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新十津川町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月14日

子どものいじめ防止基本方針について

2014年3月14日、新十津川町議会の一般質問で、樋坂里子議員が「子どものいじめ防止基本方針について」質問し、教育長 熊田義信が答弁しました。

質問者
樋坂里子 議員
答弁者
教育長 熊田義信

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 9番 樋坂里子

それでは3番目の質問は教育長にお願いいたします。教育長の教育行政執行方針に、本年度中に新十津川町子どものいじめ防止基本方針を整備するとあります。私は、いじめ防止は必要であると思いますが、方針の中に、いじめを目撃した児童、生徒が、それを目視して誰にも言わない子供になって欲しくありません。勇気をもって周りの先生や大人に報告して欲しいと思います。今の子供たちは、何か見たものを告げ口すると、その仕返しが怖いとして無視しておりますが、これは、いじめを助長するものと思います。勇気のある子供を作ることが大切だと思いますが、そのことについて教育長はどのようにお考えか、お伺いしたいと思います。

答弁 教育長 熊田義信(教育長は2015年3月まで)

それでは9番議員さんからのご質問にお答えを申し上げたいと思います。まず、いじめについては、先ほど3番議員さんからも質問あってですね、ちょっと再質問の時にお答えできなかった機会もありましたので、ちょっとその前段ですね、関連があるので、お答えさせていただきながら、9番議員さんの回答にさせていただきたいと思います。いじめについては、先ほど3番議員さん学校でどうするんだというふうな話がありました。学校でも、先ほどの回答の中でもお話しましたとおり、小、中連携でいじめを最重要課題として、それぞれ、先ほど年代別に必要な対応をしていきます。というふうにお話をさせていただきました。今回、町の方で基本方針を策定をいたします。今までも学校の経営計画の中でいじめを重点としておりました。今年は、いじめ防止対策推進法ができましたので、その関連から、いじめの方針をさらにしっかりしていこうということで、学校の方では、今までやったものを根幹としながら、骨子を定めていきます。町の基本方針が定まった時点で、さらに学校との関連が出てまいりますので、それを、さらに学校の体制整備ということで、内容を深めていきたいというふうに考えております。そのことをまず、前段説明をさせていただき、いじめの根絶に向けては、今ほど9番議員さんから言われたとおり、学校での最重要課題として取り組んでいるところであります。学校では、いじめはどんな理由があろうとも絶対に許されない行為であることを理解させるために、心のノートを活用した道徳教育ですね、今、新年度から新しく心のノートから新しい道徳の副読本に変わってまいりますけれども、そういったものを活用したり、お互いの心を通わせる、あいさつ運動、これは学校だとか地域だとか、それぞれ皆さん方の協力支援をいただきながらやっていただいております。そして、学級の心を一つに表現をするスローガンの掲示、昨日の卒業式の後ろの方にも飾ってあったかと思うんですけども、そういったものだとか、小学校の中にも、それぞれのクラス、一丸にやってく、学年一丸にやっていく、その心を一つにするというふうに、それぞれ学年担任団が子供たちの心を一つにするために、そういう鋭意取り組んでいるところであります。また学校では、全校単位等の集会、そして、町としては少中高の仲間づくり子ども会議、それぞれ児童、生徒が集まって、そして、より仲間づくりを深めるためにどうすべきなのかということも考え、それぞれスローガンも決めて学校単位でそれぞれ取り組んでいるところであります。これらの交流だとか対応が、それぞれ個々の心の成長に必ずや良い影響を与えているはずであります。また、いじめの事実については、今ほども9番議員さんからご指摘ありましたけれども、町の方としても年2回、これは全国共通なのですけれども、いじめの調査2回やっております。そして、中学校の方では、また独自で対人関係のアンケート調査をし、それぞれいじめのない、対人関係を友好的にしていくように、対応をいろいろ工夫しながらやっているところであります。9番議員さんのご指摘のとおり、子供がいじめの現場を目にして、周囲の状況を適切に判断した上で、いじめている者を注意して、例えば、止めさせることは、決して容易ではなく、逆に、そのことが非常に難しいこともないとは言えないのも事実でありますけれども、いじめ防止のためにも勇気ある行動ができる、児童、生徒を育てていくことが必要であると、私も考えております。いじめ根絶の最重点である、いじめを誘発する心の根絶、そのために、今ほど、町で考えているいじめの防止基本指針を定めながら、関係機関とともに対応していこうというふうに、さらに、今までもやっておりますけども、そういったものをしっかりやっていこうということを先ほども申し上げたところであります。ご指摘の勇気ある子供の育成として、命を尊び、相手を敬う心を涵養とする道徳教育をさらに推進することも重要であり、そのことは基本方針にも、当然、大きく掲げられてきます。そして、いじめのない学校や社会を目指すことの意義を、子供たちの心に植え付け、芽生えを導くことは必要不可欠であるというふうに考えております。そういったことを対応するわけでありますけども、まず、根底にあるのは家庭教育の中で善悪のけじめ等をしっかり教えることが、まず、重要で大切であると思います。そして、そういう家庭教育を踏まえて、学校の集団で更に磨くことによって、それぞれが持っている家庭、学校の機能と役割を効果的に発揮することに、全てではありませんけれども、子供たちに自信を見につけることができていくというふうに考えております。少し話はそれるかもしれませんけども、昨日の中学校の卒業式において、議員各位にも出席していただきましたので、それぞれ感じ取られたというふうに思っておりますけれども、卒業生の感謝と決意の言葉の真意の中には、涙や一部笑いの場面もありましたけども、それぞれ、卒業生自身の意思で、これからの歩む道や今までお世話になった方々への感謝の念をしっかりと、心温まる言葉で発表していただいたことを見ていただいたんではないかなというふうに思います。卒業生は、本当に体育館に大勢いるこの観衆、いわゆる在校生、そして保護者、大勢いる中で気持ちを込めて発言できる力、内容は本当に見事であって、誇らしげに感じられたのではないかなというふうに思います。これらのことは、悪いことは悪いと言える、勇気を持った子供たち、そういうふうに家庭や学校が、ぞれぞれ、それぞれの役割で対応しておりますし、地域の方々においても、それぞれ子供たち、町の宝として支援をしていただいたことが、卒業式の一場面として大きく発表できたのではないかなというふうに思っております。これからも、家庭や学校など、ぞれぞれの役割、責任を継続的に果たすように仕向けていくことが、私に与えられた役割、責任だとも考えております。ご指摘のことも十分考え、今後も、対応をしっかりしていくことを申し上げまして、9番議員さんへの答弁とさせていただきたいと思います。

質問 9番 樋坂里子

今、私が最初に申し上げたことは、全て子供のしつけを学校に押し付けるような、そういう言い方をしたかもしれませんけども、そうではなくて、家庭でのしつけ、善悪のしつけというのは、本当に大切なことだというふうに思うんです。自分の子供の体験でもそうなんですけれども、なかなか学校で起きたことを、うちへ帰って報告しないんですよね。いじめられたことも、良いことも、悪いことも、全て親は全然知らないで、結局、周りから話を聞いて、ああ、そういうことがあったんだと、こういうことがあったんだということが分かるわけですよね。そこで、各家庭でのしつけと、それから、自分の子供に甘い親が今多いんじゃないかなというふうに思うんですよね。ですから、学校でのPTAの集会だとかなんかの集まりあった時に、極力、親子の先ほど教育長さん言いましたけども、親子の対話、そして話し合い、そういう家庭のしつけというのを必要だということを、なんかの機会にちょこちょこ話をしていかなければ、私方の時代もそうですけれども、今の若い時代はもっとそういう子供に対してはしつけが甘いというふうに思うんですよね。ですから、そういう機会、講演だとか、いろいろやるのがありましたら、是非、親の方にも子供に、今日、学校でどんなことあったのとかね、そういうようなことを話してもらえるような、そういう雰囲気を作るというのかな、そういうのも本当に大切なことでないかなと思うんですよ。そういうことによって、いじめも無くなるし、自分がこういうふうにいじめられたんだよということも、親に素直に、今日、学校でこんなことあってね、とかっていうことを話しできるんじゃないかなというふうに思いますので、できれば、子供たちや親が集まる機会がありましたら、是非、そういうふうに話をする中身に、そういう傾向にもっていっていただきたいなというふうに思うんです。それと、もし、いじめの問題の中で基本方針の中に入れるのであれば、勇気をもって接しましょうという、そういう一言も入っていければなというふうに思うんですけど、どうでしょうか。

答弁 教育長 熊田義信(教育長は2015年3月まで)

今ほど9番議員から、親に対していろいろ子供のことを教育するというか、子供の関係をどうすべきなのかということのお話ありました。それは、大変重要なことだというふうに考えております。ただ、まず、その親という部分も、基本的には世代間の交代につながってまいりますから、親はやっぱりその親、言葉悪いけどれも、おじいちゃん、おばあちゃんが、その親に対して子供の教育のあり方だとか、そういうものをしっかり家族間のつながりの中で教え、つないでいくことが家庭教育のやっぱり充実につながっていくのではないかな思うんですよね。そして今は、どうしても子供が少子化傾向になっておりますから、昔の家庭環境と違っていたり、核家族になっておりますから、なかなかそういう場面がなかなか作りづらく、おじいちゃん、おばあちゃんがその家庭に行っても、普段生活をしていない関係から、なかなかそういう場面として、親に対してそういう言葉がつながっていかない部分もあるかもしれませんけれども、やっぱりそういう部分は、それぞれの身内の中でしっかりやっていくことと、そのことを見直してもらったり、考えてもらう機会としては、私どもPTAだとか、社会教育の部分でやれる範囲の中でしっかりやっていこうというふうに考えております。また、ちょっと話は違うかもしれません。先日、このチラシ入っていたのをご覧になっている方もいると思いますけれども、いじめの小さなサインということを気付かせるために、発見シートというのがあるんですね。朝起きたら、朝の部分では登校前で朝起きて来ない、布団から出てこない時がそういう部分になっているだとか、夜にはどういう、表現が暗く家族との会話が少なかっただとか、そういうものがいじめのサインになっているかもしれないということのチェックシートがあるんですね。そういったものも、それぞれの保護者にいっておりますので、そういったことも、いじめのサインとして考えていただきたいなというふうに思います。それと、子供に対して今、甘いというふうなちょっとお話も、それはそれぞれの家庭でありますから、直接的には私からどうのこうの言うことはありませんけれども、今、特にこれからというんですか、今もそうなんですが、これから問題視される部分としては、今、携帯ですか。携帯電話の所有が年々高まってきています。うちの子供たちにおいては、携帯電話の持ち込みは学校では絶対しないことになっておりますけれども、確かに、いろいろ部活だとか塾に通うことを考えた時に、携帯を持っている方もおります。特に今、スマートフォンだとかそういうふうに流れが移ってきて、そしてLINEという、仲間作りのメールがあるんですけども、そういった物の取扱い方だとか、携帯電話を持たせる時の親から子に対する指導だとか、適切な使い方、そういったものも今の親子の関係ではちょっと別な部分かもしれませんけども、そのことの使い方が適切にやっていかないと、いじめにつながる原因になってきますから、そういったものも親子でしっかり話をしていかなければならないんではないかなというふうに思っており、しっかりやっている親御さんもたくさんいるんですけれども、そういうことが一般的に、これから問題視されている部分の大きなものにもなってきますから、そういったことも含めながら、十分に対応していきたいというふうに考えております。以上です。

出典:新十津川町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月14日 議事録 PDF(111ページ) 間違いを知らせる