5ミリなのですけれども、1時間の間に降ってしまった。それを前後して、3時間の中で100ミリという雨が実際降りました。それだけ3時間に100ミリ降りましたので、全町的に当然排水のほうが追いつかないという状況にありましたので、それで何カ所か町道が冠水してしまったと。または、床下浸水までいかなかったのですけれども、ぎりぎりまで来たということが何件かは電話も入っていましたし、我々もそれに対して対応したような状況でございます。そういう対応した中で、今回緑泉郷地区についてもどうしても対応はしたのですけれども、排水が追いつかなかったということで、今議員が言われたような状況になったようなものでございます。その後、夕方にかけて台風がだんだんそれていって、雨もだんだんやんできたと。ただ、波がちょっと高かったものですから、今度はもう波のほうを中心に対応してきたといった部分で、雨のほうは夕方ぐらいまではある程度落ちついてきたのかなといった部分が状況でございました。以上でございます。
質問 9番 及川保
9番、及川です。本当に実はたまたま居合わせた状況の中で、職員がパトロール、2人組になって来ました。どうにも手のつけられない状況なわけです。あれ以上降ると多分床上というか、そういう状況になったのだろうと思いますけれども、本当に幸いなことにぴたっとやんだのです。そうすると、一気にまた水が引くのです。本当にこの現象というのは怖いなという。ですから、今回の今役場の町の防災という意味での体制、もう既に来るぞと、こういうことで前日から準備していると、こういうことでありました。そして、7号ではないのですけれども、30、31の高波や越波のときも、この状況もちょっとどのような対応をされたのかお聞きしておきたいと思います。
答弁 総務課危機管理室長 小関雄司(総務課危機管理室長は2016年12月まで)
それでは、台風10号、先般の台風でございます。8月の30から31日に来たという部分でございます。この台風につきましては、非常に大きな台風でございまして、最初は発生してから沖のほうに一度行ったのですけれども、そこでまただんだん勢力を増して、太平洋側を1週間前の3つの台風と同じようなルートを来たといった部分でございます。幸い北海道には上陸しなかったのですけれども、東北のほうから日本海のほうに抜けていったと。その中での過程では、勢力が大きい中で白老のほうも波としては当初は8メートルの波が来るといった部分でございました。最終的にはその30日の夕方には9メートルの波だといった部分がございましたので、事前という、8メートルの波についても今まで直近では経験したことのない波だということで、波対策ということで海岸線の危険な箇所が何カ所かありますので、そこにはあらかじめ前の日から大型の土のうを積ませていただいて、高波に備えたといった部分でございます。ただ、波が余りにも8メートル、9メートルの高い波でございましたので、結果的には土のうは積んだのですけれども、何件か損壊してしまったというような部分がありました。これについては、我々としてもできる限りはやったつもりなのですけれども、やはりそれ以上の自然の力というのですか、そっちにはちょっと手が及ばなかったなといった部分では反省点としては持っております。そういった部分で今回の10号については波がメーンの非常に大きな台風でございましたので、今後とも危険な海岸沿い、そういった部分の巡回ですとか、そういうのはもう早目早目のうちにまた今後も対応していきたいなというような形で考えております。以上でございます。
答弁 建設課長 竹田敏雄(建設課長は2017年3月まで)
森議員からのご質問で、手すりの規定についてです。建築基準法や北海道の建築基準法の施行条例、それからバリアフリー法などで新築、増改築、それから用途変更のときの確認申請の中で規定されております。ただ、既存の建物に対する規制はございません。ただ、既存の建物にそういった手すりをつけることにつきましては今言ったような法律に照らし合わせて、任意にはなりますけれども、そういった形の中で設置することが望ましいということになると思います。以上です。
質問 9番 及川保
③の部分について再度伺いたいと思います。災害というのは、言うまでもなく住民の命と財産を一瞬にして奪ってしまう大変悲惨な状況については新聞やテレビ、報道などで最近は毎日のように目の当たりにしているのが現実であります。町長が日ごろおっしゃる安全、安心なまちづくり、この方針というのは町民の生命と財産を守るのだと、こういうまちが果たすべき使命、役割の根本的な姿勢だというふうに思うのであります。私は、今回の8月17日の12間線道路のすぐ横の住宅地、さらに信号機、交差点の道路の冠水、さらに緑や食堂があるのですけれども、この前の通りがやはり冠水したと、こういう状況の中で疑問を持ったものですから、今回の質問に至ったわけでありますけれども、今町長の答弁からしますと1時間当たり57ミリという豪雨が原因だよと。そしてまた、この地域の排水状況というのは勾配がないのだと。これが一番の原因なのだと、実はこういう答弁をいただきました。ただ、短時間で集中豪雨だったからしようがないのだということにはなりませんよね。このあたりもう少し何らかの方法がないのか。例えばポンプアップするということもいいでしょう。どんな方法があるのか、私も考えたのですけれども、なかなか思い浮かばないのだけれども、そういう何らかの対策を打つということをしていかないと、集中豪雨だからしようがないとか、勾配がないからしようがないとか、こういうことには絶対ならないのだと。地域住民にとっては、そういうことにはなりませんよね。このあたりのお考えを岩城副町長はどのようにお考えになるのかお聞きしたいと思います。
答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)
災害全般、それと排水対策も含めてのご質問ということに捉えさせていただきます。今回の8月に3つも台風が来てという部分では、個々にそれぞれの今までの経験から、どこにどんな状況が事象としてあらわれるかは予測しながら、事前に土のうですとかポンプの手配、そういったことは対応してまいりました。12間につきましても今ご質問にある趣旨のところもポンプの配置という部分もセッティングもしながら対応をさせていただいたというのはまずご理解いただきたいと思います。さらに、水路等の断面を確保するために、長年置いておくと水草があって、土砂が堆積すると必要な断面というのがなくなってきますから、それを確保するために定期的に土砂のしゅんせつを行うと、そういうことも今後また進めていきたいということで、全体的にはやっぱり早目早目の対策は打っていこうと姿勢で取り組んでおりますが、いかんせん先ほどご質問あったとおり短時間の記録的な豪雨があると、いろいろ下水道にしても河川にしても確率年を出して、設計、雨量、強度という部分の試算からどれぐらいの断面が必要でというのが全て計算で出されてきます。それに対応した設計もしながらやっていくわけなのですけれども、それを超えるような異常気象という状況がありますので、なかなかそれを超えるような手配はできないという現実があります。ただ、私どもは近年本当に多くなってきていますから、こういう事態が当たり前になるのでないかという、そういう危機感を持った対応をしなければならないかなというふうに考えています。これはもう何十年とか、そういう確率というのはそうある部分はあるのでしょうけれども、本当に日本全国どこも、昨日も群馬のほうで時間100ミリという雨が降っていますし、そういうこともきちっと我々捉えながら対策は講じていかなければならないのではというふうに考えてございます。
質問 9番 及川保
9番、及川です。副町長の答弁いただきました。本当にそのとおりなのです。そういう中でどこの自治体も大変なジレンマを抱えながら、どうすればいいのだろうと。こういうテレビなんか映し出される、岩手の岩泉町の町長なんかも最近頻繁にテレビ報道に出るのですけれども、本当に大変な状況なわけです。何としても白老町民、私たちのまちがそういう犠牲者を一人でも出さないというような心構えでぜひまちづくりを進めていただきたいなと。私たちもまたそういう目でぜひ取り組んでいきたいなというように考えております。頑張っていきたいなというふうに思います。ただ、技術的な問題なのですけれども、課長のところで再三にわたって私もお話をお聞きしているのです。朝霧団地の床屋さんがあるのですけれども、あそこから右に、初めて12間川からフシコベツ川に向かうように施工されているわけです。この施工されているのだけれども、どうも12間川から余裕で流れてくるものが曲がった途端に細くなってしまうのです。管が細まっているのです、狭まるというか。そういう状況は流れを逆に悪くしているのではないかということを1点前回も指摘させていただきました。もう一点は、町長の答弁でもありましたけれども、直角に曲がってしまうのです。これをスムーズに流してあげるような状況をつくれないものなのかということがこれもまた実は多額の費用がかかることなのですけれども、そういった改修、改善ができないものなのか、やって効果があるのかないのか、このあたりの技術的なことなのだけれども、課長にお伺いしたいと思います。
答弁 建設課長 竹田敏雄(建設課長は2017年3月まで)
12間川の床屋さんのところから約90度曲がってフシコベツ川のほうに向かっていく排水路の関係ですけれども、まず1点目の流れが悪いという部分につきましてはあそこに管が入っているのですけれども、前回17日の災害のときに管が全部いっぱいになって流れてはいないのです。半分よりはちょっと上ですけれども、7割ぐらいのところで水が流れていく。〔「上があいている」と呼ぶ者あり〕
答弁 建設課長 竹田敏雄(建設課長は2017年3月まで)
はい。上があいているということは、原因としてはやはり勾配なのです。というふうに判断をさせてもらっています。それから、直角に曲がっているという部分については、それは真っすぐのほうが水の流れとしてはいいと思いますけれども、その直角に曲がっている影響、全くないかといったら、それはきっとあると思います。それを仮にあそこの中で真っすぐにしてもやはり勾配はとれてこないということになると思いますので、勾配をどういうふうに解決していくかということがあそこの課題というふうには捉えているのですけれども、それをどういうふうに効果があるように整備していくのかということになれば、ある程度状況判断できるような資料というのですか、そういったものを見ながら判断していかないとだめなのかなというふうには思っております。課題としては、課としては捉えているという状況です。
質問 9番 及川保
9番、及川です。実は、何回もこの話は確認し合っているのですけれども、先ほど来副町長もお話ありましたけれども、これからどんなことが起きるかわからないような今の地球上の気象変化があるわけですけれども、本当に事前に、先ほどの危機管理室長のお話もありました。私は、今の職員の人員の中で今回のような3つも続けて来る台風に対処しなければいけない、こういう状況というのは本当にご苦労さんだなと、よく頑張ってくれたなという、こういう思いで実はいるのです。だから、今回の8月17日の件も確かに短時間の集中豪雨でありましたけれども、何とかそういった対応をしてくれたので、床上の冠水とか、そういうことはなかった状況なのです。これからもそういう心構えといいますか、前段階から準備を始めている、そういう未然に防ぐ対策というのこれからもぜひとっていただきたいと、このように考えるものでございます。今の管の件につきましては、また別の場所で議論をしたいと思います。それでは次に、最後の(2)の石山大通の通行どめについての状況であります。町長の答弁でもブウベツ川の水位が上昇したために排水能力を超える短時間の豪雨等が原因と考えられる、こういう答弁なのです。ここは石山大通ですから、北海道の管轄であります。ですから、非常に重要な幹線道路だと私は考えておりますので、北海道に対してきちっと通行どめにならないように対策をぜひ日ごろからしていただきたい。多分ブウベツに降った雨が流れるものが流れていかなかったために起きたということですよね、この文言からいくと。ぜひそういう対応をしていただきたいというふうに強く要望したいと思います。その点の考えをお聞きしたいと思います。
答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)
ブウベツ川の排水がうまくいかなくて、石山大通の通行どめという部分でのご質問です。議員も現地通られて状況がよくわかってのご質問であると思いますが、私どもも以前道路整備していって、あそこそうそうとまったことないのです。ここ数年そういう事象があらわれてきていると。それは一体どういう原因かというのをきちっと突きとめていかないと、ただ北海道にお願いしても、北海道もそれなりにきちっと押さえてはいると思います。でも、我々考える分はやっぱりこういう原因があるから、そこを解消してほしいという単なる要望、要請でなくて、こういうことが隘路になっているという部分を示して訴えていかなければならないかなというふうに捉えています。一番は、確かに川に流れる部分が排水能力がないということなのですが、それに増してやっぱり山が降ると河川が増水してしまいます。川の水位が上がってしまう。そうすると、石山大通の排水はもっと低い位置にあるものですから、逆に川の水が入ってくるのです。樋門、樋管というゲートがあって、川の水が来ないようにそこは安全のために閉めます。閉めると、道路ですとか、その周辺にあった水がそこにたまってしまうという現象が起きているということなのです。これを解消するとなれば、そこの排水、樋門、樋管というのですか、そこにポンプをつけて強制的に川に排出しなければならないということが必要になってきます。そこを何とか北海道でそういう対応できないか、町のほうではもうそういうことはできませんので、そういうことをお願いしていかなければならないかなというふうに捉えています。いずれにしても、国道36号を補完する重要幹線道路ですので、そこがやっぱりとまることのないように北海道のほうにも強く要請していきたいというふうに考えています。
質問 9番 及川保
町長に最後にお伺いしたいと思います。今回私台風17号について特定して疑問点をお聞きしたわけですけれども、実は先日町内会主催による防災炊き出し訓練が行われまして、そこで防災マスターの青空講話を聞く機会がありました。防災、防災というのだけれども、自分の命は自分で守るのだということがこの防災マスターの締めのお話でありましたが、町長が日ごろ言う自助、共助、公助、これにもつながる一人一人が意識を持っていかないとだめなのだよというお話だったのですけれども、先ほど来お話がありますように、近年の雨の気象の変化、非常に形態がまた多様化しているのです、状況が。さらにこのまちの状況、地形からいって山あり海ありなのですけれども、河川も非常に多いと。こういう特徴的なまちなのですけれども、いざ災害となると非常に大きな被害をこうむってしまう、こういう状況の中に今あるわけですけれども、先ほども申し上げましたけれども、町長にこの白老町から犠牲者を出さない、こういう信念でぜひまちづくりを進めていただきたいということでございます。住んでおれば、緑泉郷地域の皆さんではないですけれども、どこの地域においてもさまざまな不安を抱えた中での生活になります。ただ、自分の命は自分で守るといいながら、まちはまちのをやっぱりやらなければいけない。個人ではできないこともたくさんあるわけです。そういう自分ができない、個人ができないという部分はしっかりとやっぱりまちが取り組んで、何とか少しでもいい方向に解決していくような道筋、対策をぜひ講じてまちづくりを進めていただきたい、こういうふうに考えますので、町長の答弁をいただきまして、私の一般質問とさせていただきます。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
近年は、本当に災害が多いなというふうに感じております。ことしは、特に今まで北海道には余り上陸しなかった台風が直接上陸していると。しかも、8月は3回連続来たということもあります。台風が来るのとただ大雨が来るのと地震のとまた災害の対応が違うのですが、一番はやはり人命をまず守るということことだと思います。人命を守ることが一番で、その次に災害、そして被害をいかに少なくするか、なくすかというのが行政の仕事だと思っておりますので、毎回災害対策、対応はしているのですが、その中からまた教訓を得て、さらに被害、災害がないように事前防止のために努めていきたいと考えております。