新十津川町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月7日
就学援助の拡充と見直しについて
2017年9月7日、新十津川町議会の一般質問で、進藤久美子議員が「就学援助の拡充と見直しについて」質問し、教育長 久保田純史が答弁しました。
- 質問者
- 進藤久美子 議員
- 答弁者
- 教育長 久保田純史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 進藤久美子
議長のご指示をいただきましたので、一般質問はじめさせていただきます。今回、教育長に就学援助の拡充と見直しについて、お伺いをさせていただきます。就学援助制度につきましては、学校教育法第19条において、経済的理由によって就学困難とみられる学齢児童または学齢生徒の保護者に対して、市町村は必要な援助を与えなければならないと規定されており、各市町村においては、適切に就学援助を実施しなければならないこととされています。北海道教育委員会から就学援助事業の実施についての通知が、平成28年9月30日と平成29年2月21日に出されております。さらに中学校だけではなく、小学校についても、入学する年度の開始前に支給した新入学児童生徒学用品費等を国庫補助対象にできるよう改正したことについて、教育長宛てに文部科学省初等中等教育長からの通知が平成29年3月31日に出されているのも、教育長もご存じのことと思います。そこでお伺いいたします。第1点目でございます。平成22年度から就学援助の補助対象品目にクラブ活動費、生徒会費、PTA会費の3目が追加されました。本町では、生徒会費、PTA会費は支給されており、高く評価するところでございますが、クラブ活動費については支給されておりません。新年度から、ぜひ、支給してほしいとの保護者の声が私のところに寄せられております。教育長はどのようにお考えになっているのか、1点目にお伺いさせていただきます。2点目としましては、新入学児童生徒学用品費等についてでございます。道教委の通知文の中では、児童生徒が援助を必要とするときに速やかに給与することができるよう十分配慮する必要があるとしておりますが、この文を受けて、教育長はどのようにお考えをされているのかお伺いします。3点目でございます。修学旅行費等についても、同様な通知文が出されております。この点について、教育長はどのようにお考えになっているか、以上3点をお伺いさせていただきます。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 久保田純史
それでは1番議員さんの3点の質問に順を追って答弁させていただきます。1点目の就学援助のクラブ活動費分の支給について、本町ではどのように考えるかという質問に対して、まず、答弁させていただきます。これにつきましては、クラブ活動費は、中学校の課外活動費分を含むということになってございます。そのような中で本町におきましては、課外活動の加入促進と保護者の負担軽減を図る観点から、平成27年度から全校生徒分を対象に学校に助成をしているところでありまして、課外活動費として保護者が負担する分はない状況にあります。そのようなことから、ご理解をいただきたいというふうに思います。2点目につきまして、新入学児童生徒学用品費等の早期支給についてでございます。これにつきましては、1番議員さんから平成28年第4回定例会の一般質問におきましてご質問をいただいたところでございます。そこで私の答弁といたしましては、事務の迅速化を図っていく旨と就学援助費支給までの間について、現行既にある社会福祉協議会が行う無利子の貸付制度がございますので、この活用の検討について回答させていただいたところでございます。そのような中で当面は、私の考えとしては、その考えには変わりないということで考えているところでございます。また、3点目の修学旅行費の早期支給についても同様の考えでございます。昨年の一般質問のご質問を受けまして、早速、社会福祉協議会の方といろいろ打ち合わせ、相談をさせていただきまして、社会福祉協議会の貸付制度の、無利子のですね、周知についてリーフレットを作っていただいて、そして2月のそれぞれ小学校入学、中学校入学の新入学児童生徒の保護者を対象に、こういう短期の無利子の貸付制度がありますので、そういう制度の有効活用ということで周知もさせていただきました。その結果をお伺いしましたところ、実際には新小学1年生の就学予定者の保護者からの問い合わせが1件あったというふうに伺っておりますが、しかしながら、貸付申請はなかったというふうに聞いているところでございます。そんなような中で事務の迅速化につきましては、今まで7月上旬の支給だったものを、今年度、早期支給に取組み、6月上旬、1か月前倒しで支給に努めてまいりました。修学旅行費についても、実績額確定後同様に6月上旬に支給をしているところでございます。このような中で、今後についても早期に支給できるように努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。入学前支給につきましては、全国、各市町村におきまして、独自の取組みでいろいろ取り組んでいるのは、私も承知をしているところでごさいますが、どういった方法が適切で、かつ現に困窮している方に援助できるのか、いろいろな市町村の取組みはまちまちでございます。そのような中で、いろいろ想定していかなければならないと考えておりますので、今後、検討していかなければならないと考えております。また、どうしても入学の転入、転出というのは、近隣市町からの転入、転出等も多いものですから、そういった近隣市町の動向も確認する必要があるかなというふうに思ってございます。また、1番議員さんもご承知のとおり、国の補助の新入学児童生徒学用品費の単価、これにつきましては、国の文部科学省の方で、前年については小中学生約2万円なのが、29年度には4万円、約倍になりましたですよね。いわゆる新入学児童の費用がかかるということで、文科省も単価が上がったと思います。例えば、これが28年度の段階で支給している市町村だったら、その金額のままで支給するということにも、前々年度の所得によってそういうふうなやり方でやっている自治体もあるというふうに伺っております。前倒しだったことが、果たして対象者に対して本当にどうだったのかという、今回、倍増になりました。新年度になってきちっとした補助単価で早期に支給することが、逆にそういう就学支援対象世帯への支援でないかなというふうにも考えております。そのような中で、いろんな場合が想定されますので、今後、さらに検討を進めていきたいと思いますが、そういったこともあって、社会福祉協議会の制度を活用してやるのが望ましいというふうに考えていることを申し上げ、答弁に代えさせていただきます。
質問 1番 進藤久美子
1点目のクラブ活動費については、教育長の答弁のとおり理解させていただきました。ありがとうございます。2点目の質問の新入学学用品費等の支払いについてですね、去年の12月議会に一般質問させていただいて、社会福祉協議会の融資の制度を使ってくださいということで言われましたので、私、社会福祉協議会に行って調べてまいりました。用紙をいただいてまいりましたところ、民生委員さんのはんこが必要。それと、ある程度の金額になると保証人の必要ということで、なかなかハードルが高いという感じに見受けられたんですね。それで、ほかの自治体でも、近隣市町村においても導入しているところがこのごろ多くなりまして、中学生に関しては前向きに検討したいという答弁を、ほとんどの自治体の教育長さんは答弁をなさっているということも、今、発表されております。前々年度の所得でいくと、確定になったときにそれが対象外になるとかって、そういういろいろなこれをクリアされるにはいろいろな難問があると思うんですがね、やっぱり、もらう人の立場になって行政が動いていただくのが一番良いのではないかなというふうに、私は考えるところなんですよね。それでもし新十津川で就学援助を受けていらっしゃる方が、札幌とか前倒し支給されているところの地域に行ったときに、新十津川では入学前に支給されないのでもらえないで行く。それで札幌に行くと、入学前に支給されるで制度の申請が終わっているというふうになったときには、その方は支給対象にならないんじゃないかというふうに考えるんですね。新十津川では前倒しになっていない、引っ越しした所では前倒しになっているからもう締め切りは終わりましたというふうに、もらえないというふうな感じの不具合も出てくると思うんですよね。そういうことに対しては、教育長はどのようにお考えですか。それともう1点、修学旅行の旅費等について、そういうのを教育委員会から真っすぐ学校の方に直接、保護者の口座に入れないで、直接学校の方に支払いをしてくれるというそういう制度を導入されて、保護者の軽減をされている自治体もあると聞いています。ぜひ、そのような一時保護者が多額のお金を用意するのではなく、町の教育委員会の方から学校に直接、そういうふうに修学旅行費に関しては大きい金額なので、支払っていただけることは検討されないのかどうなのか、そういう事例を教育長ご存じないのかどうか、それを再質問に聞かせていただきたいと思います。
答弁 教育長 久保田純史
まず、就学援助につきましては、転出しても基本的には、いろいろ自治体間で報告しますので、そういうことが進藤議員さん、私ちょっと調べてみないと分かりませんけど、そういうことはないのでないかなと、私は考えているとこでございます。転出してもですね。はい。そのように考えております。また、修学旅行費の関係につきましては、いろいろ今後、取組み等検討して確認した中で考えていきたいというふうに思っております。
質問 1番 進藤久美子
この新入学学用品費等が2倍になったということですね、前倒しになると今までの単価でもらえて、それが次の年の支給になると倍額もらえるというふうな、そういう不具合も出るのでという、そういう観点で教育長答弁されたと思うのですが、ある自治体では、前倒しにもらうと今までの単価、遅れて支給されると倍額の単価でもらえる、保護者の方がどちらでも選べるというふうになったときには、その自治体では、倍額もらわなくてもいいから用意する前に欲しいという、そういう統計が出ている自治体もあるんですね。だから、それほど入学前に中学校に関しては、ジャージを買ったり、制服を買ったり、かばんを買ったり、靴を買ったりという感じで、すごい多額の出費をするわけですから、やっぱりそれは、せっかく良いそういうふうに新入学の児童生徒に学用品費の補助をするっていう新たな原点に戻っていただければ、やっぱり入学前に支給されるのが本当の新入学児童生徒学用品費等の意味があるんじゃないかって、私はそういうふうに思うんですね。これからますますいろんな自治体で、今はまだ小学校1年生に関しては、まだまだ支給されてないところが多くあると思うんですが、中学1年生に関しては、6年生の就学援助をもらってる人が、その人数がそのまま中学校に入学するっていうところがほとんどなので、人数とか金額に対しては決定してるって言っても過言でないっていうふうな感じに見受けられているので、ぜひ、この入学前支給、本町でも検討して欲しいなっていうふうに思います。それで前々年度の所得でいって、いろいろ事務的なことで職員の方は大変だと思いますけど、優秀な教育委員会の職員の皆さんの力を借りれば、この問題は何なくクリアできるっていうこと、私信じておりますので、ぜひ、中学校に関しては前向きに支給していただくことを検討することお願いします。以上です。
答弁 教育長 久保田純史
今ほど一番最初の答弁で申し上げましたように、まずは社会福祉協議会のいろいろな手続き、その件については、社会福祉協議会の方の考え方もございますので、答弁を差し控えさせていただきますけど、そういうご意見だということは、また、相談せていただきたいと。また、よりよい融資の方法はないかということを考えて、相談させていただきたいなというふうに思います。また、今後においてですね、いろいろ最初答弁しましたように、検討はしてきますということで、ちょっと時間をかけて検討していきたいということで考えてございます。また、1番議員さん、学用品費の単価のことを申し上げましたけど、安くても早い方が良いという、前倒しで良いという方と、やっぱり補助単価を文科省で定めたということは、そのへん費用がかかるということ定めているということで、やっぱり金額については多い金額を求める人もいるのではないかということで、そのへんは進藤議員さんの意見ばっかりではないというふうに、この単価が上がったこともですね、それは違う面もあるんでないかなと申し上げまして、再々質問の答弁に代えさせていただきます。