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新十津川町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月12日

今後の都市公園の在り方について

2025年6月12日、新十津川町議会の一般質問で、西内陽美議員が「今後の都市公園の在り方について」質問し、町長 谷口秀樹が答弁しました。

質問者
西内陽美 議員
答弁者
町長 谷口秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 10番 西内陽美

おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、通告第一につきまして、町長に一般質問をいたします。質問は、今後の都市公園の在り方についてでございます。都市公園の樹木に関して、その樹木の種類や成長の度合いなどによる適時の消毒や剪定など、町が担うべき維持管理のサイクルが適切に行われているとは考えがたい状況が窺えます。また、行政区内に設置されております街区公園では、おい茂った樹木にカラスが巣を作り住民を攻撃したり、樹木による花粉症などの健康被害が発生したという苦情も伺っております。公園の維持管理につきましては、新十津川町公園施設等長寿命化計画に基づき管理されているとのことですが、現在、この計画には都市公園の樹木の管理は盛り込まれていないとのことでありました。公園内に植えられている桜や白樺などの樹木も、遊具やベンチ、芝生、広場などと同じく公園の一部であり、公園全体の環境はもちろんのこと、公園を含めた一体的な住環境をつくる上で、樹木の適正な維持管理は必要であると考えます。以上のことから、次の3点についてお伺いいたします。まず1点目は、公園樹木の管理方針についてお伺いいたします。前段でも触れましたが、新十津川町公園施設等長寿命化計画には盛り込まれていない公園の樹木の維持管理について、今後どのような管理をしていく方針なのか、町長のお考えをお伺いいたします。

答弁 町長 谷口秀樹

改めましておはようございます。それでは、10番議員の一つ目の質問にお答えしたいというふうに思います。まずは、今年度策定いたします公園長寿命化計画についてのご説明をさせてください。公園施設長寿命化計画は、都市公園の遊具やベンチ、フェンスなど老朽化する適正な施設点検を行い、公園施設の長寿命化対策を行う計画であります。本町の都市公園は、平成26年度に10か年計画で公園施設長寿命化計画を策定し、遊具などを中心に整備を行ってまいりました。しかし、今後もベンチやフェンスなどの施設の改築、更新を進めていく必要があることから、今年度、令和8年度から10年間の公園施設長寿命化計画を策定し、施設整備を行うこととしております。さて、公園樹木について触れさせていただきますと、地域における景観の向上では、緑化の推進、四季折々の美しさの演出、さらには、木陰の形成は潤いある空間をつくり、また、環境保全では、熱を吸収し温度を下げる効果や大気汚染物質を吸収し、空気の質を改善するなど多岐にわたる役割を担っております。またその一方、近年では樹木にカラスの巣が作られ住民が威嚇、攻撃されたことや、秋になると落ち葉が自宅まで飛んで来て処理に困っているなど、樹木に対する苦情、要望が本当に数多く寄せられているのも認識しております。公園樹木の維持管理につきましては、都市公園等管理業務という業務を発注いたしまして、月1回、委託業者が樹木の状態を確認し、必要に応じて、病害虫の防除や危険な枝払いなどの維持管理を行っております。さらには、公園樹木全体の剪定作業については、約15年前から始め、約5年に一度の周期を目途に行ってまいりました。しかし、公園樹木は約1,400本ございまして、さらにその当時から見ますと樹木が大きく育ったこと、そして、近年の人件費及び物価高騰により剪定費が増嵩しているため、財政状況を鑑みると、これまでと同様に同じ周期で剪定作業をすることが難しくなってきているのも事実でございます。今後の公園樹木の維持管理につきましては、引き続き委託業者による防除や危険な枝払いをすることを基本とし、そして、樹木の剪定作業については、樹木の健全な生育を維持しつつ、剪定費の高騰などを踏まえ、行政区と協議しながら管理方法を検討し、公園樹木の維持管理の適正化に努めていきたいというふうに考えております。以上申し上げまして、10番議員の一つ目の質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 10番 西内陽美

議長。

再質問 10番 西内陽美

ただいまの答弁に対して、再質問をいたします。再質問といたしまして、街区公園の樹木の状態の調査や、計画的な管理を継続する費用を植栽管理費として都市公園等管理事業の中に設定することについて、お考えをお伺いいたします。ただいま町長からは、公園樹木については、新十津川町公園施設等長寿命化計画には含まれてはいませんが、維持管理の適正化に努めていくとのご答弁がありました。しかし、樹木の管理は、防除や危険な枝払いを基本として現行どおり実施していくものの、選定作業については、現在の作業サイクルを続けることが難しいというご答弁もありました。街区公園は、その地域に居住する住民によって清掃や草刈りなど日常的な管理はされていますが、都市公園が持つ機能や目的といった根拠によって植えられた樹木を、いくら住民の手に負えないからといって住民が切ることは都市公園法や新十津川町都市公園の設置及び管理に関する条例で禁じられています。公園の樹木を健全な状態に管理するのは、やはり町の責任です。樹木の剪定は約5年の周期で行っているとのご答弁でしたが、そのサイクルがすべての公園に対して一様に一律に行われているということはないでしょうか。昭和50年代から平成10年代にかけて設置されました街区公園は、その設置年数によっては既に大木した樹木が過密化している公園もあれば、そうではない公園、元々樹木の数が少ない公園もあります。管理作業の感覚ですとか、優先順位の見極めというのは求められるものだと思っております。街区公園が設置されている行政区との協議を行い、間伐、樹木の間引きですとか剪定など要望を聞き取った上で、樹木の状態を調査して、管理方法の見通しを立てた後に、樹木の健全な育成を維持していくために、適切なサイクルによる選定業務を含めたその費用を植栽管理費として、しっかり都市公園等管理事業の中に設定して確保していくっていうことが望ましいと考えますが、町長のお考えをお伺いいたします。

答弁 町長 谷口秀樹

ただいまの10番議員の再質問についてお答えしたいというふうに思っております。今ほど申し上げられしたとおり、管理サイクルについては、本当に5年に一遍という、単純とは言いませんけれどもそういったサイクルの中で、大きい公園小さい公園、そういった中で財政のことも考えながらサイクル的にはやってきたので、そのサイクルが今までですと、いろいろなことで手が行き届かなくて町民の皆さん、地域の住民の皆さんにいろいろなご不便や心配、危険を感じさせてしまったということについては、本当に申し訳ないなというふうに思っております。最初、冒頭の1回目の質問の答弁にもありましたとおり、基本的な業者委託につきましてはそういうふうにやっていきたいなというふうに考えておりますけれども、ただ、後ほども出てくるのかもしれませんけれども、行政区には公園管理をお願いしている部分もありますので、行政区の皆さんと協議をして、先ほど申し上げました、いろいろなサイクルや、過密している公園そうじゃない公園も含めて、いろいろと地域の声をまとめながら、令和7年に管理の方向性を見据えて、行政区と打ち合わせして進みたいなというふうに思っております。今回、先ほど話もしましたけれども、公園の長寿命化計画で、各行政区の公園、樹木以外については、各行政区にいろいろとお話を伺いながら計画を立てていくということに決めておりますので、その中で樹木についてもいろいろなご意見をいただいて、状況やそういったものを踏まえながら、長寿命化計画は長寿命化計画で立てるんですけれども、その一方で、公園樹木の管理の方法については、改めてその中で決めていきたいなというふうに考えております。以上です。

再質問 10番 西内陽美

はい。

再質問 10番 西内陽美

ただいまの答弁によりまして、今後の樹木の管理等につきましては行政区としっかり協議しながら、剪定のサイクルですとか、そういった在り方について打ち合わせを十分されていくということをお伺いいたしました。そのことは理解いたしましたので、次の質問に移らせていただきたいと思います。

再質問 10番 西内陽美

それでは、2点目の質問をいたします。2点目は、公園維持管理に対する住民意見聴取の考えについてお伺いいたします。街区公園は、様々な行政区に設置されており、公園に対する考えもそれぞれあります。公園の維持管理に対する住民の意見を広く聞き取るお考えはおありでしょうか、お伺いいたします。

答弁 町長 谷口秀樹

それでは10番議員の2番目の質問にお答えをしたいと思います。街区公園の維持管理は、平成17年度までは、草刈、清掃などの維持管理を町が管理業者に直接委託して行っておりましたけれども、行財政改革の取組を、当時の行政区長の方々などと検討していく中で、地域が自ら行う活動として、行政区協働事業を創設しました。その事業の一つ、公園環境等維持事業の中で、街区公園の草刈り、清掃、落葉拾いなどの維持管理を行政区に行っていただいております。お陰さまで街区公園は、地域の皆さまのご協力によりまして、大変きれいな環境となっております。また、維持管理経費の節減にも大きく寄与されてますことに、この場を借りて感謝申し上げるところでございます。しかし、近年では区の役員や区民の高齢化、そして、定年後も仕事をしている方が多くなっていることから、地域活動への参加者が減少しているなどの理由により、街区公園の維持管理が重荷になってきていることや、管理方法に疑問を持たれる方がいらっしゃるというふうなことも認識しております。街区公園の維持管理につきましては、行政区協働事業として行政区に実施していただいておりますので、今後につきましても、行政区と現在の管理方法の確認や今後の見通しなどの協議をしていくことを基本として、街区公園の維持管理に関する住民からの意見要望の聴取につきましては、直接役場に届くものにつきましてはお受けするのは今までどおりでございますが、改めて何かこちらからうかがうとかということについては、やはり管理されている行政区を通じて行うことが良いだろうというふうに考えております。以上、10番議員の2番目の質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 10番 西内陽美

議長。

再質問 10番 西内陽美

ただいまの答弁に対し再質問をいたします。再質問は、都市公園の維持管理、作業方法に関する指針についてお伺いいたします。ただ今のご答弁では、住民からの意見や要望は、公園の維持管理を行っている行政区を通じて聴取をするということでございました。高齢化が進んでいる状況では、管理しやすい公園を、そして、子育て世代の転入で小さなお子さんが増えている状況では、子どもを安全に遊ばせられる公園をなどと、視点によって要望も変わってきます。都市公園の維持管理や作業方法に関する規制やマニュアルなどは、住民に周知されている状況ではありませんので、そこから派生する疑問や意見もあるかと考えます。ただいま町長からも答弁がございましたが、公園の維持管理につきましては、やはり行政区全体の合意形成を基によって実施されるものでありますから、そういった誤解から生じる疑問や意見を生じさせないというそういった工夫が重要だと考えます。まず、こういった都市公園の維持管理、作業方法に関する指針といったものを、住民に広く周知されるというお考えはおありでしょうか、お伺いいたします。

答弁 町長 谷口秀樹

それでは、10番議員の二つ目の再質問について、ご答弁申し上げます。ただいまいろいろなところで公園のニーズの変化ですとか、そういったことをお知らせいただきました。我々も管理方針については、本当に細かいところまでは用意はしておりませんので、ざっくりとした先ほど申しました、区には、草刈りだとか清掃だとか、落ち葉拾いですとか、そういったことをこういう頻度でお願いしますっていうことのみをお伝えしていたところであります。ただ、行政区には既にお伝えしてるのですけれども、例えば、区の役員さんが代わったりとか、そういった中で後々に引き継がれている話かどうかっていうところも我々としても確認はしていなかったものですから、今回、そういったことの意見を受けまして、街区公園の管理状況やお困りごとを、先ほどの話の続きにもなるんですけれども、行政区とお話をさせていただいて、それで、毎年、区の行政区の役員さんが代わる1月に、こういった共同事業を一般的なものをお願いするっていう立場でお願いすることになるんですけれども、その中で公園樹木の管理ですとか、公園全般の管理ですとか、そういったことのお知らせをしていきたいなというふうに考えております。そして、行政区、そして区民の皆さまにも納得していただいて、ご理解いただいて、公園管理を進めていきたいなというふうに思っておりますので、広く住民に対する周知をするっていう意味では、広報を通じてやりたいとは思いますけれども、まずは行政区とそういった中で、きちっとそういう管理方法の水準だとか、指針だとかを確認をさせていただいて、その中で先ほど申しましたとおり、何かあれば住民の方も行政区に問い合わせていただく、役場に直接問い合わせていただくことも可能ですけれども、そういったことでよりよい公園作りを目指していきたいなというふうに考えております。以上申し上げまして、10番議員の2番目の再質問の答弁とさせていただきます。

再質問 10番 西内陽美

議長。

再質問 10番 西内陽美

ただいまのご答弁によりまして、毎年1月には公園の管理について、行政区に対してそういったものをお示しいただく、また、町の広報を通じて、広く町民の方にお知らせをいただくというご答弁いただきましたので、その点については理解いたしました。それで、公園維持管理に対する住民意見聴取の考え方につきましては、理解できましたので、次の質問に移らせていただきたいと思います。

再質問 10番 西内陽美

それでは、3点目の質問をいたします。3点目は、歴史的価値のある中央公園の整備についてお伺いいたします。中央公園には遊具があっても、木がうっそうとしていて見通しが悪い。子どもを遊ばせるのには不安だ。不審者が潜んでいてもわからないのではないか。トイレが暗く、外れにあるので使いづらい。公園や開拓記念館への入口が分かりづらいなどのご意見があります。中央公園は、明治23年の開拓発祥地として歴史的に重要な菊水公園に隣接しており、本町にとっては特別な価値を有する区域です。一般的な公園維持管理にとどまらず、開拓記念館を含めて、景観、訪れる人を誘導する動線、菊水公園との接続性などを考慮し、総合的な整備を検討すべきと考えます。中央公園一帯が持つ歴史的価値を踏まえた公園整備についてのお考えをお伺いいたします。

答弁 町長 谷口秀樹

それでは10番議員の3番目の質問にお答えいたします。中央公園は、本町開拓の歴史と重なり、本町にとってとても重要な場所に整備された公園であります。国道275号と面し、札幌方面から来られる方を本町市街地に迎え入れる最初の場所でもあり、また、菊水公園は開拓のため、移住者が新十津川町に初めての一歩を踏み入れた歴史ある土地でございます。さらには、本町の開村の歴史を知ることができる開拓記念館が隣接する歴史的価値のある重要なエリアでもあります。中央公園はそういった中で、周囲500メートル圏内の地域周辺住民が利用する公園、いわゆる近隣公園というくくりのレクリエーションや自然とふれあいの場所、潤いある都市景観の形成、そして、災害時の広域避難場所など多様な機能の役割を担っている公園でもあります。しかし、昭和58年の一部供用開始から40年以上が経過し、施設が老朽化したことから、平成24年からの遊具などを更新し、また、樹木が成長し繁茂してきたため、平成29年には中央公園全体の大規模剪定を行い、その後も施設修繕、枯損木を取り除くなどの維持管理を行ってまいりました。一方で先ほども述べられたとおり、開拓記念館の利用者を含めた方から、駐車場がわかりづらい、入口がわかりづらいというような苦情もいただいております。今申し上げましたとおり、公園全体が老朽化していること、また、当時の想定した利用者ニーズが変化してきたことなども、私も中央公園を再整備しなければならない、そういう必要があるというふうに考えております。以上のことから、中央公園の再整備につきましては、本町の市街地中央にあり、町外からの来訪者の目に触れる重要な公園で、歴史的価値のある場所にあることから、利用者、公園利用者のニーズを踏まえながら、開村の歴史を伝える開拓記念館及び菊水公園との連続性も考慮した上で、中央公園の再整備を検討していきたいと考えております。以上申し上げまして、10番議員の3番目の質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 10番 西内陽美

議長。

再質問 10番 西内陽美

ただいまの答弁によりまして、中央公園一帯は歴史的価値のある重要なエリアであると認識されていらっしゃることや、開拓記念館、菊水公園との連続性も考慮して、再整備を検討されるというご答弁をいただきましたので、3点目の質問につきましては、理解できましたので終わらせていただきます。これをもちまして、通告第1、今後の都市公園の在り方についての質問を終わります。

出典:新十津川町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月12日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる