みんなの議会

新十津川町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月11日

子ども・子育て支援新制度に係る市町村事業の検討状況について

2014年6月11日、新十津川町議会の一般質問で、西内陽美議員が「子ども・子育て支援新制度に係る市町村事業の検討状況について」質問し、町長 植田満が答弁しました。

質問者
西内陽美 議員
答弁者
町長 植田満

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 西内陽美

議長の許可をいただきましたので、町長と教育長に対し一般質問をいたします。始めに町長に、平成27年度から始まる、子ども・子育て支援新制度に係る質問をいたします。27年度からの新制度化での地域子ども・子育て支援事業、市町村事業の中でも既存の事業、例えば、子育て短期支援事業。町内に児童養護施設等がありませんが、民間の事業所の参入を見込めるなら、その短期支援をカバーできるのかとか、放課後児童クラブとしての児童館事業の展開など、子育て支援事業が種々ありますので、それらの課題への取組みについてです。第5次総合計画では、多様化する保護者の就労形態に応じた保育環境が求められており、働きながら子育てができる、安全で安心な児童福祉サービスに努めるとあります。現在実施されている子育て政策と照らし合わせ、27年度からの新しい制度・仕組みの中で、さらに、充実、拡大に向け、検討すべきと考える事業は何かをお伺いいたします。とりわけ本町では実施されていない病児、病後児保育事業についてのお考えをお聞きしたいと思います。これは、私が町の保健福祉推進協議会委員を委嘱された平成13年から、事業の必要性を申し上げてまいりました。私の周りには、働きたいけれど、子供が病気になった時のことを思うと勤めに出られないという専業主婦の方、子供が風邪をひいているけれど、熱が下がれば咳や鼻水が出ていても当然登校させる、何日も仕事を休めないからという、パート勤務の方が何人もいらっしゃいました。働くお母さんの中には、病後児保育料が1日のパート代より高くなっても構わない。お給料が減るより勤めを休んで居づらくなり、勤め先を失うことの方が怖いという切実な声もあります。子供の病気の種類にもよりますが、感染の心配がなくなっても体力の回復のため、もう1日、2日休ませたいという時に利用できる仕組みが病後児保育です。病児と病後児対応の中で、私は、病児保育は保護者が責任を持って行うのが望ましいと考えますが、回復期にある病後育児保育事業は、町内の保育所や民間病院への協力依頼、近隣市町で実施している保育所への広域入所が可能になれば、本町でも実施できるのではないかと考えます。町長は、病後児保育の必要性をどうお考えになられるかお伺いいたします。2点目に、支援制度の策定に向け、昨年実施したニーズ調査についてです。子供を育てている方々が、家庭での子育て環境や地域の子育て環境をどのようにとらえているかを知ることは、本町の町づくりの大きなヒントになると考えます。調査の結果を町の広報を通して公表するお考えはありませんか。3点目として、子ども・子育て支援法では、子ども・子育て支援計画の策定、変更には、子ども・子育て会議の意見を聴かなければならないとされ、この会議で施策、実施状況を調査審議するとされていますが、本町では、その役割を総合行政審議会に委ねました。そこで、総合行政審議会で審議された回数や議論の内容をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)

ただ今、西内議員から子ども・子育て支援制度における、市町村事業の検討状況についてということでのご質問でございまして、3点があったかと思います。そのことにつきましてお答えを申し上げたいと思います。国は、子育てをめぐる現状及び課題を解消するため、子ども・子育て関連3法を公布し、子ども・子育て支援の新しい制度を平成27年4月から執行することといたしました。今ほどご質問の中にあったとおりでございます。この新支援制度の内容等につきましては、昨年12月の町議会において報告をさせていただいております。本町は、新支援制度の導入移行に向け、昨年度からニーズ調査の実施、審議会の設置等の準備を進め、現在、新支援制度における子ども・子育て支援事業計画の策定事務などを、多くの方々のご意見等を伺いながら、今現在執り進めているところでもございます。新支援制度は、地域の実情に応じた法定の実施事業としてのご質問でございました。子育て短期支援事業、病児・病後児保育事業、加えまして、現在、町で行ってございます延長保育事業、一時預かり事業、放課後児童クラブ事業などが規定されております。一時預かり事業、町で行っている事業については、今ほど申し上げましたように、延長保育事業、一時預かり事業、放課後児童クラブ事業などが規定されてございます。これらの事業を新支援制度において、支援事業計画に取り入れ、どのように実施するかなどを検討、協議しなければならないと考えてございます。そこで最初のご質問でございます。児童が病中又は病気の回復期にあって集団保育が困難であり、かつ、保護者の勤務等の都合により家庭での保育が困難な児童を対象とする病児・病後児保育事業につきましては、子育て支援として必要な事業ではありますが、看護師配置等の体制整備、安静室の設置等の施設整備、実施施設の確保、さらには、利用に当たっては、一時的な病児・病後児に限定されることから、施設運営面での効率性の問題が発生するわけでございまして、特に、先ほどお話ございました病後児保育の判断というのも、なかなか難しい判断を迫られるのかなと。私ども素人の中では、判断というのもなかなか難しいと。そうなると、やはり専門的な立場の方が必要になってくるということにもつながってくるわけでございます。そういったようなことから、非常に実施時期の確保など、さらには、利用に当たっての一時的な病児、病後児に限定されることから、施設運営面での、もう一度申し上げますけども、運営面での効率的な問題などから、多くの課題を抱えている状況下でございまして、本町が単独で実施することについては、極めて厳しいものがあるというふうに思っております。次に、二つ目のご質問でございますけれども、国の定めるところにより実施したニーズ調査結果の公表につきましては、調査結果の集積、解析、分析などを行ったうえで、審議会において確認をいただき、町の広報誌に掲載するとともに町ホームページに登載いたしまして、広く町民の皆さんに公表する予定でございます。このことにつきましては、ニーズ調査の結果については公表いたします。三番目でございますけれども、審議会につきましては、2月の25日開催の町総合行政審議会において、新支援制度に関する事項を上程し、新支援制度の概要、ニーズ調査の内容、今後の制度対応項目及びスケジュール、子育てをめぐる現状等について説明するとともに必要な協議をいただき、新支援制度に係る支援事業計画の策定についてご了解を得ました。したがいまして、今月の下旬に第2回目の審議会を開催し、本格的な支援事業計画の策定に関する審議、協議等をしていただくことにいたしてございます。以上で、ご質問にあったことについての答弁とさせていただきます。

質問 2番 西内陽美

病後児保育は、正規社員ではない、三世代家族ではない世帯が増えてきているということや、子供の健康的な生活、それから雇用環境の整備を整えるということで、必ず需要がある事業だと思います。これから進められていきます定住自立圏構想などでもこの実施の可能性を、是非、探っていっていただきたいと強く願うところです。審議会におきましては、保護者や保育、教育の当事者の意見や参画を積極的に組み込んでいくというプロセスが義務付けられておりますので、今後5年間の本町の子ども・子育て施策の充実に向けて、これからも丁寧で継続的な議論が尽くされるように期待をしています。再質問といたしましては、若い方々の意見を聴く機会を設けるお考えはないかをお伺いしたと思います。今回のニーズ調査は、ゼロ歳児から小学6年生の児童保護者を対象に行われました。回答率は5割程度と聞いております。私はこのニーズ調査でもう一歩踏み込んで、今結婚をしてこれから出産をし、子育てをしようと考えている方々や、現在妊娠されている方々を対象に加えていただきたかったなあと、残念に思います。どんな仕組みがあれば、どんな支援があれば安心して子供を産み、育てようと考えるのかを知りたいからです。町長は、これから子育てをしようとする若い方々の声を、お聞きになる考えはありませんか、お伺いいたします。

答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)

病後児保育の需要の関係ですね。今ほど、定住自立圏構想の中でというような話もございました。ただ、先ほど申し上げましたように、人的な配置、施設の整備、そういった等々を考えますと、なかなか我が町、先ほども人口の話題出ておりましたけれども、単独でやるということについては困難性があるなということで申し上げたところでございます。そういった中で、広域的に連携を取りながら進めていくのも選択肢の一つだと思っていますから、それはそういったような需要がある場合については、今後、またそういったような話し合いをさせていただくことも必要なのかなというふうに実は思っております。すでに、滝川市におきましては中央保育所内でもって実施しておりますし、深川市でも深川市立病院の中でも取り組んでいるということでございますから、ただ、極めて人的、少ない人員の中ですから、果たして、外部から行って、そのまま即受け入れてくれるかどうかということについては、非常に、疑問のあるところでもございますけれども、今ほど申し上げましたように、方法としては、そういう広域的な連携をとりながらやるもの一つの選択肢としてありますので、それらについては、今後、また努力してまいりたいというふうに思っております。次に、審議会の充実ということでございました。

答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)

ニーズ調査の中には、そういった方も対象になっていると思いますから、全く若い方に意見をどうこうというふうなことは、毛頭思っておりませんですし、聞くことについてはいつでもそういったものについては、門下は開いておりますから、それはいつでもおっしゃっていただければというふうに思っております。ただ、これまでまちづくり懇談会で、一昨年に若いお母さん方の懇談会も取り入れさせていただいて、そういった中での要望もございましたので、そういったお困りになったことについては、即、実施するような方向で取り組んでいる事業もあるわけでございますから、常にそれは、若い方ばかりでなくて、年配の方も同じだと思います。聞く耳はしっかりと持ってございますから、それは、あえて今回の質問の趣旨からすると若い方になろうかと思いますけれども、全般的に申し上げますと、聞く耳はしっかり持ってございますから、それはしっかりと承りたいというふうに思っております。

再々質問 2番 西内陽美

再々質問はありませんが、私は今まで、人様に新十津川町に住んでいて良かったことは何ですかと聞かれましたら、子供を育てやすいことです、育てやすかったことですと、ずっと答えてきました。これからの若い方々にも、是非、そういった思いを実感していただけるように、今後の子ども・子育て支援制度も充実した検討をしていただきますよう、お願いを申し上げたいと思います。

出典:新十津川町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月11日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる