みんなの議会

新十津川町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月8日

観光事業の振興について

2016年6月8日、新十津川町議会の一般質問で、西内陽美議員が「観光事業の振興について」質問し、町長 熊田義信が答弁しました。

質問者
西内陽美 議員
答弁者
町長 熊田義信

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 西内陽美

議長の許可をいただきましたので、通告に基づき一般質問を行います。1問目は、観光事業の振興について、町長に質問をさせていただきます。本町の観光事業は、従来から温泉施設を核としたふるさと公園周辺への集客と、ふるさとまつり、雪まつり等のイベントの開催を主に行われてきました。昨年は、外国人留学生を招き、本町を観光していただきながら新たな視点での観光資源を発掘してもらうという事業を行い、さらに今年は、大学との連携で、テーマを食、食べ物ですね、食に特化した観光資源発掘事業を行うとしています。本町の観光振興について考えるとき、町長は町内外に広く発信していきたい本町の魅力、これこそが本町らしい、新十津川らしい魅力であるというものを、何だと捉えていらっしゃるのかをお伺いいたします。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

それでは、6番議員さんのご質問にお答えをさせていただきます。非常に大きな質問の要旨で、どのように答えていいのか、ちょっと答えがマッチするかどうか不安の部分はありますけれども、お聞き及びいただきたいというふうに思います。現在、本町の観光振興につきましては、今ほど6番議員さんの質問にありましたとおり、様々な観光資源を活用した中で進めております。まず、町の観光資源といたしましては、本町の観光の拠点でありますふるさと公園内のスポーツ施設、体験施設、温泉施設。また、おいしいお米をはじめとする各種農産物、加工品、金滴などの特産品、ふるさとまつりなどの各種イベント、札沼線新十津川駅など、様々なものがあります。また、しんとつかわで心呼吸。推進協議会の皆様の格別なご協力により、受け入れをしていただいております農業、農村体験も本町の素晴らしい観光資源の一つであると考えております。いずれの観光資源も、それぞれ魅力のあるものでありますので、それぞれの特徴を最大限にいかした中で連携を図りながら、観光客の誘致に結びつけていきたいと考えているところであります。また、今ほど質問の趣旨にありましたとおり、昨年、新十津川の新たな観光資源の発掘ということから、北大の留学生にいろいろ発掘事業をしていただきました。今年は、食をテーマにして新十津川の食材と学生達のアイデアが結びついて、新たな観光資源につながるレシピの考案に期待をしているところであります。これら観光資源を活用し観光客の誘致を図っていくためには、その情報を内外へ広く発信することが大変重要であると考えておりますし、新十津川のありのままの風景や歴史、産業など魅力あるこの観光資源もあるというふうに聞いておりますし、町のPRキャラクターとつかわこめぞーの出演の機会を増やすとともに、近年、情報発信の有効なツールとなっておりますソーシャルネットワークなども活用しながら、さらに情報発信の強化を図ってまいりたいと考えているところであります。本町のまちの魅力は、これというように限定をすることは非常に難しいわけであります。それぞれが町にある魅力であったり、特性であるというふうに考えております。特に、「しんとつかわで心呼吸。」というキャッチフレーズにありますように、町の豊かな自然環境ときれいな空気の中でリフレッシュしていただけるよう、地域資源を活かしながら、農村、食の魅力をアピールし、本町の観光振興を図ってまいりたいと考えていることを申し上げまして、6番議員さんのお答えとさせていただきます。

質問 6番 西内陽美

ただ今の町長のご答弁の中では、様々な観光資源がありますが、連携を図り、観光客を取り込んでいくというご答弁をいただきました。その中でもありのままの風景も観光資源の大事な一つであること。豊かな自然環境でリフレッシュをしていただくというのは、やはり新十津川に来ていただく価値があるものだと思っております。再質問は、文化活動を観光資源とすることについて、伺いたいと思います。本町は、由緒ある歴史とともに発展をしてきました。全国的にも珍しい成り立ちを持った町です。歴史そのものが財産であると思います。郷土芸能である十津川大踊りや獅子神楽など、文化遺産といえる文化活動も素晴らしい価値のある観光資源となる可能性を秘めているのではないかなというふうに考えます。形ある文化財は、新十津川物語記念館、大変素晴しい設備で整っておりますが、そういった記念館ですとか、郷土資料館で目にする機会がありますけれども、無形の文化財、文化活動、今申し上げましたように獅子神楽ですとか、そういったものをそういう文化活動に触れる機会も併せて観光コースに組み込むなどして、観光施策に含めていくということについてはいかがでしょうか。わりと観光施設のコースはありますが、なかなか普段は目にすることのできない獅子神楽ですとか、そういったことを披露していただく機会も組み込んでいって、本町の歴史とともに、本町らしい、ほかの町には無いものを売り出せる機会になるのではないかと思いますが、それについてはどのようにお考えになりますか、お伺いいたします。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

今ほどの再質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。新十津川には、いろんな魅力があるというふうに最初お答えをさせていただきましたとおり、新十津川の歴史財産には、有形、無形のものがあり、まず有形のものについては、新十津川神社、出雲大社、金滴酒造、開拓記念館など、歴史のある建物があります。無形のものは、今ほどご指摘にありましたとおり、獅子神楽、大踊り、さらには、この団体移住によって開かれた町、そのものが無形であるというふうに考えており、この特異な開拓の歴史、その歴史に根ざした文化が今言った大踊りだとか、獅子神楽につながっているものというふうに考えているところであります。さらには、本町の開町100年の際に、新十津川物語という川村たかし先生の著書が完成し、NHKのスペシャルドラマが放映され、全国にアピールをされたところでもございます。これら歴史に関する財産を利用した観光振興の可能性は、これから有用であると考えておりますし、従前からも開拓記念館、そして新十津川物語記念館を活用しながら、情報発信もさせていただいているところであります。この新十津川の開拓の当初、1人5町歩の当せん地を受けて、そして、道路が整備されました。この開拓当時の道路は、そのままなんですね。ひとつ、この歴史の道路ということで文化遺産になるのではないかという、そういう助言もあったわけであります。この道路自体が、今は舗装になっておりますけれども、開拓当時の同じ碁盤の目の道路は、ほとんど開拓当時と同じ訳です。この新十津川の歴史というものは、先人の方が、この八軒の道路幅をしっかり構築をしてくれて、町道整備が円滑にできて、今、舗装道路になっている、この道路網自体が本当に有用な財産であるし、この植民地区画をした北海道の第1号、これは新十津川なわけであります。そういったことも含めて、新十津川には今ほど言った無形、有形の財産がたくさんあって、これをどのように皆さん方と連携しながら新十津川の歴史を周知したり、この自然の今の農村風景、これが維持されているのかということも大事な景観であったり、財産であったりするというふうに思ってますので、今、6番議員さんの質問の歴史のある有形、無形問わず、そういったものを大事に発信をしていければというふうに考えているところであります。今後もこの歴史について、さらに観光と、更にリンクしながらPRをしていきたいことを申し上げ、お答えとさせていただきたいというふうに思います。以上です。

質問 6番 西内陽美

今ほどの町長のご答弁を伺いますと、町長のお考えも大変、私と同じ、同じと言うと大変失礼な言い方ですが、同じ思いを抱いていらっしゃるということは感じ取ったわけでございます。やはり観光客のリピーターを増やすということは、いったん来ていただいて十津川でおいしい物を食べていただいて、綺麗な風景を見ていただいて、帰っていただくというよりは、まだ何かあるぞ、次は、こんな物があるということをやはり楽しみに何度も足を運んでいただくことが大事だと思いますし、それが新十津川に対する思いといいますか、ほかの方にもそういった思いを引き継いでいっていただくことになりますので、ぜひ、有形、無形に関わらず、そういた文化活動も観光の一つとして、広く発信していただきたいというふうに思います。再々質問ですが、ふるさと納税の寄附金を活用した観光事業について伺いたいと思います。昨年1年間にふるさと納税で寄せられた寄附金の合計は、8,140万1,600円にもなりました。寄附をする際に指定をされる人は、4項目あります。子どもの健全育成、環境保全、観光事業の振興、終着駅周辺の整備ということで寄附が寄せられました。この寄附金の活用先について、ちょっと質問させていただきたいと思います。観光とも重なっておりますので、お聞きするのですが、本町には、世界で活躍される著名な彫刻家、五十嵐威暢氏のギャラリーかぜのびがあります。ここに寄附金を充当して、観光客を誘導する取組みを考えてはいかがでしょうかというのが、再々質問の内容です。かぜのびへの入込数を見ますと、大変もったいない現状にあります。かぜのびは、社会教育施設でありますので、観光事業を使途とする寄附金の充当は難しいですけれども、市街地から吉野地区までの道というのは、四季の移り変わりを実感できる美しい農村風景、里山の魅力にあふれておりますし、最初の質問の際に町長がお答えになりました、ありのままの風景、豊かな自然ということが魅力にあふれております。リピーターの確保が期待できる観光コースだとも思います。そこに、それぞれのこの寄附金をうまく活用して、かぜのび自体には行政が直接運営に関わることはできませんけれども、かぜのび周辺を整備して、かぜのびへの集客を図って、この美しい吉野の地区、こちらの方へ町外の観光客を誘導するような取組みを提案したいと思いますが、町長はこのことについてどのようにお考えになるのか、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

それでは、お答えをさせていただきたいというふうに思います。ふるさと納税の活用を、かぜのびの周辺整備に使ってはどうかという趣旨かというふうに思います。まず、かぜのびの関係について、お答えをさせていただきたいというふうに思います。今年の第1回定例会においても、かぜのびの指定管理者、さらに5年間継続させていただくように議決をいただいたところでございます。そして、旧吉野小学校の体育館の屋根が傷んでいることから、その屋根の改修費については、今年予算をして、今、改修の最後の段階になっているということは、ご承知おきのとおりだというふうに思います。また、施設の周辺の維持管理についても、地域の皆さん方のご協力をいただき、草刈りだとか害虫の防除もしていただいているところでございます。今年は指定管理者の方で、集客の取組みとして、ちょっとお答えする前に情報として伝えたいわけでありますけれども、7月の8日から10日までイベントを計画しておりまして、特に7月の10日は、かぜのびで音楽の演奏会、こもれびコンサートということも計画をしてございます。これは、体育館の中にこもれびを完全に設置をする予定で、今取り運んでいる関係から、こもれびの設置完成と合わせた演奏会ということを、今、計画立てていただいているところであります。これらのことも含めながら、かぜのびの利用については、ふるさと公園にある宿泊施設とも連携協議をしていただいた経緯もあったり、情報交換も今年した内容になってございますので、そういった町内のサライだとかグリーンパークに宿泊した人が、さらに足を延ばして町にある文化施設に楽しんでもらう、そういったことも工夫できるように、利用促進に向けた取組みもこれから進めていこうというふうに、お互いに協力し合う体制が整いつつある状況になってございます。かぜのびの周辺環境の整備をということの趣旨が、ちょっと食い違っているかもしれませんけれども、今、かぜのびの周辺環境、外回りについては、閉校記念碑というんですかね、103年の歴史を持つ吉野小学校を閉校した時の記念碑が外にあります。これは額縁になっております。その額縁は、額縁から見る徳富区の自然な山林、さらには、自然な田園風景が映って、それが美しいというような形で考えた記念碑にもなっているところでございまして、今の状況の中では、この自然の中にあるかぜのび、これが文化と自然がマッチしている状況というふうに指定管理者、さらには五十嵐先生ともそういう話をさせていただき、特に手を加えることには、今の段階では考えておりませんけれども、その環境整備という意味で、どういう意味で6番議員さんが質問したかという部分では、ちょっとくみ取れなかったので、今の自然を活かした中のかぜのびという中では、自然を損なわず、今の状況の中でゆっくりと徳富区にあるかぜのびでくつろいでもらいたいということが、外回りの状況になっていることを申し上げ、お答えとさせていただきます。以上です。

出典:新十津川町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月8日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる