みんなの議会

白老町議会 平成27年定例会9月会議 2015年9月10日

少子・高齢化における地域の課題と対策

2015年9月10日、白老町議会の一般質問で、西田祐子議員が「少子・高齢化における地域の課題と対策」について質問し、町長 戸田安彦、学校教育課長 高尾利弘、健康福祉課長 長澤敏博、副町長 白崎浩司、高齢者介護課長 田尻康子、経済振興課長 本間力、企画課長 高橋裕明、消防長 中村諭、教育長 古俣博之が答弁しました。

質問者
西田祐子 議員
答弁者
町長 戸田安彦、学校教育課長 高尾利弘、健康福祉課長 長澤敏博、副町長 白崎浩司、高齢者介護課長 田尻康子、経済振興課長 本間力、企画課長 高橋裕明、消防長 中村諭、教育長 古俣博之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 西田子

でございます。本日は、少子・高齢化社会における地域の課題と対策についてと、地域コミュニティ対策・地域産業の振興について、2点お伺いいたします。白老町は 30 年以上にわたり人口減少が続いております。また 10 年ほど前から世帯数の減少も続いており、日本創生会議人口減少問題検討分科会の発表した消滅可能性都市 896 自治体の一つであるとされました。白老町の財政は人口減少により税収減少となり、世帯数減少が町内消費の減少を招き、小売業、飲食業、地域経済低迷となる悪循環が続いております。戸田町政は財政難を克服すべく奮闘された4年間であったと思っております。しかし、人口減少と高齢化によるさまざまな問題や解決策に財政難のために遅れてきた感は否めないと思っております。自治体消滅危機を乗り越えるべく道は集落対策として8つの方向性を示しております。今回はご一緒にこの難題を解決する道筋をつけるべく質問させていただきます。1.少子・高齢化社会における地域の課題と対策について。(1)地域公共交通対策について。①買い物、通院、通学等のための高齢者、児童・生徒の交通手段の確保について考えを伺います。②「元気号」のダイヤ改正は 12 月に予定されているが、改正時期を早くできないか伺います。(2)買い物支援について。買い物が困難な高齢者等がふえているといった問題が指摘されていますが、具体的な対応策について考えを伺います。(3)高齢者支援について。独居高齢者の実態に目が届きにくい現状や、老老介護等の課題をどのように捉え、対応されるのか伺います。(4)通学路の安全確保について。少子化により3小学校が統合されますが、ポロト公園通りの踏み切りの対応策について伺います。また、国立博物館のオープンもあることから踏み切りの改修について考えを伺います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

少子・高齢化における地域の課題と対策についてのご質問であります。1項目めの「地域公共交通対策」についてであります。1点目の「交通手段の確保」につきましては現在、白老町では「元気号」を運行し、町民の買い物、通院などに利用していただいております。また児童・生徒の通学については、萩野・竹浦・虎杖中学校の統合に合わせ竹浦・虎杖浜地区からの通学手段としてスクールバスを運行しているところであり、今後、社台・白老・緑丘小学校の3小学校の統合におきましても、社台地区からスクールバスを運行する予定であります。しかし、これらのバスの運行では十分ではない交通弱者が存在し、その方をどのように救済するかが課題となっていることから、今後町内事業者やNPO法人などを調査し、運輸局などの関係機関とも協議を行い、交通手段の確保対策を進めてまいります。2点目の「元気号のダイヤ改正」につきましては、先般「白老町地域公共交通活性化協議会」におきまして改正案が承認され、現在事業者が運行変更申請しておりますが、事前協議におきまして許可まで3カ月程度の期間が必要であるとされていることから、12 月の改正を予定しております。2項目めの「買い物支援」についてであります。町内の生活協同組合やコンビニエンスストアなどのチェーン店では、買い物の宅配サービスや移動販売を提供するほか、福祉事業者などでは配食サービスが実施されております。今後の対応策としましては、地区コミュニティ計画の項目にもあるように、地域みずからが取り組みを検討するほか、今年度北海道の交付金事業として実施する「集落生活支援複合サービス推進事業」で買い物支援と安否確認の複合サービスを実施することとしております。3項目めの「高齢者支援」についてであります。本町では年々65 歳以上の人口が増加しており、それに伴い地域によっては単身高齢者世帯や高齢者夫婦世帯、認知症高齢者世帯が増加している中、住み慣れた地域で安心して暮らすためには、まず生活支援サービスの充実が喫緊の課題として捉えております。現在、高齢者生活支援はNPO法人が実施していますが、地域の実情を勘案しますとまだ不足しているのが現状であります。そのため、今年度に「白老町地域包括ケアシステム構築検討会」を設立し、その中で「医療と介護の連携検討部会」「介護予防検討部会」「生活支援・住まい検討部会」の3部会と行政内部に庁内検討会を立ち上げたところです。今後、各関係機関・団体・民間事業者・NPO法人の各委員や、行政と連携し協議検討を重ね、地域課題の解決に向けて必要な資源開発などを目指し推進してまいります。4項目めの「通学路の安全確保」についてであります。3小学校統合に伴う統合準備委員会において、当初は踏切横断箇所として、役場前の陣屋通り跨線橋とポロト公園通りの踏み切りの2カ所として協議を進めてまいりましたが、ポロト側の踏み切りについては、コープさっぽろ白老店東側通路の交通安全上の懸念及び通学距離の観点から、白老駅跨線橋を渡るルートに通学路を変更し、駅北の環境整備などの安全対策を進めることとして統合準備委員会の了解を得て準備を進めているところであります。また、国立博物館の開設により踏み切りの利用者は増加すると捉えております。このことから踏み切りの改修等については象徴空間周辺整備事業の全体を検討する中での課題と考えております。

質問 7番 西田子

まず地域交通についてお伺いいたします。虎杖、竹浦・萩野の3中学校の統合、またそれから 28 年4月から白老小学校、社台小学校、緑丘小学校の統合、このような形になっているのですけれども、スクールバスの通学ということなので、これらの生徒が緊急時にすぐ駆けつけなければならないような事態になったとき、それに駆けつけることが困難な家庭もあると思います。母子家庭などで自家用車を持っていないとか、運転できないとか、そのような世帯数の調査をして、このような児童生徒に対しての困っていること、またその対応策をお伺いいたします。

答弁 学校教育課長 高尾利弘(学校教育課長は2015年12月まで)

スクールバスの関係ですけれども、今、白翔中学校で実際やっているのですけれども、緊急時といってもさまざまあると思うのですが、通常、基本的にはバスが故障だとかという場面がない限りは送るということでしています。日中ですと連絡が取れないとかという場合もありますので、そういう場合は学校のほうで対応するとか、学校で待ってもらうとか、そういうような対応になるかと思いますけれども、実際そういうことはあまり今までなかったものですから、そういう形で考えております。

質問 7番 西田子

私はスクールバスというのは、やはり親にとっては遠いところになってしまうわけですから、だからといって皆さんが皆さん車を持っているわけではない。そうなってきたときの、病院に行かなければいけないとか、家族が駆けつけなければならないとか、いろいろな事態になったときの世帯数をきちんと調査して、その人たちに対するケアをどうするかということをきちんとまずは検討して、対策を考えていただければと思います。やはり親御さんにとっては大事なお子さんたちを安心して預けられる、何かのときにきちんとした体制をとっていただけるということがスクールバス通学の安心感というのですか、そういうものだと思っていますのでお願いいたします。2点目にお伺いいたします。「元気号」バスの改正についてなのですけれども、説明会のときに、車や足の確保ができなくて乗りたくても乗られない。また、その説明会に来たくても来られないという声がありました。「元気号」の乗車ができない理由を調査すると以前に言っておりましたけれども、調査内容を説明してください。

答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)

今回7月に「元気号」の今回の改正につきまして住民説明会を3会場で行わせていただきました。その中で会場まで来られない方等についてもご要望がありまして、バスの運行ができないのかというようないろいろな要望がありましたが、なかなか難しいということでご了解いただきまして、改正につきましては出前講座等で対応させていただきますという旨も住民説明会とか電話等で来られた方につきましては、いろいろとご説明をさせていただいております。なかなか「元気号」に乗れない方がどのような方がいらっしゃるかというのは、調査する内容といたしましてはなかなか難しい部分がありまして、実際のところまだ調査には至っておりません。ただ、今後行われるようないろいろな、先ほど答弁のありましたような形の中でいろいろな検討部会等の中でもいろいろな意見が出されると思われますので、そういう中でも乗れない方がどういう方がいらっしゃるのか、そういう形でも把握をしていきたいというふうには考えてございますが、やはり、一つ考えられるのは、高齢化が進んでご自宅からバス停までなかなか行けないというような方が以前に比べれば多くなったというふうには当方も考えております。ただ鉄北地区につきましてはフリー乗降というような形である程度バスの通っている路線まで出てきていただければ乗れるというところもあるのですが、そこまでも来られないという方が多々いらっしゃるというのも当方では思っておりますので、その対応というのはなかなか難しい部分がありますが、乗られなくなったという方は主にそういうバス停、もしくはバスの通路、そちらまで来られなくなった方が多々いらっしゃるというふうに考えてございます。

質問 7番 西田子

私この問題もうしつこいくらい質問させていただいておりますけれども、自家用自動車を持たない世帯がどの程度あるのか、実際に調査するべきだというふうに何度も質問させていただいたのですけれども、実際にそれらの調査をした中で何が一体課題なのか、そういうものが調査しないで見えてくるのですか。ただ担当者だけでこうではないか、ああではないかと想像しても仕方ないので、本当の実態把握というものを早くしないと、これから質問させていただこうと思っていますデマンド方式とか、過疎地運送とか、実際にそれらを展開するときに、きちんとした調査内容が基本となってそれらをどうするべきかという議論になってくると思うのですけれども、なぜきちんと調査をしないのか、その辺お考えをお伺いします。

答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)

今、自家用車をお持ちではない世帯等の調査ということになると、全世帯に対してどういう形でやるべきなのかというのは1番問題であると思います。その中で職員が全世帯回ることもできません。そういうことで自家用車をお持ちではない世帯、そういう調査というのがなかなか進んでいっていないというのが現状と考えております。

答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)

担当だけではできないということですのでという答弁をさせていただきました。今、西田議員のほうから集落支援員とか、地域担当職員等いろいろ調査するすべがあるのではなかろうかというようなことをご提言いただきました。これにつきまして、今後、公共交通の中で考えていくということになると思われますので、それについては検討課題という形にはなろうかと思いますが、調査方法等も含めて一番いい方法がどういうものなのかというのは考えていかなければならないというふうには思っております。ただ、それを今後「元気号」だけではない公共交通というような形の中で生かすものが出てくるということになると、そういう調査についてはやる必要があるというような形で、地域公共交通を担当しております企画課のほうとも連携しながら検討はする必要があるとは思っております。

答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)

今お話ありました福祉有償運送のほうでございますが、これにつきましては、一定の条件のある方が対象となっているサービス事業でございまして、介護認定を受けているとか、障害の認定を受けているとか、そういう条件のもと、1キロ 100 円というような形で利用していただいております。これにつきましては、そういう決まりの中でやっていることで、今、それ以外の方の一般的な町民の方がこれを利用できることにはなっていないことから、やはり今白老町であります「元気号」、もしくは通常のタクシー、そういうものを利用していただいて、金融機関、役場、そういうところに、ご利用いただくという形で今は対応をさせていただいておりまして、この福祉有償のサービスにつきましては、中の条件というのが決まっているものでありますから、それを拡大するというわけには今のところ考えてはおりません。

質問 7番 西田子

介護保険サービスでは買い物に一緒に行かれないというのは、私も制度上はそういうふうになっているというのは聞いております。しかしながら、福祉有償運送とか介護サービスというのは、介護認定を受けている方々が使えるのであって、一般の人たちが使える輸送サービスではないというふうに思っておりますけれども、この方々、もう介護認定されている方々、そういう高齢者の方々がふえている中でこういう人たちをどうするのですかということを私は聞いているのであって、また、この事業をやっている方々も、その介護認定を受けている方々を介護タクシーとか、福祉有償運送の事業者の方々が一生懸命やっているのだけれども、それでは運営が厳しいですと。実際に今後こういう障がい者とか、高齢者たちのニーズ調査、そういうものをきちんとしながら、今後白老町においてそういう公共交通というか、地域の福祉とか、そういうものを考えたときにまずここが1番ネックになってくるのではないかと。これを議題にしてきちんと対応できるようなことをしていかないと、いつまでたっても白老町民の公共の足というか、そういうものが確保されない。白老町は交通が社台から虎杖浜まで非常に長い地域であって、普通のまちよりも細長いところがいいところでもあり大きな欠点になっています。やはり、こういう人たちのところにきちんとした対応するために、こういう町内業者と定期的に懇談するなり、そのようなことをしない限り課題の解決策はないと思うのですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。

答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)

福祉有償の関係でございます。これにつきまして年1回ですがやっていただいております事業者といろいろ協議をさせていただいているわけなのですが、実態としては事業者さんがお持ちになっている車両、それに基づく人数、そういうもので登録されているものについての実態、そういうものは聞いてはございますが、なかなかやはり西田議員おっしゃるとおり、それだけの経営ということになると難しい部分というのは聞いております。ただし、そうなりますとまた今度事業者さんが車両登録の台数をふやすとか、そういうことにつながっていくわけで、それにつきまして事業者さんがいろいろと負担が大きくなる。ただ、それを町として助成とかそういうことについてできるかということになると、それもまた難しい課題という形になりますので、やはり事業者さんが福祉有償という形の中で、できるだけ今持っている台数の中で利用をしていただいて活用していただく、そういう形をとっていただきたいというふうに考えてございます。

質問 7番 西田子

戸田町長、今の答弁でよろしいのでしょうか。戸田町長のお考えを伺います。

答弁 副町長 白崎浩司(副町長は2015年11月まで)

いろいろ高齢者、これからふえていきますという、これからの社会を考えるときに、やはり高齢者をどう支えていくかという課題は、この交通に限らずいろんな形であろうかというふうに思っています。その中で先ほど答弁したとおり、地域包括ケアシステムの検討会の中で、いわゆる生活支援という部門の中で、いわゆる高齢者の足をどうするかというようなことをもう少し深く検討していこうというような形で押さえておりますけれども、今、西田議員が言われている部分のいわゆる生活支援、高齢者の足という部分ですけれども、確かに福祉有償の今の事業者、これで全てのものが解決しているのかというとなかなか難しいこともありますし、それから福祉有償バスの事業体系といいますか、そこら辺も実際に運営していく、経営していくというのは厳しい部分もあるのかというふうに思っています。今、現行の中で「元気号」を出していますけれども、先ほどのご指摘のとおりなかなかバス停まで行くのに困難、あるいは時間帯で困難、現実的にはそういうこともあるのかというふうに思っていますけれども、そういう中ではデマンドバス、これが一つのまた違う方法として実際にはやっているところもありますので、そういうことができるのかどうかということもご指摘のとおりだというふうには思っております。そういうことを踏まえて、今後、今の現状は現状の中の不足している部分、ここについてはいわゆる先ほど言いましたケアシステム検討会の中で十分検討していきたいと。行政のほうも内部で検討会を立ち上げていますので、そこの行政の分野でわかる部分と、それから実際に町民の方も検討会の中に入っていますので、高齢者の方も入っておりますので、そういう中では十分そういう課題を出して、それをどう対応できるかと十分検討していきたいというふうに思っています。

質問 7番 西田子

この問題は次の買い物支援策にもつながっていくと思うのです。白老町はこのまちに住みたいと思っても、実際に交通の便が悪かったらやはりもう車を手離した時点で交通の便のいいまちに住んでしまう。それしか手がないような状態になってしまったらやはりどんどん人口減少が続いていくと、私はそういうふうに思っております。そういう危機感の思いで質問させていただいているのですけれども、次の買い物支援ですけれども、まず買い物支援サービスで町が把握しているどのようなものがあるのか、お伺いしたいと思います。

答弁 高齢者介護課長 田尻康子(高齢者介護課長は2018年3月まで)

町内の買い物支援サービスでございますけれども、まず民間で行っております生協での宅配サービスだとか、「カケル」といって自宅まで商品を売るサービスということだとか、あとは本町にある「くまがい」商店のほうでは運行バスを出して買い物支援サービスを行っているということをお聞きしております。

質問 7番 西田子

買い物サービスについては、買い物の同行、一緒に買い物についていく形、福祉有償サービスなんかと乗っていく形、それから買い物の代行、配達、スーパーくまがいさんとか、あとそれから買い物したものを配達していただけるサービスとか、あと移動販売とか、いろいろな形のものがあると思うのですけれども、買い物支援については、集落ごとに単身高齢者、高齢者のみの世帯、日中単身高齢者の状況確認とか調査が必要だと思うのです。集落ごとなのですね。やはり、すぐそばに例えば生協とか、スーパーくまがいさんとか近所にお店があるところに住んでいる方というのはいいのですけれども、そうではない地域に住んでいる方々に対する買い物支援のニーズや課題の把握と解決策をどのように考えていらっしゃるのかお伺いします。これは福祉課ばかりではなく産業振興の部分からもお伺いします。

答弁 高齢者介護課長 田尻康子(高齢者介護課長は2018年3月まで)

集落ごとの独居世帯だとか、または 65 歳以上の世帯状況の関係でございます。今年度住民基本ネットワークを使って各地域の高齢者の世帯を把握できるようなものを今システム的に整備しているところです。まだ完全ではないので。また民生委員のほうは2年に一度ですが 70 歳以上の独居高齢者の調査、または 75 歳以上の夫婦世帯の調査をしているところがございまして、そのあたりを総合的に見て実態的に押さえることは可能というふうに考えています。ニーズの関係でございますけれども、実態的な形は先ほど答弁いたしましたとおりに、地域包括ケアシステム構築検討会のそれぞれの部会、または行政の内部の担当部署と連携しながらニーズ的なものは押さえていきたいというふうに考えております。

答弁 経済振興課長 本間力(経済振興課長は2016年3月まで)

買い物サービスの実態というところでの私どもで押さえている状況でございますけれども、先ほど宅配サービスの話、生協さんとか、スーパーくまがいさんのお話出ましたが、萩野地区のバルクマートさんの中でもそういった宅配サービスも行っている実態も押さえています。また虎杖浜地区のほうで残念ながらちょっと廃業された事業者さんもおられまして、そこの中では町内事業者同士でそういった困っている方をケアする上できちんと引き継ぎを受けるなりして、可能な限りそういった集落で買い物が困っている方は民間同士でやられている状況もあるということで押さえております。またこういった話につきましては包括ケアシステム、私どものセクションもそうですし、商工会のほうも関係しながら対策を全町的にいろんな視点で考えていかなければいけないと考えております。

質問 7番 西田子

包括支援システム、そちらのほうで実態調査とかいろいろ調べられるということなので、住民基本ネットワークシステムを使ってということなので、そちらのほうはきちんと調査していただければと思います。そこの中でやはり買い物ということになってくると、これは経済産業省も随分力を入れていまして、買い物をしてくれる方々がいなくなってしまうと地方が疲弊してしまうと。やはりそこの経済が立ち行かなくなってしまう。そのような危険性を経済産業省は指摘しているわけなのです。特に高齢化社会や過疎化などの社会情勢の大きな変化に伴い、お店や交通機関など日用生活に不可欠な生活インフラが弱体化して、これが住民ニーズに地方自治体が応えるのは難しい状況にまでなってきていると。そこまでこれは経済産業省がこうやってホームページでいってはいるのですけれど、だからといって地域の私たち自治体のものがそれを手をこまねいて見ているというのは違うと。やはりここでもともと商売をやっている方々、事業をやっている方々が立ち行かなくなくなって廃業してしまうのではなくて、やはりこれを一つのビジネスチャンスと捉えてきちんとビジネス化していくということが大事だと思うのです。そこの中でどのような高齢者などと、そういうような方々にサービスを提供していくか。これをどのような形の中で実現するかというためにはいろいろな補助制度があると思うのですけれども、それを事業者に提供し、事業者とそういうような具体的な話し合いをされているかどうか、その辺をお伺いします。

答弁 経済振興課長 本間力(経済振興課長は2016年3月まで)

現状での捉えでいきますと、この問題に関しましては大きいくくりで人口減少の問題から、それぞれ地域コミュニティの低下、そういった部分での、それからそういったサービスが提供できなく需要がなくなったことで事業者が廃業してしまうという流れの中での状況でございます。残念ながらそういった経済産業省なりのサービスは若干ですけれども押さえてはいるのですが、なかなか商工会と我々と町のほうでも組み立てる上できちんと形上、検討はしていっているもののそういった活用までの協議には発展していっていない状況でございます。今後としてはそういう捉えも、先ほど来言っているとおり包括ケアシステムであったり、いろんな各種メニューの活用は検討していかなければならないかと考えております。

質問 7番 西田子

答弁の中で集落支援複合サービス推進事業は買い物支援と安否確認の複合サービスを実施することとしておりますと、こういう答弁いただいているのです。私はやはりそれが大事だと思っております。特に今社会福祉協議会で行っている配食サービス事業とかありますね。ああいうものを町の補助金を出してそういうことをやってもらっているのですけれども、実際にその配食サービス事業を町内の事業者に委託する、そうすることによってその事業者がそれだけの仕事があるわけですから、同じ補助金をいただきながら、国の補助金とかそういう制度を使いながら、なおかつ白老町からの持ち出ししている部分、そこの部分を補助することによって事業が立ち上がっていくのではないかと思うのです。これは大事なことだと思っているのです。そこがまずできないと白老町の商店がなくなってしまったら本当にそこの地域の人たちが困ってしまう。やはりそこをきちんと守る対策ということでも必要だと思うのですけれども、その辺の考えを伺います。

答弁 企画課長 高橋裕明(企画課長は2016年3月まで)

今買い物支援の関係の議論でありますけれども、確かに経済産業省をはじめ、北海道でも人口減少問題について長らく取り組みをしてきておりまして、本年も取り組み指針というのが出されました。その中での買い物の利便性の確保ということで、関係者の連携によってそういう宅配だとか移動販売だとか送迎バスといったものの促進、または集落生活でのサービスの持続ということで市町村の連携でモデルづくりを進めるという指針に基づいて、今おっしゃられました集落生活支援複合サービス推進事業交付金というものを立ち上げました。その情報をいち早く捉えまして町内のNPOですとか社会福祉法人と組みまして、今回の交付金に申請を行い、このたび採択受けたということになっております。このサービス内容は従来からやっているサービスに加えて、買い物の支援及び安否確認という複合のサービスを提供することで、北海道から100%の補助を受けられるということで、現在その事業化に向けて取り組みを進めております。ですから、先ほど来、ちょっと町としての取り組みとか調査は進んでいない中にあっても、このような情報を得て、いち早く事業化しようという取り組みには努めております。

質問 7番 西田子

私はすばらしいことだと思います。やはり補助金 100%で採択されるということが、白老町の持ち出しなしでこういう事業者の方々と一緒にいいまちづくりをしていける。これは白老町民にとってはうれしい話です。やはり事業者にとってもうれしいです。やはり町がこれだけ努力して頑張って我々事業者のことも考えてくれているのだ、ぜひ頑張って成功させていただきたいと思いますし、町民の皆さん方にもぜひこういって利用していただけるような、そういうような工夫もこれからぜひしていただければと思います。次、高齢者支援について伺います。独居や老老介護の極端な例が孤独死、または独居死、そのような状況になると思っております。ここ 10 年どのくらいの件数があるのか、伺います。またこの孤独死の内容、どのような世帯で、どのような状況で起きているのか、お伺いいたします。

答弁 消防長 中村諭(消防長は2016年9月まで)

今のご質問にお答えいたします。ちょっと前段でご説明させていただきますのは、消防本部としては高齢者介護課と連携をするために、現場に赴いた救急隊員が現場の状況で把握しているものであります。その数字だということを捉えていただきたいと思います。今10 年と言われましたが、当消防本部がスタートさせたのは、平成 22 年からなのでそれ以前のデータは消防本部としてはございません。数字的なものをお話させていただきます。平成 22 年は7人、平成 23 年は3人、平成 24 年は 10 人、平成 25 年は6人、平成 26 年は7人、平成 27 年は今現在で3人ということになっております。おおむね8割以上が一般住宅、残りは町営住宅となっております。救急隊員としては、現場の周囲の状況、町内会長さん、周囲の方々のお話を聞いて孤独死という判断はしています。ただ、孤独死といっても言葉的には今一般的には孤立死と孤独死という二つの用語が使われておりますが、救急隊員はその判断はできませんので、一つのくくりの中で孤独死という表現をさせていただいております。以上でございます。

答弁 高齢者介護課長 田尻康子(高齢者介護課長は2018年3月まで)

つけ加えて、世帯の状況等でございますが、今中村消防長がお話したとおり独居高齢者の方が多いということと、中には介護保険のサービスを使っている方もいらっしゃいます。特に地域との関係性が希薄な方が多いというふうに考えられております。

質問 7番 西田子

孤独死の方々が結構いらっしゃるというのが、ちょっと正直言って中村消防長からの報告を受けましてびっくりしたのです。そこの中で8割が一般住宅、つまり一戸建ての住宅なのだろうと想定するのですけれども、そこの中でお一人で亡くなられていたときには本当に近所の方が気がつかないというような、こういうような中で、反対に田尻高齢者介護課長がおっしゃったように地域との関係が希薄だという方々については、国とか、関係団体では、必要な支援を拒否したり、孤立死のリスクについて自覚がない傾向にあると、行政は各担当課が持つ情報でその共有が必要であるというふうに言っているのですけれども、どこが中心となって誰が主務者となって体制と担当課を整備されていくのか。その仕組みづくりと、また、今後それにかかわる形の中でやはり孤独死ゼロということをきちんと目指してやっていくための意識、その方々の意識の共有というのですか、町内会も含めて、そういうところをどのようにお考えでしょうか。

答弁 高齢者介護課長 田尻康子(高齢者介護課長は2018年3月まで)

孤独死、孤立死のゼロを目指したいということで、原課のほうでも昨年度、高齢者、障がい者、子供たちを地域で見守るための地域見守りネットワークを立ち上げたところでございます。ただゼロというのは本当に不可能で難しい問題というふうに捉えております。というのは突然死ということも訪れます。高齢者の方は、特に年齢の高い方につきましては、心臓疾患で突然死ということもありますので、ゼロはなかなか難しいですけれども、昨年度そういうふうにネットワークを立ち上げたところで、地域や事業者、各関係機関と今回は 52 団体協定書を結んだ中で、何かその地域の方、その関係者の方で地域住民の方で何か異変がありましたら情報をいただくということと、それに合わせて昨年度行政の内部でも高齢者にかかわるところの部署 13 カ所と連携会議を開いて、今後さまざまな部署でもそういうご心配な方がいましたら、うちの課に連絡をいただきながら、連携を取りながら対応するという仕組みをつくっております。

質問 7番 西田子

孤立死、孤独死がゼロになるようにぜひお願いしたいと思いますし、また関係を持っている方々がやはりこういう孤独死のリスクについてきちんとした自覚を持っていただいて、それを町民の方々皆さん共有していただけるようなそういう体制をつくっていただきたいと思います。暗い話ばかりになってしまいましたけれども、次は通学路の安全確保についてお伺いいたします。緑丘小学校へ通う児童、それが来年の4月から3小学校が統合されることになって、白老駅と白老駅前というのですか、駅横というのですか、そこの歩道橋と役場前の歩道橋、これを通学路に変更しますというふうになっているのですけれども、日の出地区のほうの児童は何名いるか把握されていますでしょうか。

答弁 学校教育課長 高尾利弘(学校教育課長は2015年12月まで)

日の出地区、町内ごとの人数は今手元に把握しておりません。確認すればわかるのですけれども今のところちょっと把握しておりません。

質問 7番 西田子

ぜひそれはきちんと把握していただきたいと思います。それからこの通学路の問題のほかに通学しない、夏休み、冬休み、春休み、土日、子供たちの行動範囲が非常に広くなると思うのです。学校が統合されることによって緑町の人と白老町の大町の人が行ったり来たりする。東町の人と行ったり来たりする。段々高学年になると自転車とかで行ったり来たりする。線路を越えて移動するということが予想されます。どのようにその安全策を確保されるのか、伺います。2点目が、ポロト公園通りの踏み切りの歩道部分が非常に狭いのですね。商業施設の歩道の部分も出入りがあって、ここを通らないようにするとは言っていますけれども、根本的にはそこのポロトのところの歩道の部分ですか、やはりきちんと広くしなければ、悪いのですけれども、ここは中学生も高校生も一般の方々もみんな通っていますね。そこを根本的に解決する考えはないのか。まずは通学路の安全確保と子供たちの自転車での移動の安全確保ということも考えてお伺いします。

答弁 学校教育課長 高尾利弘(学校教育課長は2015年12月まで)

まず先ほどの日の出の人数ですけれども、把握はしているのですけれども今数字がないので後で連絡いたします。それと自転車の往来だとかという部分で踏み切りの部分で安全対策ということで、今、統合準備委員会の中では、自転車通学自体はちょっと当面はしないということで話していまして、放課後家に遊びに行くとかというときにどうするかというところまではまだ正式には決まっていないのですけれども、いずれにしても放課後ずっと例えば人を立たせるだとかということはなかなか現実的には難しいと思いますので、そういった部分ではうちのほうで環境整備としてできるのは、今歩道橋の部分の改修もしていますけれどもそういった部分と、あとできれば踏み切りの拡幅ということも視野には入れているのですけれども、なかなか現実的にはJRとの協議ということと、踏み切りがなかなか本来踏み切りというのは平面交差ではなくて、下を通したり、上を通したりということの形がということで、なかなかJRの持っている法律上の関係もできないというような協議もありまして、拡幅はしたいという思いはありますけれども、その辺は今後もJR等のほうにも要請していかなければならないというふうに思っています。

答弁 教育長 古俣博之(教育長は2015年12月まで)

統合にかかわって子供たちの放課後の行動範囲が広がると、それにかかわっての対応がどうなのだというふうなことの1点目なのですけれども、教育委員会としましては、登下校についての安全保障は学校に通わせなくてはならないということで、それは十分考えた措置をとります。ただ、放課後、休みの日だとかの子供たちの行動そのものについては、やはり学校も責任を持って指導はきちんとしなければならない。だけれどもそれだけではなくて家庭も含め、それから地域の見守りも含めてそこのところは安全対応について子供たちが自覚的に、要するに交通安全ルールを守りながら行動してもらうような指導はしていきたいと思っております。ポロトの踏み切りのことにつきましては、今、高尾学校教育課長から説明がありました。その中で、確かに今後の本町の象徴空間の件も含めましていろいろと検討しなければならない部分はあるかと思います。ただいま通学路としての押さえは持っておりませんので、中学生が何人か見ているとあそこを自転車で通っているだとか、それから高校生も確かにおります。そういう中での踏み切りの横断の仕方については、先ほど前段で言ったような指導を各学校の中において、または家庭の指導の中で進めていかなければならないと思っております。

質問 7番 西田子

今、古俣教育長のおっしゃったように、ぜひ子供たちの交通安全という観点からそういう対応をしていただきたいと思います。また行政も高速道路を利用する、例えば観光バスとかレンタカーとか乗用車も随分ふえてきます。そうなってきたときに子供たちの、確かにアイヌ民族博物館国立化に向けては非常にありがたい話なのだけれども、その反面また子供たちの交通安全についてもぜひきちんとしていただければと思います。次に移らせていただきます。

答弁 学校教育課長 高尾利弘(学校教育課長は2015年12月まで)

申し訳ございませんでした。先ほどの日の出の児童数については 34 名、中学生の生徒については 18 名ということでございます。

出典:白老町議会 平成27年定例会9月会議 2015年9月10日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる