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新十津川町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月10日

ピロリ菌と胃がん対策の充実について

2015年3月10日、新十津川町議会の一般質問で、樋坂里子議員が「ピロリ菌と胃がん対策の充実について」質問し、町長 植田満が答弁しました。

質問者
樋坂里子 議員
答弁者
町長 植田満

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 9番 樋坂里子

2番目です、ピロリ菌と胃がん対策の充実についてということです。新年度の予算では、子供達への支援策がたくさん盛り込まれ感謝いたしております。本町の胃ガンによる死亡率はどのくらいかわかりませんが、テレビ等を見ますと、胃がんの原因は、胃にピロリ菌があることが一因と言われております。ピロリ菌は、子供の頃に親などから伝わるようで、小さいうちに検査をしてピロリ菌がいれば薬で治癒できるようですので、小学校高学年から中学生のうちに1回検査をして、大人になってからの胃がん撲滅に対処してはどうでしょうか。道議会でも日本共産党の真下紀子道議が質問をし、道のがん対策担当課長の答弁で、ピロリ菌陽性者の胃がん発症リスクは、高かったと発表されていること。道としては、胃がん発生には喫煙、大量飲酒、塩分の多い食事、野菜不足に加えて、ピロリ菌感染も関連していると認識していると答弁しております。本町でピロリ菌検査を取り入れてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。無料での検査を望みますが、高額であれば一部助成としてでも行ってみてはどうでしょうか。ご答弁をお願いします。

答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)

2つ目の質問のピロリ菌と胃がん対策の充実ということでございます。質問の中に、胃がんによる死亡者数の状況が十分把握されてないということでございますから、まず、そこからちょっとご説明をさせていただきたいというふうに思っております。まず、本町の平成19年から23年度までですね、亡くなられている方が、平成19年については86名です。その内、胃がんというふうに死因がはっきり示されているのが、お三方。20年が89名の方がお亡くなりになっておりまして、その内、胃がんという方は1名です。21年は78名の方が亡くなっておられまして、4人ということでございます。22年につきましては、92人がお亡くなりになっておりまして、3人ということでございます。平成23年は、81名で2人ということでございまして、このデータにつきましては、滝川保健所のデータに基づくものでございます。そこで、毎年1人から、今ほど申し上げましたように4人の方が胃がんで亡くなってございまして、先ほど申し上げました、これを比率にいたしますと、1.12パーセントから5.13パーセントまでの割合で推移しておりまして、その年によっては変動がある状況下でございます。そこで、本町の胃がんの検診方法につきましてまず申し上げます。国が定めるがん検診実施方針に基づきまして、問診と胃のバリウム検査を基本に実施しており、今年度からは、任意でピロリ菌検査を人間ドックで実施しております。これは、30歳以上の方ということでございまして、このピロリ菌は、60歳代では80パーセント、50歳代では50パーセント以上の方が感染者であると言われておりますが、慢性胃炎、胃潰瘍等を発症する陽性の方は少ない状況であります。小中学生につきましては、感染の主要因であります五戸水等の常用が皆無に近い状況であり、ピロリ菌の陽性率は極めて低いと考えられております。これは、町内の医師の方が、こういったような判断もなされているということでございまして、我々が小さな頃には五戸水が主流でございました飲料水については、今、五戸水が皆無の状況でございますので、極めて低いという状況下にあるということでございます。そこで、国の方の関係でございますけども、現在、厚生労働省は、がん検診のあり方に関する検討会を設置いたしておりまして、市町村が実施するがん検診の内容、受診率の向上策等の検討が行われております。本年2月の5日に開催されたこの検討会において、ピロリ菌検査については、死亡率減少効果を示す証拠が無いと判断され、この検査を推奨しないとする方針を示すとともに、新たな胃がん検診方法を調査検討するといたしてございます。本町といたしましては、この国や北海道の動向を踏まえた中で、一体的に胃がん予防対策に取り組んでまいりたいというふうに考えております。胃がんを始め、がん全体の予防対策といたしましては、平成25年3月に策定いたしました、各議員さんにも配布されてございますけれども、第2期健康プラン新十津川の計画に基づき、検診受診による早期発見及び早期治療による重症化予防並びにがんの発症と関係の深い喫煙、塩分の過剰摂取等の生活習慣の改善及び食生活の改善が重要であると位置付け、この受診、改善等に取り組むとともに、引き続き、健康教室等を通じまして、がんの発症予防について、町民の皆様に周知をいたしたいというふうに考えております。また、平成27年度からは、胃がん検診の自己負担金を2,000円から500円、これをワンコイン健診というふうに言ってますけども、2,000円から500円に減額し、胃がん検診を受けやすい体制を構築するとともに、大腸がん検診等の他のがん検診についても、すべて500円検診といたしまして、がんの早期発見及び早期治療に向けての対策を重点強化したいというふうに考えております。以上申し上げまして、2つ目のご質問の答弁とさせていただきます。

質問 9番 樋坂里子

今の町長のご答弁では、今年のいろいろな検診で、ワンコイン健診というのですか、そういうのを取り入れていただくということでありますが、是非、このピロリ菌というのは、町長は水で感染すると言われたのですけれども、この間、テレビを見ておりますと、子供にうつるのは、小さい時に母親が物を口で噛み砕いて、それを幼い子に与えていると、その中に結局、母親が持っているピロリ菌が、幼児にうつっていくのが感染経路だというようなこと、テレビでやっていたのですよね。ですから、小さいうちから検査をすれば、そういうようなピロリ菌による胃がんの対策は行われるのかなというふうに思いましたので、是非、検査をしていただきたいということを申し上げたのですが、今、町長のお考えでいろいろこれから も胃がんばっかりではなくて、いろいろな検査をやっていくようなことを申されておりますので、是非、機会がありましたら、ピロリ菌の方も対象に加えていただきたいというふうに思っておりますので、その点はよろしくお願いいたします。答弁は、べつにいらないです。

出典:新十津川町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月10日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる