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新十津川町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月15日

社会教育の意義と果たすべき役割について

2022年3月15日、新十津川町議会の一般質問で、小玉博崇議員が「社会教育の意義と果たすべき役割について」質問し、教育長 久保田純史が答弁しました。

質問者
小玉博崇 議員
答弁者
教育長 久保田純史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 小玉博崇

それでは、議長のご指示がございましたので、一般質問を行いたいと思います。社会教育の意義と果たすべき役割について、教育長に質問をさせていただきたいと思います。平成30年の中央教育審議会、人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策についてでは、多様化、複雑化する地域課題と社会の変化に対応する社会教育の意義と果たすべき役割として、社会教育を基盤とした人づくり、つながりづくり、地域づくりの推進が重要視されております。教育行政においては、教える側と学ぶ側で行われる教育による学習、それと、学ぶ者のみで行われる自己学習、この二つを包含した生涯学習という視点が強調される中で、住民が学習を通じて地域運営に主体的に関わり、自らの地域や生活をより良くするために行われる教育による学習の一つである社会教育の意義を今一度、本町でも再認識する必要性を感じております。第7期新十津川町社会教育実施計画が最終年となり、新たな計画策定をする時期の中で、本町における社会教育の意義と社会教育を通じてどのような地域を目指していくのか教育長の考え方を伺いたいと思います。

答弁 教育長 久保田純史

おはようございます。それでは、5番議員のご質問にお答えいたします。ご質問にありますとおり、平成30年の第9期中央教育審議会の答申では、社会教育は、個人の成長と地域社会の発展の双方に重要な意義と役割を持ち、その要となるのが、学びの場を通じた住民相互のつながりであり、人づくり、つながりづくり、地域づくりの重要性がますます大きくなっていると言われておりますが、本町におきましては、今までにおいても類いまれな開拓の歴史と先人の逞しい精神を礎として、すべての町民が未来に夢を持つこと、郷土を発展させることに向けて取り組んでまいりました。地域づくりにおきましては、行政区や町内会が中心となり、まちづくりや住民のコミュニケーション形成のために各種事業や行事が行われております。また、私どもが所掌する社会教育におきましては、昭和62年に策定した第1期社会教育実施計画から現在の7期まで、豊かな心をはぐくみ、生涯にわたり学び続けることが重要として、今期の5年間におきましても、各種事業に取り組む予定でありましたけども、コロナ禍によりこの2年間は数多くの事業や活動が中止となりました。計画最終年の令和4年度こそは、町民が健康で元気を取り戻し、豊かな心が育まれる行事を実施したいと考えているところであります。また、2年間に及ぶコロナ禍の生活で、課題であったり、新たなアイデアが生まれたこともあります。例えば、会議や行事におきましても、今までの対面からICTも含めた効果的な組み合わせによる交流や、人と人との繋がりを広げる取り組みなども検討していかなければならないと思います。また、人生100年時代を迎え、町民がまちづくりや絆づくり、趣味や教養、スポーツや交流活動など生涯を通じて知識と時代の変化に応じた学びができるために、現下の状況や町民のニーズを適確に分析し、令和4年度には第8期の社会教育実施計画を社会教育委員が中心となる策定委員会におきまして熟議を交わし、計画策定してまいりたいと考えているところでございます。中央教育審議会の議論として、命を守ることや子ども、若者の地域社会への主体的な参加については、現在、町長部局で行っておりますまちづくり懇談会や防災訓練などとの関連もありますので、課題解決や地域の活性化につながる人づくりや地域づくりなどについては、共に連携を図りながら主権者意識の涵養にもつなげてまいりたいと考えております。以上、5番議員の質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 5番 小玉博崇

私が今回の質問で社会教育というところをピックアップした理由ですけれども、今、本町においても、やはり地域コミュニティ、人と人とのつながりの希薄化、高齢化、様々な地域には多様な課題が存在してきております。社会教育というのは、先ほども説明をさせていただいたように、教える側と教わる側がある、それで社会で行われる教育というふうになりまして、最も大事なのは、教える側がしっかり意図を持って、目標を持って行うというのがこの社会教育の一番の重要性というふうに感じております。今一度、この私たちの暮らす町が様々な課題がある中で、この社会教育を通じて地域住民がやっぱり主体的に学んでいくというこの社会教育が大事だということから、この質問をさせていただいておりますけれども、再質問においては、教育長の具体的な方策についてお聞きしたいというふうに思っております。先ほど答申の中でもありました人づくり、つながりづくり、地域づくり、この3点についてお聞きしたいというふうに思います。まず、人づくりですけれども、地域の課題解決等に熱意を持って取り組む多様な人材を社会教育活動に巻き込むことが重要とされております。地域の学びの活動を活性化する人材の育成をどのように行うのか。二つ目、つながりづくりです。社会教育は教育委員会のみで企画運営されるものではございません。先ほど言ったように防災教育や福祉教育、様々な分野で行われるものです。様々なセクションで実施されているこの社会教育をコーディネートするのが教育委員会ではないかなというふうに感じております。そこで、官民を含めた連携、また、協働の取り組みをどのように行うのかお聞きしたいというふうに思います。三つ目、地域づくりです。幅広い年代の学びの場として、様々な年代の方々の参画を促すなど、住民の主体的な参加促進をどのように促していくのか。この3点について、教育長のお考えをお聞きしたいというふうに思います。

答弁 教育長 久保田純史

5番議員の再質問にお答えいたします。一番目の人づくりにつきましては、教育委員会の方で、それぞれの資格等を有する方に対しまして登録制度がございます。そういう方を有効的に活用して社会教育の場で指導していただいたり、そういうことに現在取り組んでいるところでございますし、そのニーズに対応できる人材がいない場合もございますけども、その点につきましては、専門家の講師を招へいするとか、そういうことも大切ではないかと思っているところでございます。また、2番目のつながりづくり、地域づくり、地域とのつながりということでございますが、先ほども答弁でお答えしましたけども、例えば、まちづくり懇談会を開催した際には、現在は行政区単位だけではなくて、その中で青年層あるいは子育てする保護者を対象としたまちづくりの懇談会をしているところでございます。そのような中で、青年についても異業種間の意見を発言していただいたり、その中で人と人とのつながりや交流もできていると思ってますし、また、子育てする保護者の方も、そこでいろいろ町や教育に対する意見をいただいた中で、人と人とのコミュニケーションも図られているというふうに考えております。いずれにいたしましても、学びを通じて地域課題や社会教育課題に取り組む場合につきましては、今ほどらいお話の出ております中教審の答申でも、教育委員会だけで実施せず、これについては、市長部局と民間、5番議員さんがおっしゃりましたように、幅広い連携をもって進めていくことが大切だと思っておりますので、そういう課題に取り組んでいきたいと思っているところでございます。また、3番目の住民との協働という意味におきましても、それぞれの人々の思いや、また、社会教育をもたらす基盤づくりは重要でございますので、これに対しても、今ほどの意見も含めた中で、次の8次の計画に取り入れていきたいと考えているとこでございます。以上申し上げまして、5番議員の再質問のお答えといたします。

質問 5番 小玉博崇

今ほど3点のご質問をさせていただきましたが、かなりこれは企画コーディネート力というのがとても大事になってくるかなっていうふうに思います。先ほど言ったように、社会教育というのは何を目的として社会教育をするのかっていうところが大事になってきますので、どうしても今本町の状況を見ると、生涯教育という包含された中で、学校教育だとか、すごく力を入れてる部分があるんですが、私はちょっと社会教育という部分が少し弱いんじゃないかなという思いを持っているところです。ですから今一度、この社会教育が目指す意義と、人づくりやつながりづくり、地域づくりというところを目指した意図を持った、教育行政として意図を持った社会教育というのを多様な方々を集めてやっていく取り組みを是非考えていただいて、次期計画に盛り込んでいただきたいなというふうに思っております。最後の質問ですけれども、いよいよ今年の秋には改善センターがリニューアルオープンします。福祉と社会教育の拠点として新たなスタートをするわけですけれども、これまで福祉部署とのつながりが主であった社会福祉協議会との連携により、子どもや元気な高齢者以外にも、孤立傾向にある高齢者や障害者などもこういった社会教育に巻き込んでいけるというふうに期待しております。新たに生まれ変わる改善センターを活用した社会教育の充実をどのように教育長が構想しているのか、また、社会福祉協議会との連携により、社会教育面でどのような効果を目指しているのか、最後に質問させていただきたいと思います。

答弁 教育長 久保田純史

5番議員の再々質問にお答えいたします。今年の秋にリニューアルされます改善センターを拠点とした社会福祉協議会との連携についてでございますけども、私の執行方針にも記載させていただきましたけども、町民に優しさを享受できる施設として、現在行っている社会福祉協議会の活動と教育委員会との活動をマッチした中で、すべての町民の皆さんが学べる、成長できる、交流できる施設となるよう、この新年度から検討を進めてまいりたいと思っているところでございます。社会福祉協議会ですまいるあっぷ事業などを各行政区で展開しておりますが、その後に例えば、改善センターばかりでなくても、こちらの行政区の方でさらに教育委員会が考え企画する行事をして、さらに住民の方が楽しめないかと、あるいは改善センターに来、福祉と教育が融合した活動、行事をして、更に町民の皆さんが楽しめる、絆づくりができる行事ができないか、そのようなことを4月から社会福祉協議会、保健福祉課も含めて検討をしていきたいと、そのように考えていることを申し上げ、5番議員の再々質問の答弁とさせていただきます。

出典:新十津川町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月15日 議事録 PDF(60ページ) 間違いを知らせる