新十津川町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月8日
高齢者等の暮らしやすいまちづくりについて
2016年6月8日、新十津川町議会の一般質問で、小玉博崇議員が「高齢者等の暮らしやすいまちづくりについて」質問し、町長 熊田義信が答弁しました。
- 質問者
- 小玉博崇 議員
- 答弁者
- 町長 熊田義信
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 4番 小玉博崇
それでは二つ目の質問の方に移りたいと思います。二つ目の質問ですが、高齢者等の暮らしやすいまちづくりについて、ご質問したと思います。我が町には、平成15年に策定された都市計画マスタープランという計画があります。この計画については、将来の都市像ということで、その一つに、年をとっても住んでいたいまちづくりに向け、安心、快適で分かりやすい生活環境というのが一つの目的になっております。このマスタープランは、平成15年に策定されて、計画期間は20年という定めを持っております。ですから今年、平成28年ということは、もうすでに13年を経過し、残りあと7年という形になっております。このマスタープランについての現状と、今後の取組みについて、町長の考え方をお伺いしたいと思います。
答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)
それでは、4番議員さんの二つ目のご質問にお答えをさせていただきます。今ほど4番議員さんのご質問の中にありましたけれども、答弁の前に少しく都市計画マスタープランについて説明をさせていただきたいというふうに思います。都市計画マスタープランとは、市町村がその創意工夫のもとに、住民の意見を反映させて、将来都市像や地域別の都市計画の方針をきめ細かく総合的に定めた、市町村の都市計画に関する基本的な方針であり、都市計画区域を持っている市町村は、都市計画法の規定でプランの策定が義務づけられているところであります。このようなことから、本町も策定に当たり、町民の方々から町の将来像に関し、広く多様な意見やアイデアを反映させるため、住民参加によるワークショップを4回開催した後、策定部会、策定委員会を経て原案を策定させていただいたところであります。先月、4番議員さんにも新十津川町都市計画審議会委員の委嘱状を交付させていただいたところでありますけれども、先ほど申し上げました原案を町都市計画審議会で審議していただき、平成15年度に策定していることも申し添えさせていただきたいと思います。具体的な内容は、土地利用の方法や都市施設の整備方針等の計画であり、この計画に基づく規制、誘導を図るとともに、整備、維持、保全をしながら、概ね、今ほど質問の趣旨にありましたとおり、20年先の安心で住みよい町を作りあげていくことを目標としているところであります。少しく前置きが長くなりましたけれども、質問にありますプランの現状と、今後の取組みにつきましては、策定当時、町の最上位計画であります第4次総合計画が既に策定されておりましたので、この計画にリンクした内容であり、個々の事業名は申し上げませんが、その目標実現に向け鋭意取り組んでまいったところでありまして、一定の成果は上がっているものと考えております。現在、町の総合計画は第5次を迎えておりますが、今後も町民が安心して住み続けられるよう、従前同様計画の目標実現に向けて取り組んでまいるところであります。なお、策定時から13年が経過しておりまして、その当時との状況に変化が生じているとともに、第5次総合計画や昨年策定いたしました総合戦略・人口ビジョンと整合が図られていないため、次期町総合計画策定時に合わせ、都市計画マスタープランも見直しを図らなければならないと考えていることを申し上げまして、4番議員さんのお答えとさせていただきます。
質問 4番 小玉博崇
今ほど町長の方から、都市計画マスタープランの概要について、ご説明があった中に、やはり都市計画区域をきめ細かく定めて、住民の方が安心して住めるようなプラン、将来像を町民の皆さんと作ったということでお話がありました。1点ですね、このプランと合わせて、現状のちょっとお話をさせていただきたいというふうに思うのですが、一つ文京区の例をちょっとお話をさせていただきたいというふうに思っております。文京区には、公営住宅文京団地があります。ここに暮らしている方々というのは、少しずつ高齢化も進んできておりますが、あの団地に暮らしている方が、実際に空知中央病院だとか駅周辺、また、農協や役場など町の中心地に行くには、踏切を渡って西1線通に出るか、もしくは文京1条通に出て久保田組の前から回るか、いずれにしても大回りをして移動しなければならないというような、非常に不便な状況になっております。現に、新しく文京団地に住まわれた方からも、こんなに不便だとは思わなかったというような声も聞かさせていただいております。そのため、住民の方々は苦肉の策で、線路脇の林を抜けて中央病院の裏側に出てしまう道。また、冬はそこが通れないので、農協倉庫の敷地の淵を通って、そして、町の方に出ていくというような現状があります。これは非常に危険性も伴うことですし、実際にここを通ってはいけませんよという看板も立ててあるんです。ただ、やはり目の前に見える空知中央病院に向かうにあたり、やっぱり高齢者等にとっては、大回りをして行くということがものすごく苦痛だったりするというのが、今の現状であるというふうに感じております。安全面からも、決して都市計画マスタープランに記載されている内容が実現できているとは思えない状況。先ほど町長も、13年経過し、町の状況が大分変化してきていると。そういった中で、プランを見直さなければいけないという言葉もありましたが、こういった文京の一例、こういった現状に対して、町長のお考えをお聞きしたいというふうに思います。
答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)
それでは4番議員さんの再質問にお答えをさせていただきます。まず都市計画マスタープランにおいて、新十津川駅周辺には空知中央病院とケアハウスがあり、計画の中では医療福祉ゾーンとなっております。そのことも質問にあったかと思いますけれども、これは札沼線から東側の部分を言っておりまして、行政区は文京区の中にありますけれども、地理的には札沼線から東側の部分を指しているということを 、ちょっと確認の意味で申し添えさしていただきたいというふうに思います。質問の中で、文京団地の人が線路を通って中央病院側に行かれるという実態でありますけれども、徒歩で移動する場合、どうしても近道をしたいという心理が働くというのは人間の性であって、そういったことから、そういう行動があるのではないかというふうに思いますが、線路があるということは、やはりその通れるところは踏切だけでありますので、そこの危険なとこを通るということは、先ほどの2番議員さんの質問にあったように、高齢者の交通事故なり鉄道事故、そういったものの恐れが発生するということになります。今、1往復しか通っていないといっても、その1往復の管理のための路線の維持の確認の車両も通ったりすることもありますから、そこは、絶対通らないでいただきたいというふうに思います。文京団地の建設当時の背景からすると、青葉団地から建て替えで移住した方が多くて、当時、青葉団地に住んでいた方は、飯田商店が近くにあって非常に至近の距離で利用しやすかった。文京団地に入った時には、かなり遠回りをして農協だとか三枝商店に、遠回りというんですか、距離が遠くなったというような話は、私も当時から伺っていたことはありますけれども、そのことは、場所の変更ということでありますから、このことがどうしても不便だということは、距離が遠くなったので、これはやむを得ないことなんですよね。同じ距離の中で建て替えすることは当時はできなかったことから、建て替えをして文京団地にいったわけでありますから。反面、住宅環境は非常に良くなったということもありますので、住宅環境の良さと距離感の方でと、プラスとマイナスの部分はある実態はやむを得ないということで理解をしていただきたいというふうに思います。実態としては遠くなっているのは事実であります。そのことは事実でありますけれども、事故のないようにしっかり公道を通って、車道を通って必要な場所に行っていただきたいということが、私が望んでいることでありますので、そのことを申し上げ線路を渡ることのない、遠い場所は遠回りしてでも安全を守る、それが一番だということを申し上げ、お答えをさせていただきたいというふうに思います。以上を申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 4番 小玉博崇
今ほど文京区の一例に対して、線路は絶対通らないで欲しいということ。これは、実際に通ってしまっている住んでいる方も、ここは通っちゃいけないということは分かっていて、おそらく通っているんだと思うんです。ただ、目の前にあることであるし、やっぱり足腰が弱くなってきたり、また、高齢者だけではなくて、やっぱりお子さんを持つ、子供を持ったお母さんとか、障害のある方、そういった方達のことを考えても、やはり線路を通らずに大回りして行きましょうということが、果たして今後、どのような変化が生じるかというのは、非常に難しいところかなというふうに感じております。また、線路があるためということでありますが、本町としてもこの路線は、何とか残していこうというプランでありますから、ですから、線路が無くなったら道を作るよということも言えなのは分かっているんですよね。そういった中で、やっぱり今後、いま一度、町は高齢化に向かってきています。そういった中で、文京の一例を言いましたが、文京だけではなくて、ほかの地域にもこういった事例がもしかしたらあるかもしれない。そういう意味では、都市計画マスタープランを立てて20年経ちますのを待つ前に、やはり状況をしっかり定期的にモニタリングを行って、定期的に住民の声を聞いて、これ策定する時も、先ほど町長からお話があったように、公募でまちづくりパートナーを募集して、非常に意見をもらって作ったという経緯があると思うんですよね。そういったことで、やはりローリングをしていきながら、町の計画を見直していくということが大事なんじゃないかなというふうに感じております。今すぐにこの線路に対する文京団地の一例の解決策というのは難しいのかもしれませんが、現に、やはり危険性を伴うものであったり、農協という私有地を通ってしまうという部分が実際にもう起こってしまっているということを、町はやはり受け止めていただいて、何らかの策を練っていただくのと、いち早くこのマスタープランの見直しと、それと具体的な施策について、ぜひ、取り組んでいただきたいというふうに思っております。町長の最後のお考えをよろしくお願いします。
答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)
それではお答えをさせていただきたいというふうに思います。都市計画マスタープランを策定してから、かなりな年数が経ったのでモニタリング、見直しをすべきであるというふうな趣旨であったというふうに思います。先ほど冒頭の質問の回答でお答え申し上げましたとおり、都市計画審議会の委員は議会議員も含め、行政区の代表の皆さん方だとか、商工の代表の皆さん方を委員に指名をさせていただいております。文京のこの一例を挙げても、今、4番議員さんの指摘のとおり、年数が経過したことから、現実にちょっと実態とそぐわない点がございます。そして、都市計画の認定の街路認定も町内でいろいろさせていただいております。その街路認定も、当時の状況と今の人口の減少だとか、地域の住宅の配置だとか、いろんな形状が変わっていたり、今後、安全安心なまちづくりを進めるために、丘陵堤の整備も今、予定をしている所もございます。それは橋本方面でありますけれども、そういったとこを考え合せると、また土地の形状だとか道路だとか、そういった部分も十分変更をすべく、時勢に合った計画にしていかなければならないというふうに考えているところであります。ただ、対応の仕方として、今すぐモニタリング、そして見直しということではなく、今、都市計画審議会の委員の皆さん方に手数を煩わしながら、今の予定では来年以降になるというふうに考えておりますけれども、そういった町の状況を説明し、今後どのような計画の方向性にもっていくかを都市計画審議会の委員の皆さん方に、いろいろ下地、素地をいろいろ練っていただき、その策定をする前の段階で、次の第6次の総合計画の前の段階で、この都市計画のマスタープランを見直しをするということを一番最初に申し上げたつもりでありますけれども、その第6次の総合計画と整合性をもった都市計画のマスタープランとして整えるべく、そういうことを町民の皆さん方の声を十分聴いて、この計画づくりをしっかりとしていきたいというふうに考えておりますので、今しばらくは、ちょっとこの状況のまま、今現在の第5次の総合計画、そして総合戦略、そういったものを基に都市計画の計画を進展をさせていただきながら、第6次の計画を作る際に、しっかりと見直しをして進めてまいりたいことを申し上げたいというふうに思います。それから、この町の実態として文京の例が挙げられましたけれども、文京だけでない例があるということは、橋本地域にも現在見受けられたりしますので、そういったものは、この際に、いろいろ声を聴きながら、しっかり対応させていただきたいことを申し上げ、お答えとさせていただきます。以上でございます。