新十津川町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日
生涯学習と高齢者福祉について
2021年3月11日、新十津川町議会の一般質問で、西内陽美議員が「生涯学習と高齢者福祉について」質問し、教育長 久保田純史が答弁しました。
- 質問者
- 西内陽美 議員
- 答弁者
- 教育長 久保田純史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 西内陽美
議長のご指示をいただきましたので、通告に基づき、教育長に一般質問をさせていただきます。質問の要旨としましては、生涯学習と高齢者福祉についてご質問させていただきます。ふるさと学園大学、ゆめりあ部会、福祉バス、高齢者生きがい対策等の事業は、今年度まで保健福祉課が所管し、10年を一つの計画期間とする新十津川町第5次総合計画において、高齢者福祉の充実という政策を具体的に実践する施策として、この事業展開をされてきています。令和3年度は、この第5次総合計画最終年度でありながら、高齢者生きがい活動に関する業務は、新庁舎建設に伴う行政組織編成に合わせ教育委員会が所管することになりました。そして、生涯学習、社会教育活動と位置づけられました。一方、令和3年度から5年度までの計画期間とした新十津川町高齢者保健福祉計画案では、高齢者大学、本町ではふるさと学園大学と申します。また、高齢者部会、これは、ゆめりあ部会でございますが、これらの活動の自主的な活動支援、福祉バスの運営、シニアいきいきクラブなどは、高齢者福祉充実の主要な取組として挙げられています。保健福祉課から引き継ぐこととなるこれらの事業について、教育委員会としてどのような方向性で高齢者の生きがい活動の充実を図り、支援し、推進していくのか教育長のお考えをお伺いいたします。
答弁 教育長 久保田純史
それでは、7番議員さんのご質問にお答えいたします。新庁舎建設に伴う行政組織編成により、令和3年度から高齢者生きがい対策事業並びに総合健康福祉センター及び生きがいホール施設の管理運営を教育委員会が所管することになっています。具体的な事業といたしましては、今ほどお話ありましたように、ふるさと学園大学、それから、ゆめりあ部会、シニアいきいきクラブ及びそれら事業に伴う送迎バスの運行業務管理でございます。魅力ある生きがい活動の場を提供し、健康でいきいきした高齢者の暮らしを支援するため、新十津川町第5次総合計画の施策として、また、第7期高齢者保健福祉計画及び現在策定している第8期計画案においても主要な取組として掲げられております。令和3年度から、教育委員会で高齢者の生きがい活動としてどのように推進していくかというご質問ですが、まず、保健福祉課から教育委員会に所管が移ります事業につきましては、しっかりと保健福祉課の事業を引き継ぎ、今まで保健福祉課で行ってきたことをベースとして事業に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。その上で、生涯学習及び社会教育活動として位置づけ事業を執り進めてまいります。これまでも、ふるさと学園大学の講師に関する情報を共有したり、ゆめりあ部会員と子ども達が一緒に陶芸ですとか大正琴、書道などを楽しむ、ふれあい体験教室など、福祉と教育が連携して進めてきた事業もございます。教育委員会といたしましては、社会教育主事等の専門的な知見や教育委員会のノウハウを活かし、特色ある事業展開を図ってまいりたいと考えております。生涯学習は、いつでも自由に学習機会を選択して学ぶことができる学習でございまして、自己の人格を磨きながら豊かな人生を送ることができるよう、生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができます。また、学びは生きがいに繋がるものでございます。このことは年齢には関係ございませんので、高齢者を含めすべての町民が心の豊かさや生きがいのある人生を築けるよう、学習機会を提供するとともに、学習活動や生きがい活動を支援してまいります。以上、7番議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
再質問 7番 西内陽美
再質問は、教育委員会ならではの事業拡充の可能性についてお伺いしたいと思います。生涯学習は、本人が自発的に自分に合った方法や機会を選んで学び続けていくという考え方が基本であることは、ただ今の教育長のご答弁でもございました。生涯学習を続けて豊かな人生を生きたいと願う高齢者の意欲に応えて、参加しやすい学習機会を提供するということは、社会教育における行政の役割だというふうに考えております。ただ今の教育長のご答弁によりますと、ふるさと学園大学、ゆめりあ部会、福祉バスなどの事業が教育委員会に移管されたのちも保健福祉課所管時と同様に、世代間交流の機会、そして、身体的な理由や住んでる地域によって参加が困難にならないような配慮は継続されることがわかりまして、大変、安堵してるところでございます。移管されるこの4月からすぐに新事業や拡充を求めるということは申しませんけれども、これから教育委員会で担うことで新たに取り組めることが増えるんではないかなと期待するところでございます。今後は事業の今の継続以上に、例えば、毎年多くの高齢者が入学するふるさと学園大学などは、さまざまなメニューやカリキュラムが用意されておりますけれども、今教育長がおっしゃったように、福祉と教育が連携することで、現在よりなお一層充実させることが可能ではないかと考えますが、教育長の考えを伺いたいと思います。
答弁 教育長 久保田純史
7番議員さんの再質問にお答えいたします。今ほど質問ありましたように、高齢者福祉の事業を基にいたしまして、教育委員会ならではの取組を行っていきたいと考えているところでございます、新年度から。そのような中で、例に申し上げますと、ふるさと学園大学の講師にですね、ふるさと学園大学は年間、複数のカリキュラムがありますけども、その中に現在、小学校、中学校あるいは社会教育で助手として活動していますALTを講師として招いて、異文化となるアメリカの生活や日本の北海道の新十津川の風土などの違いをお話いただく講座を新たに考えていきたいと、そういうことで教育委員会が所掌することにより、特色ある講座を開いていきたいということで、一例として考えているところでございます。また、いろいろな部会がございますけれども、そのような中で、ゆめりあ部会については、例えば、10の部会がございます。そのような中で、現在はコロナ禍という制約がある中でなかなか活動もできない場合がございますけれども、こういういろいろな専門的な部会の皆さんのすばらしい経験や何かをですね、学校やなんかの総合学習の場ですとか、あるいはキャリア教育やなんかで学校が求める場合等ございましたら、その面につきましても、お力を借りて、そして、可能な中で子供達に伝承していただいたり、あるいは、こういう部会の皆さんと子供達の交流ができる場が促進できればいいなと思っているとこでございますが、いずれにいたしましても、教育委員会が新年度から初めて今までの業務を担うことになりますので、保健福祉課とも連携を図りながら、そして、今までの各団体の皆さんとのいろいろお話をしながら、さらに町民の皆さんにとって生涯学習の推進が図れるよう、交流促進も含めて進めていきたいなと思っているところでございます。以上、7番議員さんの再質問の答弁とさせていただきます。
再質問 7番 西内陽美
ただ今の教育長のご答弁の中では、世代間交流の場をつくること、機会を拡充するという方策につきましては、高齢者に特化した事業以外にも社会教育活動とのかかわりを深めていくというお話でしたので、これからもっともっと豊かな、ふくよかに運営されていくのではないかなということが期待されます。今、教育長からお話しありましたように、高齢者の生きがい活動もご自身の美術や趣味の延長ですとか充実など、自己完結にとどめることなく、そういったものも文化や芸術同様に地域や町の財産としてその価値を尊重して次の世代に継承させるという意識を町全体に根づかせて、醸成させることが大切ではないかなと思います。今ほどゆめりあ部会が例に出ましたけれども、そのゆめりあ部会なんですが、その団体の中には会員数や参加者数が減少していって、指導者そして後継者不足問題に直面しているものがあります。生涯学習における人材育成というのは、教育委員会だからこそ切り込んでいける問題ではないのかなというふうに思います。こういった人材育成に関しては、教育委員会ではどのように取り組んでいかれるのか、教育長のお考えをお伺いいたします。
答弁 教育長 久保田純史
7番議員の再々質問にお答えいたします。最初のご質問の答弁でもさせていただきましたように、教育委員会につきましては、社会教育主事もおりますので、そのような中で各部会の皆さんとしっかりと話をしながら、そして、生涯学習に向けてどのように進めていけばいいのか、今ほど各部会の会員の皆さんも減少傾向にあるということも踏まえまして、まずはしっかりと話し合いをしながら、そして、そういう伝承できたり交流促進ができるように、社会教育主事、また、教育委員会がいろいろ語り合いながら進めて、方向性をしっかりと進めていきたいと思っているところでございます。なかなか一緒くたに、人が確保、維持できるとかということはわかりませんけど、そのような形でしっかりと向き合って活動をしていきたいと思っているとこでございます。以上申し上げまして、7番議員の再々質問にお答えさせていただきます。