新十津川町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月12日
議員のなり手不足について
2018年12月12日、新十津川町議会の一般質問で、青田良一議員が「議員のなり手不足について」質問し、町長 熊田義信が答弁しました。
- 質問者
- 青田良一 議員
- 答弁者
- 町長 熊田義信
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 青田良一
なるべく簡単に質問させていただきます。議長や副議長が全国議長会、副議長会に出席した時の話題提供を受けました。そこでの話題は、小さな町の議員のなり手の部分が話題になったということで、これは二元代表制、議会制民主主義を守っていく上で非常に大きな課題であろうというふうに、私は思ってます。それで、この問題については、多分うちの町も起こりうる可能性のあるような時代になってきているなということでの認識を深めております。この問題について、ただ11名の議会議員だけが心配だ、心配だと言っているような時代ではないと思うんですね。基本的には、もしも議会議員のなり手がなくてというふうなことは、町としても恥ずかしいことですし、実際に住民総会みたいな形で予算や何かを、あるいは条例なんかを議決するようなことになったら、町の執行側の人達も住民も、それはそれは想像つかないような面倒なことが起きるんだと思うんですね。私は、何で今の時期、この問題についてお伺いしたかというと、やっぱり町全体でそういうふうな課題について、どうしたらいいかということを真摯に向き合う時期に来ているんだろうというふうに思うんですね。ですから、議員だけが何かを主張するのではなくて、やっぱり町ぐるみで、そういう問題について提起をして、やっぱり優れた人達をこの議事堂に招き入れるような工夫を、どうするかということを考えるべきだと思います。先月の議会だったと思いますけど、小玉さんが、主権者教育についてお尋ねしたと思うんですけども、まさにそれに尽きると思います。一人一人がこの町を保つために、あるいは、この二元代表制をしっかりと維持していくために、どういう人達に、どういう働きかけをしていくかというようなことを、投票をするという行為と同時に、やっぱりものを考えていってもらわなければ、とんでもないことになるんでないかなというふうに思います。町長は町長という立場ですから、議員がいなければ一般質問ないし、楽で仕方ないなということには決して思わないと思います。やっぱり、執行者と議会というこの両輪の中で質疑応答を繰り返しながら、町が良い方になっていくという部分について、共に努力すべきことが望ましい姿だなと私は思うわけでございます。大変、突飛な質問で申し訳ないんですけども、この全国的な現状をどのようにお考えになって、何か町として、これに対する対応策といいますか、こういうことをというような部分がありましたら、お聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)
それでは、8番議員さんの3つ目の質問にお答えをさせていただきます。人口減少と高齢化が進む地域においては、今ほど質問のあったように、議員のなり手不足が深刻化しており、仮に欠員が生じたときには、地域課題をきめ細やかに把握し、意思決定に反映させていくための機能が低下していくことにもなりかねず、非常に私も危惧をしております。ご存知のとおり、地方公共団体の長及び議会の議員は、町民が直接選挙する二元代表制であり、執行権限を有している長と、議決権によりそれらを判断する役目を担う議員が緊張関係を保ちながら対等な立場により、議論を重ね、切磋琢磨していくことが重要であり、これこそが地方自治の根幹であります。今ほど質問の中で一般質問が無くなれば楽だという事は、まったく考えておりませんし、良い意味での質問を繰り返しながら、町を発展させていくというのが、私の願いでもあります。この二元代表制の下、私の立場から議員の皆さまの活動に対し、意見を申し述べるものではございませんけれども、議員定数等調査特別委員会では、平成29年6月より15回にわたり特別委員会を開催するとともに、地方自治の精通者を招聘しての講演会や、町民とのワークショップを開催するなど、議会の充実、活性化につながる活動をされ、今後も継続的に取り組まれるとのことでありますことは、大いに評価させていただいているところであります。対応策という事で問われたわけでありますけども、それら活動の側面的支援として、本定例会において、新十津川町特別職職員報酬等審議会の答申に基づき、予算の執行権者として、議員の報酬改定案を付議しているところであり、議員活動の環境整備につきましても、新庁舎の建設に関し、議場等について、庁舎建設特別委員会のご意見を十分に反映した設計になってございます。私たち町民は、この町を大切に思い、住んで良かったと感じられる町となるように、子供から高齢者までが知恵と力を出し合い、まちづくりの主体として自ら行動することによって、真の町民自治の実現を目指します。これは、議員の皆さまも認識されている新十津川町まちづくり基本条例の理念であります。第17条には町議会の責務、第18条には町議会議員の責務が掲載されておりますが、第20条には、町長の責務として、町民自治の実現を図るため、町民の視点に立って町政を執行するとあります。私は、私のやるべきことをしっかりやり、町民と手を携え、協働のまちづくりを推し進めていくことが、町民の参画意識の向上、ひいては、議員のなり手不足解決につながるものと確信をしております。併せて、これは私の思いであり、8番議員もそうであると思いますけれども、議員の皆さま方がそれぞれの地域で、町民の目線に立った議員活動、顔の見える活動をより一層展開しながら、議員としてのやりがいや、議会の大切さを伝えていただくことが、議員のなり手不足の解消にもつながると思いますし、期待をしているところであります。いずれにいたしましても、この問題は町全体の問題でありますし、町の将来にかかわる重大な問題でもございます。真摯に私も向き合っているところでございますし、議員の皆さまと一緒になって知恵を出し合いながら、今後も取り組んでまいりたいことを申し上げ、8番議員さんのご質問に対する答弁とさせていただきます。